JP2005098784A - 車輪速度演算装置およびそれを備えたアンチスキッド制御装置 - Google Patents

車輪速度演算装置およびそれを備えたアンチスキッド制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 イグニッションスイッチがONされる毎にロータの歯数の演算時間分、車輪速度が求められなくなることを防止する。
【解決手段】 一旦、ロータの歯数が求められると、その歯数をEEPROMに記憶する。そして、最初にイグニッションスイッチをONさせた後においては、EEPROMに記憶されたロータの歯数に基づいて各車輪の車輪速度を求める。これにより、イグニッションスイッチがONされる毎にロータの歯数の演算時間分、車輪速度が求められなくなることを防止することができる。また、車輪速度演算が行われるまでの間、ABS制御が実行されなくなることを防止することもできる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、歯(またはロータスイッチ)が備えられるロータの歯数(またはスイッチ数)を車輪速度センサからの検出信号に基づいて検出することにより、車輪速度を演算する車輪速度演算装置および車輪速度演算方法に関するものである。
従来、複数の歯が備えられた歯車状のロータに対して発せられる磁束が、ロータの回転に伴って変動することから、その磁束の変化を車輪速度センサで検出し、車輪速度センサの検出信号に基づいて車輪速度を演算する車輪速度検出装置がある(例えば、特許文献1参照)。
ロータは、車両に取り付けられる各車輪すべてに取り付けられているが、前輪に取り付けられたものと後輪に取り付けられたものとでその歯数が異なる場合、例えば前輪が102歯で後輪が108歯という場合がある。このような場合、イグニッションスイッチがONされたのち、前後輪それぞれのロータの歯数の中間値程度の歯数、例えば105歯をロータ歯数と想定して参照用の車輪速度が算出され、さらに前輪および後輪それぞれの車輪速度センサの検出信号に基づいて車輪速度が演算される。そして、参照用に求められた車輪速度と前輪および後輪の車輪速度センサの検出信号に基づいて求められたそれぞれの車輪速度とが比較され、前輪および後輪に取り付けられたそれぞれのロータの歯数が求められる。
そして、このようにロータ歯数の演算が成されるまでの間は、正確な車輪速度を求めることができないため、それまでの間はアンチスキッド制御(以下、ABS制御という)の開始しきい値が鈍感化させられ、ABS制御が実行されないようになっている。例えば、一般的なABS制御の場合、スリップ率が20%になったときにABS制御が開始するとすれば、スリップ率50%がしきい値として設定される。
特開平10−73613号公報
しかしながら、上記装置では、イグニッションスイッチがONされると毎回同様に前輪と後輪に取り付けられたロータの歯数が演算される。この歯数の演算は、例えば車速が30km/hを超えてから4〜5秒間かかるというように、20秒から30秒必要とされる。このため、ロータの歯数が求められるまでの間にABS制御を実行したいような場合が生じても、適切にABS制御を実行することができないという問題がある。
本発明は上記点に鑑みて、イグニッションスイッチがONされる毎にロータの歯数(ロータスイッチのスイッチ数)の演算時間分、車輪速度が求められなくなることを防止することを目的とする。また、車輪速度演算が行われるまでの間、ABS制御が実行されなくなることを防止することも目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、車両に取り付けられる第1の車輪と共に第1のロータ(R)が回転する際に、第1の車輪速度センサ(1a〜1d)が第1のロータ(R)に備えられた歯もしくはスイッチの数に応じて発生するパルス信号を読み取る第1信号検出手段(3a)と、車両に取り付けられる第2の車輪と共に第2のロータ(R)が回転する際に、第2の車輪速度センサ(1a〜1d)が第2のロータ(R)に備えられた歯もしくはスイッチの数に応じて発生するパルス信号を読み取る第2信号検出手段(3a)と、第1のロータ(R)および第2のロータ(R)の歯もしくはスイッチの数が所定数であると仮定し、第1信号検出手段(3a)および第2信号検出手段(3a)が検出したパルス信号のパルス数と所定数とに基づいて、第1の車輪の仮の車輪速度となる第1仮想車輪速度と、第2の車輪の仮の車輪速度となる第2仮想車輪速度とを求める仮想車輪速度演算手段(3a)と、第1仮想車輪速度と第2仮想車輪速度との比に基づいて、第1のロータ(R)および第2のロータ(R)の歯もしくはスイッチの数を推定する推定手段(3a)と、推定手段(3a)によって推定された第1のロータ(R)および第2のロータ(R)の歯もしくはスイッチの数を記憶する不揮発性記憶手段(3b)と、不揮発性記憶手段(3b)に記憶された第1のロータ(R)および第2のロータ(R)の歯もしくはスイッチの数と、第1信号検出手段(3a)および第2信号検出手段(3a)の検出結果とに基づいて、第1の車輪の車輪速度を求めると共に、第2の車輪の車輪速度を求める車輪速度演算手段(3a)と、を備えていることを特徴としている。
このように、推定手段(3a)によって推定された第1、第2のロータ(R)の歯もしくはスイッチの数を不揮発性記憶手段(3b)によって記憶するようにしている。そして、不揮発性記憶手段(3b)に記憶された第1、第2のロータ(R)の歯もしくはスイッチの数を用いて、第1、第2の車輪の車輪速度を求めるようにしている。このようにすることで、イグニッションスイッチがONされる毎にロータの歯数またはスイッチの数の演算時間分、車輪速度が求められなくなることを防止することができる。
例えば、請求項2に示されるように、不揮発性記憶手段(3b)により、第1のロータ(R)および第2のロータ(R)の歯もしくはスイッチの数として規定されている数と、推定手段(3a)によって推定される第1のロータ(R)の歯もしくはスイッチ数との比、および、第2のロータ(R)の歯もしくはスイッチと数の比が、所定の規定値以内である場合に、第1のロータ(R)および第2のロータ(R)の歯もしくはスイッチの数を記憶させることができる。
また、請求項3に示されるように、推定手段(3a)により、所定の制御サイクル毎に第1のロータ(R)および第2のロータ(R)の歯もしくはスイッチの数を推定するようになっており、不揮発性記憶手段(3b)は、第1のロータ(R)および第2のロータ(R)の歯もしくはスイッチの数として規定されている数と、推定手段(3a)によって推定される第1のロータ(R)の歯もしくはスイッチ数との比、および、第2のロータ(R)の歯もしくはスイッチと数の比が、所定の規定値以内である状態が所定時間以上継続した場合に、第1のロータ(R)および第2のロータ(R)の歯もしくはスイッチの数を記憶させることもできる。
さらに、請求項4に示されるように、不揮発性記憶手段(3b)では、該不揮発性記憶手段(3b)内に第1のロータ(R)および第2のロータ(R)の歯もしくはスイッチの数が記憶されている場合において、推定手段(3a)にて推定された第1のロータ(R)および第2のロータ(R)の歯もしくはスイッチの数が該不揮発性記憶手段(3b)内に記憶されている内容と同一なものであった場合には、不揮発性記憶手段(3b)に以前から記憶されている内容を維持し、推定手段(3a)によって推定された第1のロータ(R)および第2のロータ(R)の歯もしくはスイッチの数の書き込みを行われないようにすることもできる。
請求項5に記載の発明では、不揮発性記憶手段(3b)は、該不揮発性記憶手段(3b)内に第1のロータ(R)および第2のロータ(R)の歯もしくはスイッチの数が記憶されている場合において、推定手段(3a)にて推定された第1のロータ(R)および第2のロータ(R)の歯もしくはスイッチの数が該不揮発性記憶手段(3b)内に記憶されている内容と異なっているときには、その異なっている状態が所定時間以上継続した場合に、該不揮発性記憶手段(3b)内に記憶されている内容をその異なっている数に書き換えるようになっていることを特徴としている。
このようにすれば、修理などによってロータ(R)が取り替えられ、そのときにロータ(R)として修理前とは異なる歯数のものが誤組み付けされたとしても、それに対応してロータ(R)の歯数を更新することができる。そして、その更新が、新たに学習したロータ(R)の歯数が所定の制御サイクル数分同一でなければ行われないようにしているため、偶然的に現在不揮発性記憶手段(3b)に記憶されている内容と異なった学習内容が得られたとしても、それによってロータ(R)の歯数が誤って変更されることを防止することもできる。
