JP2005098023A - ニューマチックケーソン - Google Patents

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Abstract

【課題】 マンロックを簡単な構造にして、容易、且つ、安価に製造できるニューマチックケーソンを提供する。
【解決手段】 作業室スラブ13の下側に、掘削機18を備えて加圧状態で地山17を掘削可能な作業室15が設けられ、作業室スラブ13の上側に一体にマンロック20が気密に設けられると共に、地上側から作業室スラブ13上まで昇降可能な昇降機を備えたマンシャフト25が設けられ、マンシャフト25の出入口からマンロック20に出入可能に構成され、マンシャフト25の出入口25bに気密状態で開閉可能なマンシャフト開閉扉25cが設けられるとともに、マンロック20と作業室15との間に出入り可能な作業室開閉扉24aが設けられて、マンロック20の内部を大気圧から作業室15内部の気圧まで加減圧可能な気圧調整手段31が装備され、マンロック20内にバッファタンク46、56を介して作業者呼吸用ガスを供給する呼吸用ガス供給手段32が装備されている。
【選択図】 図1

Description

この発明は、作業室を加圧状態にして地山の掘削作業を行うニューマチックケーソン、特に、大深度の掘削を行うのに好適なニューマチックケーソンに係り、作業者が高圧の作業室へ出入りする際に経由するマンロックの改良に関する。
従来、ニューマチックケーソンでは、地下水の漏出等を抑えるために作業室内を大気圧より高圧にして、掘削機により掘削が行われている。この掘削作業時には、作業者が高圧環境下に晒されることは健康上好ましくないため、作業室内を無人状態で掘削するようにしている。
近年、大深度の地下の掘削がニューマチックケーソンを用いて行われるようになった。このようなケーソンでは、深度に応じて、作業室内の気圧を高く設定しなければならず、例えば、従来のニューマチックケーソンでは、大きくても0.3Mpa程度に設定されていた気圧が、例えば0.7Mpa程度に設定されることもある。
このような大深度掘削用のニューマチックケーソンでは、作業者が高圧の作業室に入室する場合、高気圧障害を予防するため、作業者を大気圧から作業室内の気圧に徐々に適応させ、また、作業後に作業室を退室する場合、作業室内の気圧から大気圧まで徐々に適応させることが行われている。
図5に、例えば、下記特許文献1に示されるようなニューマチックケーソンを示す。
図において、80は大深度の地山を掘削するためのニューマチックケーソンであり、ケーソン躯体81の下側に作業室スラブ82及び刃口83が設けられ、作業室スラブ82の下側に作業室84が設けられている。
作業室スラブ82の上側のケーソン躯体81内には、作業員が昇降するためのエレベータ等の昇降装置85を備えた2組のマンシャフト装置90が、地上側から作業室84側まで設けられている。
これらのマンシャフト装置90は鋼製であり、下方に、昇降装置85への昇降のための昇降室93、副室94、主室95、及びトランク室96が、縦方向に配列した状態で設けられ、各室93、94、95、96、84間が直梯子97により昇降可能に構成され、各室間を図示しない開閉扉により気密状態に開閉可能にされている。各室の大きさは、例えば、直径約2m程度で、直梯子の長さが15m〜20m程度である。
作業室84、主室95、副室94には、地上に設置された図示しない圧縮空気供給装置から圧縮空気が供給されるように構成されている。この圧縮空気により作業室84内は常に大気圧より高い気圧に維持されている。また、主室95及び副室94は、供給される圧縮空気により、大気圧から作業室84の圧力まで気圧調整可能なマンロック92となっている。
さらに、主室95及び副室94には、地上に設置された呼吸用ガス供給装置98から、ヘリウム、窒素、及び酸素からなるヘリウム混合ガスが呼吸用ガス路98bを経由して呼吸部99aに供給されるように構成され、酸素分圧の高い高酸素分圧ガスが呼吸用ガス路98aを経由して呼吸部99bに供給されるように構成されている。又、酸素呼気は直接ロック外部へ排出されるように構成されている。そして、作業者が呼吸部99aからの混合ガスと、呼吸部99bからの高酸素分圧ガスとを交互に呼吸することができるようになっている。
