JP2005043367A - 圧力センサを備えたセンサ構成群のケーシング用カバー - Google Patents
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Abstract
【課題】センサ構成群を組込み前も有害な周辺環境による影響から良好に保護する、圧力センサを備えたセンサ構成群のケーシング用カバーを提案する。
【解決手段】貫通通路(2)の2つの開口(3,4)が互いにずらされているようにした。
【選択図】図2
【解決手段】貫通通路(2)の2つの開口(3,4)が互いにずらされているようにした。
【選択図】図2
Description
本発明は、少なくとも1つの圧力センサを備えたセンサ構成群のケーシング用のカバーであって、カバーが少なくとも1つの貫通通路を有しており、該貫通通路を介して圧力センサの圧力負荷が行われるようになっている形式のものに関する。
圧力センサを備えたセンサ構成群は、例えば自動車における安全システムの枠内で使用される。以下に、側面衝突の検出に役立ち、このために車両ドアに取り付けられるセンサ構成群の例で、本発明を詳しく説明する。このようなセンサ構成群のケーシングには、実地においてカバーが設けられているとしても、このカバーは、圧力センサと一線上で整合する貫通通路を有している。従って、圧力センサ及び場合によってはセンサ構成群の別の構成部材も、組込みまでは、例えば機械的な影響又は汚染等の外部の影響に比較的無防備に晒されており、このことは、圧力センサの機能性を著しく損なう恐れがある。更に、圧力センサと一線上で整合している貫通通路は、例えば水を侵入させる恐れのある、センサ構成群のケーシング内へのダイレクトアクセスを形成しており、このことは、引き続いて腐食損傷を生ぜしめる恐れがある。
本発明の課題は、公知の欠点を回避することにある。
この課題を解決するために本発明では、貫通通路の2つの開口が互いにずらされているようにした。
本発明により、センサ構成群を組込み前も有害な周辺環境による影響から良好に保護する、圧力センサを備えたセンサ構成群のケーシング用カバーが提案される。
このことは、本発明に基づいて、圧力センサの圧力負荷が行われる貫通通路の2つの開口が互いにずらされていることによって達成される。
本発明により、貫通通路は圧力負荷を可能にするために、必ずしも圧力センサに対して一線上で整合するように形成されていなくてもよいということが認識された。このためには、圧力センサは貫通通路に接続されているだけでよい。本発明では、貫通通路の2つの開口、即ち圧力センサに接続された開口と、周辺環境側の開口とを相互にずらして配置するということを提案する。これにより、圧力負荷は行えるが、圧力センサに対するダイレクトアクセスは存在していない。
基本的に、本発明によるカバーを実現するためには種々様々な可能性があり、このことは特に、貫通通路の寸法及びジオメトリ並びに貫通通路の開口の構成に関する。
本発明によるカバーの特に有利な構成では、貫通通路の圧力センサに面した開口の縁部域に少なくとも1つのシール部材が配置されており、このシール部材が圧力センサに対するカバーの接続部をシールし且つセンサ構成群の残りの構成部材を付加的に、ケーシングへの汚れ及び湿気の侵入から保護する。シール部材は、例えばクッション状に一体成形されたシリコーンシールの形で実現されていてよい。これらの変化態様は、極めて良好なシール特性を有するだけでなく、製作が容易延いては廉価でもある。
特に、例えば車両ドアの内部の隔壁等の壁における、本発明によるカバーを備えたセンサ構成群若しくはケーシングの組込みに関して、貫通通路の周辺環境に面した開口が、接続管片の形で実現されていると有利であるということが判った。
製作技術的な理由から、本発明によるカバーが少なくとも2つの構成部材、つまり、互いに結合された下カバーと上カバーとから成っていると有利である。この場合、下カバーには貫通通路の圧力センサに面した開口が形成されている一方で、上カバーには、貫通通路の周辺環境に面した別の開口が形成されている。貫通通路は、下カバーと上カバーとの間に位置している。両構成部材、即ち下カバーと上カバーとは、射出成形法で簡単に製作することができ且つ実地に基づき公知の、例えば超音波溶接、レーザ溶接、接着又はクリップ等の結合技術によって結合される。
