JP5142039B2 - トナー付着量算出装置、画像形成装置およびトナー粒径推定方法 - Google Patents
トナー付着量算出装置、画像形成装置およびトナー粒径推定方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5142039B2 JP5142039B2 JP2008215817A JP2008215817A JP5142039B2 JP 5142039 B2 JP5142039 B2 JP 5142039B2 JP 2008215817 A JP2008215817 A JP 2008215817A JP 2008215817 A JP2008215817 A JP 2008215817A JP 5142039 B2 JP5142039 B2 JP 5142039B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- toner
- particle size
- adhesion amount
- patch
- image
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
Description
しかし、正反射型の光学センサは、高濃度部(トナー付着量の多い)のトナーパッチの濃度を正確に検知できないという不具合があった。これは、トナーパッチが形成される検知面をほとんどトナー粒子で覆うようなトナーパッチの凹凸状態と、さらに付着量が増加してトナー粒子が何層にも重なったときのトナーパッチの凹凸状態とにさほど違いがないからである。
特許文献1に記載の画像形成装置においては、まず、像担持体表面を検知して正反射光出力の特性変動を補正する。具体的には、像担持体表面を検知したときの正反射受光素子の出力値(以下、正反射光検出値という)と、予め記憶しておいた正反射光検出値とから、正反射光検出値の変動率を算出する。次に、像担持体にトナーパッチを形成し、光学センサで検知し、トナーパッチを検知したときの正反射光検出値を変動率で正規化する。正規化した正反射光検出値と、正反射光付着量変換テーブルとに基づいて、トナー付着量を算出する。正反射光検出値を変動率で正規化することにより、正規化した正反射光出力値は、発光素子の変動や正反射光受光素子の変動が補正された値となる。正規化した正反射光検出値から算出されたトナー付着量は、正確な付着量である。次に、この算出した正確な付着量と、拡散反射光付着量変換テーブルとに基づいて、目標拡散反射光検出値を求める。次に、トナーパッチを検知したときの拡散反射受光素子の出力値(以下、拡散反射光検出値という)と目標拡散反射光検出値とから、拡散反射光検出値を補正するための補正値を算出する。
トナーパッチを検知したときの拡散反射受光素子の出力値は、発光素子の発光光量の変動や拡散反射光受光素子の出力変動が含まれた出力値である。一方、目標拡散反射光出力値は、上記の発光光量の変動や拡散反射光受光素子の出力変動が含まれていない値である。よって、トナーパッチを検知したときの拡散反射受光素子の出力値が、目標拡散反射光出力値となるための拡散反射受光素子の出力値を補正する補正値で、拡散反射光出力値を補正することによって、拡散反射受光素子の出力値から、発光光量の変動や拡散反射光受光素子の出力変動を除去することができる。
そして、トナーパッチを検知したときの拡散反射光検出値を補正値で補正し、補正した拡散反射光検出値と拡散反射光付着量変換テーブルとに基づいて、トナー付着量を算出することで、拡散反射光検出値から精度のよい付着量を算出することができる。
そこで、本発明者は、鋭意研究した結果、トナーの粒径が異なると、同一の付着量であるにもかかわらず、光学センサの検出値が異なることがわかった。その結果、使用するトナーの粒径が異なると、正確な付着量算出を行うことができなくなることがわかった。
特に、1成分現像方式の場合は、現像剤使用初期と経時とで画像形成に使用されるトナー粒径が異なるため、使用初期から経時にかけて正確な付着量算出を行うことができなかった。これは、1成分現像方式は、現像ローラと対向配置された規制ブレードを通過する際に規制ブレードによって層厚が規制されて、現像領域へトナーが搬送される。この規制ブレードを通過する際、機械的なフィルタ(ふるい)のような効果がはたらき、現像ローラ上の粒径の大きなトナーよりも粒径の小さなトナーの方が規制ブレードを通過しやすくなる。その結果、現像剤使用初期時においては、画像形成に用いられるトナー平均粒径が小さくなり、使用するに従って画像形成に用いられるトナー平均粒径が大きくなるのである。その結果、1成分現像方式の場合は、使用初期から経時にかけて正確な付着量算出を行うことができない。
また、請求項2の発明は、請求項1のトナー付着量算出装置において、トナー粒径毎の付着量変換テーブルを記憶する記憶手段を備え、前記トナー粒径推定手段で推定したトナー粒径に対応する付着量変換テーブルを特定し、特定した付着量変換テーブルと前記光学的検知手段の検知結果とに基づいて、トナー付着量を算出することを特徴とするものである。
また、請求項3の発明は、請求項2のトナー付着量算出装置において、前記補正値算出手段は、前記トナー粒径推定手段実行後、前記トナー粒径推定手段で推定したトナー粒径に対応する付着量変換テーブルを特定し、特定した付着量変換テーブルに基づいて、前記補正値を算出しなおすことを特徴とするものである。
