JP2005119723A - 箱詰めシステム - Google Patents

箱詰めシステム Download PDF

Info

Publication number
JP2005119723A
JP2005119723A JP2003358903A JP2003358903A JP2005119723A JP 2005119723 A JP2005119723 A JP 2005119723A JP 2003358903 A JP2003358903 A JP 2003358903A JP 2003358903 A JP2003358903 A JP 2003358903A JP 2005119723 A JP2005119723 A JP 2005119723A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conveyor
guide mechanism
belt
pair
boxing system
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003358903A
Other languages
English (en)
Inventor
Suketsugu Yokota
祐嗣 横田
Seisaku Iwasa
清作 岩佐
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ishida Co Ltd
Original Assignee
Ishida Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ishida Co Ltd filed Critical Ishida Co Ltd
Priority to JP2003358903A priority Critical patent/JP2005119723A/ja
Publication of JP2005119723A publication Critical patent/JP2005119723A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Container Filling Or Packaging Operations (AREA)

Abstract

【課題】 上流側から搬入された物品を適正な姿勢に修正すると共に、袋詰まりを防止可能な箱詰めシステムを提供する。
【解決手段】 上流側から搬入された物品を下流側へ搬送する搬送装置20と、該装置20から順次搬入された所定個数の袋Xを所定姿勢の一群状態で下流側へ搬送する集積搬送装置と、該装置で搬送された一群の袋Xを箱に詰め込む箱詰装置とが備えられた箱詰めシステムであって、前記搬送装置20は、袋Xを載置して搬送する搬送コンベア43と袋Xの姿勢を修正するガイド機構31とを有し、かつ、該ガイド機構31は前記搬送コンベア43の両側部に配設された対向する一対のベルトコンベア50,50で構成されると共に、該ベルトコンベア50,50の互いに対向する面が搬送コンベア43の搬送方向Aに走行可能とした。
【選択図】 図2

