JP2005106291A - ブレーキキャリパ - Google Patents

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Abstract

【課題】改良型の固定されたキャリパ/摺動回転子制動システムの提供。
【解決手段】ブレーキキャリパ110は、ブレーキパッド背板が第1の方向にブレーキパッドの回転を制限する第1のパッド受面を含み、第1のパッド受面がほぼ平坦な部分から突出する第1のラグの第1のラグ表面上に画定され、第1のラグ表面が摩擦材料外半径よりも大きな半径であり、前記磨耗限界平面の摩擦面側上に位置決めされていることと、静止ブレーキパッド123と、アクチュエータを受けるハウジング領域、軸方向に制動に静止ブレーキパッドを受ける反作用側部分、及びハウジング領域を反作用側部分に連結させる第1のブリッジアームを有するフレームとを備えている。
【選択図】図3

Description

本発明は、特に貨物自動車、トラック、及びトラック及び貨物自動車用のトレーラユニットなどの大型商業車両用の、ブレーキパッド及びブレーキキャリパに関する。
ブレーキキャリヤが車両のサスペンション部品に固定され、1対のブレーキパッドを有する摺動可能に取り付けられたキャリパを備え、その対のブレーキパッド間にブレーキ回転子(ブレーキディスク)があるる、ブレーキ装置が知られている。通常キャリパの内側(アクチュエータ側としても知られる)に取り付けられるアクチュエータは、回転子に向かって内側パッド(アクチュエータ側パッドとしても知られる)に押し込むことが可能である。キャリパフレームはピンなどに摺動可能に取り付けられ、それによって内側パッドがディスクに向かって移動されると、反力がキャリパフレームを内側に摺動させ、それによってフレームの外側部分(反作用側の部分としても知られる)を、外側パッド(反作用側パッドとしても知られる)に押して内側パッドと接触させて、内側パッドと関連して回転子を接触させかつ制動する。回転子自体は軸方向に固定される。
パッドが制動中にディスクと共に回転するのを防ぐため、パッド受面が提供される。普通は、これらのパッド受面はキャリヤの対応するキャリヤ受面と係合する。したがって、フレームはキャリヤに対して摺動し、キャリヤは回転子に対して軸方向に固定され、それによってキャリヤ受面は固定子に対して軸方向に固定される。
普通、各ブレーキパッドは鋼製ブレーキパッド背板を有し、これに摩擦材料が固定される。制動トルクは摩擦材料から、ブレーキパッド背板、パッド受面、及びキャリヤ受面に伝達される。
内側ブレーキパッド上の摩擦材料が磨耗すると、内側ブレーキパッド背面は軸方向に固定された回転子に向かって前進することが理解されるであろう。同様に、外側ブレーキパッド上の摩擦材料が磨耗すると、外側ブレーキパッド背板は軸方向に固定された回転子に向かって前進する。
このような設計が摺動キャリパブレーキとして知られており、その一例が特開平7−139570号に示されている。
固定されたキャリパ/摺動回転子ブレーキも知られている。ここで、キャリパは車両のサスペンション部品に対して固定され、キャリパ受面を提供し、このキャリパ受け面に対してブレーキパッド受面が反作用する。固定子は、ブレーキが加えられるとキャリパに対して移動することができるためのスプラインを備える。したがって、固定子がキャリパ受面に対して移動することが理解されるであろう。このようなキャリパが、欧州特許第1074757号に示されている。
固定されたキャリパ/摺動回転子ブレーキ上のブレーキパッドの摩擦材料に磨耗が発生すると、ブレーキパッド及び回転子の移動は、摺動キャリパブレーキの摩擦材料が磨耗する場合に見られるものと明らかに異なる。したがって、固定されたキャリパ/摺動回転子ブレーキの反作用側パッドの摩擦材料が磨耗すると、反作用側ブレーキパッド背板は静止したたままであり、したがって摺動回転子はブレーキパッド背板に向かって前進する。これにより、アクチュエータ側ブレーキパッドと回転子の間の正確な移動間隙を維持するために、アクチュエータ側ブレーキパッドもまた反作用側ブレーキパッドに向かって移動することが必要となる。この移動は、反作用側ブレーキパッド摩擦材料上の磨耗の結果であることに留意されたい。アクチュエータ側ブレーキパッドの摩擦材料が磨耗すると、アクチュエータ側ブレーキパッド背板は、摩擦材料と回転子の間の正確な移動間隙を再び維持するように、回転子に向かって前進しなければならない。