JP2005117557A - 画像読取装置、印刷装置及び画像データの読取方法 - Google Patents

画像読取装置、印刷装置及び画像データの読取方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 スキャンで取り込んだ画像データを拡大して複数の印刷媒体に印刷出力する場合に、印刷のスループットを向上できる画像読取装置、印刷装置及び画像データの読取方法を提供する。
【解決手段】 ポスタ印刷を行う場合、1回のスキャンで1枚目〜3枚目の画像40a〜40cを読み取る。これらの画像データ41a〜41cは、一旦ラインバッファ32に転送される。そして、1枚目の画像データ41aをインプットバッファ33に転送して画像処理にまわし、2枚目及び3枚目の画像データ41b,41cについてはCPU用のRAM22に蓄積しておく。そして、画像データ41aの終わりに続けて2枚目の画像データ41bをインプットバッファ33に転送し、その後に3枚目の画像データ41cをインプットバッファ33に転送する。
【選択図】 図6

Description

本発明は、画像をスキャンによって読み取り可能な画像読取装置、印刷装置及び画像データの読取方法に関する。
近年、プリンタではプリンタ機能にスキャナ機能を追加した複合機と呼ばれる機種が開発されている。この複合機は、スキャナで読み取ったスキャンデータを基に印刷処理を行うコピー機として使用することが可能であり、ホストコンピュータから印刷データをもらわずに単体で印刷処理が実行可能である。また、複合機はホストコンピュータからの印刷データに基づき印刷処理が可能であるし、スキャナで読み取ったスキャンデータをホストコンピュータに送信する機能も備えている。
ところで、この複合機を用い、スキャンした1枚分の画像データを拡大して複数の用紙に印刷を行う拡大印刷(ポスタ印刷)を行う場合がある。しかし、この拡大印刷の場合、1回のスキャンでは用紙1枚分の画像をスキャンする構成であるので、それぞれの用紙ごとにスキャンを行う必要が生じていた。従って、例えば3×3の9枚で拡大印刷する場合には9回のスキャンが必要となり、スキャンの回数が多くなることから、その分だけ印刷時間が長引くという問題があった。
本発明は、スキャンで取り込んだ画像データを拡大して複数枚の印刷媒体で印刷出力する場合に、印刷のスループットを向上できる画像読取装置、印刷装置及び画像データの読取方法を提供することにある。
上記問題点を解決するために、この発明では、スキャナによってスキャンした画像を拡大して複数の印刷媒体に印刷出力するときに、前記画像の画像データをデータ処理する画像読取装置において、前記画像データを画像処理する際に該画像データが書き込まれるバッファと、前記画像データを一時的に記憶可能なメモリと、スキャンした前記画像データのうち前記印刷媒体の1枚目に印刷する画像データを前記バッファに送って画像処理を実行させ、前記バッファでの画像処理が完了するまで残りの画像データを前記メモリに蓄積し、その蓄積した画像データを1枚目の画像データに続けて前記バッファに送る制御手段とを備えた構成とする。
この構成によれば、スキャンした画像を拡大して複数枚の印刷媒体に印刷出力する印刷形式(例えばポスタ印刷)の場合、用紙複数枚分の画像を一度にスキャンし、その1枚目の画像データを印刷処理にまわし、残りをメモリに蓄積しておいて、先に画像処理にまわした1枚目の画像データに続けてメモリ内の画像データを印刷処理にまわす構成とした。従って、印刷媒体を1枚ずつスキャンして印刷出力すると印刷時間が長くなってしまうが、本例の構成を用いればスキャン回数が少なく済み、この印刷形式での印刷のスループットが向上する。
この発明では、前記スキャナは、前記画像の全範囲のうち印刷媒体の枚数に応じて決まる所定範囲を1回のスキャンで取り込むとともに、前記制御手段は、前記スキャナが取り込んだ前記所定範囲の画像のうち1枚目の画像データを画像処理にまわすとともに残りを前記メモリに蓄積し、前記メモリに蓄積しておいた画像データを前記に送って印刷処理が完了すると、前記スキャナに次の所定範囲のスキャンを実行させ、この処理を画像全体のスキャンが完了するまで繰り返す構成とする。この構成によれば、Pを2以上の整数とした場合、印刷形式がP×Pのポスタ印刷であっても対応可能となる。
この発明では、前記メモリのメモリ量とスキャン印刷時の諸条件とに基づき、前記印刷媒体の何枚分の画像データが前記メモリに蓄積可能かを算出する算出手段を備え、前記制御手段は、前記算出手段の算出結果に基づき前記スキャナによるスキャン回数を決定し、前記算出手段で求めた回数分のスキャンを前記スキャナに実行させる構成とする。この構成によれば、その時々に応じた最適なスキャン回数が設定可能となり、スキャン回数を必要最低限の回数に設定することが可能となる。
