JP2005104329A - 配線装置 - Google Patents

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馨 久保
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Abstract

【課題】 旋回軸の内部に電力線を設けずに、車輪の転舵および揺動に対する電力線の破損を抑制して車体本体とインホイールモータとの間で電力線を配線する配線装置を提供する。
【解決手段】 配線装置100は、車体側固定部10と、固定側ガイド20と、中間ローラ30と、モータ側ガイド40とを備える。車体側固定部10は、車体200の端部で電力線110を固定する。固定側ガイド20は、車体側固定部10との間で電力線110に撓み部分110Aを作り、電力線110をホイールディスク51側で固定する。中間ローラ30は、固定側ガイド20からの電力線110を、電力線110の最小曲げ曲率に湾曲させてモータ側ガイド40へ導く。モータ側ガイド40は、固定側ガイド20との間で電力線110に撓み部分110Bを作り、中間ローラ30からの電力線110をインホイールモータ60へ導く。
【選択図】 図1

Description

この発明は、車両本体からインホイールモータへ電力線を配線する配線装置に関し、特に、インホイールモータを有する車輪の転舵および揺動に対して電力線の破損を防止可能な配線装置に関するものである。
従来、インホイールモータが組み付けられた車輪は、インホイールモータの上側に配置された車輪支持部材を緩衝器およびロアアームによってそれぞれ車体フレームおよび車体に連結することにより、車体と連結される。
そして、車輪支持部材には、内歯ギアと、内歯ギアと噛合う外歯ギアを有する旋回軸とがそれぞれ回転可能に支持されている。旋回軸は、インホイールモータのケースの上面に固定される。
内歯ギアがハンドルの回転に応じて回転すると、旋回軸は、内歯ギアからの回転を増速し、インホイールモータに連結された車輪を直進方向に対して左右に90度にわたって旋回させる。また、車輪支持部材とロアアームとの連結部、およびロアアームと車体との連結部は、車輪の上下動を吸収できる構造となっている。
そして、車体に設置された制御装置とインホイールモータとの間において、電力線は、車体、ロアアームおよび車輪支持部材上を通り、さらに旋回軸の内部を通って配線される。この場合、電力線は、車体とロアアームとの連結部、ロアアームと車輪支持部材との連結部および旋回軸の内部に配置された接続装置を介して配線される。接続装置は、所定の軸の周りに回転可能な複数の端子からなるので、車体とロアアームとの連結部およびロアアームと車輪支持部材との連結部に配置された接続装置は、車輪の上下動に対してロアアームおよび車輪支持部材上における電力線の配線状態を保持し、旋回軸の内部に配置された接続装置は、車輪の旋回に対して旋回軸の内部における電力線の配線状態を保持する。
このように、従来の電力線の配線方法は、車輪の旋回軸の内部を介してインホイールモータと制御装置との間で電力線を配線する(特許文献1)。
特開平3−121930号公報 特開平3−112724号公報
しかし、従来の電力線の配線方法では、車輪の旋回軸の内部に電力線を配置するため、旋回軸を中空にする必要があり、旋回軸が大型化し、または旋回軸の剛性が低下するという問題がある。
そこで、この発明は、かかる問題を解決するためになされたものであり、その目的は、旋回軸の内部に電力線を設けずに、車輪の転舵および揺動に対する電力線の破損を抑制して車体本体とインホイールモータとの間で電力線を配線する配線装置を提供することである。
この発明によれば、配線装置は、車両本体に対し、転舵可能且つ揺動可能に支持され、車輪を回転させるインホイールモータへ電力線を車両本体側から供給する配線装置であって、保持手段と、規制手段とを備える。保持手段は、車両本体とインホイールモータとの間で電力線を保持する。規制手段は、インホイールモータ側にて電力線を所定曲率でガイドする。
好ましくは、電力線は、保持手段と規制手段との間で撓み部分を有し、保持手段により保持されている。そして、電力線の撓み部分は、車輪の転舵時にガイド状の規制手段により所定曲率で制限される。
好ましくは、規制手段は、ガイド部材と、ローラとを含む。ガイド部材は、インホイールモータ側に電力線を所定曲率でガイドする。ローラは、電力線がガイド部材に沿ってガイドされるように車輪の転舵方向とは逆方向に移動する。そして、電力線のたるみは、ローラの移動により吸収される。
好ましくは、所定曲率は、電力線の最小曲げ曲率である。
好ましくは、電力線は、複数のケーブルから成る。配線装置は、第1および第2の整列手段をさらに備える。第1の整列手段は、複数のケーブルを車両本体側で車両本体に対して水平方向に整列させる。第2の整列手段は、複数のケーブルをインホイールモータ側で車両本体に対して垂直方向に整列させる。