また、請求項4の発明は、請求項1乃至3いずれかのトナー付着量算出装置において、前記正反射光正規化手段は、像担持体表面を検知したときの正反射光検出値に基づいて、正規化値を算出し、算出した正規化値に基づいて検知した正反射光検出値を正規化することを特徴とするものである。
また、請求項5の発明は、請求項1乃至4いずれかのトナー付着量算出装置において、前記粒径依存性トナーパッチは、トナー層が1層未満のトナーパッチであることを特徴とするものである。
また、請求項6の発明は、像担持体上に複数色のトナー像を形成する画像形成手段と、前記像担持体上のトナー像を光学的に検知して、該トナー像の付着量を算出するトナー付着量算出手段と、該トナー付着量算出手段で算出したトナー像のトナー付着量を用いて所定の制御を実行する制御手段とを備える画像形成装置において、前記トナー付着量算出手段として、請求項1乃至5いずれかのトナー付着量算出装置を用いたことを特徴とするものである。
また、請求項7の発明は、像担持体上にトナー像を形成する画像形成手段と、前記像担持体上のトナー像からの反射光を検出する光学的検知手段と、前記像担持体上に少なくと低付着量のトナーパッチを含んだ画質調整用パターンを形成し、前記光学的検知手段の前記画質調整用パターンを検知したときの検出値とトナー粒径に対応した付着量変換テーブルとに基づいて、前記画質調整用パターンにおけるトナーパッチのトナー付着量を算出し、算出したトナー付着量に基づいて画像形成条件を設定する画像形成条件設定手段とを備える画像形成装置において、予め決められた規定のトナー粒径に対応した付着量変換テーブルを用いて前記画像形成条件設定手段を実行して、仮の画像形成条件設定し、仮の画像形成条件で光学的検知手段の拡散反射光検出値がトナー粒径に依存しない粒径非依存性トナーパッチを形成し、粒径非依存性トナーパッチのトナー付着量に基づいてトナー粒径を推定するトナー粒径推定手段を備えたことを特徴とするものである。
また、請求項8の発明は、請求項7の画像形成装置において、トナー粒径毎の付着量変換テーブルを記憶する記憶手段を備え、前記トナー粒径推定手段を実行した後、前記トナー粒径推定手段で推定したトナー粒径に対応する付着量変換テーブルを特定し、特定した付着量変換テーブルを用いて前記画像形成条件設定手段を実行するように構成したことを特徴とするものである。
また、請求項9の発明は、請求項7または8の画像形成装置において、前記粒径非依存性トナーパッチが、1層以上のトナー層からなることを特徴とするものである。
また、請求項10の発明は、請求項6乃至9いずれかの画像形成装置において、前記光学検知手段として、赤外光を検出するものを用い、前記粒径非依存性トナーパッチが、複数色のトナー像を重ね合わせることで形成されるようにしたことを特徴とするものである。
また、請求項11の発明は、トナーの粒径を推定するトナー粒径推定方法において、光学的検知手段の検出値が粒径に依存する粒径依存性トナーパッチを作成する工程と、粒径依存性トナーパッチを正反射光と拡散反射光とを検知できる光学的検知手段で検知する工程と、粒径依存性トナーパッチを検知したときの正反射光検出値と、予め決められた規定のトナー粒径に対応した付着量変換テーブルとに基づいて算出された拡散反射光検出値と、粒径依存性トナーパッチを検知したときの拡散反射光検出値とから比率を算出する工程と、前記光学的検知手段の拡散反射光検出値がトナー粒径および付着量に依存しない飽和トナーパッチを作成する工程と、飽和トナーパッチを前記光学的検知手段で検知する工程と、飽和トナーパッチを検知したときの拡散反射光検出値に前記比率を乗算した値から、トナーの粒径を推定する工程とを有することを特徴とするものである。
また、請求項12の発明は、トナーの粒径を推定するトナー粒径推定方法において、画像形成条件を設定するための複数のトナーパッチからなる画質調整パターンを作成する工程と、画質調整用パターンを正反射光と拡散反射光とを検知できる光学的検知手段で検知する工程と、画質調整用パターンの検知結果と、予め決められた規定のトナー粒径に対応した付着量変換テーブルとに基づいて画質調整用パターン各トナーパッチのトナー付着量を算出する工程と、算出したトナー付着量に基づいて画像形成条件を設定する工程と、設定した画像形成条件に基づいて、前記光学的検知手段の拡散反射光検出値がトナー粒径に依存しない粒径非依存性トナーパッチを作成する工程と、粒径非依存性トナーパッチのトナー付着量に基づいて、トナーの粒径を推定する工程とを有することを特徴とするものである。
粒径依存性トナーパッチとは、光学的検知手段の検出値がトナー粒径に依存するトナーパッチであり、例えば、トナー層が1層未満のトナーパッチは、これに該当する。以下に、トナー層が1層未満のトナーパッチを検知したときにおける光学的検知手段の検出値が、なぜトナー粒径に依存するのか説明する。
図1は、光学的検知手段の検出値がトナー粒径に依存する粒径依存性トナーパッチについて説明する図である。図1(a)は、粒径の大きなトナーを用いて形成されたトナーパッチの概略構成図である。図1(b)は、粒径の小さなトナーを用いて形成されたトナーパッチの概略構成図である。図1(a)、図1(b)のトナーパッチのトナー付着量[g/m2]は、同じであり、粒径の大きなトナーの粒径は、粒径の小さなトナーの粒径の2倍となっている。
