JP2005108991A - 実装構造体、液晶表示装置および電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】突起電極間の間隔の狭い半導体素子の高密度実装を実現した実装構造体を提供する。また、この実装構造体を搭載した液晶表示装置及び電子機器を提供する。
【解決手段】複数の突起電極が設けられた主面を有する半導体素子と、前記半導体素子が一方の面に実装される配線基板であって、前記突起電極に対応する位置に設けられた電極接続用のスルーホールと、他方の面に前記スルーホールと接続する接続電極または引き回し配線と、を有する配線基板と、を備え、前記突起電極と前記接続電極または引き回し配線とが前記スルーホールを介して電気的に接続されてなる。
【選択図】 図4

Description

本発明は、配線基板に半導体素子が実装された実装構造体に関するものであり、半導体素子の高密度実装を実現する実装構造体に関するものである。
近年、携帯機器の軽量小型化、高密度化にともない、実装構造体を作製する際の半導体素子の高密度実装を図るためにチップ状の半導体素子を電子機器の配線基板等に実装する技術が開発されている(例えば、特許文献1参照)。以下、図面を参照しながら、従来の半導体素子の配線基板への実装方法について説明する。
図9−1に示したような半導体素子を配線基板上に実装する場合には、まず電子機器に組み込むプリント基板等の配線基板203を用意した後、図9−2に示すように、配線基板203の上面側にある接続用の配線電極(図示せず)上に設けられたバンプ204と、ベアチップ実装に用いられるチップ状の半導体素子である半導体チップ201の主面側の突起電極202とを位置合わせする。
ここで、半導体チップ201上には半導体集積回路に電気的に接続された図示しない電極パッドが設けられており、その電極パッド上に突起電極202が形成されている。突起電極202は、例えば半導体チップ201の周辺部に形成され、外部との電気的接続のための外部端子を構成する。この突起電極202は、バンプ、半田ボールなどの導電性金属突起から構成される。図9−1においては、突起電極は半田ボールにより構成されている。なお、図9−1においては図示していないが、半導体チップ201の上面のうち電極パッドを除く表面内には絶縁層が形成されている。
次に、図9−3に示すように、配線基板203のバンプ204と、半導体チップ201の突起電極202とを接続する。この際、突起電極202が半田ボールの場合、半田ボールを溶融させた状態で配線基板203のバンプ204と接合する。その後、半導体チップ201の突起電極202を配線基板203に接続した状態で、半導体チップ201と配線基板203との間隙に絶縁性樹脂等のアンダーフィル材205を充填封止し、次いで、アンダーフィル材205を硬化させて基板実装を完了する。
特開2002−313990号公報
ところで、近年、半導体素子の高密度実装を図るために、小型化された半導体素子においては隣り合う突起電極間の間隔が狭くなり、配線間隔すなわちバンプ204の間隔が狭くなる方向にある。しかしながら、隣り合うバンプ204間にはバンプ204同士の接続や半導体素子実装領域から外部への引き回しのために引き回し配線206が配置されている。
しかしながら、配線間隔すなわちバンプ204の間隔が狭くなると、図10に示すように引き回し配線206とバンプ204との間隔も狭くなるため、半導体チップ201の取り付け時の誤差、すなわち位置ずれにより突起電極202と引き回し配線206とが接触して配線間に短絡が生じてしまうという問題がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、突起電極間の間隔の狭い半導体素子の高密度実装を実現した実装構造体を提供することを目的とする。また、この実装構造体を搭載した液晶表示装置及び電子機器を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、複数の突起電極が設けられた主面を有する半導体素子と、半導体素子が一方の面に実装される配線基板であって、突起電極に対応する位置に設けられた電極接続用のスルーホールと、他方の面に前記スルーホールと接続する接続電極または引き回し配線とを有する配線基板と、を備え、突起電極と接続電極または引き回し配線とがスルーホールを介して電気的に接続されてなることを特徴とする。
本発明にかかる実装構造体では、配線基板において半導体素子が実装される面とは反対側の面に引き回し配線が形成されている。そして、スルーホールを介して半導体素子側の接続電極である突起電極と配線基板側の接続電極または引き回し配線とが電気的に接続されている。すなわち、この実装構造体においては半導体素子側の接続電極である突起電極と引き回し配線とが配線基板において異なる面に配置されているため、該突起電極と引き回し配線とが接触することを防止することができる。そして、半導体素子において隣り合う突起電極間の間隔が狭くなり、配線基板における配線間隔が狭くなった場合においても突起電極と引き回し配線とが接触することを防止することができ、配線間の短絡を防止することができる。したがって、この実装構造体によれば、半導体素子の高密度実装を実現した信頼性の高い高品質の実装構造体を提供することできる。
また、本発明の好ましい態様によれば、スルーホールの内周面に、導電性材料からなり接続電極または引き回し配線と電気的に接続する被覆部が形成されていることが好ましい。これにより、突起電極と被覆部とが接触することで突起電極と接続電極とが被覆部を介して電気的に接続される。さらに突起電極と接続電極とがスルーホールを介して電気的に接続される。したがって突起電極と接続電極とを、より確実に電気的に接続することができ、より信頼性の高い高品質の実装構造体を実現することができる。
また、本発明によれば、上述の実装構造体を搭載する液晶表示装置を提供する。これにより、簡略な構成により、より信頼性の高い高品質の液晶表示装置を実現することができる。
また、本発明によれば、上述の液晶表示装置を有する電子機器を提供する。これにより、簡略な構成により、より信頼性の高い高品質の電子機器を実現することができる。
以下に、本発明にかかる実装構造体の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、本発明は以下の記述に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
図1は本発明の実施例1にかかる液晶表示装置1を分解した様子を模式的に示す斜視図である。図2は図1の液晶表示装置1を駆動するためのドライバIC(半導体装置)が液晶パネルに実装された状態を示す液晶表示装置1の縦断面図である。本実施例においては、液晶表示装置1は液晶パネル10及びバックライトユニット15を含んで構成されている。
図1および図2に示すように、単純マトリクス型の液晶パネル10では、一対のガラス、石英あるいはプラスチックなどで形成された略矩形状の第1の透明基板5と第2の透明基板2とが、シール材6を挟んで所定の間隙を隔てて接着固定されている。第1の透明基板5は第1の面5a及び第2の面5bを有し、第2の透明基板2は第1の面2a及び第2の面2bを有しており、第1の透明基板5と第2の透明基板2とは、それぞれの第2の面5b及び2bが対向するように配置されている。シール材6には、液晶を注入する際の液晶注入口6aとしての途切れ部分が形成され、この液晶注入口6aは液晶注入後に紫外線硬化樹脂からなる図示しない封止材で封止されている。第1の透明基板5と第2の透明基板2との間のうち、シール材6により区画形成された液晶封入領域内(シール材6により囲われた内側の領域)には液晶25が封入されている。
また、第1の透明基板5の第1の面5aには、該第1の面5aに当接して矩形状の第1偏光板16が配置される。一方、第2の透明基板2の第1の面2aには、該第1の面2aに当接して矩形状の第2偏光板7が配置されている。さらに、第1の透明基板5と偏光板16の間、および第2の透明基板2と偏光板7との間には、液晶層において生じた着色を解消するための光学部材としての位相差板を必要に応じて介在させる。
第1偏光板16における第1の透明基板5と隣り合う面と反対側の面には、第1偏光板16と隣り合うようにバックライトユニット15が配置されている。液晶パネル10とバックライトユニット15とは、バックライトユニット15と第1偏光板16とが両面接着性の遮光膜としての遮光テープ20により接着固定されることにより固定されている。このバックライトユニット15は、液晶表示装置が完成した際に実際に表示に関与する領域である有効表示領域に対応した導光板8、及びこの導光板8の端部に配置された光源としてのLED(Light Emitting Diode)9を含んで構成される。
第1の透明基板5及び第2の透明基板2には、互いに直交する方向に駆動用の導電パターン3、4が透明なITO(Indium Tin Oxide)膜などによってストライプ状に形成されている。これらの導電パターンには、各画素の液晶を駆動するための駆動信号が印加される。また、第1の透明基板5及び第2の透明基板2の第2の面5b、2bには、導電パターン3及び導電パターン4を覆うように、図示しない配向膜が形成されており、表示モードとしてはSTN(Super Twisted Nematic)型などの各種の液晶モードを用いることができる。
画像表示を行う際の画素は、導電パターン3、4の交差部分に対応する液晶によって構成される。図1および図2に示した本実施例にかかる液晶表示装置1は単純マトリクス型液晶表示装置であるので、導電パターン3、4の一方が走査信号が印加される走査電極、他方がオン電圧やオフ電圧の画像信号が印加される信号電極として機能する。
液晶表示装置1において第1の透明基板5は第2の透明基板2よりも大きく形成され、図2に示すように第1の透明基板5はその一辺において第2の透明基板2の一辺から張り出した形態とされている。そして、第1の透明基板5はこの張り出した部分の第2の面5bに半導体装置(以下、IC)実装領域40を有している。このIC実装領域40は、第1の透明基板5の張り出し部分45に形成され、該IC実装領域40に、導電パターン3、4に駆動信号を出力する半導体装置としてのドライバIC12が実装されている。
ドライバIC12は、第1電極(出力電極)13aと第2電極(入力電極)13bを有しており、ドライバIC12の第1電極13aは、導電パターン3の第1配線部分3aと異方性導電膜14を介して電気的に接続されている。また、ドライバIC12の第2電極13bは、第1の透明基板5上に導電パターン3の第2配線部分3bと異方性導電膜14を介して電気的に接続されている。更に、第2配線部分3bには導電性粒子32を介して液晶表示装置1を駆動するための実装構造体であるフレキシブルプリント基板(FPCに接続)51が電気的に接続されており、フレキシブルプリント基板51からドライバIC12に対して各種の信号や電源が供給される。
FPC51の表面(第2の透明基板2側の面)には、図2に示すように図示しない抵抗、コンデンサ等とともに半導体素子52が実装されている。半導体素子52には半導体集積回路に電気的に接続された図示しない電極パッドがその下面に設けられており、その電極パッド上に突起電極56が形成されている。そして、半導体素子52は図4に示すようにFPC51の厚み方向に設けられたスルーホール55を介して半導体素子52側の接続電極である突起電極56とFPC51側の接続電極53とが電気的に接続されてFPC51と導通した状態とされている。ここでは突起電極56として半田ボールを用いている。
そして、FPC51の裏面(第1の透明基板5側の面)の半導体素子52に対応する領域およびその周辺領域には例えば図3に示すように半導体素子52に接続するFPC51側の接続電極53および引き回し配線54が形成されている。接続電極はFPC51の厚み方向に設けられたスルーホール55に接続するように形成されており、引き回し配線54は接続電極53と接続電極53との間に配されている。
このように、この実装構造体においては半導体素子52と電気的に導通する接続電極53および引き回し配線54が、半導体素子52が実装される面とは反対側の面に形成されている。そして、スルーホール55を介して半導体素子52側の接続電極である突起電極56とFPC51側の接続電極53とが電気的に接続されている。このような構成とすることによりこの実装構造体においては半導体素子52側の接続電極である突起電極56と引き回し配線54とが接触して配線間の短絡が生じることが防止されている。
従来の実装構造体においては、半導体素子の隣り合う突起電極間の間隔が狭くなり、配線間隔すなわち隣り合う接続電極の間隔が狭くなると、引き回し配線と接続電極との間隔も狭くなるため、半導体素子52の取り付け時の誤差、すなわち位置ずれにより突起電極56と引き回し配線54とが接触して配線間に短絡が生じてしまうという問題が生じる。しかしながら、この実装構造体では、引き回し配線54がFPC51の半導体素子52が実装される面とは反対側の面に形成されているため配線間隔が狭い場合においても半導体素子52側の接続電極である突起電極56と引き回し配線54とが接触することがなく、配線間の短絡が生じることが防止されている。したがって、この実装構造体では、突起電極間の間隔の狭い半導体素子の高密度実装においても配線間の短絡が防止された高品質の実装構造体が実現されている。
なお、上記においては突起電極56と接続電極53とが接続されている構成について説明したが、本発明においては突起電極56と引き回し配線54とがスルーホール55を介して直接接続されている構成においても同様の効果を奏する。
このような実装構造体を作製する方法について図5−1〜図5−3を参照しながら説明する。上記のような実装構造体を作製するには、まずFPC51の接続電極53等が形成されていない面と半導体素子52の突起電極56が形成された面とを対向させて配置する。図5−1に示すように、FPC51の厚み方向に設けられたスルーホール55の位置と半導体素子52に設けられた突起電極56との位置が対応するようにFPC51と半導体素子52とを位置合わせする。
次に図5−2に示すように、位置合わせした半導体素子52をFPC51上に突起電極56とスルーホール55とを当接させた状態で載置する。半導体素子52は突起電極56の先端部がスルーホール55の中に入り込んだ状態でFPC51に支持される。このとき、突起電極56がスルーホール55上部の開口形状にならって突起電極56がスルーホール55上部の肩部57において略均等に肩部57に接触するように半導体素子52がFPC51上に支持される。これにより突起電極56とスルーホール55とを精度良く位置決めすることができる。
上記の位置合わせおよび半導体素子52を載置する際には、搭載装置の精度に依存して突起電極56とスルーホール55との間に位置ずれが生じる。しかしながら、本実施例においては半導体素子52をFPC51上に載置する際に多少の誤差が生じていても半導体素子52をFPC51上の所定の位置に載置することができ、FPC51上において突起電極56を簡便且つ精度良く対応するスルーホール55上に位置決めすることができる。その結果、FPC51と半導体素子52との位置ずれによる接触不良の発生を防止することができる。
次いで、リフロー処理を実行して、図5−3に示すように半導体素子52の突起電極56とFPC51の裏面(第1の透明基板5側の面)に形成された接続電極53とを融着させる。このとき、突起電極56がスルーホール55上に精度良く位置決めされているので、突起電極56と接続電極53とを確実に接続することができる。また、引き回し配線54はFPC51の裏面、すなわち半導体素子52が実装される側と反対側の面に形成されているため、突起電極56と引き回し配線54とが接触して配線間の短絡が生じることを防止することができる。
したがって、本実施例によればFPC51上において突起電極56を簡便且つ精度良く対応するスルーホール55上に位置決めし、突起電極56と接続電極53が接触不良を生じることなく確実に接続することができる。そして、配線間の短絡を起こすことなく突起電極56と接続電極53とを接続して半導体素子52をFPC51に実装することができる。なお、図5−1〜図5−3においては、理解の容易のため引き回し配線54を追加して記載してある。また、上記においてはFPC51を用いた場合について説明したが、本発明においては半導体素子を実装する基板はFPCに限定されるものではなく、可とう性を有さない通常のプリント配線基板についても同様に適用することができる。
図6は、本発明の実施例2にかかる実装構造体を示した要部断面図であり、本発明にかかる実装構造体の他の構成例を示した図である。以下の図面においては理解の容易のため、図4〜図5−3と同じ部材については同じ符号を付す。なお、本実施の形態においては被覆部61以外の構成は実施例1の場合と同様であるため上記の説明を参照することとして詳細な説明は省略し、実施例1と異なる点についてのみ説明する。
図6に示すように実施例2にかかる実装構造体においては、スルーホール55の内周面およびFPC51の表面、すなわち半導体素子52が実装される側の面におけるスルーホール55の周辺部に導電性材料、例えば半田により被覆された被覆部61が形成されている。そして、被覆部61は、接続電極53と電気的に接続されている。このような被覆部61を備えることにより、この実装構造体では突起電極56と被覆部61とが接触することで突起電極56と接続電極53とが被覆部61を介して接続された構成とされている。さらに実施例1と同様に突起電極56と接続電極53とがスルーホール55を介して接続されている。これにより、突起電極56と接続電極53とがより確実に電気的に接続されるという効果を奏する。
また、実施例2にかかる実装構造体は被覆部61を有すること以外は基本的構成が実施例1と同様であり、実施例1と同様の効果を得ることができる。したがって、本実施例にかかる実装構造体によれば、突起電極間の間隔の狭い半導体素子の高密度実装においても配線間の短絡が防止された高品質の実装構造体が実現されている。
次にこのような実装構造体を作製する方法について図7−1〜図7−3を参照しながら説明する。上記のような実装構造体を作製するには、まずFPC51を準備し、このFPC51のスルーホール55の内周面およびFPC51の表面、すなわち半導体素子52が実装される側の面におけるスルーホール55の周辺部を導電性材料、例えば半田により被覆して被覆部61を形成する。そして、FPC51の接続電極53等が形成されていない面と半導体素子52の突起電極56が形成された面とを対向させて配置する。図7−1に示すように、FPC51の厚み方向に設けられたスルーホール55の位置と半導体素子52に設けられた突起電極56との位置が対応するようにFPC51と半導体素子52とを位置合わせする。
次に図5−2に示すように、位置合わせした半導体素子52をFPC51上に突起電極56とスルーホール55とを当接させた状態で載置する。半導体素子52は突起電極56の先端部がスルーホール55の中に入り込んだ状態で被覆部61に支持される。このとき、突起電極56が被覆部61上部の開口形状にならって突起電極56が被覆部61上部の肩部62において該肩部62に略均等に接触するように半導体素子52がFPC51上に支持される。これにより突起電極56とスルーホール55とを精度良く位置決めすることができる。
上記の位置合わせおよび半導体素子52を載置する際には、搭載装置の精度に依存して突起電極56とスルーホール55との間に位置ずれが生じる。しかしながら、本実施例においては半導体素子52をFPC51上に載置する際に多少の誤差が生じていても半導体素子52をFPC51上の所定の位置に載置することができ、FPC51上において突起電極56を簡便且つ精度良く対応するスルーホール55上に位置決めすることができる。その結果、FPC51と半導体素子52との位置ずれによる接触不良の発生を防止することができる。
次いで、リフロー処理を実行して、図7−3に示すように半導体素子52の突起電極56とFPC51の裏面(第1の透明基板5側の面)に形成された接続電極53とを融着させる。このとき、突起電極56がスルーホール55上に精度良く位置決めされているので、突起電極56と接続電極53とを確実に接続することができる。また、このとき、引き回し配線54はFPC51の裏面、すなわち半導体素子52が実装される側と反対側の面に形成されているため、突起電極56と引き回し配線54とが接触して配線間の短絡が生じることを防止することができる。
以上のようにして、突起電極56と被覆部61とが接触することで突起電極56と接続電極53とが被覆部61を介して電気的に接続され且つ突起電極56と接続電極53とがスルーホール55を介して電気的に接続された、より信頼性の高い高品質の実装構造体を作製することができる。
以上のように、本発明にかかる実装構造体は、小型化が要求される電子機器に有用であり、特に携帯電話等の携帯電子機器に適している。
液晶表示装置の分解斜視図である。 液晶表示装置の要部断面図である。 FPCを裏面から見た下面図である。 実装構造体の要部断面図である。 実装構造体の製造方法を示す工程図である。 実装構造体の製造方法を示す工程図である。 実装構造体の製造方法を示す工程図である。 実装構造体の要部断面図である。 実装構造体の製造方法を示す工程図である。 実装構造体の製造方法を示す工程図である。 実装構造体の製造方法を示す工程図である。 携帯電話の例を示す斜視図である。 腕時計型電子機器の例を示す斜視図である。 携帯型情報処理装置の例を示す斜視図である。 従来の実装構造体の製造方法を示す工程図である。 従来の実装構造体の製造方法を示す工程図である。 従来の実装構造体の製造方法を示す工程図である。 従来の実装構造体の製造方法を示す工程図である。
符号の説明
1 液晶表示装置、2 第2の透明基板、2a 第1の面、2b 第2の面、3 導電パターン、4 導電パターン、5 第1の透明基板、5a 第1の面、5b 第2の面、6 シール材、6a 液晶注入口、7 第2偏光板、8 導光板、9 LED、10 液晶パネル、12 ドライバIC、15 バックライトユニット、16 第1偏光板、20 遮光テープ、25 液晶、51 FPC、52 半導体素子、53 接続電極、54 引き回し配線、55 スルーホール、56 突起電極、61 被覆部

Claims (4)

  1. 複数の突起電極が設けられた主面を有する半導体素子と、
    前記半導体素子が一方の面に実装される配線基板であって、前記突起電極に対応する位置に設けられた電極接続用のスルーホールと、他方の面に前記スルーホールと接続する接続電極または引き回し配線と、を有する配線基板と、
    を備え、
    前記突起電極と前記接続電極または引き回し配線とが前記スルーホールを介して電気的に接続されてなること
    を特徴とする実装構造体。
  2. 前記スルーホールの内周面に、導電性材料からなり前記接続電極または引き回し配線と電気的に接続する被覆部が形成されていること
    を特徴とする請求項1に記載の実装構造体。
  3. 請求項1または請求項2に記載の実装構造体を搭載することを特徴とする液晶表示装置。
  4. 請求項3に記載の液晶表示装置を備えることを特徴とする電子機器。
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