JP2001093382A - 小型レバー形検出スイッチ - Google Patents

小型レバー形検出スイッチ

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JP2001093382A
JP2001093382A JP30975099A JP30975099A JP2001093382A JP 2001093382 A JP2001093382 A JP 2001093382A JP 30975099 A JP30975099 A JP 30975099A JP 30975099 A JP30975099 A JP 30975099A JP 2001093382 A JP2001093382 A JP 2001093382A
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JP
Japan
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contact
lever
case
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contact spring
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JP30975099A
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Inventor
Masaaki Sakai
正明 酒井
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T K R KK
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T K R KK
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  • Rotary Switch, Piano Key Switch, And Lever Switch (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 小さな動作力で作動し、しかも小型であり、
接点の接触状態も安定な小型の検出スイッチを提供する 【解決手段】 検出対象の接触で回動するレバー4の、
回動中心寄りに設けたカム部4bによって接触バネ5が
押圧されて回動し、その先端の接点5sがケース1の内
底面を摺動変位し、対向して配置された固定接片である
端子2と接触、離間することでスイッチが開閉し、小
型、軽作動力、安定接触な表面実装用検出スイッチが得
られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は小型スイッチに関
し、特にレバーを備えてこのレバーによって対象物体を
検出するごく小型のスイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】各種の音響機器やOA機器のメカニズム
の動作検出用、あるいはポータブルMDやノートパソコ
ン等の蓋の開閉の検出などのために用いられ、対象物体
の接触によってスイッチを構成する要素が押圧されてこ
れを検出する検出スイッチがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の検出
スイッチはスイッチのハウジングから突出した突起状の
部分が押圧される場合に内部の接点がオンあるいはオフ
する構造であり、その突起状の部分の動きは直線的なも
ので、これがスイッチを構成する弾性材で形成された接
片を直接押圧して作動させているものであった。従って
接点がオンあるいはオフするのに必要な押圧力は弾性材
の接片を作動させる力そのものであり、検出対象によっ
ては作動させ得ない場合もあり、より小さい力で検出が
行われ、しかも小型である検出スイッチが望まれてい
る。本発明は、小さな動作力で作動し、小型であり、接
点の接触状態も安定な検出スイッチを提供することを目
的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに本発明では、検出対象の接触押圧によって回動する
レバーの、回動中心寄りに設けたカム部によって接触バ
ネが押圧されて回動し、該接触バネに設けた可動接点が
ケースの内面を摺動変位し、内面の対向位置に配置した
固定接片と接触あるいは離間することで回路が開閉する
ようにすることで解決される。
【0005】また、上記の課題は前項において、接触バ
ネは導電性弾性板材をV字型に屈曲させて形成し、その
一端を回動支点としてケースに保持させ、他端には可動
接点を設け、レバーのカム部は前記V字型の屈曲部近傍
を押圧するようにすることで解決することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の検出スイッチにおいて
は、検出対象が、回動するレバーの先端寄りに当接して
これを押すことにより、レバーに設けたカム部が可動接
片を動かして接点をオンあるいはオフさせるようにして
いる。
【0007】レバーに設けるカム部は、レバーの回動中
心に近い部位に設ける。このようにすることで、レバー
に対する押圧力が小さくても検出作動を行わせることが
できるようになる。
【0008】カム部によって動かされる可動接片として
の接触バネは、V字型に屈曲させ、V字型の一端をケー
スとそのカバーとで回動可に保持させ、他端に接点を設
けるようにする。このようにすることで、全体を小さく
構成することができる。
【0009】接触バネに設けた接点は、ケース内面に設