Description

本発明は、ポテトチップス等が封入された袋を段ボール箱等に箱詰めする箱詰めシステムに関し、物品梱包の技術分野に属する。
一般に、ポテトチップス等が封入された袋を所定個数段ボール箱等に箱詰めする箱詰めシステムにおいて、例えばシールチェッカ等が備えられた上流側から該システムに袋を適正な姿勢で搬入することが要求される。そのため、箱詰めシステムには、袋の姿勢を修正する機能が備えられることがある。このような機能を有する箱詰めシステムとして例えば特許文献1に開示されているものがある。
すなわち、この箱詰めシステムには、図12に示すように搬送コンベア100が備えられ、また、該コンベア100上に搬送方向Aに延びる一対のガイド110,110が対向して備えられている。各ガイド110には、上流側よりも下流側の間隔が狭くなるように設けられた傾斜面110aと、該傾斜面110aの下流側に搬送方向Aに直交するように設けられた衝突面110bと、該衝突面110bの下流に搬送方向Aに平行する平行面110cとが設けられている。
これによると、上流側から袋Xが搬入される際、該袋Xの姿勢が乱れていたとしても前記傾斜面110aに当接させることによって袋Xを搬送コンベア100の中央側に位置調節し、下流において袋Xを衝突面110bに当接させて水平方向(矢印B)に回転させ、続いて平行面110cに当接させて当該袋Xの回転を停止させることにより袋Xの姿勢を所定の向きに修正の上、下流側へ送ることができるようになる。
特開2000−313417号公報
しかしながら、このようなガイド110によれば、ガイド110の上流端に袋Xの重心が当接した場合などに、袋Xはガイド110の上流端に引っ掛かり、ここで袋Xが停止することがある(図13参照)。さらに、両ガイド110,110間、つまり平行面110c,110c間が搬送する袋の短辺よりも若干広く、かつ、長辺よりも狭く設定されて、袋Xの長手方向を搬送方向Aに向けた姿勢で確実に搬送したい場合等において、袋Xが幅方向を搬送方向Aに向けた姿勢で搬入されたときなどに、傾斜面110a,110aの下流端近傍において袋Xが詰まることがある(図14参照)。特に、搬送コンベア100によって比較的高速で袋Xが搬送されている場合、このような袋詰りが生じると、箱詰めシステムのみならず、上流側のシールチェッカ、さらに上流側の製袋包装機や組合せ計量機等全工程における装置を停止させて詰まった袋Xを取り除くなどの復旧作業を行わなければならなくなり、生産性が低下するという問題がある。
そこで、本発明は、上流側から搬入された物品を適正な姿勢に修正すると共に、袋詰まりを防止可能な箱詰めシステムを提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明は次のように構成したことを特徴とする。
まず、本願の請求項1に記載の発明は、上流側から搬入された物品を下流側へ搬送する搬送手段と、該手段から順次搬入された所定個数の物品を所定姿勢の一群状態で下流側へ搬送する集積搬送手段と、該手段で搬送された一群の物品を箱に詰め込む箱詰手段とが備えられた箱詰めシステムであって、前記搬送手段は、物品を載置して搬送する搬送コンベアと物品の姿勢を修正するガイド機構とを有し、かつ、該ガイド機構は前記搬送コンベアの両側部に配設された対向する一対のベルトコンベアで構成されると共に、該ベルトコンベアの互いに対向する面が搬送コンベアの搬送方向に走行可能とされていることを特徴とする。
次に、請求項2に記載の発明は、前記請求項1に記載の箱詰めシステムにおいて、ガイド機構を構成する一対のベルトコンベアは、上流端側より下流端側の間隔が狭くなるように構成されていることを特徴とする。
次に、請求項3に記載の発明は、前記請求項1または請求項2に記載の箱詰めシステムにおいて、ガイド機構を構成する一対のベルトコンベアは、搬送コンベアに対する配設位置が調節可能とされていることを特徴とする。
次に、請求項4に記載の発明は、前記請求項1から請求項3のいずれかに記載の箱詰めシステムにおいて、ガイド機構を構成する一対のベルトコンベアは、上方から吊り下げ支持されていることを特徴とする。
次に、請求項5に記載の発明は、前記請求項4に記載の箱詰めシステムにおいて、ガイド機構を構成する各ベルトコンベアは、搬送方向に沿って配設された一対のシャフトにベルトを巻き掛けた構成とされ、かつ、該シャフトは上端がベアリングを介して回転自在に支持されていることを特徴とする。
次に、請求項6に記載の発明は、前記請求項1から請求項5のいずれかに記載の箱詰めシステムにおいて、搬送コンベアとガイド機構を構成する一対のベルトコンベアとには、それぞれ独立の駆動源が備えられていることを特徴とする。
次に、請求項7に記載の発明は、前記請求項6に記載の箱詰めシステムにおいて、ガイド機構を構成する一対のベルトコンベアの走行速度は、搬送コンベアの走行速度以上に設定されていることを特徴とする。
そして、請求項8に記載の発明は、前記請求項6または請求項7に記載の箱詰めシステムにおいて、ガイド機構を構成する一対のベルトコンベアには、それぞれ独立の駆動源が備えられていることを特徴とする。
