JP2005041571A - 包装袋 - Google Patents

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Abstract

【課題】厚さにバラツキがなく、バリア性が安定した、イージーピール性が可能で薄い包装材料を用いた比較的長い内容物を収納可能にした包装袋を提供する。
【解決手段】本体フィルム(10)と蓋体フィルム(20)からなり、本体フィルムはシーラント層を内側にしてフィルムの流れ方向と平行にその両側をZ字状に折り曲げて、中央より底部(10a)、折り返し部(11)、蓋体受け部(12)を順次形成させた横断面が略ひの字状の収納部(13)が形成され、本体フィルムの内側面と蓋体フィルムの内側面を合わせて、蓋体受け部と蓋体フィルムの端縁(s、s)を熱融着すると共に、流れ方向に対して適宜の間隔で密封シールし、シール部を切断した。
【選択図】図1

Description

本発明は、シリンジ、アンプル、スティック菓子などのように深さがあり、かつ、比較的長い商品を収納する包装袋に関するものであり、特には、比較的薄い包装材料で作製が可能な包装袋に関する。
従来、シリンジ、アンプルなど深さがあり、かつ、比較的長い内容物を収納する軟包装材料からなる包装形態としては、深絞り包装、ブリスター包装、ピロー包装などの包装手法が一般的に使用されている。
深絞り包装は、本体フィルムを真空包装または圧空包装したあと、成形部分に内容物を収納して開口部を蓋体フィルムでヒートシール密封する包装形態である。
深絞り包装は、加熱工程や成形工程があり、単列での充填速度は毎分20〜30個程度で、比較的低速度である.平面的なフィルムを立体的に成形するため、部分的に厚みの薄い箇所が生じ、酸素ガス、水蒸気等のバリア性が不十分になり、使用材料の制約を受ける.成形部分のコーナー等の厚みを確保するためにフィルムの厚さを相当厚くする必要があり、使用材料が多くなり使用後のゴミが増える.成形型が必要になり比較的高価なものとなる.等の問題がある。
ブリスター包装は、比較的硬質の本体シートを真空成形または圧空成形したあと、成形部分に内容物を収納して開口部を一般的にはヒートシール性のある板紙台紙で密封する包装形態である。
この包装形態も深絞り包装と同様に加熱工程や成形工程があり、単列での充填速度は比較的低速度である.また、成形部分のコーナー等の厚みを確保するためにフィルム厚さを相当厚くする必要があり、使用材料が多くなり使用後のゴミが増える.成形型が必要になり比較的高価なものとなる.等の問題がある。
ピロー包装は、一枚のフィルムを、例えば、折り曲げながら内容物を包装し、背シールをし、その両端を密封シールすると同時にカットする包装形態で、簡便ではあるが、タイト性がない.開封性が劣る.フィルムが比較的柔らかく内容物保護性に劣る.等の問題がある。
本発明は、シリンジ,アンプル,スティック菓子などのように深さがあり、かつ、バリア性を必要とする比較的長い商品を収納する深絞り包装等の包装方法に関する以上のような問題に鑑みてなされたもので、厚さのバラツキがなく、バリア性の安定した、イージーピール性が可能な比較的薄い包装材料を用いた比較的長い内容物を収納可能にした包装袋を提供することを課題とする。
本発明の請求項1の発明は、バリア性を有し、内層にシーラント層を配した本体フィルムと蓋体フィルムからなり、本体フィルムは、シーラント層を内側にしてその両側縁でZ字状及び逆Z字状に折り曲げられて、折り返し部、蓋体受け部が順次形成され、また、両端を除く中央部分では、略ひの字状に折り曲げられて両端に蓋体受け部、中央に収納部、
蓋体受け部と収納部の間に折り返し部がそれぞれ形成され、本体フィルムの内側面と蓋体フィルムの内側面とを合わせて、略ひの字状に折り曲げられた両端の蓋体受け部と両側縁とを熱融着させたことを特徴とする、包装袋である。
このように請求項1の発明によれば、本体フィルムは、シーラント層を内側にしてその両側縁でZ字状及び逆Z字状に折り曲げられて、折り返し部、蓋体受け部が順次形成され、また、両端を除く中央部分では、略ひの字状に折り曲げられて両端に蓋体受け部、中央に収納部、蓋体受け部と収納部の間に折り返し部がそれぞれ形成され、本体フィルムの内側面と蓋体フィルムの内側面とを合わせて、略ひの字状に折り曲げられた両端の蓋体受け部と両側縁とを熱融着させた構成からなるので、比較的深さのある内容物を深絞りのようにフィルムを成形することなく収容することができる。