好ましくは、電力線は、車輪の転舵方向に撓んだ第1の撓み部分と、前記車両本体に対して上下方向に撓んだ第2の撓み部分とを有する。規制手段は、第1および第2の規制手段を含む。第1の規制手段は、第1の撓み部分をインホイールモータ側で規制する。第2の規制手段は、第2の撓み部分を車両本体側で規制する。
好ましくは、第2の規制手段は、電力線を車両本体に対して水平方向に固定する本体固定部と、本体固定部からの電力線を車両本体に対して垂直方向に変換し、第2の撓み部分を固定する固定ガイドとから成る。第1の規制手段は、固定ガイドにより垂直方向にまとめられた電力線を車輪の転舵方向にガイドするモータ側ガイドと、電力線がモータ側ガイドにガイドされるように車輪の転舵方向と逆方向に第1の撓み部分を吸収しながら移動するローラとから成る。
好ましくは、モータ側ガイドおよびローラは、車輪と同軸で配設される。また、モータ側ガイドは、車輪の転舵方向と同方向に移動する。さらに、ローラは、モータ側ガイドの周りを車輪の転舵方向と逆方向に公転する。
この発明による配線装置は、転舵可能且つ揺動可能に支持されたインホイールモータへ電力線を配線する配線装置である。そして、配線装置は、車両本体とインホイールモータとの間で電力線を保持し、インホイールモータ側で電力線を所定曲率でガイドするので、電力線は、車両本体とインホイールモータとの間で曲率が所定曲率に保持される。
したがって、この発明によれば、屈曲による電力線の損傷を防止できる。
また、配線装置は、撓み部分が生じるように電力線を保持し、車輪の転舵に対して電力線の撓み部分の曲率を所定曲率に保持するので、電力線の過剰な屈曲が抑制される。
したがって、この発明によれば、電力線の過剰な屈曲による損傷を防止できる。
さらに、配線装置は、電力線のたるみを吸収するので、電力線のたわみは除去される。
したがって、この発明によれば、たるみによる過剰な屈曲の発生を抑制できる。
さらに、配線装置は、車体本体側では電力線を構成する複数のケーブルを水平方向に整列させ、インホイールモータ側では複数のケーブルを垂直方向に整列させるので、電力線の撓み部分は、車両本体に対して水平方向または垂直方向に移動し易い。
したがって、この発明によれば、車輪の揺動または転舵に対して電力線を追従させることができる。
さらに、配線装置は、インホイールモータ側に設けられた第1の規制手段によって車輪の転舵による電力線の第1の撓み部分の曲率を所定曲率に保持し、車両本体側に設けられた第2の規制手段によって車輪の揺動による電力線の第2の撓み部分の曲率を所定曲率に保持するので、電力線の第1および第2の撓み部分は、それぞれ、車輪の転舵および揺動に対して屈曲されにくい。
したがって、この発明によれば、車輪の転舵および揺動による電力線の屈曲を容易に抑制できる。
本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰返さない。
図1は、この発明の実施の形態による配線装置の概略図である。なお、図1の(a)は、概略背面図であり、図1の(b)は、図1の(a)に示すA方向から見た概略平面図である。図1を参照して、配線装置100は、車体側固定部10と、固定側ガイド20と、中間ローラ30と、モータ側ガイド40とを備える。
電動輪50は、ホイールディスク51と、タイヤ52と、インホイールモータ60とを含む。タイヤ52は、ホイールディスク51のリム部51Aの外縁に固定される。インホイールモータ60は、その中心がキングピン軸AXKに略一致してホイールディスク51の内部に設けられる。
インホイールモータ60は、ステータコア61と、ステータコイル62と、ロータ63と、回転軸64とを含む。ステータコア61は、ケース65に固定される。ステータコイル62は、ステータコア61に巻回される。そして、ステータコイル62は、U相コイル、V相コイルおよびW相コイルからなる。
ロータ63は、ステータコア61およびステータコイル62の内周側に設けられる。そして、ロータ63は、回転軸64に連結される。回転軸64は、図示省略したプラネタリギア(減速機)を介してホイールディスク51に連結される。
ケース65には、ボールジョイント66,67が設けられている。アッパーアーム70は、一方端がボールジョイント66に連結され、他方端が矢印1の方向に回動可能に車体200に固定される。また、ロアアーム80は、一方端がボールジョイント67に連結され、他方端が矢印1の方向に回動可能に車体200に固定される。さらに、ロアアーム80は、バネ90を介して車体200と接続される。
