JP2005052956A - ナノ構造体、及びその製造方法 - Google Patents

ナノ構造体、及びその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2005052956A
JP2005052956A JP2003288940A JP2003288940A JP2005052956A JP 2005052956 A JP2005052956 A JP 2005052956A JP 2003288940 A JP2003288940 A JP 2003288940A JP 2003288940 A JP2003288940 A JP 2003288940A JP 2005052956 A JP2005052956 A JP 2005052956A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
columnar structure
film
nanostructure
columnar
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003288940A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005052956A5 (ja
JP4383796B2 (ja
Inventor
Toru Den
透 田
Kazuhiko Fukutani
和彦 福谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2003288940A priority Critical patent/JP4383796B2/ja
Publication of JP2005052956A publication Critical patent/JP2005052956A/ja
Publication of JP2005052956A5 publication Critical patent/JP2005052956A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4383796B2 publication Critical patent/JP4383796B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Magnetic Record Carriers (AREA)
  • Manufacturing Of Magnetic Record Carriers (AREA)
  • Thin Magnetic Films (AREA)
  • ing And Chemical Polishing (AREA)

Abstract

【課題】 20nm以下のナノメータサイズのドットやワイヤの構造体や製法を提供する。
【解決手段】 基板又は下地層を有する基板上に形成されたナノ構造体であって、柱状の第1の部材と前記第1の部材を取り囲むように形成した第2の部材を備え、前記第2の部材が共晶を形成し得る2種類以上の材料を含有し、且つ前記材料の1種類が半導体材料であり、前記第1の部材の基板からの高さが、第2の部材の基板からの高さよりも高いことを特徴とする構造体を提供する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、量子デバイス、ナノインプリント用モールドとして用いられるナノ構造体及びその製造方法、また、磁気記録媒体に関する。
金属及び半導体の薄膜、細線、ドットなどでは、ある特徴的な長さより小さいサイズにおいて、電子の動きが閉じ込められることにより、特異な電気的、光学的、化学的性質を示すことがある。このような観点から、機能性材料として、100ナノメータ(nm)より微細な構造を有する材料(ナノ構造体)への関心が高まっている。
ナノ構造体の製造方法としては、例えば、フォトリソグラフィを始め、電子線露光、X線露光等の微細パターン描画技術を始めとする半導体加工技術による作製が挙げられる。
また、このような作製法のほかに、自然に形成される規則的な構造、すなわち、自己組織的に形成される構造をベースに、新規なナノ構造体を実現しようとする試みがある。これらの手法は、ベースとして用いる微細構造によっては、従来の方法を上まわる微細で特殊な構造を作製できる可能性があるため、多くの研究が行われ始めている。
自己組織的に形成される特異な構造、特に試料表面から垂直方向に細孔が得られる例としては、陽極酸化アルミナ皮膜が挙げられる(例えば下記非特許文献1等参照)。Al板を酸性電解液中で陽極酸化すると、多孔質酸化皮膜が形成される。この多孔質酸化皮膜の特徴は、直径(2r)が数nm〜数100nmの極めて微細な細孔(円柱状ナノホール)が、数10nm〜数100nmの間隔(2R)で平行に配列するという特異的な幾何学的構造を有することにある。この円柱状の細孔は、高いアスペクト比を有し、断面の径の一様性にも優れている。またこの細孔の直径2r及び間隔2Rは、陽極酸化の際の電流、電圧を調整することによりある程度の制御が可能である。
また、シリコンの陽極化成では、マクロ的に見た場合、細孔は膜面に対して垂直に形成されているが、より詳細に観察すると、ランダム又は樹状に細孔を伸ばした構造となっているため、細孔の形状が一定でなくなり、単電子メモリ、単電子トランジスタなどの量子効果デバイスに適応する際に不都合が生じる(下記非特許文献2参照)。
一方、近年の情報処理の飛躍的な増大に伴って、磁気ディスク装置などの情報記録技術も大幅な大容量化が求められている。特にハードディスクにおいては現在単位面積当たりの記録情報量が年率60%を超える勢いで増加している。今後も情報記録量の増大が望まれており、また携帯用などの記録装置としても小型化、高密度化が望まれている。
従来利用されてきたハードディスク用磁気記録媒体は水平磁気記録方式であり、磁化はディスク表面に平行に記録されている。この水平磁気記録方式では高密度化に伴い磁区内の反磁界を抑え、且つ磁化状態を検出させるため媒体上方に磁界を出すために磁気記録層を薄くしていく必要がある。そのため磁性微粒子1つ当たりの体積が極度に小さくなり、超常磁性効果が発生し易い傾向にある。すなわち磁化方向を安定させているエネルギが熱エネルギより小さくなり、記録された磁化が時間とともに変化し、記録を消してしまうことが起こる。このため近年では水平磁気記録に代わって記録層の膜厚を大きくとれる垂直磁気記録方式へ移行する研究が盛んに行われている。
垂直磁気記録媒体においては、磁性粒子を均一に小さくすること、特に10nm以下、望ましくは4〜8nmの粒径を有する磁性粒子を薄い隔壁を介して均一に基板上に分散させることが重要となっている。また、結晶磁気異方性の作用を持たせる為に、特定の結晶軸を基板垂直方向に向ける努力もなされている。磁化は基板面に垂直方向を向くようになる。例としてCoPt,FePt,FePdなどのL10規則合金をグラニュラ化し、磁性粒子の微細化に伴う超常磁性効果に耐えうる媒体も提案されている(下記特許文献1参照)。ここでL10規則合金とは、例えばCoとPtが[100]面に交互に並んだ構造をしており、結晶磁気異方性は積層と垂直方向に強くなっているものである。