この発明では、前記メモリは、前記画像データを蓄積可能な領域がそのときの該メモリの使用状態に応じて可変であるとともに、前記算出手段は、前記メモリの全メモリ量のうち前記画像データを蓄積可能なメモリ量を算出し、前記メモリ量に基づき印刷媒体何枚分の画像データが前記メモリに蓄積可能かを算出する構成とする。この構成によれば、メモリに最大限蓄積可能な画像枚数がその都度算出されることになり、メモリ量に応じた最適なスキャン回数が設定可能となり、装置としての性能が向上する。
この発明では、前記バッファは、全体の記憶領域を複数に区分することによって複数の分割記憶領域を有した構成であるとともに、前記制御手段は、前記メモリに蓄積された画像データを所定のライン単位で前記分割記憶領域へ順に書き込むとともに、書き込まれた画像データが画像処理されて空きが生じるとそこに次の画像データを書き込み、この処理を繰り返し実行してメモリ内の画像データを前記バッファに送る構成とする。この構成によれば、ある分割記憶領域ではメモリ内の画像データのバッファへの転送が行われ、他の分割記憶領域では書き込まれた画像データの次処理への転送が行われる。従って、メモリ内のバッファへの転送と、バッファに書き込まれた画像データの次処理への転送とを重ね合わせることが可能となり、メモリ内の画像データのバッファへの転送が高速化する。
この発明では、スキャンした画像データに基づく印刷処理を、前記スキャナによる画像のスキャンに重ね合わせて実行させる印刷実行手段を備えた構成とする。この構成によれば、スキャン処理と印刷出力とが重ね合わされるので、例えばスキャンと印刷処理とを別々に行う場合に比べて印刷のスループットが向上する。
この発明では、請求項のいずれか一項に記載の画像読取装置と、前記スキャナによって読み取られた画像データに基づき前記印刷媒体に印刷処理を実行する印刷機構とを備えた印刷装置である構成とする。
この発明では、スキャナでスキャンした画像を拡大して複数枚の印刷媒体に印刷出力するときに、バッファを用いて前記画像の画像データをデータ処理する画像データの読取方法において、制御手段は前記スキャナで取り込んだ前記画像データのうち前記印刷媒体の1枚目に印刷する画像データを前記バッファに送って画像処理を実行させ、前記バッファでの画像処理が完了するまで残りの画像データをメモリに蓄積し、その蓄積した画像データを1枚目の画像データに続けて前記バッファに送る構成とする。
以下、本発明を具体化した画像読取装置、印刷装置及び画像データの読取方法の一実施形態を図1〜図8に従って説明する。
図1は、印刷装置としてのプリンタ1の斜視図である。プリンタ1は、ホストコンピュータに接続することなく一台で印刷処理が可能なインクジェット式のスタンドアロン機である。プリンタ1は、原稿台2に載せた原稿(見本)をスキャンして、その画像を印刷媒体としての用紙3に印刷するスキャナ印刷(コピー印刷)が可能である。また、プリンタ1はスキャンした画像データをホストコンピュータに送信するスキャン読取りや、ホストコンピュータから受信した印刷データを印刷出力することも可能である。
プリンタ1の前面右側下部には、メモリーカード4を挿し込むためのカードスロット5が配設されている。メモリーカード4には、デジタルカメラ等で撮影された画像がデジタル信号の画像情報として記憶されている。メモリーカード4の画像情報は、例えばデータ圧縮したJPEGファイルや、データ非圧縮のTIFFファイル、BITMAPファイル等で書き込まれている。プリンタ1は、カードスロット5に挿し込まれたメモリーカード4の画像情報を読み取り、所望の画像を用紙3に印刷するカード印刷が実行可能である。
プリンタ1のケース6の側面には操作パネル部7が配設され、この操作パネル部7にはLCD8や各種スイッチ類9が配設されている。LCD8には、プリンタ1のメニュー機能、印刷条件、動作内容、動作状況、エラー内容等が表示される。また、各種スイッチ類9としては電源を通電・遮断する電源ボタン10、プリンタ1の印刷条件を設定するときに操作する選択ボタン11、スキャナ印刷やカード印刷を開始するときに捜査する印刷開始ボタン12(カラー・モノクロの2種類)等がある。
図2は、プリンタ1の電気的構成を示すブロック図である。プリンタ1はスキャナとしてのスキャナユニット13及びプリンタユニット14を備えている。スキャナユニット13は例えば露光ランプ、CCDセンサ、パルスモータ及びスキャナ入力回路等からなり、原稿台2に置かれた原稿をスキャン可能である。また、プリンタユニット14は例えばヘッド15、キャリッジ16、キャリッジモータ17及び紙送りモータ18等からなり、キャリッジ16が走査方向Aに往復動してヘッド15からインクを吐出し、用紙3を紙送りする動作を行って印刷を実行する。
