JP2005107976A - 携帯端末装置及びその連結部材 - Google Patents

携帯端末装置及びその連結部材 Download PDF

Info

Publication number
JP2005107976A
JP2005107976A JP2003341687A JP2003341687A JP2005107976A JP 2005107976 A JP2005107976 A JP 2005107976A JP 2003341687 A JP2003341687 A JP 2003341687A JP 2003341687 A JP2003341687 A JP 2003341687A JP 2005107976 A JP2005107976 A JP 2005107976A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotation
terminal device
housing
rotating
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003341687A
Other languages
English (en)
Inventor
Minao Tsukii
美尚 月居
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
Priority to JP2003341687A priority Critical patent/JP2005107976A/ja
Publication of JP2005107976A publication Critical patent/JP2005107976A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Telephone Set Structure (AREA)

Abstract

【課題】 2つの筐体の回動の終了を規制する機能を有する手段や部材を別に設けなくとも、同機能と、2つの筐体の開閉状態の如何を判別する機能を兼ね備えることができる連結部材及び携帯端末装置を提供する。
【解決手段】 表示部12を有する第1筐体14と操作部16を有する第2筐体18がこれらを重ね合わせたときの互いの対向面に対する略垂直方向の回動軸線を中心として互いに回動自在となるように連結される携帯端末装置10において、第1筐体または第2筐体が回動軸線を中心にして回動したときに連動して回動する回動部24と、回動部が回動する所定の角度範囲の両端でこの回動部に当接する停止部30と、第2筐体または第1筐体に設けられ、回動部の回動動作により変化する回動量を検出する検出部28とを備えるようにした。
【選択図】 図4

