JP2005253163A - モータ駆動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡略化したセンサレス正弦波駆動においてベクトル制御と同等の効果を得る。
【解決手段】交流電力1を整流回路2により直流電力に変換し、インバータ回路3によりモータ4を駆動し、インバータ回路3の出力電流を電流検出手段5により検出し、無効電流が設定回転数において所定値となるよう制御し、モータのリアクタンス電圧、あるいはリアクタンス電力によりモータ電流位相を制御する。
【選択図】図1

Description

本発明はセンサレス正弦波駆動を行うモータ駆動装置に関するものである。
従来、この種のモータ駆動装置は、ロータ位置センサを省略してセンサレス正弦波駆動することによりモータの振動、騒音を低減し、信頼性を向上させていた(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−350489号公報
しかしながら、前記従来の構成では、ロータ位置を推定するためにモータ定数、回路パラメータ、あるいはモータ負荷を予め把握し、所定の計算値と測定電流値の誤差を検出して誤差が最小となるようにプロセッサが演算する必要があるので、演算が非常に複雑となり高速高性能の演算機能を有するプロセッサが必要であった。さらに、モータ負荷変動が大きい場合には脱調し易いという課題があった。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、負荷変動に対して安定に動作し、プロセッサの演算を簡略化し、かつ、最大効率、あるいは最適モータ電流位相となるように制御するセンサレス正弦波駆動のモータ駆動装置を提供するものである。
上記従来の課題を解決するために、モータ駆動装置は、交流電力を整流回路により直流電力に変換し、モータをインバータ回路により駆動し、インバータ回路の出力電流を電流検出手段により検出して設定回転数となるようにインバータ回路をPWM制御し、インバータ回路の出力電圧と電流位相、あるいは無効電流が所定値となるように制御するようにし、モータのリアクタンス電圧、あるいはリアクタンス電力によりモータ電流位相を制御するようにしたものである。
本発明のモータ駆動装置は、モータのリアクタンス電圧、あるいはリアクタンス電力によりモータ電流位相を制御するようにしたものであり、モータ誘起電圧と電流位相を最適に制御できるので、ホールIC等の位置センサを省略し、プロセッサの演算処理を減らすことができ、センサレスベクトル制御と同等の最大効率運転、あるいは、弱め界磁制御が可能となる。
第1の発明は、交流電源と、前記交流電源の交流電力を直流電力に変換する整流回路と、前記整流回路の直流電力を交流電力に変換するインバータ回路と、前記インバータ回路により駆動されるモータと、前記インバータ回路の出力電流を検出する電流検出手段と、前記電流検出手段の出力信号により前記インバータ回路をPWM制御して設定回転数となるように前記モータを制御する制御手段とを備え、前記制御手段は前記インバータ回路の出力電圧と出力電流との位相、あるいは無効電流が所定値となるように制御し、前記モータのリアクタンス電圧、あるいはリアクタンス電力によりモータ電流位相を制御するようにしたもので、プロセッサの演算処理を減らし、最大効率運転、あるいは、弱め界磁制御が可能となる。
第2の発明は、第1の発明における制御手段はインバータ回路の無効電圧とモータのリアクタンス電圧とを比較してモータ電流位相を制御するようにしたもので、インバータ回路の無効電圧に対するモータのリアクタンス電圧の比率を制御することによりモータ電流位相を所望の値に制御できる。
第3の発明は、第2の発明における制御手段はインバータ回路の無効電圧とモータのリアクタンス電圧がほぼ等しくなるようにしたもので、モータ電流と誘起電圧位相をほぼ同じにでき最大効率運転が可能となる。
第4の発明は、第1の発明における制御手段はインバータ回路の無効電力とモータのリアクタンス電力とを比較してモータ電流位相を制御するようにしたもので、インバータ回路の無効電力に対するモータのリアクタンス電力の比率を制御することによりモータ電流位相を所望の値に制御できる。
第5の発明は、第4の発明における制御手段はインバータ回路の無効電力とモータのリアクタンス電力がほぼ等しくなるようにしたもので、モータ電流と誘起電圧位相をほぼ同じにでき最大効率運転が可能となる。
