JP3303734B2 - ストレッチ包装機 - Google Patents

ストレッチ包装機

Info

Publication number
JP3303734B2
JP3303734B2 JP20656497A JP20656497A JP3303734B2 JP 3303734 B2 JP3303734 B2 JP 3303734B2 JP 20656497 A JP20656497 A JP 20656497A JP 20656497 A JP20656497 A JP 20656497A JP 3303734 B2 JP3303734 B2 JP 3303734B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
cutter
packaging
cutting
transfer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP20656497A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH1149108A (ja
Inventor
洋一 三瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Teraoka Seiko Co Ltd
Original Assignee
Teraoka Seiko Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Teraoka Seiko Co Ltd filed Critical Teraoka Seiko Co Ltd
Priority to JP20656497A priority Critical patent/JP3303734B2/ja
Publication of JPH1149108A publication Critical patent/JPH1149108A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3303734B2 publication Critical patent/JP3303734B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Basic Packing Technique (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はストレッチ包装機
に関する。更に詳しくは、フィルムロールから繰り出さ
れたフィルムを所定長さに切断するフィルム切断手段の
改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のストレッチ包装機は、連
続して被包装物を包装できるようにフィルムが巻回され
たフィルムロールを内装し、このフィルムロールから引
き出したフィルムを所定長さに達した時点で切断し、被
包装物の包装を実行する包装部にフィルムを移送して包
装が行われている。かかるフィルムを所定長さに切断す
る手段としては、特開平8−169408号公報と特開
平9−12008号公報に開示されたものと、回転刃を
用いたロータリカッタによるものがある。
【0003】この特開平8−169408号公報に開示
されたものは、包装の所定位置に移動可能なフィルム把
持手段がカットされるフィルム端部(幅方向ではなく長
手方向の)を把持して移動し、フィルムが所定長さ引き
出された時に、後部クランプがフィルムと同じ速度で移
動を開始すると共にフィルムを把持し、またこれと同時
にカッタもフィルムと同じ速度で移動を開始しフィルム
面に対して略直角に刃を当ててフィルム切断を行うこと
としている。
【0004】特開平9−12008号公報に開示された
ものは、フィルムの幅方向の両側縁部を挟持しフィルム
を包装部へ搬送する搬送ベルトと、搬送ベルトより上流
側でフィルム移送方向に対して垂直方向にのみ移動する
鋸状刃によりフィルムを切断するカッタとを備え、フィ
ルムロールから幅狭のフィルムを引き出し被包装物の大
きさに応じてフィルムを幅方向にプリストレッチしてか
ら被包装物を包装する包装機であり、被包装物が所定よ
り小さい場合(プリストレッチ量が小さい)は、フィル
ム切断部に荒れがあってもフィルム裂けが生じないので
フィルム搬送する搬送ベルトの駆動を停止させずに所定
長さに達した時点でカッタでフィルム切断を行い、被包
装物が所定より大きい場合(プリストレッチ量が大き
い)は、プリストレッチによるフィルムの裂け(フィル
ム切断部のわずかな荒れによって生じる)が生じないよ
うに、搬送ベルトでフィルムが所定長さ引き出された時
に一旦搬送ベルトの駆動を停止させた状態でカッタでフ
ィルム切断を行うこととしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前者の特開平8−16
9408号公報に開示されたものは、フィルムと同じ速
度でカッタがフィルム搬送方向へ移動してフィルム面に
対して略直角に刃を当ててフィルム切断を行うため、切
断部も良好で極めて理想的な切断手段といえるが、しか
しながら、カッタだけでなくクランプもフィルム搬送方
向へ移動させるため、機構が複雑でしかも大掛かりなも
のとなってしまい、包装機の小形化への弊害となる。
【0006】後者の特開平9−12008号公報に開示
されたものは、被包装物が所定より小さい場合は、プリ
