JP2005111843A - 印刷装置、印刷方法、及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】加工画像の再印刷を容易に行うことができる印刷装置を提供する。
【解決手段】SPC複合装置1は、メモリカード28から読み出した画像ファイルに基づいて画像を媒体に印刷するためのプリンタ部3を備える。液晶ディスプレイ16に印刷対象となる画像を表示し、プリンタ部3は、その表示画像に基づいてトリミングされた加工画像を印刷する。SPC複合装置1は、その加工画像の印刷時において、加工画像のファイルを原画像のファイルと関連付けてメモリカード28に保存する。
【選択図】 図1
【解決手段】SPC複合装置1は、メモリカード28から読み出した画像ファイルに基づいて画像を媒体に印刷するためのプリンタ部3を備える。液晶ディスプレイ16に印刷対象となる画像を表示し、プリンタ部3は、その表示画像に基づいてトリミングされた加工画像を印刷する。SPC複合装置1は、その加工画像の印刷時において、加工画像のファイルを原画像のファイルと関連付けてメモリカード28に保存する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、原画像を加工して加工画像を印刷する印刷装置、印刷方法、及びプログラムに関するものである。
従来、メモリカードから直接画像データを読み取って該データに応じた画像を印刷可能なプリンタ(スタンドアロン型のプリンタ)が広く普及している。また、そのプリンタには画像表示用の液晶ディスプレイを装備するものもある。該ディスプレイにはユーザが操作パネルで設定した印刷画像がプレビュー画面で画像表示され、ユーザはその画面を見ることによってパソコンがなくても、印刷前に印刷画像を事前に確認することができる。さらに、近年では、そのプレビュー画面を確認して画像のトリミングを行い、不要な部分を削除した加工画像を印刷するプリンタも実用化されている。
ところで、上記スタンドアロン型のプリンタにおいて、トリミングなどを行った加工画像のデータは、一連の印刷処理が終了した時点でメモリから消去されてしまうため、加工画像を再度印刷したい場合には、その加工画像を得るための操作を繰り返し行う必要がある。つまり、ユーザが操作パネルを操作して、オリジナル画像を液晶ディスプレイのプレビュー画面に再表示した後、画像のトリミングを行うといった作業が必要となる。
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、加工画像の再印刷を容易に行うことができる印刷装置、印刷方法、及びプログラムを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明は、メモリから読み出した画像ファイルに基づいて画像を媒体に印刷するためのプリンタ部を備え、画像表示部に印刷対象となる画像を表示し、前記プリンタ部は、その画像に基づいて加工された加工画像を印刷する印刷装置であって、前記加工画像を印刷する際に、前記加工された加工画像の画像ファイルを前記メモリに保存する。
これによれば、印刷対象の画像のファイルがメモリから読み出され、その画像が画像表示部に表示される。そして、その画像を確認したユーザによって印刷画像が加工され、その加工された加工画像がプリンタ部により印刷される。この印刷時には、加工画像のファイルがメモリに保存される。従って、加工画像のファイルを利用して、加工画像の再印刷を容易に行うことができる。
この印刷装置において、前記加工画像のファイルを、加工前の原画像のファイルと関連付けてメモリに保存する。
これによれば、加工画像を再印刷する際に、加工前の原画像を容易に検索することができ、加工画像の再印刷に加えて、原画像の印刷を容易に行うことができる。
これによれば、加工画像を再印刷する際に、加工前の原画像を容易に検索することができ、加工画像の再印刷に加えて、原画像の印刷を容易に行うことができる。
この印刷装置において、前記各ファイルを関連付けるための情報を定義したスクリプトファイルを生成し、そのスクリプトファイルを前記メモリに保存する。
これによれば、メモリに保存したスクリプトファイルが参照され、該ファイルに定義されている関連付けの情報に基づいて、原画像のファイル検索を容易に行うことができる。
これによれば、メモリに保存したスクリプトファイルが参照され、該ファイルに定義されている関連付けの情報に基づいて、原画像のファイル検索を容易に行うことができる。
この印刷装置において、前記メモリから読み出した画像ファイルに基づいて前記加工画像を印刷した後、前記スクリプトファイルの定義情報により前記加工画像に対応する原画像の画像ファイルを検索し、その検索した画像ファイルに基づいて原画像の印刷を行う。
これによれば、加工画像を再印刷する際に、加工前の原画像を容易に検索することができ、加工画像の再印刷に加えて、原画像の印刷を容易に行うことができる。
この印刷装置において、前記スクリプトファイルの定義情報は、前記原画像の画像ファイルの保存先を示すアドレス情報である。
この印刷装置において、前記スクリプトファイルの定義情報は、前記原画像の画像ファイルの保存先を示すアドレス情報である。
これによれば、スクリプトファイルに定義されているアドレス情報を参照することにより、原画像の画像ファイルをメモリから的確に読み出すことができる。
この印刷装置において、前記加工画像は、原画像から必要な部分を切り出した画像であり、前記画像表示部に表示した原画像について、トリミング領域を設定するために操作される操作ボタンを備えた。
この印刷装置において、前記加工画像は、原画像から必要な部分を切り出した画像であり、前記画像表示部に表示した原画像について、トリミング領域を設定するために操作される操作ボタンを備えた。
これによれば、操作ボタンが操作されることにより、画像表示部に表示された原画像におけるトリミング領域が設定され、原画像から必要な部分を切り出した画像が印刷される。また、その印刷時には、切り出し画像のファイルがメモリに記憶されるので、そのファイルを利用することで切り出し画像の再印刷を容易に行うことができる。
この印刷装置において、原稿の画像を読み取るためのスキャナ部を備え、該スキャナ部が読み取った画像のファイルを前記メモリに保存する。
これによれば、スキャナ部が読み取った画像の画像ファイルがメモリに記憶されるので、スキャナ部による原稿画像の再読み取りを行うことなく、加工画像の再印刷を行うことが可能となる。
これによれば、スキャナ部が読み取った画像の画像ファイルがメモリに記憶されるので、スキャナ部による原稿画像の再読み取りを行うことなく、加工画像の再印刷を行うことが可能となる。
また、本発明は、メモリから読み出した画像ファイルに基づいて画像を媒体に印刷する印刷装置において、画像表示部に印刷対象となる画像を表示し、その画像に基づいて加工された加工画像を印刷する印刷方法であって、前記加工画像を印刷する際に、前記加工された加工画像の画像ファイルを前記メモリに保存する。
これによれば、加工画像の印刷時に、加工画像の画像ファイルがメモリに保存されるので、その画像ファイルを利用して、加工画像の再印刷を容易に行うことができる。
また、本発明は、メモリから読み出した画像ファイルに基づいて画像を媒体に印刷する印刷装置において、画像表示部に印刷対象となる画像を表示し、その画像に基づいて加工された加工画像を印刷する印刷処理を実行させるためのプログラムであって、前記加工画像を印刷する際に、前記加工された加工画像の画像ファイルを前記メモリに保存するためのステップを備えた。
また、本発明は、メモリから読み出した画像ファイルに基づいて画像を媒体に印刷する印刷装置において、画像表示部に印刷対象となる画像を表示し、その画像に基づいて加工された加工画像を印刷する印刷処理を実行させるためのプログラムであって、前記加工画像を印刷する際に、前記加工された加工画像の画像ファイルを前記メモリに保存するためのステップを備えた。
これによれば、加工画像の印刷時に、加工画像の画像ファイルがメモリに保存されるので、その画像ファイルを利用して、加工画像の再印刷を容易に行うことができる。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図1〜図7に従って説明する。
本実施形態の印刷装置は、パソコン(PC)からスキャン指示を行うネットワークスキャン機能(Scanner )、PCから印刷指示を行うネットワークプリンタ機能(Printer )、ローカルコピー機能(Copy)など複数機能を有するSPC複合装置である。
本実施形態の印刷装置は、パソコン(PC)からスキャン指示を行うネットワークスキャン機能(Scanner )、PCから印刷指示を行うネットワークプリンタ機能(Printer )、ローカルコピー機能(Copy)など複数機能を有するSPC複合装置である。
図1は、SPC複合装置1を示す斜視図であり、図2は、原稿台カバーを開いた状態のSPC複合装置1を示す斜視図である。
図1及び図2に示すように、SPC複合装置1は、原稿の画像を読み取って画像データとして入力するためのスキャナ部2と、画像データに基づいて画像を用紙等の媒体に印刷するプリンタ部3と、ユーザが操作するための操作パネル部4とを備える。SPC複合装置1において、スキャナ部2で読み取った画像データがプリンタ部3に送信され内部の処理回路で印刷データに変換され、その印刷データに基づく画像が用紙に印刷されることでローカルコピー機能が実現される。
図1及び図2に示すように、SPC複合装置1は、原稿の画像を読み取って画像データとして入力するためのスキャナ部2と、画像データに基づいて画像を用紙等の媒体に印刷するプリンタ部3と、ユーザが操作するための操作パネル部4とを備える。SPC複合装置1において、スキャナ部2で読み取った画像データがプリンタ部3に送信され内部の処理回路で印刷データに変換され、その印刷データに基づく画像が用紙に印刷されることでローカルコピー機能が実現される。
スキャナ部2はプリンタ部3の上に配置されており、そのスキャナ部2の上部には、読み取る原稿を載置するための例えばA4版の原稿台ガラス6と、原稿を読み取る際や不使用時に原稿台ガラス6を覆う原稿台カバー7とが設けられている。原稿台カバー7は、開閉可能に形成され、閉止した際には原稿台ガラス6上に載置された原稿を原稿台ガラス6側に押圧する機能も有している。
また、SPC複合装置1の背面側にはプリンタ部3へ用紙を供給するための用紙供給部11が設けられ、その用紙供給部11には、カット紙(図示しない)を保持する給紙トレー12が備えられている。SPC複合装置1の前面側の下部に、プリンタ部3で印刷された用紙を排紙する排紙部13が設けられ、その排紙部13には、不使用時に排紙口を塞ぐことが可能な排紙トレー14が備えられている。さらに、排紙部13の上部に操作パネル部4が設けられている。なお、本実施形態においては、前記カット紙の最大用紙サイズとしてA4版を例に説明するが、これは一例であり、何等これに限るものではない。
操作パネル部4のほぼ中央には、液晶ディスプレイ16が設けられている。液晶ディスプレイ16は、設定項目や設定状態、動作状態等を文字にて表示することが可能であるとともに、スキャナ部2で読み取った画像を表示することも可能となっている。この液晶ディスプレイ16の左側には、電源ボタン17と、スキャンボタン18と、設定表示ボタン19と、クリアボタン20とが設けられている。
電源ボタン17は、SPC複合装置1の電源を投入、遮断するためのボタンである。スキャンボタン18は、スキャナ部2による原稿の読み取りを開始させるためのボタンである。設定表示ボタン19は、ユーザにより設定されたコピー機能に対する設定状態を液晶ディスプレイ16に表示させるためのボタンである。クリアボタン20は、コピー機能に対する設定をクリアし、各設定項目をデフォルト値に変更するためのボタンである。
液晶ディスプレイ16の右側には、カラーコピーボタン21と、モノクロコピーボタン22と、ストップボタン23と、十字キー24と、決定ボタン25とが設けられている。カラーコピーボタン21はカラーコピーを開始させるためのボタンであり、モノクロコピーボタン22はモノクロコピーを開始させるためのボタンである。従って、これらのコピーボタン21,22は、コピー動作の開始指示と、出力すべき画像がカラー又はモノクロのいずれであるかを選択する選択手段とを兼ねている。ストップボタン23は、一旦開始したコピー動作を中止させるためのボタンである。
十字キー24は、上下左右の4つのボタンで構成されており、十字キー24を押す位置によって上下左右のいずれかのボタンが操作されることとなる。この十字キー24は、印刷設定条件の項目選択のためのカーソル移動や、入力中の数値(コピー枚数やコピー倍率などの数値)の増減を行うときに操作される。また、十字キー24は、印刷画像のトリミングを行う際に、トリミング領域を指定するために操作される。決定ボタン25は、十字キー24を用いて選択した印刷設定条件やトリミング領域等を決定するためのボタンである。
液晶ディスプレイ16の手前側には、液晶ディスプレイ16に表示される設定項目を切り替えるメニューボタン26が設けられている。メニューボタン26は、左右に配置された2つのボタンで構成され、それぞれ左向きの矢印または右向きの矢印が表記されている。左右いずれかのメニューボタン26が押される毎に、表示される設定項目が決められた順に順次切り替わり、一通り表示し終わると最初の設定項目が表示される。左右の矢印は、設定項目を表示する順番を変更するためであり、両ボタン26は、互いに他のボタンを押した際の表示順と逆の順番で設定項目を表示する。
また、排紙部13の右側には、メモリカードスロット27が設けられている。このメモリカードスロット27は、例えばPCMCIA規格に準拠しており、このような規格に準拠したメモリカード28が着脱可能に構成されている。メモリカード28は、書き換え可能な不揮発性のメモリを内蔵しており、そのメモリカード28にスキャナ部2で読み取った画像データなどが保存される。
さらに、SPC複合装置1の本体側面には、外部機器と接続するための接続手段、例えばUSBポート29が設けられている。USBポート29は、例えば、SPC複合装置1とホストコンピュータとをUSBケーブルを介して接続する。SPC複合装置がホストコンピュータに接続されることにより、スキャナ機能によるホストコンピュータへの画像の取り込み、プリンタ機能による印刷出力が実現される。
スキャナ部2は、内部に設けた発光部(図示略)から原稿台ガラス6を通して原稿に光を照射し、原稿による反射光をCCD(電荷結合素子)で検出することで原稿台ガラス6に載置した原稿の記載内容(画像または文章等)を読み取る。
プリンタ部3は、カラー画像の出力が可能な構成であり、例えば、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロ(Y)、ブラック(K)の4色の色インクを、印刷用紙等の媒体上に吐出してドットを形成することによって画像を形成するインクジェット方式を採用している。なお、色インクとして、上記4色に加えて、ライトシアン(薄いシアン、LC)、ライトマゼンタ(薄いマゼンタ、LM)、ダークイエロ(暗いイエロ、DY)を用いてもよい。
図3は、SPC複合装置1の電気的構成を示すブロック図である。なお、図3において、パソコン等に接続してプリンタやスキャナとして機能する場合に必要となるインターフェース回路等は省略している。
SPC複合装置1は、プリンタ部3のケース内に全体的な制御を司るメイン基板(図示略)を備える。このメイン基板には、CPU組み込みASIC(Application Specific IC)41、プログラムROM42、第1のSDRAM43、及び第2のSDRAM44が実装されている。
ASIC41は、CPU45、スキャナ入力回路46、画像処理回路47、メモリカード入出力回路48、ヘッド制御ユニット49、JPEG解凍/圧縮回路50が内蔵されており、それらはASIC41上の内部バス41aに接続されている。また、その内部バス41aには、ASIC41に外付けされるプログラムROM42と第1のSDRAM43と操作パネル部4とが接続されている。プログラムROM42には、CPU45により実行される制御プログラムなどが記憶されている。第1のSDRAM43には、制御プログラムを実行して処理する画像データや印刷データなどが一時的に記憶される。
第2のSDRAM44は、スキャナ入力回路46と画像処理回路47に接続されており、各回路46,47における処理の前後の画像データや印刷データが一時的に格納される。この第2のSDRAM44には、複数のメモリ領域(ラインバッファ44a、マイクロウィーブ(Micro Weave)バッファ44b、イメージバッファ44c等)が確保されている。
スキャナ入力回路46にはスキャナ部2が接続されている。スキャナ部2は、原稿台ガラス6に載置された原稿を光学的に読み取ってCCD(電荷結合素子)2aに蓄えられた電荷を、A/D変換回路2bによってA/D変換する。そして、スキャナ部2は、A/D変換されたデータをASIC41のスキャナ入力回路46に入力する。
スキャナ入力回路46は、CPU45の制御の下、スキャナ部2から入力される各ラスタラインデータ(RGBの多階調画像データ)をSDRAM44のラインバッファ44aに一旦蓄える。そして、スキャナ入力回路46は、このラインバッファ44aに取り込んだRGBデータに対してライン間補正処理を順次施し、同一ラインに対するRGBデータとして画像処理回路47に送る。なお、ライン間補正処理とは、スキャナ部2の構造上発生するR、G、Bの各リニアセンサ間の読み取り位置のズレを補正する処理である。詳述すると、スキャナ部2が有するCCD2aは、R(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)の3色に対し色毎に1ラインずつのリニアセンサを有している。これら3本のリニアセンサは、読取キャリッジ(図示略)の走査方向に平行に並べられているため、原稿の同一ラインに照射された反射光を同時に受光することができない。すなわち、原稿の同一ラインに照射された反射光が各リニアセンサに受光される際には、時間的なズレが生じることになる。このため、リニアセンサの配列に伴う遅延時間分だけ遅れて送られてくるデータを同期させるための処理である。
また、スキャナ入力回路46は、ライン間補正処理と並行して、RGBデータの読み取り解像度[dpi]を、プリンタ部3が印刷するための印字解像度[dpi]に変換する解像度変換処理も行う。つまり、RGBデータの読み取り解像度が、印字解像度よりも低い場合には、線形補間等を行って隣接するデータ間に新たなデータを生成し、逆に印字解像度よりも高い場合には、一定の割合でデータを間引く等して、RGBデータの解像度を印字解像度に揃える。尚、これは拡大若しくは縮小コピーする際にも同様である。
画像処理回路47は、解像度変換処理が施された画像データを取り込み、色変換、ハーフトーン処理、マイクロウィーブ処理などの画像処理を行う。色変換処理は、RGBの多階調画像データから、CMYKの4色の多階調画像データに変換する処理である。ハーフトーン処理は、多階調データを面積階調データに変換する処理である。マイクロウィーブ処理は、行間の縞(バンディング)を防止すべく、ドットラインの形成方法を調節する処理である。
この画像処理回路47において、マイクロウィーブ処理が施されたデータはマイクロウィーブバッファ44bに格納される。さらに、画像処理回路47は、そのバッファ44bに格納したデータを所定のサイズ毎に読み出して、諸情報(例えば、各色毎のノズル数、ヘッド走査回数など)に基づき並び替えた後、イメージバッファ44cに転送する。このデータ転送の結果、イメージバッファ44cには、プリンタ部3に設けられた書込キャリッジ(図示略)の走査毎の各ノズルにインクを吐出させるためのヘッド駆動データが格納される。
イメージバッファ44cに記憶された走査毎のヘッド駆動データ(印刷データ)はCPU45によって読み出され、ヘッド制御ユニット49に転送される。ヘッド制御ユニット49は、CPU45の制御によりヘッド駆動データに基づいてプリンタヘッド51を駆動し、インク滴の吐出の有無や、吐出するインク滴の量を制御する。これによって、スキャナ部2が読み取った画像に対する印刷が実現される。
メモリカード入出力回路48は、メモリカードスロット27にメモリカード28が装着されたときのインターフェース回路として機能する。CPU45は、そのメモリカード入出力回路48を介してメモリカード28へのデータの書き込み及び読み出しを行う。
JPEG解凍/圧縮回路50は、CPU45の制御に基づいて、スキャナ入力回路46から画像データを取り込み、符号化処理を施すことによりデータを圧縮して、スキャナ部2が読み取った原稿の画像に対応するJPEG形式の画像ファイルを生成する。その画像ファイルはSDRAM43に格納された後、メモリカード入出力回路48を介してメモリカード28に保存される。
また、JPEG解凍/圧縮回路50は、メモリカード28から読み出されたJPEG形式の画像ファイルに対して復号化処理を施することで、画像ファイルを解凍(デコード)し、それにより得られた多階調画像データをSDRAM43に格納する。その画像データは、CPU45の制御によって画像処理回路47に転送され、上述した画像処理で印刷データに変換される。そして、その印刷データに基づいてプリンタヘッド51が駆動されることで、メモリカード28の画像ファイルに対応した画像が印刷される。
メモリカード28には、スキャナ部2が読み取った画像の画像ファイルに加え、図示しないデジタルカメラで撮影した画像ファイルやパソコンで編集した画像ファイル等が格納されている。
本実施形態のSPC複合装置1は、メモリカード28から読み出したオリジナル画像(原画像)に対して必要な部分のみを切り出した画像(トリミング画像)を印刷する機能に加え、その切り出し画像のファイルをメモリカード28に保存する機能を持つ。
その切り出し画像を印刷・保存する場合の処理について図4に示すフローチャートに従って説明する。
先ず、ユーザは、切り出し画像を印刷するために操作パネル部4のメニューボタン26を操作して、液晶ディスプレイ16のメニュー画面に表示されるトリミング機能のメニュー項目を選択した後、決定ボタン25をオンする。すると、ディスプレイ16には詳細メニューが表示され、それを確認したユーザは、操作パネル部4の十字キー24や決定ボタン25を操作して、用紙サイズ、画質、コピー枚数などの印刷条件を設定するとともに、印刷を希望するオリジナル画像(原画像)を選択する。このとき、CPU45は、操作パネル部4から通知される操作信号に基づいて、各種の印刷条件を判断しその印刷条件のデータを記憶した後、図4の処理を開始する。
先ず、ユーザは、切り出し画像を印刷するために操作パネル部4のメニューボタン26を操作して、液晶ディスプレイ16のメニュー画面に表示されるトリミング機能のメニュー項目を選択した後、決定ボタン25をオンする。すると、ディスプレイ16には詳細メニューが表示され、それを確認したユーザは、操作パネル部4の十字キー24や決定ボタン25を操作して、用紙サイズ、画質、コピー枚数などの印刷条件を設定するとともに、印刷を希望するオリジナル画像(原画像)を選択する。このとき、CPU45は、操作パネル部4から通知される操作信号に基づいて、各種の印刷条件を判断しその印刷条件のデータを記憶した後、図4の処理を開始する。
すなわち、ステップ100において、CPU45は、選択されたオリジナル画像の画像ファイルをメモリカード28から読み出し、その画像ファイルをJPEG解凍/圧縮回路50に転送する。JPEG解凍/圧縮回路50において、画像ファイルがオリジナル画像に対応したRGBの画像データにデコードされた後、該画像データがSDRAM43に一旦格納される。CPU45は、その画像データに応じた表示データを操作パネル部4に送出することで、液晶ディスプレイ16にオリジナル画像のプレビュー画面を表示させる。
図5には、そのオリジナル画像P1を表示したプレビュー画面の具体例を示している。ここで、ユーザがそのプレビュー画面を確認し、十字キー24を操作することにより、画像を切り出したいトリミング領域R1を設定する。このとき、プレビュー画面には、破線で示すトリミング枠が描画され、そのトリミング枠で囲まれた領域がトリミング領域R1として決定される。このトリミング領域R1を設定するための操作方法としては、先ず、十字キー24を操作してトリミング枠における左上の基点X1を指定した後、決定ボタン25をオンする。同様に、十字キー24を操作してトリミング枠における右下の基点X2を指定した後、決定ボタン25をオンする。このボタン操作によって、トリミング領域R1が設定される。
ステップ110において、CPU45は、その操作信号を操作パネル部4から取得し、その操作信号に基づいて、オリジナル画像P1におけるトリミング領域R1(左上及び右下の基点X1,X2の座標)を判定する。そして、CPU45は、そのトリミング領域R1の画像データをSDRAM43から取得して、それに応じた表示データを操作パネル部4に送出することで、液晶ディスプレイ16には切り出し画像P2のプレビュー画面を表示させる(図5参照)。
続く、ステップ120において、CPU45は、トリミング領域R1の画像データに基づいて切り出し画像P2の印刷を行う。具体的には、SDRAM43に記憶されているオリジナル画像P1のデータからトリミング領域R1の画像データを抽出して画像処理回路47に転送するとともに、印刷要求信号を画像処理回路47に通知する。これにより、画像処理回路47において、色変換、ハーフトーン処理、マイクロウィーブ処理などの画像処理が行われ、R、G、Bの各色の画像データから印刷データに変換される。CPU45は、その印刷データをヘッド制御ユニット49に送り、該印刷データに基づいてプリンタヘッド51を駆動することで、切り出し画像P2を用紙に印刷する。
その画像P2の印刷後、CPU45は、所定の表示データを操作パネル部4に送り、ユーザに切り出し画像P2を保存するか否かを選択させるための選択画面を液晶ディスプレイ16に表示する。なお、その選択画面には、「はい」と「いいえ」の選択項目が表示されており、十字キー24のボタン操作によりいずれかの項目が選択された後、決定ボタン25がオンされる。
ステップ130において、CPU45は、ユーザによるボタン操作に基づいて、切り出し画像P2の保存を行うか否かを判断する。ここで、ユーザにより「いいえ」の項目が選択された場合には、切り出し画像P2の保存をすることなく本処理を終了する。一方、ユーザにより「はい」の項目が選択された場合は、ステップ140に移行してメモリカード28に、切り出し画像P2の画像データを書き込む。具体的に、CPU45は、オリジナル画像P1のデータから抽出したトリミング領域R1の画像データをJPEG解凍/圧縮回路50に転送することで、切り出し画像P2に対応するJPEG形式の画像ファイルを生成した後、該画像ファイルをメモリカード28に書き込む。
続くステップ150において、CPU45は、オリジナル画像P1と切り出し画像P2の各ファイルを関連付けるためのスクリプトファイルを作成し、メモリカード28に保存した後、本処理を終了する。
図6には、メモリカード28に保存される各ファイルを示している。すなわち、メモリカード28において、デジタルカメラなどで撮影されたオリジナル画像P1の各ファイルは、「¥(ルートディレクトリ)¥DCIM¥100EPSON¥ファイル名」の形で保存されている。また、切り出し画像P2の各ファイルは、「¥¥EPTRMIMG¥100EPSON¥ファイル名」の形で保存される。さらに、スクリプトファイルは、「¥¥EPTRMIMG¥ORGIMG¥ファイル名」の形で保存され、そのスクリプトファイルには、オリジナルファイル(ORG FILE)の保存先を示すアドレス情報が定義されている。
具体的に、¥¥DCIM¥100EPSONのフォルダに保存されているオリジナル画像のファイル「EPSN0001.jpg」について、加工画像のファイル「ETRM0001.jpg」が、¥¥EPTRMIMG¥100EPSONのフォルダに保存される。また、そのスクリプトファイル「ETRM0001.trm」は、¥¥EPTRMIMG¥ORGIMGのフォルダに保存される。ここで、各ファイルは、それらファイル名に含まれる数値(ファイル番号=0001)でオリジナル画像(EPSN0001.jpg)に対応する各ファイルであることが識別される。また、スクリプトファイルは、それに対応する切り出し画像P2のファイルに対して、ファイル名は同じであり拡張子のみが異なる。従って、ファイル名に基づいて、切り出し画像P2のファイルに対応するスクリプトファイルを識別することが可能となっている。
本実施形態のSPC複合装置1は、メモリカード28に保存した画像ファイルを利用して、切り出し画像P2の再印刷を行う印刷モードを有する。さらに、その再印刷の際には、メモリカード28に保存したスクリプトファイルを読み出して、切り出し画像P2に対応するオリジナル画像P1を検索し、該オリジナル画像P1の印刷が行われる。
次に、切り出し画像P2を再印刷するための処理を図7のフローチャートに従って説明する。なお、図7の処理は、ユーザによってメニューボタン26が操作されて切り出し画像P2の印刷モードが設定された後、コピーボタン21がオンされた時に開始される。
先ず、ステップ210において、CPU45は、メモリカード28の切り出し画像P2のフォルダ(¥¥EPTRMIMG¥100EPSON)を参照し、切り出し画像P2の各画像ファイルについてそのファイル名を印刷ファイルリストに登録する。この印刷ファイルリストは、例えばSDRAM43に作成される。続くステップ220において、CPU45は、作成した印刷ファイルリストを利用して、各切り出し画像P2を選択するための選択画面を液晶ディスプレイ16に表示する。具体的に、その選択画面には、切り出し画像P2のファイル名がリスト表示される。そして、ユーザが十字キー24をボタン操作することで、印刷を希望する切り出し画像P2のファイル名にカーソルを移動した後、決定ボタン25をオンする。このとき、CPU45は、そのボタン操作に応じた操作信号を操作パネル部4から取り込んで、印刷対象の切り出し画像P2を確定する。
その後、CPU45は、ステップ230に移行して、選択された切り出し画像(選択画像)P2の印刷を行う。すなわち、CPU45は、選択画像に対応する画像ファイルをメモリカード28から読み出して、JPEG解凍/圧縮回路50に転送する。その後、CPU45は、JPEG解凍/圧縮回路50において画像ファイルからデコードされた画像データを画像処理回路47に送るとともに、印刷要求信号を画像処理回路47に通知する。これにより、画像処理回路47において、色変換、ハーフトーン処理、マイクロウィーブ処理などの画像処理が行われて画像データから印刷データに変換される。CPU45は、その印刷データをヘッド制御ユニット49に送り、該印刷データに基づいてプリンタヘッド51を駆動することで、切り出し画像P2を用紙に印刷する。
その画像P2の印刷後、CPU45は、所定の表示データを操作パネル部4に送り、オリジナル画像P1を印刷するか否かをユーザに選択させるための選択画面を液晶ディスプレイ16に表示する。なお、その選択画面には、「はい」と「いいえ」の選択項目が表示されており、十字キー24のボタン操作によりいずれかの項目が選択された後、決定ボタン25がオンされる。
ステップ240において、CPU45は、ユーザによるボタン操作に基づいて、オリジナル画像P1を印刷するか否かを判定する。ここで、ここで、ユーザにより「いいえ」の項目が選択された場合には、オリジナル画像P1を印刷することなく本処理を終了する。一方、ユーザにより「はい」の項目が選択された場合は、ステップ250に移行して、切り出し画像P2に対応するスクリプトファイルを読み出し、スクリプト解析を行う。その解析の結果、スクリプトファイルに定義されているオリジナル画像P1のファイルをメモリカード28から読み出し、JPEG解凍/圧縮回路50に転送する。
ステップ260において、CPU45は、JPEG解凍/圧縮回路50においてデコードされた画像データを画像処理回路47に送るとともに、印刷要求信号を画像処理回路47に通知する。これにより、画像処理回路47において画像処理が行われて画像データから印刷データに変換される。CPU45は、その印刷データをヘッド制御ユニット49に送り、該印刷データに基づいてプリンタヘッド51を駆動することで、オリジナル画像P1を用紙に印刷する。
以上記述したように、本実施の形態によれば、以下の効果を奏する。
(1)加工画像としての切り出し画像P2を印刷する際に、その画像ファイルがメモリカード28に保存される。従って、その画像ファイルを利用することにより、ユーザが希望する切り出し画像P2の再印刷を容易に行うことができる。
(1)加工画像としての切り出し画像P2を印刷する際に、その画像ファイルがメモリカード28に保存される。従って、その画像ファイルを利用することにより、ユーザが希望する切り出し画像P2の再印刷を容易に行うことができる。
(2)メモリカード28に保存したスクリプトファイルを参照し、該ファイルに定義されているオリジナルファイルのアドレス情報に基づいて、オリジナル画像P1のファイル検索を容易に行うことができる。その結果、切り出し画像P2の印刷に加えて、そのオリジナル画像P1の印刷も容易に行うことができる。
(3)スキャナ部2が読み取った原稿の画像ファイルがメモリカード28に保存される。また、そのファイルを読み出して加工画像を印刷するときには、加工画像のファイルがメモリカード28に保存されるため、スキャナ部2による再読み取りを行うことなく、加工画像の再印刷を容易に行うことができる。
(4)オリジナル画像P1と切り出し画像P2の各画像ファイルについて、ファイル名に含まれるファイル番号を同じ番号としたので、各画像ファイルを識別する上で実用上好ましいものとなる。
尚、上記実施形態は、以下の態様で実施してもよい。
・上記実施形態では、印刷装置としてSPC複合装置1に具体化するものであったが、図8のようなプリンタ61に具体化してもよい。このプリンタ61は、その本体61aにカードスロット62を有し、メモリカード63をカードスロット62にセットすることにより、メモリカード63から画像データを読み込んで、例えばデジタルカメラで撮影した画像をホストコンピュータを通さず印刷することができる。すなわち、このプリンタ61は、スタンドアロン型のプリンタであり、上記実施形態と同様に、そのメイン基板にはCPU45、画像処理回路47、メモリカード入出力回路48、ヘッド制御ユニット49、JPEG解凍/圧縮回路50を内蔵したASICが実装されている。また、本体61aの上面右側には操作パネル部64が設けられている。操作パネル部64には、設定項目や設定状態、動作状態等を文字にて表示する液晶ディスプレイ65と、複数の操作ボタン(コピーボタン21、十字キー24、決定ボタン25など)とを備えている。さらに、プリンタ61の本体61aの上部には、メモリカード63から読み込んだ画像をカラー表示する液晶ディスプレイ66が取り付けられている。液晶ディスプレイ66には、メモリカード63から読み込んだ画像のプレビュー画像を表示させることができ、プレビュー画像上でトリミング領域を指定したり、印刷画像を事前に確認したりすることができる。そして、このプリンタ61において、オリジナル画像P1と切り出し画像P2との各画像ファイルを関連付けてメモリカード28に保存することにより、切り出し画像P2の再印刷を容易に行うことができるとともに、切り出し画像P2に対応するオリジナル画像P1の印刷も容易に行うことができる。
・上記実施形態では、印刷装置としてSPC複合装置1に具体化するものであったが、図8のようなプリンタ61に具体化してもよい。このプリンタ61は、その本体61aにカードスロット62を有し、メモリカード63をカードスロット62にセットすることにより、メモリカード63から画像データを読み込んで、例えばデジタルカメラで撮影した画像をホストコンピュータを通さず印刷することができる。すなわち、このプリンタ61は、スタンドアロン型のプリンタであり、上記実施形態と同様に、そのメイン基板にはCPU45、画像処理回路47、メモリカード入出力回路48、ヘッド制御ユニット49、JPEG解凍/圧縮回路50を内蔵したASICが実装されている。また、本体61aの上面右側には操作パネル部64が設けられている。操作パネル部64には、設定項目や設定状態、動作状態等を文字にて表示する液晶ディスプレイ65と、複数の操作ボタン(コピーボタン21、十字キー24、決定ボタン25など)とを備えている。さらに、プリンタ61の本体61aの上部には、メモリカード63から読み込んだ画像をカラー表示する液晶ディスプレイ66が取り付けられている。液晶ディスプレイ66には、メモリカード63から読み込んだ画像のプレビュー画像を表示させることができ、プレビュー画像上でトリミング領域を指定したり、印刷画像を事前に確認したりすることができる。そして、このプリンタ61において、オリジナル画像P1と切り出し画像P2との各画像ファイルを関連付けてメモリカード28に保存することにより、切り出し画像P2の再印刷を容易に行うことができるとともに、切り出し画像P2に対応するオリジナル画像P1の印刷も容易に行うことができる。
・デジタルカメラで撮影した画像を記録・表示するためのビューワを印刷装置に接続し、そのビューワを使用して加工した加工画像をオリジナル画像に関連付けてメモリカードに保存してもよい。このようにしても、加工画像の印刷に加え、そのオリジナル画像の印刷を容易に行うことができる。
・上記実施形態では、オリジナル画像P1からトリミングを行った切り出し画像P2のファイルを、オリジナル画像P1のファイルと関連付けてメモリカード28に保存するものであった。このトリミング以外に、画像の明るさやコントラストの調整、カラーバランスの調整などを行うレタッチ処理を施した加工画像のファイルをオリジナル画像P1のファイルと関連付けてメモリカード28に保存してもよい。またこの場合には、レタッチ処理を施した切り出し画像のファイルをメモリカード28に保存してもよいし、レタッチ情報をスクリプトファイルに記述し、レタッチ処理を施す前の切り出し画像のファイルをメモリカード28に保存してもよい。
・上記実施形態では、スクリプトファイルに基づいて、オリジナル画像P1と切り出し画像P2との関連付けを行うものであったが、これに限定されるものではない。例えば、図6に示すように、オリジナル画像P1の各ファイルを保存するフォルダと切り出し画像P2の各ファイルを保存するフォルダについて、同じフォルダ名「100EPSON」とし、該フォルダ名と各画像ファイルのファイル番号とを用いて関連付けてもよい。
・上記実施形態では、切り出し画像P2の再印刷時に、スクリプトファイルに定義されたアドレス情報に基づいて、オリジナル画像P1の画像ファイルを読み出してその画像P1の印刷を行うものであったが、これに限定されるものではない。すなわち、オリジナル画像P1の印刷時に、加工画像のファイルを読み出して該加工画像の印刷を行うようにしてもよい。
・上記実施形態において、印刷対象の画像ファイルとしてJPEG形式のファイルをメモリカード28に保存するものであったが、これ以外に、例えば、ディジタルスチルカメラ用画像ファイルフォーマットであるExif形式、TIFF形式、ビットマップ形式などの画像ファイルを保存してもよい。
上記実施形態から把握できる技術的思想を以下に記載する。
(1)前記原画像のファイルと加工画像のファイルとについて、各ファイル名に含まれるファイル番号を同じ番号としたことを特徴とする請求項2に記載の印刷装置。
(1)前記原画像のファイルと加工画像のファイルとについて、各ファイル名に含まれるファイル番号を同じ番号としたことを特徴とする請求項2に記載の印刷装置。
(2)前記スクリプトファイルには、前記加工画像のレタッチ情報を記述したことを特徴とする請求項3に記載の印刷装置。
(3)前記スキャナ部とプリンタ部とを一体として具備し、スキャナ機能とプリンタ機能とコピー機能との複数機能を有することを特徴とする請求項7に記載の印刷装置。
(3)前記スキャナ部とプリンタ部とを一体として具備し、スキャナ機能とプリンタ機能とコピー機能との複数機能を有することを特徴とする請求項7に記載の印刷装置。
1…印刷装置としてのSPC複合装置、2…スキャナ部、3…プリンタ部、16,66…画像表示部としての液晶ディスプレイ、24…操作ボタンとしての十字キー、25…操作ボタンとしての決定ボタン、28…メモリとしてのメモリカード、61…印刷装置としてのプリンタ、P1…原画像としてのオリジナル画像、P2…加工画像としての切り出し画像、R1…トリミング領域。
Claims (9)
- メモリから読み出した画像ファイルに基づいて画像を媒体に印刷するためのプリンタ部を備え、画像表示部に印刷対象となる画像を表示し、前記プリンタ部は、その画像に基づいて加工された加工画像を印刷する印刷装置であって、
前記加工画像を印刷する際に、前記加工された加工画像の画像ファイルを前記メモリに保存することを特徴とする印刷装置。 - 前記加工画像のファイルを、加工前の原画像のファイルと関連付けてメモリに保存することを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
- 前記各ファイルを関連付けるための情報を定義したスクリプトファイルを生成し、そのスクリプトファイルを前記メモリに保存することを特徴とする請求項2に記載の印刷装置。
- 前記メモリから読み出した画像ファイルに基づいて前記加工画像を印刷した後、前記スクリプトファイルの定義情報により前記加工画像に対応する原画像の画像ファイルを検索し、その検索した画像ファイルに基づいて原画像の印刷を行うことを特徴とする請求項3に記載の印刷装置。
- 前記スクリプトファイルの定義情報は、前記原画像の画像ファイルの保存先を示すアドレス情報であることを特徴とする請求項4に記載の印刷装置。
- 前記加工画像は、原画像から必要な部分を切り出した画像であり、前記画像表示部に表示した原画像について、トリミング領域を設定するために操作される操作ボタンを備えたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の印刷装置。
- 原稿の画像を読み取るためのスキャナ部を備え、該スキャナ部が読み取った画像の画像ファイルを前記メモリに保存することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の印刷装置。
- メモリから読み出した画像ファイルに基づいて画像を媒体に印刷する印刷装置において、画像表示部に印刷対象となる画像を表示し、その画像に基づいて加工された加工画像を印刷する印刷方法であって、
前記加工画像を印刷する際に、前記加工された加工画像の画像ファイルを前記メモリに保存することを特徴とする印刷方法。 - メモリから読み出した画像ファイルに基づいて画像を媒体に印刷する印刷装置において、画像表示部に印刷対象となる画像を表示し、その画像に基づいて加工された加工画像を印刷する印刷処理を実行させるためのプログラムであって、
前記加工画像を印刷する際に、前記加工された加工画像の画像ファイルを前記メモリに保存するためのステップを備えたことを特徴とするプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003349647A JP2005111843A (ja) | 2003-10-08 | 2003-10-08 | 印刷装置、印刷方法、及びプログラム |
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JP2003349647A Pending JP2005111843A (ja) | 2003-10-08 | 2003-10-08 | 印刷装置、印刷方法、及びプログラム |
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Cited By (4)
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JP2007094950A (ja) * | 2005-09-30 | 2007-04-12 | Seiko Epson Corp | 印刷装置、印刷方法、印刷プログラムおよび記録媒体 |
JP2007148505A (ja) * | 2005-11-24 | 2007-06-14 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2008093947A (ja) * | 2006-10-11 | 2008-04-24 | Seiko Epson Corp | 印刷装置及び印刷方法 |
US8203734B2 (en) | 2007-03-29 | 2012-06-19 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image formation using a portable storage medium |
-
2003
- 2003-10-08 JP JP2003349647A patent/JP2005111843A/ja active Pending
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