第6の発明は、第1の発明における制御手段はモータのリアクタンス電圧、あるいはリアクタンス電力が設定値となるように制御するようにしたもので、モータ誘起電圧に対する電流位相を所望の値に制御でき最大効率運転、あるいは弱め界磁制御が可能となる。
第7の発明は、第1の発明における制御手段はモータ起動後にモータ電流位相を制御するようにしたもので、起動時にはインバータ回路の出力電圧と出力電流との位相、あるいは無効電流を起動に対応した所定値に制御して起動安定性を高め、起動後にモータ電流位相を所望の値に制御でき、最大効率運転や弱め界磁制御が可能となる。
(実施の形態1)
図1は、第1の実施の形態におけるモータ駆動装置のブロック図である。図1において、交流電源1より整流回路2に交流電力を加えて直流電力に変換し、インバータ回路3により直流電力を3相交流電力に変換してモータ4を駆動する。整流回路2は、全波整流回路20の直流出力端子にコンデンサ21a、21bを直列接続し、コンデンサ21a、21bの接続点を交流電源入力の一方の端子に接続して直流倍電圧回路を構成し、インバータ回路3への印加電圧を高くする。
インバータ回路3の負電圧側には電流検出手段5を接続し、インバータ回路3の3相各下アームに流れる電流を検出することによりインバータ回路3の出力電流、すなわち、モータ4の各相電流を検出する。
制御手段6は、電流検出手段5の出力信号よりインバータ回路3の出力電流を演算し、設定回転数に応じた所定周波数、所定電圧を印加してモータ4を回転駆動するものであり、モータ負荷に応じて出力電圧に対する出力電流との位相、あるいは無効電流となるように制御することにより設定同期速度でモータ4を回転駆動できる。
図2はモータ駆動装置のインバータ回路3の詳細な回路図であり、6個のトランジスタとダイオードよりなる3相フルブリッジインバータ回路により構成している。ここで、3相アームの1つのU相アーム30Aについて説明すると、絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(以下、IGBTと略す)よりなる上アームトランジスタ31a1と逆並列ダイオード32a1の並列接続体と、IGBTよりなる下アームトランジスタ31a2と逆並列ダイオード32a2の並列接続体を直列に接続し、上アームトランジスタ31a1のコレクタ端子は直流電源の正電位端子Lpに接続し、上アームトランジスタ31a1のエミッタ端子は出力端子Uに接続し、下アームトランジスタ31a2のエミッタ端子は電流検出手段5を構成するシャント抵抗50aを介して直流電源のLn端子側に接続する。
上アームトランジスタ31a1は上アーム駆動信号Upに応じて上アームゲート駆動回路33a1により駆動され、下アームトランジスタ31a2は下アーム駆動信号Unに応じて下アームゲート駆動回路33a2によりオンオフスイッチング制御される。上アームゲート駆動回路33a1は、微分信号によりセットリセットされるRSフリップフロップ回路を内蔵し、上アーム駆動信号Upの立ち上がりで上アームトランジスタ31a1をオン動作させ、上アーム駆動信号Upの立ち下がりで上アームトランジスタ31a1をオフ動作させる。下アームゲート駆動回路にはRSフリップフロップは不必要である。
IGBTのゲート印加電圧は10〜15V必要であり、下アームトランジスタ31a2をオンさせると、15Vの直流電源の+端子B1よりブートストラップ抵抗34a、ブートストラップダイオード35aを介してブートストラップコンデンサ36aが充電されるので、ブートストラップコンデンサ36aの蓄積エネルギーにより上アームトランジスタ31aをオンオフスイッチングできる。また、下アームの逆並列ダイオード32a2が導通した場合にも同様にブートストラップコンデンサ36aが充電される。
V相アーム30B、W相アーム30Cも同様の接続であり、各アームの下アームトランジスタのエミッタ端子は電流検出手段5を構成するシャント抵抗50b、50cに接続し、シャント抵抗50b、50cの他方の端子は直流電源負電位端子Lnに接続している。IGBT、あるいはパワーMOSFETにより下アームトランジスタを構成すると、ゲート電圧を制御することによりスイッチング制御できるので、IGBTの場合はエミッタ端子、パワーMOSFETの場合にはソース端子に接続するシャント抵抗の電圧が1V以下となるように抵抗値を選定すればスイッチング動作にはほとんど影響することなく電圧制御によりオンオフスイッチング制御でき、シャント抵抗の電圧veu、vev、vewを検出することによりインバータ回路出力電流、すなわちモータ電流を検出できる特徴がある。
