JP4586750B2 - コンピュータシステムおよび起動監視方法 - Google Patents

コンピュータシステムおよび起動監視方法 Download PDF

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Description

本発明は、複数のプロセッサを備えたコンピュータシステムおよび起動監視方法に関し、特に、起動時および再起動時の障害に対して行う対処処理を行うコンピュータシステムおよび起動監視方法に関する。
複数のプロセッサを備えたコンピュータシステムでは、起動中に発生したストール障害(起動停止障害)の処理に、ストール監視手段によるウォッチドッグタイマ等の方法が用いられている。
具体的には、ストール監視手段は、ブートストラッププロセッサ(起動用プロセッサ。以下、BSPという。)のストール障害を検出した場合に、BSPが原因の障害であると判断して、BSPを切り離して再起動させるという障害処理を行う。
特許文献1には、複数のプロセッサを備えたコンピュータシステムにおいて、サービスプロセッサを用いて、起動時に発生したストール障害の原因がプロセッサであるのか、またはプラットフォームであるのかの判断を行う方法が記載されている。
特開2005−18462号公報 (段落0019〜0043、図1)
ストール障害が発生した場合に、コンピュータシステムが停止している時間を短くするために、障害に対して行う対処処理は迅速に行われることが好ましい。
そこで、本発明は、複数のプロセッサを備えたコンピュータシステムにおいて、起動時等の障害に対して行う対処処理を迅速に行うことができるコンピュータシステムおよび起動監視方法を提供することを目的とする。
本発明によるコンピュータシステムは、複数のプロセッサを備えたコンピュータシステムであって、複数のプロセッサのうちの一のプロセッサが、他のプロセッサによるコンピュータシステムの起動および再起動を監視して、起動時および再起動時に行われる複数の所定の試験のうちのいずれかの試験で障害が発生したか否かを判断する起動監視手段と、起動監視手段が、コンピュータシステムの起動時および再起動時に行われる複数の所定の試験のうちのいずれかの試験で障害が発生したと判断した場合に、障害に対して行う対処処理を行う障害解析手段とを含み、コンピュータシステムの起動時および再起動時に行う複数の所定の試験の内容と、起動時に行われる複数の所定の試験のうち、障害が発生した試験を示すテストコードと、再起動時に障害が発生した試験に応じた障害に対して行う対処処理の内容を示す情報とを記憶する記憶手段を備え、障害解析手段は、記憶手段が記憶している再起動時に障害が発生した試験に応じた障害に対して行う対処処理の内容を示す情報と、記憶手段が記憶しているテストコードと、再起動時に障害が発生した試験とに応じて障害に対して行う対処処理を行い、障害解析手段は、起動監視手段がコンピュータシステムの起動時に行われる複数の所定の試験のうちのいずれかの試験で障害が発生したと判断した場合に、障害が発生した試験を示すテストコードを記憶手段に記憶させ、コンピュータシステムの起動を行ったプロセッサを切り離して、さらに他のプロセッサにコンピュータシステムを再起動させることを特徴とする。
記憶手段は、再起動時に発生した障害に対して行う対処処理を示す情報であって、再起動時に障害が発生した試験に応じて、コンピュータシステムが備えるプラットフォームに搭載されている複数のモジュールのうちのどのモジュールを切り離すのかを示す情報を予め記憶し、障害解析手段は、起動監視手段がコンピュータシステムの再起動時に行われる複数の所定の試験のうちのいずれかの試験で障害が発生したと判断した場合において、記憶手段が記憶しているテストコードが示す起動時に障害が発生した試験と、再起動時に障害が発生した試験とが同じ試験である場合に、記憶手段が記憶している情報に従って、コンピュータシステムが備えるプラットフォームに搭載されている複数のモジュールのうちの再起動時に障害が発生した試験に応じたモジュールを切り離す処理を行ってもよい。
一のプロセッサが含む障害解析手段は、コンピュータシステムが備えるプラットフォームに搭載されている複数のモジュールのうちの再起動時に障害が発生した試験に応じたモジュールを切り離す処理を行った後で、他のプロセッサにコンピュータシステムを再起動させてもよい。
障害解析手段は、起動監視手段がコンピュータシステムの再起動時に行う複数の所定の試験のうちのいずれかの試験で障害が発生したと判断した場合において、記憶手段が記憶しているテストコードが示す起動時に障害が発生した試験と、再起動時に障害が発生した試験とが異なる試験である場合に、再起動を行ったプロセッサにコンピュータシステムの動作を停止させてもよい。
