JP2005148636A - 画像濃度検知方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 通常の画像形成が不能となるダウンタイムの低減およびクリーニング不良の防止が可能な構成を備えた画像濃度検知方法を提供する。
【解決手段】 像担持体11上に形成したパッチパターンの濃度を検出する画像濃度センサ111が入力側に接続され、入力された検知出力を保存可能なメモリ110Bを備えた制御部110を用いた画像濃度検知方法において、予め画像濃度センサ111の検知範囲よりも小さいパッチパターンと該検知範囲よりも大きいパッチパターンとの検知出力比をメモリに保存しておき、上記画像濃度センサ111の検知範囲よりも小さいパッチパターンの画像濃度検知時にメモリ110Bに保存されている検知出力比から画像濃度センサ111の検知範囲よりも大きいパッチパターンの出力を算出することを特徴とする。
【選択図】 図3

Description

本発明は、画像濃度検知方法に関し、さらに詳しくは、パッチパターンを対象とした画像濃度検知方法に関する。
複写機やファクシミリあるいはプリンタさらには印刷機などの画像形成装置においては、潜像担持体である感光体上に担持されている可視像を転写体に転写するようになっている。
転写体には、感光体に直接対向当接する記録シートなどの他に、ベルト状の転写体が用いられる場合がある。後者の場合の一つとして、フルカラーを含む多色画像形成がある。
多色画像形成のための構成の一つとして、複数の感光体を用いて各感光体毎に色分解色に対応した静電潜像を形成し、これら各感光体にそれぞれ対峙しながら移動するベルトを中間転写体としてあるいは表面に記録シートを担持する搬送体として用いた構成がある(例えば、特許文献1)。
ベルトを中間転写体として用いる場合には、各感光体上に形成された色毎の画像を順次転写する1次転写工程と順次転写されて重畳された画像を記録シートに一括転写する2次転写工程とが用いられ、また、ベルトを搬送体として用いる場合には表面に担持した記録シートを各感光体に対向させるように移動させる課程で各感光体上の画像を記録シートの重畳転写する行程が用いられる。
この種、フルカラーを含む多色画像形成に用いられる画像形成装置においては、色再現性などを始めとした画像品質の安定化を達成することが要求されており、このための手法としては、上記特許文献1にも開示されているように、次の内容がある。
感光体あるいは感光体からの画像が転写されている中間転写ベルトに対して濃度検知パターンを形成し、この濃度検知パターンを光学的に読み取り、読み取り結果に基づき画像形成条件に用いられる各種パラメータをフィードバック制御する。
この場合のフィードバック制御に関して詳細を説明すると、中間転写ベルト状に形成されたパッチパターンを構成するトナーの付着量を画像濃度検知センサにより測定し、測定結果が所定条件に満たない場合には、その所定条件に整合させるように、書き込み出力特性や、感光体の帯電特性、現像剤中のトナーの付着性に影響する帯電特性さらにはトナーの付着量を制御する現像バイアス特性などの各種パラメータをフィードバック制御する。
中間転写ベルト上に形成されるパッチパターンは、画像濃度検知センサによる検知範囲よりも大きく形成され、濃度検知センサからの出力が飽和した部分(画像濃度検知センサの検知範囲全域にパッチパターンが形成されている部分)を対象として測定し、その検知結果に基づきトナーの付着量を算出することが行われる。算出されたトナーの付着量は、所定濃度に対する判別に用いられる。
特開平10−161388号公報(段落「0005」欄、「0016」欄)
光学的にパッチパターンを検知する構成においては、高トナー付着領域を検知することが必要となることから検知範囲を広く採れる拡散光センサを用いることがある。
しかし、このような構成を用いた場合には、パッチパターンのサイズを画像濃度検知センサの検知範囲よりも大きくすることが必要となることから、パッチパターンの形成時間が長くなる。このため、パッチパターンを作成している間は通常の画像形成処理が実行できなくなり、ユーザにとっては装置の不稼働時間、つまりダウンタイムが大きいと感じさせてしまい、利便性が悪化する虞がある。
一方、パッチパターンの画像濃度を検知する際には、複数の検知ポイントを検知し、得られた検知結果の平均値を算出することが行われるが、複数の検知ポイントのなかにはパッチパターンの縁部も含まれる。
一般に画像の端縁部ではエッジ効果が顕著であり、このため、他の部分に比較して濃度が異なる傾向となる。そこで、パッチパターンの画像部、つまりエッジ効果の影響を受けない範囲でのトナーの付着量の検知が望まれることから、パッチパターンが、図12に示すように画像濃度検知センサの検知範囲よりもさらに大きくされてパッチパターンの中心部分の複数箇所を測定する必要がある。このため、画像濃度検知に際しては、複数のパッチパターンの作成に加えて検知箇所が多くなることから、上述したダウンタイムがさらに増加する結果を招き、ユーザにとって作業効率の悪化を印象づけてしまうことになる。