これにより、電動輪50は、車体200に懸架される。そして、電動輪50が矢印2の方向に移動しても、その移動は、アッパーアーム70、ロアアーム80およびバネ90によって吸収される。したがって、アッパーアーム70、ロアアーム80およびバネ90は、サスペンションの機能を果たす。なお、電動輪50の矢印2の方向への移動を「揺動」と言う。
車体側固定部10は、車体200の端部に設けられる。固定側ガイド20は、配線保持部21とガイド22とから成る。配線保持部21は、略L字形状の断面形状を有し、一方端がベアリング68を介してボールジョイント66に連結されている。ガイド22は、配線保持部21の他方端側に設けられる。
中間ローラ30は、キングピン軸AXKの周りを回動可能にケース65に固定される。モータ側ガイド40は、アッパーアーム70に固定される。そして、モータ側ガイド40は、その円弧状部分の中心がキングピン軸AXKに略一致している。
モータ側ガイド40の下側には、ギア41が設けられ、中間ローラ30の下側には、ギア31が設けられている。そして、ギア31とギア41との間にはチェーン43がかけられている。ギア41は、その中心がキングピン軸AXKと一致し、電動輪50がハンドル(図示せず)によって転舵されると、電動輪50の転舵方向と同じ方向に回転する。
ギア31は、その中心が中間ローラ30の中心に一致するように中間ローラ30に固定されている。そして、ギア31は、チェーン43を介してギア41の回転を受け、ギア41と同じ方向に回転する。これにより、中間ローラ30は回転する。
そうすると、電動輪50が直進方向に対して右方向に転舵されたとき、ギア41は、右方向(時計方向)に回転し、ギア31および中間ローラ30は、右方向に回転する。また、電動輪50が直進方向に対して左方向に転舵されたとき、ギア41は、左方向(反時計方向)に回転し、ギア31および中間ローラ30は、左方向に回転する。
車体側固定部10は、制御装置120からの電力線110を車体200の端部で固定する。固定側ガイド20は、配線保持部21によってインホイールモータ60側で電力線110を固定することにより車体側固定部10との間で撓み部分110Aを作り、ガイド22によって電力線110を中間ローラ30へガイドする。この場合、撓み部分110Aは、撓み方向が車両本体に対して垂直な方向であり、曲率が電力線110の最小曲げ曲率になるように作られる。また、固定側ガイド20は、図示省略した支持部材によって車体200に固定されており、電動輪50の転舵によってキングピン軸AXKの周りを公転する。
上述したように、インホイールモータ60のステータコイル62は、U相コイル、V相コイルおよびW相コイルからなるので、電力線110は、U相コイル、V相コイルおよびW相コイルに対応した3つのケーブルからなる。したがって、固定側ガイド20は、配線保持部21によって電力線110の3つのケーブルを別々に固定する。この場合、固定側ガイド20の配線保持部21は、3つのケーブルを垂直方向に整列して固定する。そして、固定側ガイド20は、車体側固定部10からの電力線110をインホイールモータ60側で固定し、その固定した電力線110をガイド22に沿って中間ローラ30へガイドする。中間ローラ30は、固定側ガイド20のガイド22によってガイドされた電力線110を、電力線110の最小曲げ曲率に湾曲させてモータ側ガイド40へガイドする。
モータ側ガイド40は、中間ローラ30を介して固定側ガイド20との間で電力線110に略R字形状の撓み部分110Bを作り、中間ローラ30からの電力線110をインホイールモータ60へガイドする。そして、電力線110は、インホイールモータ60のステータコイル62に接続される。
このように、車体側固定部10および固定側ガイド20は、車体200とインホイールモータ60との間で電力線110を保持する。そして、車体側固定部10および固定側ガイド20は、車体200側で撓み部分110Aを作り、撓み部分110Aを電力線110の最小曲げ曲率でガイドする。
また、固定側ガイド20、中間ローラ30およびモータ側ガイド40は、電力線110を車体本体に対して水平方向に湾曲させてインホイールモータ60側で撓み部分110Bを作り、撓み部分110Bを電力線110の最小曲げ曲率でガイドする。したがって、固定側ガイド20、中間ローラ30およびモータ側ガイド40は、撓み部分110Bをホイールディスク51のリム部51Aとインホイールモータ60との間に作ることができ、空きスペースを利用して屈曲による電力線110の損傷を防止できる。
制御装置120は、車体200の内部に設置され、電力線110を介して交流電流をインホイールモータ60のステータコイル62に供給する。
図2は、図1の(a)に示すB方向から見た平面図である。図2を参照して、固定側ガイド20の配線保持部21は、その一方端がインホイールモータ60のボールジョイント66に連結されている。そして、アッパーアーム70は、その一方端が固定側ガイド20の上側にベアリング69を介してボールジョイント66に連結されている。