本発明による起動監視方法は、複数のプロセッサを備えたコンピュータシステムの起動監視方法であって、複数のプロセッサのうちの一のプロセッサが、他のプロセッサによるコンピュータシステムの起動および再起動を監視して、起動時および再起動時に行われる複数の所定の試験のうちのいずれかの試験で障害が発生したか否かを判断する起動監視ステップと、起動監視ステップで、コンピュータシステムの起動時および再起動時に行われる複数の所定の試験のうちのいずれかの試験で障害が発生したと判断した場合に、障害に対して行う対処処理を行う障害解析ステップとを含み、障害解析ステップで、一のプロセッサが、起動時に障害が発生した試験と、再起動時に障害が発生した試験と、記憶手段が記憶している再起動時に障害が発生した試験に応じた障害に対して行う対処処理の内容を示す情報とに応じて障害に対して行う対処処理を行い、起動監視ステップで、コンピュータシステムの起動時に行われる複数の所定の試験のうちのいずれかの試験で障害が発生したと判断した場合に、障害解析ステップで、障害が発生した試験を示すテストコードを記憶手段に記憶させ、コンピュータシステムの起動を行ったプロセッサを切り離して、さらに他のプロセッサにコンピュータシステムを再起動させることを特徴とする。
一のプロセッサが、起動監視ステップでコンピュータシステムの再起動時に行われる複数の所定の試験のうち、いずれかの試験で障害が発生したと判断した場合であって、記憶手段が記憶しているテストコードが示す起動時に障害が発生した試験と、再起動時に障害が発生した試験とが同じ試験である場合に、記憶手段が記憶している再起動時に障害が発生した試験に応じてコンピュータシステムが備えるプラットフォームに搭載されている複数のモジュールのうちのどのモジュールを切り離すのかを示す情報に従って、一のプロセッサが、障害解析ステップで、コンピュータシステムが備えるプラットフォームに搭載されている複数のモジュールのうちの再起動時に障害が発生した試験に応じたモジュールを切り離す処理を行ってもよい。
一のプロセッサが、障害解析ステップで、コンピュータシステムが備えるプラットフォームに搭載されている複数のモジュールのうちの再起動時に障害が発生した試験に応じたモジュールを切り離す処理を行った後で、他のプロセッサにコンピュータシステムを再起動させてもよい。
一のプロセッサが、起動監視ステップにおいて、コンピュータシステムの再起動時に行う複数の所定の試験のうちのいずれかの試験で障害が発生したと判断した場合であって、記憶手段が記憶しているテストコードが示す起動時に障害が発生した試験と、再起動時に障害が発生した試験とが異なる試験である場合に、一のプロセッサが、障害解析ステップで、再起動を行ったプロセッサにコンピュータシステムの動作を停止させてもよい。
本発明によれば、障害解析手段が、起動時に障害が発生した試験と再起動時に障害が発生した試験とに応じた障害に対する対処処理を行うので、障害に対して行う対処処理を迅速に行うことができる。
起動時の試験で障害が発生した場合に、障害解析手段が、起動を行ったプロセッサを切り離して、他のプロセッサに再起動させるように構成されている場合には、プロセッサが原因の障害に対する対処処理を迅速に行うことができる。
起動および再起動を異なるプロセッサが行った場合であって、起動時および再起動時のいずれの場合でも同じ試験で障害が発生した場合、プロセッサ以外のモジュールが障害の原因であると考えられる。そのため、起動および再起動を異なるプロセッサが行い、いずれの場合でも同じ試験で障害が発生した場合に、障害解析手段が、コンピュータシステムが備えるプラットフォームに搭載されている複数のモジュールのうち、障害が発生した試験に応じたモジュールを切り離す処理を行うように構成されている場合には、プロセッサ以外のモジュールが障害の原因であった場合に、障害に対する対処処理を迅速に行うことができる。
そして、障害解析手段が、そのモジュールを切り離した後で、コンピュータシステムを再起動させるように構成されている場合には、コンピュータシステムが停止している時間を短くすることができる。
起動および再起動を異なるプロセッサが行った場合であって、起動時および再起動時に異なる試験で障害が発生した場合、障害の原因は複雑であると考えられる。そこで、起動および再起動を異なるプロセッサが行い、起動時および再起動時に異なる試験で障害が発生した場合に、障害解析手段が、コンピュータシステムの動作を停止させるように構成されている場合には、さらなる障害の発生を防ぐことができる。
本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。図1は、本発明の実施の形態のコンピュータシステム1の構成例を示すブロック図である。
図1に示すコンピュータシステム1は、複数のプロセッサを備えるコンピュータシステムであって、コンピュータシステム1の起動を行う第1のプロセッサ11、第1のプロセッサ11によるコンピュータシステム1の起動時にストール障害が発生した場合に、再起動を行う第2のプロセッサ12、第2のプロセッサ12によるコンピュータシステム1の起動時にストール障害が発生した場合に、再起動を行う第3のプロセッサ13、コンピュータシステム1の起動および再起動を監視するサービスプロセッサ20、POST(Power On Self Test)の実行状況を表示するシステム状態表示部30、情報を記憶する記憶部(記憶手段)40を含む。
