JP2005153826A - 車両用空調装置 - Google Patents

車両用空調装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005153826A
JP2005153826A JP2003398911A JP2003398911A JP2005153826A JP 2005153826 A JP2005153826 A JP 2005153826A JP 2003398911 A JP2003398911 A JP 2003398911A JP 2003398911 A JP2003398911 A JP 2003398911A JP 2005153826 A JP2005153826 A JP 2005153826A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
vehicle
wind direction
seat
direction changing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003398911A
Other languages
English (en)
Inventor
Masatoshi Sugiyama
正俊 杉山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP2003398911A priority Critical patent/JP2005153826A/ja
Publication of JP2005153826A publication Critical patent/JP2005153826A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)

Abstract

【課題】 エバポレータで発生した凝縮水のもつエネルギを有効利用する。
【解決手段】 空調風を生成する空調ユニット100と、空調ユニット100で生成された空調風をフロントシート10の前方に設けられた吹出口31からリヤシート20の上方空間に向けて送風する送風手段100,32と、車室内天井部近傍に配設され、送風手段100,32により送風された空調風をリヤシート側乗員に導く風向変更板40とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、フロントシート前方の吹出口からリヤシート側に空調風を送風する車両用空調装置に関する。
ワンボックスカーなどの車室内空間が広い車両には、リヤシート側乗員の空調快適性の向上を図るため、リヤエアコンを搭載したものがある。しかし、リヤエアコンを搭載すると、コストが大幅に増加する。一方、リヤエアコンを搭載することなく、フロントシート前方の吹出口からリヤシート側に空調風を送風するようにした車両用空調装置が知られている(例えば特許文献1参照)。これによると車両のインストルメントパネルのセンターベント吹出口の上部にアッパーベント吹出口を設け、運転席と助手席の間の空間を介しアッパーベント吹出口からリヤシート側乗員に向けて空調風を送風する。
特開平6−247137号公報
しかしながら、上記特許文献1記載のようにアッパーベント吹出口からリヤシート側乗員に向けて直接送風するのでは、フロントシートにより送風範囲が制限されるため、効率的な送風を行うことができない。とくに前後方向に複数列のリヤシートを有する車両の場合においては、アッパーベント吹出口からリヤシート側乗員に向けて空調風を送風するだけでは、各リヤシートの乗員に対し効率よく空調風を導くことができない。
本発明による車両用空調装置は、空調風を生成する空調ユニットと、空調ユニットで生成された空調風をフロントシートの前方に設けられた吹出口からリヤシートの上方空間に向けて送風する送風手段と、車室内天井部近傍に配設され、送風手段により送風された空調風をリヤシート側乗員に導く風向変更板とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、フロントシート前方の吹出口からリヤシートの上方空間に向けて送風された空調風を、車室内天井部近傍に配設された風向変更板を介してリヤシート側乗員に導くようにしたので、リヤエアコンを設けることなくリヤシート側乗員への効率的な送風が可能となる。
以下、図1〜図7を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係わる車両用空調装置を有する車両の要部側面図であり、図2はその平面図である。車室内には車両前後方向に3列のシート(フロントシート10、セカンドシート20、サードシート30)が配置されている。車両天井部には車両前方部から送風された空調風の流れを変更するための風向変更板40,50が車両前後方向に並設されている。風向変更板40,50の構成については後述する。
空調風を生成する空調ユニット100は車室内前方のインストルメントパネルIPの内側に配置されている。インストルメントパネルIPには左右一対のセンターベント吹出口11Aとサイドベント吹出口11B(併せてフロントベント吹出口11と呼ぶ)がフロントシート10に面して設けられている。センターベント吹出口11A,11Bの上方には運転席と助手席の間の上部空間に面してアッパーベント吹出口31が設けられている。
フロントベント吹出口11はフロントベントダクト12を介して空調ユニット100に接続され、空調ユニット100からの空調風がフロントシート乗員の上半身に向けて送風されるようにダクト通路が形成されている。アッパーベント吹出口31はアッパーベントダクト32を介して空調ユニット100に接続され、空調ユニット100からの空調風が車室内上部空間を通過し風向変更板40に導かれるようにダクト通路が形成されている。
インストルメントパネルIPの下方にはフロントシート10の足下に面してフロントフット吹出口13が設けられ、フロントシート10の下方にはセカンドシート20の足下に面してセカンドフット吹出口23が設けられ、セカンドシート20の下方にはサードシート30の足下に面してサードフット吹出口33が設けられている。これら吹出口13,23,33はそれぞれフロントフットダクト14,セカンドフットダクト24,サードフットダクト34を介して空調ユニット100に接続されている。なお、図示は省略するが、フロントウインドの近傍にはデフロスト吹出口が設けられている。
空調ユニット100の概略構成を図3に示す。空調ユニット100は、主に空気を吸い込み、冷却するブロアクーリングユニット101と、空気を加熱するヒータユニット102からなる。
空調ユニット100のダクト3の入口にはブロアファン4が配設され、ブロアファン4はブロアモータ5の駆動により回転する。ブロアファン4が回転すると、内外気切換ドア6を介して内気吸込用ダクト61または外気吸込用ダクト62からダクト3内に内気または外気が吸い込まれ、エバポレータ1を通過して冷却される。この冷却空気はエアミックスドア7の開度に応じた割合でヒータコア2を通過して加熱され、または冷却空気のままヒータコア2をバイパスする。ヒータコア2を通過およびバイパスした空気は、ヒータコア2の下流のエアミックスチャンバ8で混合され、所定温度の空調風とされる。
エアミックスチャンバ8には開閉可能なベントドア91、フットドア92、デフドア93を介してそれぞれベントダクト94、フットダクト95、デフダクト96が接続されている。ベントダクト94は前述したフロントベントダクト12とアッパーベントダクト32にそれぞれ分岐し、フットダクト95は前述したフロントフットダクト14、セカンドフットダクト24、サードフットダクト34にそれぞれ分岐する。アッパーベントダクト32内にはダクト通路を開閉可能なアッパーベントドア35が設けられている。アッパーベントドア35は例えば空調操作盤に設けられた後席送風スイッチ(不図示)のオン操作により開放し、オフ操作により閉鎖する。空調操作盤はインストルメントパネル中央部のセンタクラスタに設けられる。
ブロアモータ5,内外気切換ドア6,エアミックスドア7,および吹出口ドア91〜93の各駆動は周知の空調コントローラによって制御される。すなわち設定温度、日射量、車室内温度、外気温を用い、周知の演算式により目標吹出温度を演算し、この目標吹出温度と現在の吸込温度との偏差等によりエアミックスドア7の目標開度を演算する。そして、目標エアミックスドア開度に応じてブロアモータ5、内外気切換ドア6、エアミックスドア7,および吹出口ドア91〜93の各駆動を制御する。なお、これらを乗員のスイッチ操作に応じてマニュアル駆動することもできる。
ここで、風向変更板40,50の構成について説明する。図1に示すように風向変更板40は車両前方からの空調風をセカンドシート乗員に向けて送風するようにセカンドシート上方の天井部近傍に斜め下方に向けて配設されている。風向変更板50は車両前方からの空調風をサードシート乗員に向けて送風するように、サードシート上方の天井部近傍に斜め下方に向けて配設されている。図2に示すように風向変更板40,50はアッパーベント吹出口31に対応してそれぞれ車幅方向中央部に配設され、その車幅方向長さはアッパーベント吹出口31の車幅方向長さとほぼ等しい。
セカンドシート上方の風向変更板40は上下動可能に構成され、この上下動に応じて風向変更板50への送風量を調整する。図4(a),図5(a)は、それぞれ風向変更板40の正面図(車両前方から見た図)であり、図4(b),図5(b)はそれぞれ図4(a),図5(a)のb−b線断面図である。図4(a),(b)は風向変更板40が上方移動した状態を、図5(a),(b)は下方移動した状態をそれぞれ示す。なお、風向変更板50は上下動不能であり、この点を除けば風向変更板50の構成は風向変更板40の構成と等しいため、風向変更板50の図示は省略する。
風向変更板40の左右方向(車幅方向)両端部にはサイドプレート41がそれぞれ固設され、サイドプレート41は車室内の天井板44に固設された左右一対のガイドプレート42の間に介装されている。サイドプレート41の左右方向外側表面には軸部41aが突設されている。ガイドプレート42にはそれぞれ上下方向にわたってスリット42aが設けられ、軸部41aはスリット42aを貫通している。これにより風向変更板40はスリット42aに沿って上下動可能である。軸部41aの先端にはスリット42aよりも大形のストッパ43が設けられ、ストッパ43により風向変更板40の左右方向の位置が規制されている。
軸部41aにはワイヤ45が連結されている。ワイヤ45はアクチュエータ46により巻き取りまたは繰り出され、ワイヤ45の巻き取りにより風向変更板40が上方移動し、ワイヤ45の繰り出しにより下方移動する。この風向変更板40の上下動に伴い、天井板44と風向変更板40の間(開口部SP)の鉛直方向の開口面積が変化する。これにより開口部SPを通過して風向変更板50に送風される風量、換言すればセカンドシート乗員とサードシート乗員への風量配分が変化する。本実施の形態では風向変更板40が上方移動したときに風量配分が1:0、すなわちセカンドシート乗員のみに空調風が送風され、風向変更板40が下方移動したときに風量配分が1:1、すなわちセカンドシート乗員とサードシート乗員に等量の空調風が送風されるように開口部SPの面積Sを設定する。
なお、風量配分を1:1としたときにサードシート乗員に送風される空調風の風速Vは次式(I)により算出することができ、風速Vも考慮して開口部SPの面積Sを設定する。
V=Ga×α×S/2 (I)
Ga;アッパーベント吹出口からの供給風量
α;風向変更板40から風向変更板50までの速度減衰係数
風向変更板40は、図6に示すセカンド用スイッチ51およびセカンドサード用スイッチ52からなる風向調整スイッチ53の操作に応じて上下動する。すなわちセカンド用スイッチ51を押し操作すると風向変更板40が上方に移動し、セカンドサード用スイッチ52を操作すると下方に移動する。なお、車両乗降の際に乗員の頭部が風向変更板40にぶつからないように、例えばエンジン停止直後に風向変更板40は図4に示す上方位置に移動する。風向調整スイッチ53はセンタクラスタの空調操作盤に設けられる。風向調整スイッチ53をリヤシート側乗員が操作可能なようにリ車両後部(例えばBピラー等)に設けることもできる。
本実施の形態に係わる車両用空調装置の主要な動作を説明する。
後席送風スイッチをオフするとアッパーベントドア35が閉鎖する。この状態ではベントドア91を通過した空調風はフロントベント吹出口11のみから送風され、アッパーベント吹出口31からは送風されない。したがって、フロントシート乗員に向けてより多くの風量を送風することができ、フロントシート乗員に対して優先的に送風する場合に有効である。
後席送風スイッチをオンするとアッパーベントドア35が開放し、ベントドア91を通過した空調風はフロントベント吹出口11とアッパーベント吹出口31の双方から吹き出される。初期状態では風向変更板40は図4に示す上方位置にあり、開口部SPの面積は最小である。したがって、アッパーベント吹出口31からの空調風は運転席と助手席の間の車室内上部空間を通り、風向変更板40で反射し、セカンドシート乗員に送風される。すなわち、アッパーベント吹出口31からの空調風は開口部SPを通過することなく全てセカンドシート乗員に導かれる。これによりセカンドシート乗員に対して大風量を送風することが可能であり、乗員の空調快適性が向上する。
後席送風スイッチをオンした状態でセカンドサード用スイッチ52をオンすると、風向変更板40が下方に移動する。これにより開口部SPの面積が大きくなり、アッパーベント吹出口31からの空調風の一部は風向変更板40で反射してセカンドシート乗員に送風され、残りは開口部31を通過する。開口部31を通過した空調風は風向変更板50で反射し、サードシート乗員に向けて送風される。これによりセカンドシート乗員とサードシート乗員にそれぞれ頭上から空調風を送風することができる。風向変更板40が図5に示す下方位置まで移動すると、開口部SPの面積が最大となる。このとき、セカンドシート側とサードシート側への風量配分は1:1であり、セカンドシート乗員とサードシート乗員の空調快適性を平等に実現できる。
後席送風スイッチをオンした状態でセカンドサード用スイッチ52をオンした後、さらにセカンド用スイッチ51をオンすると風向変更板40が上方に移動する。風向変更板40の上方移動量が最大になると開口部SPの面積が最小となり、アッパーベント吹出口31からの空調風は全てセカンドシート乗員に導かれる。
以上の実施の形態によれば以下のような作用効果を奏することができる。
(1)セカンドシート20の上方に風向変更板40を配設し、アッパーベント吹出口31からセカンドシート20の上方空間に送風された空調風を、風向変更板40を介してセカンドシート乗員に導くようにしたので、フロントシート10により送風範囲が大きく制限されることなく、セカンドシート乗員に効率的に送風することができる。したがって、リヤエアコンを設けることなく、セカンドシート乗員の空調快適性を向上することができる。
(2)サードシート30の上方にも風向変更板50を設けるので、セカンドシート乗員だけでなくサードシート乗員にも空調風を効率よく導くことができる。
(3)セカンドシート上方の風向変更板40をガイド板42を介し上下動可能に支持したので、アッパーベント吹出口31からの空調風の一部を、風向変更板40と天井44の間の開口部SPを通過してサードシート上方の風向変更板50に導くことができ、サードシート乗員の空調快適性が一層向上する。
(4)風向変更板40の上下動により開口部SPの面積を変更可能としたので、乗員の要求に応じてセカンドシート20とサードシート30に空調風を効率的に配分することができる。
なお、上記実施の形態では、アクチュエータ46により風向変更板40を上下動するようにしたが、風向変更板40を手動で上下動することもできる。図7にその一例を示す。図7ではガイドプレート42のスリット42の上端部および下端部にそれぞれスリット幅よりも大径のストッパ部42bが設けられている。サイドプレート表面の軸部41bはゴムなどの弾性材料により形成され、その幅(径)はスリット幅よりも大きく、ストッパ部の径よりも小さい。また、サイドプレート41には風向変更板40を押し上げ、引き下げ操作するための操作部47が設けられている。これにより図示の状態から操作部47を上方に押し上げると、軸部41bはスリット42により押しつぶされながら移動し、上方のストッパ部42bで元の状態に戻り、風向変更板40が上方位置に規制される。また、操作部47を下方に引き下げると、軸部41bはスリット42により押しつぶされながら移動し、下方のストッパ部42bで元に戻り、風向変更板40が下方位置に規制される。
なお、これ以外にも風向変更板40を手動で上下動させることは可能であり、例えば軸部41aにばねを連結し、ばね力により風向変更板40を上方位置に規制するようにしてもよい。この場合、スリット42aの下端部に爪部を設け、風向変更板40をばね力に抗して押し下げた後、軸部41aをスリット42aの爪部に引っ掛けることで風向変更板40を下方位置に規制すればよい。
上記実施の形態の空調装置は、前後方向に3列シートを有する車両に適用したが、2列シートを有するの車両や4列シート以上を有する車両にも適用可能である。2列シートの車両に適用する場合には、風向変更板50を省略すればよい。この場合、セカンドシート上方の風向変更板40を上下動することで、セカンドシート乗員への送風量を調整することができる。また、4列シート以上の車両に適用する場合には最後部のシートの上方にのみ風向変更板50を設け、他のリヤシートの上方に風向変更板40を設ければ、全てのリヤシート乗員に空調風を効率よく送風することができる。
上記実施の形態では、風向変更板40を上下動可能としたが、アッパーベント吹出口31からの送風を風向変更板40を介してセカンドシート乗員に向けて送風するのであれば、セカンドシート乗員に対して効率的な送風が可能となるため、風向変更板は必ずしも上下動可能でなくてもよい。この場合、開口部SPを開口した状態で風向変更板40を固定すれば、常にセカンドシート乗員とサードシート乗員に効率的に送風することができる。また、スイッチ51,52の操作により風向変更板40を上下動させるようにしたが、目標吹出温度等に応じて自動的に上下動するようにしてもよい。サードシート上方の風向変更板50を上下動可能としてもよい。これにより風向変更板50に送風された風量の一部のみをサードシート乗員に導くことができ、多様な風量調整が可能となる。
風向変更板40,50の形状は上述したものに限らない。例えば、風向変更板40,50の表面を曲線状に形成し、空調風を風向変更板40,50に沿って下方に導くようにしてもよい。また、車室内天井部近傍に配設されて空調風をリヤシート側乗員に導くのであれば、風向変更板40,50の取付位置は上述した以外でもよい。センターベント吹出口11A,11Bの上方にアッパーベント吹出口31を設け、アッパーベント吹出口31からの空調風をセカンドシート40の上方空間に向けて送風するようにベントダクト32を形成したが、送風手段の構成はこれに限らない。すなわち、本発明の特徴、機能を実現できる限り、本発明は実施の形態の車両用空調装置に限定されない。
本発明が適用される車両の要部側面図。 本発明が適用される車両の要部平面図。 本発明の実施の形態に係わる車両用空調装置を構成する空調ユニットの概略構成を示す図。 本発明の実施の形態に係わる車両用空調装置を構成する風向変更板の一動作を示す図。 本発明の実施の形態に係わる車両用空調装置を構成する風向変更板の他の動作を示す図。 図4,5の風向変更板の駆動指令を出力するスイッチを示す図。 図4,5の変形例を示す図。
符号の説明
10 フロントシート
20 セカンドシート
30 サードシート
31 アッパーベント吹出口
40,50 風向変更板
41 サイドプレート
42 ガイドプレート
44 天井板
46 アクチュエータ
100 空調ユニット

Claims (3)

  1. 空調風を生成する空調ユニットと、
    前記空調ユニットで生成された空調風をフロントシートの前方に設けられた吹出口からリヤシートの上方空間に向けて送風する送風手段と、
    車室内天井部近傍に配設され、前記送風手段により送風された空調風をリヤシート側乗員に導く風向変更板とを備えることを特徴とする車両用空調装置。
  2. 請求項1に記載の車両用空調装置において、
    前記風向変更板は、複数列のリヤシートに対応して車両前後方向に複数並設され、
    少なくとも車両前方側に位置する風向変更板は、前記送風手段により送風された空調風の一部を下方のリヤシート側乗員に向けて送風し、残りを車両後方側の風向変更板に向けて送風するように構成されることを特徴とする車両用空調装置。
  3. 請求項2に記載の車両用空調装置において、
    少なくとも車両前方側に位置する前記風向変更板は車室内天井部から上下動可能に支持され、この上下動に応じて下方への送風と車両後方への送風の風量配分を変更するように構成したことを特徴とする車両用空調装置。
JP2003398911A 2003-11-28 2003-11-28 車両用空調装置 Pending JP2005153826A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003398911A JP2005153826A (ja) 2003-11-28 2003-11-28 車両用空調装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003398911A JP2005153826A (ja) 2003-11-28 2003-11-28 車両用空調装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005153826A true JP2005153826A (ja) 2005-06-16

Family

ID=34723611

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003398911A Pending JP2005153826A (ja) 2003-11-28 2003-11-28 車両用空調装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005153826A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007182131A (ja) * 2006-01-06 2007-07-19 Toyota Auto Body Co Ltd 車両用ダクト
JP2008120372A (ja) * 2006-11-08 2008-05-29 Crf Soc Consortile Per Azioni 乗り物の客室内での空気の分配用デバイス
JP2008302793A (ja) * 2007-06-07 2008-12-18 Japan Climate Systems Corp 車両用空調装置
WO2013176078A1 (ja) * 2012-05-24 2013-11-28 株式会社日立製作所 移動車両
JP2016007965A (ja) * 2014-06-25 2016-01-18 三菱自動車工業株式会社 車両の空調装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007182131A (ja) * 2006-01-06 2007-07-19 Toyota Auto Body Co Ltd 車両用ダクト
JP2008120372A (ja) * 2006-11-08 2008-05-29 Crf Soc Consortile Per Azioni 乗り物の客室内での空気の分配用デバイス
JP2008302793A (ja) * 2007-06-07 2008-12-18 Japan Climate Systems Corp 車両用空調装置
WO2013176078A1 (ja) * 2012-05-24 2013-11-28 株式会社日立製作所 移動車両
JPWO2013176078A1 (ja) * 2012-05-24 2016-01-14 株式会社日立製作所 移動車両
JP2016007965A (ja) * 2014-06-25 2016-01-18 三菱自動車工業株式会社 車両の空調装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9004993B2 (en) Vehicular seat air-conditioning system
JP6376282B2 (ja) 車両用シート空調ユニット
JP2004155306A (ja) 車両空調用天井吹出装置
JP2013227006A (ja) 車両用空気調和装置
US20120238197A1 (en) Vehicle air conditioning apparatus
JP2008149998A (ja) 車両用空調装置
JP2006240539A (ja) 車両用空調装置
JP2010143374A (ja) 車両用空調装置
WO2012077670A1 (ja) 車両用空気調和システム
JP2015104980A (ja) 車両用空調システム
JP4935515B2 (ja) 車両用空調装置
JP2005153826A (ja) 車両用空調装置
WO2003010016A1 (fr) Appareil de climatisation de vehicule automobile
JP4387719B2 (ja) 車両用空調装置
WO2014155805A1 (ja) 車両用空気調和システム
WO2014103610A1 (ja) 車両用空気調和システム
JP4609216B2 (ja) 車両用空調装置
JP2014196028A (ja) 車両用空気調和システム
WO2020129488A1 (ja) シート空調装置
KR101978423B1 (ko) 차량용 공조장치
JP2008183959A (ja) 車両用空調装置
JP2005059801A (ja) 乗用車の空気案内構造
JP2013132925A (ja) 車両用空気調和システムの吸込口装置
JP7309324B2 (ja) 車両空調システム
WO2012161145A1 (ja) 車両用空気調和システム