JP2005049095A - 磁気センサ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】磁力の変化を検出する磁気検出手段12および前記磁力を発するマグネット11を少なくとも有する磁気ヘッド1と、磁気検出手段12と電気的に接続される回路基板2と、磁気ヘッド1と回路基板2とを少なくとも配設するインナーハウジング3と、磁気ヘッド1および回路基板2を収納する収納空間Sを有するアウターハウジング4と、収納空間Sに充填される充填部材5と、を備えてなる磁気センサAであって、インナーハウジング3は、アウターハウジング4に位置決め保持されてなる。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、歯車や多極着磁のマグネット等の被検出体の移動状態を検出する磁気センサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
歯車や多極着磁のマグネット等の被検出体の回転を検出する磁気センサとしては、被検出体を検出するための検出面を有する円筒状の樹脂ケース内に、マグネットとホールICや磁気抵抗素子等の磁気検出手段とからなる磁気ヘッドを配設し、前記樹脂ケース内にエポキシ等の充填部材(封止部材)を充填することで前記磁気ヘッドを気密的に収納するものが知られている。このような磁気センサは、特許文献1に開示されている。
【0003】
かかる磁気センサは、前記樹脂ケース内に前記充填部材を充填し硬化することで前記磁気ヘッド等の収納物を気密的に封止する構造である。
【0004】
【特許文献1】
特開平2−264817号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前記樹脂ケースに対する前記磁気ヘッド部の配設位置は、検出精度に大きな影響を与えるため、適正な位置に組み付ける必要があった。しかしながら、前記充填部材を充填してから硬化するまでの間に前記磁気ヘッドの配設位置が前記樹脂ケースに対して位置ずれしてしまう虞があった。このように前記磁気ヘッドが位置ずれした状態である場合、検出精度が低下してしまうという問題があった。
【0006】
本発明は、上述した問題に着目してなされたものであって、簡単な組み付け構造でありながら、検出精度の良好な磁気センサを提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の磁気センサは、前記課題を解決するため、請求項1に記載したように、磁力の変化を検出する磁気検出手段および前記磁力を発するマグネットを少なくとも有する磁気ヘッドと、前記磁気検出手段と電気的に接続される回路基板と、前記磁気ヘッドと前記回路基板とを少なくとも配設するインナーハウジングと、前記磁気ヘッドおよび前記回路基板を収納する収納部を有するアウターハウジングと、前記収納部に充填される充填部材と、を備えてなる磁気センサであって、前記インナーハウジングは、前記アウターハウジングに位置決め保持されてなることを特徴とするものである。
【0008】
また、請求項2に記載したように、請求項1に記載の磁気センサにおいて、前記インナーハウジングの外周部、または前記アウターハウジングの内壁部の一方側には取付部が設けられ、他方側には、前記取付部を保持する位置決め保持部が設けられてなることを特徴とするものである。
【0009】
また、請求項3に記載したように、請求項2に記載の磁気センサにおいて、前記位置決め保持部は、前記アウターハウジングの前記収納部内に位置するように設けられることを特徴とするものである。
【0010】
また、請求項4に記載したように、請求項2または請求項3に記載の磁気センサにおいて、前記取付部または前記位置決め保持部の少なくとも一方には、前記取付部と前記位置決め保持部との当接箇所において圧入用の突出部が設けられてなることを特徴とするものである。
【0011】
また、請求項5に記載したように、請求項3または請求項4に記載の磁気センサにおいて、前記アウターハウジングの内壁部には、前記取付部を前記位置決め保持部まで誘導するガイド部が設けられてなることを特徴とするものである。
【0012】