このようなニューマチックケーソン80では、作業室84内が高い気圧になっており、通常は無人で掘削が行われるが、各種の理由で作業室84に作業者が入ることがある。その場合、作業者はマンシャフト装置90の上部に設けられた出入口から進入し、マンシャフト装置90の内部を昇降装置85により下降し、下部の昇降室93内に降り、直梯子97により主室95や副室94からなるマンロック92に進入する。このとき、マンロック92内は大気圧となっている。
そして、作業者が内部に入室した状態で図示しない開口部を閉じて主室95及び副室94を密閉し、圧縮空気を供給してマンロック92内の圧力を徐々に上昇させることにより、作業者を作業室84の気圧に適応させる。そして、マンロック92の内部の圧力を作業室84内部の圧力にして、十分に作業室84内の気圧に適応させた状態で終了する。
その後、主室95及び副室94と作業室84との間の図示しない開口部を開口させ、高圧環境下で直梯子97を下降して、作業者は作業室84に入室することができる。
一方、作業室84内の作業終了後、作業者は、再び、高圧環境下で直梯子97を上昇し、主室95や副室94からなるマンロック92内に戻り密閉状態にする。そして、このマンロック92内で作業室84内の気圧から大気圧まで徐々に圧力を低下させることにより、作業者を大気圧に適応させる。その後、内部の気圧を大気圧まで低下させ、作業者を充分に大気圧に適応させた状態で終了し、主室95及び副室94を昇降室93との間の図示しない開口部を開口させて、昇降室93に上昇し、マンシャフト装置90内の昇降装置85により上昇して上部の出入口から地上に出ることができる。
特開2003−147776号
従来の大深度地下掘削用のニューマチックケーソン80では、マンシャフト装置90は鋼製で、高い気圧に昇圧可能な主室95や副室94のマンロック92を有するため、マンシャフト装置90の構造が複雑であり、しかも、予め作製されたマンロック92を掘削現場まで運搬してマンシャフト装置90を組立てなければならず、製造に手間がかかり、大きなマンロック92を形成し難かった。
そのため、マンロック92が狭くて多数の作業者をマンロック92内に収容し難く、また、多数の作業者が同時に呼吸用ガスを消費すると呼吸用ガスが不足するなど、多数の作業者に同時に作業室の気圧や大気圧に適応させる処理を行うことが困難で、作業者に対する精神的、身体的負担が大きいという問題点があった。
そこで、この発明は、より大きなマンロックを容易、且つ、安価に製造することができ、しかも、多数の作業者に同時に作業室の気圧や大気圧に適応させる処理を行うことも可能なニューマチックケーソンを提供することを課題とする。
上記課題を達成する請求項1に記載の発明は、作業室スラブの下側に、掘削機を備えて加圧状態で地山を掘削可能な作業室が設けられるとともに、前記作業室スラブの上側に、気密に閉塞可能な空間を有するマンロックが設けられ、地上側から前記作業室スラブ上まで昇降可能な昇降機を備えたマンシャフトが設けられて、該マンシャフトの出入口から前記マンロック内に出入可能に構成され、前記マンシャフトの前記出入口に気密状態で開閉可能なマンシャフト開閉扉が設けられるとともに、前記マンロックと前記作業室との間に出入り可能な作業室開閉扉が設けられ、前記マンロックの内部を大気圧から前記作業室内部の気圧まで加減圧可能な気圧調整手段が装備されるとともに、前記マンロック内に作業者呼吸用ガスを供給する呼吸用ガス供給手段が装備されたニューマチックケーソンであって、前記呼吸用ガス供給手段が、前記作業者呼吸用ガスの圧力を調整する制御部と、該制御部により調圧された前記作業者呼吸用ガスを貯留するバッファタンクとを有し、前記バッファタンクから供給される前記作業者呼吸用ガスを前記マンロック内で呼吸可能に構成したことを備えたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の構成に加え、前記呼吸用ガス供給手段が、前記制御部により調圧された前記作業者呼吸用ガスの圧力変化を検出する検出手段と、該圧力変化の異常を検出して知らせる異常通知手段とを備えたことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の構成に加え、前記マンロックが、前記マンシャフトの出入口を有する副室と、前記作業室の出入口を有する主室とに気密に区画され、該主室と副室とのそれぞれに前記気圧調整手段及び前記呼吸用ガス供給手段が設けられ、前記主室と前記副室との間に横方向の連通路と該連通路を気密状態で開閉可能な連通路開閉扉とが配設されていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3の何れか一つに記載の構成に加え、前記作業室スラブの上方に上