また、請求項2の発明は、バリア性を有し、内層にシーラント層を配した本体フィルムと蓋体フィルムからなり、本体フィルムは、シーラント層を内側にしてフィルムの流れ方向と平行に、その両側をZ字状に折り曲げて、中央より底部、折り返し部、蓋体受け部を順次形成させた横断面が略ひの字状の内容物収納部が形成され、本体フィルムの内側面と蓋体フィルムの内側面を合わせて、蓋体受け部と蓋体フィルムの端縁を熱融着すると共に、流れ方向に対して適宜の間隔で切断し、その両端縁を密封シールしたことを特徴とする、包装袋である。
このように請求項2記載の発明によれば、バリア性を有し、内層にシーラント層を配した本体フィルムと蓋体フィルムからなり、本体フィルムは、シーラント層を内側にしてフィルムの流れ方向と平行に、その両側をZ字状に折り曲げて、中央より底部、折り返し部、蓋体受け部を順次形成させた横断面が略ひの字状の内容物収納部が形成され、隣り合う底部と折り返し部の端縁は熱融着により接着部を形成させ、本体フィルムの内側面と蓋体フィルムの内側面を合わせて、蓋体受け部と蓋体フィルムの端縁を熱融着すると共に、流れ方向に対して適宜の間隔で切断し、その両端縁を密封シールしているので、内容物収納部の底縁に接着部が形成されフィルムの剛性が増す。フィルムを折り返して内容物収納部を形成しているため、真空成形等を行わずバリア性の低下がない。内容物収納部をフィルムの流れ方向と同じ方向に形成するため高速充填が可能である。
また、請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において、前記本体フィルムの両端に形成される折り返し部は、互いに重ならないように形成されていることを特徴とする、包装袋である。
このように請求項3記載の発明によれば、本体フィルムの両端に形成される折り返し部が、互いに重ならないように形成されているので、本体フィルムと蓋体フィルムとの密封シールを完全で行うことが可能で容易に完全なシールができる。
また、請求項4の発明は、請求項1、2又は3の発明において、前記本体フィルムの蓋体受け部は折り返し部よりも長く形成されていることを特徴とする、包装袋である。
このように請求項4記載の発明によれば、本体フィルムの蓋体受け部が折り返し部よりも長く形成されているので、包装袋の長手方向の端縁のシールが完全にできる。
また、請求項5の発明は、ロール状の本体フィルムをシーラント層を内側にして流れ方向と垂直の方向に順次内容物を収納するための細長い収納部となる凹部を形成される収納部形成工程、形成された細長い収納部に内容物を収納する内容物充填工程、内容物を収納した本体フィルムの上に蓋体フィルムを覆い被せて流れ方向と垂直の方向の収納部の両端縁を縦シールする流れシール工程、流れ方向の両端縁の収納部の両側壁の中央近傍を両側
から押し込むようにしてZ字状及び逆Z字状に折り曲げ、蓋体フィルムの上から横シールする横シール工程、縦シールの中央近傍をカットして一つずつの包装袋にするカッティング工程、上記工程をこの順序で行うことを特徴とする包装袋の製造方法である。
このように請求項5記載の発明によれば、ロール状の本体フィルムをシーラント層を内側にして流れ方向と垂直の方向に順次内容物を収納するための細長い収納部となる凹部を形成される収納部形成工程、形成された細長い収納部に内容物を収納する内容物充填工程、内容物を収納した本体フィルムの上に蓋体フィルムを覆い被せて流れ方向と垂直の方向の収納部の両端縁を縦シールする流れシール工程、流れ方向の両端縁の収納部の両側壁の中央近傍を両側から押し込むようにしてZ字状及び逆Z字状に折り曲げ、蓋体フィルムの上から横シールする横シール工程、縦シールの中央近傍をカットして一つずつの包装袋にするカッティング工程、上記工程をこの順序で行うので、効率良く本発明の包装袋を製造することができる。