ストレッチが小さいので多少切断部が荒れていても切断
部からのフィルム裂けが生じる虞がないから、フィルム
搬送する搬送ベルトの駆動を停止させずに所定長さに達
した時点でカッタでフィルム切断を行え、結果的に包装
速度を向上させることができるが、被包装物が所定より
大きい場合は、良好な切断部を得る必要性があるため
に、一旦搬送ベルトの駆動を停止させてフィルム切断を
しており、包装に要するサイクルタイムがかかり包装処
理能力に大きく影響を及ぼすことになる。また、制御可
能なロータリカッタをこの種の包装機に適用すると、そ
の構造上大型化してしまい、小形化を目指すこの種の包
装機には好ましくない。
【0007】そこで本発明は、常に良好なフィルム切断
部が得られ、プリストレッチ量の大きさに拘らずフィル
ム裂けが生じる虞がなく、しかも包装機の小形化へ貢献
するストレッチ包装機を提供することを課題としたもの
である。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に講じた技術的手段は、フィルムロールから引き出され
たフィルムを包装部に張架保持するフィルム移送手段
と、フィルムロールから繰り出されたフィルムの先端部
を保持し前記フィルム移送手段の入り口部までフィルム
先端部を移動させて受渡すフィルム保持手段と、前記フ
ィルム保持手段とフィルム移送手段との間に配設され、
所定長さに達したフィルムをカットする切断手段とを備
え、包装部に移送され張架保持された所定長さのフィル
ムで被包装物を包装するストレッチ包装機において、前
記フィルム切断手段が、フィルムに対しカッタ刃先が略
垂直となるように保持されると共にフィルム進行方向に
対し鋭角方向に移動してフィルムと交叉する直線状に往
復動可能なカッタを備えてなり、前記カッタをフィルム
の移送中に往復動させてフィルム切断することを特徴と
する。
【0009】上記技術的手段によれば、フィルム移送手
段が、フィルムロールから引き出されたフィルムを包装
部に移送し、この移送中のフィルムが所定長さに達した
時点でフィルム移送を停止させずにカッタがフィルム進
行方向に対し鋭角状に、かつ、フィルムに対しカッタ刃
先が垂直となるように進行して、フィルム切断を実行す
る。
【0010】ここで、フィルムを包装部に移送するフィ
ルム移送手段は、フィルム幅方向両側に設けられ上下一
対の搬送ベルトの間にフィルム幅方向両端縁部を挟持し
て移送するタイプや、カットされるフィルム端部(幅方
向ではなく長手方向の)を把持して所定位置まで引き出
すタイプのいずれでも良いもので、前者に挙げたフィル
ム幅方向両端縁部を挟持して移送するタイプは、カッタ
部をフィルム移送手段より上流側に設けることとし、後
者に挙げた引き出しタイプの場合は包装に支障をきたさ
ないフィルム移送路内ならとくに位置限定はない。
【0011】また、フィルム切断を実行する際のカッタ
速度(切断速度)は、良好なフィルム切断部を得るため
にフィルムの移送速度との相対差をなるべく少なくした
方が好ましく、フィルムから見てフィルムの移送速度と
の相対差のほとんどない速度でもって往復動させてフィ
ルム切断することが良い。さらに、このカッタの往復動
は、直線状に往復動するものとし、このカッタを往復動
させる駆動源は、電気エネルギや圧力エネルギを機械的
な直線変位や回転変位に変換させるものであれば良く、
例えば、ソレノイド、エアシリンダ、電動モータ、等が
挙げられる(請求項1)。
【0012】そして、カッタの往復動を少なくし容易に
フィルムの切断が行えるように、前記したフィルム切断
手段が、フィルムを挟んでカッタと対向して設けられフ
ィルム切断を実行するカッタを受ける接離動可能な受け
部を備える。この受け部は、断面コ字状を呈しその開口
部内にカッタを挿通させるようにしたものや、スポンジ
などの十分な柔らかな弾性力を有したもので受けるよう
にすることが好ましく、上記したカッタの駆動源と同様
に、ソレノイド、エアシリンダ、電動モータ、等によっ
て駆動される(請求項2)。
【0013】また、前記カッタ部と受け部とが離間した
際にフィルム保持手段が移動してフィルム移送手段にフ
ィルムを受渡すように制御されていることにより、フィ
ルム保持手段が、前記したフィルム移送手段の入り口部
までフィルム先端部を移動させて受渡す際に、前記した
カッタと前記した受け部とが受渡し動作の邪魔にならず
適用可能となる(請求項3)。そして、前記したフィル
ム移送手段が、フィルム幅方向に接離動可能に構成さ
れ、カットされた幅狭のフィルムを被包装物の大きさに
応じて幅方向引き伸ばして被包装物を包装する包装機で
あることが良い。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明をする。図面は本発明にかかるフィルム
切断手段を具備し、トレイとそのトレイに載置された商
品からなる被包装物をフィルムで包装するのに好適な包
装機を例示している。図中、符号Aは包装機を、符号6
はフィルム切断手段を、符号 601はカッタ部を、符号 6
02は受け部である。
【0015】図1及び図2に示すように本発明にかかる
フィルム切断手段6を具備した包装機Aは、包装部1
と、コンベア部2と、エレベータ部3と、フィルム保持
手段4と、フィルム移送手段5、フィルム切断手段6
と、排出プッシャ7とを備えてなる。
【0016】包装部1は、商品と該商品が載置されるト
レイとからなる被包装物Wの下面にフィルム縁部を押動