例として、またアクチュエータ及び反作用側ブレーキパッド上の摩擦材料が同じ比率で磨耗すると仮定すると、アクチュエータ及び反作用側ブレーキパッド上の摩擦材料の1ミリの磨耗毎に、回転子は反作用側ブレーキパッド背板に向かって1ミリだけ前進しなければならないが、アクチュエータ側のブレーキパッド背板は反作用側ブレーキパッド背板に向かって2ミリ、すなわち両方のブレーキパッドの合計磨耗分だけ前進しなければならない。したがって、固定されたキャリパ/摺動回転子ブレーキ上のアクチュエータ側ブレーキパッド背板は、摺動キャリパブレーキ上の同等のアクチュエータ側のブレーキパッド背板の2倍移動する。これは同様に、アクチュエータ側のブレーキパッドが固定されたキャリパ/摺動回転子ブレーキ上で当接するキャリパ受面が、同等の摺動キャリパブレーキのアクチュエータ側ブレーキの2倍の移動に対応しなければならない。これにより、固定されたキャリパ/摺動回転子ブレーキのアクチュエータ側ブレーキパッドに適したキャリパ及びパッド受面の設計及びパッケージングの際に明らかな問題が起こる。
特開平7−139570号 欧州特許第1074757号 米国特許第6279222号 英国特許第1185176号
本発明の目的は、改良型の固定されたキャリパ/摺動回転子制動システムを提供することである。
したがって、本発明によると、ブレーキキャリパであって、
アクチュエータと、
ほぼ平坦な部分を有するブレーキパッド背板を含む可動ブレーキパッドと、
ブレーキパッド背板に固定されると共に、全体的にアーチ型の形状をしており、摩擦材料の外半径を画定し、ブレーキディスクと係合する摩擦面を有する摩擦材料と、
ブレーキパッドが摩擦面と平行である磨耗限界面で摩擦材料の磨耗限界を画定し、ブレーキパッド背板が第1の方向にブレーキパッドの回転を制限する第1のパッド受面を含み、第1のパッド受面がほぼ平坦の部分から突出する第1のラグの第1のラグ表面上に画定され、第1のラグ表面が摩擦材料の外側半径よりも大きな半径であり、前記磨耗限界平面の摩擦面側上に位置決めされていることと、
静止ブレーキパッドと、
アクチュエータを受けるハウジング領域、軸方向に制動に静止ブレーキパッドを受ける反作用側部分、及びハウジング領域を反作用側部分に連結させる第1のブリッジアームを有するフレームとを備え、アクチュエータは静止ブレーキパッドに向かって可動ブレーキパッドを移動させるように動作可能であり、ここで第1のパッド受面は第1の方向のパッドの回転を制限するように第1のブリッジアーム上の第1のブリッジ受面と係合するブレーキキャリパが提供される。
次に、本発明を単に例として、添付の図面を参照して説明する。
図1及び2を参照すると、アクチュエータハウジング12及びブリッジ装置14を含む、周知の摺動キャリパ10が示されている。アクチュエータハウジング及びブリッジ装置は共に、フレーム16を形成する。フレーム16は、キャリヤ18に対して(ピン(図示せず)上に)摺動可能すなわちか滑同可能に取り付けられる。キャリヤ18は穴19を介して関連する車両のサスペンション部品に固定される。フレームの凹部内には、内側ブレーキパッド22及び外側ブレーキパッド24が取り付けられている。外側ブレーキパッド24は、ブリッジ装置の凹部内にある。キャリヤ18は、内側キャリヤ受面26及び外側キャリヤ受面28を有する。内側ブレーキパッドと外側ブレーキパッドの間には、開口部20があり、その中にブレーキディスクなどのブレーキ回転子(図示せず)がある。ブレーキディスクは、キャリヤ18に対して軸方向に固定される、すなわちキャリヤ18に対して軸方向に移動できない。
アクチュエータ(図示せず)は、アクチュエータハウジング12内に取り付けられ、作動されると、内側ブレーキパッド22を回転子に向けて押し付ける。パッド22が回転子に接触すると、反力によりフレーム16を図1の矢印Cの方向に移動させ(すなわち、アクチュエータハウジングが回転子から離れるように移動する)、それによって外側ブレーキパッド24を引き寄せて回転子と接触させる。次いで、アクチュエータの連続動作によって、ブレーキパッドが回転子を締め付け、それによって制動トルクを加える。制動トルクが内側及び外側キャリヤ受面26、28を通って反作用を及ぼす。したがって、制動反作用はピン(上記)を通して伝達されない。アクチュエータは、ブレーキキャリパ内にアクチュエータが1つだけあるのと同様に、単一のアクチュエータ装置を構成する。この場合、アクチュエータはディスクの内側にある。特に、ディスクの外側にはアクチュエータ装置はない。