プリンタ1はメイン制御を司るCPU19を備え、CPU19にはバス20を介してROM21、メモリとしてのCPU用のRAM22、ASIC23が接続されている。ROM21には、プリンタ1の起動・動作時に実行される制御プログラム、スキャナユニット13の動作を制御するためのスキャン用制御パラメータ、プリンタユニット14の動作を制御するためのプリンタ用制御パラメータ等が記憶されている。ROM21には、ポスタ印刷時にスキャンで読み取った画像データをデータ処理するための読取制御プログラムも記憶されている。なお、算出手段はCPU19及び読取制御プログラムにより構成される。
プリンタユニット14はプリンタエンジンコントローラ24を介してCPU19に接続されている。また、カードスロット5はカードI/F回路25を介してCPU19に接続されている。CPU19はカードI/F回路25を介して、メモリーカード4の画像の読み/書きを行う。また、CPU19はスキャン用制御パラメータに基づきスキャナユニット13を駆動してスキャンを実行させ、原稿台2にセットされた原稿(見本)の画像を読み込む。なお、印刷実行手段はASIC23及び読取制御プログラムにより構成され、印刷機構はプリンタユニット14及びASIC23により構成される。
ASIC23は、スキャナコントローラ26、レイアウタ27、ハーフトーンコントローラ(以下、HTコントローラと記す)28、マイクロウィーブコントローラ(以下、MWコントローラと記す)29及びCPUインターフェースユニット30とを備えている。また、ASIC23にはASIC用のRAM31が接続され、RAM31はラインバッファ32、バッファとしてのインプットバッファ33、ハーフトーンバッファ34及びイメージバッファ35として使用される。なお、制御手段はレイアウタ27及び読取制御プログラムにより構成される。
スキャナコントローラ26はスキャナユニット13を駆動制御するとともに、CCDセンサで読み取った画像データ(スキャンデータ)をラインバッファ32に一旦格納する。この画像データは、RGB系の画素データ(以下、RGBデータと記す)36としてラインバッファ32に格納される。しかし、RGBデータ36は画素ごとにRGB,RGB,…とは並んでおらず、例えば図3に示すようにRだけのライン(Rラインデータ36a)、Gだけのライン(Gラインデータ36b)、Bライン(Bラインデータ36c)だけのラインというように1ラインに付き一色の状態で書き込まれる。
このスキャン処理の際、レイアウタ27はRAM31の空きメモリ領域を参照してインプットバッファ33を確保すると、スキャナコントローラ26に対し画像データをインプットバッファ33に転送する旨の指令を出力する。これにより、スキャナコントローラ26はラインバッファ32に数ライン分のデータが蓄積されると、その画像データをインプットバッファ33に転送する。このとき、スキャナコントローラ26は、図3に示すようにRGBデータ36を画素ごとにRGB,RGB,…と並び替え、複数のRGBラインデータ36dとしてインプットバッファ33に格納する。
そして、レイアウタ27はインプットバッファ33がフル状態になると、インプットバッファ33内の全てのRGBデータ36をHTコントローラ28に送出する。そしてHTコントローラ28は、インプットバッファ33から送られてきたRGBデータ36に色変換処理やハーフトーン処理(例えば、2値化処理及びディザ処理)を施して、これら処理後の画像データをハーフトーンバッファ(以下、HTバッファと記す)34に格納する。
このときの画像処理を詳述すると、まずHTコントローラ28は、ROM21内のルックアップテーブル(LUT)を参照してインプットバッファ33内のRGBデータ36に色変換処理を施し、RGBデータ36をCMYK系の画素データ(以下、CMYKデータと記す)37に変換する。続いてHTコントローラ28は、高値分解能(例えば256階調)であるCMYKデータ37を誤差拡散法等の手法により低値分解能(例えば2値)のデータへ2値化したり、256色のパレットにない色を表現するためにCMYKデータ37にディザ処理を施したりして、CMYK4色のイメージデータとする。
そして、HTコントローラ28はHTバッファ34内のCMYKデータ37をMWコントローラ29に送出する。MWコントローラ29は色変換及びハーフトーン処理後のCMYKデータ37をマイクロウィーブ処理し、ヘッド15が一走査するときに印刷処理すべき一走査分のヘッド駆動データ38を生成して、イメージバッファ35に順次格納する。このヘッド駆動データ38は、ヘッド15の各ノズルに対しインク吐出の有無と吐出量を指示する2値データである。