また、請求項6の発明は、ロール状の本体フィルムをシーラント層を内側にしてフィルムの流れ方向と平行に、両側をZ字状に折り曲げて、中央より底部、折り返し部、蓋体受け部を順次形成させた横断面が略ひの字状の内容物収納部が形成される収納部形成工程、形成された内容物収納部に内容物を収納する内容物充填工程、内容物を収納した本体フィルムの上に蓋体フィルムを覆い被せて流れ方向と平行に蓋体受け部と蓋体フィルムの端縁をシールする流れシール工程、本体フィルムの収納部の両端を密封シールする横シール工程、密封シール部分を切断して一つずつの包装袋にするカッティング工程、上記工程をこの順序で行うことを特徴とする包装袋の製造方法である。
このように請求項6記載の発明によれば、ロール状の本体フィルムをシーラント層を内側にしてフィルムの流れ方向と平行に、両側をZ字状に折り曲げて、中央より底部、折り返し部、蓋体受け部を順次形成させた横断面が略ひの字状の内容物収納部が形成される収納部形成工程、形成された内容物収納部に内容物を収納する内容物充填工程、内容物を収納した本体フィルムの上に蓋体フィルムを覆い被せて流れ方向と平行に蓋体受け部と蓋体フィルムの端縁をシールする流れシール工程、本体フィルムの収納部の両端を密封シールする横シール工程、密封シール部分を切断して一つずつの包装袋にするカッティング工程、上記工程をこの順序で行うので、効率良く本発明の包装袋を製造することができる。
このように本発明の包装袋は、ブリスター包装、深絞り包装のような成形工程がないためフィルムにバリア性の低下がなく、高バリア性を維持できる。また、充填速度の高速化が可能である。
イージーピールフィルムを用いることにより開封性に優れた包装袋ができ、内容物収納部に熱接着部分を設けることによりフィルムの剛性が増し内容物保護性が高まる。
さらに、バリア性の低下がないため、比較的薄い材料を使用することができ、ゴミの廃棄量が少なくてすみ、エコロジーな包装形態である。材料コストも安くエコノミーな包装形態でもある。
ラミネートフィルムが選定でき、自由な包装設計が可能になる。従って、ソロンジやアンプル等の医薬医療分野の包装袋、スティック菓子等の食品分野の包装袋、綿棒等の雑貨分野の包装袋として使用できる。
本発明を一実施形態に基づいて以下に詳細に説明する。
本発明の包装袋は、例えば、図1に示すように、本体フィルム(10)と蓋体フィルム
(20)とからなり、両フィルムともにバリア性を有し、内層にシーラント層が配置されている。
本体フィルム(10)は、シーラント層(101)を内側にしてその両側縁(s、s)でZ字状及び逆Z字状に折り曲げられて、中央より底部(10a)、折り返し部(11)、蓋体受け部(12)が順次形成され、また、両端を除く中央部分(t)では、略ひの字状に折り曲げられて両端に蓋体受け部(12)、中央に底部(10a)、蓋体受け部と底部の間に折り返し部(11)がそれぞれ形成され、収納部(13)を構成している。
そして、本体フィルムの内側面と蓋体フィルムの内側面とを合わせて、ひの字状に折り曲げられた両方の蓋体受け部(12)の端縁と両端(s、s)とを熱融着させた包装袋(1)である。
本体フィルム(10)の両側に形成される二つの折り返し部(12、12)は互いに重ならないように注意することが必要である。また、折り返し部よりも蓋体受け部(13、13)の方が長く形成されている方が好ましい。
このような構造を有する包装袋にはいくつかの特徴がある。すなわち、両端縁(s、s)を除いては断面が略ひの字状になっており、包装袋は深さを持っているので、シリンジ、アンプル等比較的高さの有る内容物でも無理なく収納することができる。
本体フィルム(10)に深絞り等の絞り成形を施していないので厚みが一定しており、例えば、フィルムの材質を選択するのみでガスバリア性に優れた包装袋とすることができる。薄いフィルムで包装袋を作製でき、必要最小限の材料で包装袋が作製できる。
包装袋に使用する本体フィルム(10)や蓋体フィルム(20)は、同一材質であっても良いし、そうでなくても良い。但し、本体フィルム(10)と蓋体フィルム(20)は、内層にシーラント層(101、201)を有しており、比較的容易に熱融着可能であることが必要である。
より具体的に層構成の一例をあげるならば、本体フィルム(10)としては、〔容器外側〕酸化アルミニウム蒸着ポリエチレンテレフタレートフィルム/二軸延伸ナイロンフィルム/未延伸ポリプロピレンフィルム(101)〔容器内側〕、〔容器外側〕ポリエチレンテレフタレートフィルム/二軸延伸ナイロンフィルム/未延伸ポリプロピレンフィルム(101)〔容器内側〕など。