図3は、インバータ回路出力電流検出タイミングチャートであり、三角波変調によりPWM制御して、スイッチングノイズの影響を減らすために上下アームIGBTのスイッチングタイミングをはずして高速A/D変換してマイクロコンピュータ等のモータ制御プロセッサにより電流検出する。図3において、ckは三角波変調信号Vtのピーク値、すなわち時間t3にて発生させる同期信号であり、vuはU相電圧制御信号で、三角波変調信号VtとU相電圧制御信号vuを比較してU相上アームトランジスタ31aの駆動信号UpとU相下アームトランジスタ31a2の駆動信号Unを発生させる。t1〜t2区間、t5〜t6区間は上下アームトランジスタの非導通期間でデッドタイムΔtと呼び、A/D変換タイミングは、上アームトランジスタがオフで下アームトランジスタがオンとなる時間t3、あるいは、時間t3からデッドタイムΔt時間ずらした時間t4の範囲内で行うとよい。
図4は、本発明によるモータ駆動装置の制御手段のブロック図で、マイクロコンピュータ、あるいはディジタルシグナルプロセッサ等の高速プロセッサによりセンサレス正弦波駆動を実現するものである。
基本的な制御方法について図5に示す本発明による制御ベクトル図を用いて説明する。図5は、ロータ表面に永久磁石を設けた表面永久磁石モータ(略してSPMモータ)のd−q座標系のベクトル図であり、モータ誘起電圧Vrはq軸と同軸となり、誘起電圧Vrは誘起電圧定数krと回転数N、すなわちモータ駆動周波数fに比例する。言い換えれば、モータ誘起電圧Vrと周波数fの比(Vr/f)はほぼ一定に制御する。
モータ電流Iをq軸と同軸に制御するとベクトル制御と同等になるが、ロータ位置センサが無くq軸は検出できないので、角度γ進角していると仮定する。モータの電圧方程式は式1で表現されるので、駆動周波数fが固定された場合、d−q座標系においては、電流ベクトルIを固定するとモータ印加電圧ベクトルVaが固定される。逆に、モータ印加電圧ベクトルVaを固定すると電流ベクトルIは固定される。また、モータ印加電圧Va(母線軸)を主軸とするa−r軸に座標変換した場合においても同様であり、電流ベクトルIを固定するとモータ誘起電圧ベクトルVrが固定される。言い換えれば、モータ定数があらかじめわかっておれば、電流ベクトルIを固定することにより誘起電圧Vrと電流Iの位相は一定に制御できるので、q軸電流Iq(すなわちトルク電流)をほぼ一定に制御できベクトル制御とほとんど同じ制御が可能となる。
Figure 2005253163
図6に示すように、印加電圧の無効電圧成分Va・sinφがリアクタンス電圧ωLIとほぼ同一となるように無効電流Isinφを適当な値に制御することにより、誘起電圧位相とモータ電流位相をほぼ同一にすると、モータ電流Iはトルク電流(q軸電流)Iqと同じとなり、高効率運転が可能となり、モータ損失が減らせるのでモータの温度上昇を減らし、モータを小型化できる。
また図5に示したように、リアクタンス電圧ωLIが印加電圧の無効電圧成分Va・sinφよりも大きくなるように無効電流Isinφ(=Ir)を制御することにより、モータ電流Iをγ進角設定することができ、急激な負荷変動により位相φが変化してもq軸との位相γが遅れてトルクが急減して脱調することがなくなる。特に、急に回転数が低下して位相γがq軸に対して遅れ、かつ、位相φが90度以上になると脱調する可能性が高くなるので、進角制御することにより遅れ位相になる場合が減少し、回転制御の安定性能が向上する。
さらに、進角制御により弱め界磁制御(d軸電流が負)となるので、トルク電流Iqを増加させて高速回転が可能となる。
以上述べたように、モータ定数(巻線抵抗R、巻線インダクタンスL)がわかっているならば、モータ電流ベクトルを制御するために、印加電圧の無効電圧成分Va・sinφとリアクタンス電圧ωLIを演算してモータ印加電圧Vaに対するモータ電流Iの絶対値と位相φを制御すればよい。
図4において、駆動条件設定手段60は、モータ駆動条件に応じて駆動回転数、トルク電流、進み角γを求めて、駆動周波数f、無効電流Isinφ等を設定するもので、回転数設定手段61、無効電流設定手段62に設定信号を送る。キャリヤ信号発生手段63は、PWM変調のための三角波信号Vtと同期信号ckを発生させるもので、キャリヤ周波数(スイッチング周波数)はモータ騒音を減らすために数kHzから15kHz以上の超音波周波数に設定する。同期信号ckは各演算ブロックに送られ、同期信号ckに同期して各演算ブロックが動作する。