Description

本発明は、携帯電話機等の携帯端末装置の第1筐体と第2筐体が、これらの対向面に対する略垂直方向の回動軸線を中心として互いに回動自在となるような連結部材及び携帯端末装置に関するものである。
従来の携帯端末装置としては、その第1筐体と第2筐体がこれらを重ね合わせたときの、互いの対向面に対する略垂直方向の回動軸線を中心として互いに回動自在となるように構成されているものがあった(例えば、特許文献1参照)。
このような従来の携帯端末装置は、重ね合わせて上になった方の筐体の上面に、液晶等により構成される表示部が配置されるようにすることにより、上記回動軸線を中心として互いに回動した第1筐体と第2筐体の間の相対角度の大きさの如何にかかわらず、上記表示部は常に上側(外側)に向いているので、ユーザーはその表示部を常に見ることができる利点がある。
そして、特許文献1に係る携帯端末装置おいては、その第7の実施の形態に係る段落(0039)〜(0041)及び図16にあるように、ヒンジ軸部の外周上に設けられた導通パターンに、筐体内に設けられた2つの端子が接触するようになっている。このため、上記導通パターンの形状により、2つの筐体が閉じた状態のときは電源がオフとなり、2つの筐体が互いに回動して開いた状態となったときは電源がオンとなるようになっている。
特開平7−288860号公報
しかしながら、上記従来の携帯端末装置においては、導通パターンと2つの端子を用いることにより2つの筐体の開閉状態の如何を判別することはできても、2つの筐体の正逆両方向の回動の終了を規制する機能は有していないので、そのような機能を付与する手段や部材を別に設けなければならず、部品が増えてコストアップを招くという問題があった。
そこで本発明は、上記問題点に鑑みて、2つの筐体の回動の終了を規制する機能を有する手段や部材を別に設けなくとも、同機能と、2つの筐体の開閉状態の如何を判別する機能を兼ね備えることができる連結部材及び携帯端末装置を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために本発明は、
表示部を有する第1筐体と操作部を有する第2筐体がこれらを重ね合わせたときの互いの対向面に対する略垂直方向の回動軸線を中心として互いに回動自在となるように連結される携帯端末装置において、
前記第1筐体または第2筐体が回動軸線を中心にして回動したときに連動して回動する回動部と、
前記回動部が回動する所定の角度範囲の両端で前記回動部に当接する停止部と、
前記第2筐体または第1筐体に設けられ、前記回動部の回動動作により変化する回動量を検出する検出部とを備えることを特徴とするものである。
また本発明の携帯端末装置の前記検出部は、コイル、ホール素子又は磁気抵抗素子のいずれか一つの素子と磁石とを有し、前記素子と磁石を前記回動部の回動時に通過する空間を挟んで対向配置してあることを特徴とする。
また本発明の携帯端末装置の前記回動部は、その一方の端部と他方の端部における透磁率を異ならせたことを特徴とする。
また本発明の携帯端末装置の前記検出部は、前記回動部の回動量を磁界の変化を介して検出するようにしたことを特徴とする。
また本発明の携帯端末装置の前記検出部は、発光部と受光部とを有し、前記発光部と受光部を前記回動部の回動時に通過する空間を挟んで対向配置してあることを特徴とする。
また本発明の携帯端末装置の前記回動部は、その一方の端部と他方の端部における透光率を異ならせることを特徴とする。
また本発明の携帯端末装置の前記検出部は、前記回動部の回動量を赤外線量の変化を介して検出するようにしたことを特徴とする。
また本発明の携帯端末装置の前記回動部は、前記回動軸と平行な貫通孔を有することを特徴とする。
また本発明の携帯端末装置は、前記回動部の表面上の所定の位置に窪み又は孔が形成されると共に、
前記回動部が回動して一定の角度になったときに回動部の表面に対して付勢される略半球形状の凸部がこの窪み又は孔に嵌り込んで係止するクリック機構を備えるようにしたことを特徴とする。
また本発明は、携帯端末装置の第1筐体と第2筐体を互いに回動自在に連結する連結部材において、
前記第2筐体または第1筐体の回動動作に連動して前記第1筐体または第2筐体内で所定の空間を遮りながら回動する回動部と、
前記第1筐体または第2筐体に対する前記回動量が所定の角度範囲を越えないように前記回動部に当接して回動を停止させる停止部とを備えたことを特徴とする。
また本発明の連結部材は、前記第1筐体または第2筐体に対する前記回動部の回動量を検出する検出部を備え、前記検出部は、前記回動部の回動量により異なる検出値を検出するようにしたことを特徴とする。
また本発明の連結部材の前記検出部は、コイル、ホール素子又は磁気抵抗素子のいずれか一つの素子と磁石とを有し、前記素子と磁石を前記回動部の回動時に通過する空間を挟んで対向配置してあることを特徴とする。
また本発明の連結部材の前記検出部は、発光部と受光部とを有し、前記発光部と受光部を前記回動部の回動時に通過する空間を挟んで対向配置してあることを特徴とする。