しかも、パッチパターンのサイズを大きくした場合には、中間転写ベルトに装備されているクリーニング装置への負担も大きくなってしまうことになり、このことがクリーニング不良の原因となる場合がある。
本発明の目的は、上記従来の画像形成装置、特に画像濃度検知に際しての問題に鑑み、通常の画像形成が不能となるダウンタイムの低減およびクリーニング不良の防止が可能な構成を備えた画像濃度検知方法を提供することにある。
請求項1記載の発明は、像担持体上に形成したパッチパターンの濃度を検出する画像濃度センサが入力側に接続され、入力された検知出力を保存可能なメモリを備えた制御部を用いた画像濃度検知方法において、予め画像濃度センサの検知範囲よりも小さいパッチパターンと該検知範囲よりも大きいパッチパターンとの検知出力比をメモリに保存しておき、上記画像濃度センサの検知範囲よりも小さいパッチパターンの画像濃度検知時に上記メモリに保存されている検知出力比から上記画像濃度センサの検知範囲よりも大きいパッチパターンの出力を算出することを特徴としている。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明に加えて、画像濃度センサの検知範囲よりも小さいパッチパターンと該検知範囲よりも大きいパッチパターンとの出力比を測定する際に、画像濃度センサに対する画像濃度センサの検知範囲よりも小さいパッチパターンの相対位置を変化させながら測定し、各相対位置で得られた出力比をメモリに保存し、上記画像濃度センサの検知範囲よりも小さいパッチパターンの画像濃度検知時に上記メモリに保存されている検知出力比を基に上記画像濃度センサの検知範囲よりも大きいパッチパターンの出力を算出することを特徴としている。
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の発明に加えて、上記パッチパターンの端部から等距離にある2点で濃度測定を行い、2点の測定結果の差を求めることにより、上記パッチパターンの端部で他の部分と異なる濃度がパッチパターンの濃度検知に影響するのを除外することを特徴としている。
請求項4記載の発明は、請求項1乃至3のうちの一つに記載の発明に加えて、上記パッチパターンが形成される像担持体として複数色の画像を担持可能な中間転写体が用いられることを特徴としている。
請求項5記載の発明は、請求項1乃至4のうちの一つに記載の発明に加えて、画像濃度検知センサが光拡散検知センサであることを特徴としている。
請求項6記載の発明は、請求項1乃至5のうちの一つに記載の発明に加えて、上記画像濃度センサによるサンプリング間隔が1mm以下に設定されていることを特徴としている。
請求項7記載の発明は、請求項1乃至6のうちの一つに記載の発明に加えて、上記画像濃度センサの走査方向に沿った上記パッチパターンサイズが10mm以下に設定されていることを特徴としている。
請求項1および2記載の発明によれば、予め画像濃度センサの検知範囲よりも小さいパッチパターンと該検知範囲よりも大きいパッチパターンとの検知出力比をメモリに保存しておき、上記画像濃度センサの検知範囲よりも小さいパッチパターンの画像濃度検知時に上記メモリに保存されている検知出力比から上記画像濃度センサの検知範囲よりも大きいパッチパターンの出力を算出する。これにより、従来の場合と違って、小さいサイズのパッチパターンを基準として、センサの検知範囲よりも大きいサイズのパッチパターンの濃度を割り出せるので、検知範囲よりも大きいサイズのパッチパターン形成時に発生するダウンタイムを低減でき、しかもパッチパターンのサイズが小さいことによりクリーニング負荷を軽減することが可能となる。
請求項3記載の発明によれば、パッチパターンの端部から等距離にある2点での濃度測定を行い、その測定結果の差を求めることによりパッチパターン端部が他の部分と濃度を異にしている場合でも、端部でのエッジ効果の影響を受けないようにすることができる。これにより、エッジ効果を踏まえたパッチパターンの大型化を招くことがなく、パッチパターンの大型化によるダウンタイムの増加やクリーニング負荷の増加を防止することが可能となる。
請求項4記載の発明によれば、パッチパターンを形成する対象が複数色の画像を担持可能な中間転写体であるので、各色毎の濃度を対象とした場合でも小さいパッチパターンを用いた画像濃度検知が行える。これにより、ダウンタイムに影響する画像の種類が増えた場合でもダウンタイムの低減およびクリーニング負荷の軽減が可能となる。
請求項5記載の発明によれば、複数色の画像形成時に有利とされる画像濃度センサとして光拡散検知センサを用いた場合でも、パッチパターンを大型化することなく小さいパッチパターンを用いて画像濃度検知が可能となり、これによってダウンタイムおよびクリーニング負荷の増加を防止することが可能となる。
