JP2005018462A - プロセッサストール監視方式および方法 - Google Patents

プロセッサストール監視方式および方法 Download PDF

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Abstract

【課題】コンピュータシステム起動の際のストール障害発生時にその障害部位を特定してリスタートを行わせる。
【解決手段】複数のプロセッサを有するコンピュータシステム1の電源投入時にPOSTを実行するBSP(ブートストラッププロセッサ)10と、POST処理時に発生したストール障害を検出したとき前記POST処理を引き継いて処理し,引き継いたPOST処理が正常に終了したとき前記BSPのプロセッサ要因に基づくストールと判断し,前記コンピュータシステムから前記BSPを切離してリスタートを行うAP(アプリケーションプロセッサ)20と、前記POST処理を継続処理中に前記APもストールを発生したときには前記コンピュータシステムのプラットフォーム要因に基づくストールと判断し,そのまま前記コンピュータシステムのリスタートを行わせる外部ストール監視部2とを具備する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はプロセッサストール監視方式および方法に関し、特に複数のプロセッサを有するコンピュータシステムの起動時に発生することがあるストール障害を判定してリスタートを行うプロセッサストール監視方式および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、複数のプロセッサを有するコンピュータシステムでは、あるプロセッサが故障したときそのプロセッサが実行中の処理を他のプロセッサが引き継いで実行することがある(たとえば、特許文献1参照)。
【0003】
しかしながら、上記の例の場合、故障の原因を判定してその回復を試行することはない。特に、電源投入時に発生することがあるストール障害の場合には、原因不明でシステム起動ができないことがある。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−22599号公報(第3〜4頁,図1)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように複数のプロセッサを有する従来のコンピュータシステムでは、特にシステム起動の際に次のような問題点がある。
【0006】
第一の問題点は、POST実行中にストールが発生したときPOST処理を実行していたプロセッサの動作を他の待機プロセッサが引き継ぐことができないことである。
【0007】
その理由は、従来の技術ではCPUストール監視はウォッチドッグタイマー等の機能を持つストール監視部が行っているが、一定期間ウォッチドッグタイマーの更新が行われないと、POST処理を実行していたプロセッサの動作を他の待機プロセッサが引き継ぐことなく、ストール監視部がシステムを再起動していることにある。
【0008】
第二の問題点は、POST実行中のストール発生の障害の要因は、CPU自身の処理障害とプラットフォーム障害とに分離されるが、従来の技術ではストール障害発生時に両要因の特定ができないことにある。
【0009】
その理由は、従来の技術ではCPUストール監視はウォッチドッグタイマー等の機能を持つストール監視部が行っているが、一定期間ウォッチドッグタイマーの更新が行われないと、ストール監視部はストール発生と認識しても、それがCPU 要因の障害かプラットフォーム要因の障害かの識別を行うことができないからである。
【0010】
本発明の目的は、上記のような欠点を改善するために、コンピュータシステム起動の際のストール障害発生時にその障害部位を特定してリスタートを行わせ、ストール障害に対するシステムの運用性および保守性を向上させるプロセッサストール監視方式および方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明のプロセッサストール監視方式は、複数のプロセッサを有するコンピュータシステムの電源投入時にPOSTを実行する第一のプロセッサと、前記第一のプロセッサのPOST処理時に発生したストール障害を検出したとき前記POST処理を引き継いて継続処理し,引き継いたPOST処理が正常に終了したとき前記第一のプロセッサ要因に基づくストールと判断し,前記コンピュータシステムから前記第一のプロセッサを切離してリスタートを行う第二のプロセッサと、前記POST処理を継続処理中に前記第二のプロセッサもストールを発生したときには前記コンピュータシステムのプラットフォーム要因に基づくストールと判断し,そのまま前記コンピュータシステムのリスタートを行わせる外部ストール監視部と、を具備することを特徴とする。
