JP2005033676A - 画像処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 適切なレベルのサービスマンにより、適切なレベルのメンテナンスを行なうことが出来、メンテナンスに長時間を要せず、また、メンテナンスにより、機器の状態を悪化させる虞がなく、更に、一般ユーザが負傷したり機器を破損させる虞がない画像処理装置の提供。
【解決手段】 画像データを取得する手段2,10と、その取得した画像データを記憶する手段6a,12とを備え、その記憶している画像データを処理すべくなしてある画像処理装置。所定範囲の保守作業を禁止する手段8と、識別情報を受け付ける受付手段(4)
と、受付手段(4)が受け付けた識別情報に基づき、保守作業の範囲を確定する確定手段8と、確定手段8が確定した保守作業の範囲に基づき、前記所定範囲の一部又は全ての禁止を解除する手段8とを備えている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、画像処理装置のメンテナンス(保守)に関し、メンテナンスによりその状態を最適に維持する画像処理装置に関するものである。
従来から、プリンタ、複写機及びファクシミリ等の画像処理成装置においては、サプライ用品の補充、及び用紙の使用枚数等に応じた定期的なメンテナンスが行われている。
特許文献1には、操作者を認証することで、画像処理装置の使用を制限する技術が開示されている。しかし、操作者の技術レベルに応じた画像処理装置のメンテナンスについては開示されていない。
特開2000−43384号公報
従来の画像処理装置では、メンテナンスを必要とする内蔵機器の種類や構造も様々な上、メンテナンスの内容も複雑であるので、サービスマンの技術レベルによっては、サービスが行なわれても、全ての内容には対応出来ず、メンテナンスに長時間を要することがあるという問題がある。また、技術レベルが低いサービスマンが不用意に機器の設定を変えてしまうと、良好な画像が得られなくなり、強いては、機器の状態を悪化させる虞があるという問題もある。更に、画像処理装置について知識の少ない一般ユーザが、不用意にメンテナンスや部品の取り外しを行うと、機器を破損させるばかりでなく、火傷など一般ユーザが負傷する虞があるという問題もある。
本発明は、上述したような事情に鑑みてなされたものであり、適切なレベルのサービスマンにより、適切なレベルのメンテナンスを行なうことが出来、メンテナンスに長時間を要せず、また、メンテナンスにより、機器の状態を悪化させる虞がなく、更に、一般ユーザが負傷したり機器を破損させる虞がない画像処理装置を提供することを目的とする。
本発明に係る画像処理装置は、画像データを取得する手段と、該手段が取得した画像データを記憶する手段とを備え、該手段が記憶している画像データを処理すべくなしてある画像処理装置において、所定範囲の保守作業を禁止する手段と、識別情報を受け付ける受付手段と、該受付手段が受け付けた識別情報に基づき、保守作業の範囲を確定する確定手段と、該確定手段が確定した保守作業の範囲に基づき、前記所定範囲の一部又は全ての禁止を解除する手段とを備えることを特徴とする。
この画像処理装置では、サービスマン(保守作業者)の技術レベルを認証し、認定した技術レベルに応じて、保守作業が可能な範囲を限定する。
本発明に係る画像処理装置は、前記確定手段は、前記受付手段が受け付ける識別情報を複数に分類した区分毎に、前記所定範囲の一部又は全ての保守作業を設定してあるテーブルを備え、前記受付手段が受け付けた識別情報及び前記テーブルに基づき、保守作業の範囲を確定すべくなしてあることを特徴とする。
この画像処理装置では、受付手段が受け付ける識別情報を複数に分類した区分毎に、所定範囲の一部又は全ての保守作業を設定してあるテーブルを備え、このテーブルに基づき、サービスマン(保守作業者)の技術レベルを認証し、認定した技術レベルに応じて、保守作業が可能な範囲を限定する。
本発明に係る画像処理装置は、前記所定範囲の保守作業は、調整が必要な部分の調整作業、設定が必要な部分の設定作業及び部品の着脱作業を含むことを特徴とする。
この画像処理装置では、保守作業が禁止される範囲は、調整が必要な部分の調整作業、設定が必要な部分の設定作業及び部品の着脱作業を含んでいる。