けた固定側の接片である端子の面を摺動するようにす
る。そして、カム部が接触バネのV字型の屈曲点近傍を
押圧するようにする。従って、レバーの回動が接触バネ
に伝達されてこれを回動させ、接触バネの回動が先端の
接点を端子面で摺動させることになり、両接点間に適正
な圧力が得られ、接点のオン、オフ動作が確実なものと
なる。
【0010】
【実施例】図1は本発明の検出スイッチの一実施例の正
面図、図2は同側面図、そして図3は同上面図である。
各図において1はケース、2は端子、3はカバー、4は
レバー、そして5は接触バネである。
【0011】ケース1はPPSなどの絶縁性の樹脂によ
って形成され、詳細を図4(A)の上面図、図4(B)
の断面図に示すように有底の箱状であり、底面には黄銅
条などの導電性材で形成された端子2をインサート成形
によってあらかじめ埋め込んである。端子2は複数個か
らなり、図5に、図3の上面図に対応する配置状態で図
示したように端子2A、2B、2Cの3点からなり、端
子2Aの摺動面2Aは長く形成され、端子2Bの摺動
面2Bは短く形成され、そして端子2Cは摺動面を持
たずケース1の対向する側面間を貫通する長さに形成す
る。ケース1の底面に埋め込まれた3点の端子2は、ケ
ース1の底面上面すなわち底面の内面側に、それぞれそ
の一部を露出させるが、その面は可動接点を摺動させる
ため底面の内面と同一面となるようにしてある。
【0012】端子2A、2B、2Cのスイッチとしての
使用状態を図8の回路図で示す。端子2Aは端子2Bと
組んで後述の可動接片としての接触バネによって両者間
が接続あるいは切り離され、スイッチのオンオフが行わ
れるようになる。従って少なくとも図5に斜線で示した
ような前記露出する摺動面2A、2Bの表面は、銀
メッキ等の処理を施す。一方、端子2Cはダミーであっ
て、スイッチの機能とは直接の関係がないものである。
これはスイッチを基板に表面実装する際、端子数が2個
よりも4個の方が安定に取り付けられ、また、半田強度
もアップするために設けてあり、二つの端子は導通して
いるので、使用する回路によってはジャンパー線として
利用することも可能である。
【0013】各端子のケース1から外部へ突出した部分
は、図2あるいは図4(B)で理解されるように2段に
屈曲させてあり、基板表面に載置、半田付けによる実装
に適した形状としてある。また、ケース1の底面下面の
突起1eは、基板取り付け時の位置決めのためのもので
ある。
【0014】ケース1の側面の対向する2面の上端縁に
は後述のレバーの回動軸を嵌入させるための溝1aをそ
れぞれ設け、前記2面の中間の側面の上端縁には後述の
接触バネを保持させるための二つの溝1bを形成、ま
た、前記中間の側面に対向する面の上端縁にはこれも後
述するレバーの可動部を受け入れるための溝1cが形成
されている。
【0015】図6は本実施例の検出スイッチの分解斜視
図であり、カバー3、レバー4、接触バネ5の構造をこ
の図により説明する。なお、複雑化を避けるため、同図
は一部を省略して描かれている。カバー3はナイロン等
の樹脂材料で形成され、ケース1の上部開口に組付けて
これを閉じるような形状、寸法とする。3aはカバー3
の隣接しない二つの端縁から下方の直交する向きにそれ
ぞれ突出させたフックであり、ケース1側面の、フック
3aに対応する位置に設けた図示しないフックと係合し
て組付け時、相互に保持する。フック3aの面には角穴
3aが形成されていて、後述のレバーの軸を嵌合させ
る。また、3bは前記とは別の端縁から下方へ突出させ
た二つの突起であり、ケース1の上部端縁に形成した二
つの溝1bにそれぞれ嵌入するようになっており、とも
に後述の接触バネ5を保持するためのものである。
【0016】レバー4はカバー3同様ナイロン等の樹脂
で形成し、円柱状の回動軸4a、該回動軸4aからその
半径方向へ延設した、回動軸4aの長さよりも小さい幅
寸法を有するカム部4b、そしてカム部4bからさらに
延設し、カム部4bの幅寸法よりも幅寸法の小さいレバ
ー状のレバー部4cを備えている。なお、レバー部4c
はカム部4bに対しほぼ45度傾いて延設される。ま
た、カム部4bは平坦な平面部4bとそれに続く円弧
状の円弧部4bとからなっている。
【0017】接触バネ5は燐青銅条で形成し、スイッチ
の可動接片として機能する。接触バネ5はその長さ方向
の中央付近でV字状に屈曲させ、一方の端部は並行に2
分され、それぞれの先端寄りをさらに2分して各先端に
はスプーン状に形成した4個の接点5sを備え、少なく
とも該部分には銀張り等を施す。前記とは逆の端部は二
股状に2分し、それぞれ先端をほぼ直角に折り曲げ、ケ
ース1に保持させる保持部5bとしてある。
【0018】図6によって容易に理解されるように、こ
れらの各部品は次のように組付ける。ケース1には、前
記のようにすでに複数の端子2がインサート成形によっ
て埋め込まれている。接触バネ5をケース1の上部開口
から図示の向きで挿入し、一端の二股状の二つの保持部
5bをケース1の二つの溝1bに嵌め込む。レバー4の
回動軸4aの両端をカバー3のフック3aの角穴3a
に嵌合させてからケース1の溝1aに嵌め込み、カバー
3の突起3bがケース1の溝1bに嵌合するようにしな
がらカバー3によって開口を閉じる。フック3aがケー
ス1の図示しないフックと係合して組み付け状態を維持
する。
【0019】このように組み付けた検出スイッチの状態
は図7(B)の断面図により説明されている。この断面
図ではスイッチの開閉状態を説明するために、端子2B
側を断面としている。なお、端子2A側は、常時接触バ
ネ5の接点5sが接触しているようになっている。