特開2001−273622号公報 R.C.Furneaux,W.R.Rigby & A.P.Davidson NATURE Vol.337 p.147(1989) M.I.J.Be Al e,N.G.Chew,M.J.Uren,A.G.Cullis,J.D.Benjamin:Appl.Phys.Lett.46,86(1985)
上記従来技術において、Alなどの20nm以下のドットやワイヤを作製するのは困難であった。リソグラフィ技術を用いても、直径10nm以下の微細な突起状柱状構造体を、均一に高密度に形成することは非常に困難であった。
本発明は、ナノメータサイズのドットやワイヤの構造体や製法を提供するものである。また、この構造体を利用したモールドや磁気記録媒体を提供するものである。
上述の課題を解決するため、本発明は、基板又は下地層を有する基板上に形成されたナノ構造体であって、柱状の第1の部材と前記第1の部材を取り囲むように形成した第2の部材を備え、前記第2の部材が共晶を形成し得る2種類以上の材料を含有し、且つ前記材料の1種類が半導体材料であり、前記第1の部材が前記第2の部材よりも突出していることを特徴とする構造体を提供することにある。
また、本発明は基板又は下地層を有する基板の上に、柱状の第1の部材と前記第1の部材を取り囲むように形成した第2の部材とを備え、前記第2の部材が共晶を形成し得る2種類以上の材料を含有した構造体を形成する工程と、前記第1の部材を除去し、孔を形成する工程と、前記孔中に金属及び合金を含有する材料を充填する工程と、前記第2の部材を一部又は全部除去する工程とを備えることを特徴とするナノ構造体の製造方法を提供することにある。
本発明は、Al−(Si,Ge)の構造体をエッチングにより加工してAlを主成分とした柱状構造体を形成することにより、Alのナノドットやナノワイヤを形成可能である。このようなナノ構造体は電子デバイスとして利用できるばかりでなく、上部に磁性膜を形成することにより磁気記録媒体として利用可能であり、磁気記録再生装置、情報処理装置も駆動可能である。また従来困難とされてきたナノサイズの構造体が比較的簡単に得られ、表面にNi等の硬質材料を成膜することによりモールドとしても利用可能である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
<ナノ構造体の構成>
図1は、本発明の実施形態におけるナノ構造体の一例を示す模式図である。
図1(a)はAlを主成分とする柱状構造体が円柱状の場合であり、図1(b)は突出部が円錐状の場合である。図1において、1はAl−(Si,Ge)ナノ構造体であり、11はAlを主成分とする柱状構造体、12は柱状構造体11を取り囲む(Si,Ge)を主成分とするマトリックス領域であり、13は基板、14は柱状構造埋め込み部、15は柱状構造突出部、16は変形柱状構造突出部である。
基板13上に形成された本発明の構造体において、Al突出部を除いた部分の膜状のAl−(Si,Ge)ナノ構造体1は、その全量に対するSiとGeの合計の割合が20atomic%以上70atomic%以下。好ましくは、25atomic%以上65atomic%以下、更に好ましくは30atomic%以上60atomic%以下である。なお、Si+Geの割合が上記範囲内であれば、マトリックス領域12内に柱状構造体11が分散したAl−(Si,Ge)混合膜が得られる。
上記割合(atomic%)とは、原子量比率であり、例えば誘導結合型プラズマ発光分析法でAl−(Si,Ge)混合膜中のSi、GeとAlの量を定量分析したときの値である。wt%を単位として用いる場合には、例えば、20atomic%以上70atomic%以下とは20.65wt%以上70.84wt%以下となる(Alの原子量を26.982、Siの原子量を28.086として換算している)。
なお、SiとAlとGeの全量に対するSiとGeの総量の割合とは、モル比で(Si+Ge)/(Si+Ge+Al)×100で表される値のことである。つまり、Si+Ge+Alを100atomic%としたときに、その中のSi+Geの割合である。
柱状構造体11の組成は、Alを主成分とするが、柱状構造の微細構造体が得られていれば、Si、Ge、酸素、アルゴン、窒素、水素などの他の元素を含有していてもよい。
また、柱状構造体の周囲を取り囲んでいる(Si,Ge)領域部の組成は、SiやGeを主成分とするが、Alを主成分とする柱状構造体の周囲を囲んでさえいれば、Al、酸素、アルゴン、窒素、水素などの各種の元素を含有してもよい。
なお、マトリックス領域12は、非晶質、あるいは微(多)結晶を用いることができる。但し、前記マトリックス領域12が非晶質(Si,Ge)である方が絶縁性という観点からは好ましい。その理由は、非晶質(Si,Ge)とすることで結晶質Si、Geに比べて、バンドギャップが増加し、柱状構造体を隔てる母体材料の電気的な絶縁性が向上するからである。また、絶縁性や耐薬品性を考慮するとマトリックス領域はSi又はAlを含んだSiであることが有効である。
なお、ここで用いている混合体とは、マトリックス領域とその中に柱状構造体が成長している状態を示している。
Alを含む柱状構造体11は、膜上面から見たその平面形状は円形、あるいは楕円形である。もちろん、マトリックス12に前記柱状構造体11が適度に分散していれば、任意の形状であってもよい。
本発明に係るナノ構造体における柱状構造体11の径としては、径が20nm以下、好ましくは10nm以下、更に好ましくは8nm以下であるのがよい。なお、楕円等の場合は、最も長い外径部が、上記範囲内であればよい。
また、柱状構造体11の平均直径は(Si,Ge)の総量が大きいほど小さくなる傾向があり、また(Si,Ge)の総量が同じ場合にはSiの比率が大きい方が微細な柱状構造体となる。したがって、(Si,Ge)の総量、又はマトリックス領域にSiとGeの混合物を用いる場合にはSiの比率を制御することで柱状構造体の直径を制御可能である。
ところで、ナノメートルサイズのナノ構造体(概ねサブnm〜100nmの範囲)においては、ある特徴的な長さ(平均自由行程等)より小さいサイズとなることで、特異な電気的、光学的、化学的性質を示すことがある。このような観点から、機能性材料としてナノ構造体は有用であり、本発明に係るナノ構造体においても、当該混合体を構成する柱状構造体の径が20nm以下、特に10nm以下である場合には、ナノ構造体として種々の利用が可能である。
また、複数の柱状構造体11の間隔、すなわち中心間距離は、30nm以下、好ましくは15nm以下、より好ましくは10nmであるのがよい。