図2を参照すると、内側ブレーキパッド22が示されている。外側ブレーキパッド24は同一である。
内側ブレーキパッド22は、ほぼ平坦のバックプレートすなわち背板34を備え、その一方の側に摩擦材料36が固定される。背板34は、周端部46及び48を有するほぼアーチ形をしている。
摩擦材料36はまた、ほぼアーチ形をしている。特に、径方向に外側を向いている表面38が摩擦材料の外側半径を画定する。この半径は、ブレーキパッドが共に使用されるように設計される回転子の外半径と極めて似て設計される。このように、ブレーキ回転子の摩擦表面の半径方向の全範囲と同様に、摩擦材料の摩擦全面40を利用することができる。
例として、ブレーキ回転子が矢印Dの方向(図1及び2に示されている)に回転しており、ブレーキが加えられると、回転子は内側ブレーキパッド22を矢印Dの方向に引っ張る傾向がある。しかし、ブレーキバックプレートすなわちブレーキ背板34の周端面46が内側キャリヤ受面26と当接するので、このようなパッドの回転は防止される。
同様に、回転子が矢印Eの方向(図1及び2に示されている)に回転しておりブレーキが加えられると、周端面48は対応する内側キャリヤ受面(図示せず)に係合する。
周端面46、48は両方とも、したがって内側キャリヤ受面26及び外側キャリヤ受面28は全て、摩擦材料の外側半径より小さな半径で位置決めされることが理解されるであろう。
耳部56が、摩擦材料の外側半径の径方向外側に位置決めされることが分かる。これらの耳部はばね54と係合し、次いで使用中にパッドが径方向外側に移動するのを防ぐように板52に対して反作用を及ぼす。板52の端部52Aはアクチュエータハウジングのボス12Aの下側にあり、ボルト50はキャリパのフレーム16の上に板52を固定するようにねじ付き穴58と係合する。耳部56は、ブレーキが加えられた時に、ブレーキパッドの回転を防止する役割を果たしていないことが理解されるであろう。
図3〜9を参照すると、本発明によるブレーキパッドと共に、本発明によるブレーキキャリパが示されている。ブレーキキャリパ110は、ブレーキディスク160の内側IB(アクチュエータ側としても知られている)に位置決めされたアクチュエータハウジング112と、ブレーキディスクの外側OB(反作用側としても知られている)に位置決めされた反作用側部分114とを備える。
反作用側部分114は、静止ブレーキパッド124(外側ブレーキパッドとしても知られる)を受ける静止パッド領域114Aを画定する。特に、静止ブレーキパッド124はフレーム116に対して(固定子の軸A1を考慮した場合)軸方向には移動しないことに留意されたい。
ブレーキキャリパ110は更に、第1のブリッジアーム115A及び第2のブリッジアーム115Bを備える。第1及び第2のブリッジアームは、アクチュエータハウジング112を反作用側部分114に連結させる。アクチュエータハウジング、第1のブリッジアーム、第2のブリッジアーム、及び反作用側部分は共にフレーム116を画定する。
この場合、キャリパは固定されたキャリパであり、フレーム116をサスペンション部品191に対して軸方向に固定することが可能な固定形状部190を備える。固定形状部190は普通、穴を有するラグ又はボスであり、この穴を通してボルト190Aが貫通し、サスペンション部品191内のねじ付き穴内にねじ込まれる。別の方法では、固定形状部190は、典型的には、ねじ付き端を有する細長いスタッドが設けられ、そのスタッドがサスペンション部品191内の間隙穴を通過し、その後ねじ付きナットによって固定される。この場合、回転子160は、回転子がフレーム116に対してサスペンション部品の対応する外側スプライン部(図示せず)上で軸A1に沿ってスライド可能なように、内側スプライン(図示せず)を備える。
アクチュエータ112Aはアクチュエータハウジング112内に取り付けられ、単一のアクチュエータ装置を画定する。
アクチュエータの作動により、ブレーキディスクが固定(又は反作用側)ブレーキパッド124と可動(又はアクチュエータ側)ブレーキパッド122の間で締付けられる。
可動ブレーキパッド122は、静止ブレーキパッド124と同一である。
可動ブレーキパッド122(図5から7によく示されている)は、ブレーキ背板134を備え、それに摩擦材料136が固定される。
摩擦材料はほぼアーチ形をしており、回転子160の外側半径Rとほぼ同じ、摩擦材料の外側半径Pを画定する。
摩擦材料は、制動中に回転子160と係合する摩擦面140を有する。
バックプレート材料すなわち背板材料は、ほぼ平面領域162を有する。