なお、図1に示すコンピュータシステム1は、第1のプロセッサ11、第2のプロセッサ12、第3のプロセッサ13、およびサービスプロセッサ20を有しているが、コンピュータシステム1が有するプロセッサの数は、4個に限定されない。つまり、コンピュータシステム1が、5個以上のプロセッサ(つまり、第5のプロセッサや第6のプロセッサ)を有していてもよい。
また、図1に示す例では、第3のプロセッサ13と、サービスプロセッサ20および記憶部40との接続は図示されていないが、第2のプロセッサ12によるコンピュータシステム1の起動時にストール障害が発生した場合等に備え、第3のプロセッサ13は、サービスプロセッサ20および記憶部40と接続されている。
第1のプロセッサ11、第2のプロセッサ12および第3のプロセッサ13は、コンピュータシステム1の起動後、コンピュータシステム1が搭載しているプログラムに従って動作する。
記憶部40は、BIOS(Basic Input・Output System)41を記憶している。また、記憶部40は、コンピュータシステム1の起動時および再起動時に行われる複数の所定の試験である各POSTの内容、ストール障害が発生したPOSTを示すPOSTコード、ストール障害が発生した疑いがあるモジュールを示す情報、およびストール障害が発生した後で行う処理を示す情報を記憶するPOSTタスク記憶部24を含む。なお、POSTタスク記憶部24は、各情報をテーブル形式で記憶してもよい。
POSTタスク記憶部24が記憶しているストール障害が発生した後で行う処理を示す情報とは、例えば、ストール障害が発生したPOSTにもとづいて、障害が発生したことが疑われるプロセッサやモジュールを切り離して再起動を行うという処理を示す情報や、コンピュータシステム1の起動を停止するという処理を示す情報である。
具体的には、POSTタスク記憶部24が記憶しているストール障害が発生した後で行う処理を示す情報は、例えば、再起動時に第1のPOSTでストール障害が発生した場合に、コンピュータシステム1が備えるモジュールAを初期化させ、コンピュータシステム1の動作を停止させることを示す情報を含む。
また、POSTタスク記憶部24が記憶しているストール障害が発生した後で行う処理を示す情報は、例えば、再起動時に第2のPOSTでストール障害が発生した場合に、コンピュータシステム1が備えるモジュールBを初期化させ、モジュールBをコンピュータシステム1から切り離させて第2のプロセッサ12または第3のプロセッサ13にコンピュータシステム1を再起動させることを示す情報を含む。
また、POSTタスク記憶部24が記憶しているストール障害が発生した後で行う処理を示す情報は、例えば、再起動時に第3のPOSTでストール障害が発生した場合に、コンピュータシステム1が備えるモジュールCを初期化させ、モジュールCをコンピュータシステム1から切り離させて第2のプロセッサ12または第3のプロセッサ13にコンピュータシステム1を再起動させることを示す情報を含む。
なお、POSTとは、コンピュータシステム1の起動時および再起動時に、コンピュータシステム1に搭載されているメモリ、ハードディスク、キーボード等のハードウェアに異常があるか否かを調べるテストをいう。そして、コンピュータシステム1の起動時および再起動時には、複数の種類のPOST(例えば、第1のPOST、第2のPOSTおよび第3のPOST)が実行される。
サービスプロセッサ20は、システム状態表示管理処理プログラム21と、ストール監視処理プログラム22と、障害解析処理プログラム23とを搭載している。
システム状態表示管理処理プログラム21は、サービスプロセッサ20に、システム状態表示部30へ、POSTの実行状況を示す情報を出力させるプログラムである。ストール監視処理プログラム22は、サービスプロセッサ20に、第1のプロセッサ11、第2のプロセッサ12または第3のプロセッサ13が行っているコンピュータシステム1の起動処理および再起動処理を監視させるプログラムである。
具体的には、ストール監視処理プログラム22は、サービスプロセッサ20に、第1のプロセッサ11、第2のプロセッサ12または第3のプロセッサ13が監視開始を要求する監視スタート通知を入力した場合に時間の計測を開始させ、所定の時間内(例えば、30秒以内)に、監視終了を示す監視終了通知が入力されなかった場合に、第1のプロセッサ11、第2のプロセッサ12または第3のプロセッサ13にストール障害が発生したと判断させる。
障害解析処理プログラム23は、第1のプロセッサ11、第2のプロセッサ12または第3のプロセッサ13によるコンピュータシステム1の起動時および再起動時にストール障害が発生した場合に、POSTタスク記憶部24が記憶しているストール障害が発生した後で行う処理を示す情報に従って、サービスプロセッサ20に、そのストール障害に対する対処処理を行わせるプログラムである。
例えば、障害解析処理プログラム23は、第1のプロセッサ11によるコンピュータシステム1の起動時にストール障害が発生した場合に、サービスプロセッサ20に、第1のプロセッサ11をコンピュータシステム1から切り離させて、第2のプロセッサ12にコンピュータシステム1を再起動させる。
また、例えば、障害解析処理プログラム23は、再起動時に第1のPOSTでストール障害が発生した場合に、サービスプロセッサ20に、コンピュータシステム1が備えるモジュールAを初期化させ、コンピュータシステム1の動作を停止させる。
また、例えば、障害解析処理プログラム23は、再起動時に第2のPOSTでストール障害が発生した場合に、サービスプロセッサ20に、コンピュータシステム1が備えるモジュールBを初期化させ、モジュールBをコンピュータシステム1から切り離させて第2のプロセッサ12または第3のプロセッサ13にコンピュータシステム1を再起動させる。
また、例えば、障害解析処理プログラム23は、再起動時に第3のPOSTでストール障害が発生した場合に、サービスプロセッサ20に、コンピュータシステム1が備えるモジュールCを初期化させ、モジュールCをコンピュータシステム1から切り離させて第2のプロセッサ12または第3のプロセッサ13にコンピュータシステム1を再起動させる。
なお、第2のPOSTまたは第3のPOSTでストール障害が発生した場合に初期化され、コンピュータシステム1から切り離される各モジュールは、例えば、コンピュータシステム1が備えるマザーボードに搭載された複数のI・Oコントローラモジュールのいずれかである。
第1のプロセッサ11、第2のプロセッサ12または第3のプロセッサ13は、記憶部40が記憶しているBIOS41を読み出して、コンピュータシステム1を起動させる。そして、第1のプロセッサ11、第2のプロセッサ12または第3のプロセッサ13は、コンピュータシステム1の起動開始時および再起動開始時に、サービスプロセッサ20へ監視開始を要求する監視スタート通知を出力する。
また、第1のプロセッサ11、第2のプロセッサ12または第3のプロセッサ13は、コンピュータシステム1の起動および再起動終了時に、サービスプロセッサ20へ監視終了を示す監視終了通知を出力する。
なお、起動監視手段は、例えば、コンピュータシステム1のサービスプロセッサ20を動作させるストール監視プログラム21によって実現される。障害解析手段は、例えば、コンピュータシステム1のサービスプロセッサ20を動作させる障害解析処理プログラム23によって実現される。
また、コンピュータシステム1は、サービスプロセッサ20に、第1のプロセッサ11または第2のプロセッサ12によるコンピュータシステム1の起動および再起動を監視して、起動時および再起動時に行われる複数の所定の試験(POST)のうちのいずれかの試験で障害が発生したか否かを判断する起動監視処理と、起動監視処理で、コンピュータシステム1の起動時および再起動時に行われる複数の所定の試験のうちのいずれかの試験で障害が発生したと判断した場合に、障害に対して行う対処処理を行う障害解析処理とを実行させ、障害解析処理で、起動時に障害が発生した試験と、再起動時に障害が発生した試験と、記憶部40のPOSTタスク記憶部24が記憶している再起動時に障害が発生した試験に応じた障害に対して行う対処処理の内容を示す情報とに応じて障害に対して行う対処処理を行わせるための起動監視プログラムを搭載していてもよい。
次に、本発明の実施の形態のコンピュータシステム1の動作について、図面を参照して説明する。図2は、コンピュータシステム1を起動する際の動作を説明するシーケンス図である。
コンピュータシステム1に起動を指示する操作がなされると、第1のプロセッサ11は、コンピュータシステム1の起動処理を開始し(ステップS101)、第2のプロセッサ12は、初期化され、待機処理を行う(ステップS102)。
第1のプロセッサ11は、サービスプロセッサ20に、監視スタート通知を出力する(ステップS103)。監視スタート通知が入力されたサービスプロセッサ20は、ストール監視処理プログラム22を実行し、第1のプロセッサ11の監視を開始する(ステップS104)。具体的には、サービスプロセッサ20は、時間の計測を開始する。
第1のプロセッサ11は、記憶部40が記憶しているBIOS41を読み出して実行を開始し、記憶部40が記憶しているPOSTの内容を読み出して、各POSTを実行する(ステップS105)。
第1のプロセッサ11は、実行しているPOSTをサービスプロセッサ20に通知する(ステップS106)。サービスプロセッサ20は、システム状態表示管理プログラム21を実行し、第1のプロセッサ11が実行しているPOSTをシステム状態表示部30に表示させる(ステップS107)。
第1のプロセッサ11は、全ての所定のPOSTの実行が終了するまで、各POSTの実行と、実行しているPOSTの通知とを繰り返す(ステップS105、S106、S108のN)。
第1のプロセッサ11は、全ての所定のPOSTの実行が終了した場合に(ステップS108のY)、監視終了通知をサービスプロセッサ20に出力し(ステップS109)、コンピュータシステム1の起動を終了する(ステップS110)。
なお、監視終了通知は、全ての所定のPOSTの実行が終了した場合に出力されるのであって、いずれかのPOSTでストール障害が発生した場合には出力されないので、図2に示す例では、監視終了通知の出力の矢印を破線で示している。
サービスプロセッサ20は、所定の時間が経過する前に(ステップS111のN)、監視終了通知が入力された場合に(ステップS112のY)、コンピュータシステム1の起動の監視を終了する(ステップS113)。
サービスプロセッサ20は、監視終了通知が入力されることなく所定の時間が経過した場合に(ステップS111のY)、第1のプロセッサ11を用いた起動時にストール障害が発生したことを検出する(ステップS114)。
サービスプロセッサ20は、障害解析処理プログラム23を実行し、ストール障害が発生したPOSTを示すPOSTコードを記憶部40に記憶させる。また、サービスプロセッサ20は、障害解析処理プログラム23に従って、第1のプロセッサ11をコンピュータシステム1から切り離して第2のプロセッサ12を用いてコンピュータシステム1を再起動させる(ステップS115)。
次に、コンピュータシステム1を再起動する際の動作について説明する。図3は、本実施の形態におけるPOSTタスク記憶部24が記憶している再起動時にストール障害が発生した場合に行われる処理を示す情報を示す説明図である。
図3に示す例では、障害解析処理プログラム23は、再起動時に第1のPOSTでストール障害が発生した場合に、サービスプロセッサ20に、コンピュータシステム1が備えるモジュールAを初期化させて、コンピュータシステム1の動作を停止させることを示している。
また、図3に示す例では、障害解析処理プログラム23は、再起動時に第2のPOSTでストール障害が発生した場合に、サービスプロセッサ20に、コンピュータシステム1が備えるモジュールBを初期化させ、モジュールBをコンピュータシステム1から切り離して第1のプロセッサ11、第2のプロセッサ12または第3のプロセッサ13にコンピュータシステム1を再起動させることを示している。
さらに、図3に示す例では、障害解析処理プログラム23は、再起動時に第3のPOSTでストール障害が発生した場合に、サービスプロセッサ20に、コンピュータシステム1が備えるモジュールCを初期化させ、モジュールCをコンピュータシステム1から切り離して第1のプロセッサ11、第2のプロセッサ12または第3のプロセッサ13にコンピュータシステム1を再起動させることを示している。
図4は、コンピュータシステム1の再起動時に、起動時と同じPOSTでストール障害が発生した場合の動作を説明するシーケンス図である。
サービスプロセッサ20が、第2のプロセッサ12を用いてコンピュータシステム1を再起動させる場合に、第2のプロセッサ12は、コンピュータシステム1の再起動処理を開始し(ステップS201)、第3のプロセッサ13は、初期化され、待機処理を行う(ステップS202)。
第2のプロセッサ12は、サービスプロセッサ20に、監視スタート通知を出力する(ステップS203)。監視スタート通知が入力されたサービスプロセッサ20は、ストール監視処理プログラム22を実行し、第2のプロセッサ12の監視を開始する(ステップS204)。具体的には、サービスプロセッサ20は、時間の計測を開始する。
第2のプロセッサ12は、記憶部40が記憶しているBIOS41を読み出して実行を開始し、記憶部40が記憶しているPOSTの内容を読み出して、各POSTを実行する(ステップS205)。
第2のプロセッサ12は、実行しているPOSTをサービスプロセッサ20に通知する(ステップS206)。サービスプロセッサ20は、システム状態表示管理プログラム21を実行し、第2のプロセッサ12が実行しているPOSTをシステム状態表示部30に表示させる(ステップS207)。
第2のプロセッサ12は、全ての所定のPOSTの実行が終了するまで、各POSTの実行と、実行しているPOSTの通知とを繰り返す(ステップS205、S206、S208のN)。
第2のプロセッサ12は、全ての所定のPOSTの実行が終了した場合に(ステップS208のY)、監視終了通知をサービスプロセッサ20に出力し(ステップS209)、コンピュータシステム1の起動を終了する(ステップS210)。
なお、監視終了通知は、全ての所定のPOSTの実行が終了した場合に出力されるのであって、いずれかのPOSTでストール障害が発生した場合には出力されないので、図4に示す例では、監視終了通知の出力の矢印を破線で示している。
サービスプロセッサ20は、所定の時間が経過する前に(ステップS211のN)、監視終了通知が入力された場合に(ステップS212のY)、コンピュータシステム1の起動の監視を終了する(ステップS213)。
サービスプロセッサ20は、監視終了通知が入力されることなく所定の時間が経過した場合に(ステップS211のY)、第2のプロセッサ12を用いた再起動時にストール障害が発生したことを検出する(ステップS214)。
サービスプロセッサ20は、障害解析処理プログラム23を実行し、第2のプロセッサ12が実行しているPOSTと、記憶部40が記憶しているPOSTコードとが合致するか否かを判断する(ステップS215)。また、サービスプロセッサ20は、ストール障害が発生したPOSTを示すコードを記憶部40に記憶させる。
図2に示すシーケンス図を用いて説明したコンピュータシステム1の起動時および図4に示すシーケンス図を用いて説明したコンピュータシステム1の再起動時において、同じPOSTを実行しているときにストール障害が発生した場合、ストール障害の原因はプロセッサではなく、ストール障害の発生時に実行していたPOSTに対応するモジュールがストール障害の原因であることが疑われる。
そこで、サービスプロセッサ20は、第2のプロセッサ12が実行していたPOSTと、記憶部40が記憶しているPOSTコードとが合致していた場合に、プロセッサ以外の原因でストール障害が発生していると判断する。そして、サービスプロセッサ20は、記憶部40が記憶しているストール障害が発生した後で行う処理を示す情報を参照して、障害の発生箇所を特定し、その箇所を切り離して、第2のプロセッサ12に、コンピュータシステム1を再起動させる。
具体的には、図2に示すシーケンス図を用いて説明したコンピュータシステム1の起動時および図4に示すシーケンス図を用いて説明したコンピュータシステム1の再起動時において、共に第2のPOSTを実行しているときにストール障害が発生した場合には、図3に示すように、サービスプロセッサ20が、障害解析処理プログラム23に従ってモジュールBを初期化し、モジュールBをコンピュータシステム1から切り離して第2のプロセッサ12にコンピュータシステム1を再起動させる。
コンピュータシステム1を再起動させた結果、再起動に成功した場合には、ストール障害の原因がそのモジュールであることを特定することができる。
図5は、コンピュータシステム1の再起動時に、起動時と異なるPOSTでストール障害が発生した場合の動作を説明するシーケンス図である。
サービスプロセッサ20が、第2のプロセッサ12を用いてコンピュータシステム1を再起動させる場合に、第2のプロセッサ12は、コンピュータシステム1の再起動処理を開始し(ステップS301)、第3のプロセッサ13は、初期化され、待機処理を行う(ステップS302)。
第2のプロセッサ12は、サービスプロセッサ20に、監視スタート通知を出力する(ステップS303)。監視スタート通知が入力されたサービスプロセッサ20は、ストール監視処理プログラム22を実行し、第2のプロセッサ12の監視を開始する(ステップS304)。具体的には、サービスプロセッサ20は、時間の計測を開始する。
第2のプロセッサ12は、記憶部40が記憶しているBIOS41を読み出して実行を開始し、記憶部40が記憶しているPOSTの内容を読み出して、各POSTを実行する(ステップS305)。
第2のプロセッサ12は、実行しているPOSTをサービスプロセッサ20に通知する(ステップS306)。サービスプロセッサ20は、システム状態表示管理プログラム21を実行し、第2のプロセッサ12が実行しているPOSTをシステム状態表示部30に表示させる(ステップS307)。
第2のプロセッサ12は、全ての所定のPOSTの実行が終了するまで、各POSTの実行と、実行しているPOSTの通知とを繰り返す(ステップS305、S306、S308のN)。
第2のプロセッサ12は、全ての所定のPOSTの実行が終了した場合に(ステップS308のY)、監視終了通知をサービスプロセッサ20に出力し(ステップS309)、コンピュータシステム1の起動を終了する(ステップS310)。
なお、監視終了通知は、全ての所定のPOSTの実行が終了した場合に出力されるのであって、いずれかのPOSTでストール障害が発生した場合には出力されないので、図5に示す例では、監視終了通知の出力の矢印を破線で示している。
サービスプロセッサ20は、所定の時間が経過する前に(ステップS311のN)、監視終了通知が入力された場合に(ステップS312のY)、コンピュータシステム1の起動の監視を終了する(ステップS313)。
サービスプロセッサ20は、監視終了通知が入力されることなく所定の時間が経過した場合に(ステップS311のY)、第2のプロセッサ12にストール障害が発生したことを検出する(ステップS314)。
サービスプロセッサ20は、障害解析処理プログラム23を実行し、第2のプロセッサ12が実行しているPOSTと、記憶部40が記憶しているPOSTコードとが合致するか否かを判断する(ステップS315)。また、サービスプロセッサ20は、ストール障害が発生したPOSTを示すコードを記憶部40に記憶させる。
そして、サービスプロセッサ20は、第2のプロセッサ12が実行しているPOSTと、記憶部40が記憶しているPOSTコードとが合致していない場合に、プロセッサ以外の構成要素による複雑な原因でストール障害が発生していると判断する。そして、サービスプロセッサ20は、コンピュータシステム1の運用が不可能であると判断してコンピュータシステム1の起動を中止させる。
なお、サービスプロセッサ20は、所定の時間が経過する前に、監視終了通知が入力された場合に(図3に示すステップS211のNおよびS212のY、図4に示すステップS311のNおよびS312のY)、コンピュータシステム1の起動の監視を終了する(図3に示すステップS213および図4に示すステップS313)。
そして、サービスプロセッサ20は、第1のプロセッサ11を切り離した場合にストール障害が発生しなかったので、第1のプロセッサ11がストール障害の発生原因であると特定する。
なお、図4に例示したシーケンス図を用いて説明した動作では、起動時にストール障害が発生したPOSTと、再起動時にストール障害が発生したPOSTとが同じであるので、ストール障害が発生したPOSTに応じた障害の対処処理を行っている。
一方、図5に例示したシーケンス図を用いて説明した動作では、起動時にストール障害が発生したPOSTと、再起動時にストール障害が発生したPOSTとが異なるので、コンピュータシステム1の運用が不可能であると判断してコンピュータシステム1の起動を中止させている。
従って、図4に例示したシーケンス図を用いて説明した動作と、図5に例示したシーケンス図を用いて説明した動作とは、起動時にストール障害が発生したPOSTと、再起動時にストール障害が発生したPOSTとが同じであるのか(図4に例示したシーケンス図を用いて説明した動作)、または異なるのか(図5に例示したシーケンス図を用いて説明した動作)によって異なっている。
本実施の形態によれば、サービスプロセッサ20が、再起動の前後を通してコンピュータシステム1の起動を監視するので、ストール障害の発生原因を特定することができる。
具体的には、起動時にストール障害が発生したPOSTと、再起動時にストール障害が発生したPOSTとにもとづいて、コンピュータシステム1が備えるマザーボードに搭載されたモジュールを含むプラットフォームが原因でストール障害が発生しているのか、またはコンピュータシステム1が備えるプロセッサが原因でストール障害が発生しているのかを特定することができる。
さらに、起動時にストール障害が発生したPOSTと、再起動時にストール障害が発生したPOSTとが同じである場合には、ストール障害の発生原因の疑いがあるモジュール等を特定することができる。
そして、ストール障害の発生原因の疑いがあるモジュール等を切り離してコンピュータシステム1を再起動するので、コンピュータシステム1を継続して運用することができる。
また、本実施の形態によれば、ストール障害の発生原因を特定することができるので、保守性を向上させることができ、コンピュータシステム1が停止している時間を短縮させることができる。
本発明は、起動時に検出した障害箇所を特定するコンピュータシステムに適用することができる。また、障害箇所を自動的に縮退して再起動するコンピュータシステムに適用することができる。
本発明の実施の形態のコンピュータシステムの構成例を示すブロック図である。 コンピュータシステムを起動する際の動作を説明するシーケンス図である。 再起動時にストール障害が発生した場合に行われる処理を示す情報を示す説明図である。 コンピュータシステムの再起動時に、起動時と同じPOSTでストール障害が発生した場合の動作を説明するシーケンス図である。 コンピュータシステムの再起動時に、起動時と異なるPOSTでストール障害が発生した場合の動作を説明するシーケンス図である。
符号の説明
1 コンピュータシステム
11 第1のプロセッサ
12 第2のプロセッサ
13 第3のプロセッサ
20 サービスプロセッサ
21 システム状態表示管理プログラム
22 ストール監視プログラム
23 障害解析処理プログラム
24 POSTタスク記憶部
30 システム状態表示部
40 記憶部
41 BIOS

Claims (8)

  1. 複数のプロセッサを備えたコンピュータシステムにおいて、
    前記複数のプロセッサのうちの一のプロセッサが、
    他のプロセッサによる前記コンピュータシステムの起動および再起動を監視して、起動時および再起動時に行われる複数の所定の試験のうちのいずれかの試験で障害が発生したか否かを判断する起動監視手段と、
    前記起動監視手段が、前記コンピュータシステムの起動時および再起動時に行われる複数の所定の試験のうちのいずれかの試験で障害が発生したと判断した場合に、障害に対して行う対処処理を行う障害解析手段とを含み、
    前記コンピュータシステムの起動時および再起動時に行う複数の所定の試験の内容と、前記起動時に行われる複数の所定の試験のうち、障害が発生した試験を示すテストコードと、前記再起動時に障害が発生した試験に応じた障害に対して行う対処処理の内容を示す情報とを記憶する記憶手段を備え、
    前記障害解析手段は、前記記憶手段が記憶している前記再起動時に障害が発生した試験に応じた障害に対して行う対処処理の内容を示す情報と、前記記憶手段が記憶しているテストコードと、前記再起動時に障害が発生した試験とに応じて障害に対して行う対処処理を行い、
    前記障害解析手段は、前記起動監視手段がコンピュータシステムの起動時に行われる複数の所定の試験のうちのいずれかの試験で障害が発生したと判断した場合に、障害が発生した試験を示すテストコードを前記記憶手段に記憶させ、前記コンピュータシステムの起動を行ったプロセッサを切り離して、さらに他のプロセッサに前記コンピュータシステムを再起動させる
    ことを特徴とするコンピュータシステム。
  2. 記憶手段は、再起動時に発生した障害に対して行う対処処理を示す情報であって、前記再起動時に障害が発生した試験に応じて、コンピュータシステムが備えるプラットフォームに搭載されている複数のモジュールのうちのどのモジュールを切り離すのかを示す情報を予め記憶し、
    障害解析手段は、起動監視手段が前記コンピュータシステムの再起動時に行われる複数の所定の試験のうちのいずれかの試験で障害が発生したと判断した場合において、前記記憶手段が記憶しているテストコードが示す起動時に障害が発生した試験と、前記再起動時に障害が発生した試験とが同じ試験である場合に、前記記憶手段が記憶している前記情報に従って、前記コンピュータシステムが備えるプラットフォームに搭載されている複数のモジュールのうちの前記再起動時に障害が発生した試験に応じたモジュールを切り離す処理を行う
    請求項記載のコンピュータシステム。
  3. 一のプロセッサが含む障害解析手段は、コンピュータシステムが備えるプラットフォームに搭載されている複数のモジュールのうちの再起動時に障害が発生した試験に応じたモジュールを切り離す処理を行った後で、他のプロセッサにコンピュータシステムを再起動させる
    請求項記載のコンピュータシステム。
  4. 障害解析手段は、起動監視手段がコンピュータシステムの再起動時に行う複数の所定の試験のうちのいずれかの試験で障害が発生したと判断した場合において、記憶手段が記憶しているテストコードが示す起動時に障害が発生した試験と、前記再起動時に障害が発生した試験とが異なる試験である場合に、前記再起動を行ったプロセッサに前記コンピュータシステムの動作を停止させる
    請求項から請求項のうちいずれか1項記載のコンピュータシステム。
  5. 複数のプロセッサを備えたコンピュータシステムの起動監視方法において、
    前記複数のプロセッサのうちの一のプロセッサが、
    他のプロセッサによる前記コンピュータシステムの起動および再起動を監視して、起動時および再起動時に行われる複数の所定の試験のうちのいずれかの試験で障害が発生したか否かを判断する起動監視ステップと、
    前記起動監視ステップで、前記コンピュータシステムの起動時および再起動時に行われる複数の所定の試験のうちのいずれかの試験で障害が発生したと判断した場合に、障害に対して行う対処処理を行う障害解析ステップとを含み、
    前記障害解析ステップで、前記一のプロセッサが、前記起動時に障害が発生した試験と、前記再起動時に障害が発生した試験と、記憶手段が記憶している前記再起動時に障害が発生した試験に応じた障害に対して行う対処処理の内容を示す情報とに応じて障害に対して行う対処処理を行い、
    前記起動監視ステップで、コンピュータシステムの起動時に行われる複数の所定の試験のうちのいずれかの試験で障害が発生したと判断した場合に、前記障害解析ステップで、障害が発生した試験を示すテストコードを前記記憶手段に記憶させ、前記コンピュータシステムの起動を行ったプロセッサを切り離して、さらに他のプロセッサに前記コンピュータシステムを再起動させる
    ことを特徴とする起動監視方法。
  6. 一のプロセッサが、起動監視ステップでコンピュータシステムの再起動時に行われる複数の所定の試験のうちのいずれかの試験で障害が発生したと判断した場合であって、記憶手段が記憶しているテストコードが示す起動時に障害が発生した試験と、前記再起動時に障害が発生した試験とが同じ試験である場合に、前記記憶手段が記憶している再起動時に障害が発生した試験に応じて前記コンピュータシステムが備えるプラットフォームに搭載されている複数のモジュールのうちのどのモジュールを切り離すのかを示す情報に従って、前記一のプロセッサが、障害解析ステップで、前記コンピュータシステムが備えるプラットフォームに搭載されている複数のモジュールのうちの前記再起動時に障害が発生した試験に応じたモジュールを切り離す処理を行う
    請求項記載の起動監視方法。
  7. 一のプロセッサが、障害解析ステップで、コンピュータシステムが備えるプラットフォームに搭載されている複数のモジュールのうちの再起動時に障害が発生した試験に応じたモジュールを切り離す処理を行った後で、他のプロセッサにコンピュータシステムを再起動させる
    請求項記載の起動監視方法。
  8. 一のプロセッサが、起動監視ステップにおいて、コンピュータシステムの再起動時に行う複数の所定の試験のうちのいずれかの試験で障害が発生したと判断した場合であって、記憶手段が記憶しているテストコードが示す起動時に障害が発生した試験と、前記再起動時に障害が発生した試験とが異なる試験である場合に、前記一のプロセッサが、障害解析ステップで、前記再起動を行ったプロセッサに前記コンピュータシステムの動作を停止させる
    請求項から請求項のうちいずれか1項記載の起動監視方法。
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