中間ローラ30およびモータ側ガイド40は、アッパーアーム70の上側に配置される。そして、中間ローラ30は、モータ側ガイド40と同じ高さに配置される。電力線110は、中間ローラ30の紙面右側、中間ローラ30の紙面手前、中間ローラ30とモータ側ガイド40との間およびモータ側ガイド40の紙面奥側を通ってインホイールモータ60へ導かれる。
図3は、図1に示す車体側固定部10と固定側ガイド20との間の領域の拡大図である。図3を参照して、電力線110は、車体200の内部においては3つのケーブル111〜113と、ケーブルキャリア114とからなる。ケーブル111〜113は、ケーブルキャリア114によって水平方向に連結される。また、電力線110は、車体側固定部10と固定側ガイド20との間では、水平方向に整列されたケーブル111〜113からなる。さらに、電力線110は、固定側ガイド20よりも中間ローラ30側(図3においては、固定側ガイド20よりも紙面右側)では、垂直方向に整列されたケーブル111〜113からなる。
したがって、固定側ガイド20は、本体側固定部10との間で複数のケーブル111〜113を車体200に対して水平方向に整列させて固定し、その固定した複数のケーブル111〜113を車体200に対して垂直方向に変換する。
これにより、車体側固定部10および固定側ガイド20は、電動輪50が矢印2の方向に移動すると、車体側固定部10と固定側ガイド20との間に形成された撓み部分110Aを電力線110の最小曲げ曲率で矢印2の方向へガイドする。その結果、電力線110が車体側固定部10と固定側ガイド20との間で屈曲により損傷するのを防止できる。
図4は、図1に示す車体側固定部10と固定側ガイド20との間の領域の他の拡大図である。図4を参照して、電力線110は、車体側固定部10と固定側ガイド20との間では、ケーブル111〜113と板バネ状部材115とからなる。ケーブル111〜113は、水平方向に整列するように板バネ状部材115に固定される。その他は、図3における説明と同じである。車体側固定部10と固定側ガイド20との間の電力線110を板バネ状部材115を用いて作製することにより、電動輪50の矢印2の方向への移動に対して電力線110を矢印2の方向へ弾力的に移動させることができ、電力線110が車体側固定部10と固定側ガイド20との間で屈曲により損傷するのを防止できる。
図5は、図1に示す車体側固定部10と固定側ガイド20との間の領域のさらに他の拡大図である。図5を参照して、電力線110は、車体側固定部10と固定側ガイド20との間では、ケーブル111〜113と、ケーブルキャリア116とからなる。ケーブル111〜113は、ケーブルキャリア116によって水平方向に連結される。その他は、図3における説明と同じである。
ケーブルキャリア116は、車体側固定部10と固定側ガイド20との間でケーブル111〜113を完全に覆うので、矢印2の方向への電力線110の弾力性が増加する。その結果、電動輪50が矢印2の方向へ移動しても、電力線110が車体側固定部10と固定側ガイド20との間で屈曲により損傷するのを防止できる。
このように、車体側固定部10および固定側ガイド20は、電力線110に撓み部分110Aを形成し、電動輪50の矢印2の方向への移動(「電動輪50の揺動」という。)に対して撓み部分110Aを電力線110の最小曲げ曲率で矢印2の方向へガイドする。その結果、電力線110が車体側固定部10と固定側ガイド20との間で屈曲により損傷するのを防止できる。
また、車体側固定部10と固定側ガイド20との間では、電力線110は、水平方向に整列されたケーブル111〜113により構成されるので、屈曲せずに矢印2の方向へ移動し易い。その結果、電動輪50の矢印2の方向への移動による電力線110の屈曲を抑制できる。
図6は、図1に示す固定側ガイド20、中間ローラ30、モータ側ガイド40および電動輪50の平面図である。なお、図6の(a)は、電動輪50の直進時を示し、図6の(b)は、電動輪50の左転舵時を示し、図6の(c)は、電動輪50の右転舵時を示す。
図6の(a)を参照して、電動輪50の直進時、モータ側ガイド40は、その端部40Aが軸AX1に一致している。軸AX1は、ホイールディスク51に垂直な軸である。そして、モータ側ガイド40の水平面内の中心O1は、軸AX1と軸AX2との交点に位置する。中間ローラ30の中心O2は、軸AX1に垂直な軸AX2上に存在する。すなわち、モータ側ガイド40の水平面内の中心O1および中間ローラ30の中心O2は、ホイールディスク51と平行な方向に位置する。そして、中間ローラ30は、インホイールモータ60のほぼ中央部に存在する。また、固定側ガイド20は、モータ側ガイド40の左横側に位置している。そして、固定側ガイド20、中間ローラ30およびモータ側ガイド40は、電力線110を略R字形状に保持する。