また本発明の連結部材の前記回動部は、その表面上の所定の位置に窪み又は孔が形成されて、回動部の回動量が一定の角度に達したときに回動部の表面に対して付勢される略半球形状の凸部がこの窪み又は孔に嵌り込んで係止するようにしたことを特徴とする。
このような携帯端末装置及びその連結部材によれば、2つの筐体の回動の終了を規制する機能を有する手段や部材を別に設けなくとも、同機能と、2つの筐体の開閉状態の如何を判別する機能を兼ね備えることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面に基づいて具体的に説明する。
図1ないし図14は、本発明の携帯端末装置及びその連結部材の第1の実施の形態に係る携帯電話機10(携帯端末装置に相当)について説明するために参照する図である。
図1に示す携帯電話機10は、表示部12を有する第1筐体14と、操作部16を有する第2筐体18を備えている。これらの第1,第2筐体14,18は、図2に示すようにこれらを重ね合わせたときの互いの対向面に対する略垂直方向の回動軸線を有する軸部材20を中心として互いに回動自在となるように連結されている。
図1は、これらの第1,第2筐体14,18が、互いに重なった状態(図2参照)から180°相対回転して、開いた状態となっている携帯電話機10を示している。ちなみに図3には、携帯電話機10の図1に示す状態と図2に示す状態の中間の状態を示している。
図4に示すように、第1筐体14に一体に設けられた筒部材22が軸部材20に回動自在に嵌合している。図5,6に示すように、筒部材22の外周部には、くし形の回動部材24(回動部に相当)が設けられており、この回動部材24は筒部材22と一体(第1筐体14と一体)で軸部材20の周りに回動自在となっている。したがって、第1,第2筐体14,18は、軸部材20、筒部材22及び回動部材24を有する連結部材により互いに回動自在となるように連結される構造になっている。
図4,5に示すように、回動部材24の上方に配置される永久磁石26(出力部に相当)が第2筐体18内に固定して設けられており、回動部材24の下方に配置されると共に、永久磁石26に対向して配置される磁気センサー28(入力部に相当)が第2筐体18内に固定して設けられて、検出部を構成している(図1ないし図3参照)。磁気センサー28としては、例えば、コイル、ホール素子又は磁気抵抗素子のように磁気(磁界)の変化を検出することができるようなものを用いることができる。
また、図6に示すように回動する回動部材24の第1端部24aが当接したり、図8に示すように回動部材24の第2端部24bが当接したりして、回動部材24の正逆両方向の回動を停止させるための停止部材30(停止部に相当)が、第2筐体18内に固定して設けられている。
また、図1に示すように第2筐体18の側部の内側には地磁気センサー32が設けられている。さらに、第1筐体14の先端部にはイヤースピーカ15が設けられており、第2筐体18の先端部にはマイクロホン17が設けられている。
図9は、携帯電話機10の回路構成を示すブロック図である。携帯電話機10は、すでに説明した表示部12、イヤースピーカ15、操作部16、マイクロホン17、及び地磁気センサー32を備えていると共に、一般的な携帯電話機と同様に、アンテナを有する無線部60、各種内容を記憶する記憶部64、及びこれらを制御する制御部62を備えている。そしてさらに、第1筐体14と第2筐体18の相対角度を演算する相対角度演算部46を備えている。
このような携帯電話機10の動作について、以下に説明する。
まず、図2に示すと閉じた状態の携帯電話機10においては、回動部材24、磁気センサー28及び停止部材30の相互位置関係は図6に示すようになっている。
すなわち回動部材24の第1端部24aが停止部材30に当接していて、磁気センサー28と永久磁石26との間には何も挟まれてない。このため、磁気センサー28は永久磁石26の磁気を高い比率で検出することができることから、相対角度演算部46により第1筐体14と第2筐体18の相対角度が0°であることを演算することができる。
この状態から、図2の第2筐体18を動かないよう静止させて、図3に示すように第1筐体14のみを矢印R方向に90°回動させると、図7に示すように、第1筐体14と共に回動した回動部材24の第2端部24bが、磁気センサー28と永久磁石26との間に挟まれた位置に来る。
このため、磁気センサー28は永久磁石26との間の所定の空間を回動部材24に遮られて永久磁石26の磁気を検出することができなくなり、このことにより相対角度演算部46が、第1筐体14と第2筐体18の相対角度がほぼ90°であることを演算し、制御部62により制御されて表示部12のそれまでの画像の上下位置が入れ替わる。
第1筐体14をそれまでの方向にさらに90°(図2の状態からは180°)回動させると、図8に示すように、第1筐体14と共に回動した回動部材24の第2端部24bが停止部材30に当接して停止し、その第1端部24aが磁気センサー28と永久磁石26との間に挟まれた位置で停止する。
