JP2005155541A - バルブタイミング調整装置およびその組立装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 組付けが容易でかつ信頼性の高いロック機構を備えたバルブタイミング調整装置およびその組立装置を提供する。
【解決手段】 このバルブタイミング調整装置1は、エンジンのクランクシャフトと同期回転する第1回転体3と、この第1回転体3内で所定角度だけ相対回動可能でありかつ吸気または排気カムシャフト5の端面に固定された第2回転体7と、第1回転体3と第2回転体7との相対回動を規制するロック機構9とを含むものである。ロック機構9における収納孔29は、装置径方向の最外位置に形成された小径部29aを有する段付き構造である。
【選択図】 図1

Description

この発明は、エンジン等の内燃機関(以下、エンジンという)の吸気バルブまたは排気バルブの開閉タイミングを制御するバルブタイミング調整装置およびその組立装置に関するものである。
従来のバルブタイミング調整装置は、エンジンのクランクシャフトとチェーン等の回転駆動力伝達部材により連結されてクランクシャフトと同期回転する第1回転体と、この第1回転体内に所定角度だけ相対回動可能に配されかつ上記エンジンの吸気カムシャフトまたは排気カムシャフトの端面に一体に固定された第2回転体と、この第2回転体と上記第1回転体との間に区画された複数の油圧室とから概略構成されている。油圧室には、エンジン摺動部分へ油を供給するオイルポンプの油圧が給排され、この油圧により第1回転体に対する第2回転体の相対位置が制御されるように構成されている。
このようなバルブタイミング調整装置には、油圧が小さいエンジン始動時などにおいて、第1回転体と第2回転体とが不用意に接触して異音が発生するのを防止するため、第1回転体と第2回転体との相対回動を初期位置に規制するロック機構を備えたものがある。このロック機構は、一方の回転体に形成されたロック孔と、他方の回転体に設けられた円筒状の収納孔と、この収納孔内に摺動可能に配設されたロックピンと、このロックピンをその摺動方向の一方向へ常に付勢する付勢部材と、この付勢部材の付勢力に抗してロックピンをその摺動方向の他方向へ移動させるための油圧を供給するロック解除油路とから概略構成されている。このようなロック機構は、付勢部材の付勢力によってロックピンをロック孔内に嵌合させることで両回転体の相対回動を規制(ロック)すると共に、ロック解除油路からの油圧によって上記付勢部材の付勢力に抗してロックピンとロック孔との嵌合を解除させることで両回転体の相対回動のロックを解除するものである。
ここで、ロックピンの摺動方向および付勢部材の付勢方向がバルブタイミング調整装置の径方向(以下、装置径方向という)である場合には、収納孔の装置径方向の最外位置に、収納孔からの付勢部材の脱落を防止する係止部材を組み込む必要がある。
従来のバルブタイミング調整装置における係止部材の構成およびその脱落防止方法は、種々の文献に記載されている。例えば、特許文献1は、第1回転体の一部を構成するタイミングプーリの内周面で収納孔の装置径方向の最外部分を塞いで係止部材の脱落を防止する方法を開示している。しかし、このような係止部材の脱落防止方法は、タイミングプーリを用いないバルブタイミング調整装置に適用できないばかりか、タイミングプーリの内周面で収納孔を塞ぐ必要からその収納孔の外側部分における装置径方向への寸法拡大を回避できないという不都合がある。
特許文献2は、装置軸方向に延びて装置軸方向端面に開口する溝内に嵌合させた係止部材(板状のリテーナ)を開示している。しかし、ロックピンの摺動方向と係止部材の挿入方向が直交しているため、係止部材の挿入時には、治具を用いて付勢部材を装置径方向内方へ一旦圧縮させ、係止部材の挿入完了後に治具を抜き取る工程が必要となり、組付け作業に手間がかかるという不都合がある。
特許文献3は、ロックピンの摺動方向に摺動可能に収納孔内に配設した係止部材を装置軸方向に挿入された規制部材によって動作規制する方法を開示している。しかし、係止部材の脱落防止のための新たな別部品として規制部材の追加が必要となり、製造コストの増大を招くという不都合がある。
特開平10−339116号公報(請求項1および図3等) 特開平11−101107号公報(請求項1および図2等) 国際特許出願WO01/34947A(図4)