【0012】
さらに、本発明のプロセッサストール監視方式において、前記第一のプロセッサは、あらかじめ保持されているPOSTタスクテーブルを参照してPOSTタスクを実行し,そのPOSTタスクコードをストール監視データ領域に書き込むPOST処理部を備え、システム初期化処理を行うことを特徴とする。
【0013】
さらに、本発明のプロセッサストール監視方式において、前記第二のプロセッサは、前記ストール監視データ領域を定期的にチェックして一定期間前記ストール監視データ領域が更新されない場合に前記第一のプロセッサがストールしたことを検出するストール監視部と、前記ストール監視部がストールを判定したとき前記POSTタスクテーブルを参照して前記POSTタスクを引き継ぎ実行するPOSTタスク処理引き継ぎ制御部と、前記POSTタスクが正常に終了したとき前記ストールをプロセッサ要因に基づくストールと判定するPOST正常終了判断部とを具備することを特徴とする。
【0014】
また、本発明のプロセッサストール監視方式は、あらかじめ保持されているPOSTタスクテーブルを参照してPOSTタスクを実行し,そのPOSTタスクコードをストール監視データ領域に書き込むPOST処理部を備え,システム初期化処理を行う第一のプロセッサと、前記ストール監視データ領域を定期的にチェックして一定期間前記ストール監視データ領域が更新されない場合に前記第一のプロセッサがストールしたことを検出するストール監視部と,前記ストール監視部が前記第一のプロセッサのストールを検出したときコンピュータシステムの診断処理を実行して診断情報を送出する診断処理部とを備える第二のプロセッサと、前記診断処理部から診断情報を取得してそれに対応する処置を施し,前記コンピュータシステムをリスタートさせるサービスプロセッサと、を具備することを特徴とする。
【0015】
さらに、本発明のプロセッサストール監視方式において、前記サービスプロセッサは、取得した診断情報に基づいて前記第一のプロセッサ要因によるストール障害,あるいは前記コンピュータシステムのプラットフォーム要因によるストール障害のいずれかを判断し、前者の場合には前記コンピュータシステムから前記第一のプロセッサを切り離してリスタートさせ、後者の場合には前記コンピュータシステムをそのままリスタートさせることを特徴とする。
【0016】
また、本発明のプロセッサストール監視方法は、複数のプロセッサを有するコンピュータシステムの電源投入時に第一のプロセッサがPOSTを実行し、前記第一のプロセッサのPOST処理時に発生したストール障害を検出したとき第二のプロセッサが前記POST処理を引き継いて継続処理し,引き継いたPOST処理が正常に終了したとき前記第一のプロセッサ要因に基づくストールと判断し,前記コンピュータシステムから前記第一のプロセッサを切離してリスタートを行い、前記POST処理を継続処理中に前記第二のプロセッサもストールを発生したときには前記コンピュータシステムのプラットフォーム要因に基づくストールと判断し,前記コンピュータシステムにそのままリスタートを行わせることを特徴とする。
【0017】
さらに、本発明のプロセッサストール監視方法において、ストール障害が発生したとき前記コンピュータシステムは自己診断した診断情報を送出し、前記診断情報に基づいて前記第一のプロセッサ要因によるストール障害,あるいは前記コンピュータシステムのプラットフォーム要因によるストール障害のいずれかを判断し、前者の場合には前記コンピュータシステムから前記第一のプロセッサを切り離してリスタートさせ、後者の場合には前記コンピュータシステムをそのままリスタートさせることを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明について図面を参照しながら説明する。
【0019】
図1は本発明の実施の第一の形態を示すブロック図である。同図において、本発明によるプロセッサストール監視方式は、複数のプロセッサを有するコンピュータシステム1の電源投入時にPOSTを実行するBSP(ブートストラッププロセッサ。以下、BSPという。)10と、前記BSPのPOST処理時に発生したストール障害を検出したとき前記POST処理を引き継いて継続処理し,引き継いたPOST処理が正常に終了したとき前記BSPのプロセッサ要因に基づくストールと判断し,前記コンピュータシステムから前記BSPを切離してリスタートを行うAP(アプリケーションプロセッサ。以下、APという。)20と、前記POST処理を継続処理中に前記APもストールを発生したときには前記コンピュータシステムのプラットフォーム要因に基づくストールと判断し,そのまま前記コンピュータシステムのリスタートを行わせる外部ストール監視部2とを具備する。