第1のラグ164、別の第1のラグ165、第2のラグ166、及び別の第2のラグ167は、ほぼ平面領域から突出する。
第1のラグ164は平坦領域162に対して回転子160に向かって突出し、別の第1のラグ165は回転子160から離れるように突出する。第1の周端表面領域170、(図8及び9参照)第1のラグ164の第1のラグ表面171、及び別の第1のラグ165の別の第1のラグ表面172は共に、第1のブリッジアーム115Aの第1のブリッジ受面180Aと係合する第1のパッド受面174を提供する。端表面領域170、ラグ表面171、及びラグ表面172はそれぞれ明確にするため図9において斜線で示されている。受面180Aとパッド受面174の間の接触により、ブレーキが加えられたときのパッドの回転を防ぐ。特に、実質的にパッド受面174全体は、受面180Aの一部と接触する。上述のように、キャリパ110は固定されたキャリパ/摺動回転子設計であるので、第1のブリッジ受面180Aは、特開平7−139570号などの摺動キャリパ設計の同等の受面の2倍のアクチュエータ側パッドの相対移動を受けなければならない。この理由により、ブリッジ受面180Aはほぼ平らである、又はほぼ平坦である。(特開平7−139570号の突起38、40などの)局部集中させた突起を備えていなく、したがってほぼ均一であり、ほぼ円滑である。
したがって、パッド受面174はパッド34の周端面46と同じ機能を果たす。
図5及び6を検討すると、表面92がテーパ状になるのと同様に、第1のラグ164が実質的にテーパ状になっていることが示されている。端表面93はほぼ三角形をしており、端表面93の面積はテーパによる磨耗限界でとられたラグ164の断面積より小さいことが理解されるであろう。実際、ほぼ平坦な部分から離れて第1のラグ164の一部の磨耗限界平面と平行にとられた断面積は、ほぼ計面部に近似するラグの一部の断面積より小さい。第1のパッド受面にわたる曲げ力により、第1のラグ及び別の第1のラグがこのようにテーパ状になることが可能であり、更に力に対応するのに十分なだけ強いラグを提供する。テーパ状になっていることによって、パッドをより軽くすることが可能である。
ブレーキパッド背板を、いくつかの方法、例えば
a)背板を鋳造する、
b)背板ブランクを打抜き加工し、次いでブランクを局所的に変形させてラグ164、165、166及び167を形成する、
c)背板を鍛造する方法で形成することができる。
ブレーキパッド122は、中心線CLに対して対称である(図7参照)。したがって、第2のパッド受面は、第2の周端表面領域、第2のラグ166の第2のラグ表面、及び別の第2のラグ167の別の第2のラグ表面の組合せによって画定される。この第2のパッド受面は、第1のブリッジ受面180Aに対して中心線CL周りで対称に配置された、対応する第2のブリッジ受面180Bと係合する。
パッド受面174は、回転子半径Rよりも大きな半径で設けられている、すなわち回転子半径の径方向外側に設けられていることが分かる。更に、パッド受面174はパッド外半径Pの径方向外側に設けられている。
図3を検討すると、新しい回転子160及び新しいブレーキパッド122、124が示されている。
図4は、ブレーキパッドが磨耗し、また回転子自体が磨耗した場合の回転子160の位置を示す。回転子160の左手側は、ブレーキパッド124の背板に非常に近接していることが分かる。図3及び4に示す回転子160の相対厚さの比較により、図4の回転子は磨耗状態において引き寄せられる、すなわち図3に示すように回転子160より薄いことが示される。
図4の内側ブレーキパッド122はまた、非常に磨耗した状態で示されており、したがってブレーキ背板134は、図4を参照すると回転子160の右手側に極めて近いことが分かる。
図4はまた、比較する目的で、磨耗していないブレーキパッド124及び122を示す。アクチュエータ機構が、明確にするために図3及び4で同じ位置に示されている。
磨耗した状態(図4)では、ブレーキパッド122は、パッド及び回転子が磨耗していない状態にあるときに、ブレーキ回転子が前に占めていた位置にあることが分かる。パッド受面174が回転子の径方向外側に設けられているという事実を考慮すると、このパッド受面は、磨耗したパッド及び回転子でブレーキを作用させるときに、パッドの回転を防ぐのに更に有効である。
全てのブレーキパッドには磨耗限界がある。ブレーキパッドが磨耗限界に到達したときに使用され続けた場合、ブレーキ損傷又はブレーキ故障が起きる。
