JP4915188B2 - エレベータのかごドア装置 - Google Patents

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Description

この発明は、エレベータのかごに搭載され、かご出入口を開閉するエレベータのかごドア装置に関するものである。
一般に、エレベータのかごドア装置として減速機構を用いたかごドア装置が知られているが、このかごドア装置は、ドアモータがドアフレームの上に位置するため、かごドア装置の高さが高くなり、高さ方向に大きな設置スペースが必要となる。この欠点を解決するエレベータのかごドア装置として減速機構を用いないダイレクトドライブ方式の駆動装置を採用することにより、かごドア装置の高さ寸法を小さくできると共に、かごの高さ寸法に影響が及ぶのを防止することができるエレベータのかごドア装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また一方では、エレベータのかごドア装置として減速機構を用いず、大径リールと小径リールからなる2段式巻取りリールを直接駆動する電動装置をドアフレームの上に取り付けた2スピードのエレベータ扉の開閉装置が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2001−187681号公報(要約の欄、図2) 特開2001−302155号公報(段落0017、図1)
上記特許文献1に開示された減速機構を用いないダイレクトドライブ方式のかごドア装置は、永久磁石形のドアモータを駆動プーリに直結する方式が採用され、ドアモータ全体がドアフレームの上端部よりも下方に配置されるように、ドアフレームの水平部の下側にドアモータが固定されているので、高さ方向にコンパクトな構成となる利点はあるが、減速機構を用いずにかごドアを駆動するため、減速機構を用いたかごドア装置に比べ、低回転かつ高トルクのモータが必要となる。そのため、ダイレクトドライブ方式のかごドア装置においては、その駆動力が制限されてしまい、かごドアがガラス窓付き等の特殊な意匠の場合や、かごドアの高速開閉を行う場合に、駆動力が不足する課題がある。
また、上記特許文献2に開示されたエレベータ扉の開閉装置は、2段式巻取りリールの大径リールに第1の索条体を、小径リールに第2の索条体を、それぞれ捲回して、第1の索条体には高速扉を、第2の索条体には低速扉をそれぞれ連結すると共に、低速扉に動滑車を固定してこれに第1の索条体を捲回させてその端部を固定側に連結することによって、高速扉を低速扉よりも常に速く移動させることを可能とした構造簡素にしてコスト低減をもたらす2スピードのエレベータ扉の開閉装置を得ることができる。しかし、この特許文献2に開示されたエレベータ扉の開閉装置は、上記特許文献1に従来技術として開示されたエレベータのかごドア装置と同様、ドアモータがドアフレームの上に位置するため、かごドア装置の高さが高くなり、高さ方向に大きな設置スベースが必要となる課題がある。
この発明は、かかる従来技術の課題を解決することを目的としたものであって、ドアフレーム上端より下部にドアモータを収め、このドアモータの駆動に減速機構を用いないダイレクトドライブ方式を採用することによって、かごドア装置の高さ寸法を小さくした上で、かごドアをドアハンガーに固定された動滑車に駆動力を伝えて駆動することによって減速比を2とし、ダイレクトドライブ方式の欠点である駆動力低下を改善するもので、重量の重いかごドアに対応できるエレベータのかごドア装置を得るものである。
この発明によるエレベータのかごドア装置は、かご出入口の上方でかご本体に固定され、上記かご出入口の間口方向に沿って延びるドアフレームと、上記ドアフレームの上端部より下方に位置するように上記ドアフレームに取り付けられたドアモータと、上記ドアモータにより直接駆動される駆動ローラと、上記ドアフレームにおける上記かご出入口の間口方向両端部に設けられた第1及び第2の回転体と、上記第1及び第2の回転体間に捲回され、上記第1及び第2の回転体の回転により循環するループ状の循環体と、上記ドアフレームに取り付けられ、上記かご出入口の間口方向に沿って延びるドアレールと、上記ドアレールからドアハンガーにより吊り下げられると共に、上記ループ状の循環体に固定されて上記ループ状の循環体の循環により上記ドアレールに沿って互いに逆方向に移動する第1及び第2のかごドアと、上記駆動ローラに捲回した一端を、上記第1のかごドアのドアハンガーに連結した動滑車に捲回して上記ドアフレームに固定し、他端を上記第2のかごドアのドアハンガーに連結した動滑車に捲回して上記ドアフレームに固定した牽引体と、を備えたことを特徴とするものである。
この発明によれば、ドアフレームの上端部より下方に位置するようにドアフレームにドアモータを取り付け、このドアモータに直接駆動される駆動ローラに一端を捲回した牽引体を、第1のかごドアのドアハンガーに連結した動滑車に捲回してドアフレームに固定し、他端を第2のかごドアのドアハンガーに連結した動滑車に捲回してドアフレームに固定したので、従来のかごドア装置と比較して、同じ速度でかごドアを開閉するのに2倍のモータ速度を出すことができる。すなわち、減速比2を得ることになり、大プーリ等を用いて減速比を得るかごドア装置とは異なり、省スペースのままにトルクアップを可能にする効果が得られる。
以下に添付図面を参照して、この発明に係るエレベータのかごドア装置について好適な実施の形態を説明する。
実施の形態1.