請求項6に記載の発明では、請求項1ないし5のいずれか1つに記載の車輪速度演算装置を備え、車輪速度演算装置によって演算された第1の車輪および第2の車輪それぞれの車輪速度に基づいて、車両の車速の演算を行うと共に、これら車輪速度および車速とに基づいて求められるスリップ率が所定のしきい値を超えた場合に、アンチスキッド制御を実行するように構成されたABS制御装置であって、アンチスキッド制御の開始条件となるしきい値を設定するしきい値設定手段(3a)を有し、しきい値設定手段(3a)は、車輪速度演算装置内の不揮発性記憶手段(3b)に第1のロータ(R)および第2のロータ(R)の歯もしくはスイッチの数が記憶されていない場合には、しきい値を第1の値に設定し、記憶されている場合には、しきい値を第1の値よりも低い第2の値に設定するようになっていることを特徴としている。
このように、しきい値設定手段(3a)は、車輪速度演算装置内の不揮発性記憶手段(3b)に第1のロータ(R)および第2のロータ(R)の歯もしくはスイッチの数が記憶されていない場合には、しきい値を第1の値に設定し、記憶されている場合には、しきい値を第1の値よりも低い第2の値に設定している。これにより、イグニッションスイッチがONされる毎にロータ(R)の歯数もしくはスイッチ数の演算時間分、ABS制御が実行されなくなることを防止することができる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
(第1実施形態)
本発明の一実施形態を適用したABS制御システムのブロック構成を図1に示す。この図に基づいて本発明の第1実施形態におけるABS制御システムについて説明する。
ABS制御システムは、車両に備えられた車輪速度センサ1a〜1d、ABSアクチュエータを駆動するためのABS制御およびトラクション制御用のブレーキECU3およびABSアクチュエータ4を備えた構成となっている。
車輪速度センサ1a〜1dは、車両に備えられる各車輪それぞれに備えられている。各車輪速度センサ1a〜1dからは、車輪と共に回転するロータR(図中では1つのみを示す)の回転に伴い、対応する各車輪の車輪速度信号となるパルス信号が出力されるようになっている。各車輪速度信号は、各車輪における車輪速度の演算、車体速度の演算、スリップ率の演算等に用いられる。
ブレーキECU3は、演算部に相当するマイクロコンピュータ3a、不揮発性記憶手段に相当するEEPROM3bおよび図示しないRAMやカウンタ等を備えて構成されている。このブレーキ3は、制動力制御手段に相当するもので、図示しないブレーキペダルの操作量に応じたブレーキ制御を行う。
すなわち、ブレーキECU3は、車輪速度センサ1a〜1dからの車輪速度信号を受け取り、マイクロコンピュータ3aにて車輪速度信号に基づいてロータRの歯数の演算を行ったのち、求めたロータRの歯数をEEPROM3bに記憶させ、さらにその記憶させた歯数に基づいて車輪速度や車体速度の演算を行う。そして、これらから求まるスリップ率に基づいて車輪の加速スリップやロック傾向を検出し、加速スリップを回避するためのトラクション制御、もしくはロック傾向を回避するためのABS制御を実行するために、ABSアクチュエータにブレーキ制御信号を出力するようになっている。
具体的には、ブレーキECU3は、まず、車両に備えられた車輪の任意の一輪となる第1の車輪(例えば前輪の一方)とそれとは異なる輪となる第2の車輪(例えば後輪の一方)それぞれの車輪速度センサ1a〜1dから車輪速度信号を得る。つまり、ブレーキECU3は、第1、第2の車輪と共にロータR(第1、第2のロータR)が回転する際に、それらと対応する車輪速度センサ1a〜1dがロータRに備えられた歯数に応じて発生するパルス信号を読み取る。そして、第1、第2の車輪の各ロータRの歯数が所定数であると仮定し、マイクロコンピュータ3aにて、検出されたパルス信号のパルス数から第1の車輪の仮の車輪速度となる第1仮想車輪速度と、第2の車輪の仮の車輪速度となる第2仮想車輪速度とを求める。
続いて、第1仮想車輪速度と第2仮想車輪速度との比に基づいて、第1の車輪のロータRおよび第2の車輪のロータRの歯数を推定し、学習する。そして、学習された第1の車輪のロータRおよび第2の車輪のロータRの歯数が、ロータRの歯数として有り得る設定値、つまり製造されているロータRの歯数として分かっているものと同一である場合には、その数をEEPROM3bに記憶させておくという処理を実行する。