以下に、本発明を実施するための最良の形態を図面につき詳しく説明する。
図1及び図2に示したカバー1は、圧力センサを備えたセンサ構成群のケーシング用に構想されている。これに対応して、カバー1は貫通通路2を有しており、この貫通通路2を介して、圧力センサの圧力負荷が行われる。本発明では、貫通通路2の2つの開口3,4が互いにずらされており、このことは特に図2によってはっきりと示されている。
ここに示す実施例では、カバー構成は互いに別個に製作され且つ後続プロセスにおいて初めて、例えば超音波溶接、レーザ溶接又は接着或いはクリップを用いても互いに結合される、主として2つの構成部材を有している。これらの両構成部材は、以下下カバー5及び上カバー6と呼ぶ。下カバー5には、貫通通路2の圧力センサに面した開口3が形成されているのに対して、上カバー6には、貫通通路2の周辺環境に面した別の開口4が形成されている。貫通通路2の圧力センサに面した開口3の縁部域にはシール部材7が配置されており、このシール部材7は貫通通路2を接続管片状に延長して、圧力センサに対するカバー1の接続部をシールするものである。この実施例では、シール部材7は下カバー5に一体に射出成形されたシリコーンシールクッションである。上カバー6に設けられた、周辺環境に面した開口4は、接続管片8の形で実現されている。
下カバー5と上カバー6とは、両開口3,4若しくは貫通通路2の接続管片状の延長部を成すシール部材7と、周辺環境側に配置された接続管片8とが相互にずらされて配置されているように互いに結合されているので、下カバー5と上カバー6との間に形成された貫通通路2は、2回90°変向されている。
図3には、センサ構成群のケーシング10と結合されたカバー1が示されている。この場合、シール部材7がケーシング10の内部に設けられたセンサ構成群の圧力センサを押圧し、このようにして、ケーシング10の内室をカバー1に設けられた貫通通路2に対してシールする。これにより、図示のセンサ構成群は容易に、車両ドアの乾燥スペースにも湿潤スペースにも取り付けられる。
図4には別の組込み手段が示されている。この場合、センサ構成群を備えたケーシング10は、カバー1を介して車両ドアの乾燥スペース12と湿潤スペース13との間の隔壁11に組み付けられている。カバー1は、自己接着式のシールフィルム14によって隔壁11に接着され、これにより、湿気及び汚れが隔壁11若しくは湿潤スペース13に対する接続管片8の接続部を介して乾燥スペース12に侵入することが防止される。
1 カバー、 2 貫通通路、 3 開口(圧力センサ側)、 4 開口(周辺環境側)、 5 下カバー、 6 上カバー、 7 シール部材、 8 接続管片、 10 ケーシング、 11 隔壁、 12 乾燥スペース、 13 湿潤スペース、 14 シールフィルム
Claims (5)
- 少なくとも1つの圧力センサを備えたセンサ構成群のケーシング(10)用のカバーであって、カバー(1)が少なくとも1つの貫通通路(2)を有しており、該貫通通路を介して圧力センサの圧力負荷が行われるようになっている形式のものにおいて、
貫通通路(2)の2つの開口(3,4)が互いにずらされていることを特徴とする、圧力センサを備えたセンサ構成群のケーシング用カバー。 - 貫通通路(2)の圧力センサに面した開口(3)の縁部域に少なくとも1つのシール部材(7)が配置されており、該シール部材が、圧力センサに対するカバー(1)の接続部をシールする、請求項1記載のカバー。
- シール部材(7)がシールクッションの形で実現されている、請求項2記載のカバー。
- 貫通通路(2)の周辺環境に面した開口(4)が、接続管片(8)の形で実現されている、請求項1から3までのいずれか1項記載のカバー。
- 互いに結合された下カバー(5)と上カバー(6)とを有しており、下カバー(5)に、貫通通路(2)の圧力センサに面した開口(3)が形成されており、上カバー(6)に、貫通通路(2)の周辺環境に面した別の開口(4)が形成されており、下カバー(5)と上カバー(6)との間に貫通通路(2)が形成されている、請求項1から4までのいずれか1項記載のカバー。
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