もちろん、間隔は柱状構造体同士が接触しない間隔を有する。例えば、柱状構造をした前記Al柱状構造体の径が1〜20nmであり、且つ、前記Al柱状構造体の間隔が5〜30nmであり、且つ、前記Al柱状構造体の高さと径の比、すなわちアスペクト比が0.1〜100000であり、且つ、前記Al柱状構造体が基板に対してほぼ垂直である微細構造体などが挙げられる。
また、柱状構造体11の基板断面からみた形状は、図1(a)のように長方形形状でもよいし、正方形や台形など形状が可能である。柱状構造体11の長さとしては、1nm〜100μmの範囲で適用できる。
特に、柱状構造体11の径が例えば1〜10nmであり、その中心間距離が10nm〜15nmである場合に、長さを1nm〜数μmの範囲で制御する場合を考える。長さが数nm〜数十nmのとき(長さと径の比が低いとき)、柱状構造体1はアルミニウム量子ドット(0次元)として作用し、それよりも大きい場合はアルミニウム量子細線(1次元)として作用する。
また、前記アルミニウム含有の柱状構造体11は、図1に示されているように(Si,Ge)を主成分とするマトリックス12により互いに分離されている。すなわち、複数の柱状構造体11が(Si,Ge)領域中に分散している。
柱状構造体11は、特定方向に整列しているのがよい。図1(a)に示すように、特に基板に対して垂直方向に整列しているのがよい。
また、Alを主成分とする柱状突出部分15は目的に応じてどの程度突出していても構わないが、50nm以下であると形状が崩れにくい。突出部は図1(b)のように先端が変形していても構わない。
図2は、本発明の実施形態におけるナノ構造体の他の例を示す模式図である。
マトリックス部の厚みは図2(a)に示したように柱状構造体11より薄ければ良く、図2(b)に示したように無くても構わない。この場合にはマトリックス12をエッチング除去することによって得られるものである。
また、柱状構造体11として図2(c)のように柱状構造体11をマスクとして基板をエッチングし、基板凸部21を形成した状態でも、更には図2(d)に示すようにAlを主成分とした柱状構造体を除去して残る基板表面の柱状構造体でも利用可能である。
また、本発明において基板とは表面に膜が形成されているものも含まれる。すなわち、図2(e)に示すように基板表面層を基板表面層凸部22として柱状構造体にすることも可能である。
基板13としては、特に限定されるものではないが、石英ガラスやプラスチックなどの絶縁性基板、シリコン基板、ゲルマニウム基板、ガリウム砒素、あるいはインジウム燐などの半導体基板、あるいは支持部材としての基板上に混合膜が形成できるのであれば、フレキシブルな基板(例えばポリイミド樹脂など)も用いることができる。更には、支持基板上に一層以上の膜が形成されているものを使用してもかまわない。
<ナノ構造体の作製方法>
次に、本発明に係るナノ構造体の作製方法について説明する。
図3は、本発明のナノ構造体の製法の一例を示す模式図である。
図中、13は基板、31は柱状構造体、32はAl−(Si,Ge)混合膜、33はSi、Geを主成分とするマトリックス、34は柱状構造埋め込み部、35は柱状構造突出部、36は基板凸部である。
まず、成膜法として、非平衡状態で物質を形成する成膜法であるマグネトロンスパッタリング法により、Al−(Si,Ge)混合膜を形成した例について述べる。
原料としてのターゲットは、Alのターゲット基板上にSiチップやGeチップを配することで達成される。SiチップあるいはGeチップは、複数に分けて配置できるが、もちろんこれに限定されるものではない。また、所定量のAlと(Si,Ge)との粉末を焼成して作製したAl−(Si,Ge)焼成物を成膜のターゲット材として用いることもできる。このようなターゲットを用いることにより、膜組成のばらつきの少ない、均質な膜を形成することが可能となる。
また、Alターゲット、Siターゲット、Geターゲットを別々に用意し、同時に各々のターゲットをスパッタリングする方法を用いてもよい。
形成される膜中の(Si,Ge)の合計総量は、Alと(Si,Ge)の全量に対して20atomic%以上70atomic%以下であり、好ましくは25atomic%以上65atomic%以下、更に好ましくは30atomic%以上60atomic%以下である。
また、基板温度としては300℃以下であり、好ましくは200℃以下であるのがよい。また、室温あるいはそれ以下でも構わない。(Si,Ge)の合計量が斯かる温度範囲内で作製されれば、(Si,Ge)領域内に柱状構造体が分散したナノ構造体が得られる。300℃以下の基板温度でAl−(Si,Ge)を非平衡状態で物質を形成する成膜法で形成することにより、作製されたAl−(Si,Ge)混合膜は、Alと(Si,Ge)が共晶型組織と類似の組織となり、Alが数nmレベルのナノ柱状構造体を形成し、(Si,Ge)領域と自己形成的に分離する。ここで共晶と類似と述べたのは、(Si,Ge)はアモルファスである場合が多く、結晶として存在しているとは限らないからである。また、いわゆる共晶点より組成は(Si,Ge)が多く含まれていることも本発明には重要である。また、少なくとも300℃以上の試料温度でAl−(Si,Ge)を成膜すると、作製されたAl−(Si,Ge)混合膜は、Al−(Si,Ge)が300℃以下で形成される構造より、より安定な界面の面積が少ない大きな結晶へと成長を始め、数nmレベルのナノ柱状構造体を形成しない。
Al−(Si,Ge)混合体の(Si,Ge)の総量は、例えばAlターゲット上に置くSiチップあるいはGeチップの量を変えることや、AlとAl−(Si,Ge)の粉末の混合量を変えて作製したターゲットを用いることにより制御できる。
非平衡状態で成膜を行う場合、特にスパッタリング法の場合は、アルゴンガスを流したときの反応装置内の圧力は、0.2〜1Pa程度がよい。しかし、特に、これに限定されるものではなく、アルゴンプラズマが安定に形成される圧力であればよい。
基板13としては、例えば石英ガラスを始めとする絶縁体基板やシリコンやガリウム砒素を始めとする半導体基板などの基板や、これらの基板の上に1層以上の膜を形成したものが挙げられる。なお、Alの柱状構造体の形成に不都合がなければ、基板の材質、厚さ、機械的強度などは特に限定されるものではない。また、基板の形状としては平滑な板状のものに限らず、曲面を有するもの、表面にある程度の凹凸や段差を有するものなどが挙げられるが、アルミニウムのナノ柱状構造体に不都合がなければ、特に限定されるものではない。
非平衡状態で物質を形成する成膜法は、スパッタリング法が好ましいが蒸着法(抵抗加熱蒸着、電子ビーム蒸着等)、イオンプレーティング法を始めとする任意の非平衡状態で物質を形成する成膜法が適用可能である。
また、成膜の仕方としては、Al、(Si,Ge)を同時に形成する同時成膜プロセスを用いてもよいし、Al、(Si,Ge)を数原子層づつ積層する積層成膜プロセスを用いてもかまわない。
