JP2005059863A - 電子レンジ加熱調理用食品包装体及びその製造方法 - Google Patents

電子レンジ加熱調理用食品包装体及びその製造方法

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萩乃 藤田
Tomotaka Otsuki
智香 大槻
Shie Nishimoto
史絵 西本
Yoshifumi Taguchi
善文 田口
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Abstract

【課題】電子レンジで加熱調理することによりそのまま食することができる状態となる複数の食材を収納した電子レンジ加熱調理用食品包装体において、食材を充填密封し殺菌処理することができ、加熱調理された食材を完全に食することができるとともに食材によって周囲が汚染されるおそれのない食品包装体を提供する。
【解決手段】電子レンジ加熱調理用食品包装体を第1の食材を収納したプラスチック容器本体と、容器本体面側に易開封加工部を設けた第2の食材を充填したプラスチックパウチにより構成し、容器本体の上面にプラスチックパウチを配置して密封する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子レンジで加熱調理することにより、そのまま食することができる状態になる複数の食材を収納した電子レンジ加熱調理用食品包装体に関する。
【0002】
【従来の技術】
各種のレトルト食品、冷凍食品等を充填密封する電子レンジ加熱調理用のプラスチックフイルムからなる包装袋は種々提案されているが(例えば、特許文献1及び2参照)、これらの包装袋は、主食又は副食のいずれかからなる1種類の食材を収納するものであり、加熱調理後は茶わんや皿等の別の食器に内容物を移して食するものである。したがって、主食と副食の組み合わせのような複数の食材を同時に電子レンジで加熱調理することはできず、また調理後開封した包装袋を食器代わりに使用して、直ちに複数の食材を食するものでもない。
【0003】
これらの電子レンジ用包装袋の欠点を解消するために、電子レンジや熱湯中に浸漬して加熱調理する食品容器を、容器本体と容器本体とは別体の区画された1又は複数の食材収納部を形成した上蓋により構成し、上蓋により容器本体を密封し、上蓋の食材収納部に易開封部を設けて、加熱等により食材収納部内の圧力又は温度が所定に達したら、該圧力又は温度により上蓋の食材収納部が自動的に開口して収納物を容器本体内に取出すことのできる食品容器が提案されている。(特許文献3参照)
【0004】
【特許文献1】
特開平11−278557号公報
【特許文献2】
特開2002−249176号公報
【特許文献3】
特開2000−226078号公報
【0005】
しかしながら、特許文献3に記載された食品容器では、流通時の衝撃や加熱調理時の温度・圧力等に耐えられるように、食材収納部を形成した上蓋と容器本体を密封することが極めて困難である。また、このような食材を充填密封した食品容器を市場で流通させるには、容器を内容物とともに殺菌処理することが不可欠であるが、特許文献3に記載された食品容器では、上蓋と容器本体を一体化した状態で加熱殺菌処理した場合には、上蓋に形成した食材収納部と容器本体内の内圧に差異が生じ、この差異により食材収納部に設けた易開封部が開封するおそれがある。そして、これを回避するために易開封部の開封強度を大きくすると、電子レンジ等による加熱調理時に食材収納部の易開封部が開封しなくなるという問題が生じる。したがって、この食品容器は、食材収納部に食材を充填密封した後にレトルト処理を施す食品容器としては、実用に供することができなかった。
【0006】
また、この食品容器の上蓋に形成した食材収納部に設けた易開封部は、線状、破線状、放射線状のいずれかの線状をなし、それらの線の断面を易切裂性の細溝状に形成するといったものであり、食材収納部を全面的に開口させて内部の食材を完全に容器本体内に流出させることは困難である。そして、食材が流出した後の食材収納部は容器本体内に垂れ下がった状態となるので、上蓋を容器本体から取りはずす際に、食材収納部に付着した食材が飛散し、周囲を汚染するという問題点があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
