JP2005100918A - スイッチ - Google Patents

スイッチ Download PDF

Info

Publication number
JP2005100918A
JP2005100918A JP2003430495A JP2003430495A JP2005100918A JP 2005100918 A JP2005100918 A JP 2005100918A JP 2003430495 A JP2003430495 A JP 2003430495A JP 2003430495 A JP2003430495 A JP 2003430495A JP 2005100918 A JP2005100918 A JP 2005100918A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
contact
pattern
case
pressing
switch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003430495A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunio Takahashi
邦夫 高橋
Kozo Morita
幸三 森田
Hiromasa Nishiwaki
弘誠 西脇
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Teikoku Tsushin Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Teikoku Tsushin Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Teikoku Tsushin Kogyo Co Ltd filed Critical Teikoku Tsushin Kogyo Co Ltd
Priority to JP2003430495A priority Critical patent/JP2005100918A/ja
Publication of JP2005100918A publication Critical patent/JP2005100918A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Mechanisms For Operating Contacts (AREA)
  • Rotary Switch, Piano Key Switch, And Lever Switch (AREA)

Abstract

【課題】製造が容易且つ安価で精密なスイッチを提供する。
【解決手段】ケース10と、第一接点パターン31と第二接点パターン37とを設け第一,第二接点パターン31,37をケース10内に露出するように取り付けてなるフレキシブルスイッチ基板30と、ケース10内に収納され第一接点パターン31に常に当接している第一の接点部57と第二接点パターン37から所定距離離間して設置される第二の接点部61とを設けてなる接点バネ50と、接点バネ50の押圧部53を押圧することで第二の接点部61をスライド移動させて第二接点パターン37に当接させてオンする押圧部材70と、カバー90とを具備する。フレキシブルスイッチ基板30には第一接点パターン31に連結する第一端子パターン33と、第二接点パターン37に連結する第二端子パターン39とを設け、第一,第二端子パターン33,39をケース10の外面に露出する。
【選択図】図1