請求項6および7記載の発明によれば、画像濃度センサのサンプリング間隔およびパッチパターンサイズを設定することにより、複数色の画像を形成する場合に各色の画像が重ならないようにすることができるので、各色毎の画像濃度を正確に検知することが可能となる。
以下、図示実施例により本発明を実施するための最良の形態について説明する。
図1は、本発明実施例による画像濃度検知方法が適用される画像形成装置を示しており、同図に示す画像形成装置100は、複数色の画像形成が可能なカラープリンタを示している。なお、本発明は、画像形成装置としてプリンタに限らず、複写機やファクシミリ装置あるいは印刷機さらにはこれら各機能を複合させた装置を含むものである。
図1において、画像形成装置100は、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色に色分解された色にそれぞれ対応する像としての画像を形成可能な像担持体としての感光体ドラム20Y、20M、20C、20Bkを並設したタンデム構造が採用されている。
図1に示す構成の画像形成装置100は、各感光体ドラム20Y、20M、20C、20Bkに形成された可視像が、各感光体ドラム20Y、20M、20C、20Bkに対峙しながら矢印A1方向に移動可能な無端ベルトが用いられる中間転写体(以下、中間転写ベルトという)11に対して1次転写行程を実行してそれぞれの画像が重畳転写され、その後、記録シートなどが用いられる転写紙Sに対して2次転写行程を実行することで一括転写されるようになっている。
各感光体ドラムの周囲には、感光体ドラムの回転に従い画像形成処理するための装置が配置されており、いま、図2においてイエロー画像形成を行う感光体ドラム20Yを対象として説明すると、感光体ドラム20Yの回転方向に沿って画像形成処理を行う帯電装置30Y,現像装置40Y、1次転写ローラ12Yおよびクリーニング装置50Yが配置されている。
帯電後に行われる書き込みは、後述する光走査装置8が用いられる。なお、感光体ドラム12Yには、これに対向してクリーニング装置50Yによる残留トナーの除去後に除電を行う除電装置(図示されず)も設けられている。
図3に示す構成において、感光体ドラム20Yおよびこれに対峙する帯電装置30Y,現像スリーブ40Y1を備えた現像装置40Yおよびクリーニング装置50Yは、プロセスカートリッジに纏めて収納されており、プロセスカートリッジは画像形成装置100に対して着脱可能に設けられることにより一括して消耗部品を交換できる構成とされている。なお、図3において符号Lは、書き込み装置8から出射される書き込みレーザ光を示している。
中間転写ベルト11に対する重畳転写は、中間転写ベルト11がA1方向に移動する過程において、各感光体ドラム20Y、20M、20C、20Bkに形成された可視像が、中間転写ベルト11の同じ位置に重ねて転写されるよう、中間転写ベルト11を挟んで各感光体ドラム20Y、20M、20C、20Bkに対向して配設された1次転写ローラ12Y、12M、12C、12Bkによる電圧印加によって、A1方向上流側から下流側に向けてタイミングをずらして行われる。
各感光体ドラム感光体ドラム20Y、20M、20C、20Bkは、A1方向の上流側からこの順で並んでいる。各感光体ドラム感光体ドラム20Y、20M、20C、20Bkは、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの画像をそれぞれ形成するための画像ステーションを構成するプロセスカートリッジに備えられている。
画像形成装置100は、各色毎の画像形成処理を行う4つの画像ステーションと、各感光体ドラム20Y,20M,20C,20Bkの上方に対向して配設されると共に中間転写ベルト11及び1次転写ローラ12Y、12M、12C、12Bkを備えた転写ベルトユニット10と、中間転写ベルト11に対向して配設され中間転写ベルト11に従動し、連れ回りする転写部材としての転写ローラである2次転写ローラ5と、中間転写ベルト11に対向して配設され中間転写ベルト11上をクリーニングする中間転写ベルトクリーニング装置13と、これら4つの画像ステーションの下方に対向して配設された光書き込み装置としての光走査装置8とを有している。
本実施例における光走査装置8は、光源としての半導体レーザ、カップリングレンズ、fθレンズ、トロイダルレンズ、ミラーおよび回転多面鏡などを装備しており、各感光体ドラム20Y,20M,20C,20Bkに対して色毎に対応した書き込み光L(図2においては、イエロー画像形成用のプロセスカートリッジを対象として符号を付けているが、その他の画像ステーションに用いられるプロセス宇カートリッジも同様である)を出射して感光体ドラム20Y,20M,20C,20Bkに静電潜像を形成する構成とされている。