まず、請求項1に記載の発明によれば、ガイド機構を対向する一対のベルトコンベアで構成し、互いに対向する面が搬送コンベアの搬送方向に走行可能としたことにより、上流側から搬入した物品をベルトコンベアに当接させて適正な姿勢に修正して下流側の集積搬送手段に搬送することができる。つまり、例えば搬入された物品の下流側先端がベルトコンベアに当接すると、物品はベルトコンベアの走行方向に引きずられて所定の姿勢に修正される。このように、ガイド機構をベルトコンベアで構成したことによって、物品の姿勢修正を容易に行うことができる。
また、例えば物品がガイド機構の上流端に引っ掛かった場合でも、ベルトコンベアの走行が物品を搬送コンベアの内方に引き戻すように作用するので、ガイド機構の上流端における物品の引っ掛かりを回避することができる。
さらに、両ベルトコンベア間が搬送する物品の長辺よりも狭く設定されて、物品をその長手方向を搬送方向に向けた姿勢で確実に搬送したい場合等において、物品がその幅方向を搬送方向に向けた姿勢で搬入されてベルトコンベア間で詰まったときでも、ベルトコンベアの巻き込み作用により強制的に下流側に搬送することができ、物品はベルトコンベア間で詰まって停止することなく円滑に下流側に搬送することができる。
次に、請求項2に記載の発明によれば、ガイド機構を上流端側より下流端側の間隔が狭くなるように構成することによって、間口を広く形成することができ、上流側からの物品の搬入が円滑になる。また、中心からずれて搬入された物品をコンベアの中心に位置修正することができる。
また、このようにガイド機構を設けた場合、下流側において、例えば物品が幅方向を搬送方向とした姿勢で搬送されたときなどに、物品詰まりが生じる可能性が高い。そのため、特に、前記請求項1に記載の発明のベルトコンベアによる物品詰まりの防止作用が効果的である。
次に、請求項3に記載の発明によれば、ガイド機構を構成する一対のベルトコンベアの搬送コンベアに対する配設位置を調節可能としたことにより、物品の形状等に応じてベルトコンベアを適切な幅、搬送方向の位置、搬送方向に対する角度を任意に設定することができ、物品の種類によらず円滑な搬送を図ることができる。
次に、請求項4に記載の発明によれば、ガイド機構を上方から吊り下げ支持して構成することによって、ガイド機構と搬送コンベアとの干渉を回避することができると共に、ベルトコンベアを上下から支持しないため、ベルトの着脱が容易となり作業性が向上するという効果が得られる。
次に、請求項5に記載の発明によれば、ベルトコンベアを構成するシャフトを上端で片持ち支持する構成としたことによって、ベルトの着脱が一層容易となる。さらに、ベルトを巻き掛ける部材をシャフトとしたことによって、ガイド機構を平面視でコンパクト化することが可能となり、その結果間口をより広く形成することができる。
次に、請求項6に記載の発明によれば、搬送コンベア及びガイド機構を構成するベルトコンベアにそれぞれ独立の駆動源を備えたことによって、例えば搬送コンベアとベルトコンベアとの間の走行速度差を物品の種類に応じて任意に設定することができる。
次に、請求項7に記載の発明によれば、ガイド機構を構成する一対のベルトコンベアの走行速度が搬送コンベアの走行速度以上となるように設定することにより、物品の姿勢の修正をより円滑に行うことができる。すなわち、ベルトコンベアの走行速度が搬送コンベアの走行速度よりも速く設定されている場合、ベルトコンベアによって搬送コンベア上の物品をさらに下流側へ引きずる力を発生させることができるが、この引きずる力を任意に制御することができる。
そして、請求項8に記載の発明によれば、ガイド機構を構成する一対のベルトコンベアにそれぞれ独立の駆動源を備えたことによって、ベルトコンベア間で物品が詰まりベルトコンベアで強制的に下流側に巻き込む際に、巻き込みながら物品の姿勢を変えることができるので、このような場合でも物品の姿勢を適正に修正すると共に円滑に搬送することができる。
以下、本発明に係る実施の形態を図面に基づいて説明する。
まず、図1に示すように、生産ライン1は、複数の袋X…Xを段ボール箱Y等に詰めた商品を生産する。袋Xは、例えばポテトチップス等のスナック菓子を充填したものである。生産ライン1は、主たる構成要素として包装機2、シールチェッカ3、及び箱詰めシステム4を含んでいる。
包装機2は、周知の縦ピロー包装機であって、図示しない計量装置で所定重量に計量された被包装物を袋Xに充填して該袋Xをコンベア10上に排出する。排出された袋Xは、コンベア10で矢印a方向に搬送されながらシールチェッカ3を通過する間に袋Xのシールの良否が検査される。シールチェッカ3を通過した袋Xは矢印bで示すように袋詰めシステム4に逐次供給される。
箱詰めシステム4は、上流側から順に搬送装置20、集積搬送装置21、箱詰め装置22を有している。これにより、箱詰めシステム4に搬送された袋Xは、搬送装置20で姿勢を修正した上、集積搬送装置21に受け渡され(矢印b)、該集積搬送装置21に受け渡された袋X…Xは図示しないプッシャ機構等によって箱詰め装置22に備えられた段ボール箱Y等に押し込まれて箱詰めする(矢印c)。
次に、図2〜図4を用いて箱詰めシステム4に備えられた搬送装置20の構造について説明する。
搬送装置20は、搬送機構30とガイド機構31とを有している。搬送機構30は、本体ケース40と、該本体ケース40に内蔵されたモータ41と、本体ケース40に立設された一対の支持部材42,42と、該支持部材42,42によって支持される搬送コンベア43とを有している。搬送コンベア43は、前記支持部材42,42で支持されたフレーム部材43aと、該フレーム部材43aの搬送方向A両端部に設けられた延設部43b,43bに架設された一対のローラ43c,43cを有し、該ローラ43c,43cには平ベルト43dが巻き掛けられている。そして、下流側(駆動側)のローラ43cにはプーリ43eが嵌挿され、該プーリ43eと前記モータ41の駆動軸41aに嵌挿されたプーリ41bとにベルト41cが巻き掛けられている。