【0020】
ここで、BSP10は、あらかじめ保持されているPOSTタスクテーブル40を参照してPOSTタスクを実行し,そのPOSTタスクコードをストール監視データ領域30に書き込むPOST処理部11を備え、システム初期化処理を行う。
【0021】
さらに、AP20は、前記ストール監視データ領域を定期的にチェックして一定期間前記ストール監視データ領域が更新されない場合に前記BSPがストールしたことを検出するストール監視部21と、前記ストール監視部がストールを判定したとき前記POSTタスクテーブルを参照して前記POSTタスクを引き継ぎ実行するPOSTタスク処理引き継ぎ制御部22と、前記POSTタスクが正常に終了したとき前記ストールをプロセッサ要因に基づくストールと判定するPOST正常終了判断部23とを具備する。
【0022】
すなわち、上記のコンピュータシステム1は、POST処理部を有するBSP10と、BSPがPOSTの各試験および初期化処理を細分化した実行中のPOSTタスクコードを格納するストール監視データ領域30とを備える。
【0023】
ここで、AP20は、ストール監視データ領域に格納されたPOSTタスクコードの更新を監視する。そして、一定期間ストール監視データ領域に格納されたPOSTタスクコードが更新されなかった場合、APはPOSTタスク処理引き継ぎ制御部によりPOSTタスクテーブルを参照し、ストール監視データ領域に格納されているPOSTタスクコードの示すPOSTタスクの処理を引き継ぎ、実行する。POSTタスクテーブルには各POSTタスクの実行コードアドレスが格納されている。
【0024】
BSPからPOSTタスク処理を引き継いだAPはPOSTタスク処理を実行し、POST正常終了判断部によりPOSTタスクが正常処理されたならば、BSP自身の要因によりストールが発生したものと判断する。BSPおよびAP共にストールした場合は、外部ストール監視部がシステムのリスタートを行う。
【0025】
すなわち、上記のプロセッサストール監視方式では、システムの電源投入直後に行われるPOST処理で、通常プラットフォームの試験および初期化を実行するBSPがPOSTの各試験および初期化処理を細分化した各POSTタスク実行の際に、ストール監視データ領域にPOSTタスクコードを格納する。
【0026】
APは、POST処理中は待機処理を行うが、この待機処理において、BSPが格納するストール監視データ領域のPOSTタスクコードが更新されることを定期的に監視する。APの待機処理におけるこのストール監視は、一定期間このストール監視データ領域のPOSTタスクコードが更新されない場合、BSPのPOST処理がストールしたと判断し、POSTタスクコードが示すPOST処理を引き継ぐ。
【0027】
ストールしたBSPのPOST処理を引き継いだAPがPOST処理を継続し、引き継いだPOST処理が正常終了するならば、BSPのCPU要因である障害が発生したものと特定し、引き継いだPOST処理が異常終了するならば、プラットフォーム要因の障害が発生したものと特定する。
【0028】
図2は、図1に示した、プロセッサストール監視方式の動作を示す流れ図である。
【0029】
まず、システム起動が行われると、BSP10はPOSTの処理を開始する。POSTはPOSTの各試験および初期化処理を細分化したPOSTタスクとして処理が行われる。このPOSTタスクはPOSTタスクテーブル40として各POSTの実行アドレスが管理されており、指定されたアドレスに格納されるプログラムを順次実行する。BSPはPOST実行の際に実行するPOSTタスクコードをストール監視データ領域30に格納する(ステップA1)。
【0030】
AP20は、待機処理を行うと共にストール監視データ領域のPOSTタスクコードが更新されることを定期的に監視する(ステップB1)。
【0031】
BSPにPOST処理中にストールが発生(ステップA2)すると、ストール監視データ領域のPOSTタスクコードの更新が行われなくなる。APは、一定期間POSTタスクコードの更新が行われないと、BSPにストールが発生したと判断する(ステップB2)。
【0032】
その後、APはストール監視データ領域に格納されているPOSTタスクコードを元に、POSTタスクテーブルのアドレスの示すPOSTタスク処理を引き継ぐ(ステップB3)。
【0033】
APはBSPに障害が発生したPOSTタスクが正常処理されるならば、BSP自身にストール要因があるものと判断し、BSPの切り離し処理を実行し、APがBSPとなりシステムのリスタートを行う(ステップB4,B5)。
【0034】
BSPおよびAPを含むシステム全体のストール監視は、外部ストール監視部2が行っている(ステップC1)。BSPストールにより処理継続を受け持ったAPもストールしたならば(ステップB6)、外部ストール監視部はCPUの切り離しを行うことなくシステムのリスタートを実行する(ステップC2)。