Description

本発明は、各種電気機器の各種の操作機能を有する押圧型,スライド型,押釦型のスイッチ等に関し、特に面実装用に用いて好適なスイッチに関するものである。
従来、各種電気機器等に用いられる電子部品の中には、回路基板上に直接載置され、回路基板上に設けた接続パターンに前記電子部品のケースから突出する端子部を当接し、半田リフロー等によって直接接続固定する面実装型のものがある。
そしてこの種の電子部品の中には、各種電気機器の各部に取り付けられる検出用のスイッチ、例えばカセットテープやコンパクトディスクや各種カード等が挿入されたことを検出するスイッチとして、コイルバネや板バネからなる接点バネを用いて構成した小型の面実装型で押圧型のスイッチがある。
このスイッチは例えば、ケース内に二枚の金属板を収納し、一方の金属板にコイルバネ製の接点バネ(可動接点部材)の一方の巻き終わり部分を接続し、他方の金属板に接点バネの他方の巻き終わり部分を所定距離離間して配置し、この接点バネの他方の巻き終わり部分を操作レバー(押圧部材)によって押圧することで前記巻き終わり部分を接点バネの弾発力に抗して撓めて他方の金属板に当接して両金属板間をオンする構造に構成されている(例えば特許文献1)。
一方、電子部品の他の例として、従来、面実装型のスライド型のスイッチがある。このスライド式スイッチは、例えば特許文献2に示すように、合成樹脂製のケースの開口部の底面に金属板からなるスイッチ用の固定接点を露出し、一方前記固定接点から引き出した金属端子をケースの外側面から突出するとともに、前記開口部内に可動接点(可動接点部材)を取り付けてなる摺動型物(摺動部材)をスライド自在に収納し、さらにケースの開口部を覆うようにカバーを取り付けて構成されている。
また、電子部品の他の例として、従来、面実装型の押釦型のスイッチがある。この押釦型のスイッチは、例えば特許文献3に示すように、合成樹脂製のケースの開口部の底面に金属板からなるスイッチ用の固定接点を露出し、その上にドーム形状の可動接点板を載置し、更にその上にキートップ(押圧部材)を設置すると共に、前記固定接点から引き出した金属端子をケースの外側面から突出して構成されている。
しかしながら上記した構造の押圧型のスイッチやスライド型のスイッチや押釦型のスイッチにおいては、予め板金加工した接点となる金属板をケース成型用の金型内にインサート成形する必要があるため、製造が煩雑で、かつ金属板を形成する金型も複雑で高価であるという問題があった。
また電子部品の小型化のため、ケースの外周側面から突出した各端子部をケースの裏面側に折り曲げる場合は、さらに折り曲げ工程が必要となり、製造工程が煩雑になる。
特開平10−21791号公報 実開平4−42026号公報 実開昭62−25425号公報
本発明は上述の点に鑑みてなされたものでありその目的は、製造が容易且つ安価で精密なスイッチを提供することにある。
本願の請求項1に記載の発明は、ケースと、フイルムの表面に第一接点パターンと第二接点パターンと第一接点パターンに連結される第一端子パターンと第二接点パターンに連結される第二端子パターンとを設け、第一,第二接点パターンをケース内に露出するとともに、第一,第二端子パターンをケースの外面に露出するように取り付けてなるフレキシブルスイッチ基板と、前記ケース内に収納される可動接点部材と、前記可動接点部材を押圧又は摺動させて第一接点パターンと第二接点パターン間を導通させる押圧部材又は摺動部材とを具備してなることを特徴とするスイッチにある。
本願の請求項2に記載の発明は、前記フレキシブルスイッチ基板の第一,第二端子パターンを設けてなる部分が、ケースの外表面に沿わせて取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載のスイッチにある。
本願の請求項3に記載の発明は、前記可動接点部材は、前記第一接点パターンに電気的に接続される第一の接点部と、前記第二接点パターンから所定距離離間して設置される第二の接点部とを一体に設けてなるバネ材製の接点バネであって、且つこの接点バネには巻き回すか或いは湾曲させることで、接点バネを回動自在に軸支する軸支部と、押圧部材によって押圧される押圧部とを設けるとともに、軸支部側の端部を第一の接点部とし押圧部側の端部を第二の接点部とし、さらに第二の接点部は、前記押圧部が前記押圧部材によって押圧されることで、第一,第二接点パターンを設けた面上を摺動して、第二接点パターン上に移動するように設置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の押圧型のスイッチにある。
本願の請求項4に記載の発明は、前記可動接点部材が、金属板からなる方持ちバネからなることを特徴とする請求項1又は2に記載のスライド型のスイッチにある。
本願の請求項5に記載の発明は、前記可動接点部材が、反転板又はラバー接点部材からなることを特徴とする請求項1又は2に記載の押釦型のスイッチにある。
請求項1に記載の発明によれば、フイルムの表面に第一接点パターンと第二接点パターンとを設けたフレキシブルスイッチ基板を、これら第一接点パターンと第二接点パターンとが露出するようにケース内に取り付けたので、従来のように予め板金加工した金属板をケース内に取り付ける場合に比べて、その製造が容易になる。即ちフイルムへの第一,第二接点パターンの形成は容易であり、またフイルムは可撓性があるので予め板金加工する必要もなく、さらに一枚の大きなフイルム上に多数組の第一,第二接点パターンを形成しておくことで、同時に多数のケースを容易に成形でき、大量生産も容易になる。またフイルム表面に第一,第二接点パターン、第一,第二端子パターンが施されているので、ケースに対するその位置の寸法は正確である。一方、従来のように金属板を用いた場合は、金属板をインサート成形する前に、金属板を規定の形状にカットし折り曲げを施した後にケースにインサート成形する必要があるため、両者の正確な寸法出しが困難である。
請求項1,2に記載の発明によれば、フレキシブルスイッチ基板に形成した第一端子パターンと第二端子パターンとをケースの外面に露出したので、容易に面実装型のスイッチが製造できる。即ちフレキシブルスイッチ基板は可撓性を有するので、フレキシブルスイッチ基板の第一端子パターンと第二端子パターンとを設けた部分を、ケースの外面に沿うように容易に折り曲げて取り付けることができ、その製造は容易になる。
請求項3に記載の発明によれば、第一,第二接点パターンを設けた面上を、接点バネの第二の接点部が摺動することで、第二の接点部と第二接点パターンとのオンオフが行われるように構成したので、本発明のスイッチを、その構造が簡単で且つ確実にオンオフを行うことができる押圧型のスイッチとして構成できる。
請求項4に記載の発明によれば、可動接点部材を方持ちバネとすることで、本発明のスイッチをスライド型のスイッチとして構成できる。
請求項5に記載の発明によれば、可動接点部材を反転板又はラバー接点部材とすることで、本発明のスイッチを押釦型のスイッチとして構成できる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明の第一実施の形態にかかる押圧型のスイッチ(以下この実施の形態で「スイッチ」という)1の分解斜視図である。また図2は完成したスイッチ1を示す図であり、図2(a)はスイッチ1の正面図(但しカバー90及びフレキシブルスイッチ基板30上のパターンの記載は省略)、図2(b)はスイッチ1の右側面図、図2(c)はスイッチ1の裏面図、図2(d)はフレキシブルスイッチ基板30の第一,第二接点パターン31,37の部分のみをその真上から見た図、図2(e)はスイッチ1の底面図である。また図3は完成したスイッチ1を裏面側から見た斜視図である。