して折り込む水平方向に前後動可能な折込み板11(左右
折込み板 11a及び後折込み板 11b)と被包装物の搬出に
伴って折り込まれる前折込み杆12とを備えて構成されて
いる。コンベア部2は、図2に示すように所定間隔をお
いて回動可能なコンベア21が並設され包装部1の下方ま
で被包装物Wを移送させるようになっている。
【0017】エレベータ部3は、前記した包装部1直下
のコンベア21間の間隔内及び外側のコンベア21に近接し
て五列に並設され前段(搬入側)304aと後段(搬出側)
304bとに分かれた昇降杆 304と、図2に示したように電
動モータ(図示せず)に連絡されたカム 305と前記した
昇降杆 304に連絡されそのカム 305の変位量に基づいて
上下方向に揺動するリンク 306からなる昇降機構 303
と、昇降杆 304の上面に設けられ被包装物Wを載承し折
込み板11が水平方向に移動してフィルム縁部を押動する
際に倒れ込んでまたは縮んで被包装物Wの下面にフィル
ム縁部を折り込ませるエレベータヘッド 302とを備えて
なり、昇降杆 304を介して昇降機構 303の駆動によりエ
レベータヘッド 302が昇降動するようになっている。な
お、この前段の昇降杆304aの基部は、図1に示したよう
に、回動可能に構成された無端ベルト 307上面に立設さ
れた立杆 308に垂直方向へスライド可能に取付けられて
いると共に、後段の昇降杆304bの基部が前記した昇降機
構 303に連絡されており、この無端ベルト 307の半時計
方向の回動により後段の昇降杆304bは定位置に位置した
まま前段の昇降杆304aのみが後段の昇降杆304b基部側面
を転動し、図1において左方向に移動して前段と後段と
の昇降杆 304の間隔を調整できるようになっている。
【0018】フィルム保持手段4は、フィルムロール配
置部にセットされたフィルムロールFRから繰り出される
フィルムFの先端部を保持し、無端ベルト41の回動によ
り後述するフィルム移送手段5までフィルムFの先端部
を移動させるようになっている。
【0019】フィルム移送手段5は、フィルム保持手段
4側の端部が開閉動可能に構成され並設された上下一対
の回動可能な無端ベルト51と、この無端ベルト51の対向
面側のベルト同士を接近離間させてフィルムFを挟持す
るクランプ52とを具備し、フィルムF先端部を保持して
いるフィルム保持手段4を無端ベルト51側に移動させる
と同時に、無端ベルト51のフィルム保持手段4側の端部
を開閉動させてフィルムF先端を挟持させ、後述するフ
ィルム切断手段6で所定長さに切断されたフィルムF
を、無端ベルト51の回動により包装部1直下の中央位置
とフィルムFの中央位置とが一致する(センタリング)
まで搬送するようになっている。そして、対向して設け
られた無端ベルト51同士がガイド53及びガイドシャフト
54を介して連絡されて接離動可能に構成され、幅狭のフ
ィルムFを使用して被包装物Wの大きさに応じてカット
されたフィルムを幅方向引き伸ばす(プリストレッチ)
ようになっている。
【0020】フィルム切断手段6は、カッタ部 601と、
受け部 602とを備えてなり、フィルム移送手段5で挟持
され搬送中のフィルムFを被包装物Wの大きさに合わせ
た所定のタイミングでもって所定長さに切断するように
制御されている。カッタ部 601は、図3及び図4(1)
に示すように、刃先が鋸状に形成されフィルム切断を実
行するフィルム面に垂直なカッタ 603を螺合しカッタ 6
03を支持する支持杆 604と、機枠間に架設された連絡杆
605に直列状に所定間隔をおいて設けられ印加されたと
きに引込むタイプのソレノイド 606のロッドとが、L字
状を呈しそのL字の折曲がり部を回動可能に軸支された
リンク 607で連絡されると共に、そのロッド先端には、
連絡杆 605に一端が固定された引張りばね 608が掛止さ
れてなり、フィルム搬送路より下方で、かつ、フィルム
保持手段4とフィルム移送手段5との間に、このカッタ
部 601が、カッタ 603の刃先がフィルム面に対し垂直と
なるように、かつ、フィルム進行方向に対し鋭角状にフ
ィルムFと交錯するように設けられている。このように
構成されたカッタ部 601は、このリンク 607を介してソ
レノイド 606の引張動によってカッタ 603の刃先がフィ
ルム面に対し垂直を維持しつつ、フィルム進行方向に対
して鋭角方向に前進して移送中のフィルムFを切断する
ようになっている。なお、カッタの前進速度(切断速
度)のフィルム移送方向成分は、フィルムの移送速度と
同一または近似した速度に設計されており、フィルムの
移送速度との相対差がほとんどないため、切断縁がきれ
いな直線となり極めて良好なフィルム切断部が得られる
ようになっている。
【0021】受け部 602は、フィルムFを挟んでカッタ
部 601と対向した位置に設けられた開閉動可能な枠体 6
09の内側にL字状のステー 610が対向して突設され、そ
のステー 610の頂部には正逆の印加によって往復作動可
能なソレノイド 611が設けられている。そのソレノイド
611のロッド先端には、L字状を呈しそのL字の折曲が
り部を回動可能に軸支されたリンク 612が連結されてい
ると共に、そのリンク612の先端にフィルムFが当接し
ても、フィルムFを傷めないように断面矩形状を呈した
スポンジ 613が開口部内側面に突設され開口部内にカッ
タを挿通させる断面コ字状の受け本体 614が設けられて