一方、ガイド機構31は、前記搬送コンベア43の両側部に配設された対向する一対のベルトコンベア50,50と該ベルトコンベア50,50を所定位置に支持固定するための支持機構51とを備えている。
各ベルトコンベア50は、搬送方向Aに延設されたフレーム50aと該フレーム50aに上方から支持された一対のシャフト50b,50bと該シャフト50b,50bに巻き掛けられたサイドベルト50cとを有する。下流側のシャフト50bは、前記フレーム50aを貫通して上方に延設されている。また、フレーム50a下部には、両シャフト50b,50b間かつサイドベルト50cの内部に沿って延設されたプレート50dが備えられている。なお、前記フレーム50aは、長手方向に複数の穴50a′…50a′を有している。
図5に示すように、プレート50dのフランジ50d′には、一対の開口60、60が設けられ、該開口60,60及び前記フレーム50aに設けられた穴50a′,50a′に羅合することによりフレーム50aとプレート50dとを締結する一対のボルトが61,61が備えられている。
さらに、下流側のシャフト50bのさらに下流側にはガイド62が備えられ、該ガイド62はフランジ62′を介してフレーム50aにボルト63,63を締結することにより支持されている。
支持機構51は、一対の支持フレーム51a,51aを有し、該支持フレーム51a,51aは下部において図示しない架台に複数のボルト51b…51bで締結されている。一方、支持フレーム51a,51aは上方に延設され、該支持フレーム51a,51aの上部間には支持部材51dが架設され、ボルト51c…51cで支持フレーム51a,51aに締結されている。該支持部材51dは、2本一組の長穴51d′,51d′が一対設けられ、該長穴51d′,51d′及び前記フレーム50aに設けられた穴50a′,50a′を介して、支持部材51dの下面にフレーム50a,50aがそれぞれノブボルト64,64で締結・固定されることになる。
図6はベルトコンベア50の支持機構について示す。これによると、駆動側(下流側)のシャフト50bにおいては、シャフト50bの上方への延設部50b′を回転可能に支持するサポート部材70がフレーム50aに嵌挿されており、該サポート部材70の上下端にはそれぞれベアリング71,71が設けられている。そして、延設部50b′はフレーム50a上方において設けられた係止部50b″を介して、さらに上方に延設されている。一方、フレーム50bの上部にはカバー部材72が複数のボルト73…73で締結されており、該カバー部材72の上面には駆動用モータ74が載置・固定されている。そして、該駆動用モータ74の駆動軸74aが下方に突設されており、この駆動軸74aと前記シャフト50bの延設部50b′がカップリング75を介して連結されている。なお、従動側(上流側)のシャフト50cは、同様にサポート部材70を介し、延設部50b′がフレーム50aにまで至る構成である。
図7は、本発明に係る箱詰めシステム4の制御系統を示す。まず、コントロールユニット80が備えられ、これと各部との間で各種信号の入出力が行われる。搬送装置20と集積搬送装置21との間には、光電センサ81が設けられており、前記コントロールユニット80は該光電センサ81による検知信号や入力装置82などから信号を入力する。また、コントロールユニット80は、搬送装置20に備えられたモータ41及び駆動用モータ75、並びに、集積搬送装置21、袋詰め装置22等に信号を出力する。
次に、本発明に係る箱詰めシステム4による作用効果について説明する。
まず、入力装置82により搬送装置20の搬送コンベア43及びベルトコンベア50,50の走行速度等を設定し、該走行速度を実現するようにモータ41及び駆動用モータ74を駆動させる。このとき、例えばベルトコンベア50,50の走行速度は搬送コンベア43の搬送速度の約1.5倍に設定される。
一方、前記支持機構51に設けられた支持部材51cには、長穴51d′,51d′が設けられ、該長穴51d′,51d′の前記ノブボルト64,64による締結位置を搬送方向Aに直行する方向に調節することができ、ベルトコンベア50,50間の間隔を任意に調整することができる。同時に、前記締結位置を調節することによってベルトコンベア50の搬送方向Aに対する角度を任意に調節することができる。また、フレーム50aに設けられた穴50a′…50a′において、前記ノブボルト64,64による締結位置を任意に選択することによって、ベルトコンベア50の搬送方向Aの位置を調節することができる。このように、ベルトコンベア50の搬送コンベア43に対する位置を調節可能としたことによって、袋Xの種類、特に寸法によらず円滑な搬送を図ることができる。
さらに、ベルトコンベア50,50は、上流側よりも下流側の間隔を狭くすることによって、間口が広くなって上流側から袋Xが搬入し易くなると共に、袋Xの搬送コンベア43に対する位置を中央側に修正することができる。なお、ベルトコンベア50,50を互いに平行に配置してもよい。