図1に示すようにスイッチ1は、ケース10と、ケース10内に取り付けられるフレキシブルスイッチ基板30と、ケース10に設けた収納部11内に収納される可動接点部材(以下この実施の形態では「接点バネ」という)50及び押圧部材70と、ケース10の収納部11を覆うように取り付けられるカバー90とを具備して構成されている。以下各構成部品について説明する。
ケース10は略矩形状に形成された合成樹脂の成形品であり、その中央に略矩形状の凹状の収納部11を設けると共に、外周四辺の内の一辺に凹状のレバー挿通部13を設けて構成されている。またケース10の収納部11内の底面の所定位置からは柱状の接点バネ軸支部15が突出して設けられ、レバー挿通部13の面からは柱状の押圧部材軸支部17が突出して設けられている。またケース10の左右の外側面には、爪状に突出する一対の係止部19,19が設けられている。またケース10の裏面の一辺の中央には矩形状に窪む固定部挿入部21が設けられている。固定部挿入部21の深さは、下記するカバー90に設けた固定部97を係止した際に固定部97がフレキシブルスイッチ基板30の厚みとほぼ同一の厚み分だけケース10の裏面から突出する深さに形成されている。
ここで図4はケース10内に取り付ける前の状態のフレキシブルスイッチ基板30の斜視図である。同図に示すようにフレキシブルスイッチ基板30は、可撓性を有する合成樹脂(例えばポリフェニレンスルフイドやポリイミド)製のフイルム32の表面の一端近傍に並列に第一接点パターン31と第二接点パターン37とを設け、またフイルムの表面の他端近傍に並列に第一端子パターン33と第二端子パターン39とを設け、第一接点パターン31と第一端子パターン33間を連結パターン35で連結し、第二接点パターン37と第二端子パターン39とを連結パターン41で連結し、また前記ケース10の接点バネ軸支部15を設ける部分に貫通孔43を設けて構成されている。なおフレキシブルスイッチ基板30の第一,第二端子パターン33,39を設けた部分は、舌片状に突出する外部露出部45,47を構成している。なお前記第一,第二接点パターン31,37、第一,第二端子パターン33,39、連結パターン35,41は、フイルム32に貼り付けた銅箔をエッチングすることや、導電ペースト(銀ペーストや銀カーボンペースト等)を印刷したものを焼成することや、金属を物理的蒸着(PVD、physical vapor deposition)又は化学的蒸着(CVD、chemical vapor deposition)して金属薄膜としたもの、などによって形成されている。ここで物理的蒸着の方法としては、真空蒸着、スパッタリング、イオンビーム蒸着等を用いる。化学的蒸着の方法としては、熱CVD法、プラズマCVD法、光CVD法等を用いる。蒸着するパターンの材質としては、例えばニクロム下地の上に銅層と金層とを順番に蒸着によって形成したものを用いる。
図1に戻って接点バネ50は、バネ線材をその二ヶ所でリング状(螺旋状)に巻き回すことで、その一方を軸支部51、他方を押圧部53とし、さらに軸支部51側から突出するバネ線材のアーム部55の端部をU字状に折り返して第一の接点部57とし、押圧部53側から突出するバネ線材のアーム部59の端部をU字状に折り返して第二の接点部61として構成されている。なお前記軸支部51はその内部にケース10の接点バネ軸支部15を回動自在に挿入できる内径寸法に形成されている。また第一,第二の接点部57,61は、無負荷時は接近して位置している。
押圧部材70は合成樹脂の一体成形品であり、全体として略V字状に形成され、その中央付近には前記ケース10に設けた押圧部材軸支部17が回動自在に挿入される貫通孔からなる軸支部71が設けられ、軸支部71の一方の側(ケース10から突出する側)をレバー(被押圧部)73、他方の側(ケース10内に収納される側)をバネ押圧部75として構成されている。ここでバネ押圧部75は、その先端近傍の一端面を押圧面77とし、押圧面77の側部から前記接点バネ50の押圧部53の側面に当接して接点バネ50の厚み方向のブレを防止する突出部79を突出して構成されている。
カバー90は金属板を前記ケース10の上面を覆う寸法でその下面が開放された略箱型に形成されている。そしてその三辺から下方に向かって折り曲げられる側壁91,93,95の内の対向する両側壁91,93には前記ケース10の係止部19,19に係止される一対の貫通孔からなる係止部98,98が設けられ、またもう一方の側壁95の下辺からは舌片状の固定部97が突出している。
ここでまずフレキシブルスイッチ基板30を取り付けたケース10の製造方法を説明する。即ち図5に示すように、第一金型150と第二金型180とを接合する際に、図4に示すフレキシブルスイッチ基板30を、第一金型150と第二金型180の間に設けたキャビティー190内に収納する。キャビティー190はケース10の形状と同一形状である。またこのときフレキシブルスイッチ基板30の外部露出部45,47の部分は、第一,第二端子パターン33,39(図4参照)が外向きとなるように180°折り返された状態でキャビティー190の内面に密着し、またフレキシブルスイッチ基板30の第一,第二接点パターン31,37(図4参照)を設けた部分は、第一金型150側に設けた押圧ピン153によって直角に折り曲げられて第二金型180のキャビティー190の内面に密着している。
そして第一金型150に設けた樹脂注入口155から溶融した合成樹脂をキャビティー190内に充填し、溶融合成樹脂が固化した後に、第一,第二金型150,180を取り外せば、図1に示すフレキシブルスイッチ基板30を取り付けたケース10が完成する。
以上のように製造することで、第一,第二接点パターン31,37はケース10内に露出する。またフレキシブルスイッチ基板30の第一,第二端子パターン33,39を設けた部分である外部露出部45,47はケース10の外部に露出ないし突出し、さらにこの露出ないし突出した外部露出部45,47は第一,第二端子パターン33,39が露出するようにケース10の外表面(側面と下面)に沿わせて取り付けられる。またこの実施の形態においては、第一,第二接点パターン31,37は、ケース10の収納部11内の同一面上に露出する。
そして図1に示すように、前記ケース10の接点バネ軸支部15に接点バネ50の軸支部51を挿入し、次にケース10の押圧部材軸支部17に押圧部材70の軸支部71を挿入する。そしてケース10の収納部11を覆うようにカバー90を被せて、その係止部98,98にケース10の係止部19,19を係止すれば、スイッチ1が完成する。
このとき図2(a)に示すように、押圧部材70の押圧面77は接点バネ50の押圧部53の外周上に当接している。また図2(d)に示す点a,bはそれぞれ接点バネ50の第一,第二の接点部57,61の当接位置を示しており、同図から分かるように、接点バネ50の第一,第二の接点部57,61は何れもフレキシブルスイッチ基板30の第一接点パターン31に当接している。なお第二の接点部61は、第二接点パターン37から所定距離離間して設置されるものであれば良く、必ずしも第一接点パターン31上に当接している必要はない。
以上のように構成されたスイッチ1は、ケース10の第一,第二端子パターン33,39を露出した側の面(下面)を図示しない回路基板上に載置し、第一,第二端子パターン33,39を回路基板上にそれぞれ設けた接続パターンに半田付けや導電接着剤などによって固定し、面実装される。なお同時にカバー90の固定部97も回路基板上に設けた固定用パターンに半田付けや導電接着剤などによって固定され、このスイッチ1の回路基板上への固定を確実にしている。
