JP2005066120A - 車両用シートのヘッドレスト支持構造 - Google Patents

車両用シートのヘッドレスト支持構造 Download PDF

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JP2005066120A JP2003301848A JP2003301848A JP2005066120A JP 2005066120 A JP2005066120 A JP 2005066120A JP 2003301848 A JP2003301848 A JP 2003301848A JP 2003301848 A JP2003301848 A JP 2003301848A JP 2005066120 A JP2005066120 A JP 2005066120A
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Kenichi Takenaka
研一 竹中
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Abstract

【課題】 簡単な構造でありながら、ヘッドレストの後方移動を十分に抑制することができる車両用シートのヘッドレスト支持構造を提供する。
【解決手段】 ヘッドレストサポートブラケット7の後面が接合される扁平な潰し加工部6Aがアッパパイプ6の前面に形成されており、この潰し加工部6Aの上部6A1が変形抑制手段としてヘッドレストサポートブラケット7の上端部まで延出されている。このため、車両が追突を受けた際など、乗員の頭部によってヘッドレストが後方に強く押された場合においても、ヘッドレストサポートブラケット7の上端部は潰し加工部6Aの上部6A1により後屈変形が抑制され、その結果、ヘッドレストサポートブラケット7に挿通されるヘッドレストステー3と共にヘッドレストの後方移動が十分に抑制される。
【選択図】 図2