次に、このAlの柱状構造体31をAl−(Si,Ge)膜から突出させる方法について説明する。この突出部を形成するにはドライエッチプロセスが有効である。ドライエッチプロセスではAlに対するSi,Geのエッチングレートが早ければ構わないが、エッチングレートの差は大きい方が好ましい。このエッチングにはCF4によるプラズマエッチングやSF6によるプラズマエッチングが有効である。エッチングレートは装置やプラズマ条件等により大きく変化するが、例えばCF4の場合にはAlのエッチングレートに対するSiのエッチングレートの比は約10倍程度、SF6の場合には100倍程度まで大きくすることが可能である。
これらのドライエッチングによりエッチング前は図3(a)に示すように平坦な膜32中にAlを主成分とした柱状構造体31が形成されているのに対し、エッチングを始めると図3(b)に示すようにSi,Geマトリックス33が柱状構造体31よりも優先的にエッチングが進行していく。そして、最終的にはSi,Geマトリックス33が消失して図3(c)に示すようにAlを主成分とした柱状構造体31のみが基板表面に残る。
この状態から更にエッチングを進めると、例えば基板13がSi基板の場合などでは図3(d)に示すように柱状構造体31がマスクの役割をして基板表面に基板凸部36が形成される。ここでエッチングガスを切り替えても構わない。更にエッチングを進めたり、又は柱状構造体のみをウェットエッチングなどすると図3(e)のように基板表面には基板凸部36のみが得られる。
このように作製されたナノ構造体はそのままでもAl量子ドットやAlナノワイヤとしての機能を有するが、この構造体の上部に更に機能的な膜を成長させることにより機能性を高められる。例えば磁気記録用の薄膜を成膜することにより粒径が揃った媒体を作製することができる。
図4は、本発明の表面に薄膜を形成する場合のナノ構造体を示す模式図である。
図4(a),(b),(c),(d)は、図3(b),(c),(d),(e)に対応して表面に薄膜41を形成した場合を示すものである。
このような膜としてはCo合金膜やCo/Pt,Co/Pd積層膜、FePtやCoPtの規則化合金膜などが有効である。
本発明において、ナノ構造体の上部に磁性体の薄膜を形成したものにおいては、磁気記録媒体として有効になる。また、このような磁気記録媒体を磁気記録再生装置に用いることもできる。
図6は、本発明の磁気記録媒体を用いた磁気記録再生装置を示す模式図である。
上記磁気記録媒体61以外に、モータなどの磁気記録媒体駆動部62、読み取り書き込み用磁気ヘッド63、磁気ヘッド駆動部64、信号処理部65、防塵ケース等を組み込むことが必要である。しかし、磁気記録再生装置において、磁気記録媒体の駆動は回転のみ、磁気ヘッドの駆動は円周上のスライドのみに限定されるものではない。
また、このような磁気記録再生装置を用いて情報処理装置を構成することができる。
図7は、本発明の磁気記録再生装置を用いた情報処理装置の概念図である。
磁気記録再生装置部72、演算部73、メモリ部分74、電源75、外部入出力部76とこれらをつなぐ配線77を格納容器71に収めた情報処理装置を構成することが可能である。
また、微小な穴を転写法により他の基板上に作製するナノインプリント法にも応用可能である。
図5は、本発明のナノ構造体をモールドとして用いた場合の模式図である。
本発明で得られたナノ構造体をモールド51として、基板53上に形成されたレジスト52にプレスを行うことによりレジスト表面には転写孔54が形成される。この場合には柱状構造体の上に硬質膜56を形成しておくことや、離型剤をつけておくことが有効である。
また、本発明は、量子ドットや量子細線などのアルミニウムのナノ柱状構造体をさまざまな形態で応用することを可能とするものであり、その応用範囲を著しく広げるものである。本発明における構造体は、それ自体機能材料として使用可能であるが、さらなる新規なナノ構造体の母材、鋳型などとして用いることもできる。
以下に実施例を挙げて、本発明を説明する。
「実施例1」
本実施例においては、Al−(Si,Ge)膜からのAlを主成分とする柱状構造体を作製する方法に関するものである。
本発明のナノ構造体、及びその製法について図3を用いて説明する。なお、図3において、13が基板で、32がAl−(Si,Ge)混合膜、31がAlを主成分とするナノ柱状構造体である。また、33は(Si,Ge)マトリックス、34、35はそれぞれAlを主成分とするナノ柱状構造体の柱状構造埋め込み部と柱状構造突出部であり、また、36は基板凸部である。
<Al−(Si,Ge)成膜>
基板にSiウェハを用い、その上にAl0.6(Si1-xGex0.4においてx=0.0、0.2、0.4、0.6、0.8、1.0の組成比の膜を成膜した。ここでターゲットにはAlを用い、その上にSiとGeのチップを置いて組成を変化させた。スパッタ条件は、RF電源を用いて、Ar流量を50sccm、放電圧力を0.7Pa、投入電力を300Wとし、基板温度は室温として、膜厚を約100nmにした。
その結果、図3(a)に示したようにAl−(Si,Ge)混合膜32にはアモルファス(Si,Ge)を主成分とする(Si,Ge)マトリックス33と(Si,Ge)マトリックス33中に基板垂直方向に成長したAlを主成分とする柱状構造体31が成長した。柱状構造体31の直径は約3〜20nmであり、柱状構造体の間隔は約6〜30nmであった。ここで柱状構造体31の直径はSiとGeの比に依存し、Siの組成比が大きいほど柱状構造体31の径は小さくなる傾向があった。
なお、ここではターゲットとしてはチップを載せたターゲットでなくても、混合ターゲットやAl、Si、Geの各ターゲットを用いて同時スパッタリングをしても組成比が所望の値になればよい。
更に、ここではスパッタリング法としてRFスパッタリング法を用いたが、これに限定されるものではなく、ECRスパッタリング法、DCスパッタリング法、イオンビームスパッタリング法でよい。更に、スパッタリング条件は装置に依存しており、これに限定されるものではない。
<エッチング>
次に、得られたAl−(Si,Ge)膜32をエッチング装置によりドライエッチングを施した。エッチング条件としてCF4流量を20sccmとし、投入電力を150W、圧力を4.5Paとした。
まず、エッチングを2分行ったところ、(Si,Ge)マトリックス33の約半分がエッチングされており、またAlを主成分とする柱状構造体31はほとんど変化しておらず、図3(b)に示す構造となっていた。
更に3分間エッチングをしたところ、(Si,Ge)マトリックス33のほとんどがエッチングされており、図3(c)に示す構造となっていた。このとき、柱状構造体31の先端は先鋭化される場合もあった。
更にエッチングを継続すると、柱状構造体31がマスクとなって、上に柱状構造体31が無い部分のSi基板がエッチングされて図3(d)に示す構造となっていた。
