JP2005020239A - 画像読取装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数流し読み位置を持つリーダーにおいて、流し読み位置での白レベル違いを補正する補正データ作成手法の提案。手法としては、一枚の基準シートを用いて、循環モード(両面)の一面目、二面目でそれぞれ異なる位置のサンプルデータを取得し、補正データを作成する。このことによりサービス性の向上を実現する。
【解決手段】基準シートを搬送する搬送手段と、前記搬送手段によって基準シートを搬送しながら所定の読取位置で読み取る読取手段と、前記所定の読取位置を第一の読取位置から第二の読取位置に変更する変更手段と、所定の読み取りモードに従って、前記第一の読取位置で読み取った後、第二の読取位置で基準シートを読み取るように制御する制御手段とを有し、前記第一の読取位置で読み取った第一のデータと前記第二の読取位置で読み取った第二のデータとの比率に基づいて、白レベル補正値を作成することを特徴とする画像読取装置。
【選択図】 なし

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、スキャナー、複写機、プリンター、あるいは、ファクシミリ装置などの、画像が載ったシート材(原稿)の画像を読み取る、原稿送り装置を備えた、画像読み取り手段に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、デジタル複写機、プリンター、ファクシミリ等に設けられた画像読取装置には、シートである原稿を画像読取装置に自動給紙するため、シート自動搬送装置の一例である原稿処理装置(ADF:Auto Document Feeder)を開閉自在に備えたものがある。
【0003】
この原稿処理装置を備えた画像読み取り装置の読み取り方法の1つに、原稿処理装置により自動給紙された原稿に対して、原稿処理装置の下方に設けられた読み取り装置をモータにより設定位置に移動して停止させた後、所定速度で搬送される原稿に対しランプユニットから光を出射して走査を行い、その反射光を読み取り装置により検出することで画像を読み取る読み取り方法がある。(以下、流し読みという)
従来、この流し読みを用いた原稿処理装置の読み取り位置近傍の構成を図10に示す。
【0004】
図10の構成では、読み取り位置αの上流側と下流側に搬送ローラ対(402、403)を配し、読み取り位置α略上方にプラテンガラス404と所定の隙間を形成するガイド部材405を設けている。そして、読み取り装置401を読み取り位置αに移動して、原稿Pを隙間で規制しながら読み取り位置上401を一定の速度で搬送することで、原稿搬送時の速度変動を抑えて画像の読み取りを行っている。
【0005】
このとき、読み取り位置αは原稿Pとプラテンガラス404とが接触する位置よりも上流に設けられ、原稿Pはプラテンガラス404から少し浮いた状態で読み取られる。
【0006】
また、図11に示すように、ガイド部材405の代わりに、図示しない駆動手段により回転可能なプラテンローラ406を設け、ガイド部材405より微小な隙間で原稿をプラテンガラス404側に押し付けて搬送を行う構成もある。
【0007】
このプラテンローラは、コンタクトイメージセンサ(CIS)などの読み取り深度が浅い読み取り装置に対し、原稿Pの浮きを防止する構成として用いられる。このときの読み取り位置βは、プラテンローラ406近傍の原稿Pとプラテンガラス404が接触している位置に設けられている。
【0008】
流し読みを行う原稿処理装置には以下のような欠点がある。図10の構成では原稿Pがプラテンガラス404に接触していない位置で読み取りを行っているために、原稿搬送で発生したトナー粉、紙粉、ゴムカス等のゴミ(浮遊ゴミ)が飛散してプラテンガラス404上に滞留してしまう。この浮遊ゴミが画像読み取り位置に滞留すると、浮遊ゴミがスジ画像として読み取られてしまうことがある。
【0009】
また、図11の構成では原稿Pがプラテンガラス404に接触している位置を読み取り位置に設定しているために、原稿P上に付着しているインクや修正液、糊等のゴミ(付着ゴミ)がプラテンガラス404と摺擦して付着し易くなるために、読み取り位置上に付着ゴミが付着した場合にスジ画像として読み取られてしまうことがある。
【0010】
このように、従来の流し読みでは浮遊ゴミと付着ゴミの両方に対し、スジの発生を防止することが困難である。この対策として、読み取り位置にゴミがあるかどうかを検知し、その検知結果によって読み取り位置を変更する制御が知られている。(特許文献1を参照)
【特許文献1】
特開2000−196814
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、以上のようなゴミの検出結果に基づいて読み取り位置を変更する制御を行った場合、次の問題が生じる。第1の読取位置(変更前の読み取り位置)と第2の読取位置(変更後の読み取り位置)では、読取位置が物理的に異なるため、原稿を読み取った場合、照明した光が原稿を反射して読み取り素子に入射する光量が異なってしまい結果的に、原稿の白レベルが異なってしまう問題が発生する。これは、原稿の裏側にあるマイラーや白色ローラーといった白色部材からの裏写り(反射)光が影響しているケースや、原稿の浮きによる影響もある。