次にスイッチ1の動作を説明する。図2に示す状態において、図2(a)に示すように押圧部材70のレバー73を移動体100がその側方から押圧すると、図6(a)に示すように、押圧部材70が押圧部材軸支部17を中心にして回動し、押圧部材70の押圧面77が接点バネ50の押圧部53を押圧して接点バネ50の軸支部51をそのターン数を増加する方向に捻ることで軸支部51よりも押圧部53側の部分を回動し、これによって第二の接点部61がフレキシブルスイッチ基板30上をスライド移動して、図6(b)に示すように第二接点パターン37に当接し、これによって接点バネ50を介して第一,第二接点パターン31,37間、即ち第一,第二端子パターン33,39間がオンする。さらに移動体100を同一方向に移動することによって押圧部材70をさらに回動すれば、図6(c)に示すように第二の接点部61は第二接点パターン37上をスライド移動し、第一,第二接点パターン31,37間、即ち第一,第二端子パターン33,39間のオン状態を維持する。即ち接点バネ50の第二の接点部61は、押圧部材70に押圧されることで、第一,第二接点パターン31,37を設けた面上を摺動して、図6(d)に示すように第二接点パターン37上に移動していくことでオンするように設置されている。
一方移動体100を逆方向に移動することで移動体100による押圧部材70への押圧を解除していくと、接点バネ50の弾性復帰力によって前記とは逆の順序で押圧部材70は元の位置に自動復帰して行き、接点バネ50の第二の接点部61は図2(d)の当接位置bに示す第一接点パターン31上に戻り、第一,第二端子パターン33,39間はオフ状態に戻る。
なお上記動作例では移動体100によって押圧部材70のレバー73をその側方から押圧したが、レバー73をその上方から下方に向けて押圧することで押圧部材70を回動させることもできる。
また上記実施の形態では、接点バネ50をバネ材としてバネ線材を用いて構成したが、例えば図7に示す接点バネ50−2のように、バネ材として板バネ材によって構成しても良い。即ち接点バネ50−2は、板バネの所定部分を略C字状に湾曲させることで軸支部51−2を形成し、他の所定部分を略U字状に湾曲させることで押圧部53−2を形成し、さらに軸支部51−2側から突出する板バネのアーム部55−2の端部をU字状に折り返して第一の接点部57−2とし、押圧部53−2側から突出する板バネのアーム部59−2の端部をU字状に折り返して第二の接点部61−2として構成されている。この接点バネ50−2の場合も、第一,第二の接点部57−2,61−2は、無負荷時は接近して位置している。接点バネ50−2のスイッチ1への取り付けは、前記図1に示す接点バネ50と同様に、軸支部51−2をケース10の接点バネ軸支部15に回動自在に挿入し、押圧部53−2の外周面を押圧部材70の押圧面77に当接させることで行う。
また例えば接点バネ50の形状は、第一,第二接点パターン31,37の設置位置に応じて種々の変形が可能であり、例えば固定側である第一の接点部57は所定の位置に設けた第一接点パターン31に接触する構造であればどのような構造であっても良い。また可動側である第二の接点部61は押圧部材70に押圧されることで第二接点パターン37に当接する構造であればどのような構造であっても良い。
また上記実施の形態ではフレキシブルスイッチ基板30を一枚で構成したが、本発明に用いるフレキシブルスイッチ基板は複数枚で構成しても良く、例えば第一接点パターン31と第一端子パターン33と連結パターン35とを形成したフレキシブルスイッチ基板と、第二接点パターン37と第二端子パターン39と連結パターン41とを形成したフレキシブルスイッチ基板とを別々にケース10に取り付けても良い。
次に、図8は本発明の第二実施形態にかかるスライド型のスイッチ201の分解斜視図、図9は組み立てたスライド型のスイッチ201の斜視図、図10(a)はスライド型のスイッチ201の平面図、図10(b)は図10(a)のA−A断面図、図10(c)は図10(b)のB−B断面図である。これらの図に示すようにスライド型スイッチ201は、ケース210と、ケース210内に取り付けられるフレキシブルスイッチ基板230と、ケース210の収納部211内にスライド自在に収納される摺動部材(以下「摺動型物」という)260と、摺動型物260に取り付けられる可動接点部材(以下「摺動子」という)280と、ケース210の収納部211を覆うように取り付けられるカバー300とを具備して構成されている。以下各構成部品について説明する。
図11はケース210を反対側から見た斜視図である。図8,図11に示すようにケース210は略矩形状に形成された合成樹脂の成形品であり、その一方の面に略矩形状で凹状の収納部211を設けるとともに、外周四辺の内の一辺(上辺)に切り欠き状のつまみ挿通部213を設けて構成されている。またケース210の収納部211を設けた面の反対側の面の左右両側辺及び下辺にはそれぞれ矩形状に窪む固定部挿入部215,215,217,217が設けられている。固定部挿入部215,215,217,217の深さは、下記するカバー300に設けた固定部309,309,311,311を係止した際に固定部309,309,311,311の露出側の面がケース210の面とほぼ同一面となる深さに形成されている。
図12はケース210内に取り付ける前の状態のフレキシブルスイッチ基板230の斜視図である。同図に示すようにフレキシブルスイッチ基板230は、可撓性を有する略矩形状の合成樹脂(例えばポリフェニレンスルフイドやポリイミド)製フイルム232の表面の長手方向に向かって、一本の直線状の第一接点パターン(以下「コモン接点パターン」という)231と、二本の第二接点パターン(以下「オンオフ接点パターン」という)233,235とを並列に形成し、一方フイルム232の上辺からは三本の舌片状に突出する端子形成部237,239,241を突出し、これら各端子形成部237,239,241上に第一端子パターン243,第二端子パターン245,第二端子パターン247を形成することによりこれらを外部露出部244,246,248とし、さらに前記接点パターン231,233,235と端子パターン243,245,247とはそれぞれ連結パターン249,251,253によって連結して構成されている。
ここで前記接点パターン231,233,235と端子パターン243,245,247と連結パターン249,251,253とは、フイルム232に貼り付けた銅箔をエッチングすることや、導電ペースト(銀ペーストや銀カーボンペースト等)を印刷したものを焼成することや、金属を物理的蒸着(PVD)又は化学的蒸着(CVD)して金属薄膜としたもの、等によって形成されている。蒸着するパターンの材質としては、例えばニクロム下地の上に銅層と金層とを順番に蒸着によって形成したものを用いる。
ここでフレキシブルスイッチ基板230付きのケース210の製造方法を説明する。即ち図14に示すように、第一金型400と第二金型430とを接合する際に、図12に示すフレキシブルスイッチ基板230を第一金型400と第二金型430の間に設けたキャビティー450内に収納する。キャビティー450はケース210の形状と同一形状である。またこのときフレキシブルスイッチ基板230の外部露出部244,246,248の部分は、端子パターン243,245,247が外向きとなるように180°折り返された状態でキャビティー450の内面に密着するようにしている。
そして第一金型400に設けた樹脂注入口405から溶融した合成樹脂をキャビティー450内に充填し、溶融合成樹脂が固化した後に、第一,第二金型400,430を取り外せば、図8,図11に示すフレキシブルスイッチ基板230付きのケース210が完成する。以上のように製造することで、コモン接点パターン231とオンオフ接点パターン233,235はケース210の収納部211内の同一面上に露出する。またフレキシブルスイッチ基板230の外部露出部244,246,248がケース210の表面に沿って屈曲して設置されることで、端子パターン243,245,247はケース210の外表面(つまみ挿通部213を設けた面及び固定部挿入部215,215,217,217を設けた面)にこれと略同一面となるように露出する。