また、ベルトコンベア50は、支持機構51による上方から吊り下げ支持されているので、該ベルトコンベア50と搬送コンベア43との干渉を防止することができると共に、サイドベルト50cの交換やメンテナンス等の際に上下から支持されているものに比べて作業が容易となる。特に、両シャフト50b,50bのサポート部材70による上端からの片持ち支持の構造としたので、サイドベルト50cの着脱が容易になると共に、サイドベルト50cを巻き掛ける部材をシャフト50b,50bとしたことによって、ガイド機構31を平面視でコンパクト化することが可能となり、その結果ベルトコンベア50,50の間口をより広く形成することができる。また、このようにガイド機構31をコンパクト化することにより、従来の板状のガイドのように扱うことができる。
そして、図8に示すように、上流側のコンベア10から搬入された袋Xを搬送コンベア43で搬送したときに、袋Xの姿勢が乱れている場合や搬送コンベア43に対する位置が中央からずれた状態で搬入された場合等において、袋Xの下流側端部がベルトコンベア50,50に当接することにより、袋Xはベルトコンベア50に引きずられ、袋Xの姿勢を適正に修正して下流側の集積搬送装置21に受け渡すことができる。このとき、ベルトコンベア50,50の走行速度が搬送コンベア43の走行速度以上となるようにモータ41及び駆動用モータ74,74を設定することによって、袋Xの姿勢を修正しながら円滑に搬送することができる。
このとき、前述のように搬送コンベア43用とベルトコンベア50,50用とに別々の駆動源41,74,74を設けることによって、それぞれの走行速度ないしは袋Xの引きずる力を、物品の種類等に応じて任意に調節することができる。
一方、ベルトコンベア50,50を上流側よりも下流側の間隔を袋Xの短辺よりは狭く、かつ袋Xの長辺よりは狭く設定されている場合、袋Xが幅方向を搬送方向とした姿勢で搬送されたときにおいても、図9に示すように、ベルトコンベア50,50の巻き込みにより強制的に袋Xを下流側に受け渡すことができる。このように、袋詰りが生じないので、袋詰りによって全工程における装置を停止しなければならなくなるなどの事態の発生を防止することができ、生産性を向上することができる。
さらに、図10に示すように、ベルトコンベア50,50′の走行速度V,V′に速度差を設けることによって前述のベルトコンベア50,50′の巻き込み作用による袋詰りを防止することができると共に、袋Xの姿勢修正の作用も得られる。すなわち、ベルトコンベア50の走行速度V、ベルトコンベア50′の走行速度V′において、V>V′に設定した場合、幅方向を搬送方向とした姿勢で搬入した袋Xを巻き込む際に、袋Xは走行速度が遅い方のベルトコンベア50′の当接部を支点として搬送方向A側に回転することになる。その結果、幅方向を搬送方向とした姿勢で搬入された袋Xを、長手方向を搬送方向とした姿勢に修正することができる。なお、これはベルトコンベア50,50′に独立の駆動用モータ74,74を設けたことによって可能になる。
また、図11に示すように、万一袋Xがベルトコンベア50の上流端に引っ掛かるように搬入された場合でも、袋Xは走行するサイドベルト50cに当接して搬送コンベア43の中央側に引き戻されることになる。これによって、ベルトコンベア50の上流端における袋詰りを防止することができる。
なお、プレート50dは、ベルトコンベア50への袋Xの当接によりサイドベルト50cの湾曲を防止するために設けられている。これによって、袋Xのサイドベルト50cへの当接箇所によらずベルトコンベア50による袋Xを引きずる力を正確に制御することができる。
一方、ガイド62は、ベルトコンベア50が届かない範囲に設けられることがあり、搬送する袋Xの当接箇所を補完することができると共に、ベルトコンベア50によって所定姿勢に修正された袋Xをさらに安定的に下流側へ搬出させることができる。また、図例上ガイド62は搬送方向Aに対して平行に配置しているが、搬送方向Aに対して所定の角度に調節することができる。
本発明によれば、上流側から搬入された物品を適正な姿勢に修正すると共に、袋詰まりを防止可能な箱詰めシステムを提供することができる。本発明は、ポテトチップス等が封入された袋を段ボール箱等に箱詰めする箱詰めシステムに関し、物品梱包の技術分野に広く好適である。
本発明に係る生産ラインの概略平面図である。 搬送装置の平面図である。 同正面図である。 同側面図である。 ベルトコンベアの構造を示す説明図である。 ベルトコンベアを構成するシャフトの支持機構を示す説明図である。 箱詰めシステムの制御系統を示すブロック図である。 搬送装置の姿勢修正作用を示す模式図である。 同袋詰り防止作用を示す模式図である。 同両ベルトコンベアの走行速度に差を設けた時の袋詰り防止作用を示す模式図である。 同ベルトコンベア上流端における袋詰り防止作用を示す模式図である。 従来技術におけるガイドを示す説明図である。 ガイド上流端における物品詰りの問題点を示す説明図である。 傾斜面における物品詰りの問題点を示す説明図である。
符号の説明
4 箱詰めシステム
20 搬送装置(搬送手段)
21 集積搬送装置(集積搬送手段)
22 袋詰め装置(箱詰手段)
31 ガイド機構
43 搬送コンベア
50 ベルトコンベア
50b シャフト
50c サイドベルト(ベルト)
41 モータ(駆動源)
74 駆動モータ(駆動源)
X 袋(物品)

