JP2005012925A - 多相超電導ケーブルの相分岐構造 - Google Patents

多相超電導ケーブルの相分岐構造 Download PDF

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Takahito Masuda
孝人 増田
Hiroyasu Yumura
洋康 湯村
Yoshihisa Takahashi
芳久 高橋
Kimiyoshi Matsuo
公義 松尾
Shoichi Honjo
昇一 本庄
Tomoo Mimura
智男 三村
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Sumitomo Electric Industries Ltd
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Abstract

【課題】ケーブルコアの外部に大きな磁場が発生することを効果的に抑制することができる超電導ケーブルの相分岐構造を提供する。
【解決手段】超電導導体の外周にシールド層を有する3本のケーブルコア102と、3本のコア102が集合された集合部から各コア102間を広げた状態のコア102を収納する分岐箱1と、分岐箱1内の各コア102のシールド層を接続する導電性接続部2とを具える。導電性接続部により各ケーブルコアのシールド層同士を低抵抗で接続できるため、各シールド層に流れる電流の大きさを各超電導導体に流れる電流とそれぞれほぼ同等とすることができる。従って、各シールド層には、各超電導導体から発生する磁場を打ち消す程度の磁場を形成することができる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数のケーブルコアからなる多相超電導ケーブルをコア毎に分岐させた分岐構造に関するものである。特に、分岐部分において、各ケーブルコアの外部に磁場が発生しにくい多相超電導ケーブルの相分岐構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、Bi系高温超電導テープ線などからなる超電導導体を用いた超電導ケーブルにおいて、複数のケーブルコアを一括にした多心一括型の多相超電導ケーブルが開発されつつある。図4は、三心一括型の三相超電導ケーブルの断面図である。この超電導ケーブル100は、断熱管101内に3本のケーブルコア102を撚り合わせて収納させた構成である。
【0003】
断熱管101は、外管101aと内管101bとからなる二重管の間に断熱材(図示せず)が配置され、かつ二重管内が真空引きされた構成である。各ケーブルコア102は、中心から順にフォーマ200、超電導導体201、電気絶縁層202、シールド層203、保護層204を具えている。超電導導体201は、フォーマ200上に超電導線材を多層に螺旋状に巻回して構成される。シールド層203は、電気絶縁層202上に超電導導体201と同様の超電導線材を螺旋状に巻回して構成される。このシールド層203には、定常時、超電導導体201に流れる電流と逆向きでほぼ同じ大きさの電流が誘起される。この誘導電流により生じる磁場にて、超電導導体201から生じる磁場を打ち消し合い、ケーブルコア102外部への漏れ磁場をほぼゼロにすることができる。内管101bと各ケーブルコア102とで囲まれる空間103が通常冷媒の流路となる。
【0004】
上記多相超電導ケーブルは、これらケーブル同士を接続させたり、常電導ケーブルと接続させたり、終端構造を形成するなどの場合、各相に、即ち、ケーブルコア毎に分岐させて行う。各ケーブルコアの分岐は、極低温に維持された分岐箱内で行われ、分岐箱内において各コアは、各コア間が広げられた状態で保持される。各ケーブルコア間を広げた状態に保持する治具として、特許文献1記載のものがある。
【0005】
一方、常電導の多相電力ケーブルも上記多相超電導ケーブルと同様に、ケーブル同士の接続や、終端構造を形成するなどの場合、ケーブルコア毎に分岐させて行われる。各ケーブルコアの分岐は、上記のような分岐箱を用いず、そのまま各コア間を広げた状態にすることで行われる。この分岐部分において、通常、各相のアース電位をとるために、各ケーブルコアのシールド層は接地される(例えば、非特許文献1参照)。