回転数設定手段61は、モータ駆動周波数fを設定するためにキャリヤ信号周期の位相角Δθを求めて電気角演算手段64に加え、V/f設定手段65に設定周波数信号を送る。電気角演算手段64は、同期信号ckに同期して位相θを求め、規格化された正弦波テーブルを記憶する記憶手段66や座標変換手段等に位相信号θを加える。
V/f設定手段65は、駆動周波数fと負荷トルクに応じた印加電圧定数kvnを設定するもので回転数あるいは負荷トルクに応じた値が設定される。
記憶手段66は、位相角に対応した三角関数の演算を行うために必要な規格化された正弦波テーブルを記憶領域に記憶しており、例えば、位相0度から360度まで−1から+1までの正弦波データを持っている。
高速A/D変換手段67は、図3のタイミングチャートに示したように三角波変調信号Vtのピーク値にて電流検出手段5の出力信号veu、vev、vewをインバータ出力電流に対応したディジタル信号Iu、Iv、Iwに数マイクロ秒以下でA/D変換して3相/2相・母線軸変換手段68に各相電流の瞬時値を加える。
3相/2相・母線軸変換手段68は、図5に示したようにインバータ回路出力電流の瞬時値を3相/2相変換してインバータ回路出力電圧軸、すなわちモータ母線軸(a−r軸)へ座標変換するもので、式2を用いて絶対変換し、a軸成分Iaとr軸成分Irを求める。IrはIsinφに相当しインバータ出力(母線電圧)からみると無効電流成分となる。座標変換することにより、出力電流瞬時値より瞬時に無効電流成分Irが求まるだけではなく、式3に示す二乗平均により出力電流ベクトル絶対値Iを瞬時に求めることができる。また、インバータ出力(母線電圧)からみた電流位相φ、あるいは無効電流Irはキャリヤ周期に同期して高速検出できるので、電流零クロス検知手段を設けて位相検知するよりも応答性が格段に向上する。
Figure 2005253163
Figure 2005253163
無効電流比較手段69は、3相/2相・母線軸変換手段68の出力信号Irと無効電流設定手段62の設定信号Irsを比較し誤差信号ΔIrを出力し、誤差信号増幅演算手段70により増幅あるいは積分して印加電圧定数変更信号kvを制御電圧比較設定手段71に出力する。
制御電圧比較設定手段71は、V/f設定手段65の出力信号kvnと誤差信号増幅演算手段70の出力信号kvを比較してインバータ出力電圧制御信号Vaを発生させるもので、無効電流成分Irが所定値となるようにインバータ出力電圧を制御するもので、インバータ出力電圧制御信号Vaを、2相/3相・母線軸逆変換手段72に加える。
2相/3相・母線軸逆変換手段72は、式4に示す逆変換式を用いて3相正弦波電圧信号を発生させる。インバータ出力電圧はa軸と同相なので、Vaのみ演算すればよく、3相電圧vu、vv、vwをPWM制御手段73に出力する。
Figure 2005253163
起動制御手段74は、起動時のみ駆動周波数、位相、あるいは無効電流Isinφ(=Ir)設定条件を変更するもので、駆動条件設定手段60に設定信号を加えて、起動時に駆動周波数を時間と共に増加させ、加速に必要な電流を設定する。起動時には負荷に応じて駆動周波数を時間と共に強制的に上昇させ、無効電流Irを一定値、あるいは、加速度に応じた値に設定することにより安定な起動が可能となり、従来提案されている方法の中では最も起動安定性に優れている。
電流演算手段75は式3に示す二乗平均により、Ia、Irより出力電流ベクトル絶対値Iを求めるものである。
無効電圧演算手段76はインバータ出力電圧Vaの無効電圧成分Va・sinφを演算するもので、sinφは式5により演算できるので、Va・Ir/Iよりインバータ無効電圧を演算することができる。
Figure 2005253163
リアクタンス電圧演算手段77は、駆動周波数f、モータインダクタンスL、電流Iより電圧降下ωLIを演算する。
電圧比較手段78はインバータ出力電圧Vaの無効電圧Va・sinφとリアクタンス電圧ωLIの大小を比較し、力率変更手段79に電圧比較手段78の出力信号を加え、無効電圧の差の信号に応じて駆動条件設定手段60に信号を加えて無効電流設定値Irsを制御する。式6に示すように、インバータ出力電圧Vaの無効電圧Va・sinφとリアクタンス電圧ωLIが等しくなるように制御するとモータ電流を減らして最大効率運転が可能となる。
Figure 2005253163
また、無効電圧Va・sinφに対してリアクタンス電圧ωLIを増加させると進角制御となるので、無効電圧Va・sinφに対するリアクタンス電圧ωLIの比率を1以上に設定することにより進角制御できる。
図7は、PWM制御による各部波形のタイミングチャートを示す。Euは中性点からみたモータ誘起電圧波形で、IuはU相電流波形ありモータ誘起電圧Euからわずかに進んでいる。vu、vv、vwはU相、V相、W相の各PWM制御入力信号、すなわち、2相/3相・母線軸逆変換手段72の出力信号で三角波変調信号Vtと比較することによりPWM制御出力信号Upを生成する。信号vuとU相出力電圧位相は同じであり、U相電流Iuの位相は信号vuから位相φ遅れる。
図8は、本発明によるモータ駆動装置の動作を示すフローチャートである。ステップ100よりモータ駆動プログラムが開始し、ステップ101にて駆動回転数、V/f設定、無効電流等の各種設定を行う。次にステップ102に進んで起動運転かどうかの判定を行い、起動運転ならばステップ103に進んで起動制御サブルーチンを実行する。
起動制御サブルーチン103は、回転数零から設定回転数(駆動周波数fs)となるまで、駆動周波数fを直線的に上昇させるもので、駆動周波数fに応じて無効電流設定値Irsを変更する。ポンプやファン等の流体負荷の場合、トルクは回転数の3乗により変化するので、厳密には回転数に対応したトルク電流Iqを実験等により求め、ロータ位相が回転磁界よりも遅れると仮定してIsinφを計算し起動制御することにより安定な起動が可能となる。起動時には加速のためにトルク電流を大きくする必要があり、脱調を防ぐために無効電流設定値Irsはトルクに対応した値よりも大きめに設定する必要がある。
本発明による駆動方式は起動安定性がよく、V/f設定値、無効電流設定値Irsを大きく変更させなくても起動可能となる場合が多い。
次に、ステップ104に進んでキャリヤ信号割込の有無を判定し、キャリヤ信号割込が有ればステップ105のキャリヤ信号割込サブルーチンとステップ106の回転数制御サブルーチンを実行する。
図9は、キャリヤ信号割込サブルーチンのフローチャートである。ステップ200よりプログラムが開始し、ステップ201にてキャリヤ同期信号ckのカウント数kがモータ駆動周波数fの1周期内のキャリヤ数kcかどうか判定し、等しければステップ202に進んでキャリヤカウント数kをクリヤする。モータ駆動周波数fの1周期内のキャリヤ数kcは、駆動周波数設定時に予め求める。
例えば、8極モータの回転数4040rpmにおける駆動周波数fは269.3Hz、周期Tは3.712msecとなり、キャリヤ周期Tcが64μsec(キャリヤ周波数15.6kHz)の場合、パルス数kcは58となる。1キャリヤ周期Tcの位相Δθは、駆動周波数fの1周期を2πとすると、Δθ=2π/kcとなる。
ステップ203にてキャリヤ同期信号のカウント数をインクリメントとし、次にステップ204に進んで、キャリヤ数kと1キャリヤ周期Tcの位相Δθより電気角θの演算を行う。次にステップ205に進んで電流検出手段5からの信号を検出してインバータ出力電流Iu、Iv、Iwを検出する。次にステップ206に進んで式2に従い3相/2相・母線軸座標変換を行い無効電流Irと有効電流Iaを求め、ステップ207に進んでIr、Iaをメモリする。
次に、ステップ208に進んでモータ電流のベクトル絶対値Iを式3により求め、次にステップ209に進んで演算値IとIrよりsinφを求める。
次にステップ213に進んで式5に従い、2相/3相・母線軸座標変換を行いインバータ各相制御信号vu、vv、vwを求め、ステップ214に進んでPWM制御を行い、ステップ215に進んでリターンする。
図10は回転数制御サブルーチンのフローチャートである。回転数制御サブルーチンはキャリヤ信号毎に必ずしも行う必要がないので、例えば、2キャリヤ信号毎に実行してもよい。キャリヤ周波数が超音波周波数になるとキャリヤ周期内のプログラム処理時間が問題となるので、位相計算や電流検出演算、あるいはPWM制御等のキャリヤ毎に必ず実行する処理と、座標変換や図10に示したキャリヤ毎に必ずしも実行する必要のない処理を分け、キャリヤ毎に必ずしも実行する必要のない処理を複数に分割して処理することによりモータ制御以外のシーケンスプログラムを実行させることができる。
ステップ300より回転数制御サブルーチンが開始し、ステップ301にて駆動周波数設定値fsを呼び出し、次にステップ302に進んで周波数設定値fsに対応した無効電流設定値Irsを呼び出し、ステップ303に進んで3相/2相・母線軸座標変換より求めた無効電流Irを呼び出し、ステップ304に進んで印加電圧定数設定値V/fを呼び出す。次にステップ305に進んでIrsとIrを比較し誤差信号ΔIrより印加電圧定数kvを演算し、次に、ステップ306に進んで印加電圧定数設定値V/fと印加電圧定数kvの差Δkvを演算する。次にステップ307に進んでΔkvより母線軸印加電圧信号Vaを演算してVaをメモリし、ステップ308に進んでサブルーチンをリターンする。
再び、図8に示すモータ駆動プログラムに戻り、ステップ107にて起動フラグの有無を判定し、起動フラグがなければステップ108に進んでインバータ出力電圧Vaの無効電圧Va・sinφを演算し、次にステップ109に進んでモータのリアクタンス電圧ωLIを演算し、次にステップ110に進んでインバータ出力電圧Vaの無効電圧Va・sinφとモータのリアクタンス電圧ωLIの差、あるいは比率を演算し、次にステップ111に進み無効電圧差、あるいは無効電圧比率に応じて無効電流Irを制御する力率変更サブルーチンを実行し、ステップ112に進んでモータ駆動プログラムをリターンする。
図11は無効電圧Va・sinφとモータのリアクタンス電圧ωLIの差に応じて無効電流Irを制御する制御特性図である。
インバータ無効電圧に対してリアクタンス電圧ωLIが増加すると進角し過ぎなので、無効電流Irを下げるために無効電流操作量δIrを負にして無効電流Irを減少させ、リアクタンス電圧ωLIを減少させることにより進角値を所定値に制御できる。
無効電圧差に応じて無効電流をフィードバック制御することにより、インバータ出力電圧Vaの無効電圧とモータのリアクタンス電圧、あるいは比率を一定に制御できるので、モータ誘起電圧と電流をほぼ同相にして最大効率運転、あるいは、モータ誘起電圧よりも電流位相を進角させ弱め界磁制御ができる。
ステップ107にて起動フラグがあればステップ108からステップ111は実行されず、起動時には所定の無効電流で起動し、所定回転数経過、あるいは所定時間経過した起動後に誘起電圧と電流の位相γを最適値に制御するので、起動時の制御が簡単となり起動が安定し、起動後には位相を最適制御するので最大効率運転、あるいは進角制御により回転数アップが可能となる。
以上述べたように本発明によれば、インバータ母線電圧の無効電圧とモータのリアクタンス電圧を比較してモータ誘起電圧に対する電流位相を制御するもので、インバータ無効電圧とリアクタンス電圧が等しくなるように制御するとSPMモータの場合には最大効率運転となり、インバータ無効電圧に対してリアクタンス電圧が大きくなるように制御すると弱め界磁制御ができ、モータを高速回転駆動できる。
また、IPMモータの場合には進角値を適切に選ぶことにより最大効率運転となり、進角制御により高速運転で最大トルク制御ができる。
また、起動時にはインバータ母線電圧と電流位相、あるいは無効電流を制御することにより起動の安定化が可能となり、起動後にリアクタンス電圧を演算してフィードバック制御することによりモータ誘起電圧に対する電流位相の制御をするので最適位相で運転できる。
以上は無効電流Isinφを制御する実施例について説明したが、式5に示すようにIr/IをIsinφの代わりに使うと位相φを制御できることは明らかである。
(実施の形態2)
以下、本発明の第2の実施の形態について図12を用いて説明する。
図12は、本発明の第2の実施の形態におけるモータ駆動装置の制御手段のブロック図で、図4を一部変更したものであり、異なるブロックのみ説明する。
SPMモータにおいては図5あるいは図6のベクトル図が成立するが、永久磁石をロータ鉄心内に埋め込む埋込磁石モータ(IPMモータ)の場合のベクトル図は少し複雑となり、単なる無効電圧比較では最大効率運転はできない。よって、IPMモータでも同様の制御を行う方法として、無効電力比較を行う第2の実施の形態について説明する。
無効電力演算手段76aは、インバータ出力電圧Vaと無効電流Irの積より無効電力を演算する。リアクタンス電力演算手段77aは、駆動周波数f、インダクタンスL、電流Iの二乗よりリアクタンス電力を演算するもので、無効電力演算手段76aとリアクタンス電力演算手段77aの出力信号を電力比較手段78aに加え、電力比較手段78aの出力信号を力率変更手段79aに加えて無効電流Irを制御することにより進角制御を行う。
SPMモータの場合には、式7に示すようにインバータ無効電力とリアクタンス電力が等しくなるように制御すると、モータ誘起電圧と電流位相をほぼ同位相にすることができ最大効率運転が可能となる。
Figure 2005253163
また、リアクタンス電力をインバータ無効電力よりも大きくなるように制御することにより進角制御が可能となる。IPMモータの場合には回転角度によりインダクタンスが変化するので、平均インダクタンス、あるいは最大インダクタンスにより無効電力を演算する。
以上述べたように、本発明によればインバータ無効電力とモータリアクタンス電力を比較してモータ誘起電圧に対する電流位相を制御するもので、インバータ無効電力とリアクタンス電力が等しくなるように制御するとSPMモータの場合には最大効率運転となり、インバータ無効電力に対してリアクタンス電力が大きくなるように制御すると弱め界磁制御ができ、モータを高速回転駆動できる。
(実施の形態3)
以下、本発明の第3の実施の形態について図13を用いて説明する。
図13は、本発明の第3の実施の形態におけるモータ駆動装置の制御手段のブロック図であり、図4を一部変更したもので、異なるブロックのみ説明する。
図13はモータインダクタンスの無効電圧を設定値と比較し、モータのリアクタンス電圧が設定値とほぼ等しくなるように制御するものである。モータのリアクタンス電力が設定値とほぼ等しくなるように制御しても同じなので、リアクタンス電圧を制御する実施例についてのみ説明する。
無効電圧設定手段76bは、駆動周波数fに応じて最適な進角値となるように所定のリアクタンス電圧を設定する。リアクタンス電圧演算手段77は図4と同じもので、駆動周波数f、モータインダクタンスL、電流Iよりリアクタンス電圧ωLIを演算し、無効電圧比較手段78により電圧差を求め、電圧差に応じて力率変更手段79により無効電流Irを制御する。
図14は制御特性図を示し、リアクタンス電圧ωLIと設定電圧Vzとを比較して無効電流操作量δIrを制御する。設定電圧Vzに対してリアクタンス電圧ωLIが増加すると進角量が大きいので無効電流Irを小さくするように無効電流操作量δIrを負に制御する。また、設定電圧Vzに対してリアクタンス電圧ωLIが減少すると進角量が小さいので無効電流Irを大きくするように無効電流操作量δIrを正に制御する。
以上述べたように、本発明は、3相インバータ出力電流を検出し、3相/2相変換後、インバータ回路出力電圧母線軸に座標変換してモータ無効電流、あるいは電流位相を制御することによりDCブラシレスモータ(永久磁石式同期モータ)のセンサレス正弦波駆動が可能となり、さらに、モータリアクタンス電圧、あるいはリアクタンス電力を演算して所定値となるように制御することによりモータ誘起電圧と電流位相を制御するものである。
すなわち本発明は、インバータからモータに供給する無効電圧あるいは電力と、モータのリアクタンス電圧あるいは無効電力とを比較して、無効電圧あるいは無効電力比率を制御することによりモータ誘起電圧と電流位相を高速に制御するものであり、電流位相を最適に設定すれば最大効率運転が可能となり、さらに弱め界磁制御により高速運転が可能となる。
さらに、モータ起動時には無効電流のみ検出して無効電流を所定値に制御し、起動後にモータ誘起電圧と電流位相を所定値に制御することにより最適制御するようにしたので、フィードバック制御ループを減らすことができ安定な起動ができる。
また、従来のセンサレス正弦波駆動においては位置推定のための演算が複雑となってプロセッサの負担が大きく、さらに、位置推定演算に必要なモータパラメータを求めるための各種試験に時間を必要としたが、本発明によれば、位置推定が不必要なのでプロセッサの演算ステップが少なくてすみ、演算データビット数も減らすことができ、モータパラメータもほとんど必要とせず、かつ、自動的に最大効率運転が可能となるので、プロセッサの負担を減らしてベクトル制御と同等の最大効率運転が可能となり、安価で信頼性の高いセンサレス制御によるモータ駆動装置を実現できる。
特に、洗濯乾燥機や食器洗い洗浄機のモータ制御とシーケンス制御は複雑なプログラムが必要であり、さらに、キャリヤ周波数は超音波周波数にして騒音を減らす必要があるので、従来のセンサレス正弦波駆動方式ならば制御プロセッサに対するプログラム容量と演算性能への負担が非常に大きくなり、高価格のプロセッサを必要としたが、本発明によれば安価なプロセッサによりセンサレスベクトル制御と同等の性能を得ることがてきるので、位置センサレスにより安価で信頼性の高いモータを使用できるモータ駆動装置を実現できる。
なお、本発明は主として無効電圧、あるいは無効電力を演算して制御する実施例について説明したが、有効電圧、あるいは有効電力を演算比較しても原理的には可能である。しかし、インバータの有効電圧や有効電力は簡単に演算できるが、モータの有効電圧(誘起電圧)あるいは有効電力の演算誤差が大きいので無効電力演算方式が誤差が少ないという特長がある。
以上のように、本発明によるモータ駆動装置は、交流電力を整流回路により直流電力に変換し、モータをインバータ回路により駆動し、インバータ回路の出力電流を電流検出手段により検出して設定回転数となるようにインバータ回路をPWM制御し、インバータ回路の出力電圧と電流位相、あるいは無効電流が所定値となるように制御するようにし、モータのリアクタンス電圧、あるいはリアクタンス電力によりモータ電流位相を制御するようにしたものであるから、モータの最大効率運転あるいは弱め界磁制御が容易となり、食器洗い機のポンプモータ、空気調和機のコンプレッサーモータ、ファンモータ、あるいは、洗濯機や洗濯乾燥機の脱水兼洗濯槽や回転ドラムの回転制御の用途にも適用できる。
本発明の第1の実施の形態におけるモータ駆動装置のブロック図 同モータ駆動装置のインバータ回路図 同モータ駆動装置の電流検出タイミングチャート 同モータ駆動装置の制御手段のブロック図 同モータ駆動装置の制御ベクトル図 同モータ駆動装置の電流位相制御時のベクトル図 同モータ駆動装置の制御手段の各部波形とタイミングチャート 同モータ駆動装置のモータ制御プログラムフローチャート 同モータ駆動装置のモータ制御プログラムのキャリヤ信号割込サブルーチンのフローチャート 同モータ駆動装置のモータ制御プログラムの回転数制御サブルーチンのフローチャート 同モータ駆動装置の無効電圧とリアクタンス電圧比較による制御特性図 本発明の第2の実施の形態におけるモータ駆動装置の制御手段のブロック図 本発明の第3の実施の形態におけるモータ駆動装置の制御手段のブロック図 同モータ駆動装置の設定値とリアクタンス電圧比較による制御特性図
符号の説明
1 交流電源
2 整流回路
3 インバータ回路
4 モータ
5 電流検出手段
6 制御手段

Claims (7)

  1. 交流電源と、前記交流電源の交流電力を直流電力に変換する整流回路と、前記整流回路の直流電力を交流電力に変換するインバータ回路と、前記インバータ回路により駆動されるモータと、前記インバータ回路の出力電流を検出する電流検出手段と、前記電流検出手段の出力信号により前記インバータ回路をPWM制御して設定回転数となるように前記モータを制御する制御手段とを備え、前記制御手段は前記インバータ回路の出力電圧と出力電流との位相、あるいは無効電流が所定値となるように制御し、前記モータのリアクタンス電圧、あるいはリアクタンス電力によりモータ電流位相を制御するようにしたモータ駆動装置。
  2. 制御手段は、インバータ回路の無効電圧とモータのリアクタンス電圧とを比較してモータ電流位相を制御するようにした請求項1記載のモータ駆動装置。
  3. 制御手段は、インバータ回路の無効電圧とモータのリアクタンス電圧がほぼ等しくなるようにした請求項2記載のモータ駆動装置。
  4. 制御手段は、インバータ回路の無効電力とモータのリアクタンス電力とを比較してモータ電流位相を制御するようにした請求項1記載のモータ駆動装置。
  5. 制御手段は、インバータ回路の無効電力とモータのリアクタンス電力がほぼ等しくなるようにした請求項4記載のモータ駆動装置。
  6. 制御手段は、モータのリアクタンス電圧、あるいはリアクタンス電力が設定値となるように制御するようにした請求項1記載のモータ駆動装置。
  7. 制御手段は、モータ起動後にモータ電流位相を制御するようにした請求項1記載のモータ駆動装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009284627A (ja) * 2008-05-21 2009-12-03 Panasonic Corp 電動機駆動装置
JP2015062329A (ja) * 2013-08-23 2015-04-02 株式会社東芝 半導体集積回路、および、モータ駆動装置

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