この発明は、従来のバルブタイミング調整装置の欠点を克服するためになされたもので、その目的とするところは、組付けが容易でかつ信頼性の高いロック機構を備えたバルブタイミング調整装置およびその組立装置を提供する点にある。
この発明に係るバルブタイミング調整装置は、内燃機関のクランクシャフトと同期回転する第1回転体と、この第1回転体内で所定角度だけ相対回動可能でありかつ上記内燃機関の吸気カムシャフトまたは排気カムシャフトの端面に一体に固定された第2回転体と、上記第1回転体に装置径方向に沿って貫通して形成された収納孔とこの収納孔内に摺動可能に配設されたロックピンと上記第2回転体に形成されかつ上記ロックピンの係合を受け入れる係合孔と上記ロックピンを上記第2回転体側へ付勢する付勢部材とこの付勢部材を上記収納孔内に係止する係止部材とからなるロック機構とを含み、このロック機構の上記収納孔は装置径方向の最外位置に小径部を有する段付き構造であることを特徴とするものである。
この発明に係るバルブタイミング調整装置の組立装置は、内燃機関のクランクシャフトと同期回転する第1回転体と、この第1回転体内で所定角度だけ相対回動可能でありかつ上記内燃機関の吸気カムシャフトまたは排気カムシャフトの端面に一体に固定された第2回転体と、上記第1回転体に装置径方向に沿って貫通して形成されかつ装置径方向の最外位置に小径部を有する段付き構造の収納孔とこの収納孔内に摺動可能に配設されたロックピンと上記第2回転体に形成されかつ上記ロックピンの係合を受け入れる係合孔と上記ロックピンを上記第2回転体側へ付勢する付勢部材とこの付勢部材を上記収納孔内に係止する係止部材とこの係止部材に形成されかつ上記ロックピンの背圧を外気に排出する背圧排出孔とからなるロック機構とを含むバルブタイミング調整装置の組立装置であって、上記収納孔の装置径方向の外側位置に配設されかつ上記係止部材の背圧排出孔を介して上記ロックピンを後退端で保持するための負圧を与える負圧発生手段を備えたことを特徴とするものである。
この発明によれば、内燃機関のクランクシャフトと同期回転する第1回転体と、この第1回転体内で所定角度だけ相対回動可能でありかつ上記内燃機関の吸気カムシャフトまたは排気カムシャフトの端面に一体に固定された第2回転体と、上記第1回転体に装置径方向に沿って貫通して形成された収納孔とこの収納孔内に摺動可能に配設されたロックピンと上記第2回転体に形成されかつ上記ロックピンの係合を受け入れる係合孔と上記ロックピンを上記第2回転体側へ付勢する付勢部材とこの付勢部材を上記収納孔内に係止する係止部材とからなるロック機構とを含み、このロック機構の上記収納孔を、装置径方向の最外位置に小径部を有する段付き構造とするように構成したので、収納孔内に装置径方向の内側から係止部材、付勢部材およびロックピンの順で挿入することが可能となり、部品の組付け作業を容易に行うことができるという効果がある。また、この発明によれば、係止部材の装置径方向の外方への脱落を収納孔の小径部により防止することができるので、ロック機構の信頼性を格段に高めることができるという効果がある。
この発明によれば、内燃機関のクランクシャフトと同期回転する第1回転体と、この第1回転体内で所定角度だけ相対回動可能でありかつ上記内燃機関の吸気カムシャフトまたは排気カムシャフトの端面に一体に固定された第2回転体と、上記第1回転体に装置径方向に沿って貫通して形成されかつ装置径方向の最外位置に小径部を有する段付き構造の収納孔とこの収納孔内に摺動可能に配設されたロックピンと上記第2回転体に形成されかつ上記ロックピンの係合を受け入れる係合孔と上記ロックピンを上記第2回転体側へ付勢する付勢部材とこの付勢部材を上記収納孔内に係止する係止部材とこの係止部材に形成されかつ上記ロックピンの背圧を外気に排出する背圧排出孔とからなるロック機構とを含むバルブタイミング調整装置の組立装置であって、上記収納孔の装置径方向の外側位置に配設されかつ上記係止部材の背圧排出孔を介して上記ロックピンを後退端で保持するための負圧を与える負圧発生手段を備えるように構成したので、負圧発生手段により収納孔内にロックピンを完全に収納してロックピンの装置径方向内方への突出を回避できることから、第1回転体内への第2回転体の組付け作業を容易に行うことができるという効果がある。