おり、リンク 612を介してソレノイド 611の往復作動に
よって受け本体 614がフィルムの切断位置に接離動する
ようになっている。
【0022】排出プッシャ7は、後折り込み板 11bの上
方に該後折り込み板11b と同方向に移動可能に構成され
ており、左右の折込みと後ろ折込みが完了したと同時に
被包装物Wを押動して、前記した前折込み杆12で前折込
みさせると共に,被包装物Wを被包装物W下面に折込ま
れたフィルム端部を熱シールするヒータコンベアHC上へ
搬出するようになっている。
【0023】以上のように構成された包装機Aにおける
包装動作を概略すると、フィルムロールから引出された
フィルムFの先端部をフィルム保持手段4が保持し、フ
ィルム移送手段5の無端ベルト51側に移動させると同時
に無端ベルト51のフィルム保持手段4側の端部を開閉動
させてフィルムF先端を挟持させ、無端ベルト51の回動
によりフィルムFの移送を開始する。これと同時にフィ
ルム保持手段4は、フィルムの受け渡しが完了した時点
で速やかに元の位置に復帰する。(この時カッタ部 601
と受け部 602は図3及び図(1)で示した待機状態であ
る。) そして、図4(2)に示したように、被包装物Wの包装
するのに必要な長さに達したら無端ベルト51を停止させ
ずに、カッタ部 601のカッタ 603がフィルム面に対し垂
直を維持しつつ鋭角状にフィルムFの移送速度と相対差
のない速度でもって前進させると同時に、受け部 602の
受け本体 614が切断されるフィルム位置に接近、位置さ
せてフィルムFの切断が瞬時に行われ、速やかにカッタ
603と受け本体 614とが離間して元の待機状態に復す
る。
【0024】このようにして所定長さに切断されたフィ
ルムFは、フィルム移送手段5によって包装部1まで移
送し、被包装物の大きさに応じてカットされたフィルム
Fを幅方向引き伸ばして保持されると同時に、コンベア
部2で包装部1直下に移動された被包装物Wが、この張
架保持された所定長さのフィルムFに昇降杆 304を介し
てエレベータヘッド 302で突き上げられて、被包装物W
の上面がフィルムFで覆われる。そして、左右折込み板
11aと後折込み板 11bとを移動させると同時にフィルム
クランプを解除することにより、搬出方向の一辺のみを
残して被包装物下面にフィルム縁部が折り込まれる。そ
して、エレベータヘッド 302が下降をし、排出プッシャ
7により被包装物Wを押動して、前記した前折込み杆12
で前折込みさせると共にヒータコンベアHC上へ搬出して
被包装物W下面に折込まれたフィルム端部を熱シールし
て包装が完了する。
【0025】なお、本実施の形態ではカッタ部や受け部
の駆動をソレノイドによったが、このものには限定され
ず、エアシリンダ、モータ、等で行うことは任意であ
らに、受け本体の移動軌跡をカッタの移動軌跡と
対象にさせることも任意であり、本実施の形態で例示し
た断面コ字状を呈した受け本体の場合、形成されたその
開口部の幅を短くても受けが可能となり装置小形化に貢
献できる。さらに、本実施の形態では、フィルムを包装
部に移送するフィルム移送手段を、フィルム幅方向両側
に設けられ上下一対の搬送ベルトの間にフィルム幅方向
両端縁部を挟持して移送するタイプのものを例示した
が、カットされるフィルム端部(幅方向ではなく長手方
向の)を把持して所定位置まで引き出すタイプのもので
も良く、さらに、電子秤とラベル貼付装置とを組合わせ
た包装機であっても良いものである。
【0026】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成したから下
記の有利な効果を奏する。請求項1によれば、フィルム
移送手段が、フィルムロールから引き出されたフィルム
を包装部に移送し、この移送中のフィルムを停止させず
にフィルムに対しカッタ刃先が略垂直に保持されたカッ
タがフィルム進行方向に対し鋭角方向に直線状に移動し
てフィルム切断を実行するから、フィルム裂けが生じる
虞のないきれいな切断縁を得ることができ、しかも、フ
ィルム切断手段を狭いスペースに設けることができる。
請求項2によれば、フィルムを挟んでカッタ部と対向し
て設けられフィルム切断するカッタを受ける接離動可能
な受け部を備えることにより、カッタの往復動を少なく
し、容易にフィルムの切断が行え、しかも、受け部が切
断部のフィルム面から接離動可能なことから、フィルム
引出し中に離間させることでフィルムの引出しの邪魔と
なることはない。請求項3によれば、フィルム引出し中
に離間させることでフィルムの受渡しの邪魔となること
はない。請求項4によれば、カットされた幅狭のフィル
ムを被包装物の大きさに応じて幅方向引き伸ばして(プ
リストレッチ)被包装物を包装する包装機の場合、フィ
ルム移送中にカットしたフィルムのプリストレッチ量を
大きくしても切断縁がきれいなためフィルム裂けが生じ
る虞がなく、処理能力の高いストレッチ包装機が提供で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 包装機の概要を示す縦断側面図。
【図2】 同、縦断正面図。
【図3】 要部の平面図。
【図4】 (1)、図3における側面図。(2)、
(1)に続く動作状態図。
【符号の説明】
A…ストレッチ包装機 FR…フィルムロール F…
フィルム 1…包装部 5…フィルム移送手段 6…フィルム切断手段 W
…被包装物 601…カッタ部 603…カッタ 602…受け部
4…フィルム保持手段