また、蓋体フィルム(20)としては、〔容器外側〕ポリエチレンテレフタレートフィルム/酸化アルミニウム蒸着ポリエチレンテレフタレートフィルム/イージーピールフィルム(201)〔容器内側〕、〔容器外側〕ポリエチレンテレフタレートフィルム/イージーピールフィルム(201)〔容器内側〕など。
収納する内容物の性状により最適なフィルムの組み合わせを選択すれば良い。
図2は、本発明の包装袋の製造方法の別の一例を示す、模試説明図であり、図3は、その製造工程の各構成要素を示す、ブロック図である。図2、図3に沿って包装袋の製造方法の一例を説明する。
先ず、ロール状の本体フィルム(10)をシーラント層(101)を内側にして、型押し、バキュームでゆっくり吸引する等の方法により内容物(30)を収納するための収納部である凹部(13)を流れ方向と直角方向に細長くして順次、一定間隔をおいて形成さ
せる(収納部形成工程〜(A))。
ついで、形成された収納部(13)に細長い、例えば,シリンジ等の内容物(30)を収納する(充填工程〜(B))。
つぎの工程ては、内容物(30)を収納した本体フィルムの上に蓋体フィルム(20)をシーラント層(201)を内側にして覆い被せて、流れ方向と直角方向の収納部(13)の両端縁(本体フィルムでは蓋体受け部(12)にあたる部分)を縦シール(15)する(縦シール工程(C))。
つぎに、流れ方向の両端縁の収納部(13)の両側壁の中央近傍を両側から押し込むようにしてZ字状及び逆Z字状に折り曲げ、折り返し部(11)、蓋体受け部(12)を形成させ、蓋体フィルム(2)の上からサイドシール(16)する(横シール工程〜(D))。
最後に、縦シール(15)の中央近傍をカットして一つずつの内容物が収納された包装袋(1)にする(カッティング工程(E))。
図4は、本発明の包装袋の製造方法の別の一例を示す、模試説明図である。図4に沿って包装袋の製造方法の別の一例を説明する。
先ず、シーラント層(101)が内側に配置されたロール状の本体フィルム(10)を、ファーマーを使用するなどしてZ字状に折り曲げて、中央より底部(10a)、折り返し部(11)、蓋体受け部(12)を順次形成させて横断面が略ひの字状の内容物(30)を収納するための流れ方向に対して細長い収納部(13)を形成させる(収納部形成工程〜(A))。
形成された収納部(13)に、例えば、シリンジのような長い内容物(30)を落とし込むように収納する(充填工程〜(B))。
内容物(30)を収納した本体フィルムである収納部(13)の上に、ロール状にして配置された蓋体フィルム(20)をシーラント層(201)を内側にして覆い被せて、流れ方向と平行に蓋体受け部(12)と蓋体フィルムの両縁とをシールする(流れシール工程〜(C))。
内容物(30)を収納した収納部(15)の両端を密封シール(s)する(横シール工程〜(D))。
最後に横シールした密封部分を切断して内容物が収納された一つずつの包装袋(1)にする(カッティング工程〜(E))。
以下実施例により本発明を詳細に説明する。
〈実施例1〉
本体フィルム(10)として、ドライラミネート法により、酸化アルミニウム蒸着ポリエチレンテレフタレートフィルム(厚さ12μm)/二軸延伸ナイロンフィルム(厚さ15μm)/未延伸ポリプロピレンフィルム(厚さ60μm)(101)構成の複合フィルムを作製した。
同時に蓋体フィルム(20)として、ドライラミネート法により、ポリエチレンテレフ
タレートフィルム(厚さ12μm)/酸化アルミニウム蒸着ポリエチレンテレフタレートフィルム(厚さ12μm)/イージーピールフィルム(厚さ30μm)(201)構成の複合フィルムを作製した。
ロール状の本体フィルム(10)のシーラント層(101)面を内側にして両側面の中央近傍をファーマーを用いてZ字状あるいは逆Z字状に折り曲げ、中央から端縁に向けて底部(10a)、折り返し部(11)、蓋体受け部(12)を順次形成させた横断面が略ひの字状の収納部(13)を作製する。
形成された収納部(13)にシリンジ(30)を横置きに収納する。
内容物(30)が収納された収納部(13)の上に、ロール状にして配置された蓋体フィルム(20)をシーラント層(201)を内側にして覆い被せて、流れ方向と平行に蓋体受け部(12)と蓋体フィルムの両縁とを縦シール(15)する。
最後に内容物(30)を収納した収納部(13)の両端を横方向に密封シール(s、s))する。ついで、横シールした密封部分を切断して一つずつの内容物(30)が収納された包装袋(1)にする(図1、図2参照)。
本発明の包装袋の一実施例を示す、(a)は斜視説明図であり、(b)は(a)のA−A’線断面説明図であり、(c)は(a)のB−B’線断面説明図である。 本発明の包装袋の製造方法の一例を示す、説明図である。 図2の包装袋の製造工程の各構成要素を示す、ブロック図である。 本発明の包装袋の製造方法の別の一例を示す、説明図である。 図4の包装袋の製造工程の各構成要素を示す、ブロック図である。
符号の説明
10‥‥本体フィルム
10a‥底部
11‥‥折り返し部
12‥‥蓋体受け部
13‥‥収納部、凹部
15‥‥縦シール
16‥‥横シール
20‥‥蓋体フィルム
30‥‥内容物
s‥‥端縁、横シール
t‥‥中央部分

Claims (6)

  1. バリア性を有し、内層にシーラント層を配した本体フィルムと蓋体フィルムからなり、
    本体フィルムは、シーラント層を内側にしてその両側縁でZ字状及び逆Z字状に折り曲げられて、折り返し部、蓋体受け部が順次形成され、
    また、両端を除く中央部分では、略ひの字状に折り曲げられて両端に蓋体受け部、中央に収納部、蓋体受け部と収納部の間に折り返し部がそれぞれ形成され、
    本体フィルムの内側面と蓋体フィルムの内側面とを合わせて、略ひの字状に折り曲げられた両端の蓋体受け部と両側縁とを熱融着させたことを特徴とする、包装袋。
  2. バリア性を有し、内層にシーラント層を配した本体フィルムと蓋体フィルムからなり、
    本体フィルムは、シーラント層を内側にしてフィルムの流れ方向と平行に、その両側をZ字状に折り曲げて、中央より底部、折り返し部、蓋体受け部を順次形成させた横断面が略ひの字状の内容物収納部が形成され、
    本体フィルムの内側面と蓋体フィルムの内側面を合わせて、蓋体受け部と蓋体フィルムの端縁を熱融着すると共に、流れ方向に対して適宜の間隔で切断し、その両端縁を密封シールしたことを特徴とする、包装袋。
  3. 前記本体フィルムの両端に形成される折り返し部は、互いに重ならないように形成されていることを特徴とする、請求項1又は2記載の包装袋。
  4. 前記本体フィルムの蓋体受け部は折り返し部よりも長く形成されていることを特徴とする、請求項1、2又は3記載の包装袋。
  5. ロール状の本体フィルムをシーラント層を内側にして流れ方向と垂直の方向に順次内容物を収納するための細長い収納部となる凹部を形成させる収納部形成工程、
    形成された細長い収納部に内容物を収納する内容物充填工程、
    内容物を収納した本体フィルムの上に蓋体フィルムを覆い被せて流れ方向と垂直の方向の収納部の両端縁を縦シールする流れシール工程、
    流れ方向の両端縁の収納部の両側壁の中央近傍を両側から押し込むようにしてZ字状及び逆Z字状に折り曲げ、蓋体フィルムの上から横シールする横シール工程、
    縦シールの中央近傍をカットして一つずつの包装袋にするカッティング工程、
    上記工程をこの順序で行うことを特徴とする,包装袋の製造方法。
  6. ロール状の本体フィルムをシーラント層を内側にしてフィルムの流れ方向と平行に、両側をZ字状に折り曲げて、中央より底部、折り返し部、蓋体受け部を順次形成させた横断面が略ひの字状の内容物収納部が形成される収納部形成工程、 形成された内容物収納部に内容物を収納する内容物充填工程、
    内容物を収納した本体フィルムの上に蓋体フィルムを覆い被せて流れ方向と平行に蓋体受け部と蓋体フィルムの端縁をシールする流れシール工程、
    本体フィルムの収納部の両端を密封シールする横シール工程、
    密封部分を切断して一つずつの包装袋にするカッティング工程、
    上記工程をこの順序で行うことを特徴とする、包装袋の製造方法。
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