【0035】
図3は本発明の実施の第二の形態を示すブロック図である。同図において、本発明によるプロセッサストール監視方式は、あらかじめ保持されているPOSTタスクテーブルを参照してPOSTタスクを実行し,そのPOSTタスクコードをストール監視データ領域に書き込むPOST処理部11を備え,システム初期化処理を行うBSP10と、前記ストール監視データ領域を定期的にチェックして一定期間前記ストール監視データ領域が更新されない場合に前記BSPがストールしたことを検出するストール監視部21と,前記ストール監視部が前記BSPのストールを検出したときコンピュータシステム1aの診断処理を実行して診断情報を送出する診断処理部24とを備えるAP20aと、前記診断処理部から診断情報を取得してそれに対応する処置を施し,前記コンピュータシステムをリスタートさせるサービスプロセッサ3とを具備する。
【0036】
上記のサービスプロセッサ3は、取得した診断情報に基づいて前記BSPのプロセッサ要因によるストール障害,あるいは前記コンピュータシステム1aのプラットフォーム要因によるストール障害のいずれかを判断し、前者の場合には前記コンピュータシステムから前記BSPを切り離してリスタートさせ、後者の場合には前記コンピュータシステムをそのままリスタートさせる。
【0037】
すなわち、AP20aはストール監視部21および診断処理部24を有し、ストール監視部がBSPのストールを検出すると、診断処理部により装置の診断を行い、診断情報をサービスプロセッサ3に送る。サービスプロセッサは診断情報を元に適切な処理を行い、装置のリスタートを行う。
【0038】
図4は、図3に示したプロセッサストール監視方式の動作を示す流れ図である。
【0039】
まず、システム起動が行われると、BSP10はPOSTの処理を開始する。POSTはPOSTの各試験および初期化処理を細分化したPOSTタスクとして処理が行われる。このPOSTタスクはPOSTタスクテーブル40として各POSTの実行アドレスが管理されており、指定されたアドレスに格納されるプログラムを順次実行する。BSPはPOST実行の際に実行するPOSTタスクコードをストール監視データ領域30に格納する(ステップA1)。
【0040】
AP20aは、待機処理を行うと共にストール監視データ領域のPOSTタスクコードが更新されることを定期的に監視する(ステップB1)。
【0041】
BSPにPOST処理中にストールが発生(ステップA2)すると、ストール監視データ領域のPOSTタスクコードの更新が行われなくなる。APは、一定期間POSTタスクコードの更新が行われないと、BSPにストールが発生したと判断する(ステップB2)。
【0042】
その後、APはストールしたPOSTタスクコードを元に、その処理に対応した診断処理を実施し、診断データの採取を行い、採取した診断データをサービスプロセッサに送る(ステップB7)。
【0043】
サービスプロセッサは受信した診断情報を元に最適な処置をシステムに施し、システムのリスタートを行う(ステップD1)。
【0044】
【発明の効果】
以上、詳細に説明したように、本発明によれば次の効果が得られる。
【0045】
第一の効果は、POST実行中にストールが発生したときのPOST処理を待機プロセッサに引き継ぐことができることにある。その理由は、待機プロセッサにストール監視処理を持たせることおよびストール監視データ領域に実行中のPOSTタスクコードを格納しておくことにより、BSPのストールを検出しその処理を引き継ぐためである。
【0046】
第二の効果は、ストール原因がプロセッサ自身の障害か,プラットフォームの障害かを切り分けることができることにある。その理由は、BSPのストールを検出した待機プロセッサが引き継いだPOSTタスクを実行し、引き継いだPOSTタスクが正常終了するか否かの判断を行うことにより、その切り分けができるためである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の第一の形態を示すブロック図。
【図2】本発明の実施の第一の形態の動作を示す流れ図。
【図3】本発明の実施の第二の形態を示すブロック図。
【図4】本発明の実施の第二の形態の動作を示す流れ図。
【符号の説明】
1,1a コンピュータシステム
2 外部ストール監視部
3 サービスプロセッサ
10 BSP
11 POST処理部
20,20a AP
21 ストール監視部
22 POSTタスク処理引き継ぎ制御部
23 POST正常終了判断部
24 診断処理部
30 ストール監視データ領域
40 POSTタスクテーブル

Claims (7)

