JP2005029556A - 皮膚老化防止剤 - Google Patents

皮膚老化防止剤 Download PDF

Info

Publication number
JP2005029556A
JP2005029556A JP2003371317A JP2003371317A JP2005029556A JP 2005029556 A JP2005029556 A JP 2005029556A JP 2003371317 A JP2003371317 A JP 2003371317A JP 2003371317 A JP2003371317 A JP 2003371317A JP 2005029556 A JP2005029556 A JP 2005029556A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hyaluronidase
skin
elastase
extract
active ingredient
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003371317A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4247091B2 (ja
Inventor
Hideki Kamiike
英樹 上池
Hiroshi Rokusha
寛 六車
Junko Takagaki
順子 高垣
Yuuji Hinode
裕二 日野出
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ikeda Shokken KK
Original Assignee
Ikeda Shokken KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ikeda Shokken KK filed Critical Ikeda Shokken KK
Priority to JP2003371317A priority Critical patent/JP4247091B2/ja
Publication of JP2005029556A publication Critical patent/JP2005029556A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4247091B2 publication Critical patent/JP4247091B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Coloring Foods And Improving Nutritive Qualities (AREA)
  • Cosmetics (AREA)
  • Medicines Containing Plant Substances (AREA)

Abstract

【課題】エラスターゼ、ヒアルロニダーゼの活性を阻害し、皮膚のハリ、弾力を回復・維持することにより皮膚の老化を防止し、更に抗炎症、抗アレルギー作用を有することのできる皮膚の老化防止剤を提供する。また、安全で効果の高いヒアルロニダーゼ及びエラスターゼ阻害剤、更にそれを配合した化粧料組成物及び食品組成物を提供する。
【解決手段】オオウメガサソウを含有するヒアルロニダーゼ及びエラスターゼ阻害剤、これを配合してなる化粧料組成物及び食品組成物を提供する。

Description

本発明は、イチヤクソウ科ウメガサソウ属(Chimaphila Pursh)に属する植物であるオオウメガサソウ(Chimaphila umbellata (L.) W.P.C.Barton)を有効成分とする食品組成物、化粧料組成物、医薬組成物などを含む組成物であって、皮膚老化防止剤に関する。
また、本発明は、イチヤクソウ科ウメガサソウ属(Chimaphila Pursh)に属する植物であるオオウメガサソウ(Chimaphila umbellata (L.) W.P.C.Barton)を有効成分とするエラスターゼ阻害剤、ヒアルロニダーゼ阻害剤に関する。また、該阻害剤を含有する食品組成物、化粧料組成物、医薬組成物などを含む組成物であって、皮膚老化防止剤に関し、オオウメガサソウ(Chimaphila umbellata (L.) W.P.C.Barton)の阻害効果を活用した組成物およびその利用分野への使用方法に関する。
さらに、オオウメガサソウ(Chimaphila umbellata (L.) W.P.C.Barton)を有効成分とするエラスターゼ阻害剤、ヒアルロニダーゼ阻害剤の製造方法に関する。
人の皮膚の老化の代表的な変化はシワやタルミであり、高年齢層や女性にとっては肌の大きな悩みの一つになっている。しかしながら、皮膚のシワやタルミに対する効果的な治療法は現在のところほとんど見当たらないのが現状で、高齢化社会を迎え老化に対する様々な研究が行われている。人の皮膚のシワやタルミの形成には皮膚の弾力低下が原因であると考えられ、その要因としては加齢、乾燥、酸化、太陽光(紫外線)による影響などが関連しているが、具体的な組織学的現象としては、真皮中のエラスチン、コラーゲン、グリコサミノグリカンなどの細胞外マトリックス成分の変化、特にエラスチンの変化が起因していることが挙げられる。つまり、シワやタルミの形成過程で起きる皮膚弾性の減少は、真皮繊維芽細胞より産出分泌されるエラスターゼが、エラスチンの傷害による3次元構造の変性に関わることが考えられ、そのエラスターゼの活性を抑制し、皮膚の弾力やハリを維持するエラスチンの変性防止をすることが、シワやタルミの形成を阻止し、すなわち、皮膚の老化を防止する。
また一方で、皮膚の乾燥、肌荒れ、ハリ、弾力性の低下、シミやシワの増加は、ヒアルロン酸の分解に密接に関わっている。ヒアルロン酸は、皮膚・靭帯・関節液・眼の硝子体などの組織に多く存在するムコ多糖の一種であり、例えば皮膚や口腔においては、細胞の保護・栄養の運搬・組織水分の保持・柔軟性の維持などに、また関節液として組織構造・機能の維持および潤滑性の保持などに重要な役割を果たしている。皮膚や口腔、関節における生体ヒアルロン酸量は、老化または病的状態により減少するため、ヒアルロン酸加水分解酵素であるヒアルロニダーゼを阻害することが、ヒアルロン酸の分解を抑制し、生体ヒアルロン酸量の維持に寄与する。
さらには、ヒアルロニダーゼ阻害剤はヒアルロニダーゼに起因する抗炎症、抗アレルギー剤にも利用できる。これはヒアルロニダーゼが炎症時に活性化され、結合組織のマトリックスを破壊し、炎症系の組織への浸潤、血管の透過性を亢進すること、I型アレルギーにおける肥満細胞からのヒスタミンの遊離過程に介在している可能性が高いことによる。
エラスターゼ活性阻害について、エラスターゼの過度の作用を抑制することができれば皮膚老化の防止が可能となる。しかしながら、従来報告されているエラスターゼ阻害物質は安定性、効果、使用感の点で、必ずしも満足できるものではなかった。ヒアルロニダーゼ活性阻害についても、抗炎症あるいは抗アレルギー活性を有する原料について種々検索されているが、安全かつ有望なものは未だ得られていない。人の肌に対する安全性の面から天然物で、多年、人が食したりして、安全性の面で保証されており、しかもヒアルロニダーゼ阻害作用が強く、さらに皮膚に対する他の効果も合わせもつ物質が望まれている。
本発明はエラスターゼ、ヒアルロニダーゼの活性を阻害し、皮膚のハリ、弾力を回復・維持することにより皮膚の老化を防止し、さらに抗炎症、抗アレルギー作用を有することのできる皮膚の老化防止剤を提供することを目的とする。
本発明者らは、上記課題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、極めて有効でかつ効果的な皮膚の老化防止方法を提供することが可能となり、イチヤクソウ科ウメガサソウ属(Chimaphila Pursh)に属する植物で、例えばオオウメガサソウ(Chimaphila umbellata (L.) W.P.C.Barton)を使用することにより、安全でかつ効率よくエラスターゼ、ヒアルロニダーゼの阻害方法を含む皮膚老化防止方法を見い出た。化粧品分野、医薬分野、食品分野などに極めて有効な本発明を完成するに至った。
本発明は、イチヤクソウ科ウメガサソウ属(Chimaphila Pursh)に属する植物であり、例えばオオウメガサソウ(Chimaphila umbellata (L.) W.P.C.Barton)の抽出物を有効成分とする食品組成物、化粧料組成物、医薬組成物などを含む組成物を提供する。
また、本発明は、イチヤクソウ科ウメガサソウ属(Chimaphila Pursh)に属する植物であり、例えばオオウメガサソウ(Chimaphila umbellata (L.) W.P.C.Barton)を有効成分とするエラスターゼ阻害剤、ヒアルロニダーゼ阻害剤などを含む皮膚老化防止剤を提供する。また、該阻害剤を含有する食品組成物、化粧料組成物、医薬組成物などを含む組成物に関し、オオウメガサソウ(Chimaphila umbellata (L.) W.P.C.Barton)の該阻害効果を活用した組成物およびその利用分野への使用方法を提供する。例えば、該阻害効果を活用した皮膚の老化防止剤、該皮膚の老化防止剤を含む化粧料組成物を提供し、該皮膚の老化防止効果を利用した老化防止方法も提供する。
さらに、オオウメガサソウ(Chimaphila umbellata (L.) W.P.C.Barton)を有効成分とするエラスターゼ阻害剤、ヒアルロニダーゼ阻害剤の製造方法を提供する。
本発明の皮膚老化防止とは、老化に伴う象徴的な外観の変化である皮膚のシワ、タルミの形成を阻止し、皮膚にハリやツヤの低下を防止する効果を少なくとも奏することが挙げられる。皮膚老化を防止する方法として、エラスターゼ阻害剤、ヒアルロニダーゼ阻害剤を含み、乾燥から肌を守り、硬くなった角層を柔軟にするための保湿剤、角層重層化を防止する角層重層化防止剤、表皮の機能低下に対して細胞賦活成分とターンオーバーコントロール成分、バリア機能の低下に対してバリア機能回復剤、エラスチンやコラーゲンを生成する線維芽細胞の機能低下を防止する細胞賦活剤、コラーゲンの産出促進を促し、分解酵素コラゲナーゼの活性を抑制するコラーゲン合成促進剤やコラゲナーゼ活性抑制剤、血行を促進する血行促進剤、加齢による真皮乳頭層の平坦化を防止するための基底膜周辺のマトリックス成分の保護剤を用いる方法などがあげられる。
本発明のイチヤクソウ科ウメガサソウ属(Chimaphila Pursh)に属する植物としては、オオウメガサソウ、ウメガサソウ等が挙げられる。
本発明のオオウメガサソウは、(PIPSISSEWA) Chimaphila umbellata (L.) W.P.C.Bartonであり、イチヤクソウ科の植物で海岸に近い乾燥した林中に自生する多年生の草本である。北アメリカ、ヨーロッパ、シベリアなどの温帯に産し、日本では茨城県以北に分布している。本発明のオオウメガサソウは、アメリカにおいては古くからハーブティーやキャンディの香料として使用され、ヒトに対して長年使用されていることにより安全性の高い植物である。
本発明のオオウメガサソウは、全草または葉、茎、根、種子などのいずれかを用いることができる。該オオウメガサソウをそのまま用いてもよいし、例えば乾燥した後、粉砕して粉末状にして用いることもできる。
本発明のオオウメガサソウの抽出方法は、上記のオオウメガサソウを、エラスターゼ阻害効果および/またはヒアルロニダーゼ阻害効果を消失しない条件で抽出すればよい。例えば、抽出溶媒としては、水、メチルアルコール、エチルアルコールなどの低級アルコール、或いはプロピレングリコール、1,3-ブチレングリコールなどの多価アルコールなどのアルコール類、アセトンなどのケトン類、ジエチルエーテル、ジオキサン、アセトニトリル、酢酸エチルエステルなどのエステル類、キシレン、ベンゼン、クロロホルムなどが挙げられる。これら溶媒を単独であるいは2種以上の混合溶媒を用いて抽出する。また、抽出残渣から再度抽出する場合には、同一の溶媒に限らず他の溶媒を使用してもよい。本発明のオオウメガサソウと溶剤の比率は、特に限定されるものではないが、オオウメガサソウ全草1重量部に対して溶剤1〜1,000重量部、特に抽出操作、効率の点で5〜100重量部が好ましい。抽出温度は、室温から常圧下での溶剤沸点の範囲が好ましい。抽出操作法としては一般的な方法が採用可能であり、例えば、浸漬法や向流抽出法などでよく、必要に応じて攪拌を併用してもよい。抽出混合物から固形物を分離し抽出液を得ることができる。前記の工程により得た本発明のオオウメガサソウ抽出液である抽出液、その濃縮物を得ることができる。さらに、必要に応じて、分配あるいは各種クロマトグラフィーによる精製や活性炭などによる脱色などの処理を加えてもよい。脱臭操作として、一般的な方法である活性炭による吸着法、水蒸気蒸留法、水溶液の濃縮による脱臭法、二酸化炭素を用いた超臨界流体抽出法、有機溶媒との分配法などが採用できる。また、噴霧乾燥、凍結乾燥などの乾燥工程、常圧、減圧、膜などの濃縮工程、あるいは希釈などを、本発明のオオウメガサソウ抽出液の用途に応じて、任意に必要に応じて調整することができる。
本発明のオオウメガサソウ抽出物を有効成分とするエラスターゼ阻害剤は、少なくとも上記のオオウメガサソウ抽出物を含有すればよく、目的とするエラスターゼ阻害効果を有し、エラスターゼ活性によるエラスチンの傷害に起因するシワ、タルミなどの皮膚弾性の減少、皮膚老化などを予防、防止または低下し、例えば化粧料組成物としての商品価値を向上するものである。本発明の該エラスターゼ阻害剤は、該オオウメガサソウ抽出物を溶液または粉末形態として製剤化することができ、あるいは添加対象とする製品の性状や工程などに合せて、顆粒状やペースト状の最も効果が期待できる剤型に加工することができる。また、本発明の該エラスターゼ阻害剤は、前記のオオウメガサソウ抽出物と他の成分との混合形態であってもよい。そのような成分としては、オオウメガサソウ抽出物の効果を損なわないものであって、かつ食品組成物、化粧料組成物、医薬組成物の加工やその機能などに好ましい効果を有するものを使用することができる。さらに、本発明のエラスターゼ阻害剤の有効成分である該オオウメガサソウ抽出物は、目的とする効果、使用方法から添加量、濃度を算出し使用すればよい。
本発明のオオウメガサソウ抽出物を有効成分とするヒアルロニダーゼ阻害剤は、少なくとも上記のオオウメガサソウ抽出物を含有すればよく、目的とするヒアルロニダーゼ阻害効果を有し、ヒアルロニダーゼ活性に起因する皮膚老化、抗炎症などを予防、防止または低下し、例えば化粧料組成物としての商品価値を向上するものである。本発明の該ヒアルロニダーゼ阻害剤は、該オオウメガサソウ抽出物を溶液または粉末形態として製剤化することができ、あるいは添加対象とする製品の性状や工程などに合せて、顆粒状やペースト状の最も効果が期待できる剤型に加工することができる。また、本発明の該ヒアルロニダーゼ阻害剤は、前記のオオウメガサソウ抽出物と他の成分との混合形態であってもよい。そのような成分としては、オオウメガサソウ抽出物の効果を損なわないものであって、かつ食品組成物、化粧料組成物、医薬組成物の加工やその機能などに好ましい効果を有するものを使用することができる。さらに、本発明のヒアルロニダーゼ阻害剤の有効成分である該オオウメガサソウ抽出物は、目的とする効果、使用方法から添加量、濃度を算出し使用すればよい。
本発明の化粧料組成物は、本発明のオオウメガサソウを有効成分とする化粧料組成物(医薬部外品を含む)である。さらには、オオウメガサソウを有効成分とし、エラスターゼ阻害効果および/またはヒアルロニダーゼ阻害効果を奏する化粧料組成物である。本発明の化粧料組成物の剤型は任意であり、カプセル状、顆粒状、粉末状、固形状、液状、ゲル状、気泡状、乳液状、クリーム状、軟膏状、シート状などの化粧品類、医薬部外品類、皮膚・頭髪用化粧品類に配合して用いることができる。具体的には、例えば、外用薬用製剤、化粧水、クリーム、軟膏、乳液、ローション、オイル、パックなどの基礎化粧料、洗顔料や皮膚洗浄料、マッサージ用剤、クレンジング用剤、アフターシェーブローション、プレショーブローション、シェービングクリーム、シャンプー、リンス、ヘヤートリートメント、整髪料、パーマ剤、ヘアートニック、染毛料、育毛・養毛料などの頭髪/頭皮化粧料、ファンデーション、口紅、頬紅、アイシャドウ、アイライナー、マスカラなどのメークアップ化粧料、香水類、浴用剤、その他歯磨類、口中清涼剤、消臭・防腐剤、衛生綿類、ウエットティッシュなど様々な製品に応用できる。
本発明の化粧料組成物の製造方法は、植物油などの油脂類、ラノリンやミツロウなどのロウ類、ボタンピ、キダチアロエ、センナなどの植物抽出物、炭化水素類、脂肪酸、高級アルコール類、エステル類、種々の界面活性剤、色素、香料、ビタミン類、動物抽出物、紫外線吸収剤、抗酸化剤、防腐・殺菌剤など、通常の化粧料原料として使用されているものを適宜配合して製造することができるし、さらに一般にエラスターゼ阻害剤および/またはヒアルロニダーゼ阻害剤として既知である他の植物抽出物などを併用することで、効果を高めることもできる。本発明のオオウメガサソウの配合量は、その剤型などを考慮して定めることが好ましいが、一般的には全量に対して0.001〜50重量%、好ましくは、0.01〜20重量%程度とすればよい。
本発明の食品組成物は、本発明のオオウメガサソウを有効成分とする食品組成物である。さらには、オオウメガサソウを有効成分とし、エラスターゼ阻害効果および/またはヒアルロニダーゼ阻害効果を奏する食品組成物である。各種の加工食品が挙げられ、そのままの形態でも喫食が可能である食品が好ましい。例えば、液状食品、固形食品、粉末、抽出エキス、ペースト、乾燥食品などの各種飲食物が挙げられる。その代表例としては、各種飲料類として、野菜飲料、果実飲料、乳飲料、酒類などが、各種菓子類として、クッキー、ビスケット、チョコレート、飴、チューインガム、キャンデー、ゼリーなどが、各種乳製品として、ヨーグルト、チーズなどが、各種冷菓として、アイスクリームなどが、各種畜肉製品として、ハム、ソーセージなどが例示できる。さらに、各種の調味料、スープ、カレー、めん類、パン類、漬物類、シリアル、豆腐類、ふりかけ類、ドリンク類などを例示できる。しかし、前記例示により本発明のエラスターゼ阻害効果および/またはヒアルロニダーゼ阻害剤の取り得る形態が限定されるものではない。
本発明の食品組成物の製造方法は、既知の方法のいずれかによって行うことができる。本発明のオオウメガサソウを有効成分とする食品の形態としては、通常の食品形態の他、カプセルなどの錠剤食、濃厚流動食、自然流動食、半消化体栄養食、成分栄養食、ドリンク栄養食などの経口経腸栄養食品、機能性食品などがあげられる。本発明の食品組成物には、さらにブドウ糖、果糖、ショ糖、マルトース、ソルビトール、ステビア抽出物、甘草抽出物、コーンシロップ、乳糖、クエン酸、酒石酸、リンゴ酸、コハク酸、乳酸、L-アスコルビン酸、dl-α-トコフェノール、エリソルビン酸ナトリウム、グリセリン、プロピレングリコール、グリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、プロピレングリコール脂肪酸エステル、アラビアガム、カラギーナン、カゼイン、ゼラチン、ペクチン、寒天、ビタミンB類、パントテン酸カルシウム、アミノ酸類、カルシウム塩類、色素、香料、保存剤など、通常の食品原料として使用されているものを適宜配合して製造することができるし、さらに一般にエラスターゼ阻害効果および/またはヒアルロニダーゼ阻害効果が既知である他の植物抽出物などを併用することで、効果を高めることもできる。本発明のオオウメガサソウの配合量は、その剤型などを考慮して定めることが好ましいが、一般的には全量に対して0.001〜50重量%、好ましくは、0.01〜20重量%程度とすればよい。
本発明のオオウメガサソウを有効成分とするエラスターゼ阻害効果および/またはヒアルロニダーゼ阻害効果を奏する酵素阻害効果を用いた方法は、オオウメガサソウを含む組成物および方法であり、例えば、蛋白質や細胞を含む組成物、食品組成物、化粧料組成物、医薬組成物が挙げられ、該酵素阻害効果を奏する方法であれば、これらに限定されない。本発明の有効成分である上記オオウメガサソウが、ヒアルロニダーゼ、エラスターゼ阻害活性を有することにより、皮膚のハリや弾力を保持する効果に優れている。また、優れたヒアルロニダーゼ阻害作用により、ヒアルロニダーゼに起因する炎症やアレルギーの予防・治療に有効である。該利用分野は、例えば、動物用製剤も含む各種の外用製剤類全般において利用でき、具体的には、アンプル状、カプセル状、丸剤状、錠剤状、粉末状、顆粒状、固形状、液状、ゲル状または気泡状の1)医薬品類、2)医薬部外品類、3)局所用または全身用の皮膚用化粧品類(例えば、化粧水、乳液、クリーム、軟膏、ローション、オイル、パックなどの基礎化粧料、洗顔料や皮膚洗浄料、マッサージ用剤、クレンジング用剤、除毛剤、脱毛剤、髭剃り処理料、アフターシェーブローション、プレショーブローション、シェービングクリームなど)、4)頭皮・頭髪に適用する薬用または/および化粧用の製剤類(例えば、シャンプー剤、リンス剤、トリートメント剤、パーマネント剤、染毛料、整髪料、ヘアートニック剤、育毛・養毛料など)、5)浴湯に投じて使用する浴用剤、6)その他、消臭・防臭剤や衛生用品、衛生綿類、ウエットテッシュなどが挙げられる。また、一般食品組成物への利用も可能である。
本発明の有効成分である上記オオウメガサソウが、ヒアルロニダーゼ、エラスターゼ阻害活性を有することにより、皮膚のハリや弾力を保持する効果に優れ、かつ植物由来で安全である。また、優れたヒアルロニダーゼ阻害作用により、ヒアルロニダーゼに起因する炎症やアレルギーの予防・治療に有効であり、食品組成物、医薬組成物並びに化粧品分野の各種の化粧料組成物への応用も可能である。
また、本発明のオオウメガサソウが属するイチヤクソウ科ウメガサソウ属の植物は、イチヤクソウが属するイチヤクソウ科イチヤクソウ属の植物と比較して、エラスターゼ阻害作用等が優れており、より高い皮膚老化防止効果を奏する。
以下、実施例によって本発明を具体的に説明するが、本発明は、以下の実施例によって限定されるものではない。
オオウメガサソウ全草100gに、精製水1,000mlを加え、室温で30分間浸漬抽出した後、吸引濾過し、オオウメガサソウの抽出液を得た。これを減圧濃縮乾固し、60℃で12時間以上加熱乾燥することにより、11.5gのオオウメガサソウ抽出物の粉末を得た。
オオウメガサソウ全草100gに、50%エチルアルコール1,000mlを加え、室温で1時間浸漬抽出した後、吸引濾過し、オオウメガサソウの抽出液を得た。これを減圧濃縮乾固して、60℃で12時間以上加熱乾燥することにより、12.1gのオオウメガサソウ抽出物の粉末を得た。
オオウメガサソウ葉100gに、50%エチルアルコール1,000mlを加え、室温で4時間浸漬抽出した後、吸引濾過し、オオウメガサソウの抽出液を得た。これを減圧濃縮乾固して、60℃で12時間以上加熱乾燥することにより、13.4gのオオウメガサソウ抽出物の粉末を得た。
〈エラスターゼ阻害活性の測定〉
エラスターゼ阻害作用は、ブタ膵臓由来エラスターゼ(和光純薬社製)および合成基質スクシニル-L-アラニル-L-アラニル-L-アラニン-p-ニトロアニリド)(ナカライテスク社製)を用いて評価した。基質をジメチルスルホキシドで0.1Mに調整し、使用時に、0.2M Tris-HCl緩衝液(pH8.8)で100倍希釈した1mM溶液を使用した。酵素は0.2M Tris-HCl緩衝液(pH8.8)で0.05unit/mlに調製した。基質100μlを酵素50μlおよび試料50μlとともに37℃で30分間反応させ、その後、吸光度405nmで測定した。試料は実施例2及び3で得られたものを0.2M Tris-HCl緩衝液(pH8.8)で0.1%濃度に調製し使用した。上記と同様の酵素反応と吸光度測定を、試料溶液の代わりに緩衝液を添加して行った。さらにそれぞれの場合について酵素を添加せずに緩衝液を加えて同様の操作と測定を行った。以下の数1により阻害率を算出し、上述の測定結果を表1に示した。対照として、エラスターゼに対する阻害活性を持つ事が知られているイチヤクソウ抽出物(以下の作成方法により製造)、ビワ葉抽出物(市販品)、ハマメリス抽出物(市販品) 、シャクヤク抽出物(市販品)を試験に用いた。
なお、イチヤクソウ科イチヤクソウ属イチヤクソウ(Pyrola japonica klenze ex Alef)に関し、全草100gに、50%エタノール1,000mlを加え、室温で1時間浸漬抽出した後、吸引濾過し、該イチヤクソウの抽出液を得た。これを減圧濃縮乾固して、60℃で12時間以上加熱乾燥することによりイチヤクソウ抽出物の粉末を得た。
Figure 2005029556
Figure 2005029556
この結果、本発明のオオウメガサソウ抽出物は、ビワ葉抽出物、ハマメリス抽出物、シャクヤク抽出物と比較してエラスターゼ活性を有意に阻害する作用を有することが示された。また、本発明のオオウメガサソウが属するイチヤクソウ科ウメガサソウ属の植物は、イチヤクソウが属するイチヤクソウ科イチヤクソウ属の植物と比較して、エラスターゼ活性を有意に阻害する作用を有することが示された。特にオオウメガサソウの葉からの抽出物は、他の部位に比べエラスターゼ活性を有意に阻害する作用を有することが示された。よって、本発明のオオウメガサソウは、皮膚のハリ、弾力を回復・維持することにより皮膚の老化を防止する効果を奏することが示唆された。
〈ヒアルロニダーゼ阻害活性の測定〉
ヒアルロニダーゼ阻害作用に関する評価は、以下の方法で行った。
ヒアルロニダーゼ(type IV-S from Bovine testis、Sigma社製)溶液の100μl(4,500unit/ml;0.1M酢酸緩衝液(pH4.0)に溶解)に試料200μlを加えて、37℃20分間放置した。次に酵素活性化剤(Compound 48/80、Sigma社製)溶液(0.5mg/ml;0.1M酢酸緩衝液(pH4.0)に溶解)200μlを加え、37℃で20分間放置した後、基質であるヒアルロン酸カリウム(from rooster comb、和光純薬社製)溶液(0.8mg/ml;0.1M酢酸緩衝液(pH4.0)に溶解)500μlを入れ、37℃で40分間放置した。次いで0.4N 水酸化ナトリウム溶液200μlを加えて反応を停止させた後、0.8Mホウ酸溶液0.2mlを加え、沸水中で3分間加熱した。室温まで冷却後、1%p-ジメチルアミノベンズアルデヒド酢酸溶液6mlを加え、37℃で20分間放置した後、585nmにおける吸光度を測定した。試料は実施例2で得られたものを0.1M酢酸緩衝液(pH4.0)で0.2%濃度に調製した。上記と同様の酵素反応と吸光度測定を、試料溶液の代わりに緩衝液を添加して行った。さらにそれぞれの場合について酵素を添加せずに緩衝液を加えて同様の操作と測定を行った。以下の数2により阻害率を算出し、上述の測定結果を表2に示した。
Figure 2005029556
Figure 2005029556
この結果、本発明のオオウメガサソウ抽出物は、オウゴン抽出物、ラカンカ抽出物、緑茶抽出物と比較して、ヒアルロニダーゼ活性を有意に阻害する作用を有することが示され、皮膚のハリ、弾力を回復・維持することにより皮膚の老化を防止し、さらに抗炎症、抗アレルギー作用を有することが示唆された。
(化粧水)
Figure 2005029556
製法:精製水にオレイルアルコール、オオウメガサソウ抽出物を室温にて溶解し水相とした。エチルアルコールに香料、グリセリン、ポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノラウリン酸エステルを溶解し、先の水相に混合した。
10名のパネルを対象に、上記化粧水を1回/日、2ヶ月間使用したところ、内7名が乾燥肌、肌荒れが改善され、皮膚のハリや弾力を回復した。
また、本実施例のオオウメガサソウ抽出物(実施例2)の代わりに、実施例1又は実施例3のオオウメガサソウ抽出物を使用した以外は同一の方法で製造した各化粧水について、本実施例とはパネル対象者を変更し、本実施例と同一方法でパネル試験を行った結果、本実施例のパネル試験結果と同様に乾燥肌、肌荒れが改善され、皮膚のハリや弾力回復の効果を奏した。
(ヘアリキッド)
Figure 2005029556
製法:精製水にオオウメガサソウ抽出物を溶解した(水相)。エチルアルコールにそれ以外のものを溶解した(アルコール相)。アルコール相に水相を添加し、濾紙などで濾過した。
10名のパネルを対象に、上記ヘアリキッドを1回/日、3ヶ月間使用したところ、内6名の頭皮のかゆみが改善された。
また、本実施例のオオウメガサソウ抽出物(実施例1)の代わりに、実施例2又は実施例3のオオウメガサソウ抽出物を使用した以外は同一の方法で製造した各ヘアリキッドについて、本実施例とはパネル対象者を変更し、本実施例と同一方法でパネル試験を行った結果、本実施例のパネル試験結果と同様に頭皮のかゆみ改善効果を奏した。
(キャンデー)
Figure 2005029556
製法:砂糖、水飴、水を混合し、温度150℃で煮詰めた。煮詰後120℃まで冷却し、香料、クエン酸、オオウメガサソウ抽出物を加え混合し、成形した。
風邪をひいて喉の痛みを生じている4名のパネルを対象に、上記キャンディを飲食したとこを、内3名が喉の痛みが無くなるか、軽減された。
また、本実施例のオオウメガサソウ抽出物(実施例1)の代わりに、実施例2又は実施例3のオオウメガサソウ抽出物を使用した以外は同一の方法で製造した各キャンディーについて、本実施例とはパネル対象者を変更し、本実施例と同一方法でパネル試験を行った結果、本実施例のパネル試験結果と同様に喉の痛みが無くなるか、軽減する効果を奏した。

Claims (10)

  1. イチヤクソウ科ウメガサソウ属(Chimaphila Pursh)に属する植物を有効成分とする皮膚老化防止剤
  2. イチヤクソウ科ウメガサソウ属(Chimaphila Pursh)が属する植物がオオウメガサソウ(Chimaphila umbellata (L.) W.P.C.Barton)である請求項1記載の皮膚老化防止剤。
  3. オオウメガサソウ(Chimaphila umbellata (L.) W.P.C.Barton)を有効成分とするエラスターゼ阻害剤。
  4. オオウメガサソウ(Chimaphila umbellata (L.) W.P.C.Barton)を有効成分とするヒアルロニダーゼ阻害剤。
  5. オオウメガサソウ(Chimaphila umbellata (L.) W.P.C.Barton)を有効成分とするエラスターゼ阻害剤および/またはヒアルロニダーゼ阻害剤を含む化粧料組成物。
  6. オオウメガサソウ(Chimaphila umbellata (L.) W.P.C.Barton)を有効成分とする食品組成物。
  7. オオウメガサソウ(Chimaphila umbellata (L.) W.P.C.Barton)を有効成分とするエラスターゼ阻害剤および/またはヒアルロニダーゼ阻害剤を含む食品組成物。
  8. オオウメガサソウ(Chimaphila umbellata (L.) W.P.C.Barton)を有効成分とするエラスターゼ阻害剤および/またはヒアルロニダーゼ阻害剤の製造方法。
  9. オオウメガサソウ(Chimaphila umbellata (L.) W.P.C.Barton)を有効成分とするエラスターゼ阻害効果および/またはヒアルロニダーゼ阻害効果を用いた組成物。
  10. オオウメガサソウ(Chimaphila umbellata (L.) W.P.C.Barton)を有効成分とするエラスターゼ阻害効果および/またはヒアルロニダーゼ阻害効果を用いた方法
JP2003371317A 2002-10-31 2003-10-30 皮膚老化防止剤 Expired - Lifetime JP4247091B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003371317A JP4247091B2 (ja) 2002-10-31 2003-10-30 皮膚老化防止剤

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002319121 2002-10-31
JP2003172694 2003-06-17
JP2003371317A JP4247091B2 (ja) 2002-10-31 2003-10-30 皮膚老化防止剤

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005029556A true JP2005029556A (ja) 2005-02-03
JP4247091B2 JP4247091B2 (ja) 2009-04-02

Family

ID=34222097

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003371317A Expired - Lifetime JP4247091B2 (ja) 2002-10-31 2003-10-30 皮膚老化防止剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4247091B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1689099A1 (en) 2005-02-04 2006-08-09 Fujitsu Limited Radio frequency repeater
JP2007254345A (ja) * 2006-03-23 2007-10-04 Naris Cosmetics Co Ltd メイラード反応阻害剤、それを含有する皮膚外用剤及び飲食品
JP2007261996A (ja) * 2006-03-28 2007-10-11 Naris Cosmetics Co Ltd アクロレイン付加体形成阻害剤、及びそれを含有する皮膚外用剤及び飲食品
JP2008222633A (ja) * 2007-03-13 2008-09-25 Ikeda Shokken Kk 紫外線防御剤
WO2009007412A3 (fr) * 2007-07-09 2009-04-02 Basf Beauty Care Solutions F Deglycation des ages
JP2010155820A (ja) * 2008-10-10 2010-07-15 Hayashikane Sangyo Kk 皮膚改善剤、血管改善剤、並びにこれらを含む医薬組成物、食品、飼料及び化粧品
CN106074301A (zh) * 2016-07-31 2016-11-09 刘德金 一种祛斑面膜用溶液及其制备方法

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1689099A1 (en) 2005-02-04 2006-08-09 Fujitsu Limited Radio frequency repeater
JP2007254345A (ja) * 2006-03-23 2007-10-04 Naris Cosmetics Co Ltd メイラード反応阻害剤、それを含有する皮膚外用剤及び飲食品
JP2007261996A (ja) * 2006-03-28 2007-10-11 Naris Cosmetics Co Ltd アクロレイン付加体形成阻害剤、及びそれを含有する皮膚外用剤及び飲食品
JP2008222633A (ja) * 2007-03-13 2008-09-25 Ikeda Shokken Kk 紫外線防御剤
WO2009007412A3 (fr) * 2007-07-09 2009-04-02 Basf Beauty Care Solutions F Deglycation des ages
JP2010155820A (ja) * 2008-10-10 2010-07-15 Hayashikane Sangyo Kk 皮膚改善剤、血管改善剤、並びにこれらを含む医薬組成物、食品、飼料及び化粧品
CN106074301A (zh) * 2016-07-31 2016-11-09 刘德金 一种祛斑面膜用溶液及其制备方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4247091B2 (ja) 2009-04-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4205188B2 (ja) メイラード反応阻害剤
CN111053716B (zh) 一种茯茶提取物在制备皮肤调节产品中的用途
JP3966924B2 (ja) 植物抽出物含有線維芽細胞増殖促進剤
KR102113193B1 (ko) 청호, 병풀 및 녹차의 혼합 추출물 또는 이의 분획물을 유효 성분으로 함유하는 피부 상태 개선용 조성물 및 이를 이용한 피부 상태 개선 방법
JP4388289B2 (ja) 皮膚老化防止・改善剤及び/又は肌荒れ防止・改善剤キット
JP2002241293A (ja) メイラード反応阻害剤
JP4425163B2 (ja) 抗老化化粧料
JP2004346045A (ja) 海洋深層水を使用する酒造時に得られる酒粕抽出エキスを有効成分とする化粧料添加剤、入浴剤及び健康食品類
KR101820531B1 (ko) 니파야자 꽃대를 이용한 탈모방지 또는 발모촉진용 조성물
JP4247091B2 (ja) 皮膚老化防止剤
JP6055667B2 (ja) コラーゲン産生促進剤
JP2020502172A (ja) 漢方薬抽出物を有効成分として含む化粧料組成物
JP2001316275A (ja) コラーゲン産生促進剤、エストロゲン様作用剤、コラゲナーゼ阻害剤、皮膚化粧料および飲食品
KR102290291B1 (ko) 블루베리 및 흑미 추출물의 유산균 발효물을 포함하는 피부 보습용 화장료 조성물
KR100564107B1 (ko) 피부노화방지 효능을 갖는 혼합 식물 추출물을 함유한화장료 조성물
JPH06329545A (ja) 生薬抽出物を有効成分とするヒアルロニダーゼ阻害剤
KR20180082058A (ko) 천연 복합 추출물을 유효성분으로 포함하는 각질 박리용 화장료 조성물
JP2003342179A (ja) 老化防止剤
TW202102239A (zh) 抗老化劑、抗氧化劑、抗炎症劑、及美白劑、以及化妝品
KR20170137559A (ko) 복합 생약 추출물을 포함하는 피부 개선용 조성물
KR101762314B1 (ko) 식물 추출물을 포함하는 화장료 조성물
JP2003212748A (ja) コラーゲン産生促進剤並びに皮膚化粧料及び美容用飲食品
JP6022333B2 (ja) セラミド産生促進剤
JPH1149687A (ja) リュウゼツラン又はサイザル抽出物含有皮膚外用剤
KR20180104960A (ko) 바나나, 체리 및 호두의 혼합 추출물을 포함하는 피부 노화 방지 또는 개선용 조성물

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20061011

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061017

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20061012

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20070411

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070621

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080624

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080708

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080901

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080930

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081125

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20081205

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090106

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090109

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4247091

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120116

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150116

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term