マイクロウィーブ処理について説明すると、ヘッド15は用紙3の送り方向(副走査方向)のノズルピッチでドットを形成するため、連続する番号のラスタを1回の主走査で形成することができない。そこで、毎回の主走査ではノズルピッチ間隔で複数本のラスタを形成しながら、ラスタを形成する度に形成位置を少しずつずらして、ラスタとラスタの間を少しずつラスタで埋めていくようにして、最終的に連続したラスタを形成する処理をマイクロウィーブ処理という。
この後、CPU19は一走査分のヘッド駆動データ38がイメージバッファ35に溜まり次第、それを順次、CPUインターフェースユニット30を介して読み出し、そのヘッド駆動データ38を一走査分ずつ順次プリンタエンジンコントローラ24に出力する。プリンタエンジンコントローラ24は、ヘッド駆動データ38に基づきヘッド15を駆動させるとともに、プリンタ用制御パラメータに基づきキャリッジモータ17や紙送りモータ18等を駆動して用紙3に印刷を実行する。
また、1枚の用紙3に複数の画像を印刷するレイアウト印刷や、画像の回転方向を例えば90度、180度、270度と変える回転印刷を行う場合、CPU19はスキャンした画像データをラインバッファ32を通じてCPU用のRAM22に一旦書き込む。そして、CPU19はRAM22を作業領域として、取り込んだ画像データに対しレイアウト変換や回転変換を実施する。こうすれば、データ出し入れの際の処理速度が速くなり、各処理を短時間で行うことが可能である。レイアウト変換や回転変換が済まされた画像データはインプットバッファ33に送られて、上述した画像処理を経て印刷出力される。
次に、スキャンした画像でポスタ印刷を行うときの画像データのデータ処理について以下に説明する。ポスタ印刷とは、図4に示すように1枚の画像39を複数枚の用紙3,3,…に分けて印刷出力する印刷方法である。さて、操作パネル部7の操作によって印刷条件がポスタ印刷が設定され、印刷開始ボタン12が押されると、CPU19は読取制御プログラムに基づき画像39をスキャンしてポスタ印刷を実施する。なお、本例は図4に示すように1枚の画像39が3×3の合計9枚で印刷出力されたとする。
ここで、印刷開始ボタン12が押されたとき、CPU19はスキャナユニット13及びプリンタユニット14が使用中か否かを確認する。そして、使用中でなければCPU19はASIC23(スキャナコントローラ26)にその旨を出力し、ASIC23にRAM31の動作状態を確認させる。ここでは、RAM31の空き領域を確認し、ポスタ印刷可能な程度の空き領域があればスキャン処理を実行してポスタ印刷が開始される。一方、RAM31に充分な空き領域がない場合にはASIC23からNGが返され、CPU19は他の処理が実行されていると判断してLCD8にその旨を表示させる。
続いて、ポスタ印刷が可能な状況下の場合、CPU19はRAM22に用紙何枚分の画像データが蓄積可能かを算出する。即ち、スキャンした画像データを蓄積可能なRAM22のメモリ量をMemory(Byte)、図5に示すようにスキャンされる画像39の用紙1枚分に対応する画像39aの幅をW(inch)、高さをH(inch)とする。また、画像39の幅方向のスキャン解像度(記憶解像度)をResW(dpi )、画像高さ方向のスキャン解像度をResH(dpi )とすると、RAM22に蓄積可能な画像枚数は以下の式(1) によって算出される。
Memory/W×ResW×H×ResH×3Byte … (1)
ここで、式(1) の「3Byte」はRGBに対応するものである。RAM22は他処理にも使用されることから、全てのメモリ領域がデータ蓄積に使用可能というわけではなく、ポスタ印刷を行うその時々でメモリ量Memoryの値は変化する。また、本例は用紙2枚分の画像データがRAM22に蓄積可能であるとする。なお、スキャン印刷時の諸条件とは、幅W、高さH、スキャン解像度ResW,ResHに相当する。
まず、本例の場合には用紙2枚分の画像データが格納可能であるので、レイアウタ27は1回目のスキャン処理で上から3枚分の画像40a〜40c(図6参照)をスキャンさせる。これら画像40a〜40cの画像データ41a〜41cは生データの状態(つまりRライン、Gライン、Bラインの色別の状態)でラインバッファ32に格納される。なお、1度のスキャンで同時に3枚の画像40a〜40cを取り込むので、ラインバッファ32に格納された各ラインデータ36a〜36cは1枚目の画像データ41a〜3枚目の画像データ41cを含むデータとして読み取られる。
そして、スキャン動作の過程で数ライン分のラインデータがラインバッファ32に蓄積されると、レイアウタ27は1枚目の画像データ41aをインプットバッファ33に送出させ、2枚目及び3枚目の画像データ41b,41cをRAM22に送出させる。レイアウタ27はラインバッファ32に数ライン分のラインデータが蓄積される度に、1枚目の画像データ41aをインプットバッファ33に送出し、2枚目及び3枚目の画像データ41b,41cをRAM22に送出する処理を繰り返し実行させる。