更にエッチングを継続させるか、又はリン酸などでウェットエッチングすることにより柱状構造体31をエッチング除去することができ、図3(e)に示す構造が得られた。
ここで、柱状構造体の突出部35が50nmを越えると、条件によっては若干柱状構造体突出部35が曲がる場合があった。
また、(Si,Ge)マトリックスは概ねアモルファス状態であり、Alが含まれている場合があった。
(比較例)
また、比較試料Aとして、Al1-ySiy組成の膜で同様の実験をした。その結果yが0.2〜0.7以外の膜では柱状構造体が得られず目的の突出構造体は得られなかった。このことは、SiとGeの混合組成やGeのみで行っても同様な結果であった。AlとSiとGeの全量に対するSiとGe含有量を、少なくとも20atomic%以上70atomic%以下に調整することで、(Si,Ge)中にAlの柱状構造体を形成することが可能であり、また、直線性に優れたAl細線の作製が可能になる。
更に、比較試料Bとして、Si基板上に、組成Al60Si40の混合比のターゲットを用いて混合膜を約200nm形成した。ここで、基板温度は320℃とした。この試料を基板真上方向から見た試料表面には、円形あるいは楕円形をしたアルミニウム柱状構造を確認することができなかった。つまり、Alの柱状構造体を確認することができなかった。すなわち、基板温度が高すぎると、より安定な状態に変化してしまうため、図3に示したようなAlの柱状構造体を形成する膜成長ができていないと考えられる。
「実施例2」
本実施例では、エッチング条件を変えた場合について説明する。ここでAl−(Si,Ge)混合膜32にはAl0.6Si0.4組成のものを用いた。
得られたAlSi膜32をエッチング装置によりドライエッチングを施した。エッチング条件としてSF6流量を20sccmとし、投入電力を150W、圧力を5.0Paとした。
まず、エッチングを20秒行ったところ、Siマトリックス33の約半分がエッチングされており、またAlを主成分と柱状構造体31はほとんど変化しておらず、図3(b)に示す構造となっていた。
更に20分間エッチングをしたところ、Siマトリックス33のほとんどがエッチングされており、図3(c)に示す構造となっていた。
更にエッチングを継続すると、柱状構造体31がマスクとなって、上に柱状構造体31が無い部分のSi基板がエッチングされて図3(d)に示す構造となっていた。
以上のようにSF6流ガスの方がエッチング時間を短くすることができた。
ここで比較例としてArのイオンミリング法でエッチングを施したところ、柱状構造体31が突出部を形成することはなかった。
「実施例3」
次に柱状構造突出部上に成膜した場合の実施例を説明する。
本実施例では、実施例2と同様にAl−(Si,Ge)混合膜32にはAl0.6Si0.4組成のものを用いSF6で基板までドライエッチして図3(e)のナノ構造体を作製した。
そして、Co/Ptの積層膜をCo=0.5nm、Pt=1.0nmの厚みで膜厚30nm成膜した。
得られた膜の磁気特性を測定したところ基板垂直方向に磁化容易軸があることを確認した。
また、走査型電子顕微鏡で観察したところ、結晶粒は基板の凸部を反映して均一に微小化されていた。
以上より本発明のナノ構造体は磁気デバイス、特に磁気記録媒体として有効であることがわかる。また、Co/Ptの積層膜の代わりにCo/Pdの積層膜や、基板上にPt(001)を形成しておきPt(001)のナノサイズの柱状構造体を形成し、上部にFePtやCoPtなどのL10構造の磁性膜を形成しておくことも磁気記録媒体として有効である。
図8は、基板上にPt層を形成したナノ構造体の例を示す図である。
図8(a)に示すように、基板83の上部に、Pt層83aを形成しておき、Alを主成分と柱状構造体81を形成した後、図8(b)に示すように、柱状構造体81をマスクとしてPt層83aをエッチングにより除去し、最後に柱状構造体81を除去してナノ構造体を作製することができる。
また、基板の上部に軟磁性層を形成しておき、柱状構造体の下部に軟磁性層を配置することもできる。
「実施例4」
本実施例は、磁気記録再生装置に関するものである。実施例3で記載の磁気記録媒体は記録再生できる特性があるため、図6に示すように磁気記録媒体61は、他に磁気記録媒体駆動部62、磁気ヘッド63、磁気ヘッド駆動部64、信号処理部65などを備えた磁気記録再生装置において利用することが可能である。
「実施例5」
本実施例は、情報処理装置に関するものである。
前記、実施例4に記載の磁気記録再生装置は、情報の出し入れが可能であるため、図7に示すように、磁気記録再生装置部72、演算部73、メモリ部分74、電源75、外部入出力部76とこれらをつなぐ配線77を格納容器71に収めた情報処理装置を構成することが可能である。
「実施例6」
本実施例では、本発明のナノ構造体をモールドとして用いた実施例について説明する。
図9は、本発明のモールドとして用いたナノ構造体の例を示す図である。
ガラス基板上に実施例1と同様にAl−(Si,Ge)混合膜32を100nmを形成した。ここでAl(Si,Ge)混合膜にはAl0.6Si0.4組成のものを用いCF4でSiマトリックス部を約50nmドライエッチングしAlを主成分とする柱状構造突出部85を約40nm作製した。このとき柱状構造突出部95の直径は約5nmでありその間隔は約9nmであった。柱状構造突出部35の上に硬質膜としてのNi層96を約15nm形成して図9に示す構造とした。
得られたナノ構造体表面に剥離剤を塗布してモールド51として図5に示したように、Si基板53上にレジスト52としてPMMAを30nm塗布した基板53へ押し付けた。
モールドをとって基板上PMMA表面を走査型プローブ顕微鏡で観察したところ、モールド表面のナノサイズ突起の跡が、PMMAへ微細孔として残っていた。
本発明の実施形態におけるナノ構造体の一例を示す模式図 同じくナノ構造体の他の例を示す模式図 同じくナノ構造体の製法の一例を示す模式図 本発明の表面に薄膜を形成する場合のナノ構造体を示す模式図 本発明のナノ構造体をモールドとして用いた場合の模式図 本発明の磁気記録媒体を用いた磁気記録再生装置を示す模式図 本発明の磁気記録再生装置を用いた情報処理装置の概念図 本発明の基板上にPt層を形成したナノ構造体の例を示す図 本発明のモールドとして用いたナノ構造体の例を示す図
符号の説明
1 ナノ構造体
11 柱状構造体
12 マトリックス
13 基板
14 柱状構造埋め込み部
15 柱状構造突出部
16 変形柱状構造突出部
21 基板凸部
22 基板表面層凸部
31 柱状構造体
32 Al−(Si,Ge)混合膜
33 (Si,Ge)マトリックス
34 柱状構造埋め込み部
35 柱状構造突出部
36 基板凸部
41 表面膜
51 モールド
52 レジスト
53 基板
56 硬質膜
61 磁気記録媒体
81 柱状構造体
83 基板
83a Pt層
91 モールド
95 柱状構造突出部
96 Ni層