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィルムロールから引き出されたフィル
    ムを包装部に張架保持するフィルム移送手段と、フィル
    ムロールから繰り出されたフィルムの先端部を保持し前
    記フィルム移送手段の入り口部までフィルム先端部を移
    動させて受渡すフィルム保持手段と、前記フィルム保持
    手段とフィルム移送手段との間に配設され、所定長さに
    達したフィルムをカットする切断手段とを備え、包装部
    に移送され張架保持された所定長さのフィルムで被包装
    物を包装するストレッチ包装機において、 前記フィルム切断手段が、フィルムに対しカッタ刃先が
    略垂直となるように保持されると共にフィルム進行方向
    に対し鋭角方向に移動してフィルムと交叉する直線状に
    往復動可能なカッタを備えてなり、前記カッタをフィル
    ムの移送中に往復動させてフィルム切断することを特徴
    とするストレッチ包装機。
  2. 【請求項2】 前記フィルム切断手段が、フィルムを挟
    んでカッタと対向して設けられフィルム切断を実行する
    カッタを受ける接離動可能な受け部を備えたことを特徴
    とする請求項1記載のストレッチ包装機。
  3. 【請求項3】 前記カッタ部と受け部とが離間した際
    に、フィルム保持手段が移動してフィルム移送手段にフ
    ィルムを受渡すように制御されていることを特徴とする
    請求項2記載のストレッチ包装機。
  4. 【請求項4】 前記したフィルム移送手段が、フィルム
    幅方向に接離動可能に構成され、カットされた幅狭のフ
    ィルムを被包装物の大きさに応じて幅方向引き伸ばして
    被包装物を包装することを特徴とする請求項1乃至3の
    いずれか1項に記載のストレッチ包装機。
JP20656497A 1997-07-31 1997-07-31 ストレッチ包装機 Expired - Lifetime JP3303734B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20656497A JP3303734B2 (ja) 1997-07-31 1997-07-31 ストレッチ包装機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20656497A JP3303734B2 (ja) 1997-07-31 1997-07-31 ストレッチ包装機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1149108A JPH1149108A (ja) 1999-02-23
JP3303734B2 true JP3303734B2 (ja) 2002-07-22

Family

ID=16525490

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20656497A Expired - Lifetime JP3303734B2 (ja) 1997-07-31 1997-07-31 ストレッチ包装機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3303734B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH1149108A (ja) 1999-02-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
USRE30010E (en) Packaging apparatus and method
WO1998047505A1 (fr) Antagoniste de recepteur de neuropeptide y
US4341057A (en) Wrapping machine
JP2001293796A (ja) 袋敷設装置
JP3303734B2 (ja) ストレッチ包装機
WO1998054055A1 (fr) Dispositif a replier une feuille pour machine d'emballage
US7607277B2 (en) Work piece wrapping apparatus
JP3301374B2 (ja) ストレッチ包装機
JP3729568B2 (ja) ターレット型上包み機
JP2707187B2 (ja) 食品を収容した被包装体のフィルム包装方法及びその装置
JP2599218B2 (ja) 包装ケースの開口装置
JP3385956B2 (ja) ストレッチ包装機
JP2932971B2 (ja) ストレッチフィルム包装機
KR840002017B1 (ko) 압축 가능한 상품의 압축진공 포장장치
JP3473426B2 (ja) ストレッチ包装機
JP2011063410A (ja) バッファ装置及びバケット幅調整方法
JP2982693B2 (ja) ストレッチ包装機
JP3039471B2 (ja) ストレッチフィルム包装機
JP3405436B2 (ja) 包装装置におけるフイルム折込装置
JP3528173B2 (ja) 包装装置
JPH0454891Y2 (ja)
JPH08133235A (ja) 袋群供給装置を備えた包装装置
JPH10338212A (ja) 包装装置
JP2527740Y2 (ja) 包装装置
JP3592972B2 (ja) 包装装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080510

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090510

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100510

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100510

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100510

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110510

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120510

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120510

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130510

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130510

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140510

Year of fee payment: 12

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term