JP2005041130A - 化粧パネル及びその製造方法 - Google Patents

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永徳 安田
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Abstract

【課題】軽量で反りの発生が抑制され、寸法安定性に優れる上、リサイクル性の良好な化粧パネル、及びその製造方法を提供する。
【解決手段】熱可塑性樹脂軽量板状体と、該軽量板状体の上面側に接合されてなる、軽量板状体側にガラス繊維布を有し、かつ外側表面に化粧層を有する熱可塑性樹脂シートと、前記軽量板状体の下面側に接合されてなる、両面にガラス繊維布を有する熱可塑性樹脂シートとから構成された化粧パネル、及びその製造方法である。
【選択図】図7

Description

本発明は、化粧パネル及びその製造方法に関する。さらに詳しくは、本発明は、軽量で反りの発生が抑制され、寸法安定性に優れる上、リサイクル性の良好な化粧パネル、及びこのものを効率よく製造する方法に関するものである。
室内の内壁面を形成するために用いられる壁パネルとしては、片面に化粧材を設けた化粧パネルが使用されている。このような化粧パネルは、これまで、適度の柔軟性を有し、かつ加工性が良いことなどから、一般に塩化ビニル系樹脂製シートが用いられてきた。しかしながら、この塩化ビニル系樹脂製シートは、耐久性(摩耗、傷付き、窪みなどに対する耐性)や清掃性が悪く、かつ焼却時に有害な塩素やダイオキシンを発生するため、環境汚染の面で問題を有する上、その中に含まれている可塑剤がブリードしやすく、外観不良を引き起こすなどの問題も有していた。したがって、近年塩化ビニル系樹脂を使用しないで、環境に対して優しい化粧パネル、例えば発泡体を芯材とするサンドイッチ構造の積層パネルであって、その両面の熱可塑性樹脂シートやフィルムとしてポリオレフィン系樹脂シートやフィルムが用いられるようになってきた。
ところで、近年、環境問題及び省資源の観点から、各種製品に対して、リサイクル性が求められるようになってきた。しかしながら、発泡体を芯材とするサンドイッチ構造の積層構造体においては、これまで、発泡体として、主にポリウレタン系発泡体が用いられてきた。したがって、その両面の熱可塑性樹脂シートやフィルムとして、前記のようにポリオレフィン系樹脂シートやフィルムを用いた場合、リサイクルが不可能であるという問題があった。
このような状況下で、本発明者らは、先に、リサイクルが可能であって、化粧パネルなどの各種用途に好適な、ポリオレフィン系発泡シートなどの芯材の両面に、接着層を介してポリオレフィン系樹脂シートを設けてなるポリオレフィン系積層構造体を提案した(例えば、特許文献1参照)。
一方、一般住宅におけるユニットバスのようなユニットルームの側壁部には壁パネルが設けられている。しかし、このような壁パネルにおいては、例えばユニットバスのように、内外環境雰囲気で温度差が発生する場合、該パネル本体に、内壁部と外壁部との温度差に基づく反りが発生しやすく、外観不良をもたらすなど、好ましくない事態を招来する。したがって、このような反りの発生を防止し、寸法安定性に優れると共に、良好なリサイクル性を有する化粧パネルが望まれていた。
特開2000−219525号公報
本発明は、このような事情のもとで、軽量で反りの発生が抑制され、寸法安定性に優れる上、リサイクル性の良好な化粧パネル、及びこのものを効率よく製造する方法を提供することを目的としてなされたものである。
本発明者らは、前記目的を達成するために鋭意研究を重ねた結果、特定の構成の化粧パネル、及び熱可塑性樹脂軽量板状体の両面に、それぞれ特定の構成の熱可塑性樹脂シートを接着剤層を介して接合する化粧パネルの製造方法により、その目的を達成し得ることを見出し、この知見に基づいて本発明を完成するに至った。
すなわち本発明は、