図1から図3はこの発明の実施の形態1を説明する図で、図1はエレベータのかごを示す正面図、図2は図1におけるA−A線方向の側面図、図3は図1におけるB−B線方向の側面図である。
図において、かご本体1の前面には、かご出入口2が設けられている。かご出入口2の間口方向(図の左右方向)に沿って延びるドアフレーム3は、かご出入口2の上方でかご本体1に固定されている。ドアフレーム3は、略L字形の断面を有し、かご出入口2の上方のかご本体1の壁部に対向する垂直部3aと、この垂直部3aの上端部から乗場側へ水平に延びる水平部3bとを有している。
ドアフレーム3の水平部3bの下部には、複数のボルト(図示せず)によりドアモータ4が固定されている。ドアモータ4には、ドアモータ4により直接駆動される駆動ローラ5が接続されている。また、ドアフレーム3におけるかご出入口2の間口方向両端部には第1の回転体である第1のローラ6及び第2の回転体である第2のローラ7が設けられている。第1のローラ6及び第2のローラ7との間には、ベルト、ロープ、あるいはチェーン等からなるループ状の循環体8が捲回されている。
ドアフレーム3には、かご出入口2の間口方向に沿って延びるドアレール9が取り付けられている。ドアレール9には、第1のかごドア10及び第2のかごドア11がそれぞれドアハンガー12,13を介して吊り下げられている。ドアハンガー12,13のそれぞれには、ドアレール9に沿って転動するローラ14,14、及び15,15が設けられている。
また、第1のかごドア10及び第2のかごドア11のそれぞれを吊り下げるドアハンガー12,13には取付金16,17を介して動滑車18,19が連結されており、この動滑車18,19及び駆動ローラ5の間には、次に説明するように、ベルト、ロープ、あるいはチェーン等からなる牽引体20が捲回されている。即ち、牽引体20の一端は、第1のかごドア10のドアハンガー12に連結された動滑車18に捲回され、牽引体掴み21によりドアフレーム3に固定されている。また、牽引体20の他端は、第2のかごドア11のドアハンガー13に連結された動滑車19に捲回され、牽引体掴み22によりドアフレーム3に固定されている。
更に、ドアハンガー12,13に設けられたローラ14,14、及び15,15の一方には、第1のローラ6及び第2のローラ7間に捲回されたループ状の循環体8が捲回されており、このループ状の循環体8は、第1の循環体掴み23によりドアハンガー12を固定し、また第2の循環体掴み24によりドアハンガー13を固定している。なお、ドアハンガー12は第1の循環体掴み23によりループ状の循環体8の図1において下側に固定され、ドアハンガー13は第2の循環体掴み24によりループ状の循環体8の図1において上側に固定されている。
第1のかごドア10及び第2のかごドア11のそれぞれの下端部には、複数のドアシュー25が取り付けられている。ドアシュー25は、かご出入口2の下部に設けられたかご敷居26の敷居溝26a内に挿入されている。
ドアモータ4は、図2に示すように、全体がドアフレーム3の上端部よりも下方に位置するように配置されており、かつかご敷居26の乗場側の垂直端面26bを垂直上方へ延長した面(図中A)よりもかご本体1側の領域に配置されている。
牽引体掴み21及び22は共に牽引体20の固定長を調整するもので、図4のように構成されている。即ち、図4は牽引体掴み21を示す図で、ドアフレーム3に取り付けられる固定部材40と、この固定部材40のねじ穴に螺合するボルト41と、ボルト41に螺合するナット42から構成されており、ボルト41の先端には牽引体20が固着されている。
牽引体掴み21は上記のように構成されており、ボルト41で牽引体20の固定長さを調整し、調整された位置でボルト41に螺合されたナット42を固定部材40に対して締め付ける。これにより、牽引体20の固定長さが調整でき、かごドア10,11の開閉位置を調整することができ、また、牽引体20の張力を適正な状態に調整できる。
実施の形態1によるエレベータのかごドア装置は上記のように構成されており、次に、動作について説明する。