【0012】
以上の読み込み位置による白レベル違いに対しては、前記第1の読み取り位置と第2の読み取り位置の白レベルを同一となるように補正する補正データを作成することにより解決可能である。一般的に考えられる補正データ作成方法としては、原稿読み込み中での読取位置変更はできないことから、以下の2点が考えられる。
【0013】
基準シート(白色シート)を2枚使用して、読み込み動作を行なう。
2回(=2ジョブ)基準シートをADFにセットして読み込み動作を行なう。
以上の2点が考えられる。
【0014】
1のケースでは、基準シートが2枚必要なことから、それぞれの基準シートの白レベルが同一でないといけないため、サービスパーツとして管理が難しいといった問題がある。
【0015】
2のケースでは、基準シートは1枚でいいのだが、補正データ作成動作(=調整)において、1度読み込み動作を行なった後に、もう一度、基準シートのADFへのセットを行なった上で、読み込み動作を実行するといった手順(=工数)が増えるといった問題がある。工場生産においては、工数アップ=コストアップなってしまい、大きな問題となってしまう。
【0016】
本発明では、この補正データ作成方法として、基準シートを両面モードで読み込み動作をさせ、基準シートの1面目を第1の読取位置で行ない、基準シートの2面目を第2の読取位置で行なうことで、サービス処理の向上を実現した。
【0017】
【課題を解決するための手段】
本発明では以上の問題を解決するために、次のような構成をとっている。
【0018】
この目的を達成するために、本発明は、基準シートを搬送する搬送手段と、前記搬送手段によって基準シートを搬送しながら所定の読取位置で読み取る読取手段と、前記所定の読取位置を第一の読取位置から第二の読取位置に変更する変更手段と、所定の読み取りモードに従って、前記第一の読取位置で読み取った後、第二の読取位置で基準シートを読み取るように制御する制御手段とを有し、前記第一の読取位置で読み取った第一のデータと前記第二の読取位置で読み取った第二のデータとの比率に基づいて、白レベル補正値を作成することを特徴とする。
【0019】
また、前記所定の読み取りモードは、基準シートを前記第一の読取位置で読み取った後、基準シートを排出せずに第二の読取位置で読み取ることであることを特徴とする。
【0020】
また、前記所定の読み取りモードは、両面モードであることを特徴とする。
【0021】
また、前記第一のデータおよび前記第二のデータは、サンプリングデータであることを特徴とする。
【0022】
また、前記サンプリングデータは、主走査m画素に対して周辺n画素の平均データと、副走査oラインに対して副走査方向にpライン平均データを用いることを特徴とする。
【0023】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態の画像読み取り装置と、この画像読み取り装置を装置本体に備えた画像形成装置である複写機とを図に基づいて説明する。
【0024】
〔装置の説明〕
図1、2において、150はリーダ部、2は原稿処理装置、300はプリンター部である。
【0025】
〔リーダ部の説明〕
リーダ150は、原稿面に対して光を照射するランプ152、ランプ152にて照射された光に対応する原稿Pからの反射光を、レンズ157、およびCCD158に導くミラー153、155、156を有している。ランプ152とミラー153は、第1光学台159に取り付けられ、ミラー155、156は、第2光学台151に取り付けられている。
【0026】
また、光学台159、151は、図示しないワイヤ154によって、モータ314(図5参照)と結合され、モータ314の回転駆動により原稿台ガラス3と平行に移動制御される。
【0027】
ポジションセンサ315は、第1光学台159のホームポジション位置を検知するためのセンサであり、ポジションセンサ315の位置を基準としてモータ314を正転、逆転することにより、光学台159、151を移動し、原稿台ガラス3上の原稿を光学的に走査する。
【0028】
また、モータ314は、ステッピングモータにより構成されている。このモータ314には、エンコーダ302(図3参照)が接続されており、このエンコーダ302の出力により、光学台159、151が何パルス分移動したかを認識できるようになっている。すなわち、ポジションセンサ315とエンコーダ302からのエンコーダーパルスにより、光学台159、151の位置を把握することが可能である。
【0029】
原稿からの反射光は、ミラー153、155、156を介してレンズ157に導かれ、レンズ157によってCCD158上に集光される。CCD158は、原稿情報を反映した上記反射光を光電変換し、電子的な画像信号として出力する。