電子写真方式を用いた画像処理装置においては、露光、現像、転写、定着等、ハード的又はソフト的に様々なものが調整可能に構成されており、特別な知識を保有する者がメンテナンスを行うことにより、良好な画像が得られる。しかし、従来の画像処理装置では、操作者を識別することなく、サービスマンなどが用いるコードが入力されると、シミュレーションモードとなり、全てのソフト設定が可能な状態となる。その為、技術レベルによっては調整不可能な複雑な設定項目であっても、一般ユーザが調整作業を行なうことが可能となってしまう構成である。しかし、特に、カラー画像処理装置の色ずれ及び色バランス等は、サービスマンであっても高度な技術レベルが必要である。
また、従来の画像処理装置では、ハード的な部品の着脱は、一般ユーザであっても、簡単な工具(工具を用いない場合もある)を使用することにより、画像形成の重要部品を取り外すことが出来る。この様な場合、感光体に傷を付けたり、感光体に光を当てて感光体を劣化させたり、定着器の場合には、高温によりユーザが火傷するなど危険を招くことがある。
また、オプション装着については、セキュリティキット等、所定の技術レベルに達した者が、取付設定を行わないと、ユーザが所望するセキュリティレベルが得られないものがある。
そこで、本発明に係る画像処理装置では、ユーザ(サービスマン及び一般ユーザ)の技術レベルを識別し、その技術レベルに応じて操作可能な範囲を変えることにより、安全かつ最適なメンテナンスが可能となる。
本発明に係る画像処理装置は、前記テーブルの設定内容は、その性能により異なっていることを特徴とする。
この画像処理装置では、その性能(白黒、カラー、低級機、高級機、オプションの有無等)によりテーブルの設定内容が異なる。
画像処理装置であっても、複写機、プリンタ、ファクシミリ、白黒、カラー、低級機、高級機及びオプションの有無等によって、構成や制御動作の複雑さが異なるので、その画像処理装置に適したメンテナンスレベルを設定することにより、最適な装置設定が可能となる。
本発明に係る画像処理装置は、前記テーブルの設定内容を変更する手段を更に備え、その用途に応じて、前記設定内容を変更すべくなしてあることを特徴とする。
この画像処理装置では、その用途(フルカラー印刷、モノクロ印刷の何れを主とするか等)によりテーブルの設定内容を変更する。
同一の画像処理装置であっても、その用途、例えば、カラー画像形成装置であっても、フルカラー、モノカラー又はモノクロの何れを主体に印刷を行うかは、画像形成装置の設置場所、業務内容等によって異なる。そこで、その用途に適したサービルレベルを設定することによって、無駄なコスト及び時間を掛けることなく、最適なメンテナンスが可能となる。
本発明に係る画像処理装置は、前記所定範囲の保守作業は、部品の交換作業を含むことを特徴とする。
この画像処理装置では、サービスマンの技術レベルに応じて、部品及びユニットの交換を制限する。
電子写真方式を用いた画像処理装置においては、一般ユーザであっても、簡単な工具(工具を用いない場合もある)を使用することにより、画像形成の重要部品である光学系及び定着装置を交換することが出来る。この様な場合、感光体に傷を付けたり、感光体に光を当てて感光体を劣化させたり、定着装置の場合には、高温によりユーザが火傷するなど危険を招くことがある。また、オプション装着については、セキュリティキット等、所定の技術レベルに達した者が、取付設定を行わないと、ユーザが所望するセキュリティレベルが得られないものがある。そこで、ユーザ(サービスマン及び一般ユーザ)の技術レベルを識別し、その技術レベルに応じて交換可能な範囲を変えることにより、安全かつ最適なメンテナンスが可能となる。
本発明に係る画像処理装置は、発生した不具合を診断する診断手段と、該診断手段が診断した結果及び前記テーブルに基づき、前記不具合に対応すべき保守作業を含む前記区分を特定する手段と、該手段が特定した区分及び前記結果を報知する手段とを更に備えることを特徴とする。
この画像処理装置では、トラブルが発生したときには、そのトラブルを解決する為に必要とするサービスマンの技術レベルを表示する。
これにより、トラブルの診断結果から最低限必要とするサービスマンの技術レベルを報知出来、トラブルに対応可能なサービスマンを呼び出すことが可能となり、早期に適正なメンテナンスが可能となる。
本発明に係る画像処理装置は、保守作業の履歴を記憶する保守履歴記憶手段と、不具合が発生したときに、前記診断手段が診断した結果と前記保守履歴記憶手段が記憶する履歴とに基づき、呼び出すべき保守作業者を特定する手段と、該手段が特定した保守作業者に前記結果を通知する手段とを更に備えることを特徴とする。
この画像処理装置では、過去のメンテナンス履歴を備え、今回のトラブルが過去のメンテナンスと同一であれば、過去にメンテナンスを行ったサービスマンを呼び出す。
トラブルのメンテナンスを行う場合であっても、前回のメンテナンスの状況まで把握することが出来ないが、前回にメンテナンスを行った箇所で有れば、同一のサービスマンを呼び出すことにより、前回のトラブル状況まで把握したサービスマンが、メンテナンスを行うことが出来るので、最適なメンテナンスが可能となる。
本発明に係る画像処理装置によれば、サービスマンの技術レベルを識別し、その技術レベルに応じた範囲でメンテナンスを許可するので、適切なレベルのサービスマンにより、適切なレベルのメンテナンスを行なうことが出来、メンテナンスに長時間を要せず、また、メンテナンスにより、機器の状態を悪化させる虞がなく、更に、一般ユーザが負傷したり機器を破損させる虞がない画像処理装置を実現することが出来る。
本発明に係る画像処理装置によれば、安全かつ最適なメンテナンスが可能となる。
本発明に係る画像処理装置によれば、その性能に適したメンテナンスレベルを設定することにより、最適な装置設定が可能となる。
本発明に係る画像処理装置によれば、その用途に適したサービルレベルを設定することによって、無駄なコスト及び時間を掛けることなく、最適なメンテナンスが可能となる。
本発明に係る画像処理装置によれば、ユーザ(サービスマン及び一般ユーザ)の技術レベルを識別し、その技術レベルに応じて、部品及びユニットの交換可能な範囲を変えることにより、安全かつ最適なメンテナンスが可能となる。
本発明に係る画像処理装置によれば、トラブルの診断結果から最低限必要とするサービスマンの技術レベルを報知出来、トラブルに対応可能なサービスマンを呼び出すことが可能となり、早期に適正なメンテナンスが可能となる。
本発明に係る画像処理装置によれば、前回にメンテナンスを行った箇所で有れば、同一のサービスマンを呼び出すことにより、前回のトラブル状況まで把握したサービスマンが、メンテナンスを行うことが出来るので、最適なメンテナンスが可能となる。
以下に、本発明を、その実施の形態を示す図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明に係る画像処理装置の実施の形態であるディジタル複合機の概略構成を示すブロック図である。このディジタル複合機1は、画像読取部2、操作部4、画像形成部6、機器制御部8、通信部10、ハードディスク12及び管理部14を備えている。
画像読取部2は、画像データを取得する手段であり、例えばCCD(Charge Coupled Device)読取部2aを備えており、画像データを読み取り、画像形成部6へ与える。
操作部4は、各種入力キー等を有する入力部4a(受付手段)と、LCD(Liquid Crystal Display)等の表示手段を有する表示部4bとを備えており、ディジタル複合機1を操作する操作信号を受け入れて、機器制御部8へ与えると共に、その操作条件等を表示する。
画像形成部6は、CCD読取部2a、通信部10及びハードディスク12からの画像データを一時的に記憶する揮発性のメモリ6aと、メモリ6a(記憶する手段)が記憶している画像データにより画像を用紙上に形成する、LSU(レーザ走査ユニット)等の印字部6bとを備えている。
管理部14は、保守作業者の技術レベル(区分)毎に保守作業の範囲を定めてあるテーブル14aと、保守作業の履歴を記憶する保守履歴記憶部14b(保守履歴記憶手段)とを有し、機器制御部8に接続され、ディジタル複合機1全体を管理すると共に、不要となったデータの消去処理等の管理を行う。
通信部10は、画像データを取得する手段であり、ネットワークNWを通じた通信を制御する。
ネットワークNWには、ディジタル複合機1のサービスセンタ7に設置されたメンテナンスサービス用のパーソナルコンピュータ9が接続されている。
ハードディスク12は、メモリ6aからの画像データを記憶する。
機器制御部8(禁止する手段、確定手段、解除する手段)は、画像読取部2、操作部4、画像形成部6、通信部10及びハードディスク12と接続され、これら各部を制御する。
ディジタル複合機1を複写機として使用する場合には、画像読取部2にて読み取られた原稿の画像データが、画像形成部6で用紙に複写されて出力される。
画像読取部2では、CCD読取部2aが、読み取り位置にセットされた原稿の画像を電子的に読み取る。読み取られた原稿の画像データは、メモリ6a上に出力画像として形成され、一旦ハードディスク12に記憶される。原稿が複数ある場合は、この読み取り、記憶の動作が繰り返される。
その後、操作部4から指示された処理モードに基づいて、ハードディスク12に記憶された画像データが適切なタイミングで順次読み出され、メモリ6aに送られる。そして、印字部6bの書き込みタイミングに合わせて、画像データがメモリ6aから印字部6bへと転送される。
また、読み取った画像データを複数枚印刷する場合も、同様に出力画像としてページ単位でハードディスク12に記憶され、出力するモードに合わせて、ハードディスク12からメモリ6aに送られ、出力枚数の分だけ繰り返し印字部6bの書き込みタイミングに合わせて、印字部6bへ転送される。
ディジタル複合機1をプリンタとして使用する場合には、通信部10で受信した画像データが、メモリ6a等を介して、画像形成部6で用紙に印刷されて出力される。
通信部10は、通信ケーブル等によりネットワークNWと接続されており、ネットワークNW上に接続されたパーソナルコンピュータ3,5等の機器から画像データを受信する。通信部10で受信された画像データは、出力する画像データとして、ページ単位にメモリ6aに送られ、一旦ハードディスク12に記憶される。そして、再びハードディスク12からメモリ6aに送られ、複写機として使用する場合と同様にして、印字部6bへと転送される。
ディジタル複合機1をネットワークスキャナとして使用する場合には、画像読取部2で読み取られた原稿の画像データを、通信部10からネットワークNWを介して、任意のパーソナルコンピュータ3,5へ送信することが出来る。この場合も、画像読取部2のCCD読取部2aにより原稿の画像データを読み取る。読み取られた画像データは、メモリ6a上に出力画像として形成され、一旦ハードディスク12に記憶される。そして、再びハードディスク12からメモリ6aに送られ、操作部4から指示された送信先との通信を確立させた上で、通信部10から目的とする送信先へと送信される。更に、通信部10は、ネットワーク以外に電話回線と接続されており、ディジタル複合機1をファクシミリとして使用する場合にも、同様の動作が行われる。
尚、ここでは、画像データを一時的に保存する記憶装置用に、ハードディスク12を備えたディジタル複合機1として説明しているが、ハードディスク12に限らず、装置本体から取り外されても、保存された画像データを保持することが出来る不揮発性のメモリ、バックアップ機能の付いたメモリ、又は磁気記憶媒体を用いたその他の記憶装置(媒体)等を備えている場合についても、同様に適用することが可能である。
ディジタル複合機1の各構成部は、機器制御部8により制御され、機器制御部8は、操作部4に設けられたタブレット及びキー群等の入力部4aからの指示操作を監視すると共に、表示部4bにより、ディジタル複合機1の状態に関する情報等、利用者に通知すべき情報を適確に案内表示する。また、管理部14には、機器制御部8により制御されている各構成部に関する情報が管理されており、これらの情報に基づき、機器制御部8は、ディジタル複合機1全体の動作を制御する。
図2は、操作部4を詳細に示す説明図である。
操作部4(操作パネル)は、図1において説明したように、入力部4a及び表示部4bを備えている。表示部4bは、ドットマトリックスタイプの液晶パネル21により構成されており、ディジタル複合機1がユーザに対して報知すべき情報を詳細に案内表示する。また、この液晶パネル21は、その画面上に透明なタッチパネルが設けられており、ユーザが、液晶パネル21上に表示される情報に従って、タッチパネルを操作すると、その操作情報が指示情報として入力される入力部4aの一部としても機能する。
入力部4aには、他に、液晶パネル21に隣接して配置されたキー群が有り、コピースタートを指示する為のスタートキー16、実行中の処理を中断させる為のクリアオールキー17、指示したモードの内容をクリアするクリアキー18、コピー枚数等を指示する為のテンキー22、モード毎の切り換えキー23a、23b、23c及びユーザ設定キー24等が含まれる。
以下に、このような構成のディジタル複合機1の動作を説明する。
尚、以下の説明では、原稿の画像データを読み取り、読み取った画像データを用紙に複写して出力するコピー動作として説明するが、ディジタル複合機1をプリンタとして使用する場合、及びスキャナとして読み取った画像データを送信するファクシミリ、ネットワークスキャナ等の送信装置として使用する場合も同様の処理が行われる。
図3〜5は、キーオペレータプログラムの内容を説明する為の液晶パネル21の画面を示す説明図である。
キーオペレータプログラムは、サービスマン(保守作業者)及び管理者等がディジタル複合機1の基本設定を行う為のプログラムであり、図4に示すように、キーオペレータコード(パスワード)により、一般のユーザが変更出来ないように保護されている。
尚、従来のキーオペレータプログラムでは、特定のパスワードが入力されると、全ての設定が可能となるようになっており、ディジタル複合機1についての知識が薄い人間であっても、全ての設定変更が可能となっていた。
また、図示していないが、ディジタル複合機1には「シミュレーション機能」が備えられている。「シミュレーション機能」は、ディジタル複合機1の動作状況の把握、故障箇所・原因の発見、各種設定・調整に用いられ、サービスマンがディジタル複合機1の最適化、トラブル回避及びオプション設定時に用いるものである。
尚、従来は、これらの「シミュレーション機能」であっても、サービスマンに通知される特別な操作方法を用いることにより、「シミュレーション機能」の操作が可能となり、設定の難易度やサービスマンの技術レベルに関係なく、一律に操作可能となっていた。
ディジタル複合機1では、従来同様にユーザが、図3に示すような操作パネルを操作することにより、キーオペレータプログラム又はシミュレーション等のメンテナンスモードを選択すると、表示部4bにより、図4に示すように、サービスマンのレベルを認証する為のパスワード(識別情報)の入力が要求される。
この状態で、パスワードが入力され、入力されたパスワードが認証されると、
図5に示すような、キーオペレータプログラムの操作画面が表示される。
尚、パスワードに代えて、指紋又は声紋等、サービスマン個人の身体的特徴を示す識別情報を使用しても良い。その場合、ディジタル複合機1に指紋読取装置又は声紋識別装置等を備えておく。
以上の液晶パネル21の画面表示と並行して、図6のフローチャートに示すように、サービスマンからパスワードが入力される(S20)と、機器制御部8が、サービスマンの技術レベルを認証(判定)する(S22)。次いで、機器制御部8は、管理部14(又はネットワークNWに接続された図示しないサーバ)からメンテナンスに関する情報(テーブル)を読み出し(S24)、読み出した情報及び認証した(S22)サービスマンの技術レベルに基づき、ディジタル複合機1のメンテナンスの許容範囲を決定する(S26)。
機器制御部8は、決定したメンテナンスの許容範囲に従って、部品及びユニットの操作禁止の状態を解除し、サービスマンにその許容範囲のメンテナンスを許可する(S28)。
パスワードには、上位又は下位の2桁程度に、サービスマンの技術レベルを識別する為の数字又は記号を含ませてあり、サービスマンがパスワードを入力することにより、ディジタル複合機1がサービスマンの技術レベルを識別することが出来るようにしてある。
また、メンテナンスの許容範囲を示すメンテナンス情報は、図8の図表に示すように、パスワードに含まれたサービスマンの重み付け(サービルマンの技術レベルの設定)に応じて、サービスが可能な範囲を示すテーブル形式で記憶されている。
このメンテナンス情報には、調整が必要な部分の調整作業、設定が必要な部分の設定作業、ディジタル複合機1を構成する部品、ユニットの着脱作業、交換作業、及びオプション部品の装着作業に関する情報が含まれている。このメンテナンス情報における設定は、ディジタル複合機1の使用状況、用途又は性能等により変えることが可能である。
また、画像処理装置は、様々な部品及びユニットにより構成され、部品及びユニットを不用意に着脱することにより、部品及びユニットを破損する虞があったり、作業時に高温部に触れるなど危険を伴うことが予測される。
そこで、部品及びユニットの着脱についても、サービスマンのレベルを設定し、そのレベルに応じて部品及びユニットの着脱の範囲を制限することにより、部品及びユニットを破損から防止することが可能となる。
調整作業及び設定作業の禁止状態は、部品及びユニットのロック機構により設定される。これらの禁止状態の解除は、ロック機構のロック解除によりおこなわれる。
部品及びユニットの取り外しの禁止状態は、部品及びユニット毎に設けられたソレノイド又はモータ等を、作動(又は停止)させることにより設定されている。これらの禁止状態は、サービスマンが入力したパスワード、又はサービスマンの技術レベルに応じて入力される特別な操作から、ディジタル複合機1側が、サービスマンの技術レベルを判定し、そのレベルに応じて、部品及びユニット毎に設けられたソレノイド又はモータ等を停止(又は作動)させることにより解除される。これにより、サービスマンの技術レベルに応じた部品及びユニットの着脱制御を行なうことが可能となっている。
また、ディジタル複合機1は、メンテナンス及び部品の着脱を容易に行う為に、部品及びユニットのロック機構や押圧部の操作禁止の状態を解除した後に、部品及びユニットを手前に引き出す構成であり、部品及びユニットを引き出した状態でメンテナンスが行われる。また、その引き出した状態から、更に部品及びユニットを引き出すことにより、部品及びユニットを取り出すことが可能になっている。
そこで、ユーザやサービスマンのレベルに応じて、部品及びユニットの引き出しを禁止してしまうことも考えられるが、部品及びユニットの引き出しを禁止すると良くない場合が存在する。例えば、一般ユーザが定着装置を取り外す場合を想定すると、一般ユーザは、ディジタル複合機1についての知識レベルが低いので、火傷等の危険を回避する為に、定着装置の取り出しが禁止される。しかし、一般ユーザが、定着装置(定着ローラ部)でジャムした用紙の状態等を確認する為には、定着装置を引き出して確認する必要がある。
その為、一般ユーザには、部品及びユニットの状態を確認する為の引き出しは許可し、部品の交換を禁止することにより、一般ユーザ等であっても装置の状態を把握することが出来ると共に、部品及びユニットの交換を禁止出来るので、部品等が破損することなく装置の状態を維持することが出来る。
また、ディジタル複合機1に異常(不具合)が発生した場合には、図7のフローチャートに示すように、ディジタル複合機1内に備えられた診断機能が、ディジタル複合機1の異常場所及び異常状態を診断する(S2)。機器制御部8は、診断機能が診断した結果により、必要とするメンテナンスの内容を導き出し、そのメンテナンスの内容により、図8の図表に示すようなテーブル14aを参照して(S4)、そのメンテナンスの内容に応じたサービスマンの技術レベル(区分)を特定する(S6)。
機器制御部8が、診断した結果(S2)、及び特定したサービスマンの技術レベル(S6)を、表示部4bから報知する(S8)ことにより、到来したサービスマンは、適切なメンテナンスを行うことが出来るので、時間のロスを防止出来ると共に、最適なメンテナンスが可能となる。
更に、機器制御部8は、保守履歴記憶部14bに異常の発生状態とメンテナンス状況(保守履歴)とを記憶させておき、診断した結果(S2)によりこの保守履歴を参照する(S10)。
これにより、機器制御部8は、今回発生した異常が過去に発生した異常と同様のトラブルで有れば、過去にメンテナンスを実施したサービスマン(保守作業者)を特定出来る(S12)。また、通信部10に、ネットワークNWを通じてサービスセンタ7のパーソナルコンピュータ9へ、診断した結果(S2)及び特定したサービスマン(の名前又は個人コード)(S12)を通知させて、特定したサービスマンをコールする(S14)。従って、ディジタル複合機1の状態を把握したサービスマンがメンテナンスすることが出来、効率の良いメンテナンスが可能となる。
また、画像処理装置であっても、高級機、低級機、カラー、モノクロ、複写機、プリンタ及びファクシミリ等、性能によって構造及び制御動作が異なるので、その装置に適したテーブル14aのメンテナンス及びレベルの設定を行うことにより、最適なメンテナンスが可能となる。
更に、オプションとしてファクシミリ機能又はセキュリティ機能を装着する場合には、特殊(高度)な設定が必要となる。例えば、ファクシミリ機能を装着する場合には、通信回線の状態に応じて送受信レベルの設定を行うなど、特殊な装置と知識とが必要であり、装置の調整・設定内容、オプション装着の難易度に応じて、メンテナンスを行うサービスマンの技術レベルを設定することにより、最適な調整設定が可能となる。
また、同じ機能・機種の画像処理装置であっても、2値画像の印刷が多い用途と、多値画像の印刷が多い用途とがあり、カラー画像処理装置の場合には、フルカラーの印刷が多い用途、又はモノカラーの印刷が多い用途等がある。モノクロの画像処理装置であっても、多値画像及びフルカラー画像を多く処理し印刷する場合には、印刷結果も高度なものを要求されるので、装置の調整・設定も厳密に行う必要がある。このような場合には、上述した使用環境・用途に応じたサービスマンの技術レベルを設定することにより、ユーザの要求に適した最適な装置の調整・設定が可能となる。
本発明に係る画像処理装置の実施の形態であるディジタル複合機の概略構成を示すブロック図である。 図1に示すディジタル複合機の操作部を詳細に示す説明図である。 キーオペレータプログラムの内容を説明する為の液晶パネルの画面を示す説明図である。 キーオペレータプログラムの内容を説明する為の液晶パネルの画面を示す説明図である。 キーオペレータプログラムの内容を説明する為の液晶パネルの画面を示す説明図である。 本発明に係る画像処理装置の実施の形態であるディジタル複合機の動作の例を示すフローチャートである。 本発明に係る画像処理装置の実施の形態であるディジタル複合機の動作の例を示すフローチャートである。 図1に示すディジタル複合機の管理部が有するメンテナンスに関する情報(テーブル)の例を示す図表である。
符号の説明
1 ディジタル複合機
2 画像読取部(取得する手段)
2a CCD読取部
3,5,9 パーソナルコンピュータ
4 操作部(受付手段)
4a 入力部(受付手段)
4b 表示部
6 画像形成部
6a メモリ(記憶する手段)
6b 印字部
7 サービスセンタ7
8 機器制御部(禁止する手段、確定手段、解除する手段)
10 通信部(取得する手段)
12 ハードディスク(記憶する手段)
14 管理部
14a テーブル
14b 保守履歴記憶部(保守履歴記憶手段)
21 液晶パネル
NW ネットワーク

Claims (8)

  1. 画像データを取得する手段と、該手段が取得した画像データを記憶する手段とを備え、該手段が記憶している画像データを処理すべくなしてある画像処理装置において、
    所定範囲の保守作業を禁止する手段と、識別情報を受け付ける受付手段と、該受付手段が受け付けた識別情報に基づき、保守作業の範囲を確定する確定手段と、該確定手段が確定した保守作業の範囲に基づき、前記所定範囲の一部又は全ての禁止を解除する手段とを備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記確定手段は、前記受付手段が受け付ける識別情報を複数に分類した区分毎に、前記所定範囲の一部又は全ての保守作業を設定してあるテーブルを備え、前記受付手段が受け付けた識別情報及び前記テーブルに基づき、保守作業の範囲を確定すべくなしてある請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記所定範囲の保守作業は、調整が必要な部分の調整作業、設定が必要な部分の設定作業及び部品の着脱作業を含む請求項1又は2記載の画像処理装置。
  4. 前記テーブルの設定内容は、その性能により異なっている請求項2又は3に記載の画像処理装置。
  5. 前記テーブルの設定内容を変更する手段を更に備え、その用途に応じて、前記設定内容を変更すべくなしてある請求項2乃至4の何れか1つに記載の画像処理装置。
  6. 前記所定範囲の保守作業は、部品の交換作業を含む請求項1乃至5の何れか1つに記載の画像処理装置。
  7. 発生した不具合を診断する診断手段と、該診断手段が診断した結果及び前記テーブルに基づき、前記不具合に対応すべき保守作業を含む前記区分を特定する手段と、該手段が特定した区分及び前記結果を報知する手段とを更に備える請求項2乃至6の何れか1つに記載の画像処理装置。
  8. 保守作業の履歴を記憶する保守履歴記憶手段と、不具合が発生したときに、前記診断手段が診断した結果と前記保守履歴記憶手段が記憶する履歴とに基づき、呼び出すべき保守作業者を特定する手段と、該手段が特定した保守作業者に前記結果を通知する手段とを更に備える請求項7記載の画像処理装置。
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