図6の(b)を参照して、電動輪50の左転舵時、ギア41は、ハンドル(図示せず)の回転力に応じて反時計回りに回転する。そうすると、ギア31は、チェーン43を介してギア41の回転を受け、反時計回りに回転する。そして、中間ローラ30は、ギア31の回転により矢印3の方向へ回転し、電力線110を矢印3の方向へ巻き取る。その結果、中間ローラ30は、軌道4に沿ってキングピン軸AXK(中心O1を通る紙面に垂直な軸)の周りを矢印3と反対方向へ公転し、インホイールモータ60のホイールディスク51側の端部へ移動する。
これにより、中間ローラ30は、電力線110の撓み部分110Bを電力線110の最小曲げ曲率でホイールディスク51のディスク部51Bに近づく方向へガイドする。すなわち、中間ローラ30は、撓み部分110Bの曲率を最小曲げ曲率に保持しながら撓み部分110Bの移動方向を水平方向に規制する。
また、中心O1および中心O2は、ホイールディスク51に平行な軸AX2を矢印3と反対方向へ回転させた軸AX3上に位置する。この場合、固定側ガイド20は、車体200に固定されているため、キングピン軸AXKに対して直進時と同じ位置に存在する。また、固定側ガイド20は、インホイールモータ60とベアリング68を介して連結されているので、固定側ガイド20もキングピン軸AXK(中心O1を通る紙面に垂直な軸)の周りを矢印3と反対方向へ公転する。その結果、固定側ガイド20は、インホイールモータ60のホイールディスク51と反対側の端部に近づき、インホイールモータ60に対しては、直進時と異なる位置に存在する。
このように、固定側ガイド20および中間ローラ30は、電動輪50の左転舵に応じて、転舵方向と反対方向へキングピン軸AXKの周りを公転し、固定側ガイド20、中間ローラ30およびモータ側ガイド40は、電力線110の撓み部分110Bを電力線110の最小曲げ曲率でホイールディスク51のディスク部51Bに近づく方向へガイドする(すなわち、撓み部分110Bの移動方向を水平方向に規制する)。そして、固定側ガイド20、中間ローラ30およびモータ側ガイド40は、電動輪50の左転舵時においても電力線110を略R字形状に保持する。
図6の(c)を参照して、電動輪50の右転舵時、ギア41は、ハンドル(図示せず)の回転力に応じて時計回りに回転する。そうすると、ギア31は、チェーン43を介してギア41の回転を受け、時計回りに回転する。そして、中間ローラ30は、ギア31の回転により矢印5の方向へ回転し、電力線110を矢印5の方向へ巻き取る。その結果、中間ローラ30は、軌道4に沿ってキングピン軸AXK(中心O1を通る紙面に垂直な軸)の周りを矢印5と反対方向へ公転し、インホイールモータ60のホイールディスク51と反対側の端部へ移動する。
これにより、中間ローラ30は、電力線110の撓み部分110Bを最小曲げ曲率でホイールディスク51のディスク部51Bから遠ざける方向へガイドする。すなわち、中間ローラ30は、撓み部分110Bの曲率を最小曲げ曲率に保持しながら撓み部分110Bの移動方向を水平方向に規制する。
また、中心O1および中心O2は、ホイールディスク51に平行な軸AX2を矢印5と反対方向へ回転させた軸AX4上に位置する。この場合、固定側ガイド20は、車体200に固定されているため、キングピン軸AXKに対して直進時と同じ位置に存在する。また、固定側ガイド20は、インホイールモータ60とベアリング68を介して連結されているので、固定側ガイド20もキングピン軸AXK(中心O1を通る紙面に垂直な軸)の周りを矢印5と反対方向へ公転する。その結果、固定側ガイド20は、インホイールモータ60に対しては、直進時と異なる位置に存在する。
このように、固定側ガイド20および中間ローラ30は、電動輪50の右転舵に応じて、転舵方向と反対方向へキングピン軸AXKの周りを公転し、固定側ガイド20、中間ローラ30およびモータ側ガイド40は、電力線110の撓み部分110Bを電力線110の最小曲げ曲率でホイールディスク51のディスク部51Bから遠ざける方向へガイドする(すなわち、撓み部分110Bの移動方向を水平方向に規制する)。そして、固定側ガイド20、中間ローラ30およびモータ側ガイド40は、電動輪50の右転舵時においても電力線110を略R字形状に保持する。
上述したように、固定側ガイド20、中間ローラ30およびモータ側ガイド40は、電動輪50の左転舵および右転舵に応じて、電力線110の撓み部分110Bをそれぞれホイールディスク51のディスク部51Bに近づける方向およびディスク部51Bから遠ざける方向へ電力線110の最小曲げ曲率でガイドさせ、略R字形状に電力線110を保持する。これにより、電力線110が固定側ガイド20とモータ側ガイド40との間で屈曲により損傷するのを防止できる。