部スラブを備えた二重スラブ構造を有し、前記作業室スラブと前記上部スラブとの間に隔壁が設けられることにより前記マンロックが形成されていることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4の何れか一つに記載の構成に加え、前記作業室スラブの上側に前記掘削機の回収手段を備えた回収室が設けられると共に、該回収室と前記作業室との間に前記掘削機が通過可能で気密状態に開閉可能な開口部と、該回収室の内部を作業室内部の気圧から大気圧まで加減圧可能な回収室気圧調整手段とが設けられ、前記マンロックと前記回収室との間に回収室連通路及び該回収室連通路を気密状態で開閉可能な回収室開閉扉が配設されていることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1乃至5の何れか一つに記載の構成に加え、前記マンロックに排気手段を設け、該排気手段と前記気圧調整手段とにより前記マンロック内の気体の酸素濃度を一定に調整可能に構成したことを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、作業室スラブの上側にマンシャフトの出入口から出入可能なマンロックが設けられ、このマンロックの内部を大気圧から作業室内部の気圧まで加減圧可能な気圧調整手段が装備されているので、マンシャフト内にマンロックを設ける必要がなく、マンシャフトの耐圧構造などの設備が不要で、簡単な構成にすることができ、また、マンロックが作業室スラブとともに形成できるため、容易に構築することができる。しかも、作業室スラブの広い上面を用いてマンロックを形成できるため、大きなマンロックを形成することが可能であり、容易に、且つ、安価に大きなマンロックを製造することができる。
更に、マンロック内に作業者呼吸用ガスを供給する呼吸用ガス供給手段が、調圧された作業者呼吸用ガスを貯留するバッファタンクを備えているので、マンロックを大きく形成して多数の作業者を同時に収容して作業室の気圧や大気圧に適応させる処理を行っても、バッファタンクに貯留されている呼吸用ガスにより呼吸用ガスの供給量を確保し易く、多数の作業者を同時に作業室の気圧や大気圧に適応させる処理を行い易い。
請求項2に記載の発明によれば、呼吸用ガス供給手段が、作業者呼吸用ガスの圧力変化を検出する検出手段と、圧力変化の異常を検出して知らせる異常通知手段とを備えているので、作業者に対する作業室の気圧や大気圧に適応させる処理が正常に行われない場合に、外部から確認し易く、作業者の高気圧障害を予防し易く、作業者の安全をより確保し易い。
請求項3に記載の発明によれば、別々に気圧調整可能な主室及び副室を設けていても、主室と副室との間に横方向の連通路が配設されているので、高圧環境下で作業者が主室及び副室を経由して作業室に入退室する際、主室と副室との間を横方向に移動できて上下移動する運動量を少なくすることができ、より作業者に対する身体的負担を軽減することができる。
請求項4に記載の発明によれば、種々の目的で構築される二重スラブ構造の作業室スラブと上部スラブとの間に隔壁を設けることによりマンロックを形成できるので、マンロックを容易に形成することができるとともに、隔壁の位置を調整するだけで、マンロックの広さを任意に調整して形成することができる。
請求項5に記載の発明によれば、作業室スラブの上側に掘削機の回収手段と気圧調整手段とを備えた回収室が設けられ、この回収室とマンロックとの間に回収室開閉扉を有する連通路が配設されているので、掘削機の点検、修理、組立及び解体、回収作業等を回収室で行う際、掘削機を回収して開口部を閉じて回収室を大気圧に調整すれば、作業者が高圧環境下に晒されることなく、回収等の作業を行うことができる。そのため、作業室に出入する際、マンロックを作業者を気圧変化に適応させる処理に使用できると同時に、掘削機の点検、修理、組立及び解体回収作業等を行う際の気こう室としても使用することができ、マンロックの効率的な利用が可能で、便利である。
請求項6に記載の発明によれば、マンロックに排気手段を設け、この排気手段と気圧調整手段とによりマンロック内の気体の酸素濃度を調整可能に構成したので、作業者がマンロック内で酸素を消費したり、混合ガスの呼気を排出しても、マンロック内の酸素濃度を所定の濃度に維持し易い。
[実施の形態1]
以下、この発明の実施の形態について説明する。
図1及び図2は、実施の形態1のニューマチックケーソンを示す。
図において、10は大深度の地山を掘削するためのニューマチックケーソンである。このニューマチックケーソン10は、ケーソン躯体12の下側に作業室スラブ13及び刃口14が設けられ、作業室スラブ13の下側に作業室15が区画され、この作業室15内に掘削地盤17を掘削可能な掘削機18が設けられている。また、作業室スラブ13の上側には、作業室スラブ13との間に空間を形成するように上部スラブ16が設けられており、二重スラブ構造となっている。さらに、作業室スラブ13の上側のケーソン躯体12の内側には、地上側から作業室スラブ13上までマンシャフト25が設けられている。
作業室スラブ13と上部スラブ16との間の空間には、両スラブ13、16の間に形成された隔壁19により、主室22及び副室21からなるマンロック20が気密に形成されている。そして、主室21と副室22との間には両室21、22間を横方向に移動可能な連通路23が設けられ、連通路開閉扉23aにより気密状態で開閉可能となっている。また、主室22と作業室15との間の作業室スラブ13には作業室15への出入口24が設けられ、作業室開閉扉24aにより気密状態で開閉可能となっている。
マンシャフト25は鋼製の筒状体であり、内部に昇降装置としてのエレベータ26が設けられ、上部及び下部にそれぞれ作業者の出入口25a、25bが設けられている。このマンシャフト25の下部の出入口25bはマンロック20の副室21内に配置され、マンシャフト25の出入口25bから作業室スラブ13上のマンロック20に出入可能に構成されている。また、この出入口25bには気密状態で開閉可能なマンシャフト開閉扉25cが設けられており、マンロック20内の圧力に拘わらず、内部を大気圧に維持できるようになっている。
副室21及び主室22並びに作業室15の各々には、各室21、22、15の内部の気圧を、大気圧から掘削時に地下水の漏洩を抑制するなどの目的で作業室15内に必要な気圧まで加減圧可能な気圧調整手段31が装備されている。
さらに、副室21及び主室22には、作業者が必要に応じて呼吸するための呼吸用ガスを供給する呼吸用ガス供給手段32がそれぞれ装備されている。
気圧調整手段31は、地上に設置されたコンプレッサ34と、このコンプレッサ34からの圧縮空気が貯留される圧縮空気タンク35と、圧縮空気タンク35から各室21、22、15に圧縮空気を供給するための圧縮空気路36と、圧縮空気路36からの圧縮空気を副室21及び主室22のぞれぞれに供給する供給口37とを有している。また、この副室21及び主室22には、内部の気体を排気するための排気口38が設けられており、排気口38から各室21、22内の気体を、排気路39から加減圧・換気調整設備40を介して排出可能に構成されている。
呼吸用ガス供給手段32は、ヘリウム、窒素、及び酸素からなる混合ガス、ヘリウム、酸素からなる混合ガス、又は他の混合ガスを供給する混合ガス系32aと、大気より高い酸素濃度を有する高酸素分圧ガスを供給する高酸素分圧ガス系32bとからなっている。
混合ガス系32aは、地上に設けられたヘリウム、窒素、及び酸素からなる混合ガスを貯蔵する混合ガス貯蔵所41と、この貯蔵所41からの混合ガスを減圧するための第1減圧装置42と、このような呼吸用ガスの供給量等を調整するための第2減圧装置を有する中央制御部45と、この中央制御部45で調圧されるとともに制御された混合ガスを貯留するバッファタンクとしての混合ガス貯留タンク46と、混合ガス貯留タンク46から副室21、主室22、及び作業室15に混合ガスを供給する混合ガス供給路47と、各室21、22、15内で混合ガスを呼吸するために、混合ガス供給路47から分岐して設けられた複数の混合ガス呼吸部48とを有している。
高酸素分圧ガス系32bは、地上に設けられた高酸素分圧ガスを貯蔵する高酸素分圧ガス貯蔵所51と、この貯蔵所51からの高酸素分圧ガスを減圧して中央制御部45に供給するための第1減圧装置52と、第2減圧装置を有する中央制御部45で調圧されるとともに制御された高酸素分圧ガスを貯留するバッファタンクとしての高酸素分圧ガス貯留タンク56と、高酸素分圧ガス貯留タンク56から副室21及び主室22に高酸素分圧ガスを供給する高酸素分圧ガス供給路57と、各室21、22内で高酸素分圧ガスを呼吸するために、混合ガス供給路47から分岐して設けられた複数の高酸素分圧ガス呼吸部58とを有している。
このような呼吸用ガス供給手段32では、混合ガスと高酸素分圧ガスとを作業者が確実に呼吸できるようにするために、各部を予め設定されたタイマーにより作動可能にしており、中央制御部45にはバックアップシステムが組み込まれて、異常時に警報を発するように構成されている。
また、これらの混合ガス系32a及び高酸素分圧ガス系32bには、混合ガス呼吸部48と高酸素分圧ガス呼吸部58とに、それぞれ呼吸監視モニター49、59が設けられている。この呼吸監視モニター49、59は、それぞれ混合ガス又は高酸素分圧ガスの使用状況を検出できるように構成されている。
そして、呼吸監視モニター49、59により検出される混合ガスや高酸素分圧ガスの使用状況や、主室22、副室21の圧力変化の検出装置22a、21aにより検出されたデータは、例えば、中央制御部45のバックアップシステム等に伝達され、予め設定された減圧テーブル等と異なる場合に、異常通知手段として設けられた図示しない警報、音声、警告灯等により、管制室員などに通知されるようになっている。
更に、これらの混合ガス系32a及び高酸素分圧ガス系32bでは、それぞれ混合ガス貯留タンク46及び高酸素分圧ガス貯留タンク56を設けることにより、作業者数が増えて混合ガスや高酸素分圧ガスの消費量が大きくなる場合でも供給量が不足し難くなっている。
このような構成のニューマチックケーソン10は、次のようにして構築される。
まず、作業室スラブ13と刃口14とをコンクリート又は鋼殻により構築し、作業室15を形成する。このとき、作業室スラブ13の所定位置には、作業室15への出入口24を形成しておく。
次に、ケーソン躯体12、隔壁19、及び上部スラブ16をコンクリートにより構築する。このとき、隔壁19の位置を調整することにより、マンロック20の副室21及び主室22を、使用する人数や形状等に応じて設定することができる。また、この隔壁19には連通路23を設けておくとともに、上部スラブ16にはマンシャフト25を配置するための貫通孔16aや各種の配管、配線、計測器等を設けておく。
そして、マンシャフト25、出入口24や連通路23等のマンシャフト開閉扉25c、24a、23aなどを設置した後、沈下させて設置することができる。
このように構築されたニューマチックケーソン10を用いて大深度掘削を行うには、コンプレッサ34から圧縮空気路36を経由して作業室15内に供給された圧縮空気により、作業室15内の気圧を深度に応じた圧力に設定し、作業室15内の掘削機18を用いて掘削する。このとき、作業室15内は無人状態で行われる。
また、掘削時には、生じた土砂は、主室22又は主室や副室を設けていない作業スラブや回収ロックを貫通して作業室15から地上側まで設けられたマテリアルシャフトを用いて搬出している。
そして、掘削を行う際、各種の理由により作業室15に作業者が入退室する必要が生じた場合には次のようにする。このニューマチックケーソン10では、1名の作業者が作業室15に入退室することも可能であるが、ここでは、多数の作業者が同時に作業室15に入退室する場合について説明する。
まず、作業者は、マンシャフト25の上部に設けられた出入口25aに進入し、エレベータ26により下降する。このマンシャフト25内は大気圧になっている。下部に設けられた出入口25bに達すると、出入口25bからマンシャフト開閉扉25cを開いて横方向に移動し、例えばマンロック20の副室21に進入する。このとき、副室21、主室22内は大気圧に設定されている。
副室21内に作業者が入室後、マンシャフト25の出入口25bを気密状態に閉塞するとともに、副室21と主室22との間の連通路23の連通路開閉扉23aを開けて、主室22に移動後、主室22を密閉空間にする。
この状態で、作業室15に入室するための作業者の気圧変化に適応させる処理を行う。ここでは、気圧調整手段31から圧縮空気を徐々に導入して、主室22内の気圧を徐々に上昇させる。このとき加圧はマンロック内や中央制御部で操作して行うことができる。その際、一定圧力以上で各作業者は混合ガス呼吸部48から、各々混合ガスを呼吸しつつ、主室22内の気圧の上昇に適応させていく。これらの作業室内の気圧変化や混合ガスの使用状況は、前述のような中央制御部45のバックアップシステムにより監視されている。そして、主室22内の気圧が作業室15内の気圧に達し、各作業者が充分に作業室15内の気圧に適応できた段階で終了する。
次いで、主室22と作業室15との間の作業室スラブ13の出入口24の作業室開閉扉24aを開放した状態で、出入口24から作業室15に入室することができる。
なお、作業者を気圧変化に適応させる処理の間、主室22或いは副室21内に作業者が多数存在する等により、内部の空気中の成分割合が変動し易い場合には、気圧調整手段31のコンプレッサ34と地上の加減圧・換気調整設備40とを連動させることにより、圧縮空気路39及び供給口38から圧縮空気を供給するとともに、排気口38a及び排気路39aから内部の空気を排気することにより、内部圧力を調整すると同時に空気の成分割合を一定に保つことができる。
次に、作業者が作業室15内で所定の作業を終了した後、高気圧環境から大気圧環境に適応させるために、再び、作業者を気圧変化に適応させる処理を行う。
まず、作業者が作業室15から、作業室スラブ13の出入口24を通り、作業室15の気圧となっているマンロック20の主室22に進入し、ハッチ24を気密状態に閉塞し、主室22を密封状態とする。
この状態で、気圧調整手段31の排気口38から徐々に主室22内の気圧を低下させる。このとき、減圧は作業気圧と作業時間から設定された減圧タイムテープルに基づいて、図示しない中央監視室からの操作により行うことができる。その際、各作業者は混合ガス呼吸部48から各々一定圧力まで混合ガスを呼吸し、又一定の圧力、例えば0.12Mpaから高酸素分圧ガス呼吸部58から各々高酸素分圧ガスとロック内の空気を交互に呼吸しつつ、主室22内の気圧の低下に適応させていく。これらの作業室内の気圧変化や混合ガスの気圧変化は、前述のような中央制御部45のバックアップシステムにより監視されている。そして、主室22内の気圧が大気圧まで低下し、各作業者が充分に大気圧環境に適応できた段階で終了する。
その後、連絡通路開閉扉23aを開けて副室21に移動しマンシャフト25の出入口25bを開放して、大気圧下のマンシャフト25内でエレベータにより地上まで上昇し、出入口25aから大気圧下の地上に出ることが可能である。
以上のようなニューマチックケーソン10によれば、作業室スラブ13の上に主室22及び副室21からなるマンロック20が設けられ、このマンロック20にマンシャフト25の出入口25bが出入可能に配置され、このマンロック20の内部を大気圧から作業室15の内部の気圧まで加減圧可能な気圧調整手段31が装備されているので、作業者を気圧変化に適応させる処理を、作業室スラブ13上のマンロック20内で行うことができる。他、地上の加減圧、喚起調整設備40でもできる。そのため、マンシャフト25内で加減圧を行うことがなくて耐圧構造等の複雑な構造にする必要がない。しかも、このマンロック20は作業室スラブ13と同様の材料及び方法で形成することができるため、容易に、且つ、安価に構築することができる。
しかも、マンシャフト25内にマンロック20がないため、エレベータ26により作業室スラブ13上まで下降することができ、作業室15に入退室する際に、高圧環境下での上下動する運動量を少なくすることができ、作業者に対する身体的負担を軽減することができる。
さらに、作業室スラブ13の広い上面を用いてマンロック20を形成できるため、主室22や副室21を大きく形成することが可能であり、多数の作業者が同時に入室することができ、効率よく気圧変化に適応させることができるとともに、作業者の心理的な負担も軽減することができる。
しかも、呼吸用ガス供給手段32の混合ガス系32aや高酸素分圧ガス系32bには、中央制御部45で調圧された混合ガスを貯留する混合ガス貯留タンク46や、調圧された高酸素分圧ガスを貯留する高酸素分圧ガス貯留タンク56が設けられ、これらのガスを作業者が呼吸可能な状態で多量に貯留されている。そのため、主室22や副室21に多数の作業者が入室して、同時に作業室15の気圧や大気圧に適応させる処理を行なうことにより、混合ガスや高酸素分圧ガスの使用量が中央制御部45からの発生量より多くなっても、貯留タンク46、56に貯留される各ガスがか供給され、混合ガスや高酸素分圧ガスの供給量を確保することができる。
従って、このようなニューマチックケーソン10は、より大きな主室22や副室21等のマンロック20を容易、且つ、安価に製造することができるとともに、多数の作業者を作業室15の気圧や大気圧に適応させる処理を行い易いものとなる。
更に、呼吸用ガス供給手段32の混合ガス系32aや高酸素分圧ガス系32bに、中央制御部45により調圧された混合ガスや高酸素分圧ガスの使用状況を検出できる呼吸監視モニター49、59が設けられ、主室22、副室21の圧力変化を検出する検出装置22a、21aが設けられ、異常を検出した際に警報、音声、警告灯等の異常通知手段により通知可能に構成されているので、作業室15の気圧や大気圧に適応させる処理が正常に行われていないことを、外部から確認することができ、作業者の高気圧障害を予防する等、作業者の安全をより確保し易い。
また、マンロック20内に呼吸用ガス供給手段32の呼吸部48,58を設けているので、作業者を気圧変化に適応させる処理を行う際、作業者が圧縮空気とは別に混合ガス及び高酸素分圧ガスからなる呼吸用ガスを呼吸することができる。そのため、高気圧障害を予防し易い。
更に、主室22及び副室21が別々に内部の気圧調整が可能で、この主室22と副室21との間に横方向に移動可能な連通路23aが配設されているので、上下に配置された主室と副室とを有する従来のマンシャフトに設けられたマンロックに比べて、高圧環境下での上下動する運動量をより少なくすることができる。
また、二重スラブ構造のニューマチックケーソン10の作業室スラブ13と上部スラブ16との間に隔壁19を形成するだけでマンロック20を形成できるので、従来のマンシャフトに設けられたマンロックをより容易に形成することができるとともに、隔壁19の位置を調整するだけで、マンロック20の広さを任意に設定することができ、広いマンロック20を容易に構築することができる。
なお、上記の実施の形態1では、主室22と副室21とからなるマンロック20について説明したが、マンロック20とマンシャフト25との間と、マンロック20と作業室15との間が気密状態で開閉可能な構造であれば、加減圧可能な部屋の数は、適宜選択することができる。
また、上記では、作業者を気圧変化に適応させる処理を主室22のみを用いて行ったが、副室21で行うことも可能である。
[実施の形態2]
図3及び図4は、実施の形態2のニューマチックケーソンを示す。
このニューマチックケーソン60は、掘削機の回収室を有する点で実施の形態1と相違する。
ここでは、下部に設けられた作業室スラブ62と上部スラブ63との間の空間に隔壁64が設けられることにより多数の区画室65が形成されており、一部の区画室65が、実施の形態1と同様な構成を有するマンロック66としての主室68及び副室67となっている。このニューマチックケーソン60では、副室67にマンシャフト69の出入口69bが配設されているが、副室67に隣接する主室68に作業室61の出入口71が気密状態で開閉可能に設けられている。そして、主室68と副室67との間及び主室68と区画室65aとの間の隔壁64に、それぞれ気密に開閉可能な連通路70が設けられており、マンシャフト69の出入口69bから作業室61の出入口71aまでの間を作業者が水平方向に移動できるように構成されている。なお、主室68及び副室67には、それぞれ、実施の形態1と同様の気圧調整手段、呼吸用ガス供給手段が設けられているが、詳細な図示は省略されている。
また、多数の区画室65の内の他の一部が、掘削機75の回収手段としてのクレーン76を備えた回収室77となっている。この回収室77の作業室スラブ62には、掘削機75が通過可能な開口部78が設けられ、ハッチ78aにより気密状態で開閉可能となっている。また、回収室77の隔壁64には、連通路70と、この連通路70を気密に開閉可能な回収室開閉扉70aとが設けられており、区画室65aから回収室77まで作業者が横方向に移動できるようになっている。さらに、この回収室77には、副室67及び主室68と同様の気圧調整手段や呼吸用ガス供給手段が設けられており、内部の気圧を大気圧から作業室61の気圧まで加減圧可能になっている。なお、この回収室77には、装置の搬入及び搬出等に用いるマテリアルシャフト79の下端が連結されている場合もある。
また、別の区画室65bには、作業室61から掘削土砂を地上に搬出するためのマテリアルシャフト79が貫通した状態で配置され、更に、このニューマチックケーソン60では、他の多数の区画室65に作業者が出入可能にするために、多数の隔壁64に連通路が設けられている。
このようなニューマチックケーソン60では、実施の形態1と同様の構成を有しており、作業者が作業室61に入退室する際の気圧変化に適応させる処理を同様に行うことができ、実施の形態1と同様の作用効果が得られる。
しかも、作業室スラブ62の上側に掘削機75を回収するクレーン76と気圧調整手段とを備えた回収室77が設けられ、この回収室77とマンロックの副室67との間に回収室開閉扉70aを有する連通路70が配設されているので、掘削機75の点検、修理、組立及び解体、回収作業等を回収室77で行う際、副室67を大気圧にし、掘削機75をクレーン76により回収してハッチ78aを閉じ、回収室77を大気圧に調整すれば、作業者が高圧環境下に晒されることなく、回収等の作業を行うことができる。
そのため、副室67を作業室61に出入する際の気圧変化に適応させる処理に使用できると同時に、掘削機75の点検、修理、組立及び解体回収作業等を行う際の回収室77への入退室にも使用することができ、マンロックの効率的な利用が可能で、便利である。
なお、この実施の形態2では、マンロック66と回収室77とを別々に設けて連通路70で連通させたが、例えば、主室68に掘削機75のクレーン76及びハッチ78a等の回収設備を設けるなどにより、マンロック66の一部を回収室77として利用することも可能である。
この発明の実施の形態1のニューマチックケーソンの縦断面図である。 同実施の形態1のニューマチックケーソンの図1のA−A線に沿う断面図である。 この発明の実施の形態2のニューマチックケーソンの縦断面図である。 同実施の形態2のニューマチックケーソンの図3のB−B線に沿う断面図である。 従来のニューマチックケーソンの縦断面図である。
符号の説明
10、60、80 ニューマチックケーソン
13、62、82 作業室スラブ
15、61、84 作業室
18、75、 掘削機
19、64 隔壁
20、66 マンロック
21、67、94 副室
22、68、95 主室
23、70 連通路
25、69 マンシャフト
25a、25b、69a、69b マンシャフトの出入口
31 気圧調整手段
32 呼吸用ガス供給手段
32a 混合ガス系
32b 高酸素分圧ガス系
63 上部スラブ
76 クレーン(回収手段)
77 回収室

Claims (6)

  1. 作業室スラブの下側に、掘削機を備えて加圧状態で地山を掘削可能な作業室が設けられるとともに、前記作業室スラブの上側に、気密に閉塞可能な空間を有するマンロックが設けられ、地上側から前記作業室スラブ上まで昇降可能な昇降機を備えたマンシャフトが設けられて、該マンシャフトの出入口から前記マンロック内に出入可能に構成され、前記マンシャフトの前記出入口に気密状態で開閉可能なマンシャフト開閉扉が設けられるとともに、前記マンロックと前記作業室との間に出入り可能な作業室開閉扉が設けられ、前記マンロックの内部を大気圧から前記作業室内部の気圧まで加減圧可能な気圧調整手段が装備されるとともに、前記マンロック内に作業者呼吸用ガスを供給する呼吸用ガス供給手段が装備されたニューマチックケーソンであって、
    前記呼吸用ガス供給手段が、前記作業者呼吸用ガスの圧力を調整する制御部と、該制御部により調圧された前記作業者呼吸用ガスを貯留するバッファタンクとを有し、前記バッファタンクから供給される前記作業者呼吸用ガスを前記マンロック内で呼吸可能に構成したことを備えたことを特徴とするニューマチックケーソン。
  2. 前記呼吸用ガス供給手段が、前記制御部により調圧された前記作業者呼吸用ガスの圧力変化を検出する検出手段と、該圧力変化の異常を検出して知らせる異常通知手段とを備えたことを特徴とする請求項1に記載のにユーマチックケーソン。
  3. 前記マンロックが、前記作業室の出入口を有する主室と、前記マンシャフトの出入口を有する副室とに気密に区画され、該主室と副室とのそれぞれに前記気圧調整手段及び前記呼吸用ガス供給手段が設けられ、前記主室と前記副室との間に横方向の連通路と該連通路を気密状態で開閉可能な連通路開閉扉とが配設されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のニューマチックケーソン。
  4. 前記作業室スラブの上方に上部スラブを備えた二重スラブ構造を有し、前記作業室スラブと前記上部スラブとの間に隔壁が設けられることにより前記マンロックが形成されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一つに記載のニューマチックケーソン。
  5. 前記作業室スラブの上側に前記掘削機の回収手段を備えた回収室が設けられると共に、該回収室と前記作業室との間に前記掘削機が通過可能で気密状態に開閉可能な開口部と、該回収室の内部を作業室内部の気圧から大気圧まで加減圧可能な回収室気圧調整手段とが設けられ、
    前記マンロックと前記回収室との間に回収室連通路及び該回収室連通路を気密状態で開閉可能な回収室開閉扉が配設されていることを特徴とする請求項1乃至4の何れか一つに記載のニューマチックケーソン。
  6. 前記マンロックに排気手段を設け、該排気手段と前記気圧調整手段とにより前記マンロック内の気体の酸素濃度を一定に調整可能に構成したことを特徴とする請求項1乃至5の何れか一つに記載のニューマチックケーソン。
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