【0030】
このような構成下で、第1光学台159を原稿読取位置160に停止させた状態で、ADF2により原稿を搬送させながら原稿情報を読み取る流し読みモードと、原稿を原稿台ガラス3上に固定的に載置して、光学台159、151を副走査方向に移動させながら原稿情報を読み取る原稿台ガラス読み取りモードの2つのモードで原稿情報を読み取ることができる。
【0031】
図3は、リーダの制御系の概略構成を示すブロック図である。
【0032】
原稿面に光を照射するランプ152、光学台159、151を副走査方法に移動し原稿を走査するモータ314、原稿面からの反射光を光電変換するCCD158、CCD158の出力信号をA/D変換するA/D変換回路301、モータ314に接続されたエンコーダ302、原稿に光を照射するためのランプ152、光学台159をホームポジションに位置決めするためのポジションセンサ315、ADF原稿読取モードにおける正規の原稿読取位置を設定するためのバックアップRAM303、およびスキャナコントローラ304を有している。スキャナコントローラ304内にはCPU511とROM304aをもっており、本発明での光学台159の位置決め動作を行なう処理はここでROM304a内の情報に従って、CPU511が実行する。
【0033】
〔プリンター部の説明〕
プリンター部300は周知の静電潜像画像形成を用いた画像形成手段である。
【0034】
図2より300の画像出力部であるプリンター部の説明をする。
【0035】
100は上段カセットで、カセット内のシートは分離爪と給送ローラ101の作用によって1枚ずつ分離給送されてレジストローラ106に導かれる。102は下段カセットで、カセット内のシートは分離爪と給送ローラ103の作用によって1枚ずつ分離給送されてレジストローラ106に導かれる。104は、手差しガイドで、1枚ずつシート材がローラ105を介してレジストローラ106に導かれる。108はシート積載装置(デッキタイプ)で、モータ等により昇降する中板108aを備え、中板上のシートは、給送ローラ109と分離爪の作用により1枚ずつ分離給送されて搬送ローラ110に導かれる。
【0036】
112は感光ドラム、114は現像器、115は転写帯電器、116は分離帯電器であり、画像形成部を構成する。
【0037】
117は画像形成されたシート材を搬送する搬送ベルト、118は定着装置、119は搬送ローラ、120はダイバータである。画像形成されたシート材はダイバータ120によって排出ローラ121に導かれ、ソータ122内に搬送される。ソータ122は、ノンソートトレイ122a、ソートビントレイ122b、ノンソートトレイ排出ローラ122c、ソートビントレイ排出ローラ122dを有し、ノンソートトレイとソートビントレイが昇降してシートを一段づつ区分けする。尚、ソータに代わって、排出トレイを装着する場合もある。
【0038】
両面複写、多重複写の場合には、定着後のシートはダイバータ120により分岐されて搬送ローラ201により搬送され、両面複写の場合ベルト202、204、パス206、排出ローラ205を経て中間トレイ200に排出される。多重複写の場合には、シートはダイバータ203により中間トレイ200に排出される。209、210はシートを給送する半月ローラ、211は分離ローラ対、213、214、215はシートをレジストローラ106へ搬送する搬送ローラである。
【0039】
〔原稿処理装置の説明〕
原稿自動給送装置2は、リーダ部150の上方にヒンジ機構95、96を介してプラテンガラス161、原稿台ガラス3に対して開閉可能に設けられている。以下、原稿処理装置2の詳細を図に基づいて説明する。
【0040】
〔原稿トレイ部の説明〕
図1において、原稿トレイ4は、シート状の原稿Pを積載するためのものである。原稿トレイ4には一対の幅方向規制板が原稿の幅方向にスライド自在に配置されている。幅方向規制板によって原稿トレイ4に積載される原稿Pの幅方向を規制することで給送時の搬送安定性を確保できる。
【0041】
〔分離部の説明〕
原稿トレイ4の上方には、給紙ローラ5が設けられている。給紙ローラ5は分離搬送ローラ8の回転駆動に連れて回転し、シート原稿を給紙する。
【0042】
給紙ローラ5は通常、ホームポジションである上方(図中実線位置)に待避している位置をとり、原稿セット作業を阻害しないようにしている。給紙動作が開始されると図中点線位置に下降して原稿Pの上面に当接する。給紙ローラ5は図示しないアームにて軸支されるので、アームを揺動して給紙ローラ5を上下に動かせる。
【0043】
分離パッド6は分離搬送ローラ8の対向側に配置され、分離搬送ローラ8側に圧を加えている。分離パッド6は分離搬送ローラ8より摩擦が若干小さいゴム材料などで形成され、給紙ローラ5にて給紙される原稿Pを一枚毎にさばき、分離搬送ローラ8で給紙する。
【0044】
〔搬送部の説明〕
レジストローラ12、レジスト従動ローラ11は分離部にて給紙された原稿の先端をそろえるレジスト手段であり、静止したレジストローラ対11、12のニップ部に向けて分離した原稿先端を突き当て、原稿にループを生じさせて先端をそろえている。