この発明においては、配線装置100は、車体側固定部10および固定側ガイド20によって電力線110を車体200とインホイールモータ60との間で保持する。
そして、配線装置100は、車体側固定部10および固定側ガイド20によって車体200側の電力線110に撓み部分110Aを作り、電動輪50の揺動に対して撓み部分110Aを電力線110の最小曲げ曲率でガイドする。また、配線装置100は、固定側ガイド20、中間ローラ30およびモータ側ガイド40によってインホイールモータ60側で電力線110に撓み部分110Bを作り、電動輪50の転舵に対して撓み部分110Bを電力線110の最小曲げ曲率でガイドする。すなわち、配線装置100は、電力線110の最小曲げ曲率を保持しながら車体側固定部10および固定側ガイド20によって電動輪50の揺動による撓み部分110Aの移動を垂直方向に規制し、固定側ガイド20、中間ローラ30およびモータ側ガイド40によって電動輪50の転舵による撓み部分110Bの移動を水平方向に規制する。
そして、配線装置100の固定側ガイド20は、電動輪50の揺動時または転舵時においても、複数のケーブル111〜113を中間ローラ30およびモータ側ガイド40を介してインホイールモータ60との間で車体200に対して垂直方向に整列させる。
図7は、この発明の実施の形態による配線装置の他の概略図である。図7を参照して、配線装置100Aは、配線装置100の固定側ガイド20を固定側ガイド20Aに代え、中間ローラ30を削除したものであり、その他は、配線装置100と同じである。
固定側ガイド20Aは、固定側ガイド20のガイド22をガイド23に代えたものであり、その他は、固定側ガイド20と同じである。ガイド23は、軌道4と略同心円状の円弧形状を有し、ホイールディスク51側に端23Aを有する。また、固定側ガイド20Aの配線保持部21は、その一方端がベアリングを介してインホイールモータ60のボールジョイント66に連結され、支持部材(図示せず)によって車体200に固定されるので、固定側ガイド20Aは、電動輪50の転舵時、軌道4と同心円状の軌道に沿ってキングピン軸AXKの周りを公転する。
固定側ガイド20Aは、車体側固定部10との間で電力線110に撓み部分110Aを作り、電動輪50の揺動に対して撓み部分110Aを電力線110の最小曲げ曲率で垂直方向にガイドする。また、固定側ガイド20Aは、車体側固定部10からの電力線110をホイールディスク51側で固定し、モータ側ガイド40との間で電力線110をガイド23によって電力線110の最小曲げ曲率に湾曲させてモータ側ガイド40へ導く。この場合、モータ側ガイド40は、ガイド23との間で電力線110を略R字形状に保持する。そして、電動輪50の直進時、ガイド23の端23Aは、軸AX2上に位置する。
図8は、電動輪50の左転舵時における図7に示す配線装置110Aおよび電動輪50の平面図である。図8を参照して、電動輪50の左転舵時、固定側ガイド20Aは、軌道4と同心円状の軌道に沿って矢印5の方向へキングピン軸AXKの周りを公転し、ガイド23の端23Aは、ホイールディスク51と略平行な軸AX2を時計回りに回転させた軸AX5上に位置する。これにより、固定側ガイド20Aおよびモータ側ガイド40は、電力線110の撓み部分110Bを電力線110の最小曲げ曲率でディスク部51Bに近づく方向へガイドする(すなわち、撓み部分110Bの移動方向を水平方向に規制する)。そして、固定側ガイド20Aおよびモータ側ガイド40は、電力線110を略R字形状に保持する。この場合、撓み部分110Bは、電力線110の剛性によって最小曲げ曲率に保持される。
図9は、電動輪50の右転舵時における図7に示す配線装置110Aおよび電動輪50の平面図である。図9を参照して、電動輪50の右転舵時、固定側ガイド20Aは、軌道4と同心円状の軌道に沿って矢印3の方向へキングピン軸AXKの周りを公転し、ガイド23の端23Aは、ホイールディスク51と略平行な軸AX2を反時計回りに回転させた軸AX6上に位置する。これにより、固定側ガイド20Aおよびモータ側ガイド40は、電力線110の撓み部分110Bを電力線110の最小曲げ曲率でディスク部51Bから遠ざける方向へガイドする(すなわち、撓み部分110Bの移動方向を水平方向に規制する)。そして、固定側ガイド20Aおよびモータ側ガイド40は、電力線110を略R字形状に保持する。この場合、撓み部分110Bは電力線110の剛性によって最小曲げ曲率に保持される。
このように、固定側ガイド20Aおよびモータ側ガイド40は、電動輪50の左転舵および右転舵に応じて、電力線110の最小曲げ曲率を保持しながら電力線110の撓み部分110Bをそれぞれホイールディスク51のディスク部51Bに近づける方向およびディスク部51Bから遠ざける方向へガイドし、略R字形状に電力線110を保持する。これにより、電力線110が固定側ガイド20Aとモータ側ガイド40との間で屈曲により損傷するのを防止できる。