画像形成装置100には、感光体ドラム20Y,20M,20C,20Bkと中間転写ベルト11との間に向けて搬送される転写紙Sを積載した給紙カセットを有するシート給送装置61と、シート給送装置61から搬送されてきた記録紙Sを、画像ステーションによるトナー像の形成タイミングに合わせた所定のタイミングで、各感光体ドラム20Y,20M,20C,20Bkと中間転写ベルト11との間の転写部に向けて繰り出すレジストローラ対4と、転写紙Sの先端がレジストローラ対4に到達したことを検知する図示しないセンサとが設けられている。
画像形成装置100には、トナー像が転写された転写紙Sにトナー像を定着させるための熱ローラ定着方式の定着ユニットとしての定着装置6と、定着済みの転写紙Sを画像形成装置100の本体外部に排出する排紙ローラ7と、画像形成装置100の本体上部に配設され排出ローラ7により画像形成装置100の本体外部に排出された転写紙Sを積載する排紙トレイ17と、排紙トレイ17の下側に位置し、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの各色のトナーを充填されたトナーボトル9Y、9M、9C、9Bkとが備えられている。
転写ベルトユニット10は、中間転写ベルト11、1次転写ローラ12Y、12M、12C、12Bkの他に、中間転写ベルト11が掛け回されている2次転写バックアップローラ72,クリーニングバックアップローラ73およびテンションローラ74を有している。2次転写バックアップローラ72は2次転写ローラ5と共に中間転写ベルト11を挟持することにより2次転写ニップを構成するために用いられる。
クリーニングバックアップローラ73およびテンションローラ74は、中間転写ベルト11に対する張力付勢手段としての機能も備えており、このため、これらローラには、バネなどを用いた付勢手段が設けられている。このような転写ベルトユニット10と、1次転写ローラ12Y、12M、12C、12Bkと、2次転写ローラ5と、クリーニング装置13とで転写装置71が構成されている。
シート給送装置61は、画像形成装置100の本体下部に配設されており、最上位の転写紙Sの上面に当接する給紙ローラとしての給送ローラ3を有しており、給送ローラ3が反時計回り方向に回転駆動されることにより、最上位の転写紙Sをレジストローラ対4に向けて給送するようになっている。
定着装置6は、熱源を内部に有する定着ローラ62と、定着ローラ62に圧接された加圧ローラ63とを有しており、トナー像を担持した転写紙Sを定着ローラ62と加圧ローラ63との圧接部である定着部に通すことで、熱と圧力との作用により、担持したトナー像を転写紙Sの表面に定着するようになっている。
転写装置71に装備されているクリーニング装置13は、詳細な図示を省略するが、中間転写ベルト11に対向当接するように配設されたクリーニングブラシとクリーニングブレードとを有しており、中間転写ベルト11上の残留トナー等の異物をクリーニングブラシとクリーニングブレードとにより掻き取り、除去して、中間転写ベルト11をクリーニングするようになっている。クリーニング装置13はまた中間転写ベルト11から除去した残留トナーを搬出し廃棄するための図示しない排出手段を有している。
以上のような構成を備えた画像形成装置100は、図3に示す制御部110によって作動制御されるようになっている。
図3は画像形成装置100に適用される制御部110の構成を説明するためのブロック図であり、同図において制御部110は、画像形成に係るシーケンスプログラムの実行および演算処理を行うCPU110Aとデータの保存部である不揮発性メモリを用いたRAM110Bとを備えたマイクロコンピュータで構成されており、図示しないインターフェースを介した入出力部には、トナー像形成部として用いられる現像装置40Y,40M,40C,40Bkそして、光走査装置8、給紙装置61,レジストローラ4,転写装置10,反射型フォトセンサ111が接続されている。
反射型フォトセンサ111は、転写装置10における2次転写バックアップローラ72と対峙する位置に配置されて中間転写ベルト11からの光反射率に応じた信号を出力できる構成を備えており、拡散光検出器あるいは正反射光検出器のうちで、中間転写ベルト11の表面での反射光量と後述する基準パターン像からの反射光量との差を十分な出力値として得ることができるものが用いられ、本実施例では、カラートナーの高濃度部を検知可能な利点とする拡散型が用いられる。
制御部110は、図示しない主電源の投入時や所定時間経過した後の待機時、所定枚数以上のプリントを出力した後の待機時など、所定のタイミングで各現像装置での像形成性能、つまり、画像濃度などの作像性能を試験するように構成されている。
具体的には、この所定のタイミングが到来すると、まず、感光体ドラム12Y、12M,12C,12Bkを回転させながら一様に帯電させる。この帯電については、通常のプリント時における一様な帯竜(例えば−700V)とは異なり、その電位を徐々に大きくしていくようにする。そして、光走査装置8からのレーザ光Lの走査により基準パターン像用の静電潜像を形成しながら、現像装置40Y,40M,40C,40Bkによる可視像処理、つまり現像を行う。
この現像により各色のバイアス現像パターン像が感光体ドラム12Y,12M,12C,12Bk上に形成される。なお、現像の際、制御部110は、それぞれの現像装置における現像スリーブ(図3においてイエロー画像を対象として符号40Y1で示した部材)に印加される現像バイアスの値も徐々に高くしていくように制御する。
これら各色のバイアス現像パターン像は、中間転写ベルト12上に重なり合わずに並ぶように転写される。この転写により、中間転写ベルト11上には各色の基準パターン像によって構成されるパターンブロックが形成される。
このパターンブロック中の各基準パターン像の基準像は、中間転写ベルト11の無端移動に伴い反射型フォトセンサ111との対向位置を通過する際にその光反射光量が検知され、電気信号として制御部110に出力される。制御部110は、反射型フォトセンサ111から順次出力されるデータに基づき各基準像の光反射率を演算し、濃度パターンデータとしてRAM110Bに格納していく。反射型フォトセンサ111との対向位置を通過した上記パターンブロックは、クリーニング装置13によってクリーニングされる。
上述した基準パターン像は、図5に示す手順で形成される。
図5において、各感光体ドラム20Y,20M,20C,20Bkにおいて形成される基準パターン像P(PY,PM,PC,PBk)は、各感光体ドラム毎で互いに間隔15mmを置いて並ぶ3つの基準像で構成されている。
本実施例における画像形成装置100において、各基準像101は縦15mm×横15mmの大きさで、15mmの間隙を介して形成される。これにより、中間転写ベルト11上の基準パターン像PY,PM,PC,PBkの長さはそれぞれL2=75mmとなる。基準パターン像PY,PM,PC,PBkは、プリントプロセス時に形成される各色のトナー像とは異なり、上記中間転写ベルト11上に重なり合わずに並ぶように転写される。このような転写手順により、中間転写ベルト11上には各色の基準パターン像PY,PM,PC,PBkによって構成される1つのパターンブロックPBが形成される。
上記パターンブロックPBは、互いの色同士で重なり合わないようにして転写されることが必要とされるので、転写ベルト11の展張方向に並置されている感光体ドラム20Y,20M,20C,20Bkの配置構成は図5に示す構成とされている。
図5は、感光体ドラム20Y,20M,20C,20Bkの設置ピッチを示す模式図である。
図5に示すように、感光体ドラム20Y,20M,20C,20Bkは、それぞれL1=90mmに設定されている。従って、基準パターン像PY,PM,PC,PBkの長さL2がそれぞれ75mmとされているので、基準パターン像同士の形成ピッチは感光体ドラムの設置ピッチよりも短い。この結果、基準パターン像PY,PM,PC,PBkは、それぞれの端部が互いに重なり合わないようにして転写されることができることになる。
基準パターン像PY,PM,PC,PBkは、図7に示すように、中間転写ベルト11のほぼ相対位置で2カ所に設けられる。つまり、4つの基準パターン像PY,PM,PC,PBkからなるパターンブロックPBは、符号PB1およびPB2で示すように、ほぼ相対位置の関係となる位置にそれぞれ形成される。
パターンブロックPB1,PB2は、次の手順で形成される。
図6において、1つ目のパターンブロックPB1内の基準パターン像PBk1,PC1,PM1,PY1が中間転写ベルト11の移動に伴い転写されると(図6では、中間転写ベルト11の移動方向に従って転写された基準パターン像の位置関係が示されている)、転写終了時点から最も上流側の基準パターン像PY1が最も下流側の感光体ドラム20Bkの転写ニップを通過し終わるまでの間、中間転写ベルト11の移動に伴い基準パターン像が移動する。
そこで、制御部110では、所定のタイミングを見計らって2つ目の基準パターンブロックPB2の各基準パターン像PBk2,PC2,PM2,PY2(この並び順は中間転写ベルト11の移動方向における最下流側の感光体ドラム20Bkを通過する順序である)を各感光体ドラムにおいて形成する。この場合の所定タイミングは、1つ目のパターンブロックPB1における中間転写ベルト11の移動方向後方側の基準パターン像PY1が上記移動方向で最も下流側に位置する感光体ドラム20Bkの転写ニップを通過してからさらに所定量だけ移動した時点で2つ目のパターンブロックPB2の基準パターン像PBk2,PC2,PM2,PY2が中間転写ベルト11に転写を開始され始めるタイミングを指している。各パターンブロックPB1,PB2の基準パターン像は、2次転写バックアップローラ72に対峙している反射型フォトセンサ111によって反射光量が検知され、検知後、クリーニング装置13によって除去される。
反射型フォトセンサ111は、1つ目のパターンブロックPB1の先端から後端にかけて基準パターン像PBk1,PC1,PM1,PY1(この並び順は中間転写ベルト11の移動方向における最下流側の感光体ドラム20Bkを通過する順序である)を構成する各基準像101からの反射光量を次の手順により検知するようになっている。
すなわち、各基準パターン像PBk1,PC1,PM1,PY1の基準パターン像PBk1,PC1,PM1,PY1として形成されている3個の基準像101を各色毎の基準パターン像の順(Bk,C,M,Y)で検知する。このとき、反射型フォトセンサ111は各基準像からの反射光量を後述する方法で検知し、制御部110に出力する。
制御部110では、反射型フォトセンサ111から出力された電圧信号に基づいて各基準像101の画像濃度を順次演算してRAM110Bに格納するようになっている。
次に、基準像を対象とした画像濃度検知の手順について説明する。
図7は、基準像101の形成状態とこの基準像からの反射光量に応じた反射型フォトセンサ(図7では、画像濃度センサと表記してある)111の出力状態を示しており、同図においては中間転写ベルト11自体の反射光量が殆どなく無視できる場合を対象としている。
図8において、反射型フォトセンサ111(便宜上、以下の説明では図に示した画像濃度センサという呼称を用いる)の走査方向に短いパッチパターンを(1)〜(5)の順序で動かしながら反射光量を測定し、反射光量に応じた画像濃度センサ111の出力を画像濃度センサ111とパッチパターンの相対位置毎にプロットする。この結果が画像濃度センサ111の出力分布となる(本実施例では、画像濃度センサの検出範囲を−3.5mm〜3.5mmに設定している)。
次に、測定した出力分布を用いて各測定位置における小さいパッチパターンと大きいパッチパターンの出力比を求める。
小さいパッチパターン(ここでは3mmのパターンとする)の出力の求め方について、パターンが相対位置−1mm〜2mmにある場合を示す図8を用いて説明すると次の通りである。
図8において小さいパターンは、図7に示したパッチパターンよりもさらに小さいパターンが相対位置−1mm〜2mmの間に結合したものと考えられる。そこで、画像濃度センサ111の出力は、図7で求めた画像濃度センサ111の出力分布における−1mm〜2mmの値を全て合計したものとなる。
一方、画像濃度センサ111に対するパッチパターンからの反射光量は、その端縁部がエッジ効果の影響により他の部分と異なる濃度となる。このため、実際のパッチパターンでの反射光量に基づく画像濃度に対応しない結果を招く虞があるので、本実施例では、パッチパターン画像部の両端部での影響を取り除くようになっている。このための手順としては、図9に示すように、図8に示した場合に対して端部1の手前側(走査方向前方側)でかつ端部1からの距離が等しいポイントで測定し、両者ともに端部1からのセンサ出力が等しいことを利用して図8に示したセンサ出力から図9に示したセンサ出力の差を求め、エッジ効果の影響を避けるようにしている。この関係は、次の(1)式で表される。
図8に示したセンサ出力−図9に示したセンサ出力=パターン中央部のセンサ
出力+端部2のセンサ出力…(1)
これにより、端部1のセンサ出力成分が消えることになる。端部2に関するエッジ効果の影響を避けるためには、上述した手順と同様に図8に示したセンサ出力において端部2よりも奥側(走査方向後方側)でかつ端部2からの等しい距離ポイントで測定し、その出力を図8に示したセンサ出力から差し引くことで可能となる。
本実施例では、小さいパッチパターンと大きいパッチパターンとの検知出力比を予めメモリ110Bに保存しておき、小さいパッチパターンを検知することによりメモリ110Bに保存されている検知出力比を照合することで大きいパッチパターンを形成しなくても大きいパッチパターンでの検知出力を算出できるようにしている。このため、小さいパッチパターンとの間での検知出力比を求めるために大きいパッチパターンの出力を求めておく必要がある。本実施例では、次の手順により大きいパッチパターンを対象とした出力を求めている。
図10は、画像濃度センサ111の検知領域全域を全てカバーしている大きなパッチパターンを対象として示しており、大きいパッチパターンは、図7に示した小さなパッチパターンを検知領域全域にわたって結合したものと考えられる。
このため、センサ出力は、図7に示した画像濃度センサ111の出力分布において−3.5mm(検知領域端部)〜3.5mm(検知領域端部)を全て合計したものとなる。
このような関係とすることにより、小さいパッチパターンのエッジ効果を除いた検知結果と大きいパッチパターンの出力とが算出できることになる。この値は、表1に示すように、各相対位置での出力比を求めてメモリ(RAM)110Bに保存しておく。メモリ110Bに保存される出力比の測定は、画像形成装置の工場出荷前に行われ、出荷時には出力比がメモリ110Bに登録保存されている。
Figure 2005148636
次に、メモリ110Bに保存されている出力比を用いて作像性能の評価、つまり、画像形成条件制御のためのパッチパターンの画像濃度を測定する手順について説明する。
作像性能を評価する場合には、パッチパターンを作像し、作像されたパッチパターンを表2で示す位置で端部1(表2ではエッジ1と表記してある)の前部、中央部および端部2(表2ではエッジ2と表記してある)の後部でのセンサ出力をそれぞれ測定する。
この場合に作像されるパッチパターンは、表1に示す出力比を求めた場合のパッチパターンと同一パターン(3mm)のものを作像し、サンプリング間隔は0.2mmを設定する。なお、各表中での中央部とエッジ1と表記した端部1との間の距離および中央部とエッジ2と表記した端部2との間の距離は等しくされている。
Figure 2005148636
画像濃度センサ111に対するパッチパターンの各相対位置での測定が行われると、端部1,中央部および端部2で測定した出力のうちでエッジ効果成分を除去するための式2が用いられる。
エッジ処理後の出力=中央部−(端部1の前部+端部2の後部)…(2)
上記式2において右辺は各部の出力が用いられる。
式2によるエッジ処理後の出力についてTable1〜6魔での全てについて算出し、算出後のエッジ処理後の出力を用いて大きいパッチパターンに関する出力を表1を用いて算出する。いま、Table1を例に算出すると、
大パターンのセンサ出力=エッジ処理後の出力×(100/66)…(3)
により求められる。以下、同様にしてTable2〜6について計算する。
本実施例は以上のような制御により、大きいパッチパターンの出力は従来の方法で求められた画像濃度センサの検知領域よりも広いパッチパターンを検知した時の出力と等しくなるので、わざわざ大きなパッチパターンを形成しなくても小さいパッチパターンを形成するだけで、何ら特別なパターン形成条件を設定することなく従来通りの方式でパッチパターンのトナー付着量を算出することができる。
以上の手順は中間転写ベルト11自体の反射光量を無視できる場合を前提としたが、反射光量が無視できない場合も当然ある。そこで、本実施例では、このような場合、次の手順により画像濃度検知が行われる。
中間転写ベルト11の反射光量が無視できない場合には、画像濃度センサ出力分布を測定すると、図11に示すように、ベルト地肌部からの反射光量に対応した画像濃度センサ111からの出力分がシフトされる結果が得られる。
この結果を踏まえて、得られたセンサ出力値からベルト地肌部の出力を各測定地点において差し引く処理を行うことで図7に示した場合と同様な出力分布が得られることになる。
エッジ効果を取り除く場合においても中間転写ベルト11の反射光量を無視できる場合と同様な処理が用いられるが、全ての出力を対象として地肌部の影響があることを考慮する必要があるので、例えば、式1は次の式4に変化する。
図8のセンサ出力−図9のセンサ出力=パターン中央部のセンサ出力+段部2
のセンサ出力+地肌部のセンサ出力…(4)
図8における地肌部のセンサ出力は相対位置2mm〜3.5mmと−1mm〜−3.5mm魔での出力の合計であり、図9における地肌部のセンサ出力は相対位置1mm〜−3.5mmの出力の合計である。
これらの小さい地肌部からの出力と画像濃度センサ111の検知領域を全てカバーしている大きい地肌部からの出力もパッチパターンと同様に画像濃度センサ出力分布から出力比を求めることができる。
端部2も端部1と同様の手順で図8よりも奥側(走査方向後方側)でかつ端部2からの距離が等しいポイントで測定し、その出力を図7のセンサ出力から差し引くことで端部2でおエッジ効果の影響を取り除くことができる。この場合、地肌部からのセンサ出力も同様にして求め、表3に示す各相対位置での出力比を求めてこの結果をメモリ110Bに保存しておく、この保存は、画像形成装置100の工場出荷前に行われる。なお、表3において、エッジ処理後の地肌部の出力がマイナスとなっているのは、パターン中央部からの地肌出力よりも端部1の前部および端部2の後部からの地肌部の出力が大きいことを示している。
Figure 2005148636
次に、メモリ110Bに保存されている出力比を用いて作像性能の評価、つまり、画像形成条件制御のためのパッチパターンの画像濃度を測定する手順について説明する。
作像性能を評価する場合には、パッチパターンを作像し、作像されたパッチパターンを表2で示す位置で端部1(表2ではエッジ1と表記してある)の前部、中央部および端部2(表2ではエッジ2と表記してある)の後部でのセンサ出力をそれぞれ測定する。
この場合に作像されるパッチパターンは、表1に示す出力比を求めた場合のパッチパターンと同一パターン(3mm)のものを作像し、サンプリング間隔は0.2mmを設定する。なお、各表中での中央部とエッジ1と表記した端部1との間の距離および中央部とエッジ2と表記した端部2との間の距離は等しくされている。
次に表3におけるTable1〜6のそれぞれ端部1の前部,中央部、端部2の後部で測定した出力のエッジの影響を除く処理を次の式5により実行する。
エッジ処理後の出力=中央部−(端部1の前部+端部2の後部)…(5)
この計算はTable1〜6を対象として行う。この後、算出されたTable1〜6のエッジ処理後の出力を用いて大きいパッチパターンを対象とした出力を表1により算出する。Table1を例に算出すると、
エッジ処理後の出力=大パターンのセンサ出力×(66/100)−地肌部のセ
ンサ出力×166/100)…(6)
となり、
大パターンのセンサ出力={エッジ処理後の出力+地肌部のセンサ出力×
(166/100)}×(100/66)…(7)
として求められる。以下、同様にして表3の出力比を用いてTable2〜6に関して計算する。
本実施例は以上のような制御により、大きいパッチパターンの出力は従来の方法で求められた画像濃度センサの検知領域よりも広いパッチパターンを検知した時の出力と等しくなるので、わざわざ大きなパッチパターンを形成しなくても小さいパッチパターンを形成するだけで、何ら特別なパターン形成条件を設定することなく従来通りの方式でパッチパターンのトナー付着量を算出することができる。
本発明の実施例による画像濃度検知方法が適用される画像形成装置の構成を示す模式図である。 図1に示した画像形成装置に用いられるプロセスカートリッジ内の構成を示す模式図である。 本発明実施例による画像濃度検知方法に用いられる制御部の構成を説明するためのブロック図である。 本発明実施例による画像濃度検知方法に用いられるパッチパターンを説明するための模式図である。 図4に示したパッチパターンの形成条件を満たすための感光体の配置構成を説明するための模式図である。 中間転写体に形成されるパッチパターンの状態を示す模式図である。 パッチパターンと画像濃度センサとの相対位置でのセンサ出力分布を示す線図である。 小さいパッチパターンを形成した場合の画像濃度センサとの相対位置でのセンサ出力分布を示す線図である。 図8に示したセンサ出力に対するエッジ処理を行う際に用いられるパッチパターンの出力分布を示す線図である。 大きいパッチパターンを形成した際の画像濃度センサとの相対位置でのセンサ出力分布を示す線図である。 センサ出力分布にこける地肌出力を加味した場合の出力分布を示す線図である。 従来の画像濃度検知方法の手順を説明するための模式図である。
符号の説明
100 画像形成装置
11 中間転写ベルト
40 感光体
101 基準パターンの基準像
110 制御部
110B メモリ
111 反射型フォトセンサ

Claims (7)

  1. 像担持体上に形成したパッチパターンの濃度を検出する画像濃度センサが入力側に接続され、入力された検知出力を保存可能なメモリを備えた制御部を用いる画像濃度検知方法において、
    予め画像濃度センサの検知範囲よりも小さいパッチパターンと該検知範囲よりも大きいパッチパターンとの検知出力比をメモリに保存しておき、上記画像濃度センサの検知範囲よりも小さいパッチパターンの画像濃度検知時に上記メモリに保存されている検知出力比から上記画像濃度センサの検知範囲よりも大きいパッチパターンの出力を算出することを特徴とする画像濃度検知方法。
  2. 請求項1記載の画像濃度検知方法において、
    画像濃度センサの検知範囲よりも小さいパッチパターンと該検知範囲よりも大きいパッチパターンとの出力比を測定する際に、画像濃度センサに対する画像濃度センサの検知範囲よりも小さいパッチパターンの相対位置を変化させながら測定し、各相対位置で得られた出力比をメモリに保存し、上記画像濃度センサの検知範囲よりも小さいパッチパターンの画像濃度検知時に上記メモリに保存されている検知出力比を基に上記画像濃度センサの検知範囲よりも大きいパッチパターンの出力を算出することを特徴とする画像濃度検知方法。
  3. 請求項1または2記載の画像濃度検知方法において、
    上記パッチパターンの端部から等距離にある2点で濃度測定を行い、2点の測定結果の差を求めることにより、上記パッチパターンの端部で他の部分と異なる濃度がパッチパターンの濃度検知に影響するのを除外することを特徴とする画像濃度検知方法。
  4. 請求項1乃至3のうちの一つに記載の画像濃度検知方法において、
    上記パッチパターンが形成される像担持体として複数色の画像を担持可能な中間転写体が用いられることを特徴とする画像濃度検知方法。
  5. 請求項1乃至4のうちの一つに記載の画像濃度検知方法において、
    画像濃度検知センサが光拡散検知センサであることを特徴とする画像濃度検知方法。
  6. 請求項1乃至5のうちの一つに記載の画像濃度検知方法において、
    上記画像濃度センサによるサンプリング間隔が1mm以下に設定されていることを特徴とする画像濃度検知方法。
  7. 請求項1乃至6のうちの一つに記載の画像濃度検知方法において、
    上記画像濃度センサの走査方向に沿った上記パッチパターンサイズが10mm以下に設定されていることを特徴とする画像濃度検知方法。
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