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1によるバルブタイミング調整装置の内部構成を示す径方向断面図であり、図2は図1のII−II線で見た軸方向断面図であり、図3は図1に示したバルブタイミング調整装置におけるロック機構の組付方法の一工程であって、収納孔内に係止部材、付勢部材およびロックピンの順に挿入する様子を拡大して示す径方向断面図であり、図4は図3の後工程であって、収納孔内に係止部材、付勢部材およびロックピンを挿入した状態を拡大して示す径方向断面図であり、図5は図4の後工程であって、組立装置の負圧発生手段によりロックピンを後退端に保持した状態を拡大して示す径方向断面図であり、図6は図1に示したバルブタイミング調整装置における収納孔の作製工程のうち、貫通孔作製工程の様子を拡大して示す径方向断面図であり、図7は図6の後工程としての収納孔内の仕上げ加工の様子を拡大して示す径方向断面図であり、図8は図7の後工程としての収納孔の小径部作製工程の様子を拡大して示す径方向断面図であり、図9は図1に示したバルブタイミング調整装置における係止部材の構成を拡大して示す斜視図である。なお、この明細書において単に軸方向とはバルブタイミング調整装置の軸方向(装置軸方向)をいい、径方向とは同装置の径方向(装置径方向)をいうものとする。
この実施の形態1によるバルブタイミング調整装置1は、図1および図2に示すように、エンジン(図示せず)のクランクシャフト(図示せず)とチェーン(図示せず)を介して矢印A方向に同期回転する第1回転体3と、この第1回転体3内に配設されかつ吸気まはた排気カムシャフト(以下、単にカムシャフトという)5の端面に一体に固定された第2回転体7と、第1回転体3と第2回転体7との相対回動を規制するロック機構9とから概略構成されている。
第1回転体3は、クランクシャフト(図示せず)の回転駆動力を受けるスプロケット11aを外側に有しかつ上記カムシャフト5の端面近傍の外周面に摺接する軸受部(図示せず)を内側に有するハウジング11と、このハウジング11に隣接して配され、内側に径方向内方へ突出して複数の空間を形成するための複数(この実施の形態1においては図1に示すように4つ)のシュー13aを有するケース13と、このケース13の内空間を塞ぐカバー15とから概略構成されており、ボルト17により一体に締結固定されている。
第2回転体7は、カムシャフト5の端面にボルト19により一体に締結されたボス部7aとこのボス部7aの外周部から径方向外方へ突出する複数のベーン7bとを有するロータ(以下、第2回転体7をベーンロータ7ともいう)である。ベーンロータ7の各ベーン7bはケース13のシュー13aにより形成された複数の内空間を、ベーンロータ7を第1回転体3に対して進角側に相対回動させる際に油圧の供給を受ける複数の進角油圧室21と、ベーンロータ7を第1回転体3に対して遅角側に相対回動させる際に油圧の供給を受ける複数の遅角油圧室23とに区画している。各進角油圧室21には、カムシャフト5の内部に形成された第1油路25の一端が接続されており、各遅角油圧室23には、同じくカムシャフト5の内部に形成された第2油路27の一端が接続されている。第1油路25および第2油路27の各他端は、オイルコントロールバルブ(図示せず。以下、OCVという)を介してオイルポンプ(図示せず)およびオイルパン(図示せず)まで達している。
このバルブタイミング調整装置1におけるケース13の1つのシュー13aには、装置径方向に貫通する収納孔29が形成されている。収納孔29は、図3に示すように、装置径方向の最外位置に形成された小径部29aと、この小径部29aよりも装置径方向の内側に形成された大径部29bとからなる段付き構造を有している。収納孔29の大径部29b内には、係止部材31、コイルスプリング(付勢部材)33およびロックピン35がその順に径方向内側から挿入されており、装置径方向の最外側に位置する係止部材31は小径部29aによって、仮に径方向外方へ応力が加えられても収納孔29から外部への脱落が防止されている。ロックピン35は、収納孔29の大径部29b内をその軸方向に沿って往復摺動可能な略円柱状の部材であり、その径方向外側に位置する底部には有底孔35aが形成されている。