図1に示すように粒径の大きいトナー粒径は、粒径の小さなトナーの粒径の2倍であるので、粒径の大きいトナーの像担持体表面からの高さが、粒径の小さなトナーよりも2倍高くなっている。付着量は、単位面積当りの重さであるので、付着量が同じである場合、図1(b)の粒径が小さいものは、図1(a)の粒径の大きなトナーの場合に比べて、高さが低く、その高さの差の分、水平に広がっている。このため、粒径の小さいトナーの方が、粒径の大きいトナーに比べて、像担持体表面を覆う面積が大きくなる。従って、同じ付着量でも、トナー粒径の小さいものの方が、像担持体表面の露出率が小さい。その結果、同じ付着量であるにもかかわらず、トナー粒径が小さいものは、トナー粒径が大きいものに比べて拡散反射光の場合は多くなり、正反射光の場合は少なくなるのである。よって、トナー粒径が小さい場合と、トナー粒径が大きい場合とで実際は同じ付着量であるにもかかわらず、光学的検知手段の検出値が異なり、検出値から算出される付着量が異なってしまうのである。
上記したように、トナー層が1層未満のトナーパッチにおいては、拡散反射光検出値および正反射光検出値がトナー粒径に依存する。よって、トナー層が1層未満のトナーパッチは、光学的検知手段の検出値がトナー粒径に依存する粒径依存性トナーパッチに該当する。
粒径非依存性トナーパッチとは、光学的検知手段の拡散反射光検出値がトナー粒径に依存しないトナーパッチであり、例えば、トナー層が1層以上のトナーパッチはこれに該当する。以下に、トナー層が1層以上のトナーパッチを検知した拡散反射光検出値がなぜトナー粒径に依存しないのかを説明する。
図2は、光学的検知手段の検出値がトナー粒径に依存しない粒径非依存性トナーパッチについて説明する図である。図2(a)は、粒径の大きなトナーが2層となるように形成されたトナーパッチの概略構成図である。図2(b)は、粒径の小さなトナーを用いて、粒径の大きなトナーが2層となるように形成されたトナーパッチのトナー付着量と同じ付着量で形成されたトナーパッチの概略構成図である。この図2においても、粒径の大きなトナーの粒径は、粒径の小さなトナーの粒径の2倍となっている。図2(b)ではトナー層が約4層となっており、層厚は、図2(a)とほぼ同じとなっている。
トナーパッチに光を照射すると、両者とも、まず第1層目のトナーの表面で拡散反射する。この反射量は両者ともに同程度となる。トナーパッチのトナー層厚が一層以上だと、正反射光がなくなり、拡散反射光のみとなる。また、一部の光はトナー層内に入り込み内部で拡散反射を複数回繰り返してまた表面に戻ってくる。トナー層の厚みが1層以上だと、トナー層の厚みによってトナー層内部の反射による拡散反射光の検出値が変化する。よって、拡散反射光検出値がトナー層の厚みに依存する。また、図2(a)、(b)を見るとわかるように、付着量が同じ場合、トナー粒径の大きいときとトナー粒径小さいときとで層厚がかわらない。よって、トナー層の厚みが1層以上だと、トナー粒径の影響はなくなる。すなわち、トナー層の厚みが一層以上であると、拡散反射光検出値がトナー層の厚みにのみ依存するのである。
上記したように、トナー層が1層以上のトナーパッチにおいては、拡散反射光検出値がトナー粒径に依存しない。よって、トナー層が1層以上のトナーパッチは、光学的検知手段の拡散反射光検出値がトナー粒径に依存しない粒径非依存性トナーパッチに該当する。
トナー層の厚みとトナー付着量とは相関関係にあるので、トナー層が一層以上の粒径非依存性トナーパッチの拡散反射光検出値から、トナー粒径の影響を受けることなく、トナー付着量が算出可能になる。
トナー層厚がある厚みを超えると、それ以上トナー付着量を増やして、トナー層を厚くしても拡散反射光検出値が同じ値となる。これは、入射した光が最下層までほとんど届かず、また最下層で反射した光が表面までほとんど届かなくなる。つまり、トナー層厚(トナー付着量)に関係なく反射光量は一定になる。
よって、上記したように、トナー層がある厚みを超えたトナーパッチにおいては、拡散反射光検出値がトナー粒径およびトナー付着量に依存しない。よって、トナー層がある厚みを越えるトナーパッチは、光学的検知手段の拡散反射光検出値がトナー粒径やトナー付着量に依存しない飽和トナーパッチに該当する。
一方、仮補正値を算出するときに用いた付着量変換テーブルが対応する規定のトナー粒径と、粒径依存性トナーパッチに用いられたトナー粒径とが異なる場合は、仮補正値で補正された拡散反射光検出値は、トナー粒径誤差により、精度の高い拡散反射光検出値とはならない。
一方、仮補正値を算出するときに用いた付着量変換テーブルが対応する規定のトナー粒径と、粒径依存性トナーパッチに用いられたトナー粒径とが異なる場合は、仮補正値で補正された飽和トナーパッチの拡散反射光検出値は、所定の値とはならない。よって、仮補正値で補正された飽和トナーパッチの拡散反射光検出値が、所定の値からどのくらいずれているかを調べることで、トナー像の形成に用いられるトナー粒径を推定できる。
一方、仮の画像形成条件を設定するときに用いた付着量変換テーブルが対応する規定のトナー粒径と、画質調整用トナーパターンの形成に用いられたトナー粒径とが異なると、算出されるトナー付着量にトナー粒径による誤差が生じてしまう。これは、画質調整用トナーパターンが少なくとも粒径依存性のトナーパッチである低付着量のトナーパッチを含んでいるからである。このため、トナー粒径誤差のある付着量に基づいて設定される仮の画像形成条件にはトナー粒径誤差が含まれ、この仮の画像形成条件によって形成された粒径非依存性トナーパッチは、トナー粒径誤差によって所望のトナー付着量にはならない。
従って、仮の画像形成条件で形成された粒径非依存性トナーパッチの付着量が所望の付着量からどの程度異なっているかを調べることで、トナー粒径を推定することができる。
まず、本プリンタの基本的な構成について説明する。図3は、本プリンタを示す概略構成図である。同図において、このプリンタは、画像形成手段であり、トナーパッチ形成手段であるイエロー、マゼンタ、シアン、ブラック(以下、Y、M、C、Kと記す)のトナー像を形成するための4つのプロセスユニット1Y,M,C,Kを備えている。これらは、画像形成物質として、互いに異なる色のY,M,C,Kトナーを用いるが、それ以外は同様の構成になっており、寿命到達時に交換される。Kトナー像を形成するためのプロセスユニット1Kを例にすると、図4に示すように、潜像担持体たるドラム状の感光体2K、ドラムクリーニング装置3K、除電装置(不図示)、帯電装置4K、現像装置5K等を備えている。プロセスユニット1Kは、プリンタ本体に脱着可能であり、一度に消耗部品を交換できるようになっている。
図5は、光学センサ69の概略断面図である。図に示すように、光学センサ69は、主に、発光手段としての発光素子311と、正反射光を受光するための第1の受光手段としての正反射受光素子312と、拡散反射光を受光するための第2の受光手段としての拡散反射受光素子313とから構成されている。発光素子311から発した光を、中間転写ベルト36の表面に向けて出射する。そして、中間転写ベルト36の表面や、その表面に転写されたトナーパッチで正反射した正反射光を正反射受光素子312によって受光して、受光量に応じた電圧を出力する。更に、中間転写ベルト36の表面や、その表面に転写されたトナーパッチで拡散反射した拡散反射光を拡散反射受光素子313によって受光して、受光量に応じた電圧を出力する。
プロセスコントロールは、まず、先に図3に示した感光体2Y,M,C,Kを回転させながら一様帯電せしめる。このときの帯電電位については、プリントプロセスにおける一様なドラム帯電電位とは異なり、値を徐々に大きくする。そして、レーザー光の走査によって階調パターン像を形成するための8個のパッチ静電潜像を感光体2Y,M,C,Kにそれぞれ形成せしめながら、それらをY,M,C,K用の現像装置によって現像する。この現像の際、制御部100は、Y,M,C,K用の現像スリーブに印加される現像バイアスの値を徐々に大きくしていく。このような現像により、感光体2Y,M,C,K上にはY,M,C,K階調パターン像が形成される。これらは、ベルト移動方向下流側から上流側に向けてK,C,M,Yという順で並ぶように中間転写ベルト36上に1次転写される。これにより、K,C,M,Yという4つの階調パターン像が順に並ぶトナー付着量検知用のテストパターン画像が形成される。
本実施形態においては、特許文献1に記載のように、Y,M,C色のトナー付着量の算出を、トナーパッチで正反射した正反射光と、拡散反射した拡散反射光とを用いてトナー付着量を算出する。正反射光と拡散反射光とを用いてトナー付着量を算出することで、正反射光のみを用いてトナー付着量を算出するものに比べて、高付着量の検知範囲を広げることができる。また、特許文献1に記載のトナー付着量算出方法を用いることで、温度変化、経時劣化などによる発光素子や受光素子の出力が変化しても、正確なトナー付着量を求めることができる。
一方、K色トナーの場合、照射した光は、トナー表面で吸収されてしまうため、拡散反射光の感度が得られないとった特性がある。そのため、K色トナーでは正反射光のみを用いてトナー付着量の検知を行っている。
K色トナーの場合は上述したように照射した光は、トナー表面で吸収されてしまうため、拡散反射光成分がほとんど含まれず、無視できる。よって、光学センサ69の正反射光出力Vregをそのまま正反射光成分とし用いて付着量の検知を行える。
しかし、Y,M,C色のカラーの場合、トナー表面に照射した光が拡散反射するため、光学センサ69の正反射光出力Vregには、正反射成分以外に多くの拡散反射成分が含まれる。よって、Y,M,Cのカラートナーの場合は、正反射光出力Vregをそのまま用いても、正反射光成分として用いることができない。一方、同時に計測する光学センサ69の拡散反射出力Vdifは、拡散反射光成分のみであるので、拡散反射出力Vdifを使って、光学センサ69の正反射光出力Vregから拡散反射成分を除去することで、正反射成分を取り出せる。これにより、Y,M,C色もK色と同様、正反射光成分から付着量を算出することができる。
トナー粒径が0.01[mm]の場合、トナー付着量4.5[g/m2]まで正反射光成分で検知することができる。また、トナー粒径が0.006[mm]の場合は、トナー付着量2.5[g/m2]まで正反射光成分で検知することができる。しかし、本プリンタにおけるべた画像の付着量として設定されるトナー付着量は5.0[g/m2]以上であるので、正反射光成分では、ベタ画像の付着量は検知できない。
このため、Y,M,C色に関しては、拡散反射光成分を用いて付着量を算出し、高付着量までトナー付着量を算出できるようにしている。
図8は、カラートナーパッチの付着量算出の基本的な制御フローである。
まず、中間転写ベルト表面を検知し、その正反射光出力Vregと、予め記憶された所定値との比率(変動率α)を計算する(S1)。
次に、階調パターンのうち、中間転写ベルト表面が露出する低付着量のトナーパッチを検知したときの正反射光出力Vregと拡散反射光出力Vdifとから正反射光成分のみを抽出した正規正反射光出力Vreg1を算出し、算出した正規正反射光出力Vreg1に変動率αを乗算して、正反射光出力を正規化する。(S2)。この正規化された正反射光出力Vreg2は、光学センサの発光光量や正反射光受光素子の変動が除去された値となる。次に、拡散反射光出力Vdifを補正するための補正値Kを算出する(S3)。
補正値Kの算出は、次のように行う。まず、求めた正規化した正反射光出力Vreg2と、正反射光出力とトナー付着量とが関連づけられた正反射光付着量変換テーブルとからトナー付着量を算出する。次に、算出したトナー付着量と、拡散反射光出力とトナー付着量とが関連づけられた拡散反射光付着量変換テーブルとから、目標の拡散反射光出力を算出する。そして、拡散反射光出力Vdifと目標の拡散反射光出力との比率から、補正値Kを算出する。
なお、拡散反射光出力Vdifの補正方法は、これに限られず、例えば、特開2005−77685号に記載された方法でもよい。
このように、プロセスユニットの使用時期によって画像形成に用いられるトナー粒径が異なってしまうのであう。従って、先の図1で説明したように、トナーパッチが低付着量のときは、粒径によって同じ付着量であっても正反射光出力Vreg、拡散正反射光出力Vdifが異なってきてしまう。
図9に示すように、同じ付着量でも粒径によって正反射光出力が異なることがわかる。また、図10に示すように、トナー付着量が6[g/m2]以下においては、同じ付着量でも粒径によって正反射光出力が異なることがわかる。
そこで、本実施形態は、以下の実施例1、2に示すような方法で、トナー粒径を推定し、推定したトナー粒径に基づいて、Y,M,C色のトナー付着量の算出を行っている。これにより、トナー粒径誤差のない精度の高いトナー付着量算出を行うことができる。
まず、実施例1について、説明する。
この実施例1は、規定のトナー粒径に対応したトナー付着量変換テーブルを用いて仮補正値を算出する。次に、飽和トナーパッチを形成し、飽和トナーパッチの拡散反射光出力Vdifを仮補正値で補正した値Vdif1´に基づいて、トナー粒径を推定する。
具体的には、図11に示すように、トナー付着量検知用のテストパターン画像Pt1の後に、3つの飽和トナーパッチPS1〜PS3を形成する。なお、本実施例1では飽和トナーパッチを3つ(PS1〜PS3)形成しているが、ひとつでもトナー粒径の推定を行うことができる。この飽和トナーパッチの付着量は、図10に示すように、トナー付着量や粒径が変化しても拡散反射光出力Vdifが変化しない飽和領域の付着量(付着量12[g/m2]以上)となっている。具体的には、PS1の目標付着量を12[g/m2]、PS2の目標付着量を15[g/m2]、PS3の目標付着量を18[g/m2]に設定している。これら目標付着量は、単色では多すぎて実現しないため、C、M、Yの3色のトナーを中間転写ベルト上で重ね合わせることで実現している。例えば、飽和トナーパッチPS1においては、各色の目標付着量を4.0[g/m2]とし、飽和トナーパッチPS2においては、各色の目標付着量を5.0[g/m2]とし、飽和トナーパッチPS3においては、各色の目標付着量を6.0[g/m2]としている。各色のトナー付着量が目標付着量となるように画像形成条件(現像バイアスVbまたはレーザパワーLP)を調整して、各感光体上にトナーパッチを形成する。それらのトナーパッチを中間転写ベルト36上で重ねあわせて所望の目標付着量の飽和トナーパッチPS1〜PS3を得る。
よって、この1.62[V]から仮補正後の拡散反射光出力Vdif1´が、どのくらい異なるかを調べることによって、トナー粒径を推定することができる。あらかじめ実験して出力差とトナー粒径とが関連づけられたテーブルを記憶しておけば、容易にトナー粒径の推定を行うことができる。具体的には、算出した出力差とテーブルとから、トナー粒径を推定する。
図に示すように、まず、粒径依存性トナーパッチであるトナー層が一層未満の低付着量トナーパッチを中間転写ベルトに形成して(S11)、光学センサで検知する(S12)。次に、低付着量トナーパッチを検知したときの正反射光検出値と、予め決められた規定のトナー粒径に対応した付着量変換テーブルとに基づいて目標拡散反射光検出値を算出する(S13)。すなわち、低付着量トナーパッチを検知したときの正反射光検出値と予め決められた規定のトナー粒径に対応した正反射光付着量変換テーブルとに基づいて、トナー付着量を算出し、算出したトナー付着量と予め決められた規定のトナー粒径に対応した拡散反射光付着量変換テーブルとに基づいて、目標拡散反射光検出値を算出する。次に、目標拡散反射光検出値と、低付着量トナーパッチを検知したときの拡散反射光検出値とから、比率(仮補正値K)を算出する(S14)。
次に、飽和トナーパッチを作成し(S15)、光学センサで検知する(S16)。飽和トナーパッチを検知したときの拡散反射光検出値Vdifに上記比率(仮補正値K)を乗算し(S17)、乗算した値から、トナーの粒径を推定する(S18)。具体的には、比率(仮補正値K)が乗算された拡散反射光検出値Vdif3と、予め記憶された飽和トナーパッチの拡散反射光出力値Vdifとを比較してトナー粒径を推定する。
次に、実施例2について説明する。
