JP2005180574A - ダイナミックダンパ - Google Patents

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Abstract

【課題】 ダイナミックダンパの車両の上下方向の振動入力に加えて左右方向の振動入力に対してもばね定数を調節可能とし、両方向の共振周波数を高周波数側に移動させ、振動を抑えることにより車両の静粛性を向上させる。
【解決手段】 ダイナミックダンパ10は、内筒金具12と、外筒金具15と、内外筒金具間を弾性的に連結するゴム弾性体21とからなるゴムブッシュ11と、ゴムブッシュ11の外筒金具15が圧入される筒状の質量金具25とを備えている。内筒金具12は、軸方向一端にて径方向外方に延びた円環形状のフランジ部14を設けている。内筒金具12のフランジ部14は、トランスミッション側のブラケットである取付部材31の締結面32bに固定される。フランジ部14と接触する平坦な締結面32bの外周縁が、内筒金具12の本体13の一端外周縁を囲んでいる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、内筒金具と質量部材との間がゴム弾性体により弾性的に連結され、内筒金具の軸方向一端にて車両のトランスミッション、センターベアリングサポート等の相手部材側の平坦な締結面に取り付けられるダイナミックダンパに関する。
従来、この種のダイナミックダンパとしては、例えば特許文献1に示すように、筒状部とその軸方向一端にて径方向外方に突出した環状の外フランジ部を持つ内筒金具と、内筒金具の外側に間隔を隔てて同軸状に配置され、筒部とその軸方向一端にて径方向外方に突出した環状の外フランジを持つ外筒金具と、内外筒金具間に介在されるゴム弾性体と、外筒金具の外周部に圧入されたマス部材とからなるものが知られている。このダイナミックダンパは、複数のリーフスプリングブッシュを囲繞するように取り付けられた取付用部材から突出させて内筒金具の軸孔に挿通される取付軸部材により、内筒金具の軸方向が上下方向に向くようにして固定される。このダイナミックダンパは、内筒金具の軸方向が車両の上下方向になるように固定され、軸方向のばね定数を高ばね化させるために、内筒金具の外フランジ部と外筒金具の外フランジ部とを対向配置させたり、内筒金具の筒状部の軸方向一端に別体のストッパプレートを設けて外筒金具の外フランジ部と対応配置させたりしてゴム弾性体を軸方向に圧縮または引張り状態にしている。これにより、ダイナミックダンパの上下方向の振動の共振周波数を高くさせ、それによりマス部材の質量を変えずに限られたスペース内での高周波数の振動を低減させるものである。
ところで、車両の静粛性の向上の要請に伴い、ダイナミックダンパに対して車両の上下方向の高周波振動の低減に加えて、左右方向の振動の低減も求められるようになっている。しかし、上記ダイナミックダンパは、相手部材側への取り付けがストレートな小面積の内筒金具の一端部で行われるため、左右方向の振動入力に対して内筒金具の倒れ剛性が低くすなわち倒れ易くなっている。これにより、ゴム弾性体のばね定数増加に対し共振周波数の増加が伴わないため、左右方向の高周波数の振動を低減させることができないという問題がある。同様な構造のダイナミックダンパについては、特許文献2、3にも示されており、特許文献1に記載されたダイナミックダンパと同様の問題がある。
特開2003−4095号公報 特開2000−337431号公報 実開平1−146025号公報
本発明は、上記した問題を解決しようとするもので、車両の上下方向の振動入力に加えて左右方向の振動入力に対してもばね定数を調節することが可能で、二方向の共振周波数を高周波数側に移動させることにより両方向の振動を抑え、車両の静粛性を向上させることが可能なダイナミックダンパを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の構成上の特徴は、内筒金具と、内筒金具の外側に離間して配置された筒状の質量部材と、内筒金具と質量部材との間を弾性的に連結するゴム弾性体とを備え、内筒金具の軸方向一端にて相手部材側の平坦な締結面に取り付けられるダイナミックダンパにおいて、内筒金具が軸方向一端にて径方向外方に延びた環状のフランジ部を設けており、さらに内筒金具のフランジ部を除く軸方向一端の外周縁が、締結面のフランジ部に重ね合わされた部分の外周縁によって囲まれていることにある。
上記のように構成した本発明においては、内筒金具の一端にて径方向外方に延びた環状のフランジ部を設けており、内筒金具はフランジ部によって相手部材の締結面に取り付けられる。さらに、この締結面の内筒金具のフランジ部に重ね合わされた部分の外周縁によってフランジ部を除く内筒金具の軸方向一端の外周縁が囲まれている。このように、内筒金具と相手部材の締結面との接触面積が広くされることにより内筒金具が締結面に強固に固定され、軸直角方向の振動入力に対して内筒金具の倒れ剛性が高められた状態で相手部材側に支持される。それにより、ダイナミックダンパが軸方向を上下に向けて車両に取り付けられることにより、左右方向の振動入力に対してダイナミックダンパの共振周波数が低下することなく予め調整された値に保たれる。その結果、本発明によれば、車両の上下方向に加えて左右方向の共振周波数が適正に設定され、車両に加わる上下及び左右の2方向の高周波数の振動入力を適正に抑制することができことにより、車両の静粛性を大幅に高めることができる。
また、上記ダイナミックダンパにおいて、質量部材が、軽量の内側筒部と、内側筒部の外周側に取り付けられる内側筒部より重量の大きい外側筒部とからなるものであってもよい。これにより、質量部材の重量が非常に大きい場合に、軽量の内側筒部と、内側筒部より重量の大きい外側筒部とに分けることができ、内筒金具と軽量の内側筒部との間にゴム弾性体を加硫成形した後に、加硫成形品を外側筒部に取り付けれることができる。その結果、ゴム弾性体の加硫成形が簡易にされるため、内側筒部と外側筒部の取り付けも含めたダイナミックダンパの全体の製造工程が簡易にされ、ダイナミックダンパが安価に提供される。
また、本発明においては、フランジ部の外周縁によって、質量部材の内周縁が囲まれたものとすることができる。このように、フランジ部の外周縁によって質量部材の内周縁が囲まれたことにより、フランジ部と相手部材の締結面との接触面積を広げることが可能になり、それに応じてフランジ部が相手部材にさらに強固に固定される。その結果、内筒金具の倒れに対する剛性がさらに高められ、ダイナミックダンパの左右方向の高周波数の振動入力を減衰させる性能がさらに高められる。
また、上記ダイナミックダンパにおいて、質量部材とフランジ部との対向面間にゴム弾性体が設けられたものとすることができる。このように、質量部材とフランジ部との対向面間にゴム弾性体が設けられたことにより、ゴム弾性体の剪断変形に加えて圧縮変形を利用することができるため、ゴム弾性体のばね定数をさらに幅広く調整することが可能になる。その結果、車両の上下及び左右方向の振動を低減するための調整をさらに適正に行うことが可能になった。
また、上記ダイナミックダンパにおいて、質量部材の外面全体がゴム被覆部で被覆されており、質量部材がゴム弾性体及びゴム被覆部に対して非接着とされたものであってもよい。このように、質量部材がゴム弾性体及びゴム被覆部に対して非接着にされることにより、ゴム加硫成形の工程において金具の接着処理等の手間が省かれるため、ダイナミックダンパの製造コストが安価にされる。
また、上記ダイナミックダンパにおいて、軸方向と軸直角方向での共振周波数がそれぞれ異なった周波数に調整されているようにすることができる。このように、軸方向と軸直角方向での共振周波数がそれぞれ異なった周波数に調整されていることにより、車両の上下及び左右方向の振動入力に応じてそれぞれを適正に減衰させることができる。
本発明によれば、内筒金具がフランジ部によって相手部材の締結面に強固に固定され、軸直角方向の振動入力に対して内筒金具の倒れ剛性が高められた状態で相手部材に支持されることにより、軸直角方向の振動入力に対してダイナミックダンパの共振周波数の低下が防止される。その結果、本発明においては、軸方向及び軸直角方向の2方向の共振周波数が適正に設定されるため、車両に加わる上下方向及び左右方向の高周波数の振動入力を適正に抑制することができ、車両の静粛性を大幅に高めることができる。
また、質量部材を、軽量の内側筒部と、内側筒部より重量の大きい外側筒部とに分けることにより、ゴム弾性体の加硫成形が非常に簡易にされるため、ダイナミックダンパが安価に提供される。また、フランジ部の外周縁によって質量部材の内周縁が囲まれたことにより、内筒金具の倒れに対する剛性がさらに高められ、ダイナミックダンパの左右方向の振動をさらに効果的に抑えることができる。さらに、質量部材とフランジ部との対向面間にゴム弾性体を設けたことにより、ゴム弾性体の剪断変形に加えて圧縮変形を利用することができるため、ゴム弾性体のばね定数をさらに幅広く調整することが可能になり、車両の上下及び左右方向の振動がさらに適正に抑えられる。
また、上記ダイナミックダンパにおいて、質量部材がゴム弾性体及びゴム被覆部に対して非接着にされることにより、ゴム加硫成形の手間が簡易にされ、ダイナミックダンパの製造コストが安価にされる。また、上記ダイナミックダンパの軸方向と軸直角方向での共振周波数がそれぞれ異なった周波数に調整されていることにより、車両の上下及び左右方向の振動入力に応じてそれぞれを適正に減衰させることができ、車両の静粛性が高められる。
以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明する。図1及び図2は、第1実施例である自動車のトランスミッションに取り付けて使用されるダイナミックダンパ10を断面図及び側面図により示したものである。図3は、ダイナミックダンパ10を構成するゴムブッシュ11を断面図により示したものである。図4は、ダイナミックダンパ10を構成する質量金具25を正面図及び底面図により示したものである。図5は、相手部材であるトランスミッション側のブラケットである取付部材31を正面図及び側面図により示したものである。
ダイナミックダンパ10は、内筒金具12と、内筒金具12の外側に離間して同軸状に配置された筒状の外筒金具15と、内外筒金具12,15との間を弾性的に連結するゴム弾性体21とからなるゴムブッシュ11と、ゴムブッシュ11の外筒金具15が圧入される筒状の質量金具25とを備えている。また、このダイナミックダンパ10には、取付部材31が、内筒金具12の軸孔12aに挿通して取り付けられている。第1実施例においては、外筒金具15は内側筒部として、質量金具25は外側筒部として、両者一体となって質量部材として機能する分離タイプの質量部材となっている。なお、以下の説明において、ダイナミックダンパ10の各部の上下、左右及び前後方向については、ダイナミックダンパ10が車両に取り付けられた状態である図1の上下、左右及び前後(図1の前面側が車両の後に対応する)に合わせるものとする。
内筒金具12は、図3に示すように、真直ぐな円筒形の本体13と、その軸方向一端(図示上端)に固定されて径方向外方に延びた円環形状のフランジ部14とを設けている。外筒金具15は、薄肉円筒形で軸方向長さが内筒金具12の本体13より短い本体16と、本体16の軸方向一端にて径方向外方に延びた環状の鍔部17と、軸方向他端(図示下端)にて軸心方向にわずかに延びた曲げ部18とを一体で設けている。鍔部17の外径は、上記フランジ部14の外径と略同一にされている。外筒金具15は、薄肉の金属パイプにプレス加工及び絞り加工を施すことにより形成される。
ゴム弾性体21は、内筒金具12の本体13及びフランジ部14と、外筒金具15の本体16及び鍔部17間に充填されて両金具12,15間を弾性的に連結している。ゴム弾性体21は、内外筒金具12,15のそれぞれの本体13と本体16に挟まれた筒部22と、フランジ部14と鍔部17に挟まれた環状部23とからなる。ゴム弾性体21は、内筒金具12と外筒金具15を成形金型にセットしてゴム加硫成形をおこなうことにより、内外筒金具12,15と一体で形成され、これによりダイナミックダンパ10を構成するゴム加硫成形品である図3に示すゴムブッシュ11が形成される。
質量金具25は、図4に示すように、厚肉の直方体ブロック形状であり、上面25aから厚さ方向の中間に至る部分が平面視で略正方形の上側部26であり、厚さ方向の中間位置にて左右両側が下方内側に向けて略45°に傾斜した傾斜面となっている中間部27になっており、その下側が左右両側間の短い平面視で長方形の下側部28になっている。質量金具25の中心位置には、上下方向(厚さ方向)に貫通する円形の貫通孔29が設けられている。貫通孔29は、上側部26に設けられた上孔部29aと、中間部27及び下側部28に設けられた下孔部29bとからなる。上孔部29aの内径は、外筒金具15の本体16の外径よりわずかに小さくされており、外筒金具15が圧入されることによって上孔29aに強固に固定されるようになっている。下孔部29bは上孔部29aより大径であり、両者の境界が径方向に広がった段部29cになっている。また、上孔部29aの上面25a側は上面25aに向けて円錐面状に広げられたテーパ面29dとなっている。上記ゴムブッシュ11が、外筒金具15の曲げ部18側にて、質量金具25の上面25aから貫通孔29の上孔部29aに圧入により挿嵌されることにより、ダイナミックダンパ10が得られる。
取付部材31は、長方形の中央板部32と、中央板部32の対向する長辺において略45°に同一方向に曲げられて傾斜した長方形の一対の傾斜板部33とを一体で設けている。中央板部32及び傾斜板部33は、その連結方向の長さが短く、連結方向に直交する幅方向の長さが長くなっている。中央板部32の連結方向長さは、フランジ部14の外径より小さくまた内筒金具12の本体13の外径より大きくなっている。また、中央板部32の幅方向の長さがフランジ部14の外径より大きくなっている。中央板部32は、その中心位置に取付孔32aを有しており、その傾斜板部33に対する反対面が内筒金具12のフランジ部14に取り付けられる締結面32bになっている。取付孔32aには、ボルト34がその頭部34aが傾斜板部33側に位置するように挿通されて、頭部34aが取付孔32aに係止されて溶接等により中央板部32に固定されている。また、両傾斜板部33の幅方向両端近傍には、それぞれ一対の取付孔33aが設けられている。取付部材31のボルト34の先端側には、円環状の薄板である抜止め金具35が挿通されると共にナット36が螺着されている。抜止め金具35の内径は、ボルト34の外形とほぼ同等であり、その外径は質量金具25の上孔部29aの内径より大きくされている。
つぎに、ダイナミックダンパ10の組立について説明する。ゴムブッシュ11に対して、取付部材31のボルト34が、フランジ部14側から内筒金具12の軸孔12aに挿通され、ボルト34の先端に抜止め金具35を介してナット36を螺着することにより、取付部材31が内筒金具12に取り付けられる。ここで、抜止め金具35の外径が、質量金具25の上孔部29aの内径より大きくされているため、外筒金具15が質量金具25から抜けても、ゴムブッシュ11全体の質量金具25からの抜けが防止されるようになっている。一方、相手部材であるトランスミッション1に対して、ダイナミックダンパ10に取り付けられた取付部材31の両傾斜板部33が、取付孔33aを介してボルト等の取付具(図示しない)により固定される。これにより、ダイナミックダンパ10は、相手部材であるトランスミッション1に対して軸方向を車両の上下方向に向けた状態で組み付けられる。
上記のように構成した第1実施例においては、ダイナミックダンパ10が内筒金具12の一端にて径方向外方に延びたフランジ部14を設けており、さらにフランジ部14と接触する取付部材31の締結面32bの外周縁が内筒金具12の本体13の外周縁より大きくなってこれを囲んだ状態となっている。このように、フランジ部14と締結面32bとの接触面積が広くされていることにより、内筒金具12が取付部材31の締結面32bに強固に固定され、そのため、車両の水平方向の振動入力に対して内筒金具12が、その倒れ剛性が高められた状態でトランスミッション1側に支持される。それにより、左右方向の振動入力に対してダイナミックダンパ10の共振周波数が低くなることがなく、予め規定した高周波側に保持されるため、左右方向の高周波の振動入力が有効に抑えられる。その結果、第1実施例によれば、車両上下方向に左右方向を加えた2方向の共振周波数が適正に設定され、車両に加わる上下方向及び左右方向の高周波の振動入力を適正に抑制することができるため、車両の静粛性を大幅に高めることができる。
また、上記ダイナミックダンパ10において、質量部材としての質量金具25と外筒金具15を合わせた重量が非常に大きくなっているが、非常に軽量の外筒金具15と、その外周側に取り付けられる重量の大きい質量金具25とに分けられている。そのため、内筒金具12と軽量の外筒金具15との間にゴム弾性体21を加硫成形した後に、ゴムブッシュ11を質量金具25に圧入して取り付ければよいので、ゴム弾性体21の加硫成形が非常に簡易にされる。その結果、第1実施例においては、外筒金具15と質量金具25の取り付けも含めたダイナミックダンパ10の全体の製造工程が簡易にされ、ダイナミックダンパ10が安価に提供される。
また、ダイナミックダンパ10は、フランジ部14の外径が外筒金具15の本体16の内径より大きくされ、フランジ部14の外周縁によって本体16の内周縁が囲まれていることにより、フランジ部14と取付部材31の締結面32bとの接触面積が大きくされた。その結果、内筒金具12の倒れに対する剛性がさらに高められることにより、ダイナミックダンパ10の左右方向の高周波の振動入力を減衰させる性能がさらに高められる。
さらに、ダイナミックダンパ10において、外筒金具15の鍔部17とフランジ部14との対向面間にまでゴム弾性体21が設けられたことにより、ゴム弾性体21の剪断変形に加えて圧縮変形を利用することができるため、ゴム弾性体21のばね定数をさらに幅広く調整することが可能になる。その結果、車両の上下及び左右方向の振動に応じて各振動を調整によりさらに効果的に抑えることが可能になった。また、上記ダイナミックダンパ10において、上下方向と左右方向での共振周波数がそれぞれ異なった周波数に調整可能にされたことにより、車両の上下及び左右方向の振動入力を適正に減衰させることができ、車両の静粛性が高められる。
つぎに、第2実施例について説明する。
図6及び図7は、第2実施例である車両のプロペラシャフトのジョイント部分であるセンターベアリングサポート2に取り付けられるダイナミックダンパ40を部分断面図及び平面図により示し、図8はダイナミックダンパ40のセンターベアリングサポート2への取り付け状態を断面図により示したものである。ダイナミックダンパ40は、内筒金具41と、内筒金具41の外側に同軸状に離間して配置された筒状の質量金具45と、両金具41,45との間を弾性的に連結するゴム弾性体46とからなる。
内筒金具41は、上記内筒金具12と同様に、真直ぐな円筒形の本体42の軸方向一端に固定されて径方向外方に延びた円環形状のフランジ部43を設けている。質量金具45は、厚肉の円筒形の金具であり、その内径がフランジ部43の外径より小さく、外径がフランジ部43の外径より大きくなっており、さらに軸方向長さが内筒金具12の軸方向長さより短くなっている。ゴム弾性体46は、内筒金具41の本体42及びフランジ部43と、質量金具45の内周面及び軸方向一端(図示下端)間に充填されて両金具41,45間を弾性的に連結している。ゴム弾性体46は、本体42と質量金具45内周面に挟まれた筒部47と、フランジ部43と質量金具の軸方向一端間に挟まれた環状部48とからなる。ゴム弾性体46は、内筒金具41と質量金具45を成形金型にセットしてゴム加硫成形をおこなうことにより、両金具41,45と一体で形成され、これによりダイナミックダンパ40が形成される。
このダイナミックダンパ40は、図8に示すように、相手部材であるセンターベアリングサポート2の平坦な締結面3に対して軸方向を上下に向けて配置され、フランジ部43にて締結面3に重ね合わされ、内筒金具41の下端から軸孔41aを通して挿通されたボルト4により締結面3に固定される。
上記のように構成した第2実施例においては、ダイナミックダンパ40が内筒金具41の一端にて径方向外方に延びたフランジ部43を設けており、さらにフランジ部43と接触する締結面3の外周縁が内筒金具41の本体42の一端外周縁を囲んで大きくされている。そのため、内筒金具41がセンタベアリングサポート2の締結面3に強固に固定され、水平方向の振動入力に対して倒れ剛性が高められた状態でセンタベアリングサポート2側に支持される。それにより、車両の左右方向の振動入力に対してダイナミックダンパ40の共振周波数の低下が防止され高周波数に保たれる。その結果、第2実施例においても、上記第1実施例と同様に、車両の上下及び左右の2方向の共振周波数が適正に設定されため、車両に加わる上下方向及び左右方向の高周波の振動入力を適正に抑制することができ、車両の静粛性を大幅に高めることができる。
また、ダイナミックダンパ40は、フランジ部43の外径が質量金具45の内径より大きくされ、フランジ部43の外周縁によって質量金具45の内周縁が囲まれていることにより、フランジ部43と相手側の締結面3との接触面積が大きくされた。その結果、第2実施例においても、内筒金具41の倒れに対する剛性がさらに高められ、ダイナミックダンパ40の左右方向の振動を抑える性能がさらに高められる。さらに、ダイナミックダンパ40において、質量金具45とフランジ部43との対向面間にまでゴム弾性体46の環状部48が設けられたことにより、ゴム弾性体46の剪断変形に加えて圧縮変形を利用することができるため、ゴム弾性体46のばね定数をさらに幅広く調整することが可能になる。その結果、第2実施例においても、車両の上下及び左右方向の高周波の振動入力を減衰させるための調整をさらに適正に行うことが可能になった。
なお、上記第2実施例の変形例として、上記ゴム弾性体46に代えて、図9に示すように、ゴム弾性体46Aを、本体42と質量金具45内周面に挟まれた筒部のみとし、フランジ部43と質量金具45の軸方向一端間に挟まれた部分には設けないようにしたものである。このように、ゴム弾性体46Aのフランジ部43と質量金具45の軸方向一端間の部分が省かれたことにより、ゴム弾性体46Aの圧縮成分を活用できなくなる。しかし、フランジ部43とセンタベアリングサポート2の締結面3との接触面積が広げられたことによる内筒金具41の倒れに対する剛性が高められる効果は得られるため、ダイナミックダンパ40の左右方向の振動を抑える性能は高められる。したがって、変形例のダイナミックダンパについても、場合によっては使用が可能になる。
つぎに、第3実施例について説明する。
第3実施例は、上記第2実施例のダイナミックダンパ40のゴム弾性体の構成を変更したものである。図10に示すように、本実施例のダイナミックダンパ40Bは、内筒金具41と、内筒金具41の外側に同軸状に離間して配置された筒状の質量金具45と、両金具41,45との間を弾性的に連結するゴム弾性体46に加えて、質量金具45のゴム弾性体46によって被覆されていない外側部分を薄肉のゴム被覆部49によって被覆したものである。また、これによりゴム弾性体46及びゴム被覆部49については、質量金具45に非接着としたものである。
上記のように構成した第3実施例においても、上記第2実施例に示したと同様に、車両の上下方向に加えて、左右方向の振動入力を抑えることができ、車両の静粛性を向上させる効果が得られると共に、質量金具45がゴム弾性体46及びゴム被覆部49に対して非接着にされたことにより、金具の接着処理等の手間が省かれるため、ゴム加硫成形が簡易にされ、ダイナミックダンパの製造コストが安価にされる。
なお、上記実施例において、ゴム弾性体は金具間に隙間なしに設けられている、ゴム弾性体の適正な位置に軸方向に貫通した空間部を設けることができ、これにより前後左右方向のばね定数を調整することができ、ダイナミックダンパの振動入力減衰性能を適正に調整することができる。また、本発明のダイナミックダンパの具体的外形等については、上記実施例に示したものに限られるものではなく、例えば、内外筒金具、質量金具、ゴム弾性体、取付部材等の形状について適宜変更可能である。その他、上記実施例に示したものは一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲で、種々変更して実施することが可能である。
本発明のダイナミックダンパは、車両の上下方向及び左右方向の2方向の振動入力の共振特性を調整することにより、両方向の振動入力を有効に抑えることができ、車両の静粛性を非常に向上させることができるため、有用である。
本発明の第1実施例であるダイナミックダンパを示す図2のI−I線方向の断面図である。 同ダイナミックダンパを示す側面図である。 同ダイナミックダンパを構成するゴムブッシュを示す軸線位置での断面図である。 同ダイナミックダンパを構成する質量金具を示す正面図である。 同ダイナミックダンパを構成する質量金具を示す底面図である。 同ダイナミックダンパの取付金具を示す図5−2のV−V線方向の断面図である。 同ダイナミックダンパの取付金具を示す側面図である。 第2実施例であるダイナミックダンパを示す図7のVI−VI線方向の部分断面図である。 同ダイナミックダンパを示す平面図である。 同ダイナミックダンパの相手部材への取付状態を示す断面図である。 変形例であるダイナミックダンパを示す軸線位置での断面図である。 第3実施例であるダイナミックダンパを示す軸線位置での断面図である。
符号の説明
10…ダイナミックダンパ、11…ゴムブッシュ、12…内筒金具、14…フランジ部、15…外筒金具、21…ゴム弾性体、25…質量金具、29…貫通孔、31…取付部材、32…中央板部、32b…締結面、34…ボルト、40…ダイナミックダンパ、41…内筒金具、43…フランジ部、45…質量金具、46…ゴム弾性体、49…ゴム被覆部。

Claims (6)

  1. 内筒金具と、該内筒金具の外側に離間して配置された筒状の質量部材と、前記内筒金具と質量部材との間を弾性的に連結するゴム弾性体とを備え、該内筒金具の軸方向一端にて相手部材側の平坦な締結面に取り付けられるダイナミックダンパにおいて、
    前記内筒金具が軸方向一端にて径方向外方に延びた環状のフランジ部を設けており、さらに該内筒金具の該フランジ部を除く軸方向一端の外周縁が、前記締結面の該フランジ部に重ね合わされた部分の外周縁によって囲まれている
    ことを特徴とするダイナミックダンパ。
  2. 前記質量部材が、軽量の内側筒部と、該内側筒部の外周側に取り付けられる該内側筒部より重量の大きい外側筒部とからなることを特徴とする前記請求項1に記載のダイナミックダンパ。
  3. 前記フランジ部の外周縁によって、前記質量部材の内周縁が囲まれたことを特徴とする前記請求項1又は2に記載のダイナミックダンパ。
  4. 前記質量部材と前記フランジ部との対向面間にゴム弾性体が設けられたことを特徴とする前記請求項3に記載のダイナミックダンパ。
  5. 前記質量部材の外面全体がゴム被覆部で被覆されており、該質量部材が前記ゴム弾性体及び該ゴム被覆部に対して非接着とされていることを特徴とする前記請求項1から4のいずれか1項に記載のダイナミックダンパ。
  6. 軸方向と軸直角方向での共振周波数がそれぞれ異なった周波数に調整されていることを特徴とする前記請求項1から5のいずれか1項に記載のダイナミックダンパ。
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