JP2005130415A - 車両用ガラスアンテナ - Google Patents

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Abstract

【課題】FM放送波の受信利得および指向性能を高め、TV放送波も受信可能とする車両用ガラスアンテナの提供。
【解決手段】デフォッガとその上部余白部にアンテナを配設した車両用の後部窓ガラスにおいて、該余白部の範囲内で金属窓枠の内側上辺又は縦辺近傍に設けた給電点から少なくとも窓枠上辺に近接かつ容量結合する第1の水平線条を窓枠の縦中心線を越える位置迄延ばし、給電点から第1の水平線条の先端までの長さを受信波長をλとした時にαλ/2(波長短縮率α)とし、第1の水平線条の先端より第1の垂直線条を加熱導電線条に向けて延ばし、第1の垂直線条の下端およびその略中間部より給電点側に向けて第1、及び第2の折返し線条を水平方向に配設し、第1の垂直線条と第1の折返し線条の長さの合計をβλ/4(波長をλ、波長短縮率β)とし、第1の折返し線条とデフォッガ間の間隔を上部余白部高さの1/3以上離間させた。
【選択図】 図1

Description

本発明は、自動車等の後部窓ガラスに配設するデフォッガの加熱導電線条の上部余白部に設けたAM/FMラジオ放送帯及びTV放送帯用のアンテナに関するものである。
従来より、車両等の窓ガラスにガラスアンテナを設ける場合には、運転者側の前部窓ガラスに設けると運転者等の視界の邪魔になるので、後部窓ガラスに設けたアンテナが一般的に採用されている。
特に、AMラジオ放送波/FMラジオ放送波用及びTV放送波用のガラスアンテナについては、過去に数多くの出願がされており、後部窓ガラスの加熱用導電線条の上部余白部は、ガラスアンテナを設けるためのスペースが比較的大きく、アンテナの配設位置を高くする程受信利得を高めることができるので、この上部余白部にガラスアンテナを設けるケースが最も多く、また、実用化も多くされているのが現状である。
一方、複数本の略水平方向に設けた加熱用導電線条の両端に接続したバスバー間に直流電源によって通電させ、略水平導電線条に通電加熱して窓ガラスの曇りを除去させるデフォッガを、デフォッガ機能だけでなくアンテナとしても利用するケースも多く行われている。
この場合、デフォッガの加熱用導電線条やバスバーより直接引き出し線を介してアンテナ端子へ接続したり、あるいは、デフォッガの上部余白部に設けたアンテナエレメントが有する水平線条の一部を、デフォッガの加熱用導電線条に近接させて容量結合させ、アンテナとして利用することが多い。
このように、デフォッガをFMラジオ放送波用及びTV放送波用のガラスアンテナアンテナとして利用する場合には、デフォッガのパターン形状や直流電源からデフォッガへの給電線が車種ごとにさまざまに異なり、この給電線の長さによって受信特性等が異なるため、車種ごとにアンテナの調整を行う必要がある。
また、AMラジオ放送波用のガラスアンテナアンテナとして利用する場合においても、デフォッガの加熱用導電線条が受信した高周波電流をボディに漏洩しないようにデフォッガの直流回路と切り離すためのチョークコイルを設けなければならないが、このチョークコイルは重量が重い上に製造コストがかかるという問題点があった。
しかしながら、デフォッガがアンテナ系統にノイズ等の影響を及ぼすことから、アンテナパターンをある程度デフォッガから離れた位置に設け、ノイズを低減させるようにしたケースもある。
例えば、特開平9−172315号公報には、車両の車両窓に設けられたアンテナ・グリッドを備え、前記アンテナ・グリッドは、前記窓の全幅にわたり実質的に延在する複数のアンテナ要素を含み、前記アンテナ・グリッドは更に、対向端部で前記アンテナ要素を接続する第1及び第2の端部バスバーと、中央の場所で前記アンテナ要素を接続する垂直中央要素と、同調グリッドとを含み、前記同調グリッドは、前記アンテナ要素に接続された2つの垂直同調要素と、前記垂直同調要素に接続された同調スタブとを含み、前記アンテナ要素は、前記車両窓に設けられたヒーターグリッドのヒーター要素より離れた要素であり、前記アンテナ・グリッドは更に、前記第1のバスバーに接続され且つ前記アンテナ・グリッドと前記ヒーター・グリッドの間に延在するL字形状の要素と、前記垂直中央要素の一つに接続され且つ前記アンテナ・グリッドと前記ヒーター・グリッドの間に延在するT字形状の要素とを含み、前記アンテナグリッドに電気的に接続され、前記アンテナ要素により受信された信号に応答するマッチング回路を備える車両の車両ラジオ用アンテナ・システムが開示されている(特許文献1)。
また、特開2001−168623号公報には、ヒータ線とバスバーとを有する通電加熱式のデフォッガと、アンテナ導体とが自動車の後部窓ガラス板に設けられている自動車用ガラスアンテナにおいて、アンテナ導体は後部窓ガラス板のデフォッガの上方余白部にデフォッガと所定間隔を隔てて設けられており、車内側又は車外側から見て、給電点は後部窓ガラス板の右上側部近傍に設けられており、アンテナ導体は、ループエレメントと、上側エレメントと、下側エレメントとを備え、ループエレメントは略長方形であって、後部窓ガラス板の右側部近傍から左側部近傍まで略横方向に伸長され、ループエレメントの右端部は給電点に接続されており、上側エレメントは、ループエレメントの左上端部近傍を起点として一旦上方に伸長された後、曲折して右方に伸長されており、下側エレメントは、ループエレメントの左下端部近傍を起点として一旦下方に伸長された後、曲折して右方に伸長されていることを特徴とする自動車用ガラスアンテナが開示されている(特許文献2)。
特開平9−172315号公報 特開2001−168623号公報
しかしながら、特許文献1に示されたガラスアンテナは、その本文中の記載によれば、適正な受信を提供するためには、アンテナ要素44はそれらがラジオに適切な周波数を受信するのに適用可能なように半波長受信と整合するために適切な寸法にされているとされ、また水平デフォッガ要素34とアンテナ要素44の間に生じるキャパシタンスがアンテナ要素44と車体板金32の間のキャパシタンスとほぼ同じになるように、アンテナ要素44は後部窓12のガラス上で適切に離間されるべきであるとされ、アンテナを半波長に調整しさらに、アンテナを車体板金と水平デフォッガ要素のいずれからもある程度離して配設することにより、所望の性能を得ようとするものである。
このようにアンテナを半波長受信に整合しさらにアンテナ要素44を車体板金32から離間して設けると、アンテナインピーダンスが高くなり受信効率が低下するばかりでなく、車体で受信した電波を効率よくアンテナでピックアップしさらにアンテナ利得を高めることが困難になる。
さらに、水平デフォッガ要素34とアンテナ要素44の間に生じるキャパシタンスがアンテナ要素44と車体板金32の間のキャパシタンスとほぼ同じになるように、アンテナ要素44は後部窓12のガラス上で適切に離間されるべきであるとされ、アンテナを半波長に調整しさらに、アンテナを車体板金と水平デフォッガ要素のいずれからもある程度離して配設することは、ノイズ源である熱線から離間しているためノイズの影響はある程度小さくなるものの、アンテナ受信面積を減少させることになり、アンテナ受信利得の低下は避けられなかった。
また、特許文献2に示されたガラスアンテナは、詳細な説明によれば、最高位のヒーター線と下側エレメントの間隔が30〜50mmが好ましく、この間隔が50mm超であるとAMラジオ放送帯の感度が低下して好ましくないと記載されており、さらに、実施例2としてこの間隔を60mmとした時に、FMラジオ放送帯の広域周波数の感度が低下することが記載されている通り、デフォッガの最高位のヒーター線と下側エレメントの間隔はある限定された範囲に限定されたものである。
特許文献2は、ヒーター線とアンテナの間隔を30〜50mmと小さくするため、ヒーター線からのノイズの影響を十分避けられないばかりか、アンテナエレメントとデフォッガの最高位のヒーター線との間隔を60mm以上とした時に、FMラジオ放送帯の広域周波数の感度が低下するとのことから、ヒーター線と50mm以内で容量結合するヒーター線を利用したアンテナであり、車種ごとにさまざまに変化するヒーター線形状の影響を大きく受けるため、車種ごとにアンテナ形状の調整を行う必要があった。さらにヒーター線の影響を受けるためFMラジオ放送帯のアンテナとしての利得も十分でなかった。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、自動車の後部窓ガラスの上部余白部に設けたアンテナで、周波数帯域が76〜90MHzのFMラジオ放送波や88〜108MHzのFMラジオ放送波に対して、主として高利得なアンテナ受信性能を得ることができ、さらにAMラジオ放送波やTV放送波についても良好に受信できるガラスアンテナの提供を目的とするものである。
すなわち、本発明は、略水平方向に延ばした複数本の水平加熱導電線条の両端にバスバーを接続したデフォッガと該デフォッガの上部余白部にアンテナ線条を配設した車両用の後部窓ガラスにおいて、
前記上部余白部の範囲内で、金属フランジ窓枠の内側上辺または縦辺に近接する位置に給電点を設け、該給電点から少なくともフランジ窓枠上辺に近接かつ容量結合する第1の水平線条をガラス板の縦中心線を越える位置まで延ばし、前記給電点から第1の水平線条の先端までの長さを受信周波数の波長をλとした時にαλ/2(波長短縮率α=約0.5)とし、該第1の水平線条の先端より垂直線条を加熱導電線条に向けて延ばし、該垂直線条の下端およびその略中間部よりそれぞれ給電点側に向けて第1の折返し線条、および第2の折返し線条を水平方向に配設し、前記垂直線条と第1の折返し線条の長さの合計をβλ/4(受信周波数の波長をλ、波長短縮率β=約0.7)とし、第1の折返し線条と前記加熱導電線条間の間隔を上部余白部の高さの1/3以上離間させたことを特徴とする車両用ガラスアンテナである。
あるいは、本発明は、前記第1の折返し線条の第1の垂直線条の下端側端部より給電点とは反対方向に水平補助線条を延ばしたことを特徴とする上述の車両用ガラスアンテナである。
あるいはまた、本発明は、前記第1の水平線条として、その両端部を閉じた二重線としたことを特徴とする上述の車両用ガラスアンテナである。
あるいはまた、本発明は、窓枠内側上辺と前記第1の水平線条の間隔を1〜10mmとして容量結合させたことを特徴とする上述の車両用ガラスアンテナである。
あるいはまた、本発明は、前記第1の折返し線条と最上端に位置する加熱線条の間隔を60〜150mmの範囲内としたことを特徴とする上述のいずれかに記載の車両用ガラスアンテナである。
あるいはまた、本発明は、前記第1の水平線条と第1の折返し線条間の間隔、すなわち第1の垂直線条の高さを40〜100mmとしたことを特徴とする上述のいずれかに記載の車両用ガラスアンテナである。
あるいはまた、本発明は、前記デフォッガの極性が+側のバスバー4’とボディアース間に、少なくともコンデンサを有する回路を接続したことを特徴とする上述のいずれかに記載の車両用ガラスアンテナである。
本発明によれば、自動車の後部窓ガラスのデフォッガの加熱用導電線条の上部余白部に設けたアンテナを、金属フランジの上辺と容量結合するように近接させ、自動車の金属ボディが受信した電波を該アンテナでピックアップすることによってFMラジオ放送波帯の受信利得を高めることができ、さらにデフォッガの加熱線条の最上線から離すように遠ざけることによって、デフォッガの影響を受けないようにし、FMラジオ放送波帯の受信利得を高めることができ、さらに、AMラジオ放送波帯についてもデフォッガの加熱用導電線条からのノイズ混入を低減することができた。
特にFMラジオ放送波の受信利得を76MHz〜90MHzのFM帯域だけでなく、88MHz〜108MHzのFMラジオ放送波帯域やTV放送波帯域まで広帯域に亘ってホイップアンテナの受信レベル程度にまで高めることができた。
本発明は、図1に示したように、自動車等の車両の後部窓ガラス1に設けた略水平方向に延ばした複数本の水平加熱導電線条の両端にバスバーを接続したデフォッガ2の上部余白部に配設したAM/FMラジオ帯を主として良好に受信するアンテナであり、さらにはTV放送波VHF帯の受信も可能なアンテナである。特に76〜108MHzのFMラジオ放送波に対しては、高性能な受信感度が得られ、デフォッガや車両形状の影響を受けにくいアンテナである。
前記上部余白部の領域内で、略矩形状の金属フランジ窓枠の内側上辺のコーナー寄りの位置、または縦辺に近接する位置に給電点5を設け、該給電点5から少なくともフランジ窓枠上辺に沿って近接かつ容量結合するように第1の水平線条9をガラス板の中心線を越える位置まで延ばした。
図3に示すように、給電点5の位置が金属フランジの内側の縦辺に近接する位置にある場合は、該給電点5より縦辺に沿って上部コーナー近傍まで垂直線条を延ばし、その先端よりフランジ窓枠上辺に沿って近接かつ容量結合するように水平方向に第1の水平線条9を延ばし、該第1の水平線条9の先端より垂直線条10を加熱導電線条に向けて延ばし、該垂直線条10の下端部および略中間部よりそれぞれ給電点側に向けて第1の折返し線条11、および第2の折返し線条11’を水平方向に延設した。
また、図3、図4の符号12として示すように、前記第1の折返し線条11の第1の垂直線条10の下端側端部より給電点5とは反対方向に水平補助線条12を延ばすようにすることもできる。
さらに、前記給電点5から第1の水平線条9の先端までの長さは、受信周波数帯域の中間波長をλとした時にαλ/2(波長短縮率α=約0.5)の長さとし、前記垂直線条と第1の折返し線条の長さの合計をβλ/4(受信周波数の波長をλ、波長短縮率β=約0.7)とし、前記アンテナの最下線である第1の折返し線条をデフォッガの影響を受けない程度に離間させ、第1の折返し線条と前記加熱導電線条間の距離を上部余白部の高さの1/3以上の長さとした。
図2、図4に示すように、前記第1の水平線条9は、その両端部を閉じた二重線とし、近接して設けた2本の水平線条の一端側をいずれも給電点5に接続し、他端側についても2本の水平線条を垂直線条10に接続するようにしても良い。前記二重線の2本の線条の間隔については、3〜10mm程度とすると良好な周波数特性が得られ好ましい。
また、本発明のアンテナの前記第1の水平線条9は、金属フランジ6の窓枠内側上辺との間隔を1〜10mmとして金属ボディと容量結合させた。
さらにまた、前記アンテナの最下線である第1の折返し線条11と、デフォッガ2の最上端に位置する加熱線条3との間隔を60〜150mmの範囲内とするのが良い。
あるいはまた、本発明は、前記第1の水平線条9と第1の折返し線条11間の間隔、すなわち第1の垂直線条10の長さを40〜100mmとした。
また、図1に示したように、前記デフォッガ2の極性が+側のバスバー4’とボディアース間には、少なくともコンデンサ14を有する回路を接続した。
本発明のアンテナの作用について説明する。
該給電点5から延ばした第1の水平線条9を少なくともフランジ窓枠上辺に沿って1〜10mmの間隔で近接かつ容量結合するようにガラス板の中心線を越える位置まで延ばしたのは、金属ボディに載った電波を容量結合によってピックアップし、受信利得を高めることができるためである。
図10に示される通り、アンテナ最上線と金属フランジとの間隔が狭いほど、FM帯アンテナ利得が高く、特に、該間隔が10mm以下の場合が良好であることがわかる。
本発明のアンテナの最下線の線条である第1の折返し線条と、デフォッガ2の最上線とを、上部余白部の高さの約1/3以上、具体的には60〜150mmの範囲内で離すようにしたのは、本発明のアンテナがデフォッガの影響を受けないようにしたためである。
これについては、図9に示される通り、アンテナ最下線と熱線最上線との間隔が広いほど、AM帯アンテナのデフォッガからのノイズの影響が小さくなりS/N比が向上し、該間隔が60mm以上の場合に特に良好であることがわかる。
また、前記給電点5から金属フランジの内側上辺に沿って延ばした第1の水平線条9の先端までの長さを、受信周波数帯域の中間波長をλ、波長短縮率αを約0.5とした時にαλ/2とすると良いとした理由は、第1の水平線条9は垂直線条10と第1の折返し線条11で受信したFM帯放送波を伝送ロスなく給電点5に伝送するためであり、またアンテナ受信エレメントである垂直線条10と第1の折返し線条11を最も受信効率の高くなるガラス左右中央部に配置するためであり、さらに車両の金属ボディが受信したFMラジオ放送波を効率よくピックアップし更に受信利得を高めるためである。
また、同じく前記垂直線条10と第1の折返し線条11の合計長さを、受信周波数帯域の中間波長をλ、波長短縮率βを約0.7とした時に、βλ/4の長さとすると良いとした理由は、前記垂直線条10と第1の折返し線条11はガラス左右中央部に配置されており、FM帯放送波を最も効率よく受信するためには短かく、かつ受信効率の高いアンテナエレメントである必要があり、車両のガラスサイズを考慮するとλ/4が最も適しているためである。
ここで本発明の波長短縮率αおよびβがそれぞれ約0.5および約0.7と異なっている理由について補足説明する。車両用の後部窓ガラスの室内面側に設けるガラスアンテナは、ガラスの影響により波長短縮率は約0.7となるのが通常であるが、本発明の第1の水平線条9については車両の金属ボディが近接しているために更なる波長短縮効果を受け、確認実験をした結果、波長短縮率αは約0.5であることが確認されたためである。
前記第1の水平線条9を二重線とした場合には、2本の水平線条の右端同士、および左端同士を連結すれば、閉ループ形状となり、これによって共振の鋭さであるQ値を小さくすることができ、広帯域な周波数特性を有するアンテナとすることができる。
前記給電点5を金属フランジ6の縦辺の内側に設けた場合は、給電点から延ばした線条は上部コーナー部近傍を通り、金属フランジの内側上辺に沿って延ばした略L字状の線条となり、この略L字状の線条も第1の水平線条とみなすことができる。
前記水平補助線条12については、アンテナに接続された図示しないアンプやラジオとのインピーダンスマッチングをとるのに有効なだけでなく、AMラジオ放送波の受信利得向上に特に有効である。
また、図1に示したように、前記デフォッガ2の極性が+側のバスバー4’とボディアース間に、少なくともコンデンサ14を有する回路を設け、該コンデンサ14は直流電源13に並列に接続する回路とすることにより、給電線からデフォッガ2に入ってくるノイズを低減でき、AMラジオ放送波受信時のアンテナへのノイズ混入をさらに低下することができるので望ましい。
本発明のアンテナは、単独でも充分使用可能であるが、本発明のアンテナと、後部窓ガラスに設けた他のアンテナ、さらには前部窓ガラスに設けたアンテナ、側部窓ガラスに設けたアンテナ、ホイップアンテナなどのポールアンテナなどと組み合わせてダイバーシティ受信しても勿論よい。
[実施例1]
図1に示すように、車両用の後部窓ガラスに装着される板ガラス1の車内側表面中央部に、略水平な複数本の加熱用導電線条3、3、・・と、それらの両端に接続したバスバー4、4'とからなるデフォッガ2を設け、該デフォッガ2の上部余白部に本発明のアンテナ8を設けた。
本発明のアンテナ8は、給電点5を窓枠の金属フランジ6の上辺コーナー近傍位置に設け、該給電点5より窓枠の上辺開口辺に近接し、該開口辺に沿ってガラス板の中心線を越える位置まで第1の水平線条9を延ばし、該第1の水平線条9の先端より垂直線条10を加熱導電線条に向けて延ばし、該垂直線条10の下端部および略中間部よりそれぞれ給電点5側に向けて第1の折返し線条11、および第2の折返し線条11’を水平方向に延設した。
後部窓ガラス1は略台形状であり、その寸法は、上辺長さA=1,230mm、下辺長さB=1,500mm、側辺垂直長さC=780mmである。
各線条の長さは以下の通りである。
第1の水平線条9の長さ=800mm
第1の垂直線条10の長さ=65mm
第1の折返し線条11の長さ=420mm
第2の折返し線条11’の長さ=500mm
第1の水平線条9と金属フランジ6の開口部上辺との間隔=5mm
第1の水平線条9と第2の折返し線条11’との間隔=35mm
第2の折返し線条11’と第1の折返し線条11との間隔=30mm
第1の折返し線条11とデフォッガの最上線との間隔=80mm
前記寸法からなるガラスアンテナを導電ペーストによりプリントし、焼成して形成した。
このようにして得られた後部窓ガラスを自動車の後部窓に装着して、さらに−側のバスバー4はボディにアースし、+側のバスバー4’については直流電源回路13を接続するとともに、該直流電源回路13に並列にコンデンサ14を介してアースする構成とした。尚、コンデンサの容量は4.7μFとした。
直流電源回路を接続した状態で、本発明のアンテナによって、88〜108MHzの海外のFMラジオ放送波帯の垂直偏波を受信して、ダイポールアンテナの受信利得を0dBとしたときの利得差で表すと、平均で−8.7dBとなり、ホイップアンテナの利得は約−8.0dB程度であるので、チューニングした76MHz〜108MHzの帯域においてホイップアンテナの受信利得並の、非常に良好なアンテナであることがわかる。さらに、図示しないアンプを介することにより更なるFM帯受信利得の向上を図ることができる。
また、本実施例によって、そのときの周波数毎の受信利得を表す周波数特性は、図5に示すようになり、88MHz〜108MHzの広帯域において高い受信利得が得られることがわかる。
さらに、図6に示す指向特性図からわかるように、88〜108MHzのFMラジオ放送波帯域において良好な指向特性が得られることがわかる。
また、図示しないアンプを取り付けた状態で500KHz〜1700KHzのAMラジオ帯の電波を受信して、その受信性能を測定したところ、全ての帯域でノイズが少なくホイップアンテナ以上のS/N比が得られ、AMラジオ放送波帯に対しても非常に良好なアンテナであることがわかった。
さらに、90〜108MHzのTV放送波帯の電波についても、その受信性能を測定したところ、該放送波帯の全ての帯域でホイップアンテナの受信性能と同等の性能を有しており、TV放送波帯に対しても非常に良好なアンテナであることがわかった。
[実施例2]
図2に示す例は、図1に示す実施例1の変形例であり、第1の水平線条9を二重線としたものであり、その他は実施例1と同一である。
前記第1の水平線条9の二重線は、その両端部を閉じた二重線とし、近接して設けた2本の水平線条の一端側をいずれも給電点5に接続し、他端側を垂直線条10に接続した。
板ガラス1の寸法、および各線条の長さは、実施例1とほぼ同様であるが、以下に異なる部分について記載する。
第1の水平線条9の2本の線条の間隔=5mm
このようにして得られた板ガラスを自動車の後部窓ガラスに装着した。さらに図示しないが、図1と同様に、直流電源回路、およびコンデンサを+側のバスバーに接続した。
直流電源を接続した状態で、本発明のアンテナによって、88〜108MHzのFMラジオ放送波帯の垂直を受信して、ダイポールアンテナの受信利得を0dBとしたときの利得差で表すと、平均でそれぞれ−7.6dBとなり、ホイップアンテナの利得は約−8.0dB程度であるので、チューニングした88〜108MHzの帯域においてホイップアンテナの受信利得を上回り、非常に良好なアンテナであることがわかる。
また、本実施例によって、そのときの周波数毎の受信利得を表す周波数特性および指向特性は実施例1と同様の結果が得られた。
また、500KHz〜1700KHzのAMラジオ帯の電波を受信して、その受信性能を測定したところ、実施例1と同様の受信利得が得られ、AMラジオ放送波帯に対しても非常に良好なアンテナであった。
さらに、90〜108MHzのTV放送波帯の電波についても、その受信性能を測定したところ、実施例1と同様の受信利得が得られ、TV放送波帯に対しても非常に良好なアンテナであることがわかった。
このように、本実施例においては、実施例1に比べて第1の水平線条9を二重線としたので、FMラジオ放送波帯においてより高帯域のアンテナ特性が得られ、AMラジオ放送波帯においてよりアンテナ利得が向上できた。
[実施例3]
図3に示す例は、実施例1のアンテナ8の給電点5の位置を窓枠の縦辺近傍の上部余白部の途中部に設け、縦辺に沿って導電線条を上部コーナー部近傍まで延ばしたのち、水平方向に第1の水平線条9を延ばした点、および前記垂直線条10の下端より給電点側に折り返した折返し線条に加えて、垂直線条10の下端より給電点側とは反対側にも水平補助線条12を縦側辺近傍まで延ばした点で実施例1と異なり、その他は実施例1と同じである。
本実施例においては、実施例1に比べて水平補助線条12を追加するように設けたので、AMラジオ放送波帯においてよりアンテナ利得が向上できた。
また、図7の周波数特性図に示されるように、本実施例の周波数毎の受信利得を表す周波数特性は、76MHz〜90MHzの広帯域において高い受信利得が得られることがわかる。
さらに、図8の指向特性図に示されるように、76〜90MHzのFMラジオ放送波帯域において良好な指向特性が得られることがわかる。
さらにまた、本実施例についても、76MHz〜108MHzの帯域、500KHz〜1700KHzのAMラジオ帯について、実施例1、2と同様の受信利得が得られ、非常に良好なアンテナであることが確認できた。
[実施例4]
図4に示す例は、実施例3の第1の水平線条を二重線とした点を除いて、その他の線条部分は実施例3とほぼ同じである。
本実施例においては、実施例3に比べて第1の水平線条9を二重線としたので、FMラジオ放送波帯においてより高帯域のアンテナ特性が得られ、AMラジオ放送波帯においてよりアンテナ利得を向上させることができた。
本パターンについても、76MHz〜90MHzのFMラジオ放送波帯域、500KHz〜1700KHzのAMラジオ放送波帯について、実施例3と同様の受信利得が得られ、非常に良好なアンテナであることが確認できた。
本発明のガラスアンテナを自動車用後部窓ガラスに設けた実施例1を示す正面図。 本発明のガラスアンテナを自動車用後部窓ガラスに設けた実施例2を示す正面図。 本発明のガラスアンテナを自動車用後部窓ガラスに設けた実施例3を示す正面図。 本発明のガラスアンテナを自動車用後部窓ガラスに設けた実施例4を示す正面図。 本発明の実施例1における76MHz〜108MHzのFMラジオ帯の周波数特性図。 本発明の実施例1における88MHz〜108MHzのFMラジオ帯の各周波数における指向特性図。 本発明の実施例3における76MHz〜108MHzのFMラジオ帯の周波数特性図。 本発明の実施例3における76MHz〜90MHzのFMラジオ帯の各周波数における指向特性図。 本発明の実施例1におけるアンテナ最下線と熱線最上線との間隔によるAMラジオ帯のアンテナのS/N比の変化を示す図。 本発明の実施例1におけるアンテナ最上線と金属フランジとの間隔によるFMラジオ帯のアンテナの受信利得の変化を示す図。
符号の説明
1 板ガラス
2 デフォッガ
3 加熱用導電線条
4、4' バスバー
5 給電点
6 金属フランジ
8 本発明のアンテナ
9 第1の水平線条
10 第1の垂直線条
11 第1の折返線条
11’ 第2の折返線条
12 水平補助線条
13 直流電源回路
14 コンデンサ

Claims (7)

  1. 略水平方向に延ばした複数本の水平加熱導電線条の両端にバスバーを接続したデフォッガと該デフォッガの上部余白部にアンテナ線条を配設した車両用の後部窓ガラスにおいて、前記上部余白部の範囲内で、金属フランジ窓枠の内側上辺または縦辺に近接する位置に給電点を設け、該給電点から少なくともフランジ窓枠上辺に近接かつ容量結合する第1の水平線条をガラス板の縦中心線を越える位置まで延ばし、前記給電点から第1の水平線条の先端までの長さを受信周波数の波長をλとした時にαλ/2(波長短縮率α=約0.5)とし、該第1の水平線条の先端より第1の垂直線条を加熱導電線条に向けて延ばし、該第1の垂直線条の下端およびその略中間部よりそれぞれ給電点側に向けて第1の折返し線条、および第2の折返し線条を水平方向に配設し、前記第1の垂直線条と第1の折返し線条の長さの合計をβλ/4(受信周波数の波長をλ、波長短縮率β=約0.7)とし、第1の折返し線条と前記加熱導電線条間の間隔を上部余白部の高さの1/3以上離間させたことを特徴とする車両用ガラスアンテナ。
  2. 前記第1の折返し線条の第1の垂直線条の下端側端部より給電点とは反対方向に水平補助線条を延ばしたことを特徴とする請求項1記載の車両用ガラスアンテナ。
  3. 前記第1の水平線条として、その両端部を閉じた二重線としたことを特徴とする請求項1または2記載の車両用ガラスアンテナ。
  4. 窓枠内側上辺と前記第1の水平線条の間隔を1〜10mmとして容量結合させたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の車両用ガラスアンテナ。
  5. 前記第1の折返し線条と最上端に位置する加熱線条の間隔を60〜150mmの範囲内としたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の車両用ガラスアンテナ。
  6. 前記第1の水平線条と第1の折返し線条間の間隔、すなわち第1の垂直線条の高さを40〜100mmとしたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の車両用ガラスアンテナ。
  7. 前記デフォッガの極性が+側のバスバーとボディアース間に、少なくともコンデンサを有する回路を接続したことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の車両用ガラスアンテナ。


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