次に図13は摺動型物260及びクリック板290の斜視図である。図13及び図8に示すように摺動型物260は成形樹脂を略矩形状に形成してなる基部261の上辺からつまみ263を突出して構成されており、基部261の一方の面を摺動子取付部265、他方の面をクリック板取付部270としている。摺動子取付部265には摺動子280固定用の二本の突起からなる固定部267,267を設けている。一方クリック板取付部270は基部261の面を下記するクリック板290を収納する寸法の矩形凹状に形成して構成され、その両端辺271,271間の寸法が下記するクリック板290の両係止部293,293間の寸法より少し小さくなるように形成している。
図8に示すように摺動子280は弾性金属板製であり、長方形状の基部281から二本の舌片状の弾発片283,283を突出して構成されている。弾発片283,283は摺動型物260から離れる方向に向かって基部281から斜めに折り曲げられており、各弾発片283,283の先端近傍には、摺動型物260から離れる方向に向かって突出する摺接部285,285が設けられている。また基部281には前記固定部267,267を挿入する固定穴287,287が設けられている。
一方図13に示すようにクリック板290は略矩形状の弾性金属板製であり、その中央に摺動型物260から離れる方向に向かって突出するクリック部291を設け、またその左右両側辺を係止部293,293として構成されている。なお図13ではクリック板290は湾曲して記載されているが、実際は無負荷のときは平板状であり、これをクリック板取付部270に取り付ける際に湾曲させる。
図8に戻ってカバー300は金属板製であり、前記ケース210の収納部211を設けた側の面を覆う寸法形状の本体部301と、本体部301の左右両側辺から直角に折り曲げられてケース210方向に向かう側辺部303,303と、本体部301の下辺から直角に折り曲げられてケース210方向に向かう下辺部305とを具備して構成されている。そして本体部301の面の前記クリック板290のクリック部291が係合・離脱する所定位置には二つの凹状のクリック係合部307,307が設けられ、また両側辺部303,303の先端辺からは舌片状で前記ケース210の固定部挿入部215,215に係合する寸法形状の固定部309,309が突出し、下辺部305の先端辺からは舌片状で前記ケース210の固定部挿入部217,217に係合する寸法形状の二本の固定部311,311が突出している。
そしてスライド型のスイッチ201を組み立てるには図8において、まず摺動型物260の摺動子取付部265に摺動子280を設置し、その際固定部267,267を摺動子280の基部281に設けた固定穴287,287に挿入し、その先端を熱カシメすることで固定する。これにより摺動子280の各摺接部285,285は方持ちバネの構造をもってコモン接点パターン231及びオンオフ接点パターン233,235に摺接することとなる。次に図13に示すように、摺動型物260の反対側のクリック板取付部270内にクリック板290を挿入してクリック板290の両係止部293,293をクリック板取付部270の両端辺271,271に係止することでクリック板290をクリック板取付部270から離れる方向にたわめた状態で固定する。
そして図8に示すケース210の収納部211内に、摺動子280とクリック板290とを取り付けた摺動型物260の基部261を収納し、その上からカバー300を被せ、カバー300の各固定部309,309,311,311を折り曲げて、ケース210の各固定部挿入部215,215,217,217に挿入・係止して固定すれば、スライド型のスイッチ201が完成する。
このとき図10に示すように摺動型物260が一方の端部(右端)に移動しているとすると、摺動子280の摺接部285,285はそれぞれ図11に示すコモン接点パターン231と一方のオンオフ接点パターン233とに当接しており、またクリック板290のクリック部291は一方のクリック係合部307に係合している。
以上のように構成されたスライド型スイッチ201は、ケース210の端子パターン243,245,247を露出した側の面(図10(b)の下面)を図示しない回路基板上に載置し、端子パターン243,245,247を回路基板上にそれぞれ設けた接続パターンに半田付けや導電接着剤等によって固定することで面実装される。なお同時にカバー300の固定部309,309,311,311も回路基板上に設けた固定用パターンに半田付けや導電接着剤等によって固定し、このスライド型のスイッチ201の回路基板上への固定を確実にする。
そして図10に示す状態において、つまみ263を図10(a)に示す矢印C方向に移動していけば、摺動子280の一方の摺接部285はオンオフ接点パターン233上からオンオフ接点パターン235上に移動し、端子パターン243,245,247間のオンオフ出力が変化する。なお摺動型物260を図10に示す一端部に移動した際と、反対側の端部に移動した際には、何れもクリック板290のクリック部291がカバー300のクリック係合部307に係合することで、クリック感覚が生じる。
なお上記実施の形態ではフレキシブルスイッチ基板230を一枚で構成したが、本発明に用いるフレキシブルスイッチ基板は複数枚でもよく、例えばコモン接点パターン231とオンオフ接点パターン233とオンオフ接点パターン235とを形成した別々のフレキシブルスイッチ基板をそれぞれケース210に取り付けてもよい。
次に図15は本発明の第三実施形態にかかる押釦型のスイッチ501の概略断面図である。同図に示すようにこの押釦型のスイッチ501は、ケース510と、ケース510内に取り付けられるフレキシブルスイッチ基板530と、該フレキシブルスイッチ基板530上に載置された可動接点部材(以下この実施の形態では「反転板」という)520と、板部材561でケース510に連結された押圧部材(以下この実施の形態では「キートップ」という)560とを具備して構成されている。以下各構成部品について説明する。
ケース530は略矩形状に形成された合成樹脂の成形品であり、その上面に凹状の収納部511を設けて構成されている。またその上面には固定用突起515が設けられている(但し図15では熱カシメして潰した状態を示している)。
図16はケース510内に取り付ける前の状態のフレキシブルスイッチ基板530の斜視図である。同図に示すようにフレキシブルスイッチ基板530は、可撓性を有する略矩形状の合成樹脂(例えばポリフェニレンスルフイドやポリイミド)製フイルム532の表面に第一接点パターン531を形成すると共に、その周囲を囲むようにC字状の第二接点パターン533を形成し、これら第一接点パターン531と第二接点パターン533からフイルム532の一端部まで第一端子パターン534と第二端子パターン535とを第一連絡パターン534a,第二連絡パターン535aを介してそれぞれ接続して引き出して構成されている。
第一接点パターン531と第二接点パターン533と第一端子パターン534と第二端子パターン535とは、フイルム532に貼り付けた銅箔をエッチングすることや、導電ペースト(銀ペーストや銀カーボンペースト等)を印刷したものを焼成することや、金属を物理的蒸着(PVD)又は化学的蒸着(CVD)して金属薄膜としたもの、等によって形成されている。蒸着するパターンの材質としては、例えばニクロム下地の上に銅層と金層とを順番に蒸着によって形成したものを用いる。