係止部材31は、径方向内側に有底孔31aを有する有底筒状の部材であり、その有底孔31aの底部には、その軸方向に貫通してロックピン35の後方に位置する収納孔29内の空間を大気に連通させる背圧排出孔37が形成されている。また、係止部材31の装置径方向内側に位置する上端縁31cは、ロックピン35の後退端を規定している。なお、係止部材31は、図9に示すように、上下の型割が可能な単純な形状であるため、寸法精度が高く安価な鍛造または合成樹脂の射出成形で製造することが可能である。
コイルスプリング33は、係止部材31の有底孔31aとロックピン35の有底孔35aとの間に配設されてロックピン35を径方向内方へ常に付勢するものである。なお、このコイルスプリング33は、係合孔との嵌合時に遠心力によって不用意にロックピンが解除しないようセット荷重を有する設定となっているため、図4に示すように、自由長状態ではロックピン35が収納孔29の大径部29bから装置径方向内方へ突き出る。
一方、上記収納孔29を有するシュー13aに対向するベーンロータ7のボス部7aの外周部には、ケース13に対するベーンロータ7の相対位置が最遅角位置にあるときに、上記ロックピン35がコイルスプリング33の付勢力により径方向内方へ前進して係合する係合孔39が形成されている(最遅角ロック)。なお、この係合孔39と第2油路27との間には、コイルスプリング33の付勢力に抗してロックピン35を径方向外方へ後退させるための油圧(ロック解除油圧)をロックピン35の上端面35bに供給するロック解除油路41が設けられている。
上述した収納孔29、係止部材31、コイルスプリング33、ロックピン35、背圧排出孔37、係合孔39およびロック解除油路41は、上記ロック機構9を構成している。
なお、ベーンロータ7におけるベーン部7bの最外周部およびケース13におけるシュー13aの最内周部には、進角油圧室21と遅角油圧室23との間でオイルの流動を阻止するシール手段43が設けられている。シール手段43は、図2に示すように、進角油圧室21または遅角油圧室23を構成するベーンロータ7のボス部7aの外周部またはケース13のシュー13aの内周部に摺接するシール43aと、このシール43aを上記外周部または内周部に向けて付勢する板ばね43bとから概略構成されている。
次に動作について説明する。
まず、エンジン停止時あるいはエンジン始動直後においては、バルブタイミング調整装置1の進角油圧室21および遅角油圧室23内のオイルが第1油路25、第2油路27およびOCV(図示せず)等を経由してオイルパン(図示せず)へ戻されることから進角油圧室21および遅角油圧室23内の油圧が低下するため、ロックピン35がコイルスプリング33の付勢力により係合孔39に係合して第1回転体3と第2回転体7との相対回動が最遅角位置に規制される(ロック状態)。
次に,エンジン始動によりオイルポンプ(図示せず)が運転されると、オイルがオイルパン(図示せず)からOCV(図示せず)、第2湯路27を経由してバルブタイミング調整装置1の遅角油圧室23に供給される。次にエンジンの運転状態によりバルブタイミング調整装置を所定の進角位置に回動させる場合、第1油路25からロック解除油路41を経由してロックピン35の先端部分に遅角油圧が作用すると、ロックピン35がコイルスプリング33の付勢力に抗して押し戻されて後退し、係合孔39から抜け出る。このときロックピン35が装置径方向外方へ後退し始めると、ロックピン35の背後に存在する背圧が係止部材31に設けられた背圧排出孔37から外部へ排出されることから、ロックピン35の後退移動は上記背圧の影響を受けることがない。このようにして進角油圧を受圧することでロックピン35が係合孔39から抜け出ると同時に第1回転体3に対して第2回転体7が進角側に相対回動する。
ロック解除状態における第1回転体3と第2回転体7は、そのときに進角油圧室21へ供給される進角油圧および遅角油圧室23へ供給される遅角油圧により、所定の回動角度だけ、進角側あるいは遅角側への相対回動が許される。
ロック解除状態において、図2に示すように、第1回転体3に対して第2回転体7の相対位置を進角側あるいは最進角位置にする場合には、進角油圧により、第2回転体7を矢印A方向へ相対回動させる。
同じくロック解除状態において、図3に示すように、第1回転体3に対して第2回転体7の相対位置を遅角側あるいは最遅角位置にする場合には、遅角油圧により、第2回転体7を矢印A方向とは逆方向へ相対回動させる。
次にロック機構9における収納孔29内への部品の組付方法について説明する。
まず、図3に示すように、ケース13の内部にベーンロータ7を組み込む前に、シュー13aの1つに形成された収納孔29の大径部29b内に係止部材31を挿入するが、そのときに係止部材31の有底孔31a内にコイルスプリング33の一端を挿入した状態とする。次に、コイルスプリング33の他端をロックピン35の有底孔35a内に挿入した状態にしながら、図4に示すように、コイルスプリング33の後に続けてロックピン35を収納孔29の大径部29b内に挿入する。この状態では、コイルスプリング33は自由長状態となっており、上述したように、ロックピン35の上端面35bは収納孔29の大径部29bから装置径方向内方へ突出している。また、係止部材31の下端面31bは、収納孔29の小径部29aに突き当たっており、この小径部29aによって装置径方向外方への脱落が防止されている。
次に、図4に示す状態で、収納孔29の小径部29aにより係止された係止部材31の底部に、減圧装置本体(図示せず:負圧発生手段)に接続された吸引路45aを備えたノズル(負圧発生手段)45の先端部を接触させ、上記減圧装置本体(図示せず)を駆動すると、図5に示すように、ロックピン35の背後に存在する空間および係止部材31とロックピン35との間に存在する空間内の空気が係止部材31の背圧排出孔37を介して矢印C方向に排出され始める。これにより、上記両空間は負圧状態となってゆき、その負圧によりコイルスプリング33の付勢力に抗してロックピン35が後退し始め、最終的にロックピン35の下端縁35cが係止部材31の上端縁31cに接触する。このとき、ロックピン35は後退端に停止しており、ロックピン35の上端面35bは収納孔29内に完全に収納されており、シュー13aの内周部から突出していない。この状態で、図1に示すように、ケース13内にベーンロータ7を挿入する。
次に、収納孔29の作製方法を説明する。
収納孔29は、ケース13の材質が金属や軽金属を問わず塑性加工で作製することが困難であるため、機械加工によって作製する必要がある。また、収納孔29の内周面には、ロックピン35を円滑に摺動させると共に、ロックピン35の上端面35bで受圧したロック解除油圧をロックピン35の外周面との間で完全にシールする働きがあるため、収納孔29の内周面に対しては厳格な寸法精度および表面粗度が要求される。
収納孔29を機械加工により作製する場合には、まず、図6に示すように、作製すべき収納孔29の内径より小さな外径を有するドリル47を用いて、ケース13の外側から内側へ矢印D方向にシュー13aを穴あけして貫通穴49を形成する(穴あけ工程)。次に、図7に示すように、中ぐりバイト51を、ケース13の外側から貫通穴49内に挿入し、貫通穴49の内周面をケース13の外側から矢印E方向に切削することで、収納孔29の大径部29bの内径と等しくなるように加工して、大径部29bを形成する(仕上げ加工)。次に、図8に示すように、中ぐりバイト51が貫通穴49の装置径方向の最外位置に近づいたところで、中ぐりバイト51による仕上げ加工を停止し、矢印F方向に中ぐりバイト51を動かして貫通穴49から取り出す。このような仕上げ加工により、貫通穴49のうち、中ぐりバイト51による仕上げ加工を施さずに残った最外部分は収納孔29の小径部29aとなる。
以上のように、この実施の形態1によれば、エンジン(図示せず)のクランクシャフト(図示せず)と同期回転する第1回転体3と、この第1回転体3内で所定角度だけ相対回動可能でありかつ上記エンジン(図示せず)のカムシャフト5の端面に一体に固定された第2回転体7と、第1回転体3と第2回転体7との相対回動を規制するロック機構9とを含み、ロック機構9における収納孔29の装置径方向の最外側位置に小径部29aを備えるように構成したので、係止部材31の装置径方向の外方への脱落を収納孔29の小径部29aにより防止することができることから、ロック機構9の信頼性を格段に高めることができるという効果がある。
この実施の形態1では、係止部材31、コイルスプリング33およびロックピン35を、この順で収納孔29内に装置径方向の内側から組み付けるように構成したので、収納孔29内に装置径方向の内側から係止部材31、コイルスプリング33およびロックピン35の順で挿入することが可能となり、部品の組付け作業を容易に行うことができるという効果がある。
この実施の形態1では、係止部材として、ロックピンと略同一の外径を有しており、鍛造で作製されたものを採用するように構成したので、寸法精度が高く安価な係止部材の使用によりロック機構9さらにはバルブタイミング調整装置1の信頼性を高めかつ低コスト化を図ることができるという効果がある。
この実施の形態1では、係止部材として、ロックピンと略同一の外径を有しており、合成樹脂で作製されたものを採用するように構成したので、寸法精度が高く安価な係止部材の使用によりロック機構9さらにはバルブタイミング調整装置1の信頼性を高めかつ低コスト化および軽量化を図ることができると共にという効果がある。
この実施の形態1では、収納孔29内の小径部29aにより係止部材31の脱落を防止するように構成したので、従来の係止部材の脱落構造とは異なり、装置径方向への寸法を拡大することなく、タイミングプーリーを使用しない場合でも、脱落防止用の追加部品を用いることなく、係止部材の脱落を確実に防止することができるという効果がある。
この実施の形態1では、収納孔29の装置径方向の外側位置に配設されかつ係止部材31の背圧排出孔37を介してロックピン35を後退端で保持するための負圧を与えるノズル45を備えるように構成したので、ノズル45により収納孔29内にロックピン35を完全に収納してロックピン35の装置径方向内方への突出を回避できることから、ケース13内へのベーンロータ7の組付け作業を容易に行うことができるという効果がある。また、この実施の形態1では、従来の係止部材の組付け作業のように、係止部材の組付け時にコイルスプリング等の付勢部材を治具により圧縮し、係止部材の組付け後に治具を抜き取るという工程を追加する必要がないという効果がある。
なお、この実施の形態1では、ケース13とベーンロータ7との相対回動規制位置(初期位置)を最遅角位置に設定するように構成したが、初期位置を最進角位置あるいは最進角位置と最遅角位置との中間位置に設定するように構成してもよい。
実施の形態2.
図10はこの発明の実施の形態2によるバルブタイミング調整装置における係止部材の板金による作製工程に使用される展開した板材を示す平面図であり、図11は図10に示した板材を折り曲げ加工して作製された係止部材の構成を示す斜視図である。なお、この実施の形態2の構成要素のうち、実施の形態1の構成要素と共通するものについては同一の符号を付し、その部分の説明を省略する。
この実施の形態2の特徴は、ロックピン35と略同一の外径を有する係止部材31を板金で作製した点にある。すなわち、係止部材31を作製する場合には、まず図10に示すように、金属製の板材53を用意する。この板材53は略長方形状であり、その短辺に沿って切り込みを入れて形成された複数の短冊状部53aと、各短冊状部53aの一短辺に一体化された三角形状部53bと、短冊状部53aと三角形状部53bとを区切る複数の境界線部53cとから概略構成されている。このような構成の板材53における各短冊状部53a間および各境界線部53cは、折り曲げ可能な弱化線で形成されている。次に、板材53の各短冊状部53a間の弱化線を折り曲げて1つの円筒体を構成し、その合わせ目を必要に応じて固定する。次に、各三角形状部53を各境界線部53cで折り曲げて上記円筒体の一端面(下端面31b)を構成することで、有底孔31aおよび上端縁31cを有する係止部材31を得る。このとき、三角形状部53bの各頂部の高さは上記円筒体の一端面の半径よりも短く設定されており、一端面の中央部分には円形孔(背圧排出孔37)が形成される。
以上のように、この実施の形態2によれば、ロックピン35と略同一の外径を有する係止部材31を板金で作製するように構成したので、寸法精度が高く安価な係止部材の使用によりロック機構9さらにはバルブタイミング調整装置1の信頼性を高めかつ低コスト化を図ることができるという効果がある。
この発明の実施の形態1によるバルブタイミング調整装置の内部構成を示す径方向断面図である。 図1のII−II線で見た軸方向断面図である。 図1に示したバルブタイミング調整装置におけるロック機構の組付方法の一工程であって、収納孔内に係止部材、付勢部材およびロックピンの順に挿入する様子を拡大して示す径方向断面図である。 図3の後工程であって、収納孔内に係止部材、付勢部材およびロックピンを挿入した状態を拡大して示す径方向断面図である。 図4の後工程であって、組立装置の負圧発生手段によりロックピンを後退端に保持した状態を拡大して示す径方向断面図である。 図1に示したバルブタイミング調整装置における収納孔の作製工程のうち、貫通孔作製工程の様子を拡大して示す径方向断面図である。 図6の後工程としての収納孔内の仕上げ加工の様子を拡大して示す径方向断面図である。 図7の後工程としての収納孔の小径部作製工程の様子を拡大して示す径方向断面図である。 図1に示したバルブタイミング調整装置における係止部材の構成を拡大して示す斜視図である。 この発明の実施の形態2によるバルブタイミング調整装置における係止部材の板金による作製工程に使用される展開した板材を示す平面図である。 図10に示した板材を折り曲げ加工して作製された係止部材の構成を示す斜視図である。
符号の説明
1 バルブタイミング調整装置、3 第1回転体、5 カムシャフト、7 ベーンロータ(第2回転体)、7a ボス部、7b ベーン部、9 ロック機構、11 ハウジング(第1回転体)、11a スプロケット、13 ケース(第1回転体)、13a シュー、15 カバー(第1回転体)、17 ボルト(第1回転体)、19 ボルト(第2回転体)、21 進角油圧室、23 遅角油圧室、25 第1油路、27 第2油路、29 収納孔、29a 小径部、29b 大径部、31 係止部材、31a 有底孔、31b 下端面、31c 上端縁、33 コイルスプリング、35 ロックピン、35a 有底孔、35b 上端面、35c 下端縁、37 背圧排出孔、39 係合孔、41 ロック解除油路、43 シール手段、43a シール、43b 板ばね、45 ノズル(負圧発生手段)、45a 吸引路(負圧発生手段)、47 ドリル、49 貫通穴、51 中ぐりバイト、53 板材、53a 短冊状部、53b 三角形状部、53c 境界線部。

Claims (6)

  1. 内燃機関のクランクシャフトと同期回転する第1回転体と、
    該第1回転体内で所定角度だけ相対回動可能でありかつ前記内燃機関の吸気カムシャフトまたは排気カムシャフトの端面に一体に固定された第2回転体と、
    前記第1回転体に装置径方向に沿って貫通して形成された収納孔と該収納孔内に摺動可能に配設されたロックピンと前記第2回転体に形成されかつ前記ロックピンの係合を受け入れる係合孔と前記ロックピンを前記第2回転体側へ付勢する付勢部材と該付勢部材を前記収納孔内に係止する係止部材とからなるロック機構とを含み、
    該ロック機構の前記収納孔は装置径方向の最外位置に小径部を有する段付き構造であることを特徴とするバルブタイミング調整装置。
  2. 係止部材、付勢部材およびロックピンは、この順で収納孔内に装置径方向の内側から組み付けられたことを特徴とする請求項1記載のバルブタイミング調整装置。
  3. 係止部材はロックピンと略同一の外径を有しており、鍛造で作製されたことを特徴とする請求項2記載のバルブタイミング調整装置。
  4. 係止部材はロックピンと略同一の外径を有しており、板金で作製されたことを特徴とする請求項2記載のバルブタイミング調整装置。
  5. 係止部材はロックピンと略同一の外径を有しており、合成樹脂で作製されたことを特徴とする請求項2記載のバルブタイミング調整装置。
  6. 内燃機関のクランクシャフトと同期回転する第1回転体と、
    該第1回転体内で所定角度だけ相対回動可能でありかつ前記内燃機関の吸気カムシャフトまたは排気カムシャフトの端面に一体に固定された第2回転体と、
    前記第1回転体に装置径方向に沿って貫通して形成されかつ装置径方向の最外位置に小径部を有する段付き構造の収納孔と該収納孔内に摺動可能に配設されたロックピンと前記第2回転体に形成されかつ前記ロックピンの係合を受け入れる係合孔と前記ロックピンを前記第2回転体側へ付勢する付勢部材と該付勢部材を前記収納孔内に係止する係止部材と該係止部材に形成されかつ前記ロックピンの背圧を外気に排出する背圧排出孔とからなるロック機構とを含むバルブタイミング調整装置の組立装置であって、
    前記収納孔の装置径方向の外側位置に配設されかつ前記係止部材の背圧排出孔を介して前記ロックピンを後退端で保持するための負圧を与える負圧発生手段を備えたことを特徴とするバルブタイミング調整装置の組立装置。
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