Claims (8)

  1. 上流側から搬入された物品を下流側へ搬送する搬送手段と、該手段から順次搬入された所定個数の物品を所定姿勢の一群状態で下流側へ搬送する集積搬送手段と、該手段で搬送された一群の物品を箱に詰め込む箱詰手段とが備えられた箱詰めシステムであって、前記搬送手段は、物品を載置して搬送する搬送コンベアと物品の姿勢を修正するガイド機構とを有し、かつ、該ガイド機構は前記搬送コンベアの両側部に配設された対向する一対のベルトコンベアで構成されると共に、該ベルトコンベアの互いに対向する面が搬送コンベアの搬送方向に走行可能とされていることを特徴とする箱詰めシステム。
  2. ガイド機構を構成する一対のベルトコンベアは、上流端側より下流端側の間隔が狭くなるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の箱詰めシステム。
  3. ガイド機構を構成する一対のベルトコンベアは、搬送コンベアに対する配設位置が調節可能とされていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の箱詰めシステム。
  4. ガイド機構を構成する一対のベルトコンベアは、上方から吊り下げ支持されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の箱詰めシステム。
  5. ガイド機構を構成する各ベルトコンベアは、搬送方向に沿って配設された一対のシャフトにベルトを巻き掛けた構成とされ、かつ、該シャフトは上端がベアリングを介して回転自在に支持されていることを特徴とする請求項4に記載の箱詰めシステム。
  6. 搬送コンベアとガイド機構を構成する一対のベルトコンベアとには、それぞれ独立の駆動源が備えられていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の箱詰めシステム。
  7. ガイド機構を構成する一対のベルトコンベアの走行速度は、搬送コンベアの走行速度以上に設定されていることを特徴とする請求項6に記載の箱詰めシステム。
  8. ガイド機構を構成する一対のベルトコンベアには、それぞれ独立の駆動源が備えられていることを特徴とする請求項6または請求項7に記載の箱詰めシステム。
JP2003358903A 2003-10-20 2003-10-20 箱詰めシステム Pending JP2005119723A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003358903A JP2005119723A (ja) 2003-10-20 2003-10-20 箱詰めシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003358903A JP2005119723A (ja) 2003-10-20 2003-10-20 箱詰めシステム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005119723A true JP2005119723A (ja) 2005-05-12

