JP2005029328A - エレベータのかごドア装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ドアモータの回転速度を減速してトルクを増加させるための減速機構として、安価なプーリ減速機が使用されても、狭い昇降路間口に設置することができるエレベータのかごドア装置を提供する。
【解決手段】かごの上部に設けられた支持部と、この支持部の上部にドアモータと共に設置され、大小2つの連動する回動体を有する減速機構と、ドアモータと減速機構とを連動する第一の回動伝達手段と、支持部の両端部に渡って設けられ、その一部がかご戸に連結され、減速機構に設けられた小さな回動体と略同直径の回動体を少なくとも1つは有する第二の回動伝達手段と、この第二の回動伝達手段の回動体と減速機構の小さな回動体とを連動させる回動伝達体とを備える。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、エレベータのかご戸を駆動する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のエレベータのかごドア装置は、かごの上部のけたに設置されたドアモータが駆動されると、ドアモータの出力軸に固定された小プーリの回転が、けたに支持された大プーリに伝達されて減速し、大プーリに固着された駆動プーリからVベルトを介してかご戸の上端部に固定されたドアハンガに伝達される。このようにして、ドアハンガがドアレール上を移動して、かご戸が出入口の開閉を行うものがある。また、かごドア装置の各機器の取付けスペースを小さくするために、かごに設けられたドアモータと、かごの出入口に設けられたかご戸を駆動する駆動機構と、ドアモータと駆動機構とを結合しローラの相互転動によりドアモータの回転を減速して駆動機構に伝達するローラ減速機とを備えたものもある(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平1−299185号公報(図4、図1〜図3)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献1の図4に記載されているエレベータのかごドア装置では、減速機構としてプーリ減速機が使用されているが、プーリ減速機に設けられている大プーリがかご上部に固定されたけたの側面に支持されているために、けたの全長が大きくなり、さらにこの大プーリがけたの端部に設置されているため、大プーリと昇降路壁の隙間を十分に確保することができなかった。このため、大プーリと昇降路壁とが接触する恐れがあり、特に狭い昇降路間口に対応することができないという問題があった。また、ドアモータはかご室の天井上部にしか実装することができないため、天井高さを自由にレイアウトすることができないという問題もあった。
【0005】
特許文献1の図1〜図3に記載のエレベータのかごドア装置では、ローラ減速機として遊星歯車減速機が使用されることにより、プーリ減速機が使用された場合と比較して取付けスペースを小さくすることができるが、この遊星歯車減速機は、3個の遊星ローラとモータプーリ、又は遊星ローラと出力軸に固定された出力板との間に滑りが発生するため、十分な摩擦を生じさせなければならないという問題があった。また、構造が複雑で部品点数も多いため、プーリ減速機と比較して故障が多く、さらに故障した場合には、現地での部品交換が困難なために減速機全体の交換を必要とするなど、保守に掛かるコストも高くなってしまうという問題もあった。
【0006】
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、第一の目的は、ドアモータの回転速度を減速してトルクを増加させるための減速機構として、安価なプーリ減速機が使用されても、狭い昇降路間口に設置することができるエレベータのかごドア装置を提供することである。
【0007】