図2を考察すると、ブレーキ背板34はほぼ平坦であり、摩擦材料36は背板34の平らな領域に固定される。したがって、ブレーキパッド22上の磨耗限界は、摩擦材料と背板の間の界面である。摩擦材料が完全に磨耗すると(また、ここでは簡単にするために、摩擦材料が均一に磨耗すると仮定すると)、ブレーキを更に使用することにより金属間接触が起こる、すなわち金属回転子が金属背板に係合する。磨耗限界(WL)が、本発明によるブレーキパッドに関して、図3、5及び8に示されている。摩擦材料136が再びブレーキ背板134の平らな領域に固定されるので、磨耗限界はまた摩擦材料と背板の間の界面にある。
金属間接触がほとんど必然的に起こり、それによって損傷が起こる及び/又は安全性欠陥を生み出すので、磨耗限界までブレーキパッドを使用することは明らかに無謀である。この理由により、ブレーキ製造者及びブレーキパッド製造者は、絶対的な限界まで磨耗する前にパッドを交換することを助言する。
ブレーキパッドのタイプにより、磨耗限界は必ずしも摩擦材料とブレーキ背板の間の界面によって規定する必要はない。したがって、米国特許第6279222号は、周端部間の凹部内にある摩擦材料の一部で厚くした、周端部を有するブレーキパッドを示している。この設計上の磨耗限界は、ブレーキ回転子が局部的に厚くなった端部に接触するときであることは明らかである。
英国特許第1185176号では、摩擦材料が背板の押された凹部内に含まれる。この設計における磨耗限界は明らかに、摩擦材料が背板の押された縁部のレベルまで磨耗したときである。他のブレーキパッド設計は、異なる特徴によって規定された磨耗限界を有する。それにもかかわらず、摩擦材料が金属背板に固定された場合、磨耗限界は回転子が背板のある領域に接触する点、すなわち金属間接触が起こる点として規定される。
図8及び9は、(点線で)ブレーキパッドが磨耗限界に近づいたときの、回転子160の位置を示す。ラグ表面171は、磨耗限界の回転子側上、すなわち図を見た場合に磨耗限界の左側に位置決めされることが分かる。上に述べたように、ラグ表面171はパッド受面174の一部を形成する(残りの部分は、表面領域170及びラグ表面172である)。出願人は、固定されたキャリパでは回転子ブレーキを摺動させると、移動パッド(内側パッド、アクチュエータパッド)が回転子が前に占めていた領域内に移動した場合、キャリパの全体的寸法を大きくすることなく、パッド受面面積を大きくするため、パッドの磨耗限界の回転子側のパッド受面の少なくとも一部を提供することが可能であることに最初に気が付いた。このようにパッド受面面積を大きくすることによって、ブレーキパッドはブリッジアームの受面領域内に窪む可能性が少ない。これは特に、トラック、貨物自動車、及びトラック及び貨物自動車用トレーラユニットなどの大型商業車両に当てはまる。
更に、ブリッジ受面内へのパッドの窪みが、摩擦材料のどんな磨耗状態でもパッド受面と係合できる、ほぼ均一かつほぼ円滑なブリッジ受面を提供することによって更に最小限に抑えられる。したがって、磨耗していない状態でのアクチュエータ側のブレーキパッドを考慮すると、第1のパッド受面174と第1のブリッジ受面180Aの間の係合が、第1のパッド受面の接触面積、すなわち第1のブリッジ受面180Aと係合する第1の受面の一部である接触面積を規定する。アクチュエータ側パッド122の場合、接触面積は第1のラグ表面171、端表面領域170、及び別の第1のラグ表面172の組合せである。摩擦材料が磨耗すると、アクチュエータ側ブレーキパッドは静止ブレーキパッドに向かって前進するが、摩擦材料としての徐々に異なる部分が磨耗したとしても、それにもかかわらず実質的に、接触領域全体は第1のブリッジ受面の一部と接触している。これは、アクチュエータ側パッド受面の徐々に異なる部品が突起38と係合する、特開平7−139570号には当てはまらない。
ブレーキパッド122の周端部148は、ラグ164及び165から離れたほぼ一定の厚さtであることが理解されるであろう。また、周端部148は摩擦材料の外側半径Pより小さい半径で、内側領域内で一定の厚さであることが理解されるであろう。周端部148だけが、摩擦材料の外側半径の外側の領域で厚さTがより厚い。
内側ブレーキパッド122は外側ブレーキパッド124と同一である。これにより、ブレーキパッドを作るときの仕掛けの製造経済性が提供される。更に、1対のブレーキパッドを組み立てる場合、特定のブレーキパッドが回転子のどちら側に組み付けられるかについて問題とされない。
ブレーキパッド背板134は中心線に対して対称であるので、ブレーキパッドが製造される場合、摩擦材料がブレーキパッド背板のどちら側に固定されるかについて問題とされない。これにより、ブレーキパッドがより安価になる。というのは、摩擦材料を加える場合にブレーキパッド背板の正しい側を向けるステップが、もう必要ないからである。
一実施形態では、第1のブリッジ受面180Aは回転子を超えて反作用側部分まで延びることができる。このように、第1のブリッジ受面を更に利用して、反作用側ブレーキパッドからの制動トルクに反作用を及ぼすことができる。これにより、キャリパの製造が簡単になる。というのは、その後に両方のパッドによって利用される第1のブリッジ受面180Aを作り出すのに、1セットの機械加工動作が必要とされるだけだからである。
別の実施形態では、受面を回転子半径より小さい半径で、キャリパの反作用側部分に設けることができる。このように、制動トルクを、例えば周端部148の一定厚さの内側領域によって反作用させることができる。出願人は、特定のブレーキパッドが移動パッド又は静止パッドとして嵌合されるかどうかにより、制動トルクに反作用するように周端部の異なる領域を利用する、同じ対のブレーキパッドを提供することが可能であることに最初に気が付いた。したがって、移動ブレーキパッドのブレーキパッド受面174と同等の固定されたブレーキパッドの領域は、制動トルクに反作用する目的で使われていない。
別の実施形態では、静止ブレーキパッドに加えられる制動トルクは、固定されたブレーキパッドの内側及び外側領域の組合せによって反作用を及ぼすことができる。
上述のように、固定したキャリパ摺動固定子ブレーキ上の外側ブレーキパッド(固定パッド)は、固定子が前に占めていた領域内に決して移動しない。例えば、図3及び4のブレーキパッド124を参照されたい。したがって、固定子半径の径方向外側にパッド受面を提供する必要はないが、ある状況では(上述のように)、それにもかかわらずそうすることに利点がある。
図10から14を参照すると、本発明によるキャリパの第2の実施形態が示されている。ブレーキキャリパ210は、アクチュエータハウジング212と、反作用側部分214と、ブリッジアーム215A及び215Bと、内側ブレーキパッド222及び外側ブレーキパッド224とを備える。アクチュエータハウジング212は、反作用側部分214及びブリッジアーム215A、215Bと共に、フレーム216を提供する。
キャリパ210は固定されたキャリパである。したがって、回転子260はスプライン(図示せず)上で摺動可能である。
アクチュエータハウジング212はアクチュエータハウジング112と同一である。内側ブレーキパッド222は内側ブレーキパッド122と同一である。受面領域280A及び280Bが、キャリパ110上の受面領域180A及び180Bと同様の方法でそれぞれ、ブリッジアーム215A及び215B上に設けられる。外側ブレーキパッド224は従来技術のブレーキパッド24と同様であり、背板234と、摩擦材料236と、周端部246及び248とを備える。
反作用側部分214は、外側ブレーキパッド224を受ける凹部290を備える。凹部290は、背板234が当接する平坦面292を有する。凹部290は、受面領域として作用する縁部294、295を備える。使用時、周端部246は縁部294に近接し、周端部248は縁部295に近接する。縁部294及び295は、周端部246及び248よりも僅かに間隔を置いて配置されて、外側ブレーキパッド224の挿入及び除去が可能になる。図12は、点線として回転子260の外側輪郭を示す。縁部294、295の大部分は、回転子260の半径より小さい半径をしていることが理解されるであろう。また、周端部246、248の大部分は、回転子半径より小さな半径をしていることが理解されるであろう。したがって、使用の際、制動中に外側ブレーキパッド224に加えられたブレーキトルクは、回転子半径よりも小さな半径で(固定子回転方向により)縁部294又は295によって反作用を受ける。
パッド224は、例えば溶接などによって、背板234に固定されたブラケット296を備える。ブラケットは、周方向に細長い穴297を備える。ブラケット296のタブ296Aは、ブリッジ214の凹部282に嵌合する。ボルト250が、板252及び穴297を貫通して、板及び外側ブレーキを両方とも定位置に固定する。穴297の周長さ、タブ296Aの幅、凹部282の幅は、全ての制動トルクを(回転子回転方向により)周端部246又は248によって受け得るような大きさをしている。