Family

ID=34615288

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003358903A Pending JP2005119723A (ja) 2003-10-20 2003-10-20 箱詰めシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005119723A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008007739A1 (fr) * 2006-07-13 2008-01-17 Ishida Co., Ltd. Dispositif transporteur et dispositif d'emballage de boîte comprenant celui-ci
US7475768B2 (en) 2006-09-15 2009-01-13 Ishida Co., Ltd. Accumulation device and box packing system having same
JP2015214357A (ja) * 2014-05-12 2015-12-03 凸版印刷株式会社 収納装置
JP2017081581A (ja) * 2015-10-26 2017-05-18 大森機械工業株式会社 ピロー包装機

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03124614A (ja) * 1989-05-26 1991-05-28 Focke & Co Gmbh & Co パックの相対姿勢変更装置
JPH11105822A (ja) * 1997-10-09 1999-04-20 Hokko Chem Ind Co Ltd 袋物の集合移送装置
JP2003175910A (ja) * 2001-12-14 2003-06-24 Shibuya Kogyo Co Ltd 四角形ボトルの回転装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03124614A (ja) * 1989-05-26 1991-05-28 Focke & Co Gmbh & Co パックの相対姿勢変更装置
JPH11105822A (ja) * 1997-10-09 1999-04-20 Hokko Chem Ind Co Ltd 袋物の集合移送装置
JP2003175910A (ja) * 2001-12-14 2003-06-24 Shibuya Kogyo Co Ltd 四角形ボトルの回転装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008007739A1 (fr) * 2006-07-13 2008-01-17 Ishida Co., Ltd. Dispositif transporteur et dispositif d'emballage de boîte comprenant celui-ci
US7905077B2 (en) 2006-07-13 2011-03-15 Ishida Co., Ltd. Transport apparatus and boxing apparatus provided with same
US7475768B2 (en) 2006-09-15 2009-01-13 Ishida Co., Ltd. Accumulation device and box packing system having same
JP2015214357A (ja) * 2014-05-12 2015-12-03 凸版印刷株式会社 収納装置
JP2017081581A (ja) * 2015-10-26 2017-05-18 大森機械工業株式会社 ピロー包装機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0444912A (ja) 横型製袋充填包装機の被包装物供給装置
JPH09301310A (ja) 箱詰め装置
US7408124B2 (en) Weighing conveyor
JP6655502B2 (ja) 包装システム
JP2012106855A (ja) 搬送装置
JP6109509B2 (ja) 物品整列供給装置
WO2012064277A1 (en) Transition device
JP4322056B2 (ja) 物品供給装置
JP6642907B2 (ja) 包装システム
JP2005119723A (ja) 箱詰めシステム
JP4951222B2 (ja) マージベルトコンベヤ
JP2008013227A (ja) 搬送装置およびこれを備えた箱詰め装置
JP2009227279A (ja) 搬送装置およびこれを備えた箱詰め装置
JPH0858958A (ja) 物品搬送装置
JP6254041B2 (ja) 物品搬送装置
JPS6236932B2 (ja)
JP2754132B2 (ja) 物品集積供給方法および装置
CN109607245B (zh) 自动装车机水泥袋连包处理装置
JP2010260685A (ja) 物品供給装置
US7083374B2 (en) Gripping members gripping and moving packets stacked by a conveyor
JPH11199040A (ja) 容器類の搬送装置
JP4209667B2 (ja) 検査システム
JP4685395B2 (ja) バケット式物品分離供給装置
JPH09301305A (ja) 箱詰め装置
JP3974484B2 (ja) 物品搬送装置及びそれを備えた物品梱包装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20060928

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Effective date: 20090618

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

A977 Report on retrieval

Effective date: 20090818

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090915

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100330