この実施例2においては、規定のトナー粒径に対応した付着量変換テーブルを用いて階調パターンの各トナーパッチの付着量を算出して、仮の画像形成条件(現像バイアスなど)を設定する。そして、仮の画像形成条件で粒径非依存性トナーパッチを形成し、粒径非依存性トナーパッチの検出値に基づいてトナー粒径の推定を行う。
各トナーパッチの付着量を算出する際に用いられた付着量変換テーブルに対応する規定のトナー粒径が0.01[mm]で、階調パターンの作成に用いられたトナー粒径が0.006[mm]のときは、算出されたトナー付着量は、実際の付着量よりも多くなる。その結果、実際のトナー付着量と現像バイアスとの関係と、算出されたトナー付着量と現像バイアスとの関係が異なる。従って、算出されたトナー付着量と現像バイアスとの関係からそれぞれ所望の画像濃度のトナー像を形成し得るよう補正される仮の画像形成条件には、トナー粒径誤差の影響が現れる。
一例を挙げて説明すると、規定のトナー粒径が0.01[mm]で、階調パターンの作成に用いられたトナー粒径が0.006[mm]で設定された仮の画像形成条件で目標付着量4.5[g/m2]となるように各色のトナーパッチを作像しても、実際の付着量は、その(2/3)倍の3.0[g/m2]となる。従って、粒径非依存性トナーパッチの実際の付着量は、6.0[g/m2]となる。
Ty=(Tr+Tg−Tb)/2
Tm=(Tb+Tr−Tg)/2
Tc=(Tg+Tb−Tr)/2
上記Trは、粒径依存性トナーパッチPT1のトナー付着量であり、Tgは、粒径依存性トナーパッチPT2のトナー付着量であり、Tbは、粒径依存性トナーパッチPT3のトナー付着量である。
画像形成条件を設定するための複数のトナーパッチからなる階調パターンを作成し(S21)、光学センサで検知する(S22)。階調パターンの検知結果と、予め決められた規定のトナー粒径に対応した付着量変換テーブルとに基づいて階調パターン各トナーパッチのトナー付着量を算出する(S23)。算出したトナー付着量に基づいて画像形成条件を設定し(S24)、設定した画像形成条件に基づいて、粒径非依存性トナーパッチを作成する(S25)。そして、粒径非依存性トナーパッチのトナー付着量に基づいて、トナーの粒径を推定する(S26)。
2Y,M,C,K:感光体
5K:現像装置
36:中間転写ベルト
69:光学センサ
Claims (12)
- 像担持体上にトナーパッチを形成するトナーパッチ形成手段と、
前記像担持体上に形成されたトナーパッチからの正反射光と拡散反射光とを検出する光学検知手段とを有し、
該光学検知手段の正反射光検出値と拡散反射光検出値とに基づいてトナーパッチの付着量を算出するトナー付着量算出装置において、
正反射光検出値を正規化する正反射光正規化手段と、
前記トナーパッチ形成手段で、前記光学的検知手段の検出値がトナー粒径に依存する粒径依存性トナーパッチを像担持体上に形成し、前記粒径依存性トナーパッチを前記光学検知手段で検出し、前記粒径依存性トナーパッチの正規化された正反射光検出値と、トナー粒径に対応した付着量変換テーブルとに基づいて、前記拡散反射光検出値を補正するための補正値を算出する補正値算出手段と、
前記補正値算出手段で予め決められた規定のトナー粒径に対応した付着量変換テーブルを用いて仮補正値を算出し、トナーパッチ形成手段で、前記光学的検知手段の拡散反射光検出値がトナー粒径および付着量に依存しない飽和トナーパッチを像担持体上に形成し、前記飽和トナーパッチを前記光学検知手段で検出し、飽和トナーパッチの拡散反射光検出値を前記仮補正値で補正した値と、予め実験で求めた前記飽和トナーパッチの拡散反射光検出値に基づいてトナー像の形成に用いられるトナー粒径を推定するトナー粒径推定手段とを備えたことを特徴とするトナー付着量算出装置。 - 請求項1のトナー付着量算出装置において、
トナー粒径毎の付着量変換テーブルを記憶する記憶手段を備え、
前記トナー粒径推定手段で推定したトナー粒径に対応する付着量変換テーブルを特定し、特定した付着量変換テーブルと前記光学的検知手段の検知結果とに基づいて、トナー付着量を算出することを特徴とするトナー付着量算出装置。 - 請求項2のトナー付着量算出装置において、
前記補正値算出手段は、前記トナー粒径推定手段実行後、前記トナー粒径推定手段で推定したトナー粒径に対応する付着量変換テーブルを特定し、特定した付着量変換テーブルに基づいて、前記補正値を算出しなおすことを特徴とするトナー付着量算出装置。 - 請求項1乃至3いずれかのトナー付着量算出装置において、
前記正反射光正規化手段は、像担持体表面を検知したときの正反射光検出値に基づいて、正規化値を算出し、算出した正規化値に基づいて検知した正反射光検出値を正規化することを特徴とするトナー付着量算出装置。 - 請求項1乃至4いずれかのトナー付着量算出装置において、
前記粒径依存性トナーパッチは、トナー層が1層未満のトナーパッチであることを特徴とするトナー付着量算出装置。 - 像担持体上に複数色のトナー像を形成する画像形成手段と、
前記像担持体上のトナー像を光学的に検知して、該トナー像の付着量を算出するトナー付着量算出手段と、
該トナー付着量算出手段で算出したトナー像のトナー付着量を用いて所定の制御を実行する制御手段とを備える画像形成装置において、
前記トナー付着量算出手段として、請求項1乃至5いずれかのトナー付着量算出装置を用いたことを特徴とする画像形成装置。 - 像担持体上にトナー像を形成する画像形成手段と、
前記像担持体上のトナー像からの反射光を検出する光学的検知手段と、