なお、ブレーキECU3に備えられたマイクロコンピュータ3aのうち、第1、第2の車輪に対応する車輪速度センサ1a〜1dからの信号を検出する部分が第1、第2信号検出手段に相当するものである。また、第1、第2仮想車輪速度を検出する部分が仮想車輪速度演算手段に相当する。さらに、第1、第2の車輪のロータRの歯を推定する部分が推定手段に相当する。
ABSアクチュエータ4は、各車輪に備えられたホイールシリンダ(W/C)5a〜5dに加えられるブレーキ液圧を調整するものであり、ブレーキECU3からのブレーキ制御信号に基づいて駆動される。例えば、ABSアクチュエータ4は、ハウジング内にブレーキ配管とポンプを駆動するモータおよびブレーキ配管の連通、遮断を制御するための電磁弁などを備えて構成される。例えば、ブレーキECU3からモータおよび電磁弁駆動用のソレノイドに対して制御電圧が印加されると、その印か電圧に応じてABSアクチュエータ4内のブレーキ配管の経路が設定される。そして、設定されたブレーキ配管の経路に応じたブレーキ液圧がW/C5a〜5dに発生させられ、各車輪に発生させられる制動力を制御できるようになっている。
次に、上記のように構成されるABS制御システムが実行するロータ歯数学習およびABS制御しきい値設定処理について、図2に示すロータ歯数学習ABS制御しきい値設定処理のフローチャートに基づいて説明する。
図2に示されるロータ歯数学習ABS制御しきい値設定処理は、車室内に備えられる図示しないイグニッションスイッチがオンされると同時にブレーキECU3にて実行されるもので、車輪速度センサ1a〜1dからの信号を受け取ることで実行される。
まず、ステップ110においてイグニッションスイッチがONされると、ステップ120に進み、EEPROM3bからロータRの歯数情報が読み出される。そして、ステップ130に進む。なお、これらステップ110およびステップ120の処理は、イグニッションスイッチがONされた直後のみ実行されるもので、ステップ130以降の処理が通常制御サイクル毎に実行されるものである。
ステップ130では、EEPROM3bにロータ歯数情報が記憶されていたか否かが判定される。例えば、車両が製造されたのち一度でも走行されると、後述する処理(ステップ240参照)にてEEPROM3b内にロータRの歯数が記憶されることから、一度も記憶されていない場合にのみこの処理での判定が否定される。そして、ステップ130で否定判定されるとステップ140に進む。
ステップ140では、前後径補正が完了しているか否かが判定される。この処理は、後述する前後径補正処理によって前後径補正が完了した際にセットされるフラグがセットされているか否かに基づいて判定される。前後径補正処理では、前輪と後輪それぞれのタイヤ径の比に基づいて前輪と後輪それぞれの車輪速度の補正が行われる。このため、前後径補正が完了前の段階では前後輪の正確な車輪速度を求めることができず、完了後には前後輪の正確な車輪速度を求めることが可能となる。
そして、ステップ140で否定判定された場合にはステップ150に進み、ABS制御開始のしきい値鈍感化処理が実行される。具体的には、通常、ABS制御が開始されるタイミングが各車輪の車輪速度と車体速度とから求められるスリップ率が第1のしきい値(例えば20%)に達したときであるとすると、その第1のしきい値よりも大きな第2のしきい値(例えば50%)に設定変更される。これにより、車輪速度が正確に求められない場合に、ABS制御が開始されにくくなるようにすることができる。
また、ステップ140で肯定判定された場合には、ステップ150には進まず、そのままステップ160に進む。つまり、この場合には、車輪速度が正確に求められるため、ABS制御が開始されにくくなるようにする必要がない。したがって、スリップ率が通常のABS制御の開始タイミングとなるしきい値(例えば、20%)から変更されない。
次に、ステップ160では、ロータ歯数学習処理が実施形態される。具体的には、上述したように、ロータRの歯数が所定数、例えば105歯であると仮定し、検出されたパルス信号のパルス数から第1の車輪の仮の車輪速度となる第1仮想車輪速度と、第2の車輪の仮の車輪速度となる第2仮想車輪速度とが求められる。