ここでフレキシブルスイッチ基板530付きのケース510の製造方法は、図示は省略するが第一及び第二実施形態と同様、ケース510の形状と同形状のキャビティーを形成した第一、第二金型を接合する際に、フレキシブルスイッチ基板530の、その第一,第二端子パターン534,535を形成した部分である外部露出部536が、図16の点線で示すように端子パターン534,535が外向きとなるように180°折り返された状態として収納し、キャビティーの内面に密着させるようにする。
そして金型に設けた樹脂注入口から溶融した合成樹脂をキャビティー内に充填し、溶融合成樹脂が固化した後に、金型を取り外せば、図15に示すフレキシブルスイッチ基板530付きのケース510が完成する。以上のように製造することで、第一接点パターン531と第二接点パターン533はケース510の収納部511の底面に露出する。またフレキシブルスイッチ基板530の外部露出部536がケース510外部に露出しさらにこの露出した外部露出部536がケース510の外表面(ここではケース510の側面及び底面)に沿って屈曲して設置されることで、第一,第二端子パターン534,535はケース510の外表面にこれと略同一面となるように露出する。
次に反転板520は、弾性金属板をドーム型に湾曲させて構成したもので、その外周が接続パターン533上に載置されたとき、その中心部が接点パターン531の上部に所定の隙間を介して位置するように形成されている。
次にキートップ560は、可撓性のフイルム板あるいは金属板等で構成された板部材561に取り付けられた合成樹脂の成形品で、板部材561の中央に設けた小孔565を介して板部材561の上面側に本体部562を設け、下面側に突起状の押圧部563を設けて構成されている。なお板部材561の外周近傍には貫通する小孔567が設けられている。
そして押釦型のスイッチ501を組み立てるには、図15に示すケース510の収納部511の底面にある第一接点パターン531及び第二接点パターン533上に反転板520を載置することでスイッチを構成し、次にケース510の上に板部材561を載置してその小孔567にケース510の固定用突起515を挿入し、その先端を熱カシメして潰して固定する。これによって押釦型のスイッチ501が完成する。
以上のように構成された押釦型のスイッチ501は、ケース510の端子パターン534,535を露出した側の面(図15の下面)を図示しない回路基板上に載置し、第一,第二端子パターン534,535先端部を回路基板上にそれぞれ設けた接続パターンに半田付けや導電接着剤等によって固定することで面実装される。
そして、キートップ560を押圧すれば、板部材561が撓んでキートップ560が下降し、それによりキートップ560の押圧部563がスイッチを構成する反転板520の中央部を押圧して反転板520を反転させ、クリック感覚が生じると同時に、該中央部が接点パターン531と接触することでスイッチはオンする。キートップ560への押圧を解除すれば反転板520及び板部材561は元の形状に自動復帰し、スイッチはオフとなる。
なお上記押釦型のスイッチ501を構成する各部材の形状、構造に種々の変形が可能であることは言うまでもなく、要はケースに設けた接点パターンの上部に上下動自在に押圧部材を設置してなる押釦型のスイッチであれば、どのような構造でも良い。また本実施形態では、反転板として弾性金属板をドーム型に湾曲させて構成したものを用いたが、本発明はこれにとらわれず、樹脂フイルム板をドーム型に湾曲させて湾曲凹部内に導体を配置した反転板で構成しても良い。またおわんを逆さにした形状のラバー部材の凹部内に導体を配置してなるラバー接点部材(反転板)で構成しても良い。
以上本明の実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲、及び明細書と図面に記載された技術的思想の範囲内において種々の変形が可能である。なお直接明細書及び図面に記載のない何れの形状や材質であっても、本願発明の作用・効果を奏する以上、本願発明の技術的思想の範囲内である。
本発明の第一実施形態にかかる押圧型のスイッチ1の分解斜視図である。 押圧型のスイッチ1を示す図であり、図2(a)は正面図(但しカバー90及びフレキシブルスイッチ基板30上のパターンの記載は省略)、図2(b)は右側面図、図2(c)は裏面図、図2(d)はフレキシブルスイッチ基板30の第一,第二接点パターン31,37の部分のみをその真上から見た図、図2(e)は底面図である。 押圧型のスイッチ1を裏面側から見た斜視図である。 フレキシブルスイッチ基板30の斜視図である。 ケース10の成形方法を示す図である。 押圧型のスイッチ1の動作説明図であり、図6(a),図6(c)はケース1の正面図(但しカバー90及びフレキシブルスイッチ基板30上のパターンの記載は省略)、図6(b),図6(d)はそれぞれ図6(a),図6(c)の状態における第一,第二接点パターン31,37に対する第一,第二の接点部57,61の当接位置a,bを示す図である。 他の実施の形態にかかる接点バネ(可動接点部材)50−2を示す斜視図である。 本発明の第二実施形態にかかるスライド型のスイッチ201の分解斜視図である。 スライド型のスイッチ201の斜視図である。 図10(a)はスライド型のスイッチ201の平面図、図10(b)は図10(a)のA−A断面図、図10(c)は図10(b)のB−B断面図である。 ケース210の斜視図である。 フレキシブルスイッチ基板230の斜視図である。 摺動型物(摺動部材)260及びクリック板290の斜視図である。 ケース210の製造方法を示す図である。 本発明の第三実施形態にかかる押釦型のスイッチ501の概略断面図である。 フレキシブルスイッチ基板530の斜視図である。
符号の説明
1 押圧型のスイッチ
10 ケース
11 収納部
13 レバー挿通部
15 接点バネ軸支部
17 押圧部材軸支部
30 フレキシブルスイッチ基板
31 第一接点パターン
32 フイルム
33 第一端子パターン
35 連結パターン
37 第二接点パターン
39 第二端子パターン
41 連結パターン
43 貫通孔
45,47 外部露出部
50 接点バネ(可動接点部材)
51 軸支部
53 押圧部
55 アーム部
57 第一の接点部
59 アーム部
61 第二の接点部
70 押圧部材
71 軸支部
73 レバー
75 バネ押圧部
77 押圧面
90 カバー
97 固定部
50−2 接点バネ(可動接点部材)
51−2 軸支部
53−2 押圧部
55−2 アーム部
57−2 第一の接点部
59−2 アーム部
61−2 第二の接点部
201 スライド型のスイッチ
210 ケース
211 収納部
230 フレキシブルスイッチ基板
231 コモン接点パターン(第一接点パターン)
232 フイルム
233,235 オンオフ接点パターン(第二接点パターン)
243 第一端子パターン
245 第二端子パターン
247 第二端子パターン
249,251,253 連結パターン
260 摺動型物(摺動部材)
261 基部
263 つまみ
265 摺動子取付部
270 クリック板取付部
280 摺動子(可動接点部材)
281 基部
283 弾発片
285 摺接部
290 クリック板
291 クリック部
300 カバー
301 本体部
303 側辺部
305 下辺部
307 クリック係合部
309,311 固定部
501 押釦型のスイッチ
510 ケース
520 反転板(可動接点部材)
530 フレキシブルスイッチ基板
531 第一接点パターン
532 合成樹脂製フイルム
533 第二接点パターン
534 第一端子パターン
535 第二端子パターン
560 キートップ(押圧部材)