この発明においては、配線装置100Aは、車体側固定部10および固定側ガイド20Aによって電力線110を車体200とインホイールモータ60との間で保持する。
そして、配線装置100Aは、車体側固定部10および固定側ガイド20Aによって車体200側の電力線110に撓み部分110Aを作り、電動輪50の揺動に対して撓み部分110Aを電力線110の最小曲げ曲率で垂直方向へガイドする。また、配線装置100Aは、固定側ガイド20Aおよびモータ側ガイド40によってホイールディスク51側の電力線110に撓み部分110Bを作り、電動輪50の転舵に対して撓み部分110Bを電力線110の最小曲げ曲率で水平方向へガイドする。すなわち、配線装置100Aは、電力線110の最小曲げ曲率を保持しながら車体側固定部10および固定側ガイド20Aによって電動輪50の揺動による撓み部分110Aの移動を垂直方向に規制し、固定側ガイド20Aおよびモータ側ガイド40によって電動輪50の転舵による撓み部分110Bの移動を水平方向に規制する。
なお、この発明においては、キングピン軸AXKの回りに電力線110の撓み部分110Bのたるみを巻取るバネをモータ側ガイド40に設けてもよい。このバネは、撓み部分110Bのたるみを除去する「たるみ除去部」を構成する。この「たるみ除去部」をモータ側ガイド40に設けることにより、電動輪50の転舵によって撓み部分110Bにたるみが生じても、撓み部分110Bにおける過剰な屈曲による損傷を防止できる。
また、車体側固定部10および固定側ガイド20は、車両本体(車体200)とインホイールモータ60との間で電力線110を保持する「保持手段」を構成する。
さらに、車体側固定部10および固定側ガイド20Aは、車両本体(車体200)とインホイールモータ60との間で電力線110を保持する「保持手段」を構成する。
さらに、固定側ガイド20、中間ローラ30およびモータ側ガイド40は、インホイールモータ側で電力線110を所定曲率(最小曲げ曲率)でガイドする「規制手段」を構成する。
さらに、固定側ガイド20A、中間ローラ30およびモータ側ガイド40は、インホイールモータ側で電力線110を所定曲率(最小曲げ曲率)でガイドする「規制手段」を構成する。
さらに、車体側固定部10および固定側ガイド20は、電力線110を構成する複数のケーブル111〜113を車両本体(車体200)側で水平方向に整列する「第1の整列手段」を構成する。
さらに、車体側固定部10および固定側ガイド20Aは、電力線110を構成する複数のケーブル111〜113を車両本体(車体200)側で水平方向に整列する「第1の整列手段」を構成する。
さらに、固定側ガイド20、中間ローラ30およびモータ側ガイド40は、複数のケーブル111〜113をインホイールモータ60側で垂直方向に整列する「第2の整列手段」を構成する。
さらに、固定側ガイド20Aおよびモータ側ガイド40は、複数のケーブル111〜113をインホイールモータ60側で垂直方向に整列する「第2の整列手段」を構成する。
さらに、固定側ガイド20、中間ローラ30およびモータ側ガイド40は、車輪(電動輪50)の転舵による電力線110の撓み部分110Bをインホイールモータ60側で規制する「第1の規制手段」を構成する。
さらに、固定側ガイド20Aおよびモータ側ガイド40は、車輪(電動輪50)の転舵による電力線110の撓み部分110Bをインホイールモータ60側で規制する「第1の規制手段」を構成する。
さらに、車体側固定部10および固定側ガイド20は、車輪(電動輪50)の揺動による電力線110の撓み部分110Aを車両本体側で規制する「第2の規制手段」を構成する。
さらに、車体側固定部10および固定側ガイド20Aは、車輪(電動輪50)の揺動による電力線110の撓み部分110Aを車両本体側で規制する「第2の規制手段」を構成する。
さらに、上記においては、車体側固定部10、固定側ガイド20、中間ローラ30およびモータ側ガイド40(または車体側固定部10、固定側ガイド20Aおよびモータ側ガイド40)は、撓み部分110A,110Bの曲率を電力線110の最小曲げ曲率に保持するように説明したが、この発明においては、これに限らず、車体側固定部10、固定側ガイド、中間ローラ30およびモータ側ガイド40(または車体側固定部10、固定側ガイド20Aおよびモータ側ガイド40)は、撓み部分110A,110Bの曲率を電力線110の最小曲げ曲率以上に制限するものであればよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施の形態の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