したがって、本発明は上記した従来技術の問題点を解消して、電子レンジで加熱調理することによりそのまま食することができる状態となる複数の食材を収納した電子レンジ加熱調理用食品包装体において、食材を充填密封し殺菌処理することのできる食品包装体を提供すること、及び電子レンジ加熱調理された食材を完全に食することができるとともに食材によって周囲が汚染されるおそれのない食品包装体を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明では、上記課題を解決するために次のような構成を採用する。
1.第1の食材を収納したプラスチック容器本体と、容器本体面側に易開封加工部を設けた第2の食材を充填したプラスチックパウチにより構成され、容器本体の上面にプラスチックパウチを配置して密封したことを特徴とする電子レンジ加熱調理用食品包装体。
2.パウチ内に第2の食材を充填密封殺菌したプラスチックパウチの周縁シール部を、容器本体上面に設けたフランジ部に接合して密封したことを特徴とする1に記載の電子レンジ加熱調理用食品包装体。
3.容器本体側に開口部を設けたプラスチックパウチ収納室を有する蓋内に第2の食材を充填したプラスチックパウチを収納し、蓋と容器本体を接合して密封したことを特徴とする1に記載の電子レンジ加熱調理用食品包装体。
4.蓋に第2の食材を充填したプラスチックパウチを接着剤により接着し、蓋と容器本体を接合して密封したことを特徴とする3に記載の電子レンジ加熱調理用食品包装体。
5.蓋及び容器本体上面にそれぞれフランジ部を設け、蓋のフランジ部と容器本体のフランジ部を接合して密封したことを特徴とする3又は4に記載の電子レンジ加熱調理用食品包装体。
6.プラスチックパウチが背貼りシール部を有するパウチであり、該背貼りシール部を弱シール部とすることによって易開封加工部を形成したことを特徴とする1〜5のいずれかに記載の電子レンジ加熱調理用食品包装体。
7.背貼りシール部にヒートシール性の低いプラスチックフイルムを介在させて弱シール部としたことを特徴とする6に記載の電子レンジ加熱調理用食品包装体。
8.易開封加工部をプラスチックパウチの内容物収納部の略全長にわたって形成したことを特徴とする1〜7のいずれかに記載の電子レンジ加熱調理用食品包装体。
9.易開封加工部をプラスチックパウチの略中央部に形成したことを特徴とする1〜8のいずれかに記載の電子レンジ加熱調理用食品包装体。
10.易開封加工部をプラスチックパウチの中央部から離れた位置に形成したことを特徴とする1又は2に記載の電子レンジ加熱調理用食品包装体。
11.易開封加工部の両側に易開封加工部と略垂直方向に熱収縮性フイルムからなる開封補助手段を設けたことを特徴とする1〜10のいずれかに記載の電子レンジ加熱調理用食品包装体。
12.殺菌処理した、第1の食材を充填したプラスチック容器本体上に、第2の食材を充填密封後レトルト処理したプラスチックパウチを載置して、プラスチックパウチの周縁シール部を容器本体上面に設けたフランジ部に接合することを特徴とする2に記載の電子レンジ加熱調理用食品包装体の製造方法。
13.殺菌処理した、第1の食材を充填したプラスチック容器本体上に、殺菌処理したプラスチックパウチ内に殺菌処理した第2の食材を無菌環境下に充填密封したプラスチックパウチを載置して、プラスチックパウチの周縁シール部を容器本体上面に設けたフランジ部に接合することを特徴とする2に記載の電子レンジ加熱調理用食品包装体の製造方法。
14.容器本体側に開口部を設けたプラスチックパウチ収納室を有する蓋内に、第2の食材を充填密封後レトルト処理したプラスチックパウチをプラスチックパウチの易開封加工部が蓋の開口部に対応するように配置して接着剤によりプラスチックパウチを蓋に接着し、この蓋を殺菌処理した、第1の食材を充填したプラスチック容器本体上に載置して、ホットメルト接着剤により蓋と容器本体を接合することを特徴とする3に記載の電子レンジ加熱調理用食品包装体の製造方法。
15.容器本体側に開口部を設けたプラスチックパウチ収納室を有する蓋内に、殺菌処理したプラスチックパウチ内に殺菌処理した第2の食材を無菌環境下に充填密封したプラスチックパウチをプラスチックパウチの易開封加工部が蓋の開口部に対応するように配置して接着剤によりプラスチックパウチを蓋に接着し、この蓋を殺菌処理した、第1の食材を充填したプラスチック容器本体上に載置して、ホットメルト接着剤により蓋と容器本体を接合することを特徴とする3に記載の電子レンジ加熱調理用食品包装体の製造方法。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明では、第1の食材を収納したプラスチック容器本体と、容器本体側に易開封加工部を設けた第2の食材を充填したプラスチックパウチにより電子レンジ加熱調理用食品包装体を構成し、容器本体の上面にプラスチックパウチを配置して密封したことを特徴とする。
【0010】
本発明の電子レンジ加熱調理用食品包装体は、(1)第2の食材を充填密封したプラスチックパウチの周縁シール部を直接容器本体上面に設けたフランジ部に接合して密封するタイプ(パウチ密封型包装体)及び(2)容器本体側に開口部を設けたプラスチックパウチ収納室を有する蓋内に第2の食材を充填したプラスチックパウチを収納し、蓋と容器本体を接合して密封するタイプ(蓋密封型包装体)の2つのタイプに分けることができる。
【0011】
[(1)パウチ密封型包装体]
以下、図に基づいて本発明の電子レンジ加熱調理用食品包装体の第1のタイプである、(1)パウチ密封型包装体について説明する。
図1〜図3は、(1)パウチ密封型包装体の1例を示す図であり、図1はプラスチック容器本体及びプラスチックパウチ内にそれぞれ第1及び第2の食材を充填後密封し、接合した状態の包装体の断面模式図、図2は第2の食材を充填したプラスチックパウチを下側(容器本体側)から見た平面図、そして図3は図2のAA線における断面模式図を表す。
【0012】
この包装体1では、フランジ部3を有するプラスチック容器本体2内に第1の食材4(例えば、ご飯、麺類等の主食類)を収納する。一方、周縁シール部6と背貼りシール部7を有するプラスチックパウチ5内に第2の食材8(例えば、カレー、おかず、スープ等の副食類)を充填後ヒートシールして密封し、例えば、120℃30分間といった条件でレトルト処理することにより殺菌する。ついで、背貼りシール部7が容器本体2側になるようにプラスチックパウチ5を容器本体2の上に載置し、プラスチックパウチ5の周縁シール部6と容器本体2のフランジ部3を接合して密封することにより包装体1を構成する。プラスチックパウチ5の周縁シール部6と容器本体2のフランジ部3の接合は、フランジ部3にホットメルト接着剤をコーティングし接着することにより行なうことができる。また、周縁シール部6とフランジ部3をヒートシールすることによって、接合してもよい。ヒートシールにより接合する場合には、接合部を弱シール部とすることが好ましい。
【0013】
このプラスチックパウチ5の背貼りシール部7は、ヒートシール性の低いプラスチックフイルム9を背貼りシール部7に介在させ、ヒートシールすることによって弱シール部とし易開封開口部を形成している。(図3参照)
この包装体1を電子レンジで加熱調理すると、第1の食材4及び第2の食材8の温度が上昇し、発生する水蒸気等により容器本体2及びプラスチックパウチ5の内圧が上昇する。容器本体2の内圧がある程度上昇すると、プラスチックパウチ5の周縁シール部6と容器本体2のフランジ部3を接合しているホットメルト接着剤が部分的に剥離し、容器本体2の内圧が低下する。その後、プラスチックパウチ5の内圧がさらに上昇し、所定の圧力に達すると弱シール部として形成された背貼りシール部7が全長にわたって開封し、内部に収納された第2の食材8が容器本体2内の第1の食材4の上に完全に流出落下する。ついで、容器を電子レンジから取出し、第2の食材8が流出したプラスチックパウチ5の周縁シール部6を容器本体2のフランジ部3から剥がし、容器本体2内の第1の食材4と第2の食材8をかきまぜて食する。
【0014】
この包装体1では、背貼りシール部7にヒートシール性の低いプラスチックフイルム9を介在させることによって、背貼りシール部7を弱シール部とし易開封加工部を形成したが、プラスチックフイルム9を介在させずに背貼りシール部7のシール幅やヒートシール条件を調整することによって、背貼りシール部7を弱シール部として、易開封加工部を形成することもできる。
プラスチックパウチ5のシール部のシール強度は、周縁シール部6で30〜40N程度、背貼りシール部7で10〜15N程度とすることが好ましい。
【0015】
この包装体1では、プラスチックパウチ5の略中央部に易開封加工部となる背貼りシール部7を設けているが、背貼りシール部7の位置をプラスチックパウチ5の中央部から離れた位置に設けるようにしてもよい。このような構成とした場合には、例えば第1の食材4としてご飯を容器本体2に収納し、第2の食材8としてカレーをプラスチックパウチ5に収納した場合に、電子レンジによる加熱調理により、ご飯の片方側のみにカレーのかかったカレーライスを調製することが可能となる。
【0016】
図4は、(1)パウチ密封型包装体の他の例を示す図であり、プラスチック容器本体及びプラスチックパウチ内にそれぞれ第1及び第2の食材を充填後密封し、接合した状態の包装体の断面模式図である。
この例では、プラスチックパウチ5の外側表面に、プラスチック製のカバー13を設けることにより、流通時及び保管時にプラスチックパウチ5が損傷することを防止したものである。この包装体の他の構成は、図1の包装体と同様である。
【0017】
図5は、(1)パウチ密封型包装体の他の例を構成するプラスチックパウチを容器本体側から見た平面図である。
この例では、プラスチックパウチ15及び容器本体(図示せず)の上面を長円状に形成するとともに、易開封加工部となる背貼りシール部7の略中央部の両側に、背貼りシール部7と略垂直方向に熱収縮性フイルムからなる開封補助手段11、11をヒートシール等により接合している。また、周縁ヒートシール部6の外周部にタグ12を設けることにより、電子レンジによる加熱調理で第2の食材8が流出落下したプラスチックパウチ15を容器本体のフランジ部から剥がすのを容易にしたものである。容器本体やプラスチックパウチの他の構成は、図1〜図3の包装体1と同様である。
【0018】
このプラスチックパウチ15の周縁シール部6を容器本体のフランジ部に接合して密封した包装体を電子レンジで加熱すると、温度の上昇にともなって熱収縮性フイルムからなる開封補助手段11、11が易開封加工部である背貼りシール部7と垂直方向に収縮し、背貼りシール部7の開封を促進するので、背貼りシール部7の開封が容易になる。また、プラスチックパウチ15の開封後に、開封補助手段11、11の収縮によって開封部が拡大されるので、第2の食材8の流出落下が一段と容易になる。
【0019】
上記の例では、容器本体をカップ状とし、容器本体上面及びプラスチックパウチの形状を円形乃至長円形としたものについて説明したが、これらの形状や寸法は適宜選択することができることは言うまでもない。
また、容器本体2内に収納する第1の食材としては、例えばご飯、スパゲッティのような麺類等の主食類が使用されるが、これらに限定されるものではない。
これらの食材は、容器本体と別々に、或いは食材を容器本体内に充填後一緒に、加熱等により殺菌処理され、無菌環境下で第2の食材を充填密封後レトルト処理されたプラスチックパウチ、或いは殺菌処理したプラスチックパウチ内に殺菌処理した第2の食材を無菌環境下に充填密封したプラスチックパウチの周縁シール部6と、容器本体2のフランジ部3を接合することによって、密封される。
【0020】
[(2)蓋密封型包装体]
つぎに、図に基づいて本発明の電子レンジ加熱調理用食品包装体の第2のタイプである、(2)蓋密封型包装体について説明する。
図6及び図7は、(2)蓋密封型包装体の1例を示す図であり、図6はプラスチック容器本体内に第1の食材を収納し、第2の食材を充填密封したプラスチックパウチを開口部を設けたプラスチックパウチ収納室内に収納した蓋と接合した状態の断面模式図、そして図7は蓋を裏返しにした状態の斜視図を表す。
【0021】
この包装体21は、第1の食材4(例えば、ご飯、麺類等の主食類)を収納する容器本体2と、第2の食材8を充填密封したプラスチックパウチ5を収納した蓋22を接合して密封することにより構成する。
蓋22の容器本体側(下面)には、開口部26を設けたプラスチックパウチ収納室25が形成されており、収納室25の外周部にはタグ27を有するフランジ部23が設けられている。収納室25の開口部26の寸法は、内部に収納するプラスチックパウチ5の易開封加工部7の寸法と対応するものとし、電子レンジでの加熱調理により易開封加工部7が開封した際に、パウチ5の内部に充填した第2の食材8が完全に容器本体2内に収納した第1の食材4の上に流出落下するように構成することが好ましい。
【0022】
蓋22のパウチ収納室25内に収納するプラスチックパウチ5としては、図2及び図3に記載したプラスチックパウチ5や、図5に記載したプラスチックパウチ15等を使用することができる。
これらのプラスチックパウチは、図6にみられるように、易開封加工部である背貼りシール部7がパウチ収納室25の開口部26から露出するように配置する。その際に、プラスチックパウチ5を蓋22の天面内側に、例えばホットメルト接着剤やエポキシ系接着剤等の接着剤24で固定しておくと、易開封加工部7の開封時に第2の食材8が自重により流出落下する際に、パウチ5は蓋22の天面に固定保持されるので、食材8の流出性が改善される。
【0023】
プラスチックパウチ5を収納した蓋22は、パウチ収納室25の開口部26が容器本体2側にくるようにしてフランジ部3にホットメルト接着剤28をコーティングした容器本体2の上面に載置し、容器本体2のフランジ部3と蓋22のフランジ部23を接合して密封し、包装体21を構成する。
【0024】
プラスチックパウチ5と蓋22の接着や、容器本体2のフランジ部3にコーティングするホットメルト接着剤としては、通常のホットメルト接着剤を使用することができる。ホットメルト接着剤は、一般に、流動パラフィン等のオイル成分;炭化水素系ワックス等のワックス成分;エチレンプロピレンゴムのような水素添加ゴム、非晶質ポリオレフィン、水素添加石油レジン等のポリマー成分;酸化防止剤等のその他の配合成分を配合することにより構成され、各成分の種類と配合量を選択することによって、その融点や粘度、接着強度等を調整することができる。この例で、容器本体2のフランジ部3にコーティングするホットメルト接着剤28としては、プラスチックパウチ5と蓋22の接着に使用する接着剤よりも融点の低いものを使用することが好ましい。
【0025】
この例で得られる包装体21を電子レンジにて加熱調理すると、第1の食材4及び第2の食材8の温度が上昇し、発生する水蒸気等により容器本体2及びプラスチックパウチ5の内圧が上昇する。容器本体2の内圧がある程度上昇すると、蓋22のフランジ部23と容器本体2のフランジ部3を接合しているホットメルト接着剤28が部分的に剥離し、容器本体2の内圧が低下する。その後、プラスチックパウチ5の内圧がさらに上昇し、所定の圧力に達すると弱シール部として形成された背貼りシール部7が全長にわたって開封し、内部に収納された第2の食材8が容器本体2内の第1の食材4の上に完全に流出落下する。ついで、容器を電子レンジから取出し、タグ27を指でつまんで蓋22を容器本体2のフランジ部3から剥がし、容器本体2内の第1の食材4と第2の食材8をかきまぜて食する。
【0026】
第2の食材8を充填密封したプラスチックパウチ5としては、先に説明した(1)パウチ密封型包装体で使用する、食材を充填密封後レトルト処理したプラスチックパウチを使用することができる。また食材及びプラスチックパウチをあらかじめ加熱殺菌処理した後に、無菌環境下でパウチに充填密封したプラスチックパウチを使用することもできる。
容器本体2内に収納する第1の食材及びその処理は、先に説明した(1)パウチ密封型包装材と同様とすることができる。
【0027】
図8は、(2)蓋密封型包装体の他の例を示す断面模式図である。
この電子レンジ加熱調理用食品包装体31では、蓋32の主材に開口部を設け、蓋32の容器本体の反対側(上面)にプラスチックパウチ収納室25を形成したものである。蓋32及びプラスチックパウチ5、容器本体2の他の構成は、基本的に図6〜図7の包装体21と同様である。
【0028】
この包装体31では、プラスチックパウチ収納部25の上面内側に、ホットメルト接着剤等の接着剤24でプラスチックパウチ5を固定し、パウチ5の易開封加工部(背貼りシール部)7を蓋32の開口部から容器本体側に露出させ、容器本体2のフランジ部3と蓋32のフランジ部23をホットメルト接着剤28で接合して密封し、包装体31を構成する。
【0029】
上記の例では、容器本体及びプラスチックパウチ収納部を設けた蓋の形状を略直方体とした(2)蓋密封型包装体について説明したが、容器本体、プラスチックパウチ、蓋の形状や寸法を適宜選択できることは言うまでもない。
また、容器本体と蓋のフランジ部同士をホットメルト接着剤を使用して接合する代わりに、フランジ部同士をヒートシールして接合したり、フランジ部を設けず容器本体と蓋を熱収縮性フイルム等で固定して密封する等、他の手段を採用することもできる。
【0030】
本発明で電子レンジ加熱調理用食品包装体を構成するプラスチック容器本体、プラスチックパウチ及びプラスチックパウチを収納する蓋に使用する材料としては、通常プラスチック容器やプラスチックパウチの製造に用いられるヒートシール性を有するプラスチック材料が使用される。このようなプラスチック材料としては、例えばヒートシール性を有する熱可塑性樹脂からなる単層のフイルム、シート類や、ヒートシール性を有する熱可塑性樹脂を他の熱可塑性樹脂等と積層した多層フイルム等の多層材料が挙げられる。
【0031】
このようなヒートシール性を有するプラスチック材料としては、例えば公知の低密度ポリエチレン、線状低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、ポリプロピレン、プロピレン−エチレン共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン系不飽和カルボン酸乃至その無水物でグラフト変性されたオレフィン樹脂等のオレフィン系樹脂、比較的低融点乃至低軟化点のポリアミド乃至コポリアミド樹脂、ポリエステル乃至コポリエステル樹脂、ポリカーボネイト樹脂等が使用される。
好ましいヒートシール性材料としては、ポリプロピレン系樹脂が挙げられる。
【0032】
また、ヒートシール性を有するプラスチック材料と積層する他のプラスチック材料としては、ヒートシール性を有し又は有さない熱可塑性樹脂を使用することができる。
このような熱可塑性樹脂としては、例えば結晶性ポリプロピレン、結晶性プロピレン−エチレン共重合体、結晶性ポリブテン−1、結晶性ポリ4−メチルペンテン−1、低−、中−、或いは高密度ポリエチレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)、EVAケン化物、エチレン−アクリル酸エチル共重合体(EEA)、イオン架橋オレフィン共重合体(アイオノマー)等のポリオレフィン類;ポリスチレン、スチレン−ブタジエン共重合体等の芳香族ビニル共重合体;ポリ塩化ビニル、塩化ビニリデン樹脂等のハロゲン化ビニル重合体;ポリアクリル系樹脂;アクリロニトリル−スチレン共重合体、アクリロニトリル−スチレン−ブタジエン共重合体の如きニトリル重合体;ポリエチレンテレフタレート、ポリテトラメチレンテレフタレート等のポリエステル類;各種ポリカーボネート;フッ素系樹脂;ポリオキシメチレン等のポリアセタール類等の熱可塑性樹脂を挙げることができる。これらの熱可塑性樹脂は単独で又は二種以上をブレンドして使用することができ、また、各種の添加剤を配合して使用してもよい。
【0033】
本発明で使用するプラスチックパウチは、上記プラスチック材料により構成された未延伸の、或いは一軸又は二軸延伸したフイルムを、常法によりヒートシールすることにより構成することができる。フイルムがヒートシール性を有する熱可塑性樹脂とヒートシール性を有さない熱可塑性樹脂との積層フイルムである場合には、ヒートシール性を有する熱可塑性樹脂層同士が内面となるようにヒートシールする。また、少なくともパウチの一方の外面(容器本体のフランジ部と接合する面)を、ヒートシール性樹脂により構成することが好ましい。
パウチを構成するフイルムの好ましい層構成としては、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)/エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物(EVOH)/ポリプロピレン(PP)、蒸着PET/ポリアミド(PA)/PP、PP/EVOH/PP等が挙げられる。
【0034】
プラスチックパウチの易開封加工部を、背貼りシール部にヒートシール性の低いプラスチックフイルムを介在させて形成する際に使用する介在フイルムとしては、例えばパウチを構成するフイルムのヒートシール性樹脂層がポリプロピレンである場合には、ポリエチレンとポリプロピレンをブレンドした樹脂組成物からなるフイルムを使用する等、適宜選択することができる。
【0035】
プラスチック容器本体や、(2)蓋密封型包装体で使用する蓋は、定法により、射出成形、押出成形、ブロー成形、真空成形、圧空成形等により製造することができる。
好ましい容器本体としては、内面にポリプロピレン系樹脂等のヒートシール性樹脂層を有する多層構造容器、例えばPP/接着剤/EVOH/接着剤/PPのような層構成を有する容器が挙げられる。
【0036】
つぎに、本発明の電子レンジ加熱調理用食品包装体を製造する手順の具体例について、さらに詳細に説明する。
[(1)パウチ密封型包装体の製造]
厚さ12μmのPET/厚さ15μmのEVOH/厚さ50μmのPPからなる積層フイルムを使用し、PP層を内層としてヒートシールすることにより、図1〜図3に示す円形状の背貼り部7を有するプラスチックパウチを製造する。
【0037】
周縁シール部6のヒートシールは、180℃、1.3秒、0.4Mpaで2回、背貼り部7は、160℃、1秒、0.4MPaで2回行うことにより、シール強度を周縁シール部6で30〜40N、背貼り部7で15N程度とする。
また、背貼り部7には、ポリエチレンとポリプロピレンをブレンドした樹脂組成物からなるフイルムを挟み、160℃、1.3秒、0.4MPaで2回ヒートシールすることによって、背貼り部7のシール強度を10N程度とすることもできる。
【0038】
プラスチックパウチをあらかじめ紫外線や薬剤等で殺菌した後に、無菌環境下で第2の食材8として殺菌処理をしたカレーや固形具材が入ったソース等の副食を充填し、密封する。
【0039】
厚さ230μmのPP/接着剤/厚さ40μmのEVOH/接着剤/厚さ230μmのPPからなる多層構造の、図1に示す形状を有する容器本体2のフランジ部3にホットメルト接着剤をコーティングする。
【0040】
この容器本体2内に、第1の食材4として米飯や麺類等の主食を充填し、加圧型殺菌釜等により容器と食材を同時に殺菌する。殺菌釜内の蒸気を排気し雰囲気温度を下げた後、無菌環境内で殺菌釜を開放し、食材の充填された容器を搬出する。
この際、容器本体2と第1の食材4を別々に殺菌し、無菌環境下で第1の食材4を容器本体2内に充填するようにしてもよい。
【0041】
つぎに、無菌環境下で容器本体2上に殺菌済のプラスチックパウチ5を載置し、ホットメルト接着剤によりパウチ5の周縁シール部6と容器本体2のフランジ部3を接着して密封する。密封した包装体1には、必要に応じてプラスチックカバー13を装着する。(図4参照)
【0042】
上記の例において、プラスチックパウチを構成する積層フイルムとして他の層構成を有するフイルムを使用できることは言うまでもない。例えば、厚さ12μmの蒸着PET/厚さ15μmのPA/厚さ50μmのPPからなるフイルムや、厚さ50μmのPP/厚さ15μmのEVOH/厚さ50μmのPPからなるフイルムを使用することができる。外面にPP層を有するフイルムを使用した場合には、容器本体2のフランジ部3とのヒートシールが可能となるので、ホットメルト接着剤が不要となる。
【0043】
[(2)蓋密封型包装体の製造]
上記段落番号(0036)〜(0037)に記載した手順で、厚さ12μmのPET/厚さ15μmのEVOH/厚さ50μmのPPからなる積層フイルムから、図6〜図7の蓋22内に収納する長方形状のプラスチックパウチ5を製造する。
このプラスチックパウチ5内に、第2の食材8としてカレーや固形具材が入ったソース等の副食を充填し密封後、レトルト殺菌処理を行う。
【0044】
厚さ230μmのPP/接着剤/厚さ40μmのEVOH/接着剤/厚さ230μmのPPからなる多層構造の、図7に示す形状を有する蓋22の天面内側に接着剤24をコーティングし、レトルト殺菌処理したプラスチックパウチ5の背貼り部7とは反対側の面を接着剤24により貼着する。接着剤24としては、ホットメルト接着剤やエポキシフェノール系接着剤等を使用することができる。
【0045】
このプラスチックパウチ5を収納した蓋22を薬剤により表面殺菌する。
上記段落番号(0039)〜(0040)に記載した手順で第1の食材4を充填後殺菌した容器本体2上に、無菌環境下で表面殺菌済の蓋22を載置し、ホットメルト接着剤28により接着して密封する。
この際、容器本体2と第1の食材4を別々に殺菌し、無菌環境下で第1の食材4を容器本体2内に充填するようにしてもよい。
【0046】
上記の例において、プラスチックパウチを構成する積層フイルムとして他の層構成を有するフイルムを使用できることは言うまでもない。例えば、厚さ12μmの蒸着PET/厚さ15μmのPA/厚さ50μmのPPからなるフイルムや、厚さ50μmのPP/厚さ15μmのEVOH/厚さ50μmのPPからなるフイルムを使用することができる。
外面にPP層を有するフイルムを使用した場合には、プラスチックパウチ5と蓋22とのヒートシールが可能となるので、プラスチックパウチ5を蓋22の天面内側に貼着する接着剤24が不要となる。
【0047】
【発明の効果】
本発明によれば、電子レンジで加熱調理することによりそのまま食することができる状態となる複数の食材を収納した電子レンジ加熱調理用食品包装体を、食材を充填密封し殺菌処理した状態で提供することがはじめて可能となった。
本発明の電子レンジ加熱調理用食品包装体を電子レンジで加熱調理した場合には、食材によって周囲を汚染するおそれがなく、加熱調理された食材を完全に食することができる。
また、ホットメルト接着剤により容器本体のフランジ部と、プラスチックパウチ或いはプラスチックパウチを収納した蓋を接合することによって、非特許文献3に記載の食品容器のようにガス抜き用の易開封部を設けなくても、加熱調理時に、ホットメルト接着剤による接合部が部分的に剥離し、容器本体内の内圧を抜くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子レンジ加熱調理用食品包装体の1例を示す断面模式図である。
【図2】図1の包装体に使用するプラスチックパウチの平面図である。
【図3】図2のAA線における断面模式図である。
【図4】本発明の電子レンジ加熱調理用食品包装体の他の例を示す断面模式図である。
【図5】本発明の電子レンジ加熱調理用食品包装体の他の例に使用するプラスチックパウチの平面図である。
【図6】本発明の電子レンジ加熱調理用食品包装体の他の例を示す断面模式図である。
【図7】図6の包装体に使用する蓋を裏返しにした状態の斜視図である。
【図8】本発明の電子レンジ加熱調理用食品包装体の他の例を示す断面模式図である。
【符号の説明】
1,21,31 電子レンジ加熱調理用食品包装体
2 容器本体
3,23 フランジ部
4 第1の食材
5,15 プラスチックパウチ
6 周縁シール部
7 背貼りシール部
8 第2の食材
9 プラスチックフイルム
11 開封補助手段
12,27 タグ
13 カバー
22 蓋
24,28 接着剤
25 プラスチックパウチ収納室
26 開口部

Claims (15)

  1. 第1の食材を収納したプラスチック容器本体と、容器本体面側に易開封加工部を設けた第2の食材を充填したプラスチックパウチにより構成され、容器本体の上面にプラスチックパウチを配置して密封したことを特徴とする電子レンジ加熱調理用食品包装体。
  2. パウチ内に第2の食材を充填密封殺菌したプラスチックパウチの周縁シール部を、容器本体上面に設けたフランジ部に接合して密封したことを特徴とする請求項1に記載の電子レンジ加熱調理用食品包装体。
  3. 容器本体側に開口部を設けたプラスチックパウチ収納室を有する蓋内に第2の食材を充填したプラスチックパウチを収納し、蓋と容器本体を接合して密封したことを特徴とする請求項1に記載の電子レンジ加熱調理用食品包装体。
  4. 蓋に第2の食材を充填したプラスチックパウチを接着剤により接着し、蓋と容器本体を接合して密封したことを特徴とする請求項3に記載の電子レンジ加熱調理用食品包装体。
  5. 蓋及び容器本体上面にそれぞれフランジ部を設け、蓋のフランジ部と容器本体のフランジ部を接合して密封したことを特徴とする請求項3又は4に記載の電子レンジ加熱調理用食品包装体。
  6. プラスチックパウチが背貼りシール部を有するパウチであり、該背貼りシール部を弱シール部とすることによって易開封加工部を形成したことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の電子レンジ加熱調理用食品包装体。
  7. 背貼りシール部にヒートシール性の低いプラスチックフイルムを介在させて弱シール部としたことを特徴とする請求項6に記載の電子レンジ加熱調理用食品包装体。
  8. 易開封加工部をプラスチックパウチの内容物収納部の略全長にわたって形成したことを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の電子レンジ加熱調理用食品包装体。
  9. 易開封加工部をプラスチックパウチの略中央部に形成したことを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の電子レンジ加熱調理用食品包装体。
  10. 易開封加工部をプラスチックパウチの中央部から離れた位置に形成したことを特徴とする請求項1又は2に記載の電子レンジ加熱調理用食品包装体。
  11. 易開封加工部の両側に易開封加工部と略垂直方向に熱収縮性フイルムからなる開封補助手段を設けたことを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の電子レンジ加熱調理用食品包装体。
  12. 殺菌処理した、第1の食材を充填したプラスチック容器本体上に、第2の食材を充填密封後レトルト処理したプラスチックパウチを載置して、プラスチックパウチの周縁シール部を容器本体上面に設けたフランジ部に接合することを特徴とする請求項2に記載の電子レンジ加熱調理用食品包装体の製造方法。
  13. 殺菌処理した、第1の食材を充填したプラスチック容器本体上に、殺菌処理したプラスチックパウチ内に殺菌処理した第2の食材を無菌環境下に充填密封したプラスチックパウチを載置して、プラスチックパウチの周縁シール部を容器本体上面に設けたフランジ部に接合することを特徴とする請求項2に記載の電子レンジ加熱調理用食品包装体の製造方法。
  14. 容器本体側に開口部を設けたプラスチックパウチ収納室を有する蓋内に、第2の食材を充填密封後レトルト処理したプラスチックパウチをプラスチックパウチの易開封加工部が蓋の開口部に対応するように配置して接着剤によりプラスチックパウチを蓋に接着し、この蓋を殺菌処理した、第1の食材を充填したプラスチック容器本体上に載置して、ホットメルト接着剤により蓋と容器本体を接合することを特徴とする請求項3に記載の電子レンジ加熱調理用食品包装体の製造方法。
  15. 容器本体側に開口部を設けたプラスチックパウチ収納室を有する蓋内に、殺菌処理したプラスチックパウチ内に殺菌処理した第2の食材を無菌環境下に充填密封したプラスチックパウチをプラスチックパウチの易開封加工部が蓋の開口部に対応するように配置して接着剤によりプラスチックパウチを蓋に接着し、この蓋を殺菌処理した、第1の食材を充填したプラスチック容器本体上に載置して、ホットメルト接着剤により蓋と容器本体を接合することを特徴とする請求項3に記載の電子レンジ加熱調理用食品包装体の製造方法。
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