【0045】
次にリードローラ22、リード従動ローラ14によりプラテンガラス161に向けて搬送する。プラテンガラス161に搬送された原稿は、ジャンプ台162によりすくい上げられ、リード排出ローラ23、リード排出従動ローラ16により搬送される。
【0046】
画像読み取りが終了すると、排紙ローラ18により原稿を排紙トレイ10に排出する。
【0047】
両面モード時には、排紙ローラ18にて排出せずスイッチバックして、上方の紙パスに案内してレジストローラ11、12に向けて搬送する。レジストローラ11、12に到達すると上記と同様に原稿の裏面の読み取りが行われる。
【0048】
〔駆動系の説明〕
図5から各ローラなどを駆動するための駆動系の説明をする。
【0049】
分離モータ50はステッピングモータであり、正逆転により原稿の分離・搬送を行う。
【0050】
分離モータ50が給紙方向に回転したときには、給紙ローラ5がホームポジションである上方(図中破線位置)から降下し、原稿トレイ4上のシート原稿の最上紙に圧接させると共に、給紙ローラ5と分離ローラ8を駆動する。
【0051】
分離モータ50が給紙方向とは逆転方向である搬送方向に回転したときには、給紙ローラ5をホーム位置である上方(図中破線位置)に持上げ保持すると共に、レジローラ12を駆動する。
【0052】
リードモータ51はリードローラ22、プラテンローラ24、リード排出ローラ23、排紙ローラ18を駆動するステッピングモータである。搬送される原稿の画像を読み取る速度で各ローラを駆動する。
【0053】
離間ソレノイド57は両面原稿スイッチバック時に、排紙ローラ18の従動コロを圧着・離間させる。
【0054】
〔センサの説明〕
図5から各センサの説明をする。
【0055】
原稿トレイ4にはシート原稿Pがセットされたことを検出する透過型の光センサである原稿セット検知センサ40が設けられている。
【0056】
また、サイドガイドの位置を検出する事により原稿トレイ4上にセットされた原稿束Pの幅方向の長さを検知する紙幅検知センサ44が原稿トレイ4の下部に設けられている。
【0057】
分離ローラ8とレジストローラ12の間には原稿を検知する透過型の光センサであるレジストセンサ7が設けられ、分離給送された原稿の先端を検知し、レジストローラ12への突き当て量(ループ量)を制御するタイミングなどを検知している。
【0058】
リードローラ22の直後に原稿を検知する反射型光センサであるリードセンサ13が設けられ、読み取り部160での画像読み取り開始タイミングの基準信号としている。
【0059】
排紙ローラ18の直前には原稿を検知する透過型光センサである排紙センサ17が設けられ、原稿の排紙タイミングなどを検知している。
【0060】
〔給送動作の説明〕
原稿セットセンサ40によって原稿トレイ4上にある原稿Pが検知されると、給紙ローラ5が降下して原稿束上に当接する。
【0061】
複写機の操作部で複写条件が入力されスタートキーが押されると、原稿トレイ4上の原稿幅センサ44によって原稿サイズの検出が行われる。さらに、分離ソレノイド57の保持が解除され原稿は給紙ローラ5の給送力を受けて下流部へ進出する。
【0062】
次に原稿トレイ4から進出してきた原稿Pを一枚毎に分離して下流部に搬送する。
【0063】
分離部を通過した原稿Pはレジストローラ12で先端を揃えてレジストローラ12にて搬送する。
【0064】
先端がリードローラ22に到達してプラテンガラス161に向けて搬送され、プラテンローラ24及びリード排出ローラ23にて搬送しながら、読み取りユニット160で画像読みが行われる。
【0065】
画像読み込みが終了すると、排紙ローラ18で排紙トレイ10に積載される。
【0066】
両面モード時には、排紙ローラ18にて排出せずスイッチバックして、上方の紙パスに案内してレジストローラ11、12に向けて搬送する。レジストローラ11、12に到達すると上記と同様に原稿の裏面の読み取りが行われる。
【0067】
〔制御回路のブロック説明〕
図4は、本実施例ADFの制御装置の回路構成を示すブロック図であり、制御回路はマイクロプロセッサ(CPU)54を中心に構成されており、CPU54の入出力ポートには、各種負荷のドライブ回路およびセンサ信号が接続される。
【0068】
また、制御回路は不図示の電池によりバックアップされるRAMと、制御シーケンスソフトの格納されたROMを備えている。また、55は、複写機本体とのデータ通信を制御するための通信用ICである。
【0069】
分離モータ50とリードモータ51は各ステッピングモータドライバによって駆動される。各ドライバには、CPU54から相励磁信号と、モータ電流制御信号が入力されている。
【0070】
離間ソレノイド57はドライバによって駆動され、CPU54の入出力ポートに接続された信号によって、その動作を制御されるものである。
【0071】