Claims (5)

  1. ケースと、
    フイルムの表面に第一接点パターンと第二接点パターンと第一接点パターンに連結される第一端子パターンと第二接点パターンに連結される第二端子パターンとを設け、第一,第二接点パターンをケース内に露出するとともに、第一,第二端子パターンをケースの外面に露出するように取り付けてなるフレキシブルスイッチ基板と、
    前記ケース内に収納される可動接点部材と、
    前記可動接点部材を押圧又は摺動させて第一接点パターンと第二接点パターン間を導通させる押圧部材又は摺動部材とを具備してなることを特徴とするスイッチ。
  2. 前記フレキシブルスイッチ基板の第一,第二端子パターンを設けてなる部分が、ケースの外表面に沿わせて取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載のスイッチ。
  3. 前記可動接点部材は、前記第一接点パターンに電気的に接続される第一の接点部と、前記第二接点パターンから所定距離離間して設置される第二の接点部とを一体に設けてなるバネ材製の接点バネであって、且つこの接点バネには巻き回すか或いは湾曲させることで、接点バネを回動自在に軸支する軸支部と、押圧部材によって押圧される押圧部とを設けるとともに、軸支部側の端部を第一の接点部とし押圧部側の端部を第二の接点部とし、さらに第二の接点部は、前記押圧部が前記押圧部材によって押圧されることで、第一,第二接点パターンを設けた面上を摺動して、第二接点パターン上に移動するように設置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の押圧型のスイッチ。
  4. 前記可動接点部材が、金属板からなる方持ちバネからなることを特徴とする請求項1又は2に記載のスライド型のスイッチ。
  5. 前記可動接点部材が、反転板又はラバー接点部材からなることを特徴とする請求項1又は2に記載の押釦型のスイッチ。
JP2003430495A 2003-08-28 2003-12-25 スイッチ Pending JP2005100918A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003430495A JP2005100918A (ja) 2003-08-28 2003-12-25 スイッチ