公知の摺動キャリパブレーキ装置の等角図である。 図1のある部品の等角図である。 本発明によるブレーキパッドを含む、本発明によるキャリパの断面図である。 本発明によるブレーキパッドを含む、本発明によるキャリパの断面図である。 図3の矢印Aの方向をとる、本発明によるブレーキパッドを示す図である。 図5のブレーキパッドの等角図である。 (a)は図5の矢印Bの方向にとられた、図5のブレーキパッドを示す図であり、(b)は矢印Aの方向にとられた、図3のキャリパの略図である。 矢印Cの方向にとられた、図7のブレーキパッド及び回転子の拡大図である。 図8の部分図である。 本発明によるキャリパの第2の実施形態の様々な図である。 本発明によるキャリパの第2の実施形態の様々な図である。 本発明によるキャリパの第2の実施形態の様々な図である。 本発明によるキャリパの第2の実施形態の様々な図である。 本発明によるキャリパの第2の実施形態の様々な図である。
符号の説明
10 摺動キャリパ 12 アクチュエータハウジング
12A ボス 14 ブリッジ装置
16 フレーム 18 キャリヤ
19 穴 20 開口部
22 内側ブレーキパッド 24 外側ブレーキパッド
26 内側キャリヤ受面 28 外側キャリヤ受面
34 背板、パッド 36 摩擦材料
38 径方向に外側を向いている表面 46 周端面
48 周端面 50 ボルト
52 板 52A 端部
54 ばね 56 耳部
58 ねじ付き穴 92 表面
110 ブレーキキャリパ 112 アクチュエータハウジング
112A アクチュエータ 114 反作用側部分
114A 固定パッド領域 115A 第1のブリッジアーム
115B 第2のブリッジアーム 116 フレーム
122 可動ブレーキパッド 124 静止ブレーキパッド
134 ブレーキ背板 136 摩擦材料
140 摩擦面 148 周端部
160 ブレーキディスク、回転子 162 ほぼ平面領域
164 第1のラグ 165 第1のラグ
166 第2のラグ 167 第2のラグ
170 第1の周端表面領域 171 第1のラグ表面
172 別の第1のラグ表面 174 第1のパッド受面
180A 第1のブリッジ受面 180B 第2のブリッジ受面
190 固定機構 190A ボルト
191 サスペンション部品 210 ブレーキキャリパ
212 アクチュエータハウジング 214 反作用側部分、ブリッジ
215A ブリッジアーム 215B ブリッジアーム
216 フレーム 222 内側ブレーキパッド
224 外側ブレーキパッド 234 背板
236 摩擦材料 246 周端部
248 周端部 260 回転子
280A 受面領域 280B 受面領域
282 凹部 290 凹部
292 平坦面 294 縁部
295 縁部 296 ブラケット
296A タブ 297 細長い穴
A1 軸 CL 中心線
IB 内側 OB 外側
P 外半径 R 外半径
WL 磨耗限界 t 厚さ
T 厚さ

Claims (19)

  1. ブレーキキャリパであって、
    アクチュエータと、
    ほぼ平坦な部分を有するブレーキパッド背板を含む可動ブレーキパッドと、
    ブレーキパッド背板に固定されると共に、全体的にアーチ形の形状をしており、摩擦材料の外側半径を画定し、ブレーキディスクと係合する摩擦面を有する摩擦材料と、
    ブレーキパッドが摩擦面と平行である磨耗限界面で摩擦材料の磨耗限界を規定し、ブレーキパッド背板は第1の方向にブレーキパッドの回転を制限する第1のパッド受面を含み、第1のパッド受面がほぼ平坦な部分から突出する第1のラグの第1のラグ表面上に画定され、第1のラグ表面が摩擦材料の外側半径よりも大きな半径であり、前記磨耗限界平面の摩擦面側上に位置決めされていることと、
    静止ブレーキパッドと、
    アクチュエータを受けるハウジング領域、軸方向に制動に静止ブレーキパッドを受ける反作用側部分、及びハウジング領域を反作用側部分に連結させる第1のブリッジアームを有するフレームとを備え、
    アクチュエータは静止ブレーキパッドに向かって可動ブレーキパッドを移動させるように動作可能であり、ここで第1のパッド受面は第1の方向のパッドの回転を制限するように第1のブリッジアーム上の第1のブリッジ受面と係合するブレーキキャリパ。
  2. 第1のブリッジ受面がほぼ円滑である、請求項1に記載のブレーキキャリパ。
  3. 第1のパッド受面の全体が実質的に、第1のブリッジ受面の一部と係合する、請求項1又は2に記載のブレーキキャリパ。
  4. 磨耗していない状態の可動ブレーキパッドで、第1のパッド受面と第1のブリッジ受面の間の係合が第1のパッド受面の接触領域を画定し、実質的に前記接触領域の全体が摩擦材料が磨耗したときに第1のブリッジ受面と係合する、請求項1ないし3のいずれかに記載のブレーキキャリパ。
  5. 第1のラグが、ほぼ平坦な部分の第1の周端部に位置決めされる、請求項1ないし4のいずれかに記載のブレーキキャリパ。
  6. 第1のパッド受面が更に、ほぼ平坦な部分の第1の周端表面領域上に画定される、請求項5に記載のブレーキキャリパ。
  7. 第1のパッド受面が更に、摩擦面側と反対側でほぼ平坦な部分から突出する別の第1のラグの別の第1のラグ表面上に画定される、請求項1ないし6のいずれかに記載のブレーキキャリパ。
  8. 第1のラグ表面、別の第1のラグ表面、及び第1の周端表面が隣接している、請求項7に記載のブレーキキャリパ。
  9. ほぼ平坦な部分は厚さ(t)を有し、第1のパッド受面が厚さ(T)を有し、第1のパッド受面の厚さがほぼ平坦な部分の厚さの少なくとも2倍、好ましくは少なくとも3倍の厚さである、請求項1ないし8のいずれかに記載のブレーキキャリパ。
  10. ほぼ平坦な部分から離れている第1のラグの部分の磨耗限界平面と平行にとられた断面積が、ほぼ平坦な部分と近接した第1のラグの部分の断面積より小さい、請求項1ないし9のいずれかに記載のブレーキキャリパ。
  11. 第1のラグが、ほぼ平坦な部分から離れている第1のラグの前記部分からほぼ平坦な部分に近接する第1のラグの前記一部まで実質的にテーパ状になっている、請求項10に記載のブレーキキャリパ。
  12. 摩擦材料が、磨耗限界を規定するブレーキパッド背板のほぼ平らな領域に固定される、請求項1ないし11のいずれかに記載のブレーキキャリパ。
  13. ブレーキパッド背板が、第2の方向へのブレーキパッドの回転を制限するように第2のパッド受面を備え、第2のパッド受面はほぼ平坦な部分から突出する第2のラグの第2のラグ表面上に画定され、第2のラグ表面は摩擦材料の外側半径より大きな半径で、前記磨耗限界平面の摩擦面側に位置決めされ、フレームはハウジング領域を静止ブレーキパッド凹部領域に連結している第2のブリッジアームを有し、第2のパッド受面は第2の方向へのパッドの回転を制限するように第2のブリッジ上の第2のブリッジ受面と係合する、請求項1ないし12のいずれかに記載のブレーキキャリパ。
  14. 可動ブレーキパッドが静止ブレーキパッドと同一である、請求項1ないし13のいずれかに記載のブレーキキャリパ。
  15. 静止ブレーキパッドの第1のパッド受面が、第2の方向への静止ブレーキパッドの回転を制限するように、第2のブリッジアーム上の第2のブリッジ受面に係合する、請求項13に従属する請求項14に記載のブレーキキャリパ。
  16. 静止ブレーキパッドの周端部が、第2の方向へのパッドの回転を制限するように、摩擦材料の外側半径より小さい半径でフレームと当接する、請求項14に記載のブレーキキャリパ。
  17. 静止ブレーキパッドが可動ブレーキパッドとは異なり、静止ブレーキパッドが第2の方向への静止ブレーキパッドの回転を制限するように、摩擦材料の外側半径より小さな半径でフレームと当接する、請求項1から13のいずれかに記載のブレーキキャリパ。
  18. ほぼ平坦な部分を有するブレーキパッド背板と、ブレーキパッド背板に固定され、ほぼアーチ型の形状をしており、摩擦材料外半径を画定し、ブレーキディスクと係合する摩擦面を有する摩擦材料とを備えるブレーキパッドであって、ブレーキパッドは摩擦面と平行な磨耗限界平面において摩擦材料の磨耗限界を画定し、ブレーキパッド背板が第1の方向へのブレーキパッドの回転を制限する第1のパッド受面を備え、第1のパッド受面がほぼ平坦な部分から突出する第1のラグの第1のラグ表面(171)上に画定され、第1のラグ表面が摩擦材料の外側半径より大きな半径で、前記磨耗限界平面の摩擦面側に位置決めされ、ほぼ平坦な部分から離れている第1のラグの部分の磨耗限界平面と平行にとられた断面積は、ほぼ平坦な部分に近接する第1のラグの部分の磨耗限界平面に平行にとられた断面積より小さいブレーキパッド。
  19. 第1のラグは、ほぼ平坦な部分から離れている第1のラグの部分から、ほぼ平坦な部分に近接する第1のラグの前記部分まで実質的にテーパ状をしている、請求項18に記載のブレーキパッド。
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