Claims (10)

  1. 基板又は下地層を有する基板上に形成されたナノ構造体であって、
    柱状の第1の部材と前記第1の部材を取り囲むように形成した第2の部材を備え、前記第2の部材が共晶を形成し得る2種類以上の材料を含有し、且つ前記材料の1種類が半導体材料であり、前記第1の部材が前記第2の部材よりも突出していることを特徴とする構造体。
  2. 前記半導体材料が、Si、Ge又はSiとGeのいずれかを含有することを特徴とする請求項1記載の構造体。
  3. 前記第1の部材の平均直径が20nm以下であることを特徴とする請求項1又は2記載の構造体。
  4. 前記第1の部材の前記第2部材より突出している高さが50nm以下であることを特徴とする請求項1から3のいずれか記載の構造体。
  5. 請求項1から4のいずれか記載の構造体の上に磁性層を形成したことを特徴とする磁気記録媒体。
  6. 前記磁性層が、CoとPtの積層膜、CoとPdの積層膜、又はL10構造を有することを特徴とする請求項5記載の磁気記録媒体。
  7. 請求項1から4の何れか記載の構造体を用いたモールド。
  8. 基板又は下地層を有する基板の上に、柱状の第1の部材と前記第1の部材を取り囲むように形成した第2の部材とを備え、前記第2の部材が共晶を形成し得る2種類以上の材料を含有した構造体を形成する工程と、前記第1の部材を除去し、孔を形成する工程と、前記孔中に金属及び合金を含有する材料を充填する工程と、前記第2の部材を一部又は全部除去する工程とを備えることを特徴とするナノ構造体の製造方法。
  9. 前記第2の部材を一部又は全部除去する工程の後に、前記基板又は前記下地層の一部を除去する工程を備えることを特徴とする請求項8記載のナノ構造体の製造方法。
  10. 請求項8又は9に記載の構造体を製造した後に、基板上に膜を形成する工程を備えることを特徴とするナノ構造体の製造方法。
JP2003288940A 2003-08-07 2003-08-07 ナノ構造体、及びその製造方法 Expired - Fee Related JP4383796B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003288940A JP4383796B2 (ja) 2003-08-07 2003-08-07 ナノ構造体、及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003288940A JP4383796B2 (ja) 2003-08-07 2003-08-07 ナノ構造体、及びその製造方法