続いて、第1仮想車輪速度と第2仮想車輪速度との比に基づいて、第1の車輪のロータRおよび第2の車輪のロータRの歯数が推定される。例えば、第1の車輪のロータRの実際の歯数が例えば102歯であった場合、105歯と想定して演算された第1仮想車輪速度は第1の車輪の実際の車輪速度よりも遅くなる。逆に、第2の車輪のロータRの実際の歯数が例えば108歯であった場合、105歯と想定して演算された第2仮想車輪速度は第2の車輪の実際の車輪速度よりも速くなる。このため、これら第1、第2仮想車輪速度の比を求めることで、第1の車輪のロータRと第2の車輪のロータRのいずれの歯数が多いか、また、その歯数がどれだけかが推定できる。したがって、推定された第1の車輪と第2の車輪それぞれのロータRの歯数を一旦RAMに記憶させ、学習させておく。
そして、ステップ170に進み、前回の制御サイクルの際にRAMに記憶された学習結果と、今回の制御サイクルでRAMに記憶された学習結果とが同じか否かが判定される。そして、異なっていればステップ180に進み、学習結果が同一であったことを示す学習結果同一カウンタをクリア(=0)させる。また、学習結果が同一であればステップ190に進み、学習結果同一カウンタを1つインクリメントすることでカウントアップする。
続くステップ200では、学習結果同一カウンタが予め決められた規定値(例えば、1秒分に相当する制御サイクル数。つまり、制御サイクルが8msであるとすると、125回)を超えたか否かが判定される。そして、このステップで肯定判定されれば、ロータRの歯数を決定する情報として信頼性があるものとして、ステップ220に進む。また、このステップで否定判定されれば、まだロータRの歯数を決定する情報として信頼性に乏しいものとしてステップ250に進む。
ステップ220では、学習結果がEEPROM3bに記憶されている値と同一か否かが判定される。この処理では、すでにEEPROM3bにロータRの歯数情報が記憶されていた場合にはその歯数情報と比較されることになるが、記憶されていなかった場合には否定判定される。なお、ロータRとしてEEPROM3bに記憶されている値と学習された歯数との比が所定の範囲、例えば±0.1〜5%程度であれば、学習された歯数がEEPROM3bに記憶された値と同一であるものとしている。
そして、ステップ220で否定判定された場合には、ステップ230に進み、学習結果が他の設定値、Rの歯数もしくはスイッチ数として有り得る設定値、つまり製造されているロータRの歯数として分かっているものと同一であるか否かが判定される。具体的には、ロータRの規定値とロータRの歯数として学習された歯数との比が所定の範囲、例えば±0.1〜5%程度であれば、学習された歯数が規定値と同一であるものとしている。
このステップで肯定判定された場合には、学習結果がロータRの歯数として的確なものであるとし、ステップ240に進んでロータRの歯数の学習結果をEEPROM3bに記憶させてステップ250に進む。また、否定判定された場合には、学習結果がロータRの歯数として的確なものではないとし、そのままステップ250に進む。
ステップ250では、前後径補正処理が実行される。この前後径補正処理は上述したように、前輪と後輪のタイヤ径の比に基づき、各車輪速度センサ1a〜1bからの検出信号から得られる車輪速度を補正し、各車輪の車輪速度を求めるものである。この前後径補正処理でも、各車輪速度センサ1a〜1bからの検出信号から車輪速度を求める際にロータRの歯数が必要になるが、この場合にもロータRの歯数を規定数、例えば105歯と想定して各車輪速度を求めるようにしている。
例えば、前後輪のタイヤ径の比は、制御サイクル毎に求められる前後輪の車輪速度を1秒間分積算し、その積算値の比を演算することによって求められる。この前後輪のタイヤ径の比は、ロータRの歯数として正確なものではなく仮のものを用いたとしても正確に求められる。なお、この前後径補正処理は、例えばイグニッションスイッチがONされたのち車輪速度が1秒間分求められると1度目が完了するため、マイクロコンピュータ3aでは、1度目の前後径補正処理が完了した際に、RAMのフラグがセットされるようになっている。ただし、この前後径補正処理は、その後も逐次継続され、例えばいずれかの車輪のタイヤ空気圧が低下した場合にも、それに対応して前後輪のタイヤ径の比が求められるようになっている。
そして、この前後径補正処理が完了すると、再びステップ120に戻り、上記処理が繰り返される。なお、前後径補正処理は上述したように例えば車輪速度が1秒間分求められれば1度目が完了することから、EEPROM3bにロータRの歯数が記憶されるよりも早く完了する。このため、ステップ130およびステップ140にて、EEPROM3bにロータRの歯数が記憶されておらず、かつ、前後径補正処理が完了していない場合にのみ、ABS制御が開始されるスリップ率のしきい値が鈍感化されるようにしている。
以上説明したように、本実施形態におけるABS制御システムでは、一旦、ロータRの歯数が求められると、その歯数をEEPROM3bに記憶するようにしている。このため、最初にイグニッションスイッチをONさせた後においては、EEPROM3bに記憶されたロータRの歯数に基づいて各車輪の車輪速度を求めることが可能となる。したがって、イグニッションスイッチがONされる毎にロータの歯数の演算時間分、車輪速度が求められなくなることを防止することができる。また、車輪速度演算が行われるまでの間、ABS制御が実行されなくなることを防止することもできる。
また、一旦、ロータRの歯数がEEPROM3bに記憶された場合には、基本的にはその記憶内容に基づいて車輪速度が記憶されることになる。しかしながら、新たに学習したロータRの歯数が所定の制御サイクル数分同一であり(ステップ200参照)、かつ、その学習結果が他の設定値と同様であった場合(ステップ240参照)には、ロータRの歯数を更新するようにしている。したがって、修理などによってロータRが取り替えられ、そのときにロータRとして修理前とは異なる歯数のものが誤組み付けされたとしても、それに対応してロータRの歯数を更新することができる。そして、その更新が、新たに学習したロータRの歯数が所定の制御サイクル数分同一でなければ行われないようにしているため、偶然的に現在EEPROM3bに記憶されている内容と異なった学習内容が得られたとしても、それによってロータRの歯数が誤って変更されることを防止することもできる。
(他の実施形態)
上記実施形態では、ロータRとして歯車形状のものを例に挙げて説明したが、ロータRが樹脂等でコーティングされ、ロータRの歯車の歯に相当する金属の表面のみがコーティング面から露出するように構成されたロータスイッチ型のものに関しても、本発明を提供することが可能である。この場合、ロータRのスイッチ数が歯数に相当するものとなる。
なお、本実施形態の図中に示したステップは、各種処理を実行する手段に対応するものである。
本発明の第1実施形態におけるABS制御システムのブロック構成を示す図である。 図1に示すABS制御システムが実行するロータ歯数学習処理およびABS制御しきい値設定のフローチャートである。
符号の説明
1a〜1d…車輪速度センサ、3…ブレーキECU、3a…マイクロコンピュータ、
3b…EEPROM、4…ABSアクチュエータ、5a〜5d…W/C、R…ロータ。

Claims (6)

  1. 車両に取り付けられる第1の車輪と共に第1のロータ(R)が回転する際に、第1の車輪速度センサ(1a〜1d)が前記第1のロータ(R)に備えられた歯もしくはスイッチの数に応じて発生するパルス信号を読み取る第1信号検出手段(3a)と、
    前記車両に取り付けられる第2の車輪と共に第2のロータ(R)が回転する際に、第2の車輪速度センサ(1a〜1d)が前記第2のロータ(R)に備えられた歯もしくはスイッチの数に応じて発生するパルス信号を読み取る第2信号検出手段(3a)と、
    前記第1のロータ(R)および前記第2のロータ(R)の歯もしくはスイッチの数が所定数であると仮定し、前記第1信号検出手段(3a)および前記第2信号検出手段(3a)が検出したパルス信号のパルス数と前記所定数とに基づいて、前記第1の車輪の仮の車輪速度となる第1仮想車輪速度と、前記第2の車輪の仮の車輪速度となる第2仮想車輪速度とを求める仮想車輪速度演算手段(3a)と、
    前記第1仮想車輪速度と前記第2仮想車輪速度との比に基づいて、前記第1のロータ(R)および前記第2のロータ(R)の歯もしくはスイッチの数を推定する推定手段(3a)と、
    前記推定手段(3a)によって推定された前記第1のロータ(R)および前記第2のロータ(R)の歯もしくはスイッチの数を記憶する不揮発性記憶手段(3b)と、
    前記不揮発性記憶手段(3b)に記憶された前記第1のロータ(R)および前記第2のロータ(R)の歯もしくはスイッチの数と、前記第1信号検出手段(3a)および前記第2信号検出手段(3a)の検出結果とに基づいて、前記第1の車輪の車輪速度を求めると共に、前記第2の車輪の車輪速度を求める車輪速度演算手段(3a)と、を備えていることを特徴とする車輪速度演算装置。
  2. 前記不揮発性記憶手段(3b)は、前記第1のロータ(R)および前記第2のロータ(R)の歯もしくはスイッチの数として規定されている数と、前記推定手段(3a)によって推定される第1のロータ(R)の歯もしくはスイッチ数との比、および、前記第2のロータ(R)の歯もしくはスイッチと数の比が、所定の規定値以内である場合に、前記第1のロータ(R)および前記第2のロータ(R)の歯もしくはスイッチの数を記憶するようになっていることを特徴とする請求項1に記載の車輪速度演算装置。
  3. 前記仮想車輪速度演算手段(3a)は、所定の制御サイクル毎に前記第1仮想車輪速度および前記第2仮想車輪速度を求めるようになっており、
    前記推定手段(3a)は、前記所定の制御サイクル毎に前記第1のロータ(R)および前記第2のロータ(R)の歯もしくはスイッチの数を推定するようになっており、
    前記不揮発性記憶手段(3b)は、前記第1のロータ(R)および前記第2のロータ(R)の歯もしくはスイッチの数として規定されている数と、前記推定手段(3a)によって推定される第1のロータ(R)の歯もしくはスイッチ数との比、および、前記第2のロータ(R)の歯もしくはスイッチと数の比が、所定の規定値以内である状態が所定時間以上継続した場合に、前記第1のロータ(R)および前記第2のロータ(R)の歯もしくはスイッチの数を記憶するようになっていることを特徴とする請求項1に記載の車輪速度演算装置。
  4. 前記不揮発性記憶手段(3b)は、該不揮発性記憶手段(3b)内に前記第1のロータ(R)および前記第2のロータ(R)の歯もしくはスイッチの数が記憶されている場合において、前記推定手段(3a)にて推定された前記第1のロータ(R)および前記第2のロータ(R)の歯もしくはスイッチの数が該不揮発性記憶手段(3b)内に記憶されている内容と同一なものであった場合には、前記不揮発性記憶手段(3b)に以前から記憶されている内容を維持し、前記推定手段(3a)によって推定された前記第1のロータ(R)および前記第2のロータ(R)の歯もしくはスイッチの数の書き込みを行わないようになっていることを特徴とする請求項3に記載の車輪速度演算装置。
  5. 前記不揮発性記憶手段(3b)は、該不揮発性記憶手段(3b)内に前記第1のロータ(R)および前記第2のロータ(R)の歯もしくはスイッチの数が記憶されている場合において、前記推定手段(3a)にて推定された前記第1のロータ(R)および前記第2のロータ(R)の歯もしくはスイッチの数が該不揮発性記憶手段(3b)内に記憶されている内容と異なっているときには、その異なっている状態が前記所定時間以上継続した場合に、該不揮発性記憶手段(3b)内に記憶されている内容をその異なっている数に書き換えるようになっていることを特徴とする請求項3または4に記載の車輪速度演算装置。
  6. 請求項1ないし5のいずれか1つに記載の車輪速度演算装置を備え、
    前記車輪速度演算装置によって演算された前記第1の車輪および前記第2の車輪それぞれの車輪速度に基づいて、前記車両の車速の演算を行うと共に、これら車輪速度および車速とに基づいて求められるスリップ率が所定のしきい値を超えた場合に、アンチスキッド制御を実行するように構成されたABS制御装置であって、
    前記アンチスキッド制御の開始条件となる前記しきい値を設定するしきい値設定手段(3a)を有し、
    前記しきい値設定手段(3a)は、前記車輪速度演算装置内の前記不揮発性記憶手段(3b)に前記第1のロータ(R)および前記第2のロータ(R)の歯もしくはスイッチの数が記憶されていない場合には、前記しきい値を第1の値に設定し、記憶されている場合には、前記しきい値を前記第1の値よりも低い第2の値に設定するようになっていることを特徴とするアンチスキッド制御装置。

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