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003304912 2003-08-28
JP2003430495A JP2005100918A (ja) 2003-08-28 2003-12-25 スイッチ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005100918A true JP2005100918A (ja) 2005-04-14

Family

ID=34467311

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003430495A Pending JP2005100918A (ja) 2003-08-28 2003-12-25 スイッチ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005100918A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012230799A (ja) * 2011-04-26 2012-11-22 Panasonic Corp 充電台
WO2013137203A1 (ja) * 2012-03-14 2013-09-19 オムロン株式会社 スイッチ

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012230799A (ja) * 2011-04-26 2012-11-22 Panasonic Corp 充電台
WO2013137203A1 (ja) * 2012-03-14 2013-09-19 オムロン株式会社 スイッチ
US9224556B2 (en) 2012-03-14 2015-12-29 Omron Corporation Switch

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN100446145C (zh) 开关
JP2003297183A (ja) スライドスイッチ及びその製造方法
JP2005100918A (ja) スイッチ
JP5084384B2 (ja) 電子部品
JP4371794B2 (ja) 電子部品用基板
JP2006236784A (ja) 回動型電子部品
JP2003178650A (ja) 電子部品
JP3174900B2 (ja) 押釦スイッチ付き回転式電子部品
JP3617496B2 (ja) スライド式電子部品
JP2008028205A (ja) 回転体及びその製造方法及び回転式電子部品
JP3698610B2 (ja) スイッチ付き回転型電気部品
JP4619196B2 (ja) 押圧スイッチ付き摺動式電子部品
JP3841673B2 (ja) スライド式電子部品
JP4100983B2 (ja) スライドスイッチ
JPH0547255A (ja) デイツプスイツチ
TWI237283B (en) Switch
JP3818904B2 (ja) 電子部品用ケース及びその製造方法
JP3011697U (ja) スイッチ付ロータリー形可変抵抗器
JP2515060Y2 (ja) 切換スイッチ
JP4381238B2 (ja) 電子機器の静電気侵入防止機構
JP2004311121A (ja) スイッチ装置
JPH09147652A (ja) 摺動スイッチの接点構造
JP2008108655A (ja) 横押し型2段動作スイッチ
JP4560499B2 (ja) 2段動作プッシュスイッチ
JP2001093382A (ja) 小型レバー形検出スイッチ

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Effective date: 20060410

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

A621 Written request for application examination

Effective date: 20060410

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081224

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20090317

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A02 Decision of refusal

Effective date: 20090707

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02