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2005052956A true JP2005052956A (ja) 2005-03-03
JP2005052956A5 JP2005052956A5 (ja) 2006-09-21
JP4383796B2 JP4383796B2 (ja) 2009-12-16

Family

ID=34367432

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003288940A Expired - Fee Related JP4383796B2 (ja) 2003-08-07 2003-08-07 ナノ構造体、及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4383796B2 (ja)

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006326723A (ja) * 2005-05-24 2006-12-07 Canon Inc ナノ構造体の製造方法及びナノ構造体
JP2006326724A (ja) * 2005-05-24 2006-12-07 Canon Inc ナノ構造体の製造方法及びナノ構造体
JP2007111816A (ja) * 2005-10-19 2007-05-10 National Institute For Materials Science 多機能ナノワイヤとその製造方法、多機能ナノワイヤを用いた濃縮方法
KR100803213B1 (ko) * 2006-06-27 2008-02-14 삼성전자주식회사 패턴된 자기기록매체 및 그 제조방법
JP2008037089A (ja) * 2006-03-17 2008-02-21 Canon Inc 凹凸構造を有する型及び光学素子用型の製造方法並びに光学素子
JP2009004061A (ja) * 2006-08-11 2009-01-08 Canon Inc パターンドメディア、磁気記録媒体の製造方法及び基体の製造方法
JP2009536688A (ja) * 2006-05-11 2009-10-15 フォルシュングスツェントルム カールスルーエ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 基板上に多数のナノシリンダーを有する部材の製造方法および該部材の使用
JP2011509510A (ja) * 2008-01-11 2011-03-24 ライトラブ・スウェーデン・エービー 電界放射ディスプレイ
US7936536B2 (en) 2006-08-25 2011-05-03 Hitachi, Ltd. Magnetic recording medium having lands with curved upper surfaces and magnetic recording and reproducing apparatus
JP2011530803A (ja) * 2008-08-05 2011-12-22 スモルテック アーベー テンプレート、およびリソグラフィ用高アスペクト比テンプレートを製造する方法、ならびにナノスケールで基板を穿孔するためのテンプレートの使用
JP2013125554A (ja) * 2011-12-13 2013-06-24 Showa Denko Kk 磁気記録媒体の製造方法、磁気記録媒体及び磁気記録再生装置
JP2014106996A (ja) * 2012-11-29 2014-06-09 Toshiba Corp 垂直磁気記録媒体、及びその製造方法
CN104795079A (zh) * 2014-01-17 2015-07-22 株式会社东芝 垂直磁记录介质、其制造方法及磁记录再现装置
WO2023038158A1 (ja) * 2021-09-13 2023-03-16 国立研究開発法人科学技術振興機構 規則化合金強磁性ナノワイヤ構造体及びその製造方法