(1)熱可塑性樹脂軽量板状体と、該軽量板状体の上面側に接合されてなる、軽量板状体側にガラス繊維布を有し、かつ外側表面に化粧層を有する熱可塑性樹脂シートと、前記軽量板状体の下面側に接合されてなる、両面にガラス繊維布を有する熱可塑性樹脂シートとから構成されていることを特徴とする化粧パネル、
(2)熱可塑性樹脂軽量板状体が、その片面又は両面にガラス繊維布を有するものである第1項記載の化粧パネル、
(3)熱可塑性樹脂軽量板状体の上面側及び下面側に接合される熱可塑性樹脂シートの基材が、それぞれ無機フィラー配合ポリオレフィン系樹脂シートである第1項又は第2項記載の化粧パネル、
(4)熱可塑性樹脂軽量板状体の上面側に、軽量板状体側にガラス繊維布を有し、かつ外側表面に化粧層を有する熱可塑性樹脂シートを接着剤層を介して接合すると共に、前記軽量板状体の下面側に、両面にガラス繊維布を有する熱可塑性樹脂シートを接着剤層を介して接合することを特徴とする化粧パネルの製造方法、
(5)熱可塑性樹脂軽量板状体として、その片面又は両面に接着剤層を介してガラス繊維布を設けたものを用いる第4項記載の化粧パネルの製造方法、及び
(6)熱可塑性樹脂シートの片面又は両面に有するガラス繊維布が、熱融着により基材シートに設けたものである第4項又は第5項記載の化粧パネルの製造方法、
を提供するものである。
本発明によれば、軽量で反りの発生が抑制され、寸法安定性に優れる上、リサイクル性の良好な化粧パネル、及びこのものを効率よく製造する方法を提供することができる。
本発明の化粧パネルは、熱可塑性樹脂軽量板状体と、該軽量板状体の上面側に接合されてなる、軽量板状体側にガラス繊維布を有し、かつ外側表面に化粧層を有する熱可塑性樹脂シートIと、前記軽量板状体の下面側に接合されてなる、両面にガラス繊維布を有する熱可塑性樹脂シートIIとから構成されている。
本発明の化粧パネルに用いられる熱可塑性樹脂軽量板状体としては、熱可塑性樹脂発泡板状体又は各種の内部に空間を有する熱可塑性樹脂軽量板状体が好ましく用いられる。
前記熱可塑性樹脂発泡板状体としては、リサイクル性などの点から、樹脂成分としてポリプロピレン系樹脂、ポリエチレン系樹脂又はポリスチレン系樹脂を用いたものが好ましく、特にポリプロピレン系樹脂を用いたものが好適である。また、発泡形式については特に制限はなく、押出発泡成形、射出発泡成形、発泡粒子を用いる金型発泡成形のいずれの方法で得られたものであってもよい。
この熱可塑性樹脂発泡板状体は、発泡倍率が、通常5〜60倍、好ましくは20〜50倍の範囲にあるものが使用される。
また、前記の内部に空間を有する熱可塑性樹脂軽量板状体としては、例えばハニカムコア材、スティフェンドパネル、ダンボール様サンドイッチ型パネル、グリッドパネルなどを挙げることができる。
上記ハニカムコア材としては、樹脂成分としてポリプロピレン系樹脂、ポリエチレン系樹脂又はポリスチレン系樹脂を用いたものが好ましい。このハニカムコア材のセルサイズ(六角形の短径)は、通常5〜30mm程度、厚さは、通常3〜50mm程度であり、化粧パネルの用途に応じて適宜選定することができる。このハニカムコア材は、使用時には展張した状態で用いられる。
スティフェンドパネル、ダンボール様サンドイッチ型パネル、グリッドパネルとしては、例えば図1〜図6の斜視図に示す形状のものを用いることができる。図1〜図3はスティフェンドパネル、図4及び図5はダンボール様サンドイッチ型パネル、図6はグリッドパネルである。
本発明においては、前記熱可塑性樹脂軽量板状体として、熱可塑性樹脂発泡板状体又は各種の内部に空間を有する熱可塑性樹脂軽量板状体を用いる場合、接着剤層との密着性を向上させるために、その表面にプライマー層を設けるのが有利である。このプライマー層としては、例えばエチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂やオレフィン系樹脂又はそれらの混合物、塩素化ポリオレフィン樹脂、ポリウレタン樹脂、マレイン酸変性ポリプロピレン樹脂などを溶剤に溶かしたもの、又はこれらの樹脂を微粉砕し、界面活性剤などの添加によりエマルジョン化した塗工液を塗工し、乾燥させて、厚さ1〜5μm程度のプライマー層を設けるのがよい。なお、熱可塑性樹脂軽量板状体として、スキン層を有しない熱可塑性樹脂発泡板状体(表面をスライスし、スキン層を取除いたもの)を用いる場合には、前記のプライマー層を設けなくとも、十分な密着性を得ることができるので、本発明における発泡体板状体としては特に望ましい。
なお、本発明においては、この熱可塑性樹脂軽量板状体として、その片面又は両面に、所望により接着剤層を介してガラス繊維布を設けたものを用いることができる。上記接着剤層を構成する接着剤及びガラス繊維布については、後で詳述する。
本発明の化粧パネルにおいて、前記熱可塑性樹脂軽量板状体の上面側に接合される熱可塑性樹脂シートI及び下面側に接合される熱可塑性樹脂シートIIの基材としては、リサイクル性、機械物性、切削性、経済性、環境問題などの点から、特に無機フィラー配合ポリオレフィン系樹脂シートが好ましい。
前記無機フィラー配合ポリオレフィン系樹脂シートの素材として用いられるポリオレフィン系樹脂としては、特に制限はなく、例えばエチレン、プロピレン、ブテン−1、3−メチルブテン−1、3−メチルペンテン−1、4−メチルペンテン−1などのα−オレフィンの単独重合体やこれらの共重合体、あるいはこれらと他の共重合可能な不飽和単量体との共重合体などが挙げられる。代表例としては、高密度、中密度、低密度ポリエチレンや直鎖状低密度ポリエチレン、超高分子量ポリエチレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−アクリル酸エチル共重合体などのポリエチレン類、プロピレン単独重合体、プロピレン−エチレンブロック共重合体やランダム共重合体、プロピレン−エチレン−ジエン化合物共重合体などのポリプロピレン類、ポリブテン−1、ポリ4−メチルペンテン−1などを挙げることができる。
上記ポリプロピレン類の中では結晶性のポリプロピレン系樹脂がよく用いられ、この結晶性のポリプロピレン系樹脂としては、例えば結晶性を有するアイソタクチックプロピレン単独重合体、エチレン単位の含有量の少ないエチレン−プロピレンランダム共重合体、プロピレン単独重合体からなるホモ部とエチレン単位の含有量の比較的多いエチレン−プロピレンランダム共重合体からなる共重合部とから構成されたプロピレンブロック共重合体、さらには前記プロピレンブロック共重合体における各ホモ部又は共重合部が、さらにブテン−1などのα−オレフィンを共重合したものからなる結晶性のプロピレン−エチレン−α−オレフィン共重合体などが挙げられる。
このポリオレフィン系樹脂は1種用いてもよいし、2種以上を組み合わせて用いてもよく、また、再生品も用いることができる。本発明においては、特にポリプロピレン系樹脂が好適である。
本発明においては、このポリオレフィン系樹脂シートに配合される無機フィラーの含有量としては、20〜85重量%が好ましい。この含有量が20重量%未満では切削加工性や剛性などが不十分となるおそれがあるし、85重量%を超えるとシート成形性及び耐衝撃性が低下する上、重量が重くなり、好ましくない。好ましい無機フィラーの含有量は30〜75重量%の範囲である。ここで、無機フィラーとしては、例えば炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム、カオリン、シリカ、パーライト、硫酸カルシウム、硫酸バリウム、焼成アルミナ、ケイ酸カルシウム、タルク、マイカなどが挙げられ、これらは単独で用いてもよいし、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
これらの無機フィラーの中で、切削性及び経済性などの点から、炭酸カルシウム、タルク、水酸化アルミニウム及び水酸化マグネシウムが好ましく、特に炭酸カルシウムが好適である。この炭酸カルシウムとしては特に制限はなく、沈降製炭酸カルシウム、重質炭酸カルシウム、軽質炭酸カルシウムなど、いずれも用いることができる。この炭酸カルシウムの平均粒径は、通常0.05〜200μm、好ましくは0.5〜20μmの範囲である。
該シートには、所望により、各種添加成分、例えば酸化防止剤、熱安定剤、紫外線吸収剤、光安定剤、塩素捕捉剤、難燃剤、難燃助剤、滑剤、離型剤、着色剤、さらには可塑剤やプロセスオイルや流動パラフィンなどの軟化剤、他の熱可塑性樹脂や熱可塑性エラストマーなどを適宜含有させることができる。
本発明において、熱可塑性樹脂シートIの熱可塑性樹脂軽量板状体側に設けられるガラス繊維布、及び熱可塑性樹脂シートIIの両面に設けられるガラス繊維布としては、特に制限はなく、例えばガラス繊維を用いて作製された編織布や、不織布などを用いることができる。上記編織布は、ガラス長繊維を収束してなるロービングを縦、横に編織したものであり、また、不織布は、乾式法や湿式法など、従来公知の方法で、ガラス繊維を編織することなく、布状に仕上げたものである。これらの中では、編織布が好ましい。
本発明においては、このガラス繊維布として、通常単位面積当たりの重さが50〜400g/m2、好ましくは100〜300g/m2の範囲にあるものが用いられる。
このガラス繊維布には、後述の熱可塑性樹脂シートへの熱融着時に、接着・密着性を向上させるために、ウレタン系樹脂、アクリル系樹脂、あるいはアクリルシランやビニルシランなどのシランカップリング剤等により表面処理を施すことができる。
片面に上記ガラス繊維布が設けられた熱可塑性樹脂シートI及び両面に上記ガラス繊維布が設けられた熱可塑性樹脂シートIIは、例えば以下に示す方法により製造することができる。
まず、前述したポリオレフィン系樹脂と、成形材料全量に基づき20〜85重量%程度の炭酸カルシウムなどの無機フィラーと、さらに所望により用いられる各種添加成分とを配合し、タンブラーブレンダー、ヘンシェルミキサーなどで混合するか、又は混合後さらに単軸押出機や多軸押出機を用いて溶融混練造粒することにより、シート成形材料を調製する。次いで、この成形材料を、公知の方法、例えばキャスト成形、押出しシート成形、カレンダー成形などの方法によって成形し、シートを作製する。この際、該シートの片面あるいは両面に、前記ガラス繊維布を熱融着させるのがよい。この熱融着法としては、ロール法による連続式、プレス法によるバッチ式のいずれも用いることができる。
このようにして得られた片面あるいは両面にガラス繊維布が設けられた熱可塑性樹脂シートIあるいはIIの基材シートの厚さは、通常1〜10mmの範囲である。
本発明の化粧パネルにおける熱可塑性樹脂シートIには、ガラス繊維布が設けられる側の反対側の面(外側表面)に化粧層が設けられる。
上記熱可塑性樹脂シートIの化粧層が設けられる面には、その上に設けられる層との密着性を向上させる目的で、所望により、該シートに酸化法や凹凸化法などの物理的又は化学的表面処理を施すことができる。上記酸化法としては、例えばコロナ放電処理、クロム酸処理、火炎処理、熱風処理、オゾン・紫外線照射処理などが挙げられ、また、凹凸化法としては、例えばサンドブラスト法、溶剤処理法などが挙げられる。これらの表面処理法は、シートの種類に応じて適宜選ばれるが、一般にはコロナ放電処理法が、効果及び操作性などの面から、好ましく用いられる。
前記化粧層としては、例えばエンボス加工を施したり、絵柄層を設けてもよく、さらに耐摩耗性、耐候性、耐傷付き性、耐水性、耐汚染性などを付与する目的で、クリア樹脂層を設けることができる。
上記絵柄層を設ける方法としては特に制限はなく、従来公知の方法を用いることができるが、例えばポリオレフィン系合成紙の表面に、木目、石目(大理石模様、みかげ石模様)、天然皮革の表面柄、布目、抽象柄などを表現する層をグラビア印刷、スクリーン印刷、オフセット印刷、凸版印刷、転写印刷、フレキソ印刷などの一般的な印刷を施すことにより、厚み1〜30μm程度の絵柄層を形成し、この合成紙を、その裏面が熱可塑性樹脂シートの外側表面に対向するように、接着剤層を介して該シートに積層する方法を採用するのが有利である。ここで、該接着剤層としては、ポリオレフィン系樹脂シートと同質のフィルム、あるいは、加熱時に粘着性を示すもの、例えば塩素化ポリオレフィン樹脂、ポリウレタン系樹脂、エポキシ系樹脂、アクリル系樹脂、ビニル系樹脂、酢酸ビニル系樹脂、ポリエステル系樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂、アクリル−酢酸ビニル共重合体樹脂、ポリアミド系樹脂、アイオノマー系樹脂などを主成分とする公知の接着剤からなる厚さ1〜20μm程度のものを好ましく挙げることができる。
なお、接着剤層としてポリオレフィン系樹脂シートと同質のフィルムを用いる場合には、予め上記絵柄層を形成した合成紙の裏面に、ウレタン系やアクリル系などの接着剤により、該フィルムを接着しておくのが有利であり、これにより、該合成紙は熱可塑性樹脂シートに熱融着が可能となる。
一方、絵柄層を形成するためのポリオレフィン系合成紙は、ポリプロピレンやポリエチレンに、全重量に基づき、炭酸カルシウムと酸化チタンを5〜30重量%程度配合して成膜したものであり、本発明においては、厚みが50〜150μm程度のフィルム状のものが用いられる。
なお、絵柄層を設ける方法として、合成紙ではなく、印刷適性を有するポリオレフィン系フィルムを用い、その表面に上記と同様にして印刷を行い絵柄層を形成し、この絵柄層を設けたフィルムを、ポリオレフィン系樹脂シートに熱融着により積層する方法を採用することもできる。
また、前記絵柄層の上に、所望により設けられるクリア樹脂層は、耐摩耗性、耐候性、耐傷付き性、耐水性、耐汚染性などを有し、かつ透明なラミネート材であればよく、特に制限されず、様々なものを用いることができる。このようなラミネート材としては、例えばアイオノマー樹脂フィルム、アクリル樹脂フィルム、ポリエチレンテレフタレートフィルム、各種ポリアミドフィルム、ビニロンフィルム、さらには、表面に電離放射線硬化樹脂層が設けられた各種フィルムなどが挙げられるが、これらの中で、特にアクリル樹脂フィルム及び電離放射線硬化樹脂層が設けられた各種フィルムが好適である。
さらに、電離放射線硬化樹脂層が設けられた各種フィルムとしては、適当なフィルム上に電離放射線硬化型樹脂層を設け、これに電離放射線、例えば紫外線や電子線などを照射して硬化させてなるものを用いることができる。
なお、該電離放射線硬化型樹脂層は、直接絵柄層上に設け、紫外線や電子線などを照射して硬化させ、クリアコート層を設けてもよい。
本発明において、絵柄層上に前記クリア樹脂層を設ける場合、該クリア樹脂層形成用フィルムの裏面に、例えばエチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂やオレフィン系樹脂又はそれらの混合物、塩素化ポリオレフィン樹脂、ポリウレタン樹脂、マレイン酸変性ポリプロピレン樹脂などを溶剤に溶かしたもの、又はこれらの樹脂を微粉砕し、界面活性剤などの添加によりエマルジョン化した塗工液を塗工し、乾燥させて、厚さ1〜5μm程度のプライマー層を設けたのち、公知の方法で絵柄層上に接着させるのが好ましい。
なお、このようにして形成されたクリア樹脂層の厚みは、通常30〜300μmの範囲であり、また、その表面に所望により、エンボス加工を施すことができる。
本発明においては、熱可塑性樹脂軽量板状体の上下面に接合される2枚の熱可塑性樹脂シートの基材シートは、同一材料からなるものであってもよいし、異なる材料からなるものであってもよく、また同一の厚さを有するものであってもよいし、異なる厚さを有するものであってもよい。
本発明の化粧パネルの製造方法としては、前記構成を有する化粧パネルが得られる方法であればよく、特に制限はないが、以下に示す本発明の化粧パネルの製造方法に従えば、効率よく所望の化粧パネルを製造することができる。
本発明の化粧パネルの製造方法においては、まず、熱可塑性樹脂軽量板状体の片面又は両面に所望により、接着剤層を介して前記ガラス繊維布を設ける。このようにガラス繊維布を設けることにより、反りの発生をより一層抑制することができる。上記接着剤層を構成する接着剤としては、例えばポリウレタン系樹脂、エポキシ系樹脂、アクリル系樹脂、ビニル系樹脂、酢酸ビニル系樹脂、ポリエステル系樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂、アクリル−酢酸ビニル共重合体樹脂、ポリアミド系樹脂、アイオノマー系樹脂などを主成分とする公知の接着剤を用いることができるが、これらの中で、接着強度及び作業性などの点から、常温硬化型のエポキシ系樹脂を主成分とする接着剤が好ましい。
次に、前記熱可塑性樹脂軽量板状体の上面側に、軽量板状体側にガラス繊維布を有し、かつ外側表面に化粧層を有する熱可塑性樹脂シートIを接着剤層を介して接合すると共に、前記軽量板状体の下面側に、両面にガラス繊維布を有する熱可塑性樹脂シートIIを接着剤層を介して接合する。前記の熱可塑性樹脂シートI及びIIの接合順序については特に制限はなく、いずれを先に接合してもかまわない。この際、接合に使用する接着剤としては、上記例示の接着剤の中から適宜選択して用いることができる。
このようにして、本発明の化粧パネルを作製することができる。この化粧パネルは、軽量であって、寸法安定性(反りが発生しにくい)、リサイクル性などに優れており、一般住宅におけるユニットバスやトイレなどのユニットルームの側壁部、イベント会場などの簡易住宅における壁パネルなどとして好適に用いられる。
図7は、本発明の化粧パネルの1例の構成を示す断面図である。化粧パネル10は、熱可塑性樹脂軽量板状体1の上面側に、該軽量板状体1側にガラス繊維布21を有し、かつ外側表面に所望により合成紙23を介して化粧層24を有する熱可塑性樹脂シートI22からなる積層シートI2が接着剤層(図示せず)を介して接合されていると共に、該軽量板状体1の下面側に、両面にガラス繊維布31及び33を有する熱可塑性樹脂シートII32からなる積層シートII3が接着剤層(図示せず)を介して接合されている構造を有している。なお、熱可塑性樹脂軽量板状体1としては、その片面又は両面に接着剤層を介してガラス繊維布が設けられたものを用いることもできる。
本発明の化粧パネルを被装着体に取付ける方法としては特に制限はないが、例えば化粧パネルの外周縁部の所望個所を、金属板状部材を介して、ビスなどで被装着体に取付ける方法などを用いることができる。
実施例1
(1)両面にガラス繊維布を有するポリプロピレン樹脂シートIIの作製
ホモポリプロピレン[重量平均分子量約32万、MI3.1g/10分]45重量部、平均粒径1.0μmの炭酸カルシウム粉末55重量部、ヒンダードフェノール系酸化防止剤0.2重量部をドライブレンドしたのち、二軸混練機にて溶融混練し、押出しシート成形により、厚さ3.0mmのポリプロピレン樹脂シートを作製すると共に、その両面に、ロービングガラスクロス「YEM−1206−N8」[日本板ガラス(株)製、120g/m2、アクリルシラン0.8重量%処理品]を熱融着させた。
次に、このシートから、幅900mm、長さ1,800mmのシートIIを切り出した。
(2)片面にガラス繊維布を有するポリプロピレン樹脂シートの作製
ホモポリプロピレン[重量平均分子量約32万、MI3.1g/10分]45重量部、平均粒径1.0μmの炭酸カルシウム粉末55重量部、ヒンダードフェノール系酸化防止剤0.2重量部をドライブレンドしたのち、二軸混練機にて溶融混練し、押出しシート成形により、厚さ3.0mmのポリプロピレン樹脂シートを作製すると共に、その片面に、ロービングガラスクロス「YEM−1206−N8」(前出)を熱融着させた。
次に、このシートの反対側の面に常法に従って、コロナ放電処理を施したのち、幅900mm、長さ1,800mmのシートを切り出した。
(3)絵柄層を有するポリプロピレンフィルムの作製
厚さ60μmの未延伸透明ポリプロピレンフィルム[二村化学工業社製、商品名:FHK2]の両面をコロナ処理したのち、その片面に、オーク材の木目模様に類似する絵柄層を三色のインキを用いてグラビア輪転機にて印刷し、絵柄層を有するポリプロピレンフィルムを作製した。
(4)表面化粧されたポリプロピレン樹脂シートIの作製
前記(2)で得られたポリプロピレン樹脂シートのコロナ放電処理面に、上記(3)で得られた絵柄層を有するポリプロピレンフィルムを、絵柄層と樹脂シートが対面するように重ね、170℃で熱融着させ、貼り合わせた。
次に、該ポリプロピレンフィルム層上に、アクリル系樹脂[中国塗料(株)製、商品名:オーレックス278]を塗布することにより、厚さ50μmのクリアコート層を形成させ、表面化粧されたポリプロピレン樹脂シートIを作製した。
(5)化粧パネルの作製
まず、ポリプロピレン樹脂発泡板状体「ヒーブロック」[(株)JSP製、発泡倍率30倍、嵩密度0.03g/cm3]をスライスし、さらに幅900mm、長さ1,800mmに切断し、スキン層のない発泡板状体を作製した。
次いで、上記発泡板状体の上面側に、前記(4)で得られた表面化粧されたポリプロピレン樹脂シートIを、そのガラス繊維布が接するようにして、常温硬化型エポキシ系接着剤「ストラクトボンド」[三井化学(株)製、主剤1205FW(A)と硬化剤1205FW(B)との重量比1:1の混合物]により接合した。
次に、該発泡板状体の下面側に、前記(1)で得られた両面にガラス繊維布を有するポリプロピレン樹脂シートIIを、上記常温硬化型エポキシ系接着剤により接合し、さらにこのものをプレス機にて、室温、圧0.02Mpaの条件で4時間圧着することにより、化粧パネルを作製した。
実施例2
実施例1(5)において、芯材として、ポリプロピレン樹脂発泡板状体「ヒーブロック」(前出)をスライスし、スキン層のない厚み15mmの発泡板状体の両面に、ロービングガラスクロス「YEM−1206−N8」(前出)を常温硬化型エポキシ系接着剤「ストラクトボンド」(前出)により設けたものを用いた以外は、実施例1と同様にして、化粧パネルを作製した。
比較例1
(1)ホモポリプロピレン樹脂シートの作製
ホモポリプロピレン[重量平均分子量約32万、MI3.1g/10分]45重量部、平均粒径1.0μmの炭酸カルシウム粉末55重量部、ヒンダードフェノール系酸化防止剤0.2重量部をドライブレンドしたのち、二軸混練機にて溶融混練し、押出しシート成形により、厚さ3.0mmのポリプロピレン樹脂シートを作製した。
次に、このシートに常法に従って、コロナ放電処理を施したのち、幅900mm、長さ1,800mmのシート2枚を切り出した。
(2)絵柄層を有するポリプロピレンフィルムの作製
厚さ60μmの未延伸透明ポリプロピレンフィルム[二村化学工業社製、商品名:FHK2]の両面をコロナ処理したのち、その片面に、オーク材の木目模様に類似する絵柄層を三色のインキを用いてグラビア輪転機にて印刷し、絵柄層を有するポリプロピレンフィルムを作製した。
(3)表面化粧されたポリプロピレン樹脂シートの作製
前記(1)で得られたポリプロピレン樹脂シート1枚の片面に、上記(2)で得られた絵柄層を有するポリプロピレンフィルムを、絵柄層と樹脂シートが対面するように重ね、170℃で熱融着させ、貼り合わせた。
次に、該ポリプロピレンフィルム層上に、アクリル系樹脂[中国塗料(株)製、商品名:オーレックス278]を塗布することにより、厚さ50μmのクリアコート層を形成させた。
(4)合成紙貼付シートの作製
高密度ポリエチレンに炭酸カルシウムと酸化チタンを配合して成膜してなる厚さ100μmの合成紙の片面に、塩素化ポリプロピレン樹脂からなる厚さ3μmの接着剤層Aを設けた。
前記(1)で得られた残りの1枚のポリプロピレン樹脂シートの片面及び前記(3)で得られた表面化粧されたポリプロピレン樹脂シートの裏面に、それぞれ上記合成紙を塩素化ポリプロピレン樹脂からなる接着剤層Aが、シートに接するようにして、温度160℃でのプレス法による熱融着により積層することによって、合成紙貼付シートを作製した。
(5)化粧パネルの作製
前記(4)で得られた2枚の合成紙貼付シートの合成紙上に、それぞれ常温硬化型エポキシ系接着剤(前出)を、乾燥厚みが15μmになるように、塗布し、接着剤層Bを設けた。
次に芯材として、ポリプロピレン樹脂発泡板状体「ヒーブロック」(前出)をスライスし、スキン層のない厚み15mmの発泡板状体を用い、表面化粧されたポリプロピレン樹脂シート/接着剤層A/合成紙/接着剤層B/ポリプロピレン樹脂発泡板状体/接着剤層B/合成紙/接着剤層A/ポリプロピレン樹脂シートの構成になるように各材料を重ね、これを、プレス機にて、室温、圧0.02MPaの条件で4時間圧着成形することにより、ポリプロピレン樹脂発泡板状体を芯材とするサンドイッチ構造の化粧パネルを作製した。
実施例1、実施例2で得られた化粧パネル及び比較例1で得られた化粧パネルについて、以下に示す方法により、反り上り量を測定した。
<反り上り量>
化粧パネルから、幅390mm、長さ580mmの試験体を切り出し、該試験体の外側を60℃、他方の側を20℃雰囲気中に5時間静置後、両側の雰囲気温度20℃に、さらに5時間静置し、最大反り上り寸法をノギスにて測定した。その結果、実施例1は1.25mm、実施例2は1.20mm、比較例1は4.50mmであった。
本発明の化粧パネルは、軽量で反りの発生が抑制され、寸法安定性に優れる上、リサイクル性が良好であって、例えば一般住宅におけるユニットバスやトイレなどのユニットルームの側壁部、イベント会場などの簡易住宅における壁パネルなどとして好適に用いられる。
本発明の化粧パネルに用いることのできる、熱可塑性樹脂軽量板状体の1例を示す斜視図である。 本発明の化粧パネルに用いることのできる、熱可塑性樹脂軽量板状体の上記とは別の例を示す斜視図である。 本発明の化粧パネルに用いることのできる、熱可塑性樹脂軽量板状体の上記とは別の例を示す斜視図である。 本発明の化粧パネルに用いることのできる、熱可塑性樹脂軽量板状体の上記とは別の例を示す斜視図である。 本発明の化粧パネルに用いることのできる、熱可塑性樹脂軽量板状体の上記とは別の例を示す斜視図である。 本発明の化粧パネルに用いることのできる、熱可塑性樹脂軽量板状体の上記とは別の例を示す斜視図である。 本発明の化粧パネルの1例の構成を示す断面図である。
符号の説明
1 熱可塑性樹脂軽量板状体
2 積層シートI
3 積層シートII
10 化粧パネル
21、31、33 ガラス繊維布
22 熱可塑性樹脂シートI
23 合成紙
24 化粧層
32 熱可塑性樹脂シートII

Claims (6)

  1. 熱可塑性樹脂軽量板状体と、該軽量板状体の上面側に接合されてなる、軽量板状体側にガラス繊維布を有し、かつ外側表面に化粧層を有する熱可塑性樹脂シートと、前記軽量板状体の下面側に接合されてなる、両面にガラス繊維布を有する熱可塑性樹脂シートとから構成されていることを特徴とする化粧パネル。
  2. 熱可塑性樹脂軽量板状体が、その片面又は両面にガラス繊維布を有するものである請求項1記載の化粧パネル。
  3. 熱可塑性樹脂軽量板状体の上面側及び下面側に接合される熱可塑性樹脂シートの基材が、それぞれ無機フィラー配合ポリオレフィン系樹脂シートである請求項1又は2記載の化粧パネル。
  4. 熱可塑性樹脂軽量板状体の上面側に、軽量板状体側にガラス繊維布を有し、かつ外側表面に化粧層を有する熱可塑性樹脂シートを接着剤層を介して接合すると共に、前記軽量板状体の下面側に、両面にガラス繊維布を有する熱可塑性樹脂シートを接着剤層を介して接合することを特徴とする化粧パネルの製造方法。
  5. 熱可塑性樹脂軽量板状体として、その片面又は両面に接着剤層を介してガラス繊維布を設けたものを用いる請求項4記載の化粧パネルの製造方法。
  6. 熱可塑性樹脂シートの片面又は両面に有するガラス繊維布が、熱融着により基材シートに設けたものである請求項4又は5記載の化粧パネルの製造方法。
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