この発明は、旋回軸の内部に電力線を通さずに、車輪の転舵および揺動に対する電力線の破損を抑制して車体本体とインホイールモータとの間で電力線を配線する配線装置に適用される。
この発明の実施の形態による配線装置の概略図である。 図1の(a)に示すB方向から見た平面図である。 図1に示す車体側固定部と固定側ガイドとの間の領域の拡大図である。 図1に示す車体側固定部と固定側ガイドとの間の領域の他の拡大図である。 図1に示す車体側固定部と固定側ガイドとの間の領域のさらに他の拡大図である。 図1に示す固定側ガイド、中間ローラ、モータ側ガイドおよび電動輪の平面図である。 この発明の実施の形態による配線装置の他の概略図である。 電動輪の左転舵時における図7に示す配線装置および電動輪の平面図である。 電動輪の右転舵時における図7に示す配線装置および電動輪の平面図である。
符号の説明
1〜3,5 矢印、4 軌道、10 車体側固定部(保持手段、第1の整列手段、第2の規制手段)、20,20A 固定側ガイド(保持手段、規制手段、第1および第2の規制手段、第1および第2の整列手段)、21 配線保持部、22,23 ガイド、23A 端、30 中間ローラ(規制手段、第1の規制手段、第2の整列手段)、31,41 ギア、40 モータ側ガイド(規制手段、第1の規制手段、第2の整列手段)、43 チェーン、50 電動輪、51 ホイールディスク、51A リム部、51B ディスク部、52 タイヤ、60 インホイールモータ、61 ステータコア、62 ステータコイル、63 ロータ、64 回転軸、65 ケース、66,67 ボールジョイント、68,69 ベアリング、70 アッパーアーム、80 ロアアーム、90 バネ、100,100A 配線装置、110 電力線、111〜113 ケーブル、114,116 ケーブルキャリア、115 板バネ状部材、120 制御装置、200 車体。

Claims (8)

  1. 車両本体に対し、転舵可能且つ揺動可能に支持され、車輪を回転させるインホイールモータへ電力線を車両本体側から供給する配線装置であって、
    前記車両本体と前記インホイールモータとの間で前記電力線を保持する保持手段と、
    前記インホイールモータ側にて前記電力線を所定曲率でガイドする規制手段とを備える配線装置。
  2. 前記電力線は、前記保持手段と前記規制手段との間で撓み部分を有し、前記保持手段により保持されており、
    前記電力線の前記撓み部分は、前記車輪の転舵時にガイド状の前記規制手段により前記所定曲率で制限される、請求項1に記載の配線装置。
  3. 前記規制手段は、
    前記インホイールモータ側に前記電力線を前記所定曲率でガイドするガイド部材と、
    前記電力線が前記ガイド部材に沿ってガイドされるように車輪の転舵方向とは逆方向に移動するローラとを含み、
    前記電力線のたるみは、前記ローラの移動により吸収される、請求項2に記載の配線装置。
  4. 前記所定曲率は、前記電力線の最小曲げ曲率である、請求項2または請求項3に記載の配線装置。
  5. 前記電力線は、複数のケーブルから成り、
    前記複数のケーブルを車両本体側で前記車両本体に対して水平方向に整列させる第1の整列手段と、
    前記複数のケーブルを前記インホイールモータ側で前記車両本体に対して垂直方向に整列させる第2の整列手段とをさらに備える、請求項1に記載の配線装置。
  6. 前記電力線は、前記車輪の転舵方向に撓んだ第1の撓み部分と、前記車両本体に対して上下方向に撓んだ第2の撓み部分とを有し、
    前記規制手段は、
    前記第1の撓み部分を前記インホイールモータ側で規制する第1の規制手段と、
    前記第2の撓み部分を前記車両本体側で規制する第2の規制手段とを含む、請求項1に記載の配線装置。
  7. 前記第2の規制手段は、
    前記電力線を前記車両本体に対して前記水平方向に固定する本体固定部と、
    前記本体固定部からの前記電力線を前記車両本体に対して前記垂直方向に変換し、前記第2の撓み部分を固定する固定ガイドとから成り、
    前記第1の規制手段は、
    前記固定ガイドにより前記垂直方向にまとめられた前記電力線を前記車輪の転舵方向にガイドするモータ側ガイドと、
    前記電力線が前記モータ側ガイドにガイドされるように前記車輪の転舵方向と逆方向に前記第1の撓み部分を吸収しながら移動するローラとから成る、請求項6に記載の配線装置。
  8. 前記モータ側ガイドおよび前記ローラは、前記車輪と同軸で配設され、
    前記モータ側ガイドは、前記車輪の転舵方向と同方向に移動し、
    前記ローラは、前記モータ側ガイドの周りを前記車輪の転舵方向と逆方向に公転する、請求項7に記載の配線装置。
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