このことにより相対角度演算部46が、磁気センサー28の検出電流値により、特に示さない電流値と相対角度との対応テーブルを参照して、第1筐体14と第2筐体18の相対角度がほぼ180°であることを演算し、制御部62により制御されて表示部12の画像が、図2の携帯電話機10における上下位置とは逆の上下位置に切り替わった状態が維持される。
このような本発明の第1の実施の形態によれば、2つの筐体の回動の終了を規制する機能を有する手段や部材を別に設けなくとも、同機能と、2つの筐体の開閉状態の如何を判別する機能を兼ね備えることができる。
また、永久磁石26の位置は固定されて、動くことは無いので、永久磁石26が動くことにより地磁気センサー32の動作に悪影響を与えることを防止することができる。
図10,11は、本発明の第2の実施の形態について説明するために参照する図である。
前記第1の実施の形態においては、図6に示すように、回動部材24の第1端部24aと停止部材30とは単に突き当たって当接するだけであったのに対し、この第2の実施の形態においては、回動部材24と重なるオーバーラップ部30a,30bを停止部材30の両端からそれぞれ伸ばして形成し、このオーバーラップ部30a,30bと回動部材24の各端部24a,24bとの間にクリック感を発生させるクリック機構36を設け、このクリック機構36の通過後に、各端部24a,24bの端面が停止部材30に突き当たって当接するようになっている。
クリック機構36は、図11に示すように、停止部材30のオーバーラップ部30a,30bに設けた半球状凸部38と、回動部材24の各端部24a,24bに形成され、上記半球状凸部38が嵌着する半球状凹部39(窪み)とから構成されている。
このような第2の実施の形態によれば、前記実施の形態と同様の効果を得ることができると共に、回動部材24の停止時にはクリック感が得られるので、携帯電話機10の操作性を向上させることができる。
図12ないし図14は、本発明の第3の実施の形態について説明するために参照する図である。
前記第1及び第2の実施の形態においては、回動部材24は全長にわたって単なる板状であったのに対し、この第3の実施の形態においては、回動部材24の端部24a側は単なる板状であるが、端部24b側は多数の貫通孔40が回動軸線とほぼ平行に形成されている点において異なるものである。したがって、回動部材24はその円周方向で見かけ上の透磁率が異なるようになっている。
ここで、見かけ上の透磁率が異なるような場合であっても、磁気センサー28は透磁率が実際に異なる場合と区別して判断することはないため、単に透磁率ということにする。
携帯電話機10が図2に示す状態のときは、回動部材24、永久磁石26、磁気センサー28、停止部材30の位置関係は図12に示すようになっている。すなわち回動部材24の第1端部24aが停止部材30に当接していて、磁気センサー28と永久磁石26との間には何も挟まれてない。このため、磁気センサー28は永久磁石26の磁気を高い比率で検出することができることから、相対角度演算部46により第1筐体14と第2筐体18の相対角度が0°であることを演算することができる。
この状態から図2の第2筐体18を動かないよう静止させて、図3に示すように第1筐体14のみを矢印R方向に90°回動させると、図13に示すように、第1筐体14と共に回動した回動部材24の端部24bが、磁気センサー28と永久磁石26との間に挟まれた位置に来る。
このため、磁気センサー28は多数の貫通孔40を通過してくる永久磁石26の磁気の一部を検出することができる。このことにより相対角度演算部46が、第1筐体14と第2筐体18の相対角度がほぼ90°であることを演算し、制御部62により制御されて携帯電話機10は図3に示す状態にあることが判別されて、表示部12のそれまでの画像の上下位置が入れ替わる。
図3の携帯電話機10から第1筐体14をそれまでの方向にさらに90°(図2の携帯電話機10の状態からは180°)回動させると、図14に示すように、第1筐体14と共に回動した回動部材24の第2端部24bが停止部材30に当接して停止し、その第2端部24aが磁気センサー28と永久磁石26との間に挟まれた位置で停止する。
回動部材24の第1端部24aは多数の貫通孔40が形成されていない単なる板状であるので、磁気センサー28は回動部材24に完全に遮られて永久磁石26の磁気を検出することができなくなる。
このことにより相対角度演算部46が、第1筐体14と第2筐体18の相対角度がほぼ180°であることを演算し、制御部62により制御されて表示部12の画像が図2の携帯電話機10における上下位置とは逆の上下位置に切り替わった状態が維持される。
なお、前記実施の形態においては、磁気の検出を介して回動部材24及び第1筐体14の回動量を検出する場合について説明したが、磁気の代わりに、普通光、赤外線、或はレーザー光などの光学的な手段を用いて上記回動量を検出するようにしてもよい。
例えば、赤外線を発光する発光部(出力部)とこれを受光する受光部(入力部)で構成される透過型センサーを用いて、赤外線量の変化を検出するようにしてもよい。また、磁気的な手段や光学的な手段以外の他の媒体や手段を用いて上記回動量を検出するようにしてもよいことはいうまでもない。
また、前記第1ないし第3の実施の形態においては回動部材24が第1筐体14と一体で回動し、永久磁石26,磁気センサー28や停止部材30は、静止している第2筐体18に設けられていたが、回動部材24が第2筐体18と一体で回動し、永久磁石26,磁気センサー28や停止部材30を第1筐体14に設けるようにしてもよい。
また、前記第1ないし第3の実施の形態においては、連結部材は軸部材20、筒部材22及び回動部材24を有する構造になっていて、永久磁石26と磁気センサー28で構成される検出部及び停止部材30が第2筐体18内に固定して設けられるようになっていたが、連結部材は、軸部材20、筒部材22、回動部材24、検出部(永久磁石26,磁気センサー28)及び停止部材30を一体型にしたモジュール構造になっていてもよい。
このように、連結部材がモジュール構造になっている場合でも、回動部材24は、第1筐体14又は第2筐体18のいずれか一方の筐体に連動し、他方の筐体と共に静止している検出部が回動部材24の回動を検出することはいうまでもない。
例えば、モジュール構造内で、他方の筐体と共に静止している検出部として磁気センサー28と永久磁石26とが対向するように配置されて、この磁気センサー28と永久磁石26に挟まれる空間を回動部材24が回動時に通過するようになっていてもよい。また、同様に、検出部として発光部と受光部を有する透過型センサー等を対向して配置するようにしてもよい。
また、前記第2の実施の形態においては、半球状凸部38に対応させて回動部材24の各端部24a,24bに半球状凹部39を形成するようにしたが、この半球状凹部39は回動部材24を貫通して孔形状になっていてもよい。このように、半球状凹部39を孔形状にした場合には、透磁率を大きく変化させることができるので、第3の実施の形態における貫通孔40と同様の役割を果たすことができる。
また、前記第3の実施の形態においては回動部材24は、端部24a側が単なる板状になっているのに対して、端部24b側に多数の貫通孔40が形成されるようになっていることにより透磁率が2段階で変化するようになっていたが、貫通孔40の単位面積あたりの個数が回動部材24の円周方向に変化するようにして、透磁率が多段階に変化するようになっていてもよい。
このような場合は、磁気センサー28の出力値が、回動量に応じて変化するようになるため、磁気センサー28の出力値と、第1筐体14と第2筐体18の相対角度とを対応させて記憶しておけば、磁気センサー28の出力値を監視することにより、第1筐体14と第2筐体18の相対角度を細かく把握することができるようになる。したがって、各種アプリケーションソフトウエアの実行等に応用することができる。また、細かい相対角度の検出が可能となる。
また、検出部として回動部材24の回動量を磁気的に検出する手段に代えて、普通光、赤外線、或はレーザー光などの光学的な手段を用いるようにした場合であっても、回動部材24に形成される多数の貫通孔40は、通過させる光量(透光率)を変化させる効果を有するため、磁気的な手段を用いたのと同様に、第1筐体14と第2筐体の相対角度の相違を検出させることができる。
また、検出部に光学的な手段を用いるようにした場合であっても、貫通孔40の単位面積あたりの個数が回動部材24の円周方向に変化するようにして、通過させる光量(透光率)を2段階又はそれ以上の多段階に変化させるようにすることができることはいうまでもない。
本発明の第1の実施の形態に係る携帯電話機10の開いた状態を示す平面図である。 図1に示す携帯電話機10の閉じた状態を示す平面図である。 図1に示す携帯電話機10の開閉途中の状態を示す平面図である。 図1に示す携帯電話機10の開いた状態を示す側面断面図である。 図4における携帯電話機10の要部を示す側面図である。 携帯電話機10内の軸部材20周辺の要部を示す平面図である。 携帯電話機10の動作を説明する要部を示す平面図である。 携帯電話機10の動作を説明する要部を示す平面図である。 携帯電話機10内の回路構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施の形態に係る携帯電話機の要部を示す平面図である。 図10における携帯電話機の要部を示す側面断面図である。 本発明の第3の実施の形態に係る携帯電話機の要部を示す平面図である。 図12における携帯電話機の動作を説明する要部を示す平面図である。 図12における携帯電話機の動作を説明する要部を示す平面図である。
符号の説明
10 携帯電話機
12 表示部
14 第1筐体
15 イヤースピーカ
16 操作部
17 マイクロホン
18 第2筐体
20 軸部材
22 筒部材
24 回動部材
24a 第1端部
24b 第2端部
26 永久磁石
28 磁気センサー
30 停止部材
30a,30b オーバーラップ部
32 地磁気センサー
36 クリック機構
38 半球状凸部
39 半球状凹部
40 貫通孔
46 相対角度演算部
60 無線部
62 制御部
64 記憶部

Claims (14)

  1. 表示部を有する第1筐体と操作部を有する第2筐体がこれらを重ね合わせたときの互いの対向面に対する略垂直方向の回動軸線を中心として互いに回動自在となるように連結される携帯端末装置において、
    前記第1筐体または第2筐体が回動軸線を中心にして回動したときに連動して回動する回動部と、
    前記回動部が回動する所定の角度範囲の両端で前記回動部に当接する停止部と、
    前記第2筐体または第1筐体に設けられ、前記回動部の回動動作により変化する回動量を検出する検出部と
    を備えることを特徴とする携帯端末装置。
  2. 前記検出部は、コイル、ホール素子又は磁気抵抗素子のいずれか一つの素子と磁石とを有し、前記素子と磁石を前記回動部の回動時に通過する空間を挟んで対向配置してあることを特徴とする請求項1に記載の携帯端末装置。
  3. 前記回動部は、その一方の端部と他方の端部における透磁率を異ならせたことを特徴とする請求項2に記載の携帯端末装置。
  4. 前記検出部は、前記回動部の回動量を磁界の変化を介して検出するようにしたことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか一に記載の携帯端末装置。
  5. 前記検出部は、発光部と受光部とを有し、前記発光部と受光部を前記回動部の回動時に通過する空間を挟んで対向配置してあることを特徴とする請求項1に記載の携帯端末装置。
  6. 前記回動部は、その一方の端部と他方の端部における透光率を異ならせることを特徴とする請求項5に記載の携帯端末装置。
  7. 前記検出部は、前記回動部の回動量を赤外線量の変化を介して検出するようにしたことを特徴とする請求項1、請求項5又は請求項6のいずれか一に記載の携帯端末装置。
  8. 前記回動部は、前記回動軸と平行な貫通孔を有することを特徴とする請求項2ないし請求項7のいずれか一に記載の携帯端末装置。
  9. 前記回動部の表面上の所定の位置に窪み又は孔が形成されると共に、
    前記回動部が回動して一定の角度になったときに回動部の表面に対して付勢される略半球形状の凸部がこの窪み又は孔に嵌り込んで係止するクリック機構を備えるようにした
    請求項1ないし請求項8のいずれか一に記載の携帯端末装置。
  10. 携帯端末装置の第1筐体と第2筐体を互いに回動自在に連結する連結部材において、
    前記第2筐体または第1筐体の回動動作に連動して前記第1筐体または第2筐体内で所定の空間を遮りながら回動する回動部と、
    前記第1筐体または第2筐体に対する前記回動量が所定の角度範囲を越えないように前記回動部に当接して回動を停止させる停止部と
    を備えたことを特徴とする連結部材。
  11. 前記第1筐体または第2筐体に対する前記回動部の回動量を検出する検出部を備え、前記検出部は、前記回動部の回動量により異なる検出値を検出するようにした請求項10に記載の連結部材。
  12. 前記検出部は、コイル、ホール素子又は磁気抵抗素子のいずれか一つの素子と磁石とを有し、前記素子と磁石を前記回動部の回動時に通過する空間を挟んで対向配置してあることを特徴とする請求項11に記載の連結部材。
  13. 前記検出部は、発光部と受光部とを有し、前記発光部と受光部を前記回動部の回動時に通過する空間を挟んで対向配置してあることを特徴とする請求項11に記載の連結部材。
  14. 前記回動部は、その表面上の所定の位置に窪み又は孔が形成されて、回動部の回動量が一定の角度に達したときに回動部の表面に対して付勢される略半球形状の凸部がこの窪み又は孔に嵌り込んで係止するようにした請求項10ないし請求項13のいずれか一に記載の連結部材。
JP2003341687A 2003-09-30 2003-09-30 携帯端末装置及びその連結部材 Pending JP2005107976A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003341687A JP2005107976A (ja) 2003-09-30 2003-09-30 携帯端末装置及びその連結部材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003341687A JP2005107976A (ja) 2003-09-30 2003-09-30 携帯端末装置及びその連結部材

