JP2005166507A - 誘導加熱調理器と換気扇のシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】 換気扇を必要以上に動作させることなく、調理臭、油煙、蒸気を高効率で室外へ排出できるようにする。
【解決手段】 電磁誘導加熱回路と、電流検出回路2bと、電流検出回路により検出された電流値が所定電流値となるよう電磁誘導加熱回路への通電制御を行うとともに、検出電流値に応じたファン回転動作の指令信号を生成する調理器制御回路2cと、調理器制御回路にて生成されたファン回転動作の指令信号を送信する赤外線方式または無線方式の送信機2dと、を備えた誘導加熱調理器2と、換気ファン4cと、前記指令信号を受信する赤外線方式または無線方式の受信機4aと、赤外線受信機または無線受信機にて受信した指令信号に基づいて換気ファン4cの動作開始、回転数の増減、動作停止の制御を行う換気扇制御回路4bと、を備えた換気扇4と、からなるシステムを構成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、誘導加熱調理器と換気扇とが、一方に連動して、又は互いに連携して動作するシステムに関する。
従来のこの種の誘導加熱調理器と換気扇のシステムは、誘導加熱調理器側で火力調整ダイヤルによる設定火力である定格入力に応じて換気扇の回転数を設定し、換気扇に対して駆動信号(回転数信号)をワイヤレス送信し、換気扇側で、受信した回転数信号に応じて換気ファンの回転数を制御するようにしている。(例えば特許文献1参照)。
また、ガスコンロを用いた換気装置において、ガスセンサを設け、ガスセンサが検出するガス発生量に応じて、換気扇による送風量を設定するとともに、加熱調理終了を検知すると、調理時間および送風量に基づいて延長運転のための換気総風量を求めて、これに基づき換気扇を延長運転させるようにした技術が提案されている(例えば特許文献2参照)。
また、調理物の温度を検知する温度センサと、自動的に入力を変化させる調理(煮込み調理)モードを設定する煮込みキーを設けて、定格入力で加熱開始後、少なくとも温度センサの出力または加熱時間に応じて、定格入力よりも低い第2の入力に移行するようにした技術が提案されている(例えば特許文献3参照)。
特開2003−83550号公報 特開平7−190432号公報 特開平11−102779号公報
しかしながら、火力調整ダイヤルによる設定火力(定格入力)に応じて換気扇を制御するようにした特許文献1の誘導加熱調理器と換気扇のシステムにあっては、特許文献3のような温度センサとタイマで入力を自動制御する調理モードに対応しておらず、この自動調理モードを特許文献1のシステムに組み込んだ場合、換気扇を調理に連動させて制御することはできない。したがって、この場合には、換気扇の駆動、停止を手動操作によって行わなくてはならないだけでなく、調理に対応した回転制御もできないため、煮込み調理モードのように調理途中で入力が低くなった場合に、換気扇の回転数が下がらず、換気扇の回転数は高くなったままとなり、効率よい運転が行われない。
また、ガスコンロによる加熱調理時に発生したガスをガスセンサで検知して換気総風量を決定するようにした特許文献2のような換気装置にあっては、換気扇制御用のガスセンサが必要となり、コスト高となる。
本発明の技術的課題は、換気扇を必要以上に動作させることなく、調理臭、油煙、蒸気を高効率で室外へ排出できるようにすることにある。
電磁誘導加熱回路と、電流検出回路と、電流検出回路により検出された電流値が所定電流値となるよう電磁誘導加熱回路への通電制御を行うとともに、検出電流値に応じたファン回転動作の指令信号を生成する調理器制御回路と、調理器制御回路にて生成されたファン回転動作の指令信号を送信する赤外線送信機または無線送信機と、を備えた誘導加熱調理器と、換気ファンと、前記指令信号を受信する赤外線受信機または無線受信機と、赤外線受信機または無線受信機にて受信した前記指令信号に基づいて換気ファンの動作開始、回転数の増減、動作停止の制御を行う換気扇制御回路と、を備えた換気扇と、からなるものである。
本発明の誘導加熱調理器と換気扇のシステムにおいては、調理状況を誘導加熱調理器の検出電流値で推定し、これに基づいて換気ファンの動作開始、回転数の増減、動作停止の制御が行なわれるので、必要以上に換気扇を動作させることがなく、消費電力を低減でき、換気扇の長寿命化が図れる。
実施の形態1.
以下、図示実施形態により本発明を説明する。
図1は本発明の請求項1に係る誘導加熱調理器と換気扇のシステムの構成図である。
この実施の形態1の誘導加熱調理器と換気扇のシステムは、交流電源1を電源とする電磁誘導加熱回路を備えた誘導加熱調理器2と、これに赤外線または無線により接続された換気扇4とから構成される。
これを更に詳述すると、誘導加熱調理器2内には、整流回路2aと、入力電流または出力電流の検出回路(以下、電流検出回路という)2bと、この電流検出回路2bにより検出された電流値が所定電流値となるよう電磁誘導加熱回路への通電制御行うとともに、検出電流値に応じたファン回転動作の指令信号を生成する調理器制御回路2cと、調理器制御回路2cにて生成されたファン回転動作の指令信号を送信する赤外線方式または無線方式の送信機2dと、電磁誘導加熱回路を形成するスイッチング素子2e,2f、加熱コイル2g、及びコンデンサ2hが設けられていて、加熱コイル2gの上に鍋3が置かれるようになっている。
一方、換気扇4内には、換気ファン4cと、送信機2dより送られてくる指令信号を受信する赤外線方式または無線方式の受信機4aと、受信機4aにて受信した指令信号に基づいて換気ファン4cの動作開始、回転数の増減、動作停止の制御を行う換気扇制御回路4bとが設けられている。
次に、前述のように構成された本実施の形態の誘導加熱調理器と換気扇のシステムの動作について図1に基づき説明する。まず、誘導加熱調理器2が動作を開始すると、交流電源1の電圧が整流回路2aで全波整流される。調理器制御回路2cは、スイッチング素子2e,2fを高周波で交互に動作させて、全波整流した電圧を高周波電圧に変換して加熱コイル2g、コンデンサ2hに高周波電流を流す。この高周波電流により、加熱コイル2gから磁束が発生し、加熱コイル2gの上に置かれた鍋3に磁束が到達し、この磁束により鍋3内部に渦電流が発生して鍋3そのものが発熱する。電流検出回路2bは、交流電源1から誘導加熱調理器2に流れ込む電流を連続あるいは一定時間(例えば5秒)毎に検出し、調理器制御回路2cは、スイッチング素子2e,2fを制御することで、検出電流値すなわち鍋3に投入される電力が所定電流値となるようにフィードバック制御する。
また、調理器制御回路2cは、電流検出回路2bが入力電流を検知すると、調理が開始されたと推定し、換気扇4に対し送信機2dから動作開始指令信号を送信する。また、入力電流が多くなると、調理臭、油煙、蒸気が多いと推定し、換気ファン4cの回転数を増やすように指令信号を送信する。また、入力電流が少なくなると、調理臭、油煙、蒸気が少ないと推定し、換気ファン4cの回転数を減らすように指令信号を送信する。また、入力電流が検出されなくなった場合は、調理が終了したと推定し、換気扇4の動作を停止するように動作停止指令信号を送信する。換気扇4側では、調理器側の送信機2dから送られてきた指令信号を受信機4aで受信し、受信した信号に基づいて換気扇制御回路4bが換気ファン4cの動作開始、回転数の増減、動作停止の制御を行う。
このように、本実施の形態の誘導加熱調理器と換気扇のシステムにおいては、鍋3の加熱状態を誘導加熱調理器2の入力電流で検知して、これに基づいて換気扇4を動作させるようにしているので、必要以上に換気扇4を動作させることがなく、消費電力を低減でき、換気扇4の長寿命化が図れる。
また、油煙等が少ない場合は換気扇4が低速回転で回るので、騒音低減効果もある。
また、誘導加熱調理器2の電力制御フィードバック用の電流検出回路2bで得られる検出電流値から調理臭、油煙、蒸気の発生量(調理状態)を推定して、換気扇4を制御するようにしているので、換気扇制御のために新たにセンサを設ける必要がなく、低コストでシステムを構築できる。
また、これらの動作を自動で行なわせることができるので、使い勝手が向上する。
また、誘導加熱調理器2から換気扇4への動作指令は、赤外線または無線で行なわれるので、それらの間の配線が不要で、設置が容易である。
実施の形態2.
図2は本発明の請求項1,2に係る誘導加熱調理器と換気扇のシステムの構成図、図3はその動作を説明するためのグラフで、縦軸に遅延時間、横軸に停止する直前の入力電流または駆動時間(調理時間)または駆動時間と入力電流の積をとったものである。なお、図2中、前述の実施の形態1の図1と同一部分には同一符号を付してある。
この実施の形態2の誘導加熱調理器と換気扇のシステムは、誘導加熱調理器2の調理器制御回路2c内に、電磁誘導加熱回路の電流が停止すると、停止する直前の検出電流値、駆動時間、又は検出電流値と駆動時間の積から、遅延時間を求めて設定する遅延時間設定部11を設け、電磁誘導加熱回路の電流が停止した際には、遅延時間設定部11が設定した遅延時間が経過してから、送信機2dから換気扇4へ停止指令信号を送信するようにしている。
すなわち、鍋3の加熱を停止して入力電流がなくなる直前の入力電流値、又は入力電流が流れ始めてから停止するまでの時間である調理時間、又は調理時間と入力電流値の積、つまり鍋3に投入したトータルの熱量、に応じて図3のグラフのように遅延時間Tを求めて設定するようにした点が前述の実施の形態1のものと異なっており、それ以外の構成は前述の実施の形態1のものと同様である。
次に、前述のように構成された本実施の形態の誘導加熱調理器と換気扇のシステムの動作について図3に基づき図2を参照しながら説明する。なお、鍋3の加熱の動作(フィードバック制御)と調理中の換気扇4の動作については、前述の実施の形態1のものと同様であるので説明を省略する。まず、誘導加熱調理器2が動作を開始すると、誘導加熱調理器2の制御回路2cは、調理時間のカウントを開始するとともに、入力電流の連続検出あるいは一定時間(例えば5秒)毎の検出が開始され、かつ換気扇4が動作を開始する。
調理が終了し、入力電流が検出されなくなると、遅延時間設定部11は、鍋3の加熱を停止して入力電流がなくなる直前に検出した入力電流値、又は調理時間、又は調理時間と入力電流値の積であるトータルの熱量、に応じて図3のグラフのように遅延時間Tを求めて設定する。これにより調理器制御回路2cは、調理終了してから遅延時間T経過後に、送信機2dから換気扇4に対し動作停止指令信号を送信する。換気扇4の換気扇制御回路4b側では、送信されてきた動作停止指令信号を受信機4aで受信し、換気ファン4cの回転を停止させる。
調理臭、油煙、蒸気の発生量は、入力電流がなくなる調理終了直前の入力電流値、又は調理時間、又は鍋3に投入したトータルの熱量、に比例しており、これらの値から、調理終了後も鍋3から発生する調理臭、油煙、蒸気の量や、部屋内部に残留している調理臭、油煙、蒸気の量を推定することができる。
したがって、本実施の形態の誘導加熱調理器と換気扇のシステムのように、鍋3の加熱を停止して入力電流がなくなる直前の入力電流値、又は入力電流が流れ始めてから停止するまでの時間である調理時間、又は調理時間と入力電流の積であるトータルの熱量、に応じて遅延時間Tを求めて設定し、調理終了後、遅延時間Tだけ換気扇4の動作停止を遅延させるようにすることで、調理終了後も鍋3から発生する調理臭、油煙、蒸気や、部屋内部に残留している調理臭、油煙、蒸気量を効率よく排出することができる。
また、必要以上に換気扇4を動作させることがなく、消費電力を低減でき、換気扇4が長寿命になる。
また、調理終了後の換気扇停止までの動作を自動で行なわせることができるので、使い勝手が向上する。
また、誘導加熱調理器2から換気扇4への動作指令の伝達が赤外線または無線で行なわれるので、それらの間の配線が不要で、設置が容易である。
実施の形態3.
図4は本発明の請求項3に係る誘導加熱調理器と換気扇のシステムの構成図であり、図中、前述の実施の形態1の図1と同一部分には同一符号を付してある。
この実施の形態3の誘導加熱調理器と換気扇のシステムは、誘導加熱調理器2に鍋3の温度を検出する温度センサ2jを設け、検出された温度が所定温度となるよう調理器制御回路2cが電磁誘導加熱回路への通電制御を行うとともに、前記検出温度に応じたファン回転動作の指令信号を生成し、赤外線方式または無線方式の送信機2dから送信するように構成されている点が前述の実施の形態1のものと異なっており、それ以外の構成は前述の実施の形態1のものと同様である。
次に、前述のように構成された本実施の形態の誘導加熱調理器と換気扇のシステムの動作について図4に基づき説明する。まず、誘導加熱調理器2が動作を開始すると、交流電源1の電圧が整流回路2aで全波整流される。調理器制御回路2cは、スイッチング素子2e,2fを高周波で交互に動作させて、全波整流した電圧を高周波電圧に変換して加熱コイル2g、コンデンサ2hに高周波電流を流す。この高周波電流により、加熱コイル2gから磁束が発生し、加熱コイル2gの上に置かれた鍋3に磁束が到達し、この磁束により鍋3内部に渦電流が発生して鍋3そのものが発熱する。調理器制御回路2cは、温度センサ2jからの信号を読み込み、その検出温度から鍋3の温度を推定して、スイッチング素子2e,2fを制御することで、鍋3の温度が、所定温度になるようにフィードバック制御する。
また、調理器制御回路2cは、温度センサ2jの検出温度が所定値以上となると、鍋3が発熱して調理臭、油煙、蒸気が発生していると推定して、送信機2dから換気扇4に対し動作開始指令信号を送信する。また、温度センサ2jの検出温度が高くなると、調理臭、油煙、蒸気の発生量が多いと推定し、換気ファン4cの回転数を増やすように指令信号を送信する。また、温度センサ2jの検出温度が低くなると、調理臭、油煙、蒸気の発生量が少ないと推定し、換気ファン4cの回転数を減らすように指令信号を送信する。また、温度センサ2jの検出温度が所定値以下になった場合は、調理が終了したと推定し、換気扇4の動作を停止するように停止指令信号を送信する。換気扇4側では、調理器側の送信機2dから送られてきた指令信号を受信機4aで受信し、受信した信号に基づいて換気扇制御回路4bが換気ファン4cの動作開始、回転数の増減、動作停止の制御を行う。
このように、本実施の形態の誘導加熱調理器と換気扇のシステムにおいては、鍋3の加熱状態を、誘導加熱調理器2側に設けた温度センサ2jで検知して、これに基づいて換気扇を動作させるようにしているので、必要以上に換気扇4を動作させることがなく、消費電力を低減でき、換気扇4の長寿命化が図れる。
また、油煙等が少ない場合は換気扇4が低速回転で回るので、騒音低減効果もある。
また、誘導加熱調理器2の温度制御フィードバック用の温度センサ2jで得られる検出温度から調理状態を推定して、換気扇4を制御するようにしているので、換気扇制御のために新たにセンサを設ける必要がなく、低コストでシステムを構築できる。
また、これらの動作を自動で行うので、使い勝手が向上する。
また、誘導加熱調理器2から換気扇4への動作指令を赤外線または無線で行うので、それらの間の配線が不要で、設置が容易である。
実施の形態4.
図5は本発明の請求項1,2,3,4に係る誘導加熱調理器と換気扇のシステムの構成図であり、図中、前述の実施の形態3の図4と同一部分には同一符号を付してある。
この実施の形態4の誘導加熱調理器と換気扇のシステムは、誘導加熱調理器2にてんぷらモードスイッチ2nを設け、てんぷらモードが選択されると、現在の設定に関係なく、調理器制御回路2cが換気ファン4cの回転数を上昇させる指令信号を生成し、赤外線方式または無線方式の送信機2dから送信するようにした点が前述の実施の形態3のものと異なっており、それ以外の構成は前述の実施の形態3のものと同様である。なお、本実施の形態のてんぷらモードスイッチ2nは、本発明の他の実施の形態にも適用できることは言うまでもない。
前述のように構成された本実施の形態の誘導加熱調理器と換気扇のシステムにおける鍋3の加熱の動作(フィードバック制御)と調理中の換気扇4の動作については、ここでは前述の実施の形態3のものと同様であるので説明を省略する。
本実施の形態において、てんぷらモードスイッチ2nが押されて、てんぷらモードが選択されると、調理器制御回路2cは、スイッチング素子2e,2fを制御して鍋3の温度をてんぷら調理が可能となる温度まで上昇させるとともに、換気ファン4cの回転数を現在の設定に関係なく、上昇させる指令信号を生成し、送信機2dから送信する。換気扇4側では、調理器側の送信機2dから送られてきた指令信号を受信機4aで受信し、受信した信号に基づいて換気扇制御回路4bが換気ファン4cの回転数を上昇させるように回転数制御を行う。
このように、特に換気ファン4cの回転数を上昇させる必要のあるてんぷら調理を、てんぷらモードスイッチ2nが押されることで検知できるので、その判定のために新たにセンサを設ける必要はなく、低コストでシステムを構築できる。
また、主にてんぷらモードスイッチ2nが押され場合に、これに基づいて換気ファン4cの回転数の上昇制御が行われるので、必要以上に換気扇4を動作させることがなく、消費電力を低減でき、換気扇4の長寿命化が図れる。
また、通常の調理で油煙等が少ない場合は、これを前述の実施の形態3と同様に温度センサ2jで検出し、これに基づいて換気扇4が低速回転で回るので、騒音低減効果もある。
また、これらの動作を自動で行うので、使い勝手が向上する。
また、誘導加熱調理器2から換気扇4への動作指令の伝達が赤外線または無線で行なわれるので、それらの間の配線が不要で、設置が容易である。
実施の形態5.
図6は本発明の請求項1,2,3,4,5に係る誘導加熱調理器と換気扇のシステムの換気扇部分を示す構成図であり、図中、前述の実施の形態1の図1と同一部分には同一符号を付してある。なお、説明にあたっては前述の図1を参照するものとする。
この実施の形態5の誘導加熱調理器と換気扇のシステムは、換気ファン4cが動作を開始すると、これに連動して点灯し、換気ファン4cが動作を停止すると、これに連動して消灯する照明4fを、誘導加熱調理器2に臨ませて換気扇4側に設けたものであり、それ以外の構成は前述の実施の形態1のものと同様である。なお、本実施の形態の照明4fは、本発明の他の実施の形態にも適用できることは言うまでもない。
前述のように構成された本実施の形態の誘導加熱調理器と換気扇のシステムにおける鍋3の加熱の動作(フィードバック制御)と調理中の換気扇4の動作については、ここでは前述の実施の形態1のものと同様であるので説明を省略する。
本実施の形態において、換気扇4内の受信機4aが誘導加熱調理器2から動作開始指令信号を受信すると、換気扇制御回路4bが換気ファン4cの動作を開始させるとともに、照明4fを点灯させる。また、受信機4aが誘導加熱調理器2から動作停止指令信号を受信すると、換気扇制御回路4bは換気ファン4cの動作を停止させるとともに、照明4fを消灯させる。
換気ファン4cは、前述の実施の形態1で説明したように誘導加熱調理器2の調理動作に連動して動作する。このため、調理が開始されれば、これに連動して換気ファン4cが自動的に動作を開始し、さらにこれに連動して調理器2を照らす位置に設けた照明4fが自動的に点灯する。また、調理が終了すれば、これに対応して換気ファン4cが自動的に動作を停止し、さらにこれに連動して照明4fが自動的に消灯する。したがって、使い勝手が向上する。
また、調理終了と同時に自動的に消灯するので消し忘れがなく、無駄な電力の消費を防止する。
また、誘導加熱調理器2から換気扇4への動作指令の伝達が赤外線または無線で行なわれるので、それらの間の配線が不要で、設置が容易である。
実施の形態6.
図7は本発明の請求項1,2,3,4,5,6に係る誘導加熱調理器と換気扇のシステムの換気扇部分を示す構成図であり、図中、前述の実施の形態1及び実施の形態5と同一部分には同一符号を付してある。なお、説明にあたっては前述の図1を参照するものとする。
この実施の形態6の誘導加熱調理器と換気扇のシステムは、換気ファン4cの各種操作ボタン、すなわち換気ファン4cの運転を停止させる「停止」ボタンと、低速回転で換気ファン4cを回す「低」ボタンと、中速回転で換気ファン4cを回す「中」ボタンと、高速回転で換気ファン4cを回す「高」ボタンと、照明4fの「オン」、「オフ」ボタンと、これらの操作を自動に復帰させるための「自動」ボタンと、を備えた操作パネル4gを換気扇4に設け、換気扇制御回路4bは操作パネル4gによる操作を優先させるように構成されてなるものであり、それ以外の構成は前述の実施の形態1のものと同様である。なお、本実施の形態の換気扇側設置の操作パネル4gは、本発明の他の実施の形態にも適用できることは言うまでもない。
前述のように構成された本実施の形態の誘導加熱調理器と換気扇のシステムにおける鍋3の加熱の動作(フィードバック制御)と調理中の換気扇4の動作については、ここでは前述の実施の形態1のものと同様であるので説明を省略する。
本実施の形態において、換気扇4内の受信機4aが誘導加熱調理器2から指令信号を受信すると、換気扇制御回路4bは、指令信号に基づき換気ファン4cの動作開始、回転数の増減、動作停止の制御を行う。また換気扇制御回路4bは、換気ファン4cの動作中は照明4fを点灯させ、換気ファン4cを停止させるときに照明4fも消灯させる。しかし、この自動運転モード中に、換気扇4側に設置してある操作パネル4gの「停止」、「低」、「中」、「高」、照明「オフ」、のいずれかの操作ボタンが押された場合、換気扇制御回路4bは、自動運転を中止し、手動運転モードに切り替わり、操作ボタンで指定した動作を行う。その後、「自動」ボタンが押された場合は、自動運転モードに復帰する。
このように、本実施の形態の誘導加熱調理器と換気扇のシステムにおいては、換気扇4の自動運転よりも、手動操作を優先する構成としているので、調理者の希望の操作が行われ、使い勝手が向上する。
また、「自動」ボタンを押すことで、いつでも自動運転モードに復帰させることができるので、使い勝手が一層向上する。
実施の形態7.
図8は本発明の請求項1,2,3,4,5,7に係る誘導加熱調理器と換気扇のシステムの構成図であり、図中、前述の実施の形態1及び実施の形態6と同一部分には同一符号を付してある。
この実施の形態7の誘導加熱調理器と換気扇のシステムは、換気ファン4cの各種操作ボタン、すなわち換気ファン4cの運転を停止させる「停止」ボタンと、低速回転で換気ファン4cを回す「低」ボタンと、中速回転で換気ファン4cを回す「中」ボタンと、高速回転で換気ファン4cを回す「高」ボタンと、照明4fの「オン」、「オフ」ボタンと、これらの操作を自動に復帰させるための「自動」ボタンと、を備えた操作パネル4gを誘導加熱調理器2に設け、調理器制御回路2cは操作パネル4gによる操作を優先させるように構成されてなるものであり、それ以外の構成は前述の実施の形態1のものと同様である。なお、本実施の形態の誘導加熱調理器側設置の操作パネル4gは、本発明の他の実施の形態にも適用できることは言うまでもない。
前述のように構成された本実施の形態の誘導加熱調理器と換気扇のシステムにおける鍋3の加熱の動作(フィードバック制御)と調理中の換気扇4の動作については、前述の実施の形態1のものと同様であるので説明を省略する。
本実施の形態において、換気扇4内の受信機4aが誘導加熱調理器2から指令信号を受信すると、換気扇制御回路4bは、指令信号に基づき換気ファン4cの動作開始、回転数の増減、動作停止の制御を行う。また換気扇制御回路4bは、換気ファン4cの動作中は照明4fを点灯させ、換気ファン4cを停止させるときに照明4fも消灯させる。しかし、この自動運転モード中に、誘導加熱調理器2側に設置してある操作パネル4gの「停止」、「低」、「中」、「高」、照明「オフ」、のいずれかの操作ボタンが押された場合、換気扇制御回路4bは、自動運転を中止し、手動運転モードに切り替わり、操作ボタンで指定した動作を行う。その後、「自動」ボタンが押された場合は、自動運転モードに復帰する。
このように、本実施の形態の誘導加熱調理器と換気扇のシステムにおいては、高い位置に設置されている換気扇4の操作ボタンを、調理者の手元の誘導加熱調理器2側に設置してあるので、操作がし易く、使い勝手が向上する。
また、前述の実施の形態6と同様、換気扇4の自動運転よりも、手動操作を優先する構成としているので、調理者の希望の操作が行われ、使い勝手が向上する。
また、「自動」ボタンを押すことで、いつでも自動運転モードに復帰させることができるので、使い勝手が一層向上する。
実施の形態8.
図9は本発明の請求項8に係る誘導加熱調理器と換気扇のシステムの構成図であり、図中、前述の実施の形態1と同一部分には同一符号を付してある。
この実施の形態8の誘導加熱調理器と換気扇のシステムは、換気扇4内に、煙センサ4eと、赤外線方式または無線方式の送信機4dを設け、煙センサ4eの出力が所定値以上になると、換気扇制御回路4bが調理停止指令信号を生成して、送信機4dより送信するようになっている。また、誘導加熱調理器2内には、換気扇4の送信機4dより送られてきた調理停止指令信号を受信する赤外線方式または無線方式の受信機2mを設け、受信機2mにて調理停止指令信号を受信すると、調理器制御回路2cが電磁誘導加熱回路への通電を停止するように構成されている点が前述の実施の形態1のものと異なっており、それ以外の構成は前述の実施の形態1のものと同様である。
次に、前述のように構成された本実施の形態の誘導加熱調理器と換気扇のシステムの動作について図9に基づき説明する。まず、誘導加熱調理器2が動作を開始すると、交流電源1の電圧が整流回路2aで全波整流される。調理器制御回路2cは、スイッチング素子2e,2fを高周波で交互に動作させて、全波整流した電圧を高周波電圧に変換して加熱コイル2g、コンデンサ2hに高周波電流を流す。この高周波電流により、加熱コイル2gから磁束が発生し、加熱コイル2gの上に置かれた鍋3に磁束が到達し、この磁束により鍋3内部に渦電流が発生して鍋3そのものが発熱する。
また、換気扇4側では、煙センサ4eが煙を検知すると、換気扇制御回路4bが換気ファン4cの動作を開始して調理時に発生する油煙を排出する。さらに換気扇制御回路4bは、煙センサ4eからの信号が所定時間継続したか、または煙センサ4eで検出した瞬時の煙量が所定値以上となった場合に、送信機4dより誘導加熱調理器2に停止指令信号を送信する。誘導加熱調理器2側では、換気扇4から送られてきた停止指令信号を受信機2mで受信し、この停止指令信号を受けてスイッチング素子2e,2fの動作を停止する。
このように、本実施の形態の誘導加熱調理器と換気扇のシステムにおいては、換気扇4側に設けた煙センサ4eの出力が所定値以上となった場合、または煙センサ4eの出力所定値以上が所定時間継続した場合に、誘導加熱調理器2を停止させるようにしているので、例え消し忘れがあった場合でも安全性が確保され、かつ無駄な電力の消費も防止される。
また、換気扇4から誘導加熱調理器2への動作指令を赤外線または無線で行うので、それらの間の配線が不要で、設置が容易である。
実施の形態9.
図10は本発明の請求項9に係る誘導加熱調理器と換気扇のシステムの構成図であり、図中、前述の実施の形態1と同一部分には同一符号を付してある。
この実施の形態9の誘導加熱調理器と換気扇のシステムは、換気扇4に、調理器を視野内に収める赤外線温度センサ4hと、赤外線方式または無線方式の送信機4dを設け、赤外線温度センサ4hから出力される温度データを送信機4dより送信するようになっている。また、誘導加熱調理器2内には、換気扇4の送信機4dより送られてきた温度データを受信する赤外線方式または無線方式の受信機2mを設け、受信機2mにて受信した温度データに基づいて、調理器制御回路2cが電磁誘導加熱回路への通電制御を行うようになっている点が前述の実施の形態1のものと異なっており、それ以外の構成は前述の実施の形態1のものと同様である。
次に、前述のように構成された本実施の形態の誘導加熱調理器と換気扇のシステムの動作について図10に基づき説明する。まず、誘導加熱調理器2が動作を開始すると、交流電源1の電圧が整流回路2aで全波整流される。調理器制御回路2cは、スイッチング素子2e,2fを高周波で交互に動作させて、全波整流した電圧を高周波電圧に変換して加熱コイル2g、コンデンサ2hに高周波電流を流す。この高周波電流により、加熱コイル2gから磁束が発生し、加熱コイル2gの上に置かれた鍋3に磁束が到達し、この磁束により鍋3内部に渦電流が発生して鍋3そのものが発熱する。
また、換気扇4側では、赤外線温度センサ4hが鍋3の温度を検出し、換気扇制御回路4bが赤外線温度センサ4hが検出した温度データを送信機4dより誘導加熱調理器2に送信する。誘導加熱調理器2の受信機2mは温度データを受信し、調理器制御回路2cは受信した温度データが所定の温度になるようにスイッチング素子2e,2fを制御する。また、温度データが所定の温度に到達したら、スイッチング素子2e,2fの駆動を停止する。
このように、本実施の形態の誘導加熱調理器と換気扇のシステムにおいては、換気扇4に誘導加熱調理器2を見下ろす位置に赤外線温度センサ4hを取り付け、温度データを誘導加熱調理器2に送信して、この温度データに基づき、調理器制御回路2cが鍋3に投入する電力を調整するようにしているので、鍋3の温度調整が正確に行える。
また、温度データが所定温度に到達したら誘導加熱調理器2を停止するので、無駄な電力の消費が防止される。
また、換気扇4から誘導加熱調理器2への動作指令を赤外線または無線で行うので、それらの間の配線が不要で、設置が容易である。
実施の形態10.
図11は本発明の請求項5,6,7,8,9,10に係る誘導加熱調理器と換気扇のシステムの動作を説明するための波形図である。なお、説明にあたっては前述の図8を参照するものとする。
この実施の形態10の誘導加熱調理器と換気扇のシステムは、誘導加熱調理器2が、複数のメーカーフォーマットに対応した換気ファン4cの動作、つまり動作開始、回転数の増減、動作停止、の動作の指令信号の送信コード、又は照明オン、オフ指令信号の送信コード、又は自動運転指令信号の送信コードを、赤外線方式または無線方式の送信機2dから換気扇4に連続送信させるように構成されてなるものである。なお、本実施の形態の送信方式は、本発明の他の実施の形態にも応用できることは言うまでもない。
すなわち、本実施の形態において、誘導加熱調理器2から換気扇4に対して動作開始、回転数の増減、動作停止、照明のオン/オフ、自動運転等の指令を送信する場合、同じ指令を複数のメーカーに対応したコードに変換して、連続で送信する。図11は誘導加熱調理器2から換気扇4に対して動作開始の指令を送信する例であり、まずA社の換気扇に適合した動作開始コードを送信し、引き続きB社の換気扇に適合した動作開始コードを送信し、さらにC社の換気扇に適合した動作開始コードを送信する。
このように、本実施の形態の誘導加熱調理器と換気扇のシステムにおいては、誘導加熱調理器2から換気扇4に対して複数のメーカーコードを送信するようにしているので、誘導加熱調理器2と換気扇4のシステムを構築する場合、複数のメーカーの換気扇が使用できる構成となり、使い勝手が向上する。
実施の形態11.
図12は本発明の請求項5,6,7,8,9,10,11に係る誘導加熱調理器と換気扇のシステムの動作を説明するためのフローチャートである。なお、説明にあたっては前述の図8を参照するものとする。
この実施の形態11の誘導加熱調理器と換気扇のシステムは、換気扇4が、複数のメーカーフォーマットに対応したファン回転動作の信号、つまり動作開始信号、回転数の増減信号、動作停止信号、の各命令コード、照明オン、オフの命令コード、および自動運転の命令コードを内部に記憶しており、赤外線方式または無線方式の送信機2dの受信コードを前記記憶された複数メーカーフォーマットに対応した命令コードと照らし合わせて、受信コードの意味を識別し、それに基づいて制御を行うように構成されてなるものである。なお、本実施の形態の受信方式は、本発明の他の実施の形態にも応用できることは言うまでもない。
すなわち、本実施の形態において、換気扇4は、動作開始、回転数の増減、動作停止、照明のオン/オフ、自動運転等の指令信号を受信すると、図12のように受信コードを複数のメーカーに対応した命令コードと照らし合わせて、受信コードの意味を識別し、識別した命令に従って換気ファン4cの運転制御や照明4fのオン、オフ制御を行う。
このように、本実施の形態の誘導加熱調理器と換気扇のシステムにおいては、換気扇4側で複数のメーカーの命令コードの意味を識別できるようにしているので、誘導加熱調理器2と換気扇4のシステムを構築する場合、複数のメーカーの誘導加熱調理器が使用できる構成となり、使い勝手が向上する。
本発明の実施の形態1に係る誘導加熱調理器と換気扇のシステムの構成図である。 本発明の実施の形態2に係る誘導加熱調理器と換気扇のシステムの構成図である。 実施の形態2に係る誘導加熱調理器と換気扇のシステムの動作を説明するためのグラフである。 本発明の実施の形態3に係る誘導加熱調理器と換気扇のシステムの構成図である。 本発明の実施の形態4に係る誘導加熱調理器と換気扇のシステムの構成図である。 本発明の実施の形態5に係る誘導加熱調理器と換気扇のシステムの換気扇部分を示す構成図である。 本発明の実施の形態6に係る誘導加熱調理器と換気扇のシステムの換気扇部分を示す構成図である。 本発明の実施の形態7に係る誘導加熱調理器と換気扇のシステムの構成図である。 本発明の実施の形態8に係る誘導加熱調理器と換気扇のシステムの構成図である。 本発明の実施の形態9に係る誘導加熱調理器と換気扇のシステムの構成図である。 本発明の実施の形態10に係る誘導加熱調理器と換気扇のシステムの動作を説明するための波形図である。 本発明の実施の形態11に係る誘導加熱調理器と換気扇のシステムの動作を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
2 誘導加熱調理器、2a 整流回路、2b 電流検出回路、2c 調理器制御回路、2d,4d 送信機、2e,2f スイッチング素子、2g 加熱コイル、2h コンデンサ、2m,4a 受信機、4 換気ファン、4b 換気扇制御回路、11 遅延時間設定部、2j 温度検出手段、2n てんぷらモードスイッチ、4f 照明、4g 操作パネル、4e 煙センサ、4h 赤外線温度センサ。

Claims (11)

  1. 電磁誘導加熱回路と、電流検出回路と、該電流検出回路により検出された電流値が所定電流値となるよう前記電磁誘導加熱回路への通電制御を行うとともに、前記検出電流値に応じたファン回転動作の指令信号を生成する調理器制御回路と、前記調理器制御回路にて生成されたファン回転動作の指令信号を送信する赤外線送信機または無線送信機と、を備えた誘導加熱調理器と、
    換気ファンと、前記指令信号を受信する赤外線受信機または無線受信機と、該赤外線受信機または無線受信機にて受信した前記指令信号に基づいて前記換気ファンの動作開始、回転数の増減、動作停止の制御を行う換気扇制御回路と、を備えた換気扇と、
    からなることを特徴とする誘導加熱調理器と換気扇のシステム。
  2. 誘導加熱調理器は、その調理器制御回路内に、電磁誘導加熱回路の電流が停止すると、停止する直前の検出電流値、駆動時間、又は検出電流値と駆動時間の積から、遅延時間を求めて設定する遅延時間設定部を有しており、この遅延時間設定部が設定した遅延時間が経過してから、停止指令信号を送信することを特徴とする請求項1記載の誘導加熱調理器と換気扇のシステム。
  3. 電磁誘導加熱回路と、温度検出手段と、該温度検出手段により検出された温度に基づいて加熱状態を判定し所定電流値となるよう前記電磁誘導加熱回路への通電制御を行うとともに、前記検出温度に応じたファン回転動作の指令信号を生成する調理器制御回路と、前記調理器制御回路にて生成されたファン回転動作の指令信号を送信する赤外線送信機または無線送信機と、を備えた誘導加熱調理器と、
    換気ファンと、前記指令信号を受信する赤外線受信機または無線受信機と、該赤外線受信機または無線受信機にて受信した前記指令信号に基づいて前記換気ファンの動作開始、回転数の増減、動作停止の制御を行う換気扇制御回路と、を備えた換気扇と、
    からなることを特徴とする誘導加熱調理器と換気扇のシステム。
  4. 誘導加熱調理器は、てんぷらモードスイッチを有し、調理器制御回路は、てんぷらモードが選択されると、ファン回転数を上昇させる指令信号を生成し、赤外線送信機または無線送信機より送信させることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の誘導加熱調理器と換気扇のシステム。
  5. 換気ファンが動作を開始すると、これに連動して点灯し、換気ファンが動作を停止すると、これに連動して消灯する照明を、調理器に臨ませて換気扇側に設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の誘導加熱調理器と換気扇のシステム。
  6. 換気ファンの操作ボタンと照明のオン、オフボタンとこれらの操作を自動に復帰させるための自動ボタンとを備えた操作パネルを換気扇に設け、換気扇制御回路は操作パネルによる操作を優先させるように構成されてなることを特徴とする請求項5記載の誘導加熱調理器と換気扇のシステム。
  7. 換気ファンの操作ボタンと照明のオン、オフボタンとこれらの操作を自動に復帰させるための自動ボタンとを備えた操作パネルを誘導加熱調理器に設け、調理器制御回路は操作パネル操作による指令信号を優先させて赤外線送信機または無線送信機から換気扇に送信させるように構成されてなることを特徴とする請求項5記載の誘導加熱調理器と換気扇のシステム。
  8. 換気ファンと、煙センサと、該煙センサの出力が所定値以上になると調理停止指令信号を生成する換気扇制御回路と、該制御回路にて生成された調理停止指令信号を送信する赤外線送信機または無線送信機と、を備えた換気扇と、
    電磁誘導加熱回路と、前記調理停止指令信号を受信する赤外線受信機または無線受信機と、該赤外線受信機または無線受信機にて受信した前記調理停止指令信号に基づいて前記電磁誘導加熱回路への通電を停止する調理器制御回路と、を備えた誘導加熱調理器と、
    からなることを特徴とする誘導加熱調理器と換気扇のシステム。
  9. 換気ファンと、調理器を視野内に収める赤外線温度センサと、該赤外線温度センサから出力される温度データを送信する赤外線送信機または無線送信機と、を備えた換気扇と、 電磁誘導加熱回路と、前記温度データを受信する赤外線受信機または無線受信機と、該赤外線受信機または無線受信機にて受信した前記温度データに基づいて前記電磁誘導加熱回路への通電制御を行う調理器制御回路と、を備えた誘導加熱調理器と、
    からなることを特徴とする誘導加熱調理器と換気扇のシステム。
  10. 誘導加熱調理器は、複数のメーカーフォーマットに対応したファン回転動作の指令信号の送信コード、照明オン、オフ指令信号の送信コード、又は自動運転指令信号の送信コードを、赤外線送信機または無線送信機から換気扇に連続送信させるように構成されてなることを特徴とする請求項5乃至請求項9のいずれかに記載の誘導加熱調理器と換気扇のシステム。
  11. 換気扇は、複数のメーカーフォーマットに対応したファン回転動作の信号、照明オン、オフ信号、及び自動運転信号の命令コードを内部に記憶しており、赤外線受信機または無線受信機の受信コードを前記記憶された複数メーカーフォーマットに対応した命令コードと照らし合わせて、受信コードの意味を識別し、それに基づいて制御を行うように構成されてなることを特徴とする請求項5乃至請求項10のいずれかに記載の誘導加熱調理器と換気扇のシステム。
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