ここで、画像データ41a〜41cはRAM22及びインプットバッファ33に送られる前に、以下に示す手順でデータ処理される。まずレイアウタ27は、画像データ41a〜41cに解像度変換を施して、画像データ41a〜41cを印刷解像度に変換する。続いてレイアウタ27は解像度変換後の画像データ41a〜41cにイメージ拡大処理を施して、印刷すべき用紙3のサイズに合わせて画像データ41a〜41cを機分拡大する。従って、これら処理が施された後、1枚目の画像データ41aがインプットバッファ33に、2枚目及び3枚目の画像データ41b,41cがRAM22に送出される。
また、インプットバッファ33は2つに区分された状態で使用され、例えばインプットバッファ33の一方の記憶領域を領域(分割記憶領域)B1、他方の記憶領域を領域(分割記憶領域)B2とし、高さ方向のライン数を16ラインとする。まずレイアウタ27は、読み取った画像データ41aを先に領域B1に格納し始める。レイアウタ27は、領域B1に16ライン分の画像データ41aが蓄積されると、領域B1内の画像データ42aをラインごとにHTコントローラ28に送出するとともに、ラインバッファ32内の画像データ41aの格納先を領域B2に切り換えてそこに画像データ42aの続きを格納する。
HTコントローラ28は、領域B1からラインごとに送出された画像データ42aに色変換処理及びハーフトーン処理を施す。また、レイアウタ27は領域B2がフル状態になると、領域B2内の画像データ42bをHTコントローラ28に送出する。従って、HTコントローラ28は領域B1内の画像データ42aに続けて領域B2内の画像データ42bについて色変換処理及びハーフトーン処理を施すことになる。そして、マイクロウィーブ処理後の画像データ(YMCKデータ37)が印刷処理にまわされて印刷出力される。
また、図7に示すようにHTコントローラ28は、色変換及びハーフトーン処理が終了するとHT終了の旨をレイアウタ27に通知する。レイアウタ27はHT終了の旨の通知を受け取ると、領域B2に格納した画像データ42bの続きを領域B1に入力させる。ここで、色変換及びハーフトーン処理に要する時間Taはインプットバッファ33へのデータ格納に要する時間Tbより長い。従って、領域B1の画像データ42aの色変換及びハーフトーン処理が終わる頃には領域B2へのデータ格納が終了しており、空になった領域B1には先程の領域B2へ格納した画像データ42bの続きが書き込まれる。
そして、そしてレイアウタ27は以上の処理を繰り返し実行して、スキャンで読み取った画像データ41aをHTコントローラ28に転送する。従って、画像データ41aのインプットバッファ33への書き込みと、インプットバッファ33に書き込んだ画像データ42aのHTコントローラ28への転送とを重ね合わせることが可能であり、データ転送時間の短時間化が可能である。また、スキャンの途中であっても画像処理が完了した画像データはヘッド15に順次送られる構成上、印刷出力とスキャン処理とは重ね合わさった状態で実施される。
一方、図6に示すように2枚目及び3枚目の画像データ41b,41cはRAM22に順次格納される。ここで、1枚目の画像データ41aのHTコントローラ28への転送が終了に近づくと、画像データ41aのライン数に応じて領域B1,B2の一方がフリー状態(空状態)になる。従って、レイアウタ27はインプットバッファ33の領域B1,B2の一方がフリーになると、RAM22内に蓄積された2枚目の画像データ41bを1ラインずつインプットバッファ33へ転送し始める。
2枚目の画像データ41bは1枚目の画像データ41aと同様の手順で、インプットバッファ33への格納と、インプットバッファ33からHTコントローラ28への送出とが実施される。そしてレイアウタ27は、2枚目の画像データ41bのHTコントローラ28への送出が終わりに近づき、インプットバッファ33の領域B1,B2の一方がフリーになると、RAM22内に蓄積された3枚目の画像データ41cのインプットバッファ33への転送を開始する。この3枚目の画像データ41cの転送も、1枚目及び2枚目と同様の手順で実施される。
1枚目〜3枚目の画像40a〜40cの印刷出力が完了すると、レイアウタ27は2回目のスキャン処理を実行して4枚目〜6枚目の画像40d〜40fが読み取らせる。そして、4枚目〜6枚目の画像40d〜40fも1枚目〜3枚目と同様の手順でHTコントローラ28に送出される。また、4枚目〜6枚目の画像40d〜40fの印刷出力が完了すると、3回目のスキャン処理を実行して7枚目〜9枚目の画像40g〜40iが読み取られ、1枚目〜3枚目と同様の手順でHTコントローラ28に送出される。そして、これら画像40a〜40iが各用紙3に印刷出力されてポスタ印刷が実施される。