Description

本発明は、車両用シートのシートバックの上部に装着されるヘッドレストの支持構造に関するものである。
一般に、車両用シートのシートバックの上部にはヘッドレストが設けられている。ここで、ドライバーズシートおよびパセンジャーズシートに設けられるヘッドレストは、通常、高さ調節自在に左右一対のヘッドレストステーを介してシートバックの上部に装着される。
この種のヘッドレストにおいて、その下部から突出する左右一対のヘッドレストステーは、シートバックに埋設されているシートバックフレームの上部フレームに固定された左右一対の筒状のヘッドレストサポートブラケットに挿通されて支持される(例えば特許文献1参照)。
特開2001−26232号公報
ところで、ヘッドレストステーを挿通させて支持する筒状のヘッドレストサポートブラケットの長さは、これを固定するシートバックフレームの上部フレームなどの直径より一般に大きいため、ヘッドレストサポートブラケットはシートバックフレームの上部フレームなどに対する固定位置より上方に突出している。このため、車両が追突を受けた際など、乗員の頭部によってヘッドレストが後方に強く押された場合には、ヘッドレストステーを介して伝達される荷重によりヘッドレストサポートブラケットが後屈変形する可能性がある。
そこで、本発明は、簡単な構造でありながら、ヘッドレストの後方移動を十分に抑制することができる車両用シートのヘッドレスト支持構造を提供することを課題とする。
本発明に係る車両用シートのヘッドレスト支持構造は、車両用シートのシートバックの上部にヘッドレストステーを介して装着されるヘッドレストの支持構造であって、シートバックに埋設されたシートバックフレームの上部を構成するアッパパイプの前面には、ヘッドレストステーが挿通される筒状のヘッドレストサポートブラケットが固定されており、ヘッドレストサポートブラケットとアッパパイプとの固定部分には、ヘッドレストサポートブラケットの上端部の後屈変形を抑制する変形抑制手段が設けられていることを特徴とする。
本発明に係る車両用シートのヘッドレスト支持構造では、変形抑制手段によりヘッドレストサポートブラケットの上端部の後屈変形が抑制されるため、このヘッドレストサポートブラケットに挿通されるヘッドレストステーと共にヘッドレストの後方移動が抑制される。
本発明の車両用シートのヘッドレスト支持構造において、ヘッドレストサポートブラケットの後面が接合される扁平な潰し加工部がアッパパイプの前面に形成されている場合、その潰し加工部の上部をヘッドレストサポートブラケットの上端部まで延出させることで変形抑制手段を構成することができる。
また、本発明の車両用シートのヘッドレスト支持構造において、ヘッドレストステーが挿通される合成樹脂製のヘッドレストサポートがヘッドレストサポートブラケットの少なくとも上端部にモールドされている場合、そのヘッドレストサポートの一部をヘッドレストサポートブラケットの上端部からアッパパイプの上面に膨出させることで変形抑制手段を構成することができる。
本発明に係る車両用シートのヘッドレスト支持構造によれば、変形抑制手段によりヘッドレストサポートブラケットの上端部の後屈変形が抑制されるため、車両が追突を受けた際など、乗員の頭部によってヘッドレストが後方に強く押された場合においても、ヘッドレストサポートブラケットに挿通されるヘッドレストステーと共にヘッドレストの後方移動を十分に抑制することができる。その結果、乗員の頭部の後方移動を抑制して乗員の頚部を保護するというヘッドレスト本来の機能を十分に維持することができる。
以下、図面を参照して本発明に係る車両用シートのヘッドレスト支持構造の実施の形態を説明する。参照する図面において、図1は本発明の第1実施形態および第2実施形態が適用される車両用シートの概略構造を示す斜視図、図2は第1実施形態の要部構造を一部断面として示す部分側面図、図3は第2実施形態の要部構造を一部断面として示す部分側面図である。
第1実施形態に係る車両用シートのヘッドレスト支持構造は、図1に示す車両用シート1のシートバック2の上部に左右一対のヘッドレストステー3(一方のみ図示)を介して装着されるヘッドレスト4の支持構造である。
シートバック2には、その骨格となるシートバックフレーム5が埋設されている。このシートバックフレーム5の上部は、車両用シート1の幅方向に延びるアッパパイプ6で構成されている。そして、このアッパパイプ6の前面の左右2箇所には、左右一対のヘッドレストサポートブラケット7(一方のみ図示)を溶接するための扁平な潰し加工部6A(一方のみ図示)が形成されている。
一方、ヘッドレスト4には、その骨格となるヘッドレストフレーム8が埋設されている。そして、このヘッドレストフレーム8に左右一対のヘッドレストステー3(一方のみ図示)が固定されている。
ヘッドレストサポートブラケット7は、ヘッドレストステー3を挿通させて支持する筒状の部材であり、その外周面は四角柱状に形成されている。そして、このヘッドレストサポートブラケット7の後面がアッパパイプ6の前面の潰し加工部6Aに溶接されている(図2参照)。
図2に示すように、ヘッドレストサポートブラケット7には、ヘッドレストステー3が挿通される合成樹脂製のヘッドレストサポート9がモールドされている。このヘッドレストサポート9は、ヘッドレストサポートブラケット7の上端面からその内周にわたってモールドされている。
ここで、アッパパイプ6の前面に形成される左右一対の潰し加工部6A(一方のみ図示)は、その上部6A1がヘッドレストサポートブラケット7の上端部に臨み、その下部6A2がヘッドレストサポートブラケット7の下端部に臨むように、潰し加工量を大きくして上下幅が広く設定されている。そして、ヘッドレストサポートブラケット7の上端部まで延出された潰し加工部6Aの上部6A1により、ヘッドレストサポートブラケット7の上端部の後屈変形を抑制する変形抑制手段が構成されている。
以上のように構成された第1実施形態の車両用シートのヘッドレスト支持構造では、例えば車両が追突を受けた際など、図示しない乗員の頭部によって図1に示すヘッドレスト4が後方に強く押されると、その荷重がヘッドレストフレーム8からヘッドレストステー3を介してヘッドレストサポートブラケット7に伝達される。
しかしながら、図2に示すように、ヘッドレストサポートブラケット7の上端部はアッパパイプ6の潰し加工部6Aの上部6A1に溶接されており、この上部6A1によってヘッドレストサポートブラケット7の後屈変形が抑制されているため、ヘッドレストサポートブラケット7は、ヘッドレストステー3を介して伝達される荷重によって不用意に後屈変形することがない。
従って、第1実施形態の車両用シートのヘッドレスト支持構造によれば、ヘッドレストステー3と共にヘッドレスト4の後方移動を十分に抑制することができる。そして、図示しない乗員の頭部の後方移動を抑制して乗員の頚部を保護するというヘッドレスト4の本来の機能を十分に維持することができる。
次に、第2実施形態に係る車両用シートのヘッドレスト支持構造を説明する。この第2実施形態の車両用シートのヘッドレスト支持構造は、図1に示した車両用シート1に適用されるものであり、第1実施形態の車両用シートのヘッドレスト支持構造と略同様に構成されているため、同様の構成部分については、同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
図3に示すように、第2実施形態の車両用シートのヘッドレスト支持構造においては、アッパパイプ6の前面に形成される左右一対の潰し加工部6B(一方のみ図示)の上下幅が図2に示した第1実施形態のアッパパイプ6の潰し加工部6Aより狭く形成されており、その上部6B1はヘッドレストサポートブラケット7の上端部の近傍に臨み、その下部6B2はヘッドレストサポートブラケット7の下端部の近傍に臨んでいる。
そして、ヘッドレストサポート9には、ヘッドレストサポートブラケット7の上端面から後方のアッパパイプ6の上面に膨出するストッパ部9Aが一体に形成されている。このストッパ部9Aは、アッパパイプ6の潰し加工部6Bの上部6B1付近に当接しており、このヘッドレストサポート9のストッパ部9Aにより、ヘッドレストサポートブラケット7の上端部の後屈変形を抑制する変形抑制手段が構成されている。
以上のように構成された第2実施形態の車両用シートのヘッドレスト支持構造では、例えば車両が追突を受けた際など、図示しない乗員の頭部によって図1に示すヘッドレスト4が後方に強く押されると、その荷重がヘッドレストフレーム8からヘッドレストステー3を介してヘッドレストサポートブラケット7に伝達される。
しかしながら、図3に示すように、ヘッドレストサポートブラケット7にモールドされたヘッドレストサポート9にはヘッドレストサポートブラケット7の上端面から後方のアッパパイプ6の上面に膨出するストッパ部9Aが一体に形成されており、このストッパ部9Aがアッパパイプ6の潰し加工部6Bの上部6B1付近に当接しているため、ヘッドレストサポートブラケット7は、ヘッドレストステー3を介して伝達される荷重によって不用意に後屈変形することがない。
従って、第2実施形態の車両用シートのヘッドレスト支持構造によれば、ヘッドレストステー3と共にヘッドレスト4の後方移動を十分に抑制することができる。そして、図示しない乗員の頭部の後方移動を抑制して乗員の頚部を保護するというヘッドレスト4の本来の機能を十分に維持することができる。
本発明に係る車両用シートのヘッドレスト支持構造は、第1,第2実施形態に限定されるものではない。例えば、アッパパイプ6の外周面の断面形状は、前面に平面を有する四角形やその他の多角形であってもよい。また、ヘッドレストサポートブラケット7の外周面の断面形状は、円形を基本としてその後面に平面が形成されたD字形としてもよい。
さらに、ヘッドレストサポートブラケット7を円筒状とし、その後面に対応する円弧状断面の溝をアッパパイプ6の前面に形成してヘッドレストサポートブラケット7をアッパパイプ6の円弧状断面の溝に嵌めて溶接してもよい。
本発明の第1実施形態および第2実施形態が適用される車両用シートの概略構造を示す斜視図である。 第1実施形態の要部構造を一部断面として示す部分側面図である。 第2実施形態の要部構造を一部断面として示す部分側面図である。
符号の説明
1 車両用シート
2 シートバック
3 ヘッドレストステー
4 ヘッドレスト
5 シートバックフレーム
6 アッパパイプ
6A 潰し加工部
6A1 潰し加工部の上部
6A2 潰し加工部の下部
6B 潰し加工部
6B1 潰し加工部の上部
6B2 潰し加工部の下部
7 ヘッドレストサポートブラケット
8 ヘッドレストフレーム
9 ヘッドレストサポート
9A ストッパ部

Claims (3)

  1. 車両用シートのシートバックの上部にヘッドレストステーを介して装着されるヘッドレストの支持構造であって、
    前記シートバックに埋設されたシートバックフレームの上部を構成するアッパパイプの前面には、前記ヘッドレストステーが挿通される筒状のヘッドレストサポートブラケットが固定されており、
    前記ヘッドレストサポートブラケットとアッパパイプとの固定部分には、ヘッドレストサポートブラケットの上端部の後屈変形を抑制する変形抑制手段が設けられていることを特徴とする車両用シートのヘッドレスト支持構造。
  2. 前記アッパパイプの前面には前記ヘッドレストサポートブラケットの後面が接合される扁平な潰し加工部が形成されており、この潰し加工部の上部が前記ヘッドレストサポートブラケットの上端部まで延出されて前記変形抑制手段が構成されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用シートのヘッドレスト支持構造。
  3. 前記ヘッドレストサポートブラケットの少なくとも上端部には前記ヘッドレストステーが挿通される合成樹脂製のヘッドレストサポートがモールドされており、このヘッドレストサポートの一部が前記ヘッドレストサポートブラケットの上端部から前記アッパパイプの上面に膨出されて前記変形抑制手段が構成されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用シートのヘッドレスト支持構造。

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011011651A (ja) * 2009-07-02 2011-01-20 Nihon Technica Co Ltd ブラケットの取付け構造

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