Cited By (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4681938B2 (ja) * 2005-05-24 2011-05-11 キヤノン株式会社 ナノ構造体の製造方法
JP2006326724A (ja) * 2005-05-24 2006-12-07 Canon Inc ナノ構造体の製造方法及びナノ構造体
JP4681939B2 (ja) * 2005-05-24 2011-05-11 キヤノン株式会社 ナノ構造体の製造方法
JP2006326723A (ja) * 2005-05-24 2006-12-07 Canon Inc ナノ構造体の製造方法及びナノ構造体
JP2007111816A (ja) * 2005-10-19 2007-05-10 National Institute For Materials Science 多機能ナノワイヤとその製造方法、多機能ナノワイヤを用いた濃縮方法
JP2008037089A (ja) * 2006-03-17 2008-02-21 Canon Inc 凹凸構造を有する型及び光学素子用型の製造方法並びに光学素子
JP2009536688A (ja) * 2006-05-11 2009-10-15 フォルシュングスツェントルム カールスルーエ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 基板上に多数のナノシリンダーを有する部材の製造方法および該部材の使用
KR100803213B1 (ko) * 2006-06-27 2008-02-14 삼성전자주식회사 패턴된 자기기록매체 및 그 제조방법
JP2009004061A (ja) * 2006-08-11 2009-01-08 Canon Inc パターンドメディア、磁気記録媒体の製造方法及び基体の製造方法
US7936536B2 (en) 2006-08-25 2011-05-03 Hitachi, Ltd. Magnetic recording medium having lands with curved upper surfaces and magnetic recording and reproducing apparatus
JP2011509510A (ja) * 2008-01-11 2011-03-24 ライトラブ・スウェーデン・エービー 電界放射ディスプレイ
JP2011530803A (ja) * 2008-08-05 2011-12-22 スモルテック アーベー テンプレート、およびリソグラフィ用高アスペクト比テンプレートを製造する方法、ならびにナノスケールで基板を穿孔するためのテンプレートの使用
US9028242B2 (en) 2008-08-05 2015-05-12 Smoltek Ab Template and method of making high aspect ratio template for lithography and use of the template for perforating a substrate at nanoscale
JP2013125554A (ja) * 2011-12-13 2013-06-24 Showa Denko Kk 磁気記録媒体の製造方法、磁気記録媒体及び磁気記録再生装置
JP2014106996A (ja) * 2012-11-29 2014-06-09 Toshiba Corp 垂直磁気記録媒体、及びその製造方法
CN104795079A (zh) * 2014-01-17 2015-07-22 株式会社东芝 垂直磁记录介质、其制造方法及磁记录再现装置
JP2015135713A (ja) * 2014-01-17 2015-07-27 株式会社東芝 垂直磁気記録媒体、その製造方法、及び磁気記録再生装置
WO2023038158A1 (ja) * 2021-09-13 2023-03-16 国立研究開発法人科学技術振興機構 規則化合金強磁性ナノワイヤ構造体及びその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4383796B2 (ja) 2009-12-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4383796B2 (ja) ナノ構造体、及びその製造方法
US7081303B2 (en) Function device and method for manufacturing the same, perpendicular magnetic recording medium, magnetic recording/reproduction apparatus and information processing apparatus
US8178165B2 (en) Method for fabricating a long-range ordered periodic array of nano-features, and articles comprising same
US20080268288A1 (en) Spinodally Patterned Nanostructures
JP5171909B2 (ja) 微細パターンの形成方法
Lei et al. Highly ordered nanostructures with tunable size, shape and properties: A new way to surface nano-patterning using ultra-thin alumina masks
US7662491B2 (en) Method of manufacturing nano-template for a high-density patterned medium and high-density magnetic storage medium using the same
JP4221660B2 (ja) 細孔構造体及びその製造方法、メモリ装置及びその製造方法、吸着量分析装置、並びに磁気記録媒体
US20060141141A1 (en) Magnetic recording medium and method for manufacture thereof
JP4428921B2 (ja) ナノ構造体、電子デバイス、及びその製造方法
US20090034122A1 (en) Structure and process for production thereof
JP4035457B2 (ja) 機能デバイスの製造方法
US20040127130A1 (en) Magnetic material-nanomaterial heterostructural nanorod
JP2005236003A (ja) 抵抗変化型不揮発性メモリ、抵抗変化型不揮発性メモリの製造方法、記録方法、再生方法、消去方法、抵抗変化材料微細構造体および抵抗変化材料微細構造体の製造方法
JP2011165299A (ja) 高密度磁気記録媒体及びその製造方法
JP4946500B2 (ja) ナノホール構造体及びその製造方法、並びに、磁気記録媒体及びその製造方法
US20090136785A1 (en) Methods for nanopatterning and production of magnetic nanostructures
JP5523469B2 (ja) ジブロック共重合体を設ける工程を有する方法
JP2004213764A (ja) 構造体の製造方法
JP2005059135A (ja) カーボンナノチューブを用いたデバイス及びその製造方法
KR20100067303A (ko) L10 규칙화 구조의 FePt 나노 도트 어레이의 제조방법
JP2004079098A (ja) 記録媒体、記録媒体の製造方法、インプリント原盤、およびインプリント原盤の製造方法
JP2003289005A (ja) 高配向磁性薄膜の製造方法
JP2009235553A (ja) ナノホール構造体及びその製造方法
US7998333B1 (en) Method of manufacturing a magnetic recoding medium

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060802

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060802

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20080207

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20090324

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090327

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090525

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090623

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090824

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090915

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090924

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121002

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131002

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees