JP2005057858A - モータ駆動装置および食器洗浄機のモータ駆動装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 インバータ回路により複数のモータを駆動するモータ駆動装置において、モータに応じて制御プログラムを変更し、相数の異なるモータを交互に駆動できるようにし、安価で信頼性の高いモータ駆動装置を実現する。
【解決手段】 交流電源1に接続された整流回路2の直流電力をインバータ回路3に加えて交流電力に変換し、駆動するモータ4a、4bに応じて負荷切換手段5によりインバータ回路3の出力を切換接続して複数の相数の異なるモータ4a、4bを1つのインバータ回路3により駆動し、制御手段6によりインバータ回路3と負荷切換手段5を制御してモータ4a、4bを回転制御する。制御手段6は、モータ4a、4bの相数に応じてモータ制御プログラムを変更する。
【選択図】 図1
【解決手段】 交流電源1に接続された整流回路2の直流電力をインバータ回路3に加えて交流電力に変換し、駆動するモータ4a、4bに応じて負荷切換手段5によりインバータ回路3の出力を切換接続して複数の相数の異なるモータ4a、4bを1つのインバータ回路3により駆動し、制御手段6によりインバータ回路3と負荷切換手段5を制御してモータ4a、4bを回転制御する。制御手段6は、モータ4a、4bの相数に応じてモータ制御プログラムを変更する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、インバータ回路により複数のモータを駆動するモータ駆動装置および食器洗浄機のモータ駆動装置に関するものである。
従来、この種のモータ駆動装置は、複数のモータを駆動するインバータ回路と、送風ファン、あるいは洗浄ポンプモータ等の複数のモータと、インバータ回路の出力を切り換える切換手段と、制御手段によりインバータ回路を制御するようにしていた(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−212061号公報
しかし、このような従来の構成では、1つのインバータ回路の出力端子に接続される複数のモータの相数を同じにしないとモータが駆動できない問題があった。さらに、乾燥用の送風ファンを3相モータにするとモータが高価格になる課題があった。
本発明は上記従来課題を解決するもので、モータに応じて制御プログラムを変更し、相数の異なるモータを交互に駆動できるようにし、安価で信頼性の高いモータ駆動装置を実現することを第1の目的としている。
また、相数の異なる複数のモータを1つのインバータ回路により交互に駆動できるようにし、洗浄ポンプを駆動する3相モータと送風ファンを駆動する単相モータの複数の相数の異なるモータを、1つのインバータ回路で交互に駆動できる安価な食器洗浄機のモータ駆動装置を実現することを第2の目的としている。
上記第1の目的を達成するために、本発明のモータ駆動装置は、交流電源に接続された整流回路の直流電力をインバータ回路に加えて交流電力に変換し、駆動するモータに応じて負荷切換手段によりインバータ回路の出力を切換接続して複数の相数の異なるモータを1つのインバータ回路により駆動し、制御手段によりインバータ回路と負荷切換手段を制御してモータを回転制御するように構成し、制御手段は、モータの相数に応じてモータ制御プログラムを変更するようにしたものである。
これにより、モータに応じて回転制御プログラムを最適制御し、モータの相数に応じて制御プログラムを変更することにより高効率運転が可能となり、さらに、インバータ駆動により広範囲の速度制御が可能となり、安価で信頼性の高いモータ駆動装置を実現することができる。
また、上記第2の目的を達成するために、本発明の食器洗浄機のモータ駆動装置は、食器を洗浄させる洗浄ポンプを第1のモータにより駆動し、食器を乾燥させる乾燥ファンを相数の異なる第2のモータにより駆動し、交流電力を直流電力に変換する整流回路の直流電力を第1のモータあるいは第2のモータを交互に駆動するインバータ回路により交流電力に変換し、第1のモータ、第2のモータのいずれかを負荷切換手段により交互に切り換え、制御手段によりインバータ回路と負荷切換手段を制御するよう構成し、インバータ回路に接続したモータの相数に応じて、制御手段のモータ制御プログラムを制御するようにしたものである。
これにより、出力の大きい洗浄ポンプを駆動する第1のモータを3相モータとし、出力の小さい乾燥ファンを駆動する第2のモータを単相モータとすることができ、1つのインバータ回路により、3相の洗浄ポンプモータと単相の乾燥ファンモータを交互に駆動することができ、広範囲な回転数制御と高効率回転制御が可能となり、安価で洗浄性能や乾燥性能の向上と静騒音化が可能となる食器洗浄機を実現することができる。
以上のように本発明の請求項1に記載の発明によれば、交流電源に接続された整流回路の直流電力をインバータ回路に加えて交流電力に変換し、駆動するモータに応じて負荷切換手段によりインバータ回路の出力を切換接続して複数の相数の異なるモータを1つのインバータ回路により駆動し、制御手段によりインバータ回路と負荷切換手段を制御するように構成し、制御手段は、モータの相数に応じてモータ制御プログラムを変更するようにしたから、モータに応じて回転制御プログラムを最適制御し、モータの相数に応じて制御プログラムを変更することにより高効率運転が可能となり、さらに、インバータ駆動により広範囲の速度制御が可能となり、安価で信頼性の高いモータ駆動装置を実現することができる。
また、請求項6に記載の発明によれば、食器を洗浄させる洗浄ポンプを第1のモータにより駆動し、食器を乾燥させる乾燥ファンを相数の異なる第2のモータにより駆動し、交流電力を直流電力に変換する整流回路の直流電力を第1のモータあるいは第2のモータを交互に駆動するインバータ回路により交流電力に変換し、第1のモータ、第2のモータのいずれかを負荷切換手段により交互に切り換え、制御手段によりインバータ回路と負荷切換手段を制御するよう構成し、インバータ回路に接続したモータの相数に応じて、制御手段のモータ制御プログラムを制御するようにしたから、出力の大きい洗浄ポンプを駆動する第1のモータを3相モータとし、出力の小さい乾燥ファンを駆動する第2のモータを単相モータとすることができ、1つのインバータ回路により、3相の洗浄ポンプモータと単相の乾燥ファンモータを交互に駆動することができ、広範囲な回転数制御と高効率回転制御が可能となり、安価で洗浄性能や乾燥性能の向上と静騒音化が可能となる食器洗浄機を実現することができる。
本発明の請求項1に記載の発明は、交流電源と、前記交流電源に接続された整流回路と、前記整流回路の直流電力を交流電力に変換するインバータ回路と、前記インバータ回路により駆動される複数の相数の異なるモータと、駆動するモータに応じて前記インバータ回路の出力端子を切換接続する負荷切換手段と、前記インバータ回路と前記負荷切換手段を制御して前記モータを回転制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、モータの相数に応じてモータ制御プログラムを変更するようにしたモータ駆動装置であり、モータに応じて回転制御プログラムを最適制御し、モータの相数に応じて制御プログラムを変更することにより高効率運転が可能となり、さらに、インバータ駆動により広範囲の速度制御が可能となり、安価で信頼性の高いモータ駆動装置を実現することができる。
請求項2に記載の発明は、上記請求項1に記載の発明において、インバータ回路は3相フルブリッジインバータ回路より構成し、前記インバータ回路により駆動される複数のモータは、3相モータと単相モータよりなり、3相モータ駆動時には前記インバータ回路の3相アーム全てを駆動し、単相モータ駆動時には少なくとも2相アームにより駆動するようにしたモータ駆動装置であり、1つの3相フルブリッジインバータ回路により3相モータと単相モータを交互に駆動することができるので、少ない部品点数でモータをインバータ駆動でき、単相モータの広範囲な回転数制御と高効率運転が可能となり、安価で低価格のモータ駆動装置を実現することができる。
請求項3に記載の発明は、上記請求項2に記載の発明において、単相モータ駆動時には2相アームの駆動位相をほぼ180度ずらして駆動するようにしたモータ駆動装置であり、モータ間印加電圧を高くすることができ、モータの印加電圧と周波数を制御するV/F制御により高回転まで制御可能なモータ駆動装置を実現できる。
請求項4に記載の発明は、上記請求項1に記載の発明において、インバータ回路により駆動される複数のモータは、3相モータと単相モータよりなり、前記インバータ回路の出力端子に接続する負荷切換手段は、少なくとも2極リレーにより3相モータと単相モータを切換接続するようにしたモータ駆動装置であり、安価なリレーにより3相モータと単相モータを切り換えて駆動できるので、簡単な構成で安価で信頼性の高いモータ駆動装置を実現できる。
請求項5に記載の発明は、上記請求項1に記載の発明において、インバータ回路は3相フルブリッジインバータ回路より構成し、前記インバータ回路により駆動される複数のモータは、3相モータと2相モータよりなり、2相モータ駆動時には2相間の印加電圧位相をほぼ90度となるようにしたモータ駆動装置であり、コンデンサランモータのコンデンサを省略してモータを回転駆動することができ、モータの印加電圧と周波数を制御するV/F制御により高範囲な回転数制御が可能で安価なモータ駆動装置を実現できる。
請求項6に記載の発明は、食器を洗浄、あるいは乾燥させる洗浄槽と、前記洗浄槽の底部に配置し前記食器に洗浄水を吐出する洗浄ポンプと、前記洗浄ポンプを回転駆動する第1のモータと、前記食器を乾燥させる乾燥ファンと、前記乾燥ファンを回転駆動する相数の異なる第2のモータと、交流電力を直流電力に変換する整流回路と、前記整流回路の直流電力を交流電力に変換し前記第1のモータあるいは第2のモータを交互に駆動するインバータ回路と、前記第1のモータ、第2のモータのいずれかを交互に切り換える負荷切換手段と、前記インバータ回路と前記負荷切換手段を制御する制御手段とを備え、前記インバータ回路に接続したモータに応じて、前記制御手段のモータ制御プログラムを制御するようにした食器洗浄機のモータ駆動装置であり、出力の大きい洗浄ポンプを駆動する第1のモータを3相モータとし、出力の小さい乾燥ファンを駆動する第2のモータを単相モータとすることができ、1つのインバータ回路により、3相の洗浄ポンプモータと単相の乾燥ファンモータを交互に駆動することができ、広範囲な回転数制御と高効率回転制御が可能となり、安価で洗浄性能や乾燥性能の向上と静騒音化が可能となる食器洗浄機を実現することができる。
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら説明する。
(実施例1)
図1に示すように、交流電源1は、交流電力を直流電力に変換する整流回路2に接続し、この整流回路2は全波整流回路2aと平滑コンデンサ2bにより構成し、3相全波ブリッジインバータ構成のインバータ回路3により直流電力を交流電力に変換し、3相モータで構成したモータ4a、あるいは単相モータで構成したモータ4bを回転駆動し、負荷切換手段5によりインバータ回路3とモータ4a、あるいはモータ4bを交互に切換接続する。
図1に示すように、交流電源1は、交流電力を直流電力に変換する整流回路2に接続し、この整流回路2は全波整流回路2aと平滑コンデンサ2bにより構成し、3相全波ブリッジインバータ構成のインバータ回路3により直流電力を交流電力に変換し、3相モータで構成したモータ4a、あるいは単相モータで構成したモータ4bを回転駆動し、負荷切換手段5によりインバータ回路3とモータ4a、あるいはモータ4bを交互に切換接続する。
負荷切換手段5は、2極以上の共通接点と常開接点と常閉接点を有するリレー5a、5bにより構成し、常閉接点側にモータ4aを接続し、常開接点側にモータ4bを接続し、共通接点はインバータ回路3の出力U端子、V端子に接続している。インバータ回路3のW端子とモータ4aのW端子は共通接続することにより負荷切換手段5の極数を減らすことができる。
整流回路2の負端子Lnとインバータ回路3の負の入力端子間に抵抗3Aを接続してインバータ回路3の電流を検出し、モータ4a、4b、あるいはインバータ回路3の過電流を検出する。
制御手段6は、インバータ回路3と負荷切換手段5を制御してモータ4a、4bを制御するものであり、ロータが永久磁石よりなるモータ4aを制御する場合には、モータ4aの誘起電圧よりロータ位置を検出するセンサレス検知手段6aによりロータ位置を検出し、位置検知信号H1、H2、H3をインバータ制御回路6bに加え、インバータ回路3を制御してモータ4aを回転制御する。また、モータ4bを制御する場合には、負荷切換手段5を制御してインバータ回路3のU相とV相出力電圧をモータ4bに印加し、モータ4bの印加電圧と周波数を制御して回転数制御する。
インバータ回路3は、図2に示すように、6個のトランジスタとダイオードよりなる3相フルブリッジインバータ回路により構成している。ここで、3相アームの1つのU相アーム30Aについて説明すると、絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(以下、IGBTと略す)よりなる上アームトランジスタ31aと逆並列ダイオード32aの並列接続体と、IGBTよりなる下アームトランジスタ31a’と逆並列ダイオード32a’の並列接続体を直列に接続し、上アームトランジスタ31aのコレクタ端子は直流電源の正電位端子Lpに接続し、上アームトランジスタ31aのエミッタ端子は出力端子Uに接続し、下アームトランジスタ31a’のエミッタ端子はシャント抵抗3Aを介して直流電源のLn端子側に接続する。
上アームトランジスタ31aは上アーム駆動信号Upに応じて上アームゲート駆動回路33aにより駆動され、下アームトランジスタ31a’は下アーム駆動信号Unに応じて下アームゲート駆動回路33a’によりオンオフスイッチング制御される。上アームゲート駆動回路33aは、微分信号によりセットリセットされるRSフリップフロップ回路を内蔵し、上アーム駆動信号Upの立ち上がりで上アームトランジスタ31aをオン動作させ、上アーム駆動信号Upの立ち下がりで上アームトランジスタ31aをオフ動作させる。下アームゲート駆動回路にはRSフリップフロップは不必要である。
IGBTのゲート印加電圧は10〜15V必要であり、下アームトランジスタ31a’をオンさせると、15Vの直流電源の+端子B1よりブートストラップ抵抗34a、ブートストラップダイオード35aを介してブートストラップコンデンサ36aが充電されるので、ブートストラップコンデンサ36aの蓄積エネルギーにより上アームトランジスタ31aをオンオフスイッチングできる。また、下アームの逆並列ダイオード32a’が導通した場合にも同様にブートストラップコンデンサ36aが充電される。
V相アーム30B、W相アーム30Cも同様の接続であり、各アームの下アームトランジスタのエミッタ端子は共通接続してシャント抵抗3Aに接続し、シャント抵抗3Aの他方の端子は直流電源負電位端子Lnに接続している。IGBT、あるいはパワーMOSFETにより下アームトランジスタを構成すると、ゲート電圧を制御することによりスイッチング制御できるので、IGBTの場合はエミッタ端子、パワーMOSFETの場合にはソース端子に接続するシャント抵抗の電圧が1V以下となるように抵抗値を選定すればスイッチング動作にはほとんど影響することなく電圧制御によりオンオフスイッチング制御でき、シャント抵抗の電圧検知によりモータ電流検出できる特徴がある。
いわゆる方形波駆動の場合、U相下アームトランジスタがオン状態のときには、V相、あるいは、W相上アームトランジスタがオン状態で、オン状態の上アームトランジスタからその相に接続されたモータ巻線とU相巻線を介してU相下アームトランジスタにモータ電流が流れるので、シャント抵抗3Aによりモータ電流を検出することができる。
また、上アームと下アームトランジスタが交互に導通する正弦波駆動の場合においても、上アームトランジスタの導通パルス幅が広い場合には、上アームトランジスタがオフしたとき、シャント抵抗3Aに流れる電流のピーク値は下アームトランジスタの逆並列ダイオード電流と等しく、下アームトランジスタ導通パルス幅が広い場合には、下アームトランジスタ電流ピーク値はモータ電流ピーク値と等しいので、シャント抵抗によりモータ電流を検出できる。
直流ブラシレスモータのモータ誘起電圧等を検出してモータ駆動する方法を一般にセンサレス駆動と呼び、モータのロータ位置を直接ホール素子等で検出する必要がなく、ロータ近傍に取り付けるロータ位置検出手段を省略でき、モータの配線を減らし、安価で信頼性を向上できる等の特徴があり、ポンプや送風ファンの駆動にしばしば使用される。
図3は、本発明によるセンサレス駆動のタイミングチャートを示しており、矩形波駆動におけるインバータ回路3の出力電圧Vv、Vw、Vuと、転流タイミング信号H1、H2、H3、およびパワースイッチング手段の上アーム制御信号Up、Vp、Wpと下アーム制御信号Un、Vn、Wnのタイミング関係を示すタイミングチャートである。
センサレス検知手段6aは、インバータ回路3の各相出力電圧より図3に示すタイミングで転流タイミング信号H1、H2、H3を生成させる。時間t0、t1、t2、t3、t4、t5、t6は、転流タイミング信号H1、H2、H3がLo(ロー)からHi(ハイ)、あるいはHiからLoに変化するタイミングで、いずれかの信号が変化する区間は電気角60度に相当し、電気角60度ごとに駆動巻線を切り換えるので、この周期を転流周期と呼ぶ。
また、インバータ回路3のパワースイッチング手段の制御信号Up、Vp、Wp、Un、Vn、Wnが、Hiとなる区間で各パワースイッチング手段が導通し、その区間は電気角120度に相当するので、120度通電とも呼ばれる。
3相全波ブリッジインバータの矩形波駆動において、各相の上下アームトランジスタがターンオフ期間中に、インバータ出力電圧よりモータ誘起電圧を検出でき、インバータ出力電圧が、インバータ直流電源電圧VDCの1/2のとき、モータ誘起電圧の零クロス点とタイミングが等しい。
例えば、時間t0からt1区間に、W相出力電圧Vwが1/2VDCとなる時間tz1がモータのW相誘起電圧が零のタイミングと等しく、それから電気角90度遅れたタイミングt2にて、転流信号H2はLoからHiに変化する。また、時間t3からt4区間に、W相出力電圧Vwが1/2VDCとなる時間tz2がモータのW相誘起電圧が零のタイミングと等しく、それから電気角90度遅れたタイミングt5にて、転流信号H2はHiからLoに変化する。
制御回路6bは、転流タイミング信号H1、H2、H3に対応して図3に示す制御信号Up、Vp、Wp、Un、Vn、Wnを生成し、さらに、上アーム制御信号Up、Vp、Wpは、PWM制御してモータ電流を制御する。図3における波形は、分かり易くするためにPWM制御デューティが100%の場合を示したが、PWM制御デューティが100%未満の場合、スイッチング周波数で変調された波形となるが、基本的な波形は図3と同じである。
図4は、本発明によるモータ制御プログラムのフローチャートを示している。ステップ100よりモータ制御プログラムが開始し、ステップ101にてどちらのモータが選択されたかを判断し、モータ4aが選択されたならば、ステップ102に移行してセンサレス駆動の設定を行う。
つぎに、ステップ103にて強制転流駆動サブルーチンを実行する。強制転流駆動サブルーチンは、ロータ位置が検出できない初期駆動運転において強制的に回転磁界を発生させてロータを回転させるもので、モータ誘起電圧が検出できるまでの所定回転数に達するまで回転数を増加させる。
つぎにステップ104に進んで、モータ回転数が所定値に達したかどうか判定し、所定回転数に達すると、ステップ105に進んでセンサレス駆動の回転数設定を行い、ステップ106に進んでセンサレス検知手段6aの位置検知信号より回転数検出を行い、ステップ107に進んで設定回転数と検知回転数との誤差を演算する。
つぎに、ステップ108に進み回転数の誤差成分に応じてインバータ回路3のトランジスタの導通パルス幅制御、すなわち、120度通電センサレス駆動サブルーチンを実行する。つぎに、ステップ109に進んでモータの停止フラグの有無を判定し、停止フラグが無ければステップ106に戻ってモータ速度制御ルーチンを実行し、停止フラグが有ればステップ110に進んでトランジスタ全てをオフさせてインバータ回路3を0.1〜0.5秒間停止させ、その後、ステップ111に進んでダイナミックブレーキサブルーチンを実行させてモータ4aを急速停止させる。
ダイナミックブレーキとは、モータの誘起電力を利用して電気的にブレーキ動作を行うもので、機械的なブレーキ手段を必要とせずインバータ回路3の下アームトランジスタを全て同時に導通させる、いわゆる短絡ブレーキによりブレーキ動作を行う。また、正弦波駆動の場合には、モータ誘起電圧と逆位相の電流ベクトルが発生するようにモータ印加電圧ベクトルを制御することにより可能である。
モータ4bが選択されたならば、ステップ101からステップ112に移行し、リレー5a、5bをオンさせてインバータ回路3の出力端子をモータ4bに接続する。つぎに、ステップ113に進んで正弦波駆動に設定した後、ステップ114に進んでモータ回転数を設定する。
単相のモータ4bを駆動する場合には、インバータ回路3の2相アームのみ駆動すればよく、U相アーム30AとV相アーム30BをそれぞれPWM制御し、各相の電圧位相を180度ずらすことによりモータ端子に正弦波電圧を印加することができる。
つぎに、ステップ115に進んで回転数検知を行い、ステップ116に進んで設定回転数と検知回転数との誤差信号を検知し、つぎにステップ117に進んでモータ印加電圧と印加周波数を制御する、いわゆるV/F制御を行う。
V/F制御とは、誘導モータの駆動周波数を制御することにより回転数制御を行うもので、駆動周波数を低下させて低速回転制御する場合、モータコイルインピーダンスが低下して大電流が流れるのでモータ印加電圧を低下させ、逆に駆動周波数を高くして高速回転する場合にはコイルインピーダンスが高くなりモータ電流減少によるトルク低下となるので、印加電圧Vと駆動周期数Fの比をほぼ一定に制御して回転数制御するものである。よって、モータ4bの回転数を高くするためには、駆動周波数を高くすると同時にモータ印加電圧も高くする。
ステップ118は、モータ4bの停止フラグの有無を判定するもので、モータ停止フラグが有ればステップ119に進んでインバータ回路3のトランジスタを全て数100msec間停止し、その後、ステップ120に進みブレーキサブルーチンを実行させてモータ4bを急速停止させる。
単相モータのダイナミックブレーキは、直流ブラシレスモータとは異なり、回転時の誘起電力周波数よりも低い周波数を加えることによりブレーキ動作を行う。また、直流ブラシレスモータと同様に、インバータ回路の下アームトランジスタを全て同時導通するか、あるいは、強制的に所定の直流電流を流す直流ブレーキでもよい。
直流ブレーキを行う場合には、例えば、V相アーム30Bの下アームトランジスタ31b’を導通状態にして、U相アーム30Aの上アームトランジスタ31aを所定の導通比によりオンオフ制御することにより可能である。
つぎに、ステップ121に進んでインバータ回路を停止させ、その後リレー5a、5bをオフさせ次行程に移る。
図5は、モータ4bを構成する隈取りコイルモータ等の単相モータの正弦波駆動方法を示すタイムチャートである。
図5において、vcは鋸波変調のキャリヤ信号で、ckはキャリヤ信号がオーバーフローするごとに発生するクロック信号である。Vuは正弦波信号で、通常、マイクロコンピュータのROMテーブルに書かれた電気角に対応した正弦波データ信号に変調度kを掛けた値で、
vu=ksinθ
で表される。vvは正弦波信号vuから180度遅れた信号で、
vv=ksin(θ+180°)
で表される。
vu=ksinθ
で表される。vvは正弦波信号vuから180度遅れた信号で、
vv=ksin(θ+180°)
で表される。
信号UpはU相上アーム駆動信号で、キャリヤ信号vcと正弦波信号vuの大小比較判定した信号で、いわゆるPWM信号を示している。信号Upの反転信号がU相下アーム駆動信号Un(図示せず)となる。実際には、信号Upと信号Unにはデッドタイムが挿入される。
モータ4bの端子間に印加される電圧Vmは、PWM変調された電圧が印加され、インバータ回路直流電圧Vpとすると、U相電圧Vuは、
Vu=(k/2)・Vp・sinθ
で表され、V相電圧Vvは、
Vv=(k/2)・Vp・sin(θ+180°)
=−(k/2)・Vpsinθ
となり、モータ印加電圧VmはU相電圧VuとV相電圧Vvの差の電圧なので、
Vm=Vu−Vv=k・Vp・sinθ
となる。すなわち、変調度kが1の時、インバータ直流電圧Vpを最大値とする正弦波電圧を印加することができ、整流回路2を倍電圧整流回路にすると、交流電源1の倍の電圧をモータ4bに最大印加することができる。
Vu=(k/2)・Vp・sinθ
で表され、V相電圧Vvは、
Vv=(k/2)・Vp・sin(θ+180°)
=−(k/2)・Vpsinθ
となり、モータ印加電圧VmはU相電圧VuとV相電圧Vvの差の電圧なので、
Vm=Vu−Vv=k・Vp・sinθ
となる。すなわち、変調度kが1の時、インバータ直流電圧Vpを最大値とする正弦波電圧を印加することができ、整流回路2を倍電圧整流回路にすると、交流電源1の倍の電圧をモータ4bに最大印加することができる。
よって、整流回路2を倍電圧整流回路にすると、V/F制御により、交流電源1に使用するモータに最大、倍の電圧と倍の周波数を印加することができるので、広範囲な速度制御が可能となる。
このように本実施例によれば、交流電源1に接続された整流回路2の直流電力をインバータ回路3に加えて交流電力に変換し、駆動するモータ4a、4bに応じて負荷切換手段5によりインバータ回路3の出力を切換接続して複数の相数の異なるモータ4a、4bを1つのインバータ回路3により駆動し、制御手段6によりインバータ回路3と負荷切換手段5を制御するように構成し、インバータ回路3の出力端子に接続したモータ4a、4bに応じて制御手段6のモータ制御プログラムを変更するようにしたので、モータ4a、4bに応じて回転制御プログラムを最適制御し、モータ4a、4bの相数に応じて制御プログラムを変更することにより高効率運転が可能となり、さらに、インバータ駆動により広範囲の速度制御が可能となり、安価で信頼性の高いモータ駆動装置を実現することができる。
また、インバータ回路3は3相フルブリッジインバータ回路より構成し、インバータ回路3により駆動される複数のモータは、3相モータ4aと単相モータ4bよりなり、3相モータ4a駆動時にはインバータ回路3の3相アーム全てを駆動し、単相モータ4b駆動時には少なくとも2相アームにより駆動するようにしたので、1つの3相フルブリッジインバータ回路により3相モータ4aと単相モータ4bを交互に駆動することができるので、少ない部品点数でモータをインバータ駆動でき、単相モータの広範囲な回転数制御と高効率運転が可能となり、安価で低価格のモータ駆動装置を実現することができる。
また、単相モータ4b駆動時には2相アームの駆動位相をほぼ180度ずらして駆動するようにしたので、モータ間印加電圧を高くすることができ、モータの印加電圧と周波数を制御するV/F制御により高回転まで広範囲な速度制御ができる。
また、インバータ回路3により駆動される複数のモータは、3相モータ4aと単相モータ4bよりなり、インバータ回路3の出力端子に接続する負荷切換手段5は、少なくとも2極リレーにより3相モータ4aと単相モータ4bを切換接続するようにしたので、安価なリレーにより3相モータ4aと単相モータ4bを切り換えて駆動できるので、簡単な構成で安価で信頼性の高いモータ駆動装置を実現できる。
(実施例2)
図6に示すように、モータ4b’は、2相モータで構成しており、コンデンサランモータと同じで巻線を2つ有し、進相コンデンサなしで駆動するものであり、モータ4aは、上記実施例1と同様に、3相モータで構成し、3相モータと2相モータを交互に駆動するようにしている。
図6に示すように、モータ4b’は、2相モータで構成しており、コンデンサランモータと同じで巻線を2つ有し、進相コンデンサなしで駆動するものであり、モータ4aは、上記実施例1と同様に、3相モータで構成し、3相モータと2相モータを交互に駆動するようにしている。
整流回路2’は、倍電圧整流回路より構成し、交流電源1の一方の極性が正のとき、コンデンサ2bが充電され、交流電源1の他方の極性が正のとき、コンデンサ2b’が充電される。コンデンサ2bとコンデンサ2b’の接続点Nの電位、すなわち、インバータ回路3の直流電圧Vpの半分の電位がモータ4a、4b’の仮想中性点となる。
2相モータ4b’の巻線の共通端子は仮想中性点Nに接続し、巻線の他方の端子は、リレー5a、5bを介してインバータ回路3のU相出力端子、V相出力端子に接続している。他の構成は上記実施例1と同じである。なお、図6では、制御手段は省略している。
図7は、インバータ回路3のU相出力電圧Vuと、V相出力電圧Vvの位相関係を示すベクトル図であり、VuとVvは90度位相をずらしている。モータ電流位相Iu、Ivも電圧位相と同様90度ずれるので、モータ4b’に回転磁界が発生し、コンデンサランモータと同じ動作をすることができる。
このように本実施例によれば、インバータ回路3は3相フルブリッジインバータ回路より構成し、インバータ回路3により駆動される複数のモータは、3相モータ4aと2相モータ4b’よりなり、2相モータ4b’駆動時には2相間の印加電圧位相をほぼ90度となるようにしたので、コンデンサランモータのコンデンサを省略してモータを回転駆動することができ、モータの印加電圧と周波数を制御するV/F制御により高範囲な回転数制御が可能で安価なモータ駆動装置を実現できる。
(実施例3)
図7に示すように、インバータ回路3は、食器を洗浄、あるいは乾燥させる洗浄槽7の底部に設けた洗浄ポンプ8を駆動するモータ(第1のモータ)4aと、食器を乾燥させる乾燥ファン10を駆動するモータ(第2のモータ)4bを交互に駆動するもので、共通端子と常閉接点、常開接点を有するリレー5a、5bよりなる負荷切換手段5によりインバータ回路3の出力を交互に切り換えるよう構成している。
図7に示すように、インバータ回路3は、食器を洗浄、あるいは乾燥させる洗浄槽7の底部に設けた洗浄ポンプ8を駆動するモータ(第1のモータ)4aと、食器を乾燥させる乾燥ファン10を駆動するモータ(第2のモータ)4bを交互に駆動するもので、共通端子と常閉接点、常開接点を有するリレー5a、5bよりなる負荷切換手段5によりインバータ回路3の出力を交互に切り換えるよう構成している。
制御手段6は、洗浄運転、あるいはすすぎ運転の場合に、洗浄ポンプ8を駆動するために、インバータ回路3の出力電圧が3相直流ブラシレスモータよりなるモータ4aに印加されるように負荷切換手段5を制御し、インバータ回路3のU相、V相、W相の各アームを制御する。また、乾燥運転時には、インバータ回路3の出力電圧が単相モータよりなるモータ4bに印加されるように負荷切換手段5を制御し、インバータ回路3のU相、V相の各アームを制御する。他の構成は上記実施例1または2と同じであり、同一符号を付して説明を省略する。
洗浄ポンプ8は、洗浄槽7の底部に溜められた水を吸い込んでポンプランナー8aより高圧の水を回転可能な洗浄ノズル9より噴射させ、洗浄相7内に配置した食器に吹き付ける。乾燥ファン10は、洗浄槽7の側面、あるいは上部に取り付け、モータ4bに直結された遠心ファン10aからの空気を食器に吹き付ける。
通常、洗浄運転と乾燥運転中には、洗浄槽7の底部に配設されたヒータ(図示せず)により食器に吹き付ける水と空気を加熱する。洗浄槽7に給水する場合には、給水弁11を駆動し、所定水位に達すると給水弁11の駆動を停止させる。排水時には、排水ポンプ(図示せず)を駆動する。ポンプランナー8aを逆回転させて排水させ、洗浄ポンプと排水ポンプを兼ねる場合もある。
このように、モータ(第1のモータ)4aを3相直流ブラシレスモータより構成すると、モータ4aを小型化、薄型化、静騒音化できるだけではなく、洗浄ポンプ8の回転数を高くできて洗浄ポンプ8のポンプヘッドを高くすることができる上、ポンプランナー8aも小型化でき、洗浄槽7の底部部品配置容積を小さくして洗浄槽7の容積を大きくすることができ、洗浄可能な食器を増やすことができる。また、交流電源1の周波数とは無関係に回転数を自由に変更でき、夜間運転時には洗浄ポンプ8の回転数を低くすることにより騒音を下げることができる。
また、モータ(第2のモータ)4bを隈取りモータにより構成し、駆動周波数と印加電圧を高くすることにより、モータ回転数を高くして送風量を大きくできるだけでなく、モータ効率も高くなるので、低価格のモータにより乾燥風量を増加させて乾燥時間を短縮できる。特に、交流電源周波数が低い場合には、隈取りモータの回転数が低下して損失が上昇し、乾燥風量が低下する問題があったが、本発明によれば、安価な構成で乾燥ファンモータの回転数を高くして風量を増加させることができるので、乾燥時間を短縮でき、消費電力量を低下でき省エネルギー低価格の食器洗浄装置を実現できる。
このように本実施例によれば、食器を洗浄させる洗浄ポンプ8をモータ(第1のモータ)4aにより駆動し、食器を乾燥させる乾燥ファン10を相数の異なるモータ(第2のモータ)4bにより駆動し、交流電力を直流電力に変換する整流回路2の直流電力をモータ4aあるいはモータ4bを交互に駆動するインバータ回路3により交流電力に変換し、モータ4a、モータ4bのいずれかを負荷切換手段5により交互に切り換え、制御手段6によりインバータ回路3と負荷切換手段5を制御するよう構成し、インバータ回路3に接続したモータの相数に応じて、制御手段6のモータ制御プログラムを制御するようにしたので、出力の大きい洗浄ポンプ8を駆動するモータ4aを3相モータとし、出力の小さい乾燥ファン10を駆動するモータ4bを単相モータとすることができ、1つのインバータ回路3により、3相のモータ4aと単相のモータ4bを交互に駆動することができ、広範囲な回転数制御と高効率回転制御が可能となり、安価で、洗浄性能、乾燥性能の向上と静騒音化が可能となる食器洗浄機を実現することができる。
なお、3相直流ブラシレスモータよりなるモータ4aの駆動方式として、図3に示したような方形波駆動よりも、正弦波駆動の方がモータ振動を低くすることができ、センサレス正弦波駆動方式としてモータ電流を検出する方法が一般的であるが、基本的な効果は同じであり詳細な説明は省略する。
1 交流電源
2 整流回路
3 インバータ回路
4a モータ
4b モータ
5 負荷切換手段
6 制御手段
2 整流回路
3 インバータ回路
4a モータ
4b モータ
5 負荷切換手段
6 制御手段
Claims (6)
- 交流電源と、前記交流電源に接続された整流回路と、前記整流回路の直流電力を交流電力に変換するインバータ回路と、前記インバータ回路により駆動される複数の相数の異なるモータと、駆動するモータに応じて前記インバータ回路の出力端子を切換接続する負荷切換手段と、前記インバータ回路と前記負荷切換手段を制御して前記モータを回転制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、モータの相数に応じてモータ制御プログラムを変更するようにしたモータ駆動装置。
- インバータ回路は3相フルブリッジインバータ回路より構成し、前記インバータ回路により駆動される複数のモータは、3相モータと単相モータよりなり、3相モータ駆動時には前記インバータ回路の3相アーム全てを駆動し、単相モータ駆動時には少なくとも2相アームにより駆動するようにした請求項1記載のモータ駆動装置。
- 単相モータ駆動時には2相アームの駆動位相をほぼ180度ずらして駆動するようにした請求項2記載のモータ駆動装置。
- インバータ回路により駆動される複数のモータは、3相モータと単相モータよりなり、前記インバータ回路の出力端子に接続する負荷切換手段は、少なくとも2極リレーにより3相モータと単相モータを切換接続するようにした請求項1記載のモータ駆動装置。
- インバータ回路は3相フルブリッジインバータ回路より構成し、前記インバータ回路により駆動される複数のモータは、3相モータと2相モータよりなり、2相モータ駆動時には2相間の印加電圧位相をほぼ90度となるようにした請求項1記載のモータ駆動装置。
- 食器を洗浄、あるいは乾燥させる洗浄槽と、前記洗浄槽の底部に配置し前記食器に洗浄水を吐出する洗浄ポンプと、前記洗浄ポンプを回転駆動する第1のモータと、前記食器を乾燥させる乾燥ファンと、前記乾燥ファンを回転駆動する相数の異なる第2のモータと、交流電力を直流電力に変換する整流回路と、前記整流回路の直流電力を交流電力に変換し前記第1のモータあるいは第2のモータを交互に駆動するインバータ回路と、前記第1のモータ、第2のモータのいずれかを交互に切り換える負荷切換手段と、前記インバータ回路と前記負荷切換手段を制御する制御手段とを備え、前記インバータ回路に接続したモータに応じて、前記制御手段のモータ制御プログラムを制御するようにした食器洗浄機のモータ駆動装置。
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