【0006】
【特許文献1】
特開2003−9330号公報(特許請求の範囲参照)
【非特許文献1】
飯塚喜八郎、「新版・電力ケーブル技術ハンドブック」、株式会社電気書院、1989年3月25日第1版第1刷発行、645ページ
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
従来、多相超電導ケーブルの分岐部分において、各ケーブルコアのシールド層に対する処理方法が知られておらず、具体的な処理が要望されている。ここで、上記常電導ケーブルと同様に、超電導ケーブルにおいても各ケーブルコアのシールド層を接地することが考えられる。しかし、超電導ケーブルは、常電導ケーブルよりも非常に大きな電流を流すため、常電導ケーブルのようにシールド層を接地すると、各ケーブルコアのシールド層がアース(大地)を通して接続される恐れがある。超電導ケーブルの各ケーブルコアのシールド層をそれぞれ接地し、アースを介してシールド層間を接続させると、シールド層の接続間抵抗が大きいことから、シールド層に流れる電流の大きさが超電導導体に流れる電流よりも小さくなる。このため、各ケーブルコアのシールド層は、各コアの超電導導体から発生する磁場を打ち消す程度の磁場を形成できず、各コアの外部に大きな磁場が発生する恐れがある。
【0008】
そこで、本発明の主目的は、各ケーブルコアの外部に磁場が発生しにくい多相超電導ケーブルの相分岐構造を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、各ケーブルコアのシールド層を導電性材料にて接続し、シールド層間を低抵抗で接続させることで上記の目的を達成する。
【0010】
即ち、本発明多相超電導ケーブルの相分岐構造は、超電導導体の外周にシールド層を有する複数のケーブルコアと、前記複数のケーブルコアが集合された集合部から各ケーブルコア間を広げた状態で各コアを収納する分岐箱と、分岐箱内の各ケーブルコアのシールド層同士を接続する導電性接続部とを具えることを特徴とする。
【0011】
多相超電導ケーブルにおいて、アースを介して各ケーブルコアのシールド層を接続すると、シールド層の接続間抵抗が大きいため、各コアのシールド層は、各コアの超電導導体から生じる磁場を相殺するような磁場を発生しにくい。そこで、本発明は、接続間抵抗が大きくなる接地により各ケーブルコアのシールド層を接続するのではなく、接続間抵抗が小さい導電性部材を用いてシールド層を接続することを規定する。以下、本発明をより詳しく説明する。
【0012】
本発明では、超電導導体の外周にシールド層を有するケーブルコアを複数具える多相超電導ケーブルを対象とする。例えば、3本のケーブルコアを撚り合わせて断熱管に収納された三心一括型の三相超電導ケーブルが挙げられる。公知の多相超電導ケーブルでもよい。
【0013】
また、本発明では、多相超電導ケーブルをケーブルコア毎に分岐させたコアを収納するために分岐箱を用いる。即ち、分岐箱内には、多相超電導ケーブルを構成する複数のケーブルコアが集合された集合部から各コア間を広げた状態のコアが収納される。また、この分岐箱には、これらケーブルコアを超電導状態に維持するべく冷却するための液体窒素などの冷媒が満たされる。従って、分岐箱は、断熱構造であることが望ましい。
【0014】
分岐箱内において各ケーブルコアの保持は、保持具を用いて行うとよい。保持具は、各ケーブルコアを保持可能であると共に、各コア間を広げた状態に保持できるものが挙げられる。特に、ケーブルコアの伸縮に伴って分岐箱内を移動可能な構成を具える保持具が好ましい。
【0015】
そして、本発明では、上記分岐箱に収納される各ケーブルコアにおいて、シールド層同士を特定の接続部、具体的には、導電性材料にて形成された導電性接続部にて接続する。導電性材料としては、例えば、銅やアルミニウム(共に、77Kの比抵抗ρ=2×10−7Ω・cm)などのように、超電導ケーブルが使用される冷媒温度、例えば、冷媒として液体窒素を用いる場合、液体窒素の温度近傍においても電気的抵抗が小さい金属が挙げられる。この導電性接続部は、分岐箱に収納される各ケーブルコアのシールド層の長手方向に対して、少なくとも一部のシールド層同士を接続すればよい。接続部の形状は、各ケーブルコアのシールド層の周方向に対して少なくとも一部に接し、かつ各コアのシールド層間を接続できる形状であればよい。各ケーブルコアのシールド層を複数の超電導素線にて形成する場合、構成する全ての超電導素線と電気的に接続可能な形状であることが好ましい。例えば、各ケーブルコアのシールド層の外周を覆うことが可能な円筒状部材と、この円筒状部材同士を連結する連結部材とを組み合わせた形状が挙げられる。特に、連結部材は、可とう性を有する部材が好ましい。具体的には、例えば、編組材にて形成されたものが挙げられる。可とう性を有する連結部材を用いることで、冷却収縮に伴う各コアの移動にも追従することができる。また、フレキシブルであることから、分岐箱内といったスペースの限られた場所において組立作業性に優れると共に、組立作業により生じる寸法誤差を吸収することができる。
【0016】
導電性接続部とシールド層との接続は、接続による電気的抵抗が小さい方法が好ましく、例えば、半田による接続などが挙げられる。なお、導電性接続部をシールド層に取り付ける際は、各ケーブルコアが保護層を具える場合、予め接続個所の保護層を除去しておく。
【0017】
上記導電性接続部は、分岐箱から引き出されたケーブルコアのシールド層に取り付けてもよいが、箱から突出された各コアには、箱内のコアと同様に超電導状態を維持するべく、液体窒素などの冷媒が満たされる断熱管がそれぞれ配置される。従って、分岐箱から突出された各ケーブルコアのシールド層に導電性接続部を取り付ける構成は、非常に煩雑になるため、本発明では、分岐箱内のコアに導電性接続部を取り付ける。
【0018】
また、上記導電性接続部は、分岐箱内に配置される各ケーブルコアの任意の位置に取り付けてもよいが、分岐端側に取り付ける場合、各コア間がより広げられてコア間の距離が大きいため、同接続部の取り付け作業性がよく好ましい。一方、集合部側に取り付ける場合、各ケーブルコア間がほとんど広げられていないので距離が小さいため、導電性接続部を小さくできる。加えて、導電性接続部が分岐端側にないことで、分岐箱の分岐端側をより小さくすることができる。即ち、分岐箱をより小さくすることができる。
【0019】
本発明分岐構造は、ケーブルコア(超電導ケーブル)の一端だけでなく両端に形成することが好ましい。本発明分岐構造を超電導ケーブルの両端に具える場合、ケーブルの両端に分岐箱を具え、各分岐箱内に収納されるコアのシールド層同士が導電性接続部にて接続された状態にある。このとき、超電導ケーブルの一端の導電性接続部から他端の導電性接続部間にある各ケーブルコアのシールド層には、定常時、それぞれの超電導導体に流れる電流とほぼ同等の大きさでかつ逆向きの電流が誘起されるため、コア外部への漏れ磁場を打ち消すことができる。このような超電導導体に流れる電流とほぼ同等の大きさで逆向きの電流の大部分は、導電性接続部よりも集合端側のシールド層に流れるため、導電性接続部から分岐端間にあるシールド層には、超電導導体に流れる電流よりも小さい電流しか流れない。従って、分岐箱から突出させた各ケーブルコアの外周に配置させる上記断熱管を電気的に低抵抗の材料で形成すると、導電性接続部から分岐端側のケーブルコアの外周に生じる漏洩磁場により渦電流損失が生じる恐れがある。そこで、渦電流による損失を低減或いは皆無にするべく、上記断熱管として、高抵抗材料又は絶縁材料で形成されたものを用いることが好ましい。高抵抗材料としては、常温から77K程度の低温における比抵抗ρが10−5Ω・cm以上のものが好ましい。例えば、ステンレス(比抵抗ρ:4×10−5〜8×10−5Ωcm)が挙げられる。絶縁材料としては、FRP(繊維強化プラスチック)などが挙げられる。
【0020】
各ケーブルコアのシールド層は接地する。このとき、一括して接地すると、作業性がよく好ましい。そこで、本発明では、シールド層同士を接続している導電性接続部を接地することで、一括して接地をとる。ここで、超電導ケーブルの両端に本発明分岐構造を具える場合、両端の導電性接続部とも接地をとると、大地を介して閉ループが形成されてしまう。従って、一端側の分岐箱内の導電性接続部のみを接地する。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を説明する。
(実施例1)
図1は、本発明多相超電導ケーブルの相分岐構造において、分岐端側に導電性接続部を具える例の概略構成図である。本例及び後述する実施例2では、図1及び図3に示すように3本のケーブルコア102を具える三相超電導ケーブル100の相分岐構造を例にして説明する。
【0022】
本発明相分岐構造は、超電導導体の外周にシールド層を有する3本のケーブルコア102と、3本のコア102が集合された集合部から各コア102間を広げた状態で各コア102を収納する分岐箱1と、分岐箱1内の各コア102のシールド層を接続する導電性接続部2とを具える。
【0023】
本例で用いた三相超電導ケーブル100は、図4に示すものと同様の構成のものである。即ち、中心から順にフォーマ200、超電導導体201、電気絶縁層202、シールド層203、保護層204を具えるケーブルコア102を3本撚り合わせて断熱管101内に収納された構成のものである。フォーマ200は、絶縁被覆された銅線を複数本撚り合わせたものを用いた。超電導導体201、シールド層203は、それぞれフォーマ200の外周、電気絶縁層202の外周にBi2223系超電導テープ線(Ag−Mnシース線)を多層に螺旋状に巻回して構成した。電気絶縁層202は、超電導導体201の外周に半合成絶縁紙(住友電気工業株式会社製PPLP:登録商標)を巻回して構成した。保護層204は、シールド層203の外周にクラフト紙を巻回して構成した。断熱管101は、SUSコルゲート管を用い、外管101aと内管101b間に断熱材を多層に配置して真空引きした真空多層断熱構造とした。また、断熱管101の外周には、ポリ塩化ビニルからなる防食層104を設けた。
【0024】
上記三相超電導ケーブル100の撚り合わされた各コア102は、それぞれ別個に取り扱い易くするべく、集合されていたケーブル100の各コア102間の間隔を広げられ分岐される。分岐箱1は、これら3本のケーブルコア102間の間隔が徐々に広げられた状態のコア102を収納する。従って、分岐箱1の一面側(図1では右面側)には、超電導ケーブル100が挿入され、この面と対向する他面側(同左面側)からは、分岐させた各コア102がそれぞれ突出される。また、分岐箱1内には、液体窒素などの冷媒が満たされ、収納されたケーブルコア102を冷却する。そのため、分岐箱1は、断熱層1aを具える断熱構造とした。また、本例において分岐箱1は、円筒状とした。
【0025】
分岐箱1内に収納されるケーブルコア102は、箱1の一面側(超電導ケーブル100の集合部側)から箱1の他面側(コア102の分岐端側)に向かって、各コア102間の間隔が徐々に広げられ、一定の間隔が保持されている。本例においてケーブルコア102の保持は、集合部側を保持する第一保持具10と、中間部を保持する第二保持具11と、第一保持具10と第二保持具11間のコア102を保持する中間保持具12とで行う。
【0026】
第一保持具10は、中心に環状部を具え、この環状部の外周に三つの中間保持具12が固定される。この第一保持具10は、3本のケーブルコア102で囲まれる空間のほぼ中心部に環状部の中心が位置するようにコア102間に配置し、各中間保持具12にそれぞれコア102を配置することで、コア102間の間隔を広げた状態に保持する。
【0027】
第二保持具11の基本的構成は、第一保持具10とほぼ同様の構成であり、環状部の径を第一保持具10よりも大きくしたものである。本例では、ケーブルコア102の伸縮に伴って分岐箱1内を移動できるように、箱1の内周面にほぼ点接触するような摺動部11aを具える。この摺動部11aは、環状部の外周で中間保持具12を固定していない個所に取り付けている。
【0028】
中間保持具12は、半円弧状の部材、いわゆる樋状の部材を組み合わせて円筒状とする構成である。本例では、一対の樋状の部材によりケーブルコア102の外周を覆い、この樋状の部材の外周をバンド(図示せず)などの締付具によりコア102の外周に固定し、コア102を保持する。また、中間保持具12内のケーブルコア102が冷媒と接触し易いように、保持具12に適宜貫通孔を設けてもよい。
【0029】
そして、本発明の特徴とするところは、各ケーブルコア102のシールド層同士を導電性接続部2にて接続する構成にある。本例では、上記第二保持具11よりも分岐端側に位置するケーブルコア102のシールド層同士を導電性接続部2にて接続した。図2(A)は、図1のB−B断面図、(B)は、図1に示す領域C内のケーブルコア部分の断面図である。本例において導電性接続部2は、図2に示すように各ケーブルコア102のシールド層203の外周をそれぞれ覆う円筒状部材2aと、円筒状部材2a同士を連結する連結部材2bとを具える。
【0030】
円筒状部材2aは、各ケーブルコア102のシールド層203の外周に取り付け易いように、コア102の外形に適合した一対の半円弧状部材から構成され、これら半円弧状部材を組み合わせることでシールド層203の外周を覆う。より具体的には、図2(B)に示すようにケーブルコア102の保護層204の一部を除去してシールド層203を露出させ、露出させたシールド層203上に一対の半円弧状部材を配置してコア102を覆う。本例において円筒状部材2aは、銅にて形成した。本例において半円弧状部材同士の接合は、半田にて行ったが、ボルトなどの結合部材を用いて行ってもよい。また、各円筒状部材2aと各ケーブルコア102のシールド層203の接合は、半田にて行い、シールド層203を構成する複数の超電導テープ線に円筒状部材2aを接触させた。
【0031】
連結部材2bは、円筒状部材2a同士を接続すると共に、ケーブルコア102間に配置され、コア102間を広げた状態に保持するものである。本例では、上記円筒状部材2aと同様に銅製の編組材にて形成した。可とう性を有する連結部材2bを用いることで、冷却収縮に伴う各コアの移動に追従可能であると共に、円筒状部材2aとの接合などの作業が分岐箱1内においても行い易い。また、作業の際の誤差を吸収することも可能である。本例では、3本の連結部材2bを用い、各連結部材2bの両端に円筒状部材2aを接合し、図2(A)に示すように円筒状部材2aを頂点とする三角形状に導電性接続部2を形成した(Δ結線型)。本例において連結部材2bと円筒状部材2aの接合は、半田にて行ったが、ボルトなどの結合部材を用いて行ってもよい。また、図2(C)に示すように、円筒状部材2aを頂点とする三角形の中心に中心部材2cを配置し、この中心部材2cと各円筒状部材2a間を連結するように連結部材2bを接合して導電性接続部2を形成してもよい(Y結線型)。
【0032】
本例において分岐箱1から引き出された各ケーブルコア102の外周には、それぞれ2重のステンレス製コルゲートからなる断熱管3を配置しており、管3内には、箱1内と同様に冷媒が満たされる。従って、分岐箱1から突出した各ケーブルコア102も超電導状態を維持することができる。なお、各ケーブルコア102の分岐端には、他のケーブルコアや接続機器などと接続可能な端末部4をそれぞれ設けている。これらの構成は、後述する実施例2についても同様である。
【0033】
上記構成を具える超電導ケーブルの相分岐構造は、各ケーブルコアのシールド層同士を導電性接続部にて接続することで、ケーブルに電流を流すと、シールド層間は短絡された状態となる。即ち、シールド層間は、接続間抵抗が小さい状態で接続されるため、各シールド層に流れる電流の大きさを各超電導導体に流れる電流とそれぞれほぼ同等とすることができる。従って、各シールド層には、各超電導導体から発生する磁場を打ち消す程度の磁場を形成できるため、ケーブルコアの外部に大きな磁場が発生することを抑制することができる。
【0034】
また、本例では、分岐端側に導電性接続部を取り付けているため、各ケーブルコア間が十分に広げられた状態にある箇所で取り付け作業を行うことができ、同接続部の取り付け作業性に優れる。更に、本例では、導電性接続部から端末部(図1参照)までのケーブルコアの外周に漏洩磁場が発生しても、分岐箱から引き出された各ケーブルコアの外周に配置する断熱管を高抵抗材料から形成されたものを用いることで渦電流が生じにくい。従って、渦電流による損失を低減することができる。
【0035】
なお、本例に示す相分岐構造は、超電導ケーブル100の両端において設けている。そして、一端の分岐箱1の導電性接続部2のみ接地をとっている。具体的には、導電性接続部2に接地線を半田などで取り付け、この接地線を分岐箱1の外部に引き出して接地している。接地線と分岐箱1とのシールには、ハーメチックシールを用いて気密を保持している。このように各ケーブルコア102のシールド層同士を接続する導電性接続部2を接地することで、各シールド層を一括して接地することができる。また、一端側の導電性接続部2のみ接地することで、各ケーブルコアのシールド層がアースを介して接続されることがない。
【0036】
(実施例2)
図3(A)は、本発明多相超電導ケーブルの相分岐構造において、集合部側に導電性接続部を具える例を示す概略構成図であり、(B)は、(A)のB−B断面図である。図3(A)において端末部は、省略している。この本発明相分岐構造は、基本的構成は図1に示す実施例1と同様であり、導電性接続部2’を第二保持具11よりも集合部側に取り付けた点が異なる。以下、この点を中心に説明する。
【0037】
本例に示す導電性接続部2’は、図3(B)に示すように、各ケーブルコア102のシールド層の外周をそれぞれ覆う円筒状部材2a’と、円筒状部材2a’同士を連結する連結部材2b’とを具える。本例において円筒状部材2a’は、実施例1と同様に一対の半円弧状部材からなる銅製のものを用い、ケーブルコア102の保護層204の一部を除去して露出させたシールド層の外周に配置し、ボルトにより接合することでコア102を覆った。また、各円筒状部材2a’と各ケーブルコア102のシールド層203の接合は、半田にて行った。
【0038】
本例において連結部材2b’は、円筒状部材2a同士を接続すると共に、ケーブルコア102間に配置されるものであり、三角形状の板材の頂点部分を円弧状に切り欠いた形状であり、円筒状部材2a’と同様の銅にて形成した。そして、本例では、連結部材2b’の各切り欠き部分に円筒状部材2a’を配置して接合し、図3(B)に示すように円筒状部材2a’を頂点とする三角形状に導電性接続部2’を形成する(Δ結線型)。本例において連結部材2b’と円筒状部材2a’の接合は、半田にて行ったが、ボルトなどの結合部材を用いて行ってもよい。
【0039】
上記構成を具える超電導ケーブルの相分岐構造は、各ケーブルコアのシールド層を導電性接続部にて接続することで、ケーブルに電流を流した際、上記実施例1と同様にシールド層の接続間抵抗を小さくすることができる。従って、各シールド層に流れる電流の大きさを超電導導体に流れる電流とほぼ同等にして、各導体から発生する磁場を各シールド層に発生する磁場にて打ち消すことができる。そのため、本発明相分岐構造は、ケーブルコアの外部に大きな磁場が発生することを抑制することができる。
【0040】
また、本例では、集合部側に導電性接続部を配置しているため、各ケーブルコア間の距離が小さいため、導電性接続部を小さくすることができ、分岐箱において第二保持具よりも分岐端側の空間を小さくすることができる。従って、分岐箱をよりコンパクトにすることができる。
【0041】
(実施例3)
上記実施例1及び2では、分岐箱から突出する各ケーブルコアの外周に高抵抗材料であるステンレス製の断熱管を配置する構成を説明したが、本例では、この断熱管を絶縁材料であるFRPで形成したものを用いる。本例の相分岐構造では、導電性接続部から端末部(図1参照)までのケーブルコアの外周に漏洩磁場が発生しても、分岐箱から引き出された各ケーブルコアの外周に配置する断熱管を絶縁材料から形成されたものを用いることで渦電流が更に生じにくい。従って、渦電流による損失をