JP2005164168A - オープンショーケース - Google Patents

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【課題】陳列室の三面が開口したオープンショーケースにおいて、陳列室内を均一に冷却する。
【解決手段】オープンショーケース1は、断熱壁2の上方に構成された陳列室8の前後面及び一側面が開口して成るものであって、陳列室の前後面及び側面の開口上縁及び開口下縁にそれぞれ形成された冷気吐出口32〜34及び冷気吸込口36〜38と、陳列室下方の断熱壁底面上から陳列室内の中央部を経て上方に渡って構成され、冷気吐出口と冷気吸込口とに連通した冷気ダクト21と、陳列室下方の冷気ダクト内に配設された冷却器44と、冷気吸込口から冷気ダクト内に吸い込まれ、冷却器と熱交換した冷気を冷気ダクトを経て冷気吐出口から吐出させるための送風機46、47とを備え、冷却器を、陳列室の前後面及び側面の開口に対応して配置すると共に、各開口に対応する部分に渡って迂回しながら冷媒が流れる構成とした。
【選択図】図5

Description

本発明は、陳列室の前後面及び一側面の合計三面が開口して成るオープンショーケースに関するものである。
従来よりスーパーマーケットやコンビニエンスストアには陳列室の前面が開口して成るオープンショーケースが設置され、陳列室内において飲料や食品などの商品を冷却しながら陳列販売している(例えば、特許文献1参照)。そして、このようなオープンショーケースは店舗内において二台がそれぞれの背面を突き合わせたかたちで列をつくるように設置されるが、この列の端には陳列室が前後面及び一側面において開口した三面開きのオープンショーケースが設置されていた。
特開平4−350488号公報
このように陳列室の前後面及び一側面が開いたオープンショーケースでは、列の端面側(一側面の開口側)にも商品を陳列できることになるので、陳列販売効果が向上するものの、陳列室の三面が開口している関係上、開口上縁の冷気吐出口から冷気を吐出して陳列室内を均一に冷却することが極めて困難となる問題があった。
本発明は、係る従来の技術的課題を解決するために成されたものであり、陳列室の三面が開口したオープンショーケースにおいて、陳列室内を均一に冷却することを目的とする。
本発明のオープンショーケースは、断熱壁の上方に構成された陳列室の前後面及び一側面が開口して成るものであって、陳列室の前後面及び側面の開口上縁及び開口下縁にそれぞれ形成された冷気吐出口及び冷気吸込口と、陳列室下方の断熱壁底面上から陳列室内の中央部を経て上方に渡って構成され、冷気吐出口と冷気吸込口とに連通した冷気ダクトと、陳列室下方の冷気ダクト内に配設された冷却器と、冷気吸込口から冷気ダクト内に吸い込まれ、冷却器と熱交換した冷気を冷気ダクトを経て冷気吐出口から吐出させるための送風装置とを備え、冷却器を、陳列室の前後面及び側面の開口に対応して配置すると共に、各開口に対応する部分に渡って迂回しながら冷媒が流れる構成としたことを特徴とする。
請求項2の発明のオープンショーケースは、上記において冷却器は冷媒が流れる冷媒配管と、この冷媒配管に交熱的に複数設けられた熱交換用のフィンとから成り、陳列室の前後面の開口と側面の開口とが成す隅角部に対応する部分のフィンは削除されていることを特徴とする。
請求項3の発明のオープンショーケースは、上記冷却器においてフィンが削除された箇所に冷気流通を制御するための制御板を設けたことを特徴とする。
請求項4の発明のオープンショーケースは、上記各発明において送風装置を、陳列室の各開口に対応して配置された冷却器の内側における冷気ダクト内に配置したことを特徴とする。
請求項5の発明のオープンショーケースは、上記において送風装置を、陳列室の前後面の開口の冷気吐出口から冷気を吐出させるための第1の送風機と、陳列室の側面の開口の冷気吐出口から冷気を吐出させるための第2の送風機とから構成したことを特徴とする。
請求項6の発明のオープンショーケースは、上記各発明において断熱壁下方に構成された機械室と、この機械室内から陳列室の上方に渡る排気ダクトとを備えたことを特徴とする。
請求項7の発明のオープンショーケースは、上記において陳列室の他側面を閉塞する側板を備え、排気ダクトを側板と交熱的に構成したことを特徴とする。
請求項8の発明のオープンショーケースは、上記各発明において陳列室内中央部の冷気ダクトを内部に構成する背面板と、陳列室の底面を構成するデッキパンを備え、背面板の下部及びデッキパンを着脱自在とし、取り外した状態で送風装置は露出することを特徴とする。
請求項9の発明のオープンショーケースは、上記各発明において送風装置吐出側における陳列室内中央部の冷気ダクト内に高圧室を構成すると共に、この高圧室を経た冷気を陳列室の各開口の冷気吐出口に分配するための仕切板を冷気ダクト内に設けたことを特徴とする。
請求項10の発明のオープンショーケースは、上記において仕切板は、陳列室側面の開口の冷気吐出口の略全域に向けて冷気を分配することを特徴とする。
請求項11の発明のオープンショーケースは、上記各発明において断熱壁の底面を中央部が高く周辺部に向けて低い傾斜面とすると共に、当該断熱壁底面が最も低くなる前後の周辺部にそれぞれ排水口を形成したことを特徴とする。
請求項12の発明のオープンショーケースは、上記各発明において断熱壁の下方に構成された機械室と、断熱壁の外面を構成する外装パネルと、陳列室の前後の開口側の外装パネル隅角部上面に左右に渡って設けられたアングル材と、各アングル材上に前後が保持され、陳列室内における物品の荷重を受ける剛体と、機械室内の左右端に位置し、外装パネルを介してアングル材の左右端を支える脚材とを備えたことを特徴とする。
請求項13の発明のオープンショーケースは、上記各発明において断熱壁は、上面及び左右端が開口した第1の断熱壁材と、この第1の断熱壁材の一側に取り付けられ、陳列室一側の開口下縁を構成する第2の断熱壁材とから構成されていることを特徴とする。
請求項14の発明のオープンショーケースは、上記各発明において陳列室の前後面の開口の冷気吸込口と側面の開口の冷気吸込口とが交わる隅角部に設けられた湾曲形状のコーナーキャップを備え、このコーナーキャップは、四個連続した形状で成形されることを特徴とする。
本発明によれば、断熱壁の上方に構成された陳列室の前後面及び一側面が開口して成るオープンショーケースにおいて、陳列室の前後面及び側面の開口上縁及び開口下縁にそれぞれ形成された冷気吐出口及び冷気吸込口と、陳列室下方の断熱壁底面上から陳列室内の中央部を経て上方に渡って構成され、冷気吐出口と冷気吸込口とに連通した冷気ダクトと、陳列室下方の冷気ダクト内に配設された冷却器と、冷気吸込口から冷気ダクト内に吸い込まれ、冷却器と熱交換した冷気を冷気ダクトを経て冷気吐出口から吐出させるための送風装置とを備え、冷却器を、陳列室の前後面及び側面の開口に対応して配置すると共に、各開口に対応する部分に渡って迂回しながら冷媒が流れる構成としたので、陳列室の前後面及び側面の開口の上縁から吐出される冷気の温度を略均一にすることができるようになる。これにより、前後面及び一側面が開口する陳列室内の温度の均一化を図ることができるようになる。
請求項2の発明によれば、上記に加えて冷却器は冷媒が流れる冷媒配管と、この冷媒配管に交熱的に複数設けられた熱交換用のフィンとから成り、陳列室の前後面の開口と側面の開口とが成す隅角部に対応する部分のフィンは削除されているので、冷却効果が最も悪くなる前後面の開口と側面の開口とが成す隅角部における陳列室内の冷気循環を円滑化し、冷却能力の改善を図ることができるようになる。
請求項3の発明によれば、上記冷却器においてフィンが削除された箇所に冷気流通を制御するための制御板を設けたので、前後面の開口と側面の開口とが成す隅角部における陳列室内の冷却効果を制御板によって調整し、陳列室内の温度をより精度良く均一化することが可能となる。
請求項4の発明によれば、上記各発明に加えて送風装置を、陳列室の各開口に対応して配置された冷却器の内側における冷気ダクト内に配置したので、各開口に対応して配置された冷却器の外側から内側に向かって収束する冷気の流れを作り出すことができるようになり、送風装置とダクト構造の簡素化を図ることが可能となる。
請求項5の発明によれば、上記に加えて送風装置を、陳列室の前後面の開口の冷気吐出口から冷気を吐出させるための第1の送風機と、陳列室の側面の開口の冷気吐出口から冷気を吐出させるための第2の送風機とから構成したので、各送風機の運転を調整することにより、前後面の開口側の陳列室内と側面の開口側の陳列室内の冷却効果を調整して陳列室内全域をより一層の均一に冷却することができるようになる。
請求項6の発明によれば、上記各発明に加えて断熱壁下方に構成された機械室と、この機械室内から陳列室の上方に渡る排気ダクトとを備えているので、機械室からの排気をオープンショーケース上方に排出することができるようになり、オープンショーケースの周囲に設置された機器への排気による悪影響を低減することが可能となる。
請求項7の発明によれば、上記に加えて陳列室の他側面を閉塞する側板を備え、排気ダクトを側板と交熱的に構成したので、排気ダクト内を通過する排気からの熱で側板への結露を解消若しくは抑制することができるようになる。
請求項8の発明によれば、上記各発明に加えて陳列室内中央部の冷気ダクトを内部に構成する背面板と、陳列室の底面を構成するデッキパンを備え、背面板の下部及びデッキパンを着脱自在とし、取り外した状態で送風装置は露出するようにしたので、送風装置のメンテナンスや冷却器の掃除を容易に行うことができるようになる。
請求項9の発明によれば、上記各発明に加えて送風装置吐出側における陳列室内中央部の冷気ダクト内に高圧室を構成すると共に、この高圧室を経た冷気を陳列室の各開口の冷気吐出口に分配するための仕切板を冷気ダクト内に設けたので、陳列室の各開口上縁の冷気吐出口からより均一に冷気を吐出し、陳列室内を一層均一に冷却することができるようになる。
請求項10の発明によれば、上記に加えて仕切板は、陳列室側面の開口の冷気吐出口の略全域に向けて冷気を分配するので、陳列室内中央部の冷気ダクト内を上昇した冷気を、陳列室側面の開口に向け、より均一に吐出することができるようになり、側面の開口側の陳列室内の冷却効果を著しく改善することができるようになる。
請求項11の発明によれば、上記各発明に加えて断熱壁の底面を中央部が高く周辺部に向けて低い傾斜面とすると共に、当該断熱壁底面が最も低くなる前後の周辺部にそれぞれ排水口を形成したので、冷却器からの除霜水などを断熱壁底面の傾斜によって円滑に前後の排水口に案内し、処理することができるようになる。
請求項12の発明によれば、上記各発明に加えて断熱壁の下方に構成された機械室と、断熱壁の外面を構成する外装パネルと、陳列室の前後の開口側の外装パネル隅角部上面に左右に渡って設けられたアングル材と、各アングル材上に前後が保持され、陳列室内における物品の荷重を受ける剛体と、機械室内の左右端に位置し、外装パネルを介してアングル材の左右端を支える脚材とを備えているので、機械室容積を狭めること無く、断熱壁を含むオープンショーケース全体の剛性を確保することができるようになり、機械室内の機器や配管取り付けが容易となる。
請求項13の発明によれば、上記各発明に加えて断熱壁は、上面及び左右端が開口した第1の断熱壁材と、この第1の断熱壁材の一側に取り付けられ、陳列室一側の開口下縁を構成する第2の断熱壁材とから構成されているので、第1の断熱壁材の形状を簡素化し、第2の断熱壁材は自由な例えば湾曲形状などとすることができるようになり、生産性の向上とコストの削減を図ることができるようになる。
請求項14の発明によれば、上記各発明に加えて陳列室の前後面の開口の冷気吸込口と側面の開口の冷気吸込口とが交わる隅角部に設けられた湾曲形状のコーナーキャップを備え、このコーナーキャップは、四個連続した形状で成形されるものとしたので、4個連続した形状で成形されたものを4個に分割して使用することにより、コーナーキャップの加工性を改善し、部品コストの削減を図ることができるようになる。
以下、図面に基づき本発明の実施形態を詳述する。
図1は本発明を適用した一実施例のオープンショーケース1の斜視図、図2はオープンショーケース1の背面図、図3はオープンショーケース1の平面図、図4はオープンショーケース1の縦断側面図、図5はオープンショーケース1の透視斜視図、図6はオープンショーケース1の縦断正面図、図7はオープンショーケース1の拡大縦断側面図をそれぞれ示している。
オープンショーケース1は、スーパーマーケットやコンビニエンスストアなどの店舗に設置されて飲料や食品を冷却しながら陳列販売するためのショーケースであり、全体として上面に開口する断熱壁2と天壁3との間に前後面及び一側面(向かって右側面)の開口4、6、7にて三面が開口した陳列室8が構成されている。また、側面開口7の隅角部は湾曲形状とされており、陳列室8の他側面(向かって左側面)は側板9にて閉塞されている。
陳列室8の中央部には、側板9から一側の側面開口7の手前(側面開口7側の陳列室8の背面となる位置)までの範囲で内部中空のダクト部材11が上下に渡って構成されている。このダクト部材11は前面開口4側の陳列室8の背面となる背面板12と、後面開口6側の陳列室8の背面となる背面板13と、側面開口7側の陳列室8の背面となる背面板14とにより構成されている。
また、陳列室8の底面には断熱壁2の底面2A上方に間隔を存してデッキパン16、17、18が着脱自在に取り付けられており、デッキパン16は前面開口4側の陳列室8に、デッキパン17は後面開口6側の陳列室8に、デッキパン18は側面開口7側の陳列室8にそれぞれ対応している。そして、前記ダクト部材11はこのデッキパン16〜18から天壁3まで至る寸法で構成されており、各背面板12、13、14の下部12A、13A、14Aは着脱自在とされている。
そして、このデッキパン16〜18と断熱壁2の底面2Aとの間から前記ダクト部材11内及び天壁3内には連続した冷気ダクト21が構成されており、この冷気ダクト21は陳列室8の前面開口4、後面開口6及び側面開口7の上縁及び下縁にそれぞれ開口形成された前面冷気吐出口32、後面冷気吐出口33、側面冷気吐出口34及び前面冷気吸込口36、後面冷気吸込口37、側面冷気吸込口38に連通している。
また、ダクト部材11の背面板12及び13の両側部には上下に渡って棚支柱41、41が取り付けられており、この棚支柱41、41には透明板材(ガラス或いは硬質樹脂)から構成された商品陳列用の棚43・・が複数段架設されている。この場合、各段の棚43は前面開口4側の陳列室8から側面開口7側の陳列室8を経て後面開口6側の陳列室8に渡って設けられる。
そして、陳列室8下方の断熱壁2の底面2A上の冷気ダクト21内に冷却装置の冷媒回路を構成する冷却器44が設置されると共に、この冷却器44の内側(各冷気吸込口36〜38と冷却器44を挟んで反対側)の冷気ダクト21内には、断熱壁2の前後方向の中央部に送風装置を構成する第1及び第2の送風機46、47が設置されている。尚、この場合、各送風機46、47はファンケース48、49内にそれぞれ設けられている。
また、断熱壁2の下方には機械室51が構成されており、この機械室51内には前記冷却器44と共に冷却装置の冷媒回路を構成する圧縮機52や凝縮器53、凝縮器用送風機54などが設置されている。尚、56は機械室51の前後面及び側面に設けられた通気口を有するパネルである。
尚、ダクト部材11の側板9側には上下に渡る内部中空の排気ダクト部材57内に排気ダクト58が構成されている。この排気ダクト58の下端は機械室51内に開口し(図9)、上端は天壁3上面にて開口している。また、排気ダクト部材57は側板9と交熱的に設けられている。ここで、圧縮機51や凝縮器53からは廃熱が生じ、凝縮器用送風機54は運転されて前面のパネル56から外気を吸引し、後面や側面のパネル56から排出するが、この排気の一部は排気ダクト58内を経て天壁3上方に排出される(図9中破線矢印)。
これにより、オープンショーケース1に対向して設置された他のオープンショーケースなどの機器にオープンショーケース1からの排気が悪影響を及ぼす不都合を抑制できるようになる。また、温度の高い排気の通過によって排気ダクト部材57自体も温度上昇するが、この熱は側板9に伝達される。これにより、側板9への結露も抑制若しくは解消されることになる。
また、冷却器44は図示しない冷媒配管とそれに交熱的に取り付けられた複数の熱交換用のフィン44Fから構成されており、全体としては図5の透視図に示すように、略馬蹄形状(或いはU字状)を呈して陳列室8の前面開口4側から側面開口7側を経て後面開口6まで渡って設けられている。即ち、冷却器44は陳列室8の前面開口4、後面開口6及び側面開口7にそれぞれ対応するかたちで配設されている。
また、冷却器44の冷媒配管は陳列室8の前面開口4側から側面開口7側を経て後面開口6側まで渡り、更に、後面開口6側から側面開口7側を経て前面開口4側に戻るというかたちで迂回されており、これにより、冷媒が陳列室8の前面開口4側から側面開口7側を経て後面開口6側まで渡り、迂回しながら流れるように構成されている。
一方、背面板12、13の一側(向かって右側)は前後方向に斜めに屈曲し、そのまま側面の背面板14に連続している。そして、この屈曲箇所に対応する位置の背面板12、13間には仕切板61が断熱壁2の底面2Aから天壁3下面まで渡って設けられており、これによって、冷気ダクト21は前後面の開口4、6側と側面開口7側とに仕切られている(図6。尚、この図では冷却器44は示さない)。また、仕切板61より側板9側の背面板12、13間下部には水平に冷気干渉板62が取り付けられ、これによって、送風機46上方の吐出側に高圧室が構成される。また、この冷気干渉板62より上方の背面板12、13間には仕切板63が上下に渡って設けられ、冷気干渉板62上方の冷気ダクト21内を前面開口4側と後面開口6側とに仕切っている。
また、仕切板61の側面開口7側の冷気ダクト21上端部は、天壁3内に設けられた仕切板66〜70によって仕切られている。各仕切板66〜70は側面冷気吐出口34及びその前後に連続する前面冷気吐出口32と後面冷気吐出口33の端部に向けて放射状に設けられ、これらの冷気吐出口34、32、33に冷気を分配する役割を果たす(図8に矢印で示す)。
また、前記送風機46は仕切板61より側板9側に設置されており、送風機47は仕切板61より側面開口7側に設置されている。そして、各送風機46、47は運転されると、周囲から冷気を吸い込み、上方に吐出するものである。このとき、デッキパン16や17を取り外し、背面板12、13の下部12A、13Aを取り外すと、その部分の冷却器44及び送風機46は露出する。また、デッキパン18を取り外し、背面板14の下部14Aを取り外すと、その部分の冷却器44及び送風機47は露出する。これにより、ファンケース48、49を開けば、送風機46、47の交換やメンテナンス、冷却器44の掃除などを行うことができる。
このような構成で、圧縮機52が運転されると圧縮機52から吐出された高温高圧のガス冷媒は凝縮器53で放熱して凝縮し、図示しない減圧装置で減圧された後、冷却器44の前記冷媒配管に流入する。そして、この冷媒配管中を流れながら冷媒は蒸発し、そのときに冷却作用を発揮する。
このとき、前述の如く冷却器44は陳列室8の前面開口4、後面開口6及び側面開口7にそれぞれ対応するかたちで配設されており、冷媒配管は陳列室8の前面開口4側から側面開口7側を経て後面開口6側まで渡り、更に、後面開口6側から側面開口7側を経て前面開口4側に戻るというかたちで迂回され、これにより、冷媒が陳列室8の前面開口4側から側面開口7側を経て後面開口6側まで渡り、迂回しながら流れるように構成されている。従って、冷却器44による冷却作用は陳列室8の前面開口4、後面開口6及び側面開口7に対応する部分で略均等に生じることになる。
そして、送風機46、47が運転されると、前後面の冷気吸込口36、37から冷気ダクト21内に吸い込まれた空気が冷却器44のそれらに対応する部分のフィン44F・・と熱交換して冷却され、冷気となって送風機46に吸い込まれる。そして、上方に吐出されるが、上方には冷気干渉板62があるために冷気は少許せき止められるかたちとなり、圧力が上昇してそこが高圧室となる。そして、冷気干渉板62を経た冷気は仕切板61の側板9側の仕切板63の前後を分かれて上昇し、天壁3内を経て前後面の冷気吐出口32、33から開口4、6に向けて吐出される。
このように高圧室を構成し、且つ、仕切板63で前後に分けることにより、冷気は前面開口4側と後面開口6側とで均一に吐出されるようになる。そして、冷気は開口にエアーカーテンを構成した後、前後面の冷気吸込口36、37から冷気ダクト21に吸い込まれる循環を繰り返す。
一方、側面の冷気吸込口38から冷気ダクト21内に吸い込まれた空気は冷却器44のそれに対応する部分のフィン44F・・と熱交換して冷却され、冷気となって送風機47に吸い込まれる。そして、上方に吐出され、仕切板61の側面開口7側の冷気ダクト21内を上昇し、天壁3内に入る。そこで、冷気は仕切板66〜70により放射状に分配され、側面冷気吐出口34及びその前後に連続する前面冷気吐出口32と後面冷気吐出口33の端部から開口7やその前後の開口4、6端部に向けて吐出される。
このように仕切板66〜70で冷気を分配することにより、冷気は側面冷気吐出口34及びその前後に連続する前面冷気吐出口32と後面冷気吐出口33の端部から均一に吐出されるようになる。そして、冷気は開口7にエアーカーテンを構成した後、側面冷気吸込口38から冷気ダクト21に吸い込まれる循環を繰り返す。
このように、冷却器44を陳列室8の前後面及び側面の開口4、6、7に対応して配置すると共に、各開口に対応する部分に渡って迂回しながら冷媒が流れる構成としたので、陳列室8の前後面及び側面の開口4、6、7の上縁から吐出される冷気の温度を略均一にすることができるようになる。これにより、前後面及び一側面が開口する陳列室8内の温度の均一化を図ることができるようになる。
また、送風機46、47を冷却器44の内側における冷気ダクト21内に配置したので、各開口4、6、7に対応して配置された冷却器44の外側から内側に向かって収束する冷気の流れを作り出すことができるようになり、送風装置とダクト構造の簡素化を図ることが可能となる。
特に、冷気ダクト21内に高圧室を構成すると共に、この高圧室を経た冷気を陳列室8の前後面の冷気吐出口32、33に分配するための仕切板63を冷気ダクト21内に設けたので、陳列室8の前後面の冷気吐出口32、33からより均一に冷気を吐出し、陳列室8内を一層均一に冷却することができるようになる。また、仕切板66〜70は、陳列室8の側面冷気吐出口34の略全域に向けて冷気を分配するので、陳列室8内中央部のダクト部材11内の冷気ダクト21を上昇した冷気を、陳列室8の側面開口7に向け、より均一に吐出することができるようになり、側面開口7側の陳列室8内の冷却効果を著しく改善することができるようになる。
ここで、陳列室8の側面開口7側は周囲全域が開放しているため、どうしても冷却負荷が大きくなる。そこで、送風機57は送風機56よりも回転数を低くして制御し、冷却器44と冷気との熱交換時間を長くして側面開口7側の陳列室8内の冷却効果を上げる。このように、送風装置を陳列室8の前後面の冷気吐出口32、33から冷気を吐出させるための第1の送風機56と、陳列室8の側面冷気吐出口34から冷気を吐出させるための第2の送風機57とから構成し、各送風機56、57の運転を調整することにより、前後面の開口4、6側の陳列室8内と側面開口7側の陳列室8内の冷却効果を調整して陳列室8内全域をより一層の均一に冷却することが可能となる。
ここで、断熱壁2の底面2Aは、図10に示す如く前後方向の中央部(送風機46、47の下側)が高く、前後の周辺部に向けて徐々に低くなる傾斜面とされている。そして、この底面2Aが最も低くなる前後の周辺部にはそれぞれ排水口71、72が形成されている。この排水口71、72は断熱壁2を貫通して機械室51に臨み、そこで排水ホース73、74にそれぞれ接続されている。この排水ホース73、74は連結管76の両端に連結され、連結管76は排水ホース77に接続されている。
冷却器44には前述した冷却作用で着霜が生じるため、冷却器44は定期的に除霜が行われる。この除霜時に生じた除霜水や陳列室8から落下した水(これらをドレン水と云う)は断熱壁2の底面2A上に滴下し、その傾斜によって前後何れかの方向に流れ、最終的に排水口71、72にそれぞれ流入する。排水口71、72に流入したドレン水は排水ホース73、74内をそれぞれ流れて連結管76にて合流し、最終的に排水ホース77から排出される。
これにより、冷却器44からの除霜水などのドレン水を断熱壁2の底面2Aの傾斜によって円滑に前後の排水口71、72に案内し、処理することができるようになる。この場合、連結管76は機械室51内において断熱壁2の前後方向の中央より前側に偏位して設けられている。即ち、排水ホース74は排水ホース73より長く構成されている。これにより、連結管76部分で詰まりが発生した場合などに、前面のパネル56を開いて容易に掃除できるようになる。
また、冷却器44の下面は断熱壁2の底面2Aの傾斜に略合致した傾斜形状を呈しており、その上面は水平とされている(図10)。これにより、冷却器44は安定して断熱壁2の底面2A上に設置されると共に、上側のデッキパン16〜18やその他の部品に干渉することが無くなる。
次に、図11はオープンショーケース1の補強構造を示す断熱壁2の内部透視図である。この図において78は断熱壁2の外面(後述する第1の断熱壁材81の外面、即ち、前後面及び下面)を構成する外装パネルであり、上面及び左右面が開口している。断熱壁2は図13にて後に詳述するように上面及び左右端が開口した第1の断熱壁材81と、この第1の断熱壁材81の一側(実施例では向かって右側)に取り付けられた第2の断熱壁材82とから構成されており、前記第1の断熱壁材81はこの外装パネル78と図示しない内装パネル間に断熱材を発泡充填して構成されている。
この場合、外装パネル78の前後の隅角部上面(断熱材中)には、断面L字状のアングル材83、83が設けられている。また、前記棚支柱41、41の下方に対応する位置には例えば木材から成る剛体84、84がそれぞれ設けられている。この剛体84、84の上面は前述した断熱壁2の底面2Aの傾斜を作るために山型形状とされているが、その前後はアングル材83、83上(断熱材中)に保持される。各剛体84、84は棚支柱41、41を介して陳列室8内の棚43及びそれに陳列された商品の荷重を受ける。
一方、外装パネル78の左右端部には機械室51内の左右端部に位置して脚材86、86が前後に渡って設けられており、各脚材86、86は外装パネル78を介してアングル材83、83の左右端を支える。更に、機械室51の中央部に位置する剛体84の下側に対応する外装パネル78下面には補強材87が前後に渡って取り付けられている。
このように、断熱壁2の第1の断熱壁材81の外面を構成する外装パネル78と、陳列室8の前後の開口側の外装パネル78の隅角部上面に左右に渡って設けられたアングル材83、83と、各アングル材83、83上に前後が保持され、陳列室8内における商品や棚43などの物品の荷重を受ける剛体84、84と、機械室51内の左右端に位置し、外装パネル78を介してアングル材84、84の左右端を支える脚材86、86とを設けたので、機械室51に突出するオープンショーケース1の補強構造を極力少なくすることができる。これにより、機械室容積を狭めること無く、断熱壁2を含むオープンショーケース1全体の剛性を確保することができるようになり、機械室51内の機器や配管取り付けが容易となる。
また、断熱壁2は前述した如く上面及び左右端が開口した第1の断熱壁材81と、この第1の断熱壁材81の実施例では向かって右側、即ち、陳列室8の側面開口7側に取り付けられた第2の断熱壁材82とから構成されている(図13)。この第2の断熱壁材82は陳列室8の側面開口7の下縁を構成するものであり、第2の断熱壁材82の隅角部は前述した湾曲形状とされ、取付板88によって第1の断熱壁材81に着脱可能に取り付けられる。
このように断熱壁2を、上面及び左右端が開口した第1の断熱壁材81と、この第1の断熱壁材81の一側に取り付けられ、陳列室8一側の開口下縁を構成する第2の断熱壁材82とから構成したので、第1の断熱壁材81の形状を簡素化し、第2の断熱壁材82は自由な、例えば実施例の如き湾曲形状などとすることができるようになる。また、実施例では向かって左側に側板9を取り付けたが、右側に側板9を取り付ける場合には、第2の断熱壁材82を断熱壁1の断熱壁材81の向かって左側に取り付ければ済む。これにより、生産性の向上とコストの削減を図ることができるようになる。
次に、図14は冷気吸込口を構成するコーナーキャップ91を示している。このコーナーキャップ91は、前後面の冷気吸込口36、37と側面冷気吸込口38とが交わる隅角部に設けられるものであり、前述した断熱壁2の第1の断熱壁材82の湾曲形状に沿った湾曲形状を呈している。
この場合、コーナーキャップ91はステンレス板から構成され、冷気吸込口となる透孔92が複数穿設されている。係るコーナーキャップ91を製造する際には、図15に示すように湾曲部が外側(実施例では四隅)となるかたちでコーナーキャップ91が四個連続した形状でステンレス板をプレス成形し、その後、図15の一点鎖線で示すラインで四個に切断して分離する。このように、4個連続した形状で成形されたものを4個に分割して使用することにより、コーナーキャップ91の加工性を改善し、部品コストの削減を図ることができるようになる。
次に、図16は本発明の他の実施例を示している。尚、この図において図5と同一符号で示すものは同一若しくは同様の機能を奏するものとする。この場合、冷却器44は、陳列室8の前後面の開口4、6と側面開口7とが成す隅角部に対応する部分のフィン44Fが所定範囲で削除されている。各削除箇所を44Dで示す。また、この図において44Pは前述した冷媒配管である。そして、この削除箇所44D、44Dには複数の透孔が形成された制御板93で塞がれている。
このように、陳列室8の前後面の開口4、6と側面開口7とが成す隅角部に対応する部分の冷却器44のフィン44Fを削除することにより、冷却効果が最も悪くなる前後面の開口4、6と側面開口7とが成す隅角部における陳列室8内の冷気流通を良くし、冷気循環を円滑化して冷却能力の改善を図ることができるようになる。特に、削除箇所44Dに制御板93を設けているので、この制御板93により冷気流通が制限される。即ち、前後面の開口4、6と側面開口7とが成す隅角部における陳列室8内の冷却効果を制御板93によって調整し、陳列室8内の温度をより精度良く均一化することが可能となる。
本発明を適用した一実施例のオープンショーケースの斜視図である。 図1のオープンショーケースの背面図である。 図1のオープンショーケースの平面図である。 図1のオープンショーケースの縦断側面図である。 図1のオープンショーケースの透視斜視図である。 図1のオープンショーケースの縦断正面図である。 図1のオープンショーケースの拡大縦断側面図である。 図1のオープンショーケースの天壁内の冷気ダクトの平面図である。 図1のオープンショーケースの排気ダクト下端部の拡大断面図である。 図1のオープンショーケースの断熱壁の縦断側面図である。 図1のオープンショーケースの補強構造を示す透視斜視図である。 図1のオープンショーケースの補強構造を示す側面図である。 図1のオープンショーケースの断熱壁の分解斜視図である。 図1のオープンショーケースのコーナーキャップの斜視図である。 図14のコーナーキャップの成形時における切断前の状態の平面図である。 本発明を適用した他の実施例のオープンショーケースの透視斜視図である。
符号の説明
1 オープンショーケース
2 断熱壁
2A 底面
3 天壁
4 前面開口
6 後面開口
7 側面開口
8 陳列室
9 側板
11 ダクト部材
12、13、14 背面板
12A、13A、14A 下部
16、17、18 デッキパン
21 冷気ダクト
32〜34 冷気吐出口
36〜38 冷気吸込口
44 冷却器
44F フィン
46、47 送風機
51 機械室
58 排気ダクト
63、66〜70 仕切板
71、72 排水口
78 外装パネル
81、82 断熱壁材
83 アングル材
84 剛体
86 脚材
91 コーナーキャップ
93 制御板

Claims (14)

  1. 断熱壁の上方に構成された陳列室の前後面及び一側面が開口して成るオープンショーケースにおいて、
    前記陳列室の前後面及び側面の開口上縁及び開口下縁にそれぞれ形成された冷気吐出口及び冷気吸込口と、
    前記陳列室下方の前記断熱壁底面上から前記陳列室内の中央部を経て上方に渡って構成され、前記冷気吐出口と冷気吸込口とに連通した冷気ダクトと、
    前記陳列室下方の前記冷気ダクト内に配設された冷却器と、
    前記冷気吸込口から前記冷気ダクト内に吸い込まれ、前記冷却器と熱交換した冷気を前記冷気ダクトを経て前記冷気吐出口から吐出させるための送風装置とを備え、
    前記冷却器を、前記陳列室の前後面及び側面の開口に対応して配置すると共に、前記各開口に対応する部分に渡って迂回しながら冷媒が流れる構成としたことを特徴とするオープンショーケース。
  2. 前記冷却器は冷媒が流れる冷媒配管と、該冷媒配管に交熱的に複数設けられた熱交換用のフィンとから成り、前記陳列室の前後面の開口と側面の開口とが成す隅角部に対応する部分の前記フィンは削除されていることを特徴とする請求項1のオープンショーケース。
  3. 前記冷却器において前記フィンが削除された箇所に冷気流通を制御するための制御板を設けたことを特徴とする請求項2のオープンショーケース。
  4. 前記送風装置を、前記陳列室の各開口に対応して配置された前記冷却器の内側における前記冷気ダクト内に配置したことを特徴とする請求項1、請求項2または請求項3のオープンショーケース。
  5. 前記送風装置を、前記陳列室の前後面の開口の前記冷気吐出口から冷気を吐出させるための第1の送風機と、前記陳列室の側面の開口の前記冷気吐出口から冷気を吐出させるための第2の送風機とから構成したことを特徴とする請求項4のオープンショーケース。
  6. 前記断熱壁下方に構成された機械室と、該機械室内から前記陳列室の上方に渡る排気ダクトとを備えたことを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3、請求項4又は請求項5のオープンショーケース。
  7. 前記陳列室の他側面を閉塞する側板を備え、前記排気ダクトを前記側板と交熱的に構成したことを特徴とする請求項6のオープンショーケース。
  8. 前記陳列室内中央部の冷気ダクトを内部に構成する背面板と、前記陳列室の底面を構成するデッキパンを備え、前記背面板の下部及び前記デッキパンを着脱自在とし、取り外した状態で前記送風装置は露出することを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項6又は請求項7のオープンショーケース。
  9. 前記送風装置吐出側における前記陳列室内中央部の冷気ダクト内に高圧室を構成すると共に、該高圧室を経た冷気を前記陳列室の各開口の冷気吐出口に分配するための仕切板を前記冷気ダクト内に設けたことを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項6、請求項7又は請求項8のオープンショーケース。
  10. 前記仕切板は、前記陳列室側面の開口の冷気吐出口の略全域に向けて冷気を分配することを特徴とする請求項9のオープンショーケース。
  11. 前記断熱壁の底面を中央部が高く周辺部に向けて低い傾斜面とすると共に、当該断熱壁底面が最も低くなる前後の周辺部にそれぞれ排水口を形成したことを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項6、請求項7、請求項8、請求項9又は請求項10のオープンショーケース。
  12. 前記断熱壁の下方に構成された機械室と、前記断熱壁の外面を構成する外装パネルと、前記陳列室の前後の開口側の前記外装パネル隅角部上面に左右に渡って設けられたアングル材と、該アングル材上に前後が保持され、前記陳列室内における物品の荷重を受ける剛体と、前記機械室内の左右端に位置し、前記外装パネルを介して前記アングル材の左右端を支える脚材とを備えたことを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項6、請求項7、請求項8、請求項9、請求項10又は請求項11のオープンショーケース。
  13. 前記断熱壁は、上面及び左右端が開口した第1の断熱壁材と、該第1の断熱壁材の一側に取り付けられ、前記陳列室一側の開口下縁を構成する第2の断熱壁材とから構成されていることを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項6、請求項7、請求項8、請求項9、請求項10、請求項11又は請求項12のオープンショーケース。
  14. 前記陳列室の前後面の開口の冷気吸込口と側面の開口の冷気吸込口とが交わる隅角部に設けられた湾曲形状のコーナーキャップを備え、該コーナーキャップは、四個連続した形状で成形されることを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項6、請求項7、請求項8、請求項9、請求項10、請求項11、請求項12又は請求項13のオープンショーケース。
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