また、請求項6に記載したように、請求項2に記載の磁気センサにおいて、前記収納部内に設けられる前記位置決め保持部を複数段に設け、前記インナーハウジングに設けられる前記取付部を前記位置決め保持部に対して選択的に配設することで、前記磁気ヘッドの磁気検出面が前記アウターハウジングの検出面に対して上下に移動可能に設けられてなることを特徴とするものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の磁気センサについて例を挙げ添付図面を用いて説明する。
【0014】
図1から図7を用いて、本発明の第1の実施の形態の磁気センサについて説明する。図1において、磁気センサAは、磁気ヘッド1と、回路基板2と、インナーハウジング3とアウターハウジング4と、充填部材5と、から主に構成されている。
【0015】
磁気ヘッド1は、マグネット11と、磁気検出手段12とから構成されるものである。マグネット11は、円筒形状をなし、磁気検出手段12と当接する平坦面11aを有する。磁気検出手段12は、ホールICや磁気抵抗素子(MR素子)等が適応でき、マグネット11が発する磁気の変化を検出するもので、マグネット11の平坦面11aに配設される。
【0016】
回転基板2は、ガラス布基材エポキシ樹脂やセラミック等の絶縁基板からなり、所定の配線パターンが形成されてなる硬質回路基板や、可撓性材料に所定の配線パターンが形成されてなるフレキシブル回路基板(FPC)が適用できる。回路基板2は、磁気検出手段12へのノイズ吸収用コンデンサや信号増幅回路等の各種電子部品(図示しない)が実装されている。回路基板2の一端側には、磁気検出手段2の略L字状に折り曲げ形成されたリード12aが半田等を介して電気的に接続され、また他端側には、後述するリード端子が半田等を介して電気的に接続されている。従って、磁気検出手段2により検出された検出信号は、回路基板2から前記リード端子に伝わり外部に取り出されることになる。
【0017】
インナーハウジング3は、SPS,PBT及びPPS等の合成樹脂材料が適用でき、図2や図3で示すように、ヘッド部(保持部)31と、ボディ部32と、取付部33を一体に備えている。
【0018】
ヘッド部31には、マグネット11を埋設(配設)するための凹部31aと、磁気検出手段12を位置決めする位置決め部31bとがインナーハウジング3の先端面側に設けられ、凹部31aおよび位置決め部31bに近傍する側部において回路基板2を配設するための載置部31が設けられている。なお、回路基板2は、アウターハウジング4に当接しない位置に設けられる。また、図4に示すように、位置決め部31bは、アウターハウジング4の後述する底部に対して磁気検出手段12の磁気検出面12bが対向して当接するような位置(所定位置)に保持されるようにするもので、磁気検出手段12の側面を位置決めするための突出片31dが複数箇所に設けてなるとともに、各突出片31d間において、磁気検出手段12の側面の一部が臨めるような開口部31eを設けている。また、ヘッド部31には、磁気検出手段12およびマグネット11の側面の一部を開口するとともに、マグネット11の裏面側の一部を溝形状にしてなる切り欠き部31fが形成されている。また、ヘッド部31は、載置部31cに対して凹部31aの底面が略直交する位置関係をなしている。
【0019】
ボディ部32には、導電性材料から形成されるリード端子32aがインサート成形されており、一端にはコネクタ部32bが設けられている。リード端子32aは、略L字状に折り曲げ形成され、一端がコネクタ部32bにおいて外部に突出し、他端が回路基板2と電気的に接続できるように引き出されている。また、ボディ部32には、リード部32aの両端間において変形しないように導くための補強部32cが設けられる。
【0020】
取付部33は、ヘッド部31側(アウターハウジング4に対する挿入方向側)の側部(外周部)において、回路基板2が配設される載置部31cと別の箇所に設けられてなり、突出する平板形状のものが複数形成されてなる。
【0021】
アウターハウジング4は、インナーハウジング3と同様な合成樹脂材料を適用することができ、断面形状が略コの字状をなして一端が開口する円筒状からなり、磁気ヘッド1および回路基板2を収納する収納空間(収納部)Sを構成する。
アウターハウジング4は、磁気検出手段12のマグネット11との非接触面である磁気検出面12bに対向して当接する底部4aが側部4bに比べて薄肉となるように形成され、この底部4aは磁気センサAの検出面となる。
【0022】
また、アウターハウジング4の内壁部には、図5,図6に示すようにインナーハウジング3の取付部33の形状に対応した溝形状の位置決め保持部41が形成されている。位置決め保持部41には、取付部33の当接部分に変形可能なリブ(圧入用の突出部)41aが形成されている。また、アウターハウジング4の開口端側には、開口端側が幅広となる斜め形状のガイド部41bが位置決め保持部41に連続して形成され、取付部33を位置決め保持部41の溝部分に誘い込むことができる。また、アウターハウジング4は、図7に示すように、磁気センサA全体を所望の配設位置に固定するための外部取付部42を設けている。外部取付部42は、取付用の孔部42aを有する金属材料からなるカラー42bがインサート成形されている。
【0023】
充填部材5は、やや流動性のあるエポキシ樹脂やシリコーン樹脂が適用でき、アウターハウジング4とインナーハウジング3との隙間となる収納空間Sに充填される。充填部材5は、アウターハウジング4とインナーハウジング3とを組み付けた状態で、底部4a側から注入され、少なくとも取付部33と位置決め保持部41との当接箇所や磁気ヘッド1と回路基板2とを配設したヘッド部31を埋設する位置まで注入される。
【0024】
なお、充填部材5が注入される際には、インナーハウジング3に設けられた位置決め部31bや切り欠き部31fの開口箇所から、マグネット11及び磁気検出手段12とインナーハウジング3の凹部31aとの隙間に充填部材5が入り込みながら気密状態をなしている。充填部材5は、充填された後に硬化することで、磁気ヘッド1や回路基板2の電子部品に対して、気密性を保持するとともに、固定保持することができ、耐振、耐寒、耐熱、耐水等の耐久性を向上するものである。
【0025】
以上の各部によって磁気センサAが構成される。かかる磁気センサAは、磁力の変化を検出する磁気検出手段12および前記磁力を発するマグネット11を少なくとも有する磁気ヘッド1と、磁気検出手段12と電気的に接続される回路基板2と、磁気ヘッド1と回路基板2とを少なくとも配設するインナーハウジング3と、磁気ヘッド1および回路基板2を収納する収納空間Sを有するアウターハウジング4と、収納空間Sに充填される充填部材5と、を備えてなる磁気センサAであって、インナーハウジング3の側部には取付部33が設けられ、アウターハウジング4の内壁部には取付部33を保持する位置決め保持部41が設けられてなり、インナーハウジング3は、アウターハウジング4に位置決め保持されてなることによって、取付部33と位置決め保持部41とによって、アウターハウジング4に対してインナーハウジング3が位置決めされた状態、すなわち、インナーハウジング3の位置決め部31dに位置決めされた磁気検出手段12がアウターハウジング4に対して位置ずれしない状態、すなわち、磁気検出手段12の磁気検出面12bとアウターハウジング4の底部4aとの距離にばらつきが生じない状態で充填部材5を充填することができるため、簡単な組み付け構造でありながら、検出精度の良好な磁気センサAとなる。
【0026】
また、位置決め保持部41は、アウターハウジング4の収納空間S内に位置するように設けられることによって、取付部33と位置決め保持部41との隙間を充填部材5によって埋めることのできる構造となり、硬化した充填部材5によってアウターハウジング4に対するインナーハウジング3の強固な固定保持を行うことができるため、振動等による磁気ヘッド1の位置ずれを生じることなく、耐久性が高く検出精度の良好な磁気センサAとなる。
【0027】
また、取付部33または位置決め保持部41の少なくとも一方には、取付部33と位置決め保持部41との当接箇所においてリブ41aが設けられてなることによって、圧入時のがたつきを防止することができ、充填部材5の充填時や硬化時までに安定状態を良好に保つことができるため、アウターハウジング4に対して所望の位置に磁気ヘッド1を精度良く配設することができ、検出精度の良好な磁気センサAとなる。
【0028】
また、アウターハウジング4の内壁部には、取付部33を位置決め保持部41まで誘導するガイド部41bが設けられてなることによって、取付部33を位置決め保持部41に誘い込むことができるため、簡単な組み付け作業性が良好なものとなる。
【0029】
また、インナーハウジング3に取付部33を設けたことによって、外部応力や外気温度等の外部環境の変化から影響を受けやすいアウターハウジング4に対して回路基板2が当接(接触)しない構成とすることで、回路基板2に応力や熱が伝わりにくい構造となるため、耐久性の高い磁気センサAとなる。
【0030】
次に、図8を用いて本発明の第2の実施の形態の磁気センサについて説明するが、前述した第1の実施の形態と同一もしくは相当個所には同一符号を付してその詳細な説明は省く。なお、第2の実施の形態では、車両の車速検出用として用いられる磁気センサを例に挙げて説明する。
【0031】
第2の実施の形態が第1の実施の形態における磁気センサAと比べ異なる点は、アウターハウジングの構造にある。アウターハウジング6は、前述した第1の実施の形態におけるアウターハウジング4と同様な合成樹脂材料を適用することができ、断面形状が略コの字状をなし一端が開口する円筒形状からなり、磁気ヘッド1を備えたインナーハウジング3を収納する収納空間Sを有する。アウターハウジング6は、磁気検出手段12のマグネット11との非接触面である磁気検出面に当接する底部6aが側部6bに比べて薄肉となるように形成され、この底部6aは磁気センサAの検出面となる。
【0032】
アウターハウジング6の内部には、インナーハウジング3の配設位置を定めることでインナーハウジング3に配設される磁気ヘッド1の配設位置を決定するための位置決め保持部61が形成されている。位置決め保持部61は、インナーハウジング3のヘッド部31の両端側部に設けられる取付部33を支持するとともに、磁気ヘッド1がアウターハウジング6の底面6aとなる検出面に案内可能に構成されるものである。位置決め保持部61は、磁気ヘッド1の位置と被検出体との相対的な位置関係を調整するべく、磁気ヘッド1の位置を上下に移動させるため3対備えており、上下何れかの位置決め保持部61間の挿入スペースを選択することで前記検出面に対して磁気ヘッド1の配設位置を決定することを可能とするものである。
【0033】
また、位置決め保持部61は、図8における下方側から見て1段目及び2段目の上面部に、インナーハウジング3の取付部33を圧入にて保持するためのリブ61aが設けられている。なお、アウターハウジング6は、その周壁に第1の実施の形態と同様に外部取付部(図示しない)が設けられている。
【0034】
かかる第2の実施の形態における磁気センサAは、多段に設けられる位置決め保持部61を構成し、インナーハウジング3の取付部33を複数の位置決め保持部61間のスペースに対して選択的に配設することで、磁気ヘッド1の磁気検出面がアウターハウジング6の前記検出面に対して上下に移動可能に設けられてなるものである。
【0035】
従って、ホール素子やMR素子が二つ以上の配設されてなる磁気検出素子12における前記ホール素子や前記MR素子の配列位置(以下、磁気ヘッド1の位置という)と、ギアやロータ等からなる被検出体との位置とを合わせることが望ましいとされている磁気センサAにおいて、磁気ヘッド1を前記検出面に対して移動可能に設けることによって、磁気センサAの取付位置が限られており前記取付位置に対して前記被検出体の配設位置がずれている状態で配設される場合であっても、磁気ヘッド1の位置と前記被検出体との位置とを選択(調整)して合わせることが可能となるものであり、磁気ヘッド1と前記被検出体との相対的な位置関係を正しく設定することができることから、正確な磁力変化を検出することが可能となる。
【0036】
また、このような磁気センサAを、例えば車両に搭載する場合において、磁気ヘッド1の向きと前記被検出体との向きとが車種毎に異なる場合であっても、単一なアウターハウジング6によって複数の車種に対応することが可能となり、ハウジング設計を簡素化することができる。
【0037】
なお、本発明の第1の実施の形態では、上述した磁気センサAについて例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、アウターハウジングによって囲まれる空間内に充填部材が充填される磁気センサに適応されるものであればよい。したがって、例えば、アウターハウジングが角柱状の構造であったり、取付部33が3つ以上形成されるものであってよいし、取付部と位置決め保持部との当接部分に設けられる変形可能なリブ(圧入用の突出部)が取付部側に設けられるものであってもよく、磁気センサとしての構成は同様の効果が得られるものであれば種々の変形が可能である。
【0038】
また、上述した第1の実施の形態では、インナーハウジング3に取付部33を設け、アウターハウジング4に取付部33に対応した位置決め保持部41を設けたものを例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、アウターハウジング4の内壁部に突出した平板状の取付部を設け、インナーハウジング3の外周部に前記取付部を保持する位置決め保持部を設けた構成であってもよく、上述した実施の形態と同様な効果を得ることができる。
【0039】
また、取付部とこの取付部に対応する形状の位置決め保持部との当接構造について、取付部および位置決め保持部の形成位置を調節することにより、組み付け方向を規制することができ、アウターハウジング4に対するインナーハウジング3の誤組の発生を防止することができる。
【0040】
また、本発明の第2の実施の形態では、多段に設けられる位置決め保持部61を構成するものであったが、第1の実施の形態と同様に位置決め保持部61にインナーハウジング3の取付部33を誘い込むガイド部を設けてもよい。また、本発明における位置決め保持部61の形状にあっては、アウターハウジング6の検出面に対し、磁気ヘッド1の配設位置が移動可能なものであれば、前述した形状に限定されるものではない。
【0041】
【発明の効果】
本発明は、歯車や多極着磁のマグネット等の被検出体の移動状態を検出する磁気センサに関し、簡単な組み付け構造でありながら、検出精度の良好な磁気センサを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における磁気センサを示す要部断面図。
【図2】同上実施の形態のインナーハウジングを示す断面図。
【図3】同上実施の形態のインナーハウジングを示す下方平面図。
【図4】同上実施の形態のヘッド部を示す平面図。
【図5】同上実施の形態のアウターハウジングの開口側を示す側面図。
【図6】同上実施の形態のアウターハウジングを断面にて示す側面図。
【図7】同上実施の形態のアウターハウジングを断面にて示す断面図。
【図8】本発明の第2の実施の形態におけるアウターハウジングを断面にて示す側面図。
【符号の説明】
A 磁気センサ
1 磁気ヘッド
11 マグネット
12 磁気検出手段
2 回路基板
3 インナーハウジング
31 ヘッド部(保持部)
31a 凹部
31b 位置決め部
32 ボディ部
32a リード端子
32c 補強部
33 取付部
4,6 アウターハウジング
41,61 位置決め保持部
41a,61a リブ(圧入用の突出部)
41b ガイド部
5 充填部材
Claims (6)
- 磁力の変化を検出する磁気検出手段および前記磁力を発するマグネットを少なくとも有する磁気ヘッドと、前記磁気検出手段と電気的に接続される回路基板と、前記磁気ヘッドと前記回路基板とを少なくとも配設するインナーハウジングと、前記磁気ヘッドおよび前記回路基板を収納する収納部を有するアウターハウジングと、前記収納部に充填される充填部材と、を備えてなる磁気センサであって、
前記インナーハウジングは、前記アウターハウジングに位置決め保持されてなることを特徴とする磁気センサ。 - 前記インナーハウジングの外周部、または前記アウターハウジングの内壁部の一方側には取付部が設けられ、他方側には、前記取付部を保持する位置決め保持部が設けられてなることを特徴とする請求項1に記載の磁気センサ。
- 前記位置決め保持部は、前記アウターハウジングの前記収納部内に位置するように設けられることを特徴とする請求項2に記載の磁気センサ。
- 前記取付部または前記位置決め保持部の少なくとも一方には、前記取付部と前記位置決め保持部との当接箇所において圧入用の突出部が設けられてなることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の磁気センサ。
- 前記アウターハウジングの内壁部には、前記取付部を前記位置決め保持部まで誘導するガイド部が設けられてなることを特徴とする請求項3または請求項4に記載の磁気センサ。
- 前記収納部内に設けられる前記位置決め保持部を複数段に設け、前記インナーハウジングに設けられる前記取付部を前記位置決め保持部に対して選択的に配設することで、前記磁気ヘッドの磁気検出面が前記アウターハウジングの検出面に対して上下に移動可能に設けられてなることを特徴とする請求項2に記載の磁気センサ。
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