JP2005088957A - フィルム包装装置 - Google Patents

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Akio Ishii
昭男 石井
Katsuyoshi Ikenaga
勝吉 池永
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Abstract

【課題】
簡単な構成で低コストであり、包装作業効率が良好なフィルム包装装置を提供する。
【解決手段】
フィルムロールから繰り出されるフィルムを挟持搬送する搬送部12と、搬送部から送られてきたフィルムを所定幅長さに切断する切断部14と、切断された帯フィルムの両端側を把持した状態で被包装物に被せ動作させる被せ動作部16と、被せ動作部の被せ動作位置を含む供給ラインに被包装物を供給する被包装物供給部20と、を備え、フィルムの両端側を点当たり状に押圧、解放自在に把持しつつ搬送部と協働してフィルムを被せ動作部側に搬送補助する第1点当たり把持手段30を含む。挟持搬送に際したその前後の仮押さえ搬送補助を行う。さらに所定長さに切断された帯フィルム両端を押さえる第2点当たり把持機構を備えることにより、上面側からの被せ動作時に円滑に上面に被着されながら離脱し帯掛けを行う。
【選択図】図1


































Description

本発明は、例えば果物や野菜等を収容させた合成樹脂製の上面開放容器その他の被包装物に帯状フィルムを巻き掛けて包装するフィルム包装装置に関する。
果物や野菜等を収容させた透明な合成樹脂製の上面開放容器内にいちご、プルーン、茸類、カットされた果物その他の果物、野菜等を収納し、その上から帯状フィルムを巻き掛けて包装された商品が日常的に小売り流通されている。帯状フィルムの巻き掛け包装を自動的に行わせる装置として、例えば特開2002−20006号の装置が提案されている。この装置は、両縁部を糊付けされて包装位置Pに搬送された短冊フィルムFを,左右一対の上下ローラ62,63に挟持させ、この状態で、短冊フィルムFの下方で待機するトレイTの下方から複数の突き上げピン71が上昇すると、短冊フィルムFは両縁部を中央側に引っ張られながらトレイTとともに上昇する。この状態でフィルム端搬送部75がトレイTの下面側に挿入されることにより、短冊フィルムの一方の縁部がローラ62,63の拘束から離脱してトレイTの下面に粘着する。その後、トレイ搬送部90の弾性ベルトがトレイTの上面を押さえながらトレイTを移動させると、他方の縁部を他の一対の上下ローラから離脱させてトレイTの下面に貼着させるものであり、これによって、被包装物に対する帯び掛け作業の自動化を実現しようとしている。
しかしながら、上記従来の文献1の装置は、フィルムロールから繰り出して搬送するラインに対してカット後の短冊フィルムを直交方向に持ち上げるように移動させ、持ち上げ上昇端位置でこれを横移動させることにより短冊フィルムを被包装物に糊付けするから、少なくとも被包装物の搬送用ラインが2系統ライン必要となる上に、同文献図2のように複数の突き上げピン71を含むトレイ押し上げ機構が必要である。また、片側に糊付け後、他端側を被包装物に糊付けするための弾性ベルト91を含む横搬送機構がさらに必要となるなど、機構が複雑で種々の機能を行う別駆動軸の機構が多く必要になって製造コストを高くし、また、処理工程を多くして全体の時間が長く、作業効率の向上を阻害していた。特に、この文献の装置では、フィルムロールから繰り出し搬送させる際に、上下のフリーベルト13と駆動ベルト12との間に挟みこんだ状態でフィルム搬送を行うようにしているので薄くて可撓、柔軟なフィルムの両端の糊部がこれらのベルトに貼りついてしまい、少しの平行度の狂いによってもベルトに巻き込み、全体がまくれあがる等の問題を多発させるものであり、現実には実用化が困難であった。一方、フィルムの両端縁側の非接着面を挟んで搬送すれば少しでも横ずれすると片側が外れ、糊面より内側を挟んで搬送すると両端側だれたり、跳ね上がる問題が生じ包装位置Pまで円滑に搬送すること自体が困難であるという課題があった。さらには、繰り出し搬送部と本搬送部とを異なるベルト駆動機構から構成し、さらに搬送側と軸方向を異ならせた上下ローラ62,63によりトレイTの押し上げ時の押さえローラとするなどの駆動機構が必要でそれらの制御も複雑とならざるを得ないという課題があった。(なお、以上は、文献における部材番号とする。)
特開2002−20006号(明細書の特許請求の範囲、段落番号0025、同0030、図1、図2、図4、図10)
本発明は、上記従来の課題に鑑みてなされたものであり、その1つの目的は、簡単な構成で低コストであり、包装作業効率が良好なフィルム包装装置を提供することにある。本発明の他の目的は、フィルムロールからの繰り出し搬送を円滑に行え、さらに被包装物への被せ動作を簡単な装置と少ない工程により実現し得るフィルム包装装置を提供することにある。
本発明は、上記の目的を達成するために、フィルムロール22から繰り出されるフィルム500を挟持搬送する搬送部12と、搬送部から送られてきたフィルム500を所定幅長さに切断する切断部14と、切断された帯フィルム510の両端側を把持した状態で被包装物Mに被せ動作させる被せ動作部16と、被せ動作部の被せ動作位置を含む供給ライン18に被包装物Mを供給する被包装物供給部20と、を備え、フィルム500の両端側を点当たり状に押圧、解放自在に把持しつつ搬送部12と協働してフィルム500を被せ動作部16側に搬送補助する第1点当たり把持手段(30)を含むことを特徴とするフィルム包装装置10から構成される。
その際、被せ動作部16は、帯フィルム510の両端側を点当たり状に押圧、解放自在に把持する第2点当たり把持手段(40)を含むとよい。
また、第1点当たり把持手段(30)は、搬送されるフィルム500の両端側において直列状に配置させそれぞれが自由転動自在に設けた複数の球体34と、
該複数の球体34の頂点を含む面に搬送されるフィルム500の両端側を位置させてその上面から押さえ、退避自在に設けられた押さえフレーム36と、を含むとなおよい。
また、第2点当たり把持手段(40)は、帯フィルム510の両端側において直列状に配置保持させそれぞれが自由転動自在に設けた複数の球体34と、該複数の球体の頂点を含む面に帯フィルム510の両端側を位置させてその上面から押さえ、退避自在に設けられた第2押さえフレーム(461)と、を含むとよい。
さらに、被せ動作部16は、被包装物供給部20の供給ライン18上に設定された被せ動作位置600を有し、被せ動作部16は、帯フィルム510の両端側を把持した状態で下方へ移動させることにより被包装物Mへの帯フィルムの被せ動作を行い、その際、帯フィルムの両端側を対向内側方向に押さえて糊付け部505を被包装物Mの側面側に密着させる幅方向移動機構42を有するようにするとよい。
さらに、幅方向移動機構42は、一部を下方に移動する基体(44)に枢支されて揺動側に第2点当たり把持手段(40)を有する揺動部材(46)と、該揺動部材を幅方向内側に対して進退駆動させる駆動手段(421)と、を含むとよい。
本発明のフィルム包装装置は、フィルムロールから繰り出されるフィルムを挟持搬送する搬送部と、搬送部から送られてきたフィルムを所定幅長さに切断する切断部と、切断された帯フィルムの両端側を把持した状態で被包装物に被せ動作させる被せ動作部と、被せ動作部の被せ動作位置を含む供給ラインに被包装物を供給する被包装物供給部と、を備え、フィルムの両端側を点当たり状に押圧、解放自在に把持しつつ搬送部と協働してフィルムを被せ動作部側に搬送補助する第1点当たり把持手段を含む構成であるから、第1点当たり把持手段を介して搬送するフィルムの両側を点当たり状に把持して搬送補助できるので、フィルムの両端を確実に把持し、かつ把持した状態からこれを解除する際に点当たり状態から簡単に離脱でき、しかも、両端側の糊付け部をまともに押さえても点当たり保持により確実に離脱させることができ、フィルムの両端側の押さえの機構が搬送部とともに単なる上下動の機構のみで構成でき、構造が簡単で製造コストも低廉に維持しうる。また、フィルム両端側の糊付け部への付着を回避するための特殊な構成を考慮する必要がなく、装置製作上の自由度を大幅に向上させ得る。
また、被せ動作部は、帯フィルムの両端側を点当たり状に押圧、解放自在に把持する第2点当たり把持手段を含む構成であるから、帯フィルムの両端側のみを把持した状態の場合にも、基本的には第1点当たり把持手段と同様に、フィルムの両端を確実に把持し、かつ把持した状態からこれを解除する際に点当たり状態から簡単に離脱でき、しかも、両端側の糊付け部をまともに押さえても点当たり保持により確実に離脱させることができ、上下動の機構のみで構成でき、また、構造が簡単で製造コストも低廉に維持しうる。
また、第1点当たり把持手段は、搬送されるフィルムの両端側において直列状に配置させそれぞれが自由転動自在に設けた複数の球体と、該複数の球体の頂点を含む面に搬送されるフィルムの両端側を位置させてその上面から押さえ、退避自在に設けられた押さえフレームと、を含む構成であるから、直列状に配置させた複数の球体とその上面からの押さえフレームのみの構成で、製造容易な低コストの点当たり把持構成を実現できる。
第2点当たり把持手段は、帯フィルムの両端側において直列状に配置保持させそれぞれが自由転動自在に設けた複数の球体と、該複数の球体の頂点を含む面に帯フィルムの両端側を位置させてその上面から押さえ、退避自在に設けられた第2押さえフレームと、を含む構成であるから、直列状に配置させた複数の球体と押さえフレームのみの構成で、製造容易な低コストの点当たり把持構成を実現できる。また、搬送部や第1点当たり把持手段とともに、たとえばすべてエアシリンダ等による直線動作駆動手段のみでよく、構成の簡易性とともに、その制御駆動系統もすべて電磁弁等による制御構成でよく、機構の簡易化に資する。
また、被せ動作部は、被包装物供給部の供給ライン上に設定された被せ動作位置を有し、
被せ動作部は、帯フィルムの両端側を把持した状態で下方へ移動させることにより被包装物への帯フィルムの被せ動作を行い、その際、帯フィルムの両端側を対向内側方向に押さえて糊付け部を被包装物の側面側に密着させる幅方向移動機構を有する構成であるから、直線的な下降動作に付随した形態で被包装物の側面側へ確実に接着させることができる。
また、幅方向移動機構は、一部を下方に移動する基体に枢支されて揺動側に第2点当たり把持手段を有する揺動部材と、該揺動部材を幅方向内側に対して進退駆動させる駆動手段と、を含む構成であるから、帯フィルムの両側を把持した状態のままで、直線的に下降させ、さらにその際に帯フィルムの糊付け部を被包装物の側面側への接着動作をコンパクトで簡単な構成により、確実に実行させ得る。
本発明のフィルム包装装置は、フィルムロールから繰り出されるフィルムを挟持搬送する搬送部と、搬送部から送られてきたフィルムを所定幅長さに切断する切断部と、切断された帯フィルムの両端側を把持した状態で被包装物に被せ動作させる被せ動作部と、被せ動作部の被せ動作位置を含む供給ラインに被包装物を供給する被包装物供給部と、を備え、フィルムの両端側を点当たり状に押圧、解放自在に把持しつつ搬送部と協働してフィルムを被せ動作部側に搬送補助する第1点当たり把持手段を含む。第1点当たり把持手段は、フィルムの両端側を点当たり状に押圧、解放自在に把持しつつ、搬送部の搬送補助を行うものであり、フィルムを点当たり状に挟んで把持するから基本的にはいずれかが平面で他方が点当たり素材から構成される場合が多い。たとえば上下のいずれかの面が平面で他方の面が点当たり素材の構成であるとよい。点当たり素材は、転動体が好ましい。球体であればそれ自体で自在転動を行うので製造が容易である点からより好ましい。球体は鋼球、硬質合成樹脂、セラミック、その他任意の素材を選択してよい。なお、点当たり素材としては、厳密な意味での点での接触を行わないものも含む。たとえば、立体楕円、回転放物面体などでもよい。点当たり状に押圧、解放自在に把持しうる構成であれば任意でよく、たとえば球体を直列状に配置したもの、その他、規則的な配置あるいは不規則な配置のいずれの配置構成で転動体を支持した構成で受けるようにしてもよい。本発明のフィルム包装装置は、被包装物へのフィルム帯び掛け包装を行うものであり、フィルムは、表裏いずれかの面に糊付けが施されたものでも、搬送途中に糊付けを行ってフィルムロールからの繰り出し時にはまだ糊付けされていないものでもよい。本装置では特に、糊付けがされてロール状に巻回された状態のものを繰り出し搬送する場合に特に効果的である。なお、点当たり把持手段は、たとえば転動体と転動体との挟持による場合でもよい。
被せ動作部は、帯フィルムの両端側を点当たり状に押圧、解放自在に把持する第2点当たり把持手段を含むとよく、特に、糊付け状態の帯フィルムの両端を把持した状態で、これを被包装物の上面に帯び掛けする際には、点当たり部分での糊付着部分を簡単かつ円滑に離脱させうるから有効である。
また、第1点当たり把持手段は、搬送されるフィルムの両端側において直列状に配置させそれぞれが自由転動自在に設けた複数の球体と、該複数の球体の頂点を含む面に搬送されるフィルムの両端側を位置させてその上面から押さえ、退避自在に設けられた押さえフレームと、を含むときわめて簡単な球体の保持構成でかつ、効果的にフィルム両端の点当たり把持離脱を行わせる。球体の直列配置構成は単列でも複数列でもよい。この点は、第2点当たり把持手段の場合でも同様である。すなわち、第2点当たり把持手段は、帯フィルムの両端側において直列状に配置保持させそれぞれが自由転動自在に設けた複数の球体と、該複数の球体の頂点を含む面に帯フィルムの両端側を位置させてその上面から押さえ、退避自在に設けられた第2押さえフレームと、を含むようにしてもよい。第1点当たり把持手段の押圧、解放自在の駆動構成は、転動体側を固定として押さえフレーム側を可動としても、あるいは押さえフレーム側を固定として転動体側を可動として押圧、解放動作を行うようにしてもよい。
さらに、被せ動作部は、被包装物供給部の供給ライン上に設定された被せ動作位置を有し、被せ動作部は、帯フィルムの両端側を把持した状態で下方へ移動させることにより被包装物への帯フィルムの被せ動作を行い、その際、帯フィルムの両端側を対向内側方向に押さえて糊付け部を被包装物の側面側に密着させる幅方向移動機構を有するとよい。
本装置の各駆動部分は、基本的には空気圧シリンダによるとよいが、適宜、必要に応じてモータを用い、ギアやベルト等の伝達機構やカム等を介して駆動させるようにしてもよい。
以下、添付図面を参照しつつ本発明のフィルム包装装置の実施例について説明する。本実施例のフィルム包装装置は、例えば200mm幅でロール状に巻き付けられた薄い可撓柔軟な合成樹脂製フィルムを所定長さに切断しながら帯フィルムを連続的に形成し、これを合成樹脂製の上面開口容器に果物等の収容物を収容させた状態でその上面から帯び掛けしてその両端を容器側に接着させる装置であり、特に、この実施形態ではフィルムの両端縁の一面側には予め接着用糊が筋状に塗布されたものが適用されている。
図1ないし図6は、本実施例のフィルム包装装置10を示しており、図3の装置平面図に示すように、このフィルム包装装置10は、フィルム500を搬送する搬送部12と、搬送部12から送られてきたフィルム500を切断する切断部14と、切断された帯フィルム510を被包装物Mに被せ動作させる被せ動作部16と、被せ動作部を含む供給ライン18に被包装物Mを供給する被包装物供給部20と、を備え、さらに第1点当たり把持機構30を備えている。搬送部12と、切断部14と、被せ動作部16とは機枠11に支持されている。
図1において、搬送部12は、フィルムロール22から繰り出される薄い可撓性の長尺フィルムを挟持した状態で被せ動作部16に向けて搬送するロールフィルムの繰り出し搬送手段であり、特に本実施例ではフィルムロールからの繰り出し規制ローラ24から被せ動作部16までが水平方向に直線状に繰り出されてフィルムが一平面上を進出するように搬送される。実施例において図2、図4にも示すように該搬送部12は、フィルム挟持機構26と、搬送駆動機構28と、を含む。フィルム挟持機構26は、フィルムを搬送させて前方(図1上左方向)に引き出す際にこれを把持、離脱自在に把持する搬送用把持手段であり、その上面側で繰り出されるフィルム500を載置させて受ける下搬送フレーム261と、下搬送フレームに上下対向位置に配置されて下搬送フレームに対して進退自在に移動し下搬送フレームとの中間にフィルムを挟みこんだ状態で下搬送フレーム261とともに被せ動作部に対して進退移動自在に設けられた上搬送フレーム262と、上搬送フレーム262の上下駆動シリンダ263と、これらを支持する枠部材264と、を含む。上下搬送フレーム261,262はそれぞれ平行に水平方向に向けて配置される。下搬送フレーム261は後述する受台
283に連結固定され、離隔した両端コ字形レール部とそれらの中間に配置した中央矩形レール部とから形成されている。両端コ字形レールの上面にフィルム500が載置される際には、それぞれの上面の両端位置がフィルムの糊付け部505よりも内側位置となる位置で挟持するようになっている。なお、糊付け部505は、フィルム500の裏面(下面)側に形成され、筋状に糊付けが施されている。搬送駆動機構28は、フィルム500を把持した状態で被せ動作部16に向けて該フィルムを引き出し駆動させる駆動手段であり、実施例において、該搬送駆動機構28は、機枠11に離隔して対向支持された回転プーリ281と、両プーリ281に調帯されたチェーン282と、チェーンに一部を固定されて横方向に進退自在に駆動される受台283と、いずれかのプーリに出力軸を連結されて上動側のチェーン部分を左右に駆動する駆動モータ284と、を含む。受台283の水平方向移動は機枠11側に設けられた案内ローラ285と受台側に設けられた案内ローラ286を介して円滑に直線状に横方向移動ができるようになっている。
切断部14は、搬送部から送られてきたフィルムを所定長さに切断する切断手段であり、特に、この実施例では、切断部14は、搬送部のフィルム挟持機構26とともに被せ動作部側に移動してフィルム500の被せ動作部側への搬送送り量に対応する一定の長さでフィルムを切断する。すなわち、上搬送フレーム262及び駆動シリンダ263を支持する枠部材264には図1〜図4に示すように、上下動機構141を介して溶断用金属線条142が上下駆動されるように支持されている。溶断用金属線条142は、フィルム500の幅長さよりも長い長さで横方向に長く保持され常時は図4に示すように下搬送フレーム261の上面よりも低い高さ位置でフィルムと交差する位置で水平状に配置されている。この溶断用金属線条142は図示しない導電線を介して電源に接続されている。そして、タイマ起動により設定された切断位置において例えば数秒間通電し加熱してジュール熱を発生させる。上下動機構141は、図1、3、4に示すように枠部材264に支持されて,縦に設置され金属線条142を横方向に張らせてロッド下端側に固定支持させた2個の左右シリンダ143からなり、金属線条を加熱させた状態でロッドを上昇させフィルム500に当てることによりフィルムを溶断させて所定の幅と長さを有する帯フィルム510を作成させる。
一方、図1,3,4において、本実施例の特徴的な点である第1点当たり把持機構30が設けられている。第1点当たり把持機構30は、図6の被せ動作部と同様の態様で搬送されるべきフィルムの両幅端側を点当たり状に挟持、離脱自在に把持する手段であり、実施例において、該第1点当たり把持機構30は、フィルム500の両端側を点当たり状に押圧、解放自在に把持しつつ搬送部12と協働してフィルムを被せ動作部16側に搬送補助する点当たり把持手段である。特に、この実施例では、搬送部12のフィルム挟持機構26がフィルムの糊付け部505より内側を挟持するのに対し該把持機構30は糊付け部505部分を把持する。糊付け部505は実施例では例えば両端から5ミリメートル程度の非糊付け部を残して筋状にフィルムの長手方向に連続して貼付されており、実施例の第1点当たり把持機構30はこの糊付け部505を把持している。詳細には、第1点当たり把持機構30は、機枠11のコ字形支持板31に固定され繰り出されたフィルムの両端側にあって該フィルムの長手方向に沿って取り付けられた横長の保持ケース32と、保持ケース内に直列状に配置されそれぞれが自由転動自在に設けられた複数の球体34と、球体との間にフィルムの両端糊付け部505を挟んでその上方から押さえ、退避自在に設けられた押さえフレーム36と、を含む。押さえフレーム36は両端押さえ駆動装置としての両端押さえシリンダ38にそのロッド下端部が固定され、シリンダの駆動により押さえフレーム36を上下動させて必要に応じてフィルム両端部分の押さえ状態と非押さえ状態とを切り替える。前述したように、フィルムの裏面(下面)に糊付け部505が形成されており、したがって、フィルムの糊付け部505側が球体34のそれぞれに点当たり状に載着される。球体は、例えば鋼球を使用してもよいし、その他硬質の合成樹脂、セラミックその他の素材を用いてもよい。
被せ動作部16は、作成された帯フィルム510の両端側を把持した状態で被包装物に被せ動作させる被せ動作手段であり、該被せ動作部16は、搬送部12によるフィルム500の前進端位置に設置されている。図1ないし図3において、被せ動作部は、被包装物供給部の供給ライン上に設定された被せ動作位置600を有し、図5に示すような、フィルムの前進端位置に搬送供給されたフィルムの両端側を把持して下方の被せ動作位置へ下降させその際に待機する被包装物Mに帯フィルム510を上面から被せて包装させる。実施例において、被せ動作部16は、供給されたフィルムの両端側を把持する第2点当たり把持機構40と、幅方向移動機構42と、を含む。
詳しくは、図2において、被せ動作部16は、下方に移動する基体としての支持板44に支持され第2点当たり把持機構40と、幅方向移動機構42とのそれぞれの一部を構成する揺動アーム46と、揺動アーム46を上下二段階に駆動させる第1、第2上下駆動機構48,50と、第2点当たり把持部分を互いに内側方向に対して進退駆動させる幅方向移動機構42と、第2点当たり把持機構でのフィルムの点当たり押さえ,離脱を駆動させる第2の両端押さえシリンダ54と、を備えている。図2において、機枠11に支持され両側に離隔対峙して縦方向に2個の第2上下動シリンダ501が設置され、そのロッド上端側に両端側を連結されて上面側を開放した断面コ字状の支持板44が水平状に架設されている。一方、支持板44の中間位置には第1上下動シリンダ481が縦方向に固定支持されさらにこの第1上下動シリンダ481の下方に伸縮するロッドには連結板56を介して揺動アーム46が接続されている。第1上下動シリンダ481は支持板44の中央に1個設けられ、そのロッドに固定された連結板56は、搬送されてくるフィルムの幅方向かつ水平状に長く配置され、さらにその両端側に支軸57を介して上下に長く揺動アーム46が取り付けられている。揺動アーム46は支軸57を中心として上下を図上、左右方向に揺動自在に設けられている。なお、図1中、61は連結板56および揺動アーム46の上下動案内用の案内ロッドであり、支持板44を縦に貫通して連結板56に下端を固定させている。
揺動アーム46は、図1,3に示すようにコ字状の支持板44の両側面側に離隔対向して取り付けられ、その下端部において第2点当たり把持機構40並びに幅方向移動機構42を備えている。図7,8にも示すように、それぞれの揺動アーム46の下端側底部461と上下対向するようにフィルムの搬送方向に沿って横長の保持ケース58が設けられ、該保持ケース内に直列状にそれぞれが自由転動自在に設けられた複数の球体34が配置されている。実施例において、揺動アーム46の下端側の外面側にはアーム長手方向に沿って移動自在に下端部に受台部59を有する支持ブラケット60が設けられている。受台部59上に保持ケース58が固定され該保持ケース58に保持されて少なくともその頂部をケースから突出させて球体34が配置されている。また、各揺動アーム46から突設した取付板を介して第2両端押さえシリンダ54がロッドを下端側に向けて固定支持され、それらのロッド下端側と支持ブラケット60とが枢着関係で連結されている。これによって、第2両端押さえシリンダ54を駆動させることにより支持ブラケット60の受台部59を上方に移動させる結果、揺動アーム46の下端側底部461との間にフィルムの両端糊付け部505を挟んで把持し、その状態で揺動アームを下降させて所要の被せ動作を行わせる。実施例において、揺動アーム46の下端側底部461が第2押さえフレームを構成する。図示のように、各揺動アーム46の下端側にはそれぞれ対向側に向けて半球状に膨出した押さえ部材62が固定されており、該押さえ62は、例えば管状の弾性部材で構成され、下面のフィルム挟着側及び被包装物の側面側に押し付けられる側面側の両方についてそれぞれ弾性的に把持あるいは密着しうるようになっている。
さらに、この揺動アーム46には幅方向移動機構42が設けられており、該幅方向移動機構42は、連結板56にシリンダ本体基部を枢支されそのロッド先端側が揺動アームの支軸57よりも下部となる位置に枢支64連結された幅移動シリンダ421を含む。幅移動シリンダ421は、図1、図3のように支持板44の両面側において互いにロッドの突出側を異ならせるように対向状に横方向に向けて設置されており、第2点当たり把持機構40で帯フィルムの両端を把持して下降させる際に強制的に被包装物Mの例えば樹脂ケースMCの側面に押し付けて帯フィルムを接着させる。
図2、図7、図8において、それぞれの揺動アーム46の上端側にはローラ101が回転自在に軸支されている。一方、支持板44には該揺動アームが下降する際に該揺動アームに係合して同揺動アーム46の下端側を対向方向に向けて変向させる変向部材102が取り付けられている。これによって、帯フィルム510の両端側を把持した状態で下降するにしたがってしだいに内側に接近するような動きを与え、樹脂ケースMC等の表面から円滑に帯掛け準備動作を行わせる。
被包装物供給部20は、被せ動作部16の被せ動作位置600を含む供給ラインに被包装物Mを供給する被包装物の供給手段であり、実施例において送りコンベア66がフィルムの搬送方向と直交方向に長く設けられ例えば透明樹脂ケースMC内に弱りやすい果物を収容して一定のストローク幅で間欠送りされる。送りコンベア66には一定間隔で垂直方向から一方向にのみ倒伏可能な送り爪機構68が設けられており、例えば図2上で右から左方向に向けてコンベアで送られる。送り爪機構68は、バネ70により常時は爪72が図示しない規制ピンにより止められて垂直方向に立ち上がるようにし、バネを引張する方向に対しては爪が倒伏するようにした構成であり、図示しない駆動モータ、伝達機構を介してコンベアを送り駆動し、その上に載置された被包装物Mを上面開口状態で間欠送りさせる。なお、図中、74は、操作盤でそれぞれ電源スイッチ76、スタート、ストップスイッチ78,80、フィルムの搬送経路通係操作時の各シリンダOFF操作用スイッチ82、コマ送りスイッチ84を含み、それらが電気的にフットスイッチ86に接続されている。また、87は、被せ動作位置600に被包装物Mが送られてきたことを検出するセンサであり、搬送部12にはフィルムの所定間隔ごとに表示された白線を検出して所定量の搬送送りをさせる図示しないセンサが取り付けられている。また、センサと各シリンダ駆動のタイミング動作を時系列に制御するための図示しないシーケンサが機枠に設けられている。また、88はロールフィルムの受台、90は、偏心軸架用ロッド、92は、必要時に被せられるケース蓋である。
上記実施例中、駆動用の左右シリンダ143、駆動シリンダ263、両端押さえシリンダ38、幅移動シリンダ421、第2両端押さえシリンダ54、第1、第2上下動シリンダ481,501はすべて電磁弁を介したエアー駆動により駆動力を与えるようになっている。
次に、図5ないし図11を参照して実施例の作用について説明する。シリンダOFF操作用スイッチ82をオンして各エアシリンダを退避状態とし把持あるいは押圧を解除した状態で前面の供給ライン18側から引き出し器具を挿入し、フィルムロールの先端部のフィルムを把持して搬送部12の上下搬送フレーム261,262の前端部まで引き出させる。この状態で電源投入し、図11のA系統のフィルム搬送動作のフィルムカットまで進めさせる。
すなわち、第1点当たり把持機構30による点当たり把持、搬送部12による中央把持搬送、第1点当たり把持開放、搬送部12による前進、前進端位置での上下搬送フレーム261,262の停止(図5参照)、第1、第2点当たり把持機構によるフィルムの搬送端側と被せ動作部16の手前側の把持(図4、図6参照)、加熱金属線条142による切断まで進め、被せ動作の待機状態とする。このとき、被包装物供給部20のコンベア66により間欠送りされた被包装物Mを検出センサ87が検出すると、コンベア66は1ストロークぶん復帰位置まで戻って待機し、停止する。フィルムをカットして帯フィルム510として保持する第2点当たり把持機構40が該帯フィルムの両端糊付け部505部分を上下から挟んだ状態で下降し被せ動作を行う。
すなわち、図11において、被せ動作Bでは、まず第1上下駆動機構48の第1上下動シリンダ481が駆動して連結板56を介して両側の揺動アーム46を下降させる(下降1回目)(S10)。このとき、揺動アーム46の上端のローラ101が変向部材102に接触して揺動アームが下降するに従って徐々に下端側、すなわちフィルムの把持側を内側に変向させる動きを行い、図7に示すように両揺動アーム46が逆ハ字状に変位する。この動きによって、樹脂ケースMCの上面から適正に被せる位置を準備する。次に、幅方向移動機構42の幅移動シリンダ421が駆動し、アーム46の下端側を内側に移動させて揺動アーム46の下端側を樹脂ケースMCの側面に押し付け(アーム幅寄せ)(S11)、さらに、第2両端押さえシリンダ54を駆動させて球体を保持する保持ケース58側を引き下げて開放し(フィルム放す)(S12)、帯フィルムの両端側を第2点当たり把持部の拘束から離脱させる(図8参照)。この状態で、次に第2上下駆動機構の第2上下動シリンダ501を駆動させさらに下降させる(下降2回目)(S13)。このとき、揺動アームの下端側によって帯フィルムの糊付け部が樹脂ケースMCの側面に押し付けられた状態で引き下げられるので、帯フィルムの糊付け部において確実に樹脂ケースに接着され帯掛けが完了する。この後、幅移動シリンダ421のロッドが伸長復帰して揺動アーム46の下端側が開き(アーム幅開き)(S14)、それぞれ第1、第2上下動シリンダ481,501が逆の駆動により2回上昇し(S15)、揺動アーム下端側の第2点当たり把持機構40によるアーム下端側底部461と保持ケース58により転動自在に保持される球体頂部とにフィルムの挿入空隙を開いた状態でその挟持待機位置に復帰する。そして、搬送部12によりフィルムが搬送されてその前進端側の糊付け部505を含む両端側が第2点当たり把持部の間隙に挿入されたときに、それぞれ第1点当たり把持機構とともに、第2点当たり把持機構40による把持がなされ(S16)、搬送部側でのフィルムの切断後、帯フィルムの両端把持状態での下降動作を行い先のS10〜S16を繰り返す。
一方、フィルム搬送部12側(A)では第1点当たり把持機構30の直列配置された複数球体34上面にフィルム両端を載置させた状態で上から押さえフレーム36により複数の自由転動球体による点接触で押さえて挟みこみ(S20)フィルムの両端側の動きを概略拘束しその状態で上下搬送フレーム261,262によりフィルムの中央側を挟持する(S21)。その後、再び両端の第1点当たり把持機構30を解放し(S22)、その状態で中央側のフィルム挟持部分(26)を前進させる(S23)。搬送駆動機構28の駆動モータ284による所定ストローク幅の前進送り位置で中間にフィルムを挟む上下搬送フレーム261,262が停止し(S24)、その状態では待機する揺動アーム46の下端側の第2点当たり把持部の挿入間隙内にフィルムの両端側が突入した状態にある。この状態で、再び第1点当たり把持機構の押さえフレーム36が下降押圧してフィルム繰り出し側を挟む(S25)とともに、先の被せ動作部(B)の第2点当たり把持機構(S17)がフィルムの先端側を把持し、この状態でそのフィルム長さ中間位置で加熱された金属線条142が上昇して所定長さでフィルムを溶断し(S26)、帯フィルム510を作成する。作成された帯フィルムは先の述べたS10〜S16の工程を行うことにより被包装物に対する帯フィルムの帯掛け動作を連続しておこなうとともに、搬送部側では、フィルムの溶断後、上下搬送フレーム261,262が開放し(S27),フィルム繰り出し基端側に後退し(S28)、図1の位置に復帰して停止し(S29)、以下S21からS26のフィルムの挟持、搬送、フィルム溶断までを繰り返し行い、被包装物供給部20の被包装物をセンサ87が検出すると、次工程以降繰り返す動作を行う。
以上説明したように、実施形態のフィルム包装装置では、フィルムの両端側を点当たり状に押圧、解放自在に把持しつつフィルムを被せ動作部側に搬送補助する第1点当たり把持手段を含むから、フィルムロールから繰り出され搬送されるフィルムの搬送前後のフィルム両端の仮押さえを糊付け部そのものに直列状の鋼球の頂部を押し付けた状態で行う結果、押さえ部分が簡単にずれたり、離脱することがないとともに、押さえフレームを離脱させるときには糊付け部が下部の支持部分に貼り付いてしまうことがなく外れ、搬送部により確実に搬送しうる。さらに、帯フィルムの両端側を点当たり状に押圧、解放自在に把持する第2点当たり把持手段を含むから特に、直列状配置の複数球体構成だと軸受部分が不要であり、よって、軸方向設定が不要で球体を保持する保持ケースの構成が極めて簡単となり、製造が簡単で低コストを実現し得る上に、球体からのフィルムの離脱も容易に行われフィルムのめくり上げや巻き付き貼着がなくて作業中断の少ない安定し連続の帯掛け動作を継続して行うことができる。
以上説明した本発明のフィルム包装装置は、上記した実施例の構成にのみ限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した発明の本質を逸脱しない範囲の変更も、本発明に含まれる。
本発明のフィルム包装装置は、果物や野菜ばかりでなく、肉、魚、それらの加工品、その他の商品についてフィルム帯掛けを施すあらゆる被包装物の包装について適用することができる。
本発明の実施例に係るフィルム包装装置の概略側面図である。 図1のフィルム包装装置の概略正面図である。 図1のフィルム包装装置の概略平面図である。 図1の一部省略A−A線断面図である。 フィルム搬送部の作用説明図である。 第2点当たり把持機構の要部拡大一部省略説明図である。 被せ動作部の作用説明図である。 同じく、被せ動作部の作用説明図である。 フィルムロールの一部省略斜視図である。 点当たり把持機構の要部拡大一部省略説明図である。 各部位における動作の概略の流れを示すフローチャート図である。
符号の説明
10 フィルム包装装置
12 搬送部
14 切断部
16 被せ動作部
20 被包装物供給部
26 フィルム挟持機構
28 搬送駆動機構
30 第1点当たり把持機構
32 保持ケース
36 押さえフレーム
52 穿刺針
38 両端押さえシリンダ
40 第2点当たり把持機構
42 幅方向移動機構
46 揺動アーム
48 第1上下駆動機構
50 第2上下駆動機構
54 第2両端押さえシリンダ
56 連結板
58 保持ケース
62 弾性部材
87 センサ
261 下搬送フレーム
262 上搬送フレーム
263 駆動シリンダ
284 駆動モータ
421 幅移動シリンダ
461 下端側底部(第2押えフレーム)
481 第1上下動シリンダ
501 第2上下動シリンダ

Claims (6)

  1. フィルムロールから繰り出されるフィルムを挟持搬送する搬送部と、
    搬送部から送られてきたフィルムを所定幅長さに切断する切断部と、
    切断された帯フィルムの両端側を把持した状態で被包装物に被せ動作させる被せ動作部と、
    被せ動作部の被せ動作位置を含む供給ラインに被包装物を供給する被包装物供給部と、を備え、
    フィルムの両端側を点当たり状に押圧、解放自在に把持しつつ搬送部と協働してフィルムを被せ動作部側に搬送補助する第1点当たり把持手段を含むことを特徴とするフィルム包装装置。
  2. 被せ動作部は、帯フィルムの両端側を点当たり状に押圧、解放自在に把持する第2点当たり把持手段を含むことを特徴とするフィルム包装装置。
  3. 第1点当たり把持手段は、搬送されるフィルムの両端側において直列状に配置させそれぞれが自由転動自在に設けた複数の球体と、
    該複数の球体の頂点を含む面に搬送されるフィルムの両端側を位置させてその上面から押さえ、退避自在に設けられた押さえフレームと、を含む請求項1または2記載のフィルム包装装置。
  4. 第2点当たり把持手段は、帯フィルムの両端側において直列状に配置保持させそれぞれが自由転動自在に設けた複数の球体と、
    該複数の球体の頂点を含む面に帯フィルムの両端側を位置させてその上面から押さえ、退避自在に設けられた第2押さえフレームと、を含む請求項2または3記載のフィルム包装装置。
  5. 被せ動作部は、被包装物供給部の供給ライン上に設定された被せ動作位置を有し、
    被せ動作部は、帯フィルムの両端側を把持した状態で下方へ移動させることにより被包装物への帯フィルムの被せ動作を行い、
    その際、帯フィルムの両端側を対向内側方向に押さえて糊付け部を被包装物の側面側に密着させる幅方向移動機構を有することを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のフィルム包装装置。
  6. 幅方向移動機構は、一部を下方に移動する基体に枢支されて揺動側に第2点当たり把持手段を有する揺動部材と、該揺動部材を幅方向内側に対して進退駆動させる駆動手段と、を含む請求項5記載のフィルム包装装置。
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