ところで、RAM22の空き領域によっては、1回のスキャンでRAM22に用紙1枚分の画像データしか蓄積できな場合がある。この場合、レイアウタ27は1回目のスキャンで1枚目及び2枚目に画像40a,40bをスキャンし、1枚目の画像データ41aを印刷処理にまわし、2枚目の画像データ41bをRAM22に蓄積する。そして、1枚目及び2枚目の印刷処理が終了すると、レイアウタ27は3枚目の画像40cをスキャン印刷させる。
1枚目〜3枚目の印刷出力が終了すると、4枚目以降の画像40d〜40iについても同様の手順で印刷処理される。即ち、4枚目及び5枚目の画像40d,40eがスキャンされ、4枚目の画像40dが印刷処理にまわされ、5枚目の画像40eがRAM22に蓄積される。そして、4枚目及び5枚目の印刷処理が終了すると6枚目の画像40fがスキャン印刷される。そして、4枚目〜6枚目の印刷処理が終了すると、7枚目〜9枚目の画像40g〜40iについても同様の手順で印刷処理される。
次に、CPU19がポスタ印刷時に実行する処理を図8に示すフローチャートに従って説明する。
ステップ100では、ポスタ印刷の用紙枚数P×Pを取得する。即ち、ポスタ印刷で印刷出力される用紙3は行及び列(図4参照)ともに同じ枚数となり、その行(或いは列)の用紙枚数であるPを取得する。
ステップ101では、CPU19のRAM22において画像データを蓄積可能なメモリ量Memoryを算出する。
ステップ102では、各パラメータW,H,ResW,ResHを取得する。
ステップ103では、1回のスキャンで取り込み可能な処理枚数Mを算出する。即ち、CPU19のRAM22に用紙何枚分の画像データが蓄積可能かを式(1) に基づき算出し、用紙1枚分の画像データはラインバッファ32からそのままインプットバッファ33へ転送可能であるので、式(1) で算出された値に「1」を加えた値をMとして算出する。
ステップ104では、画像39の高さ方向(行方向)のスキャンが終了したか否かを判断する。即ち、3×3のポスタ印刷の場合、画像39の高さ方向に3度スキャンを行う必要があるが、高さ方向においてスキャンが3回実施されたか否かが判断される。画像39の高さ方向(行方向)のスキャンが終了していなければステップ105に移行し、終了していればポスタ印刷を終了する。
ステップ105では、画像39の幅方向(列方向)のスキャンが終了したか否かを判断する。即ち、3×3のポスタ印刷の場合、各行では画像39の幅方向に用紙3枚分の画像データをスキャンする必要があるが、各行で用紙3枚分の画像データがスキャンされていればステップ104に戻り、スキャンされていなければステップ106に移行する。
ステップ106では、画像39のスキャンを開始して、その画像データのうち1枚目の画像40aを印刷出力し、2〜M枚目の画像データ41b,…をCPU19のRAM22に蓄積する。一度のスキャンで用紙3枚分の画像データが取り込み可能であれば、2枚目及び3枚目の画像データがRAM22に蓄積される。
ステップ107では、CPU19のRAM22に蓄積した画像データでの印刷出力が完了したか否かを判断する。即ち、2〜M枚目の画像40b,…の印刷が完了したか否かが判断され、印刷が終了していなければステップ108に移行し、印刷が終了していればステップ105に戻る。
ステップ108では、CPU19のRAM22に蓄積した画像データを印刷出力する。即ち、2枚目及び3枚目の画像データ41b,41cがRAM22に蓄積されていれば、2枚目及び3枚目の画像40b,40cが印刷処理される。
本例のポスタ印刷では、1回のスキャンで用紙複数枚分の画像データを取り込み、1枚目の画像を印刷処理にまわし、残りの画像データをRAM22に蓄積しておく構成とした。ところで、用紙1枚ずつ画像をスキャンする方法を用いると、3×3のポスタ印刷の場合には合計9回のスキャンが必要となる。しかし、本例の構成を用いれば、RAM22に用紙2枚分の画像データを蓄積可能であれば、スキャン回数が3回で済むことになり、スキャン回数の減少に伴ってポスタ印刷のスループットが向上する。
この実施形態によれば、以下の効果を得ることができる。
(1)1回のスキャンで用紙複数枚分の画像データを取り込み、1枚目の画像を印刷処理にまわし、残りの画像データをRAM22に蓄積しておく構成であるので、用紙1枚ずつ画像をスキャンする構成に比べてスキャン回数を減らすことができ、ポスタ印刷時のスループットを向上することができる。
(2)ポスタ印刷を行うとき、RAM22のメモリ領域のうち画像データの蓄積に使用可能なメモリ量Memoryを算出し、そのメモリ量Memoryとスキャン解像度ResW,ResHとを用いて、RAM22に蓄積可能な画像の枚数を算出する構成である。従って、最大限蓄積可能な画像枚数がその都度設定でき、スキャン回数を必要最低限の回数に設定することができる。
(3)記憶領域を2分割してインプットバッファ33に2つの領域B1,B2を持たせ、ラインバッファ32の画像データを領域B1,B2へ交互に転送する構成とした。従って、ラインバッファ32の画像データのインプットバッファ33への転送と、インプットバッファ33内の画像データのHTコントローラ28への転送とを重ね合わせることができ、データ転送の高速化やスキャンの途中停止等の不具合が生じ難くなる。
(4)画像39のスキャンの途中でも、画像処理された画像データがヘッド15に送られればヘッド15を走査して印刷を開始する構成である。従って、スキャンと印刷出力とを重ね合わせることができ、例えばスキャンが終了した後に印刷動作を開始する構成に比べて印刷のスループットを向上することができる。
なお、上記実施形態は以下の態様に変更してもよい。
(変形例1)ラインバッファ32に書き込まれた2枚目及び3枚目の画像データ41b,41cは、RAM22に直接転送される構成に限定されない。例えば、図9に示すように3枚分の画像データ41a〜41cを有する1ライン分のラインデータ36aをインプットバッファ33に書き込み、そこから2枚目及び3枚目の画像データ41b,41cをRAM22に転送する。そして、インプットバッファ33に次のラインデータ36bが転送されたときには、1枚目の画像データ41aを残してラインデータ36bを上書きする構成を採用してもよい。この場合、ラインバッファ32からのデータ転送をRAM22とインプットバッファ33とで別々に行う必要がなく、転送処理を簡単に行うことができる。
(変形例2)RAM22に蓄積可能な用紙枚数を算出するとき、解像度はスキャン解像度に限らず、例えば印刷解像度としてもよい。この場合、スキャンに時間を要するものの高画質で印刷出力することができる。また、スキャン解像度や印刷解像度をユーザによって設定可能な構成としてもよい。
(変形例3)RAM22に蓄積可能な用紙枚数をその都度算出して最適な枚数を導く構成に限定されない。例えば、RAM22の使用可能なメモリ領域や、ポスタ印刷実行時のスキャン解像度に関係なく、用紙1枚分のみをRAM22に蓄積するというように蓄積枚数を固定としてもよい。
(変形例4)画像データの蓄積先は必ずしもCPU19のRAM22に限定されない。例えば、ASIC23のRAM31に空き領域が存在していれば、そこを画像データの蓄積場所として使用してもよい。
(変形例5)本例のデータ転送方法は、ポスタ印刷の場合に使用されることに限定されない。例えば、画像39を拡大してサイズの大きい用紙(A1等)にスキャン印刷する場合、スキャンで取り込んだ画像データの一部をインプットバッファ33に転送し、残りをRAM22に転送する構成としてもよい。また、ポスタ印刷の場合にはP×Pというように行と列とが同じ用紙枚数となることに限らず、例えば1×2のように行と列で異なる用紙枚数としてもよい。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想について以下に追記する。
(1)請求項3〜6において、スキャン印刷時の諸条件とは、スキャンした画像を拡大して複数枚の印刷媒体に印刷する際の印刷媒体の合計枚数、スキャナ解像度及び印刷解像度のいずれか1つである。
(2)スキャナによってスキャンした画像を拡大して印刷媒体に印刷出力するときに、前記画像の画像データをデータ処理する画像読取装置において、前記画像データを画像処理する際に該画像データが書き込まれるバッファと、前記画像データを一時的に記憶可能なメモリと、スキャンした前記画像データのうち一部の画像データを前記バッファに送って画像処理を実行させ、前記バッファでの画像処理が完了するまで残りの画像データを前記メモリに蓄積しておく制御手段を備えたことを特徴とする画像読取装置。
(3)スキャナでスキャンした画像を拡大して印刷媒体に印刷出力するときに、バッファを用いて前記画像の画像データをデータ処理する画像データの読取方法において、制御手段は、スキャンした前記画像データのうち一部分の画像データを前記バッファに送って画像処理を実行させ、前記バッファでの画像処理が完了するまで残りの画像データをメモリに蓄積しておくことを特徴とする画像データの読取方法。
一実施形態におけるプリンタの斜視図。 プリンタの電気的構成を示すブロック図。 画像データがインプットバッファへ転送されるときの例示図。 ポスタ印刷を説明するための例示図。 各用紙にどのスキャン範囲が印刷出力されるかを示す画像の平面図。 スキャンで取り込まれた画像データの転送の仕方を示す例示図。 レイアウタとHTコントローラとの間のトランザクションチャート。 ポスタ印刷時にCPUによって実行されるフローチャート。 別例における画像データがインプットバッファへ転送されるときの例示図。
符号の説明
1…印刷装置としてのプリンタ、3…印刷媒体としての用紙、13…スキャナとしてのスキャナユニット、14…印刷機構を構成するプリンタユニット、19…算出手段を構成するCPU、22…メモリとしてのRAM、23…印刷実行手段及び印刷機構を構成するASIC、33…バッファとしてのインプットバッファ、37…制御手段を構成するレイアウタ、39,40a〜40i…画像、41a〜41c,42a,42b…画像データ、B1,B2…分割記憶領域、Memory…メモリ量、W,H,ResW,ResH…諸条件としての各パラメータ。

Claims (8)

  1. スキャナによってスキャンした画像を拡大して複数の印刷媒体に印刷出力するときに、前記画像の画像データをデータ処理する画像読取装置において、
    前記画像データを画像処理する際に該画像データが書き込まれるバッファと、
    前記画像データを一時的に記憶可能なメモリと、
    スキャンした前記画像データのうち前記印刷媒体の1枚目に印刷する画像データを前記バッファに送って画像処理を実行させ、前記バッファでの画像処理が完了するまで残りの画像データを前記メモリに蓄積し、その蓄積した画像データを1枚目の画像データに続けて前記バッファに送る制御手段と
    を備えたことを特徴とする画像読取装置。
  2. 前記スキャナは、前記画像の全範囲のうち印刷媒体の枚数に応じて決まる所定範囲を1回のスキャンで取り込むとともに、
    前記制御手段は、前記スキャナが取り込んだ前記所定範囲の画像のうち1枚目の画像データを画像処理にまわすとともに残りを前記メモリに蓄積し、前記メモリに蓄積しておいた画像データを前記バッファの送って印刷出力が完了すると、前記スキャナに次の所定範囲のスキャンを実行させ、この処理を画像全体のスキャンが完了するまで繰り返すことを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 前記メモリのメモリ量とスキャン印刷時の諸条件とに基づき、前記印刷媒体の何枚分の画像データが前記メモリに蓄積可能かを算出する算出手段を備え、
    前記制御手段は、前記算出手段の算出結果に基づき前記スキャナによるスキャン回数を決定し、前記算出手段で求めた回数分のスキャンを前記スキャナに実行させることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像読取装置。
  4. 前記メモリは、前記画像データを蓄積可能な領域がそのときの該メモリの使用状態に応じて可変であるとともに、
    前記算出手段は、前記メモリの全メモリ量のうち前記画像データを蓄積可能なメモリ量を算出し、前記メモリ量に基づき印刷媒体何枚分の画像データが前記メモリに蓄積可能かを算出することを特徴とする請求項3に記載の画像読取装置。
  5. 前記バッファは、全体の記憶領域を複数に区分することによって複数の分割記憶領域を有した構成であるとともに、
    前記制御手段は、前記メモリに蓄積された画像データを所定のライン単位で前記分割記憶領域へ順に書き込むとともに、書き込まれた画像データが画像処理されて空きが生じるとそこに次の画像データを書き込み、この処理を繰り返し実行してメモリ内の画像データを前記バッファに送ることを特徴とする請求項1〜4のうちいずれか一項に記載の画像読取装置。
  6. スキャンした画像データに基づく印刷処理を、前記スキャナによる画像のスキャンに重ね合わせて実行させる印刷実行手段を備えたことを特徴とする請求項1〜5のうちいずれか一項に記載の画像読取装置。
  7. 請求項1〜6のうちいずれか一項に記載の画像読取装置と、前記スキャナによって読み取られた画像データに基づき前記印刷媒体に印刷処理を実行する印刷機構とを備えたことを特徴とする印刷装置。
  8. スキャナでスキャンした画像を拡大して複数枚の印刷媒体に印刷出力するときに、バッファを用いて前記画像の画像データをデータ処理する画像データの読取方法において、
    制御手段は前記スキャナで取り込んだ前記画像データのうち前記印刷媒体の1枚目に印刷する画像データを前記バッファに送って画像処理を実行させ、前記バッファでの画像処理が完了するまで残りの画像データをメモリに蓄積し、その蓄積した画像データを1枚目の画像データに続けて前記バッファに送ることを特徴とする画像データの読取方法。
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