また、第二の目的は、かご戸の駆動機構を変更させることなく、かご室の天井高さを自由にレイアウトすることができるエレベータのかごドア装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この発明に係るエレベータのかごドア装置は、かごの上部に設けられた支持部と、この支持部の上部にドアモータと共に設置され、大小2つの連動する回動体を有する減速機構と、ドアモータと減速機構とを連動する第一の回動伝達手段と、支持部の両端部に渡って設けられ、その一部がかごの出入口に設けられたかご戸に連結され、減速機構に設けられた小さな回動体と略同直径の回動体を少なくとも1つは有する第二の回動伝達手段と、この第二の回動伝達手段の回動体と減速機構の小さな回動体とを連動させる回動伝達体とを備えたものである。
【0009】
また、この支持部の上方に設置台を設け、この設置台の上部にドアモータと減速機構とを備えたものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1におけるエレベータのかごドア装置の正面図、図2はこのプーリ減速機部の詳細図である。図において、エレベータの利用者が乗るかご室10の出入口上部に設けられた、支持部からなるけた2の下部には、ドアレール13がけた2の両端に渡って設けられ、ドアハンガ7の上部両端部にそれぞれ設けられたハンガローラ7a及び7bがこのドアレール上を転動することによって、ドアハンガ7の下方に設けられたかご戸8の移動が可能となっている。また、けた2の上面には、モータプーリ1aを有するドアモータ1とプーリ減速機3とが設置され、このプーリ減速機3には、モータプーリ1aよりも大きな直径を有する大プーリ3aとこの大プーリ3aと回動中心を同じくする小プーリ3bとが設けられている。さらに、このモータプーリ1aと大プーリ3aとには、ドアモータ1の駆動力をプーリ減速機3に伝達して減速するためにベルト4が巻き掛けられ、このモータプーリ1aと大プーリ3aとベルト4とで第一の回動伝達手段を形成している。また、小プーリ3bとほぼ同じ直径を有する駆動用プーリ6a及び6bが、けた2の上部両端部にそれぞれ設けられ、一方の駆動用プーリ6bと小プーリ3bとに回動伝達体からなる中間ベルト10が巻き掛けられている。さらに、両駆動用プーリ6a及び6b間にベルト5が巻き掛けられ、この両駆動用プーリ6a及び6bとベルト5とで第二の回動伝達手段を形成している。ここで、モータプーリ1aの中心と大プーリ3aの中心とを結んだ線と、小プーリ3bの中心と駆動用プーリ6bの中心とを結んだ線とが成す角αが、90度以上となるように、ドアモータ1、プーリ減速機3及び駆動用プーリ6bはそれぞれ配置され、さらにこのベルト5には、前述したドアハンガ7の一部が連結される構成となっている。このようにして、ドアモータ1の駆動力を、プーリ減速機3やベルト5などを介してかご戸8に伝達することにより、かご戸8の開閉が可能となる。
【0011】
この発明の実施の形態1によれば、ドアモータ1と大プーリ3aを有するプーリ減速機3とが、けた2の上部に配置され、けた2にはプーリ減速機3よりも設置スペースを必要としない小型の駆動用プーリ6a及び6bが設けられているだけであるので、けた2の全長を短くすることができる。さらに、駆動用プーリ6bが小型であり、けた2から突出して昇降路壁と接触する恐れがないため、狭い昇降路間口に設置することも可能となる。また、角αが90度以上となるようにドアモータ1、プーリ減速機3及び駆動用プーリ6bがそれぞれ設置されていることから、中間ベルト10を設ける際、かご戸8の反転時に生じる慣性力により大プーリ3aの軸が撓んだ場合でも、ベルト4の滑りを抑えることができる。また、プーリ1a、3a、3b、6a、6bの代わりに鎖歯車を使用し、ベルト4、5、10の代わりに鎖を使用しても、実施の形態1と同様の効果を得ることが可能である。
【0012】
実施の形態2.
図3は、この発明の実施の形態2におけるエレベータのかごドア装置の正面図である。図において、エレベータの利用者が乗るかご室9の出入口上部に設けられたけた2のさらに上方には、設置台からなる上梁11が設けられ、側板12を介してけた2に固定されている。この上梁11の上部には、ドアモータ1とプーリ減速機3が設置され、その他は実施の形態1と同様の構成となっている。
【0013】
この発明の実施の形態2によれば、側板12と中間ベルト10の長さを調整することにより、ドアモータ1とプーリ減速機3の高さを自由に変更することができるため、けた2に設置されている駆動機構を変更することなく、かごの天井高さを自由にレイアウトすることができる。このため、豪華な装飾品などが天井に施され天井高さが高くなっているホテル向けのエレベータ装置などにも、ドアモータ1とプーリ減速機3の位置を調節することで、対応することが可能となる。
【0014】
【発明の効果】
この発明は、以上説明したように、かごの上部に設けられた支持部と、この支持部の上部にドアモータと共に設置され、大小2つの連動する回動体を有する減速機構と、ドアモータと減速機構とを連動する第一の回動伝達手段と、支持部の両端部に渡って設けられ、その一部がかごの出入口に設けられたかご戸に連結され、減速機構に設けられた小さな回動体と略同直径の回動体を少なくとも1つは有する第二の回動伝達手段と、この第二の回動伝達手段の回動体と減速機構の小さな回動体とを連動させる回動伝達体とを備える構成としたことで、ドアモータの回転速度を減速してトルクを増加させるための減速機構として、安価なプーリ減速機を使用しても、狭い昇降路間口に設置することができる。
【0015】
さらに、この支持部の上方に設置台を設け、この設置台の上部にドアモータと減速機構とを備える構成としたことで、かご戸の駆動機構を変更させることなく、かご室の天井高さを自由にレイアウトすることができる
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1におけるエレベータのかごドア装置の正面図である。
【図2】この発明の実施の形態1におけるプーリ減速機部の詳細図である。
【図3】この発明の実施の形態2におけるエレベータのかごドア装置の正面図である。
【符号の説明】
1 ドアモータ
1a モータプーリ
2 けた
3 プーリ減速機
3a 大プーリ
3b 小プーリ
4、5 ベルト
6a、6b 駆動用プーリ
7 ドアハンガ
7a、7b ハンガローラ
8 かご戸
9 かご室
10 中間ベルト
11 上梁
12 側板
13 ドアレール
14 昇降路壁

Claims (4)

  1. かごの上方に設けられたドアモータの駆動力を、減速機構を介してかご戸の駆動機構に伝達することによって、かごの出入口に設けられたかご戸を開閉するエレベータのかごドア装置において、前記かごの上部に設けられた支持部と、この支持部の上部に前記ドアモータと共に設置され、大小2つの連動する回動体を有する減速機構と、前記ドアモータと前記減速機構とを連動する第一の回動伝達手段と、前記支持部の両端部に渡って設けられ、その一部が前記かご戸に連結され、前記減速機構に設けられた小さな回動体と略同直径の回動体を少なくとも1つは有する第二の回動伝達手段と、この第二の回動伝達手段の前記回動体と前記減速機構の小さな回動体とを連動させる回動伝達体とを備えたことを特徴とするエレベータのかごドア装置。
  2. かごの上方に設けられたドアモータの駆動力を、減速機構を介してかご戸の駆動機構に伝達することによって、かごの出入口に設けられたかご戸を開閉するエレベータのかごドア装置において、前記かごの上部に設けられた支持部と、この支持部のさらに上方に設けられた設置台と、この設置台の上部に前記ドアモータと共に設けられ、大小2つの連動する回動体を有する減速機構と、前記支持部の両端部に渡って設けられ、その一部が前記かご戸に連結され、前記減速機構に設けられた小さな回動体と略同直径の回動体を少なくとも1つは有する第二の回動伝達手段と、この第二の回動伝達手段の前記回動体と前記減速機構の回動体とを連動させる回動伝達体とを備えたことを特徴とするエレベータのかごドア装置。
  3. 前記減速機構は、プーリ式減速機であることを特徴とした請求項1又は請求項2の何れかに記載のエレベータのかごドア装置。
  4. 前記ドアモータの回動体の中心と前記減速機構の大きな回動体の中心とを結んだ線と、前記減速機構の小さな回動体の中心と前記第二の回動伝達手段の前記回動体中心とを結んだ線とが成す角が、90度以上であることを特徴とした請求項1〜請求項3の何れかに記載のエレベータのかごドア装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP6880522B1 (ja) * 2020-12-04 2021-06-02 フジテック株式会社 嵩上げ部材、及び嵩上げ部材を備えるかごドア装置
JP7125682B1 (ja) * 2021-05-11 2022-08-25 フジテック株式会社 嵩上げ部材、及び嵩上げ部材を備えるエレベータのかご
US11530565B2 (en) 2018-05-22 2022-12-20 Mitsubishi Electric Corporation Elevator car door apparatus
US11691852B2 (en) 2020-12-04 2023-07-04 Fujitec Co., Ltd. Height raising member for raising mounting position of motor for elevator door, car door device equipped with height raising member for raising mounting position of motor for elevator door, and elevator car equipped with height raising member for raising mounting position of motor for elevator door

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