かご出入口2の開放時には、ドアモータ4を例えば右方向に回転させることにより駆動ローラ5が直接回転されると、ベルト、ロープ、あるいはチェーン等からなる牽引体20により動滑車18が図1において右方向に移動し、これに伴って第1のかごドア10がドアレール9に沿って同方向に移動する。
第1のかごドア10が図1において右方向に移動することにより、ループ状の循環体8が第1のローラ6及び第2のローラ7間を図1において左回りに回転することになる。ループ状の循環体8には、ドアハンガー13が第2の循環体掴み24により固定されており、ループ状の循環体8の左回りの回転によりドアハンガー13及び第2のかごドア11がドアレール9に沿って図1において左方向に移動し、かご出入口2は開放される。
次に、かご出入口2の閉成時には、ドアモータ4を左方向に回転させることにより駆動ローラ5が直接回転されると、ベルト、ロープ、あるいはチェーン等からなる牽引体20により動滑車19が図1において右方向に移動し、これに伴って第2のかごドア11がドアレール9に沿って同方向に移動する。
第2のかごドア11が図1において右方向に移動することにより、ループ状の循環体8が第1のローラ6及び第2のローラ7間を図1において右周りに回転することになる。ループ状の循環体8には、ドアハンガー12が第1の循環体掴み23により固定されており、ループ状の循環体8の右回りの回転によりドアハンガー12及び第1のかごドア10がドアレール9に沿って図1において左方向に移動し、かご出入口2は閉成される。
以上のように、実施の形態1によるエレベータのかごドア装置では、かご出入口2の解放時と閉成時に駆動側と従動側のかごドアが入れ替わることになる。
また、第1のかごドア10及び第2のかごドア11は、ドアレール9から吊り下げられており、その開閉時には、第1及び第2のかごドア10,11の下端部は敷居溝26aによって案内される。
なお、実施の形態1においては、かごドアが2枚の中央開きのかごドア装置にこの発明を適用した例ついて図示説明したが、かごドアを4枚とした中央開きのかごドア装置に適用してもよく、諸種の設計的変更が可能である。
以上説明したように、実施の形態1のエレベータのかごドア装置においては、減速機構を用いないダイレクトドライブ方式を採用し、ドアモータ4により駆動ローラ5を直接駆動するので、ギヤによる騒音が発生せず、第1及び第2のかごドア10,11の開閉を静かに行うことができ、また、ドアモータ4に直接駆動される駆動ローラ5に一端を捲回した牽引体20を、第1のかごドア10のドアハンガー12に連結した動滑車18に捲回してドアフレーム3に固定し、他端を第2のかごドア11のドアハンガー13に連結した動滑車19に捲回してドアフレーム3に固定したので、従来のかごドア装置と比較して、同じ速度で第1及び第2のかごドア10,11を開閉するのに2倍のモータ速度を出すことができる。すなわち、減速比2を得ることになり、大プーリ等を用いて減速比を得るかごドア装置とは異なり、省スベースのままにトルクアップを可能にする効果が得られる。
また、ドアモータ4が駆動ローラ5に直結されていると共に、ドアモータ5の全体がドアフレーム3の上端部よりも下方に配置されているため、かごドア装置の高さ寸法を小さくでき、かご全体の高さ寸法に影響が及ぶのを防止できる。従って、かご全体の高さ寸法を小さくでき、昇降路頂部の高さ寸法を小さくすることができる。
さらに、図示しないがエレベータのかごの天井板の高さを高くした場合も、天井板はドアモータ5と干渉しないため、かご出入口2の高さが同じであれば、ドアフレーム3等の部品の高さ寸法も第1及び第2のかごドア10,11の高さ寸法も大きくする必要がなく、かご本体1の天井高さの異なる複数種類のエレベータ間で部品を共通化することができる。
さらにまた、ドアフレーム3に水平部3bを設け、この水平部3bの下部にドアモータ4が吊り下げられているので、ドアモータ4を安定して支持することができる。
さらに、ドアフレーム3及びドアモータ4は、かご敷居26の乗場側の垂直端面26bを垂直上方へ延長した面Aよりもかご本体1側に配置されているため、かごドア装置の部品が乗場側の機器と干渉するのがより確実に防止されることになる。
実施の形態2.
次に、実施の形態2について図5を用いて説明する。図5は実施の形態2を示す図で、この発明によるエレベータのかごドア装置を片開きのかごドア装置に適用した実施の形態を示すものである。
図5において、ドアフレーム3の図において左側、即ち、駆動ローラ5の反対側には従動ローラ50が設けられている。第1のかごドア10を吊り下げるドアハンガー12には取付金51を介して動滑車52が連結され、また、取付金53を介して動滑車54が連結されている。従動ローラ50、動滑車52,54、及び駆動ローラ5の間には、次に説明するようにベルト、ロープ、あるいはチェーン等からなる牽引体55が捲回されている。即ち、牽引体55の一端は取付金51に固定された動滑車52に捲回され、牽引体掴み56によりドアフレーム3に固定される。また、牽引体55の他端は従動ローラ50、取付金53に固定された動滑車54にそれぞれ捲回され、牽引体掴み57によりドアフレーム3に固定されている。なお、牽引体掴み56,57は実施の形態1で示した牽引体掴み21,21と同様に構成されており、同様の機能を発揮する。
第1及び第2のかごドア10,11はそれぞれドア連結手段である連動リンク装置58により開閉動作するように構成されている。連動リンク装置58は、第1リンク58a、第2リンク58b、第3リンク58cから構成されており、第1リンク58aの一端が軸59を介してかご本体1に回転自在に固定され、第1リンク58aの他端が軸60を介して第2リンク58bの一端と回転自在に支持されている。
また、第2リンク58bの中央部は軸61を介して第2のかごドア11に回転自在に固定され、第2リンク58bの他端は第3リンク58cの一端と軸62を介して回転自在に支持されている。更に、第3リンク58cの他端は軸63を介して第1のかごドア10に回転自在に固定されている。
ここで、第1リンク58aと第3リンク58cは同等の長さに構成され、第2リンク58bは第1及び第3リンク58a,58cの2倍の長さに構成されており、第2リンク58bの中央部は前述のように軸61により支持されている。上記構成により第2のかごドア11は第1のかごドア10の二分の一の速度で連動することになる。
なお、その他の構成については、実施の形態1と同様であるので、同一符号を付すことにより説明を省略する。
実施の形態2によるエレベータのかごドア装置は上記のように構成されており、次に動作について説明する。
かご出入口2の開放時には、ドアモータ4を例えば左方向に回転させることにより駆動ローラ5が直接回転されると、ベルト、ロープ、あるいはチェーン等からなる牽引体55により動滑車54が図において左方向に移動し、これに伴って第1のかごドア10がドアレール9に沿って同方向に移動する。
第1のかごドア10が図5において左方向に移動することにより、連動リンク装置58を介して第2のかごドア11も図5において左方向に移動することになる。この時、前述のように第2のかごドア11は第1のかごドア10の二分の一の速度で連動することになる。即ち、第1のかごドア10は高速ドア、第2のかごドア11は低速ドアとして機能することになる。
次に、かご出入口2の閉成時には、ドアモータ4を右方向に回転させることにより駆動ローラ5が直接回転されると、ベルト、ロープ、あるいはチェーン等からなる牽引体55により動滑車52が図5において右方向に移動し、これに伴って第1のかごドア10がドアレール9に沿って同方向に移動する。
第1のかごドア10が図5において右方向に移動することにより、連動リンク装置58を介して第2のかごドア11も図5において右方向に移動することになる。この時、かご出入口2の開放時と同様に第2のかごドア11は第1のかごドア10の二分の一の速度で連動することになる。即ち、第1のかごドア10は高速ドア、第2のかごドア11は低速ドアとして機能することになる。
実施の形態2においては、ドア連結手段として連動リンク装置58を用いた例について図示説明したが、連動リンク装置58に替えて同等の機能を有するベルト、ロープ、あるいはチェーン等を用いてもよい。