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005107976A true JP2005107976A (ja) 2005-04-21

Family

ID=34536209

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003341687A Pending JP2005107976A (ja) 2003-09-30 2003-09-30 携帯端末装置及びその連結部材

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005107976A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009145265A1 (ja) * 2008-05-29 2009-12-03 京セラ株式会社 電子機器
CN109979324A (zh) * 2017-12-27 2019-07-05 乐金显示有限公司 可折叠显示装置和框架装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009145265A1 (ja) * 2008-05-29 2009-12-03 京セラ株式会社 電子機器
JP2009290506A (ja) * 2008-05-29 2009-12-10 Kyocera Corp 携帯電子機器
US8311596B2 (en) 2008-05-29 2012-11-13 Kyocera Corporation Electronic device with rotational position determination unit
CN109979324A (zh) * 2017-12-27 2019-07-05 乐金显示有限公司 可折叠显示装置和框架装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4466630B2 (ja) ヒンジ装置及び携帯型電子機器
WO2007013376A1 (ja) 携帯端末
JP2008250835A (ja) 情報処理装置
KR20150071091A (ko) 전자 기기용 보호 케이스 및 이를 채용한 전자 기기
JP2020113040A (ja) 電子機器
US11476027B2 (en) Rotation operation device using magnetic force and electronic apparatus using this
JP2006090796A (ja) 傾斜センサ
JP2005107976A (ja) 携帯端末装置及びその連結部材
US20040222980A1 (en) Apparatus for changing representation contents on sub-display of dual-folder type mobile communication terminal
JP2007334245A (ja) レンズバリヤ機構及び撮像装置
KR100685218B1 (ko) 로테이션 앤 클릭 타입 휴대용 단말기 및 이를 이용한데이터 입력 방법
JP2008294375A (ja) 携帯端末
JP2008131636A (ja) 折り畳み型携帯端末機
JP5088742B2 (ja) 電子機器
JP2004177327A (ja) 角度検出装置および折畳式携帯情報端末
JP2008106864A (ja) 折り畳み式携帯端末機
JP2020038792A (ja) 回転操作ユニット及び電子機器
JP2007134759A (ja) 折り畳み型携帯電話機
JP3950063B2 (ja) 情報端末機器
JP2005333219A (ja) 携帯型情報表示装置
JP2006222559A (ja) 携帯通信端末および携帯通信端末における筐***置設定機構
JP2004112430A (ja) 折畳式携帯電話
JP6090698B2 (ja) 開閉ユニットを備えた電子機器
JP2007310542A (ja) 携帯情報端末
JP2006270361A (ja) 折り畳み携帯端末装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060912

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090317

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090518

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090608