【0020】接触バネ5の端部の保持部5bはケース1
の溝1bの上縁とカバー3の突起3bの下端とによって
保持され、この部分を支点として接触バネ5は回動可能
となっている。保持部5bが直角に近い形で屈曲させて
あることと、同部が二股状に形成され、ケース1の二つ
の溝1bに嵌め込まれていることで、接触バネ5は位置
がずれるようなことはない。この状態ではレバー4のカ
ム部4bはその平面部4bを接触バネ5の平坦な上面
に当接させた状態であり、ごく軽く接触バネ5を押圧し
ている。
【0021】図7は、前記のように検出スイッチの組み
付けた状態を示すとともに、このように構成される本発
明の検出スイッチの動作を説明するものである。図7
(A)は接触バネ5のフリーの状態を図示し、この状態
では屈曲角度θが約40度としてある。
【0022】このような接触バネ5が前記のように組み
付けられると図7(B)のようにレバー4のカム部4b
に押圧されて屈曲角度θは約35度となる。そして接触
バネ5の一端の接点5sはケース1の内底面に圧接して
いる状態であり、この状態では内底面の端子2Bとは離
間しているのでスイッチ回路は開いた状態である。
【0023】レバー4のレバー部4cに検出対象が触れ
て押圧されるとレバー4は矢印A方向へ回動し、図7
(C)の状態となり、接触バネ5はレバー4のカム部4
bの円弧部4bに押圧されて屈曲角度θは約30度と
なる。そして接触バネ5の一端の接点5sはケース1の
内底面の端子2Bと接触するので接触バネ5によって端
子2Aとの間が短絡され、スイッチ回路が閉じた状態と
なる。
【0024】さらにレバー4のレバー部4cに対する検
出対象の押圧が進行するとレバー4はさらに矢印A方向
へ回動し、図7(D)の状態となり、接触バネ5はレバ
ー4のカム部4bの円弧部4bに押圧されて屈曲角度
θは約24度となる。接点5sは端子2Bとの接触状態
を維持しスイッチ回路が閉じた状態が続くが、この図7
(D)の状態が本実施例の検出スイッチのフルストロー
ク状態である。すなわち、レバー4のレバー部4cはそ
れ以上の回動をケース1の溝1cの下端によって規制さ
れ、また接触バネ5の保持部5bはその面をカバー3の
外面に当接させてそれ以上の回動を規制される。
【0025】レバー4に対する検出対象の押圧力が消滅
すれば、接触バネ5はその付勢力によってレバー4のカ
ム部4bを押圧してこれを前記A方向とは逆の方向へ回
動させ、元の状態に復帰させる。
【0026】なお、前記実施例では表面実装用としたも
のについて説明したが、他の使用状態に対応するものに
ついても本発明は実施可能なものである。また、スイッ
チは常時オフタイプとしたが、端子の構造を変えて常時
オンタイプとすることが可能なことは言うまでもない。
【0027】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、検出対象
の接触で回動するレバーの回動中心寄りに設けたカム部
によって接触バネが押圧されて回動し、その先端の接点
が変位し、対向して配置された固定接片と接離すること
でスイッチが開閉するようにしたので、カムを使用した
ことによってレバーの操作部の長さを短くすることがで
きる。また、レバーの動作範囲も短くてすみ、従ってス
イッチ全体も小型なものとなり、省スペースに効果があ
る。
【0028】また、操作力も小さなものとなり、使用範
囲が拡大する効果がある。
【0029】また、レバーの短い動きに対して可動片の
動きは長く取れるので、スイッチとしてのオン、オフが
確実なものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の検出スイッチの一実施例の正面図であ
る。
【図2】同じく側面図である。
【図3】同じく上面図である。
【図4】(A)は本発明の検出スイッチの一実施例のケ
ースの上面図、(B)は図4(A)のA−A断面図であ
る。
【図5】端子の上面図である。
【図6】本発明の検出スイッチの一実施例の分解斜視図
である。
【図7】(A)、(B)、(C)、(D)は本発明の検
出スイッチの一実施例の動作説明図である。
【図8】本発明の検出スイッチの一実施例の回路例であ
る。
【符号の説明】
1 ケース 2 端子 3 カバー 4 レバー 4b カム部 5 接触バネ 5s 接点

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検出対象の接触押圧によって回動するレ
    バーの、回動中心寄りに設けたカム部によって接触バネ
    が押圧されて回動し、該接触バネに設けた可動接点がケ
    ースの内面を摺動変位し、内面の対向位置に配置した固
    定接片と接触あるいは離間することで回路が開閉するこ
    とを特徴とする小型レバー形検出スイッチ。
  2. 【請求項2】 接触バネは導電性弾性板材をV字型に屈
    曲させて形成し、その一端を回動支点としてケースに保
    持させ、他端には可動接点を設け、レバーのカム部は前
    記V字型の屈曲部近傍を押圧することを特徴とする請求
    項1に記載の小型レバー形検出スイッチ。
JP30975099A 1999-09-24 1999-09-24 小型レバー形検出スイッチ Pending JP2001093382A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100779438B1 (ko) 2005-05-12 2007-11-26 알프스 덴키 가부시키가이샤 스위치 장치

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