また、実施の形態2においては、この発明をかごドアを2枚用いた片開きのかごドア装置に適用した例ついて図示説明したが、かごドアを3枚用いた片開きのかごドア装置に適用してもよく、諸種の設計的変更が可能である。
以上説明したように、実施の形態2のエレベータのかごドア装置においては、減速機構を用いないダイレクトドライブ方式を採用し、ドアモータ4により駆動ローラ5を直接駆動するので、ギヤによる騒音が発生せず、第1及び第2のかごドア10,11の開閉を静かに行うことができ、また、駆動ローラ5とドアフレーム3に設けられた従動ローラ50間に捲回される牽引体55を備え、上記牽引体55は、駆動ローラ5に捲回した一端が第1のかごドア10に連結した第1の動滑車52に捲回してドアフレーム3に固定され、他端が従動ローラ50に捲回されると共に第1のかごドア10に連結した第2の動滑車54に第1の動滑車52の捲回方向と逆方向に捲回されてドアフレーム3に固定されるので、従来のかごドア装置と比較して、同じ速度で第1及び第2のかごドア10,11を開閉するのに2倍のモータ速度を出すことができる。すなわち、減速比2を得ることになり、大プーリ等を用いて減速比を得るかごドア装置とは異なり、省スベースのままにトルクアップを可能にする効果が得られる。
なお、実施の形態2のエレベータのかごドア装置は、実施の形態1で説明したその他の効果をも奏するものである。
以上のように、この発明によるエレベータのかごドア装置は、重量の重いかごドアに対応できるエレベータのかごドア装置に利用できるものである。
この発明の実施の形態1によるエレベータのかごを示す正面図である。 図1におけるA−A線方向の側面図である。 図1におけるB−B線方向の側面図である。 牽引体をドアフレームに固定する牽引体掴みの一例を示す図である。 この発明の実施の形態2によるエレベータのかごを示す部分正面図である。
符号の説明
1 かご本体 2 かご出入口
3 ドアフレーム 3a 垂直部
3b 水平部 4 ドアモータ
5 駆動ローラ 6 第1のローラ
7 第2のローラ 8 ループ状の循環体
9 ドアレール 10 第1のかごドア
11 第2のかごドア 12,13 ドアハンガー
14,15 ローラ 16,17,51,53 取付金
18,19,52,54 動滑車 20,55 牽引体
21,22,56,57 牽引体掴み 23 第1の循環体掴み
24 第2の循環体掴み 25 ドアシュー
26 かご敷居 26a 敷居溝
26b 垂直端面 40 固定部材
41 ボルト 42 ナット
50 従動ローラ 58 連動リンク装置
58a 第1リンク 58b 第2リンク
58c 第3リンク 59,60,61,62,63 軸

Claims (2)

  1. かご出入口の上方でかご本体に固定され、上記かご出入口の間口方向に沿って延びるドアフレームと、
    上記ドアフレームの上端部より下方に位置するように上記ドアフレームに取り付けられたドアモータと、
    上記ドアモータにより直接駆動される駆動ローラと、
    上記ドアフレームにおける上記かご出入口の間口方向両端部に設けられた第1及び第2の回転体と、
    上記第1及び第2の回転体間に捲回され、上記第1及び第2の回転体の回転により循環するループ状の循環体と、
    上記ドアフレームに取り付けられ、上記かご出入口の間口方向に沿って延びるドアレールと、
    上記ドアレールからドアハンガーにより吊り下げられると共に、上記ループ状の循環体に固定されて上記ループ状の循環体の循環により上記ドアレールに沿って互いに逆方向に移動する第1及び第2のかごドアと、
    上記駆動ローラに捲回した一端を、上記第1のかごドアのドアハンガーに連結した動滑車に捲回して上記ドアフレームに固定し、他端を上記第2のかごドアのドアハンガーに連結した動滑車に捲回して上記ドアフレームに固定した牽引体と、を備えたことを特徴とするエレベータのかごドア装置。
  2. 上記牽引体は、牽引体掴みによりドアフレームに固定され、上記牽引体掴みは上記牽引体の長さを調整できることを特徴とする請求項1に記載のエレベータのかごドア装置。
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