レジセンサ7、セットセンサ40、リードセンサ13、排紙センサ17、トレイ幅センサ44等の各種センサは、CPU54の入力ポートに接続されて、装置内における、原稿の挙動をおよび、可動負荷の挙動をモニターするために用いられる。
【0072】
〔読み取り部の説明〕
図6、7を用いて読み取り部の説明をする。
【0073】
116はプラテンガラスであり、ガラス表面にECコート(透明導電コート)を施している。27はアルミシートであり導電性両面テープでプラテンガラス表面から裏面にかけて貼られている。26は樹脂シートであり、アルミシートを保護している。
【0074】
24は白色プラテンローラであり、リードモータ51の駆動により搬送方向に回転する。またプラテンガラス161とのギャップは不図示のガラス突き当て手段により0.15mmに保証されている。25は従動のシート押さえコロであり、プラテンガラスとのギャップは0.8mmに保証されている。
【0075】
28は白色のポリエステルフィルムであり、プラテンローラ24とシート押さえコロ25を抱え、リードローラ22を支点に揺動自在に設けられたガイド部材に取り付けられ、プラテンローラ近傍の白色度を安定させる。
【0076】
原稿Pはプラテンローラ24と、プラテンガラス161と、シート規制コロ25と、ジャンプ台162とに規制されながらプラテンガラス161上を一定の速度で搬送されていくが、その際にプラテンローラ24の直下近傍でプラテンガラス161と接触する位置Aと、白色ガイド28の下方でプラテンガラス161と接触しない位置Bがある。
【0077】
このとき読み取り装置159は、モータ319により移動可能に設けられ、スキャナコントローラ304により位置Aである第1読み取り位置160と、位置Bである第2読み取り位置163とを適宜に選択可能に設けている。
【0078】
図9(a)は本画像読取装置のゴミ検知回路を含む画像データの流れを示す構成ブロック図である。原稿面からの反射光を光電変換するイメージセンサ158、イメージセンサ158の出力信号をA/D変換するA/D変換回路301、シェーディング補正回路503、ゴミ検知回路509、CPU511から大略構成されている。更に、上記ゴミ検知回路509はゴミ検知用2値化回路504、加算回路505、ラインメモリ506、ゴミ判定用2値化回路507、ゴミカウント回路508を備えている。
【0079】
上記各部の機能を詳述すると、イメージセンサ158は原稿からの反射光に基づき光電変換を行い電気信号を出力する。A/D変換回路301はイメージセンサ158より出力されたアナログ信号をデジタル信号に変換する。シェーディング補正回路503はA/D変換回路301の出力に基づきシェーディング補正を行い、該シェーディング補正後の画像信号を読み取り画像信号として、ゴミ検知回路509のゴミ検知用2値化回路504に出力する。ゴミ検知用2値化回路504ではシェーディング補正後の画像信号を所定のゴミ検知閾値と比較して、2値化を行う。加算回路505はゴミ検知用2値化回路504の出力とラインメモリ506の出力を加算する。ラインメモリ506は、画素毎の累積加算に係るデータを記憶する。ゴミ判定用2値化回路507は、画素毎の累積加算値と所定のゴミ判定閾値とを比較し、所定のゴミ判定閾値を超えた画素についてゴミ有りと検知する。ゴミカウント回路508はゴミ判定用2値化回路の出力に基づき、ゴミの個数とゴミの幅を検出することができる。ゴミの幅とは主走査方向にゴミ有りと判定された画素が何画素分連続であるかを示している。ゴミの個数をカウントする時には、幅のあるゴミについても一つとカウントする。そして、M画素幅のゴミがN個(M、Nは自然数)あるという情報が出力される。ゴミ補正回路510はゴミ判定用2値化回路でゴミ有りと判定された画素について補正を行う回路である。ゴミと判定された画素の左右隣各1画素の正常な画素の値を参照して、線形補間をし補正する。この補正を行うことにより画像品質の劣化は多少ある。CPU511では、ゴミカウント回路508の出力から、ゴミの個数、ゴミの幅を考慮して最適な読取位置を設定する。
【0080】
次に図9(b)を用いてゴミ検知処理について説明する。
【0081】
ステップS701いおいて、ゴミ検知を行う時には原稿読取終了後、第一の読み取り位置でプラテンローラ24を回転させた状態で行う。第一の読取位置はYヶ所(本実施例では0.5mm間隔で3ヶ所、Y1,Y2,Y3)設定されている。そして、プラテンローラ201を読み取り、イメージセンサ158により出力された信号はA/D変換器301によりデジタル信号に変換される。シェーディング補正回路503ではシェーディング補正が行われ、画像信号が出力される。次にゴミ検知回路509では、先ず、ゴミ検知用2値化回路504にて、上記シェーディング補正後の画像信号をゴミ検知閾値と比較することによることで2値化する。但し、この際ゴミ検知閾値より小さな場合を”1”、大きな場合を”0”、と2値化するものとする。その後、加算回路505及びラインメモリ506により画素毎に累積加算される。累積加算は所定のライン数分行うが、累積加算の対象となるラインは連続したラインで行う場合とXライン間隔の間欠ラインで行う場合とが考えられる。このようにして2値化した画像データを画素毎に累積加算することで、ゴミ有りと判定した場合には核当する画素に対する累積加算値が大きな値となる。次にゴミ判定用2値化回路507ではこの画素毎の累積加算値をゴミ判定閾値と比較し、ゴミ判定閾値を超えた画素についてゴミ有りと判定する。但し、この際ゴミ判定閾値より小さな場合を”0”、大きな場合を”1”、と2値化するものとする。次に、ゴミカウント回路508において、ゴミ判定用2値化回路の出力に基づき、ゴミの個数とゴミの幅を検出する。M画素幅のゴミがN個(M、Nは自然数)あるという情報が出力される。例えば、1画素のゴミが4個、2画素のゴミが3個、3画素のゴミが0個、・・・のような情報が得られる。次にステップS702でごみカウント回路508の出力に基づいて、ゴミ有りと判定されなかった場合はそのままゴミ検知処理を終了し、次JOBも現在の読み取り位置で原稿を読み取る。ゴミ有りと判定された場合には、ステップS703において、設定されているY箇所の読み取り位置のうち全ての読み取り位置でゴミ有りと判定しているかを判断する。ゴミ検知処理を行っていない場所がある場合はステップS704で、まだゴミ検知処理の行われていない場所へ移動し、ステップS701のゴミ検知処理を行う。ゴミ検知処理をY箇所全てで行っていた場合にはゴミ検知処理を終了する。ここでは、Y=3とし、それぞれの隣接する読み取り位置間の距離は0.5mmとする。
【0082】
次に図8を用いて、読取位置の選択方法について説明する。
【0083】
流し読みジョブ終了後、または電源投入時に第1の読取位置(Yヶ所)でゴミ検知処理(S01)を行い、ゴミを検知した場合、次流し読みジョブの読取位置を第2の読取位置に設定し、ゴミが無い場合、第1の読取位置を設定する。このとき第1ミラー台159を実際には動かさず、設定だけ行う。
【0084】
次に流し読みのジョブの原稿が原稿トレイ4にセットされたら、上記ゴミ検知処理の結果を元に読取位置設定値が第1の読取位置の場合、第一ミラー台159を第1の読取位置に動かし、読取動作可能となる。読取位置設定値が第2の読取位置の場合、ユーザーにプラテンガラスの清掃を促すアラームを表示する。(S02)本実施例では不図示の操作部の液晶画面に「プラテンガラスが汚れています。布で清掃してください。」という文言と共に、アニメーションの表示を行う。
【0085】
アラーム表示は閉じるボタンをおすことで解除される。(S03)
アラーム表示が解除され、かつDFの開閉が行われると、第1の読み取り位置で2回目のゴミ検知処理(S04)が行われる。
【0086】
また破線で示したように、ユーザーがスタートボタンを押したときに第2回目のゴミ検知処理を行っても良い。
【0087】
2回目のゴミ検知処理にもとづいて、ゴミ有りの場合、読取位置は第2の読取位置に設定され、第1ミラー台を動かし流し読み動作が可能となる。ゴミ無しの場合には読み取り位置は第1の読取位置に設定され、第1ミラー台を第1の読取位置に動かし、流し読みが可能となる。
【0088】
次に、第1の読み取り位置と第2の読み取り位置での白レベルを同一にする補正データ算出方法について図13のフローチャートを用いて説明する。
【0089】
まず、S100では、DF上に補正データ算出用のチャート(=基準白紙)をセットする。この基準白紙は、一般的なオフィスで使用するSK用紙でよい。S100にて、DF上に基準白紙が置かれたら、スタートキーが押されるのをS101にてまつ。S101にてスタートキーが押されたら、第1ミラー台159はホームポジション位置にてシェーディング補正を行う(ランプ点灯含む)(S102)。S102の後第1ミラー台159は第1の読み取り位置160へと移動する(S103)。S103の後、DF流し読み動作により両面読み込みを行い、基準白色シートの1面目を読み取る(S104)。基準白紙読み取り時処理については、後述する。S104の後、第1ミラー台159は第2の読み取り位置163へと移動する(S105)。S105の後、両面読み込みでの基準白紙の2面目を読み取る(S106)。S106の後、ランプ152を消灯し、白レベル補正係数を算出する(S108)。白レベル補正係数を算出については、後述する。
【0090】
前述した基準白色シート読み取り処理と白レベル補正係数を算出処理について図14を用いて説明する。
【0091】
CPU511はASIC(1401)を介してCCD(158)を制御する構成となっている。CPU511とASIC(1401)間はバス接続となっており、ASIC(1401)のレジスタ設定を行なうことで、CCDからのデータをASIC(1401)内のSHD−RAM(1402)に展開する。SHD−RAM(1402)への展開動作としては、CCDからのデータをHSYNC数ライン分サンプル加算し、サンプルしたライン数分で割った結果(=平均化)を、SHD−RAM(1402)にいれる(=副走査方向のサンプル加算平均化処理)。取り込みのタイミングは、基準白紙を搬送してほぼ副走査方向中央位置に達したとき、CCDからのデータを取り込む。
【0092】
そして、SHD−RAM(1402)内のデータ読み出しを、CPU511はアドレス値で読み出し処理をすることで、ソフト的にCCD中心位置に対して周辺画素データの加算し、加算した画素で割る処理を行なう(=主走査方向のサンプル加算平均化処理。図では32画素の周辺画素でサンプル加算平均化を行なっている)。この主副方向サンプル加算平均化データを、不図示のワークRAM上に保存し、第1の読み取り位置160での主副方向サンプル加算平均化データ(K1)と、第2の読み取り位置163での主副方向サンプル加算平均化データ(K2)との比率を求めて、白レベル補正係数としてバックアップRAM(303)内に保持する(式は、図14のとおり、K2をK1で割ることで求める。)
次に、前述した白レベル補正係数を用いて、第1の読み取り位置と第2の読み取り位置での白レベルを同一にする補正について説明する。
【0093】
図12は、本実施例のシェーディング補正部503の詳細を説明する図である。
【0094】
シェーディングデータ採取動作にあっては、まず、光源を消して、画素ごとに黒基準のデータBk(i)をサンプルし、ラインメモリ1に格納する。
【0095】
次に、図示しない白基準板の位置にて、光源を点灯させて白基準のデータWH(i)をサンプルして格納する。更に、白シェーディング補正データに変換する演算
1/(WH(i)―Bk(i))
を行って、ラインメモリ2に格納する。
【0096】
実際の画像読取時には、式1のような演算がリアルタイムで画素ごとに行われ、シェーディング補正後のデータが出力される。
【0097】
ここでIN(i)は、i番目の入力データ、OUT(i)はi番目の出力データ、Bk(i)はラインメモリ1のi番目の黒基準データ。1/(WH(i)―Bk(i))は、i番目の白シェーディング補正データである。
【0098】
次に、第1の読み取り位置と第2の読み取り位置との白レベルの差を補正する方法について説明する。
【0099】
図12の1045は乗算手段である。1046は係数設定手段である。図8のフローで、第1の読み取り位置で流し読みを行う場合には、係数設定手段には1を設定し、1倍の乗算を行う。第2の読み取り位置で流し読みを行う場合には、第1の読み取り位置に対する第2の読み取り位置の白レベルの比K2/K1の逆数であるK1/K2を係数設定手段1046に設定する。このようにして、第1の読み取り位置と第2の読み取り位置とで、流し読みを行った場合の、原稿読み取りの白レベルが同一になるように補正することができた。
【0100】
ここで肝要な点は、第1の読み取り位置の白レベルと第2の読み取り位置の白レベルの比率を乗算手段で同一になるように補正することであり、乗算手段は、どこにあっても良い。
【0101】
(第二の実施例)
第二の実施例としては、基準シートを循環モードで読み込み動作を行なうことが可能な構成における動作である。この構成については、図15を用いて説明する。
【0102】
先ほどの構成と比べてリード排出ローラ23とリード排出従動ローラ16の後にフラッパーF1が設けられており、フラッパー位置を制御することで、搬送された基準シートをE1の方向に搬送するか、E2の方向に搬送するかを決定することが可能となっている。このフラッパーF1制御により、搬送用紙をE2方向へ搬送することで循環モードとなる。
【0103】
次に図16のフローチャートを用いて説明する。まず、S200では、DF上に補正データ算出用のチャート(=基準白紙)をセットする。この基準白紙は、一般的なオフィスで使用するSK用紙でよい。S200にて、DF上に基準白紙が置かれたら、スタートキーが押されるのをS201にてまつ。S201にてスタートキーが押されたら、第1ミラー台159はホームポジション位置にてシェーディング補正を行う(ランプ点灯含む)(S202)。S202の後第1ミラー台159は第1の読み取り位置160へと移動する(S203)。S203の後、DF流し読み動作により、基準白色シートの1面目を読み取り、フラッパーF1を制御し基準白色シートをE2方向へと搬送する(S204)。基準白紙読み取り時処理については、後述する。S204の後、第1ミラー台159は第2の読み取り位置163へと移動する(S205)。S205の後、基準白紙の1面目を読み取り、フラッパーF1を制御し基準白色シートをE1方向へと搬送することで排紙を行なう(S206)。S206の後、ランプ152を消灯し、白レベル補正係数を算出する(S208)。白レベル補正係数を算出については、後述する。
【0104】
【式1】
Figure 2005020239
【0105】
【発明の効果】
以上に示したように本発明によれば、
プラテンローラの直下近傍でプラテンガラスと原稿が接触する第1の読み取り位置と、白色ガイドの下方でプラテンガラスと原稿が接触しない第2の読み取り位置の2つの読み取り位置を設け、読み取り装置を移動して適宜に選択可能に設けている。
【0106】
それにより、通常は原稿がプラテンガラスに接触している第1の読み取り位置を読み取り位置に設定し、原稿搬送で発生したトナー粉、紙粉、ゴムカス等の浮遊ゴミが飛散してプラテンガラス上に滞留してスジ画像になるのを防止し、また、原稿上に付着しているインクや修正液、糊等の付着ゴミがプラテンガラスと摺擦して第1の読み取り位置上に付着した場合には、読み取り位置を第2の読み取り位置へと移動して、付着ゴミがスジ画像として読み取られてしまうことを防止することができる。
【0107】
そして、1回目のゴミ検知処理でアラーム表示の可否の判断を行い、2回目のゴミ検知処理で読み取り位置の決定を行うようにしたことで、ユーザーに清掃を促す効果があり、かつユーザーが清掃しなかった場合、または清掃が不十分な場合は読み取り位置を第2の読取位置に変更することでスジ画像を防止する効果がある。
【0108】
さらに、同上で副作用として発生した、プラテンローラの直下近傍でプラテンガラスと原稿が接触する第1の読み取り位置と、白色ガイドの下方でプラテンガラスと原稿が接触しない第2の読み取り位置の2つの読み取り位置とで原稿を読み取った白レベルが異なってしまう問題も解決され良好な画像が読み取ることができた。
【0109】
そして、本発明での白レベル補正データ作成処理を用いることで、サービス性向上を実現することができた(基準シート1枚、1回の原稿セット)。
【0110】
また、第二の実施系では、基準シートを循環モードで読み込み動作を行なう構成であり、こちらのメリットは、両面モードに比べて、
1.補正データ作成動作の時間が短い
基準シートの片面のみを使用するため、サービスパーツとしての扱いも簡単
以上の2点が考えられる。
【0111】
1の補正データ作成動作の時間が短いという点は、両面動作と比べて、原稿を循環して読み込みを行なう方式(循環モード)は、両面モードで必要な原稿の反転動作がない分、時間短縮が実現可能である。
【0112】
2のサービスパーツとしての扱いが容易という点は、両面動作と比べて、片面のみが白レベル基準を満たしていればいいので、サービスパーツとしてのコストも安くでき、またサービスパーツとしても、片面のみをケアすればいいといったメリットがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像読取装置と本実施形態に係る原稿処理装置の構成を説明する図。
【図2】本実施形態に係る画像形成装置の構成を説明する図。
【図3】本実施形態に係る読み取り装置の制御ブロック図。
【図4】本実施形態に係る原稿処理装置の制御ブロック図。
【図5】本実施形態に係る原稿処理装置の駆動系を説明する図。
【図6】本実施形態に係る原稿読み取り部の構成を説明する図。
【図7】本実施形態に係る原稿読み取り部の詳細図。
【図8】本実施形態に係る読み取り位置移動シーケンスのフローチャート。
【図9】本実施形態に係るゴミ検知処理の構成ブロック図およびフローチャート。
【図10】従来例1。
【図11】従来例2。
【図12】本実施形態に係るシェーディング補正部のブロック図。
【図13】本実施形態に係る白レベル補正係数算出のフローチャート。
【図14】本実施形態に係る白レベル補正係数算出を説明する図。
【図15】本実施形態に係る循環モードを搭載した構成図。
【図16】本実施形態に係る白レベル補正係数算出のフローチャート。
【符号の説明】
1 複写機
2 原稿処理装置
3 原稿台ガラス
4 原稿トレイ
10 排紙トレイ
12 レジストローラ
18 排紙ローラ
22 リードローラ
23 リード排出ローラ
24 プラテンローラ
160 読み取り装置
161 プラテンガラス
150 リーダ部
300 プリンター部

Claims (5)

  1. 基準シートを搬送する搬送手段と、前記搬送手段によって基準シートを搬送しながら所定の読取位置で読み取る読取手段と、前記所定の読取位置を第一の読取位置から第二の読取位置に変更する変更手段と、所定の読み取りモードに従って、前記第一の読取位置で読み取った後、第二の読取位置で基準シートを読み取るように制御する制御手段とを有し、前記第一の読取位置で読み取った第一のデータと前記第二の読取位置で読み取った第二のデータとの比率に基づいて、白レベル補正値を作成することを特徴とする画像読取装置。
  2. 前記所定の読み取りモードは、基準シートを前記第一の読取位置で読み取った後、基準シートを排出せずに第二の読取位置で読み取ることであることを特徴とする請求項1記載の画像読取装置。
  3. 前記所定の読み取りモードは、両面モードであることを特徴とする請求項2記載の画像読取装置。
  4. 前記第一のデータおよび前記第二のデータは、サンプリングデータであることを特徴とする請求項1及至3記載の画像読取装置。
  5. 前記サンプリングデータは、主走査m画素に対して周辺n画素の平均データと、副走査oラインに対して副走査方向にpライン平均データを用いることを特徴とする請求項4記載の画像読取装置。
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