  1. 複数のプロセッサを有するコンピュータシステムの電源投入時にpower on self test(以下、POSTという。)を実行する第一のプロセッサと、
    前記第一のプロセッサのPOST処理時に発生したストール障害を検出したとき前記POST処理を引き継いて継続処理し,引き継いたPOST処理が正常に終了したとき前記第一のプロセッサ要因に基づくストールと判断し,前記コンピュータシステムから前記第一のプロセッサを切離してリスタートを行う第二のプロセッサと、
    前記POST処理を継続処理中に前記第二のプロセッサもストールを発生したときには前記コンピュータシステムのプラットフォーム要因に基づくストールと判断し,そのまま前記コンピュータシステムのリスタートを行わせる外部ストール監視部と、
    を具備することを特徴とするプロセッサストール監視方式。
  2. 請求項1記載のプロセッサストール監視方式において、前記第一のプロセッサは、あらかじめ保持されているPOSTタスクテーブルを参照してPOSTタスクを実行し,そのPOSTタスクコードをストール監視データ領域に書き込むPOST処理部を備え、システム初期化処理を行うことを特徴とするプロセッサストール監視方式。
  3. 請求項1または2記載のプロセッサストール監視方式において、前記第二のプロセッサは、前記ストール監視データ領域を定期的にチェックして一定期間前記ストール監視データ領域が更新されない場合に前記第一のプロセッサがストールしたことを検出するストール監視部と、前記ストール監視部がストールを判定したとき前記POSTタスクテーブルを参照して前記POSTタスクを引き継ぎ実行するPOSTタスク処理引き継ぎ制御部と、前記POSTタスクが正常に終了したとき前記ストールをプロセッサ要因に基づくストールと判定するPOST正常終了判断部とを具備することを特徴とするプロセッサストール監視方式。
  4. あらかじめ保持されているPOSTタスクテーブルを参照してPOSTタスクを実行し,そのPOSTタスクコードをストール監視データ領域に書き込むPOST処理部を備え,システム初期化処理を行う第一のプロセッサと、
    前記ストール監視データ領域を定期的にチェックして一定期間前記ストール監視データ領域が更新されない場合に前記第一のプロセッサがストールしたことを検出するストール監視部と,前記ストール監視部が前記第一のプロセッサのストールを検出したときコンピュータシステムの診断処理を実行して診断情報を送出する診断処理部とを備える第二のプロセッサと、
    前記診断処理部から診断情報を取得してそれに対応する処置を施し,前記コンピュータシステムをリスタートさせるサービスプロセッサと、
    を具備することを特徴とするプロセッサストール監視方式。
  5. 請求項4記載のプロセッサストール監視方式において、前記サービスプロセッサは、取得した診断情報に基づいて前記第一のプロセッサ要因によるストール障害,あるいは前記コンピュータシステムのプラットフォーム要因によるストール障害のいずれかを判断し、前者の場合には前記コンピュータシステムから前記第一のプロセッサを切り離してリスタートさせ、後者の場合には前記コンピュータシステムをそのままリスタートさせることを特徴とするプロセッサストール監視方式。
  6. 複数のプロセッサを有するコンピュータシステムの電源投入時に第一のプロセッサがPOSTを実行し、
    前記第一のプロセッサのPOST処理時に発生したストール障害を検出したとき第二のプロセッサが前記POST処理を引き継いて継続処理し,引き継いたPOST処理が正常に終了したとき前記第一のプロセッサ要因に基づくストールと判断し,前記コンピュータシステムから前記第一のプロセッサを切離してリスタートを行い、
    前記POST処理を継続処理中に前記第二のプロセッサもストールを発生したときには前記コンピュータシステムのプラットフォーム要因に基づくストールと判断し,前記コンピュータシステムにそのままリスタートを行わせる
    ことを特徴とするプロセッサストール監視方法。
  7. 請求項6記載のプロセッサストール監視方法において、
    ストール障害が発生したとき前記コンピュータシステムは自己診断した診断情報を送出し、前記診断情報に基づいて前記第一のプロセッサ要因によるストール障害,あるいは前記コンピュータシステムのプラットフォーム要因によるストール障害のいずれかを判断し、前者の場合には前記コンピュータシステムから前記第一のプロセッサを切り離してリスタートさせ、後者の場合には前記コンピュータシステムをそのままリスタートさせる
    ことを特徴とするプロセッサストール監視方法。
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