前記像担持体上に少なくと低付着量のトナーパッチを含んだ画質調整用パターンを形成し、前記光学的検知手段の前記画質調整用パターンを検知したときの検出値とトナー粒径に対応した付着量変換テーブルとに基づいて、前記画質調整用パターンにおけるトナーパッチのトナー付着量を算出し、算出したトナー付着量に基づいて画像形成条件を設定する画像形成条件設定手段とを備える画像形成装置において、
予め決められた規定のトナー粒径に対応した付着量変換テーブルを用いて前記画像形成条件設定手段を実行して、仮の画像形成条件設定し、仮の画像形成条件で光学的検知手段の拡散反射光検出値がトナー粒径に依存しない粒径非依存性トナーパッチを形成し、粒径非依存性トナーパッチのトナー付着量に基づいてトナー粒径を推定するトナー粒径推定手段を備えたことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項7の画像形成装置において、
トナー粒径毎の付着量変換テーブルを記憶する記憶手段を備え、
前記トナー粒径推定手段を実行した後、
前記トナー粒径推定手段で推定したトナー粒径に対応する付着量変換テーブルを特定し、特定した付着量変換テーブルを用いて前記画像形成条件設定手段を実行するように構成したことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項7または8の画像形成装置において、
前記粒径非依存性トナーパッチが、1層以上のトナー層からなることを特徴とするトナー付着量算出装置。 - 請求項6乃至9いずれかの画像形成装置において、
前記光学検知手段として、赤外光を検出するものを用い、
前記粒径非依存性トナーパッチが、複数色のトナー像を重ね合わせることで形成されるようにしたことを特徴とする画像形成装置。 - トナーの粒径を推定するトナー粒径推定方法において、
光学的検知手段の検出値が粒径に依存する粒径依存性トナーパッチを作成する工程と、
粒径依存性トナーパッチを正反射光と拡散反射光とを検知できる光学的検知手段で検知する工程と、
粒径依存性トナーパッチを検知したときの正反射光検出値と、予め決められた規定のトナー粒径に対応した付着量変換テーブルとに基づいて算出された拡散反射光検出値と、粒径依存性トナーパッチを検知したときの拡散反射光検出値とから比率を算出する工程と、
前記光学的検知手段の拡散反射光検出値がトナー粒径および付着量に依存しない飽和トナーパッチを作成する工程と、
飽和トナーパッチを前記光学的検知手段で検知する工程と、
飽和トナーパッチを検知したときの拡散反射光検出値に前記比率を乗算した値から、トナーの粒径を推定する工程とを有することを特徴とするトナー粒径推定方法。 - トナーの粒径を推定するトナー粒径推定方法において、
画像形成条件を設定するための複数のトナーパッチからなる画質調整パターンを作成する工程と、
画質調整用パターンを正反射光と拡散反射光とを検知できる光学的検知手段で検知する工程と、
画質調整用パターンの検知結果と、予め決められた規定のトナー粒径に対応した付着量変換テーブルとに基づいて画質調整用パターンの各トナーパッチのトナー付着量を算出する工程と、
算出したトナー付着量に基づいて画像形成条件を設定する工程と、
設定した画像形成条件に基づいて、前記光学的検知手段の拡散反射光検出値がトナー粒径に依存しない粒径非依存性トナーパッチを作成する工程と、
粒径非依存性トナーパッチのトナー付着量に基づいて、トナーの粒径を推定する工程とを有することを特徴とするトナー粒径推定方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008215817A JP5142039B2 (ja) | 2008-08-25 | 2008-08-25 | トナー付着量算出装置、画像形成装置およびトナー粒径推定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008215817A JP5142039B2 (ja) | 2008-08-25 | 2008-08-25 | トナー付着量算出装置、画像形成装置およびトナー粒径推定方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010049201A JP2010049201A (ja) | 2010-03-04 |
JP5142039B2 true JP5142039B2 (ja) | 2013-02-13 |
Family
ID=42066306
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008215817A Expired - Fee Related JP5142039B2 (ja) | 2008-08-25 | 2008-08-25 | トナー付着量算出装置、画像形成装置およびトナー粒径推定方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5142039B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7319907B2 (en) | 2002-11-18 | 2008-01-15 | International Remote Imaging Systems, Inc. | Multi-level controller system |
JP5821350B2 (ja) * | 2011-07-12 | 2015-11-24 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成装置 |
JP6518078B2 (ja) * | 2015-02-25 | 2019-05-22 | キヤノン株式会社 | 測定装置および測定方法、ならびに画像形成装置 |
DE112018002292T5 (de) * | 2017-05-02 | 2020-02-27 | Mitsubishi Paper Mills Limited | Druckpapier |
-
2008
- 2008-08-25 JP JP2008215817A patent/JP5142039B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010049201A (ja) | 2010-03-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP1594015B1 (en) | Color image forming apparatus and density control method therefor | |
US7616910B2 (en) | Image forming apparatus capable of optimizing glossiness of image formed on recording material with transparent or white toner | |
US20050281574A1 (en) | Image forming apparatus and program for controlling image forming apparatus | |
JP5225358B2 (ja) | 画像形成装置 | |
US7538918B2 (en) | Toner image forming apparatus including gradation control | |
JP4794226B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP7304678B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5142039B2 (ja) | トナー付着量算出装置、画像形成装置およびトナー粒径推定方法 | |
JP2001194843A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2013033293A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2008107449A (ja) | 画像形成装置 | |
JP4639099B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2022071988A (ja) | 画像形成装置 | |
EP3067751A1 (en) | Image forming apparatus and control method for image forming apparatus | |
JP4526927B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5222623B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2009069506A (ja) | 画像形成装置 | |
JP4664587B2 (ja) | 画像濃度検知方法および画像形成装置 | |
JP2005352379A (ja) | 画像形成装置 | |
JP4820067B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP7215279B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5304240B2 (ja) | 濃度検出装置、画像形成装置、濃度検出プログラム | |
JP2002148887A (ja) | トナー濃度測定方法および画像形成装置 | |
JP5135168B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2008102463A (ja) | 画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110524 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20121018 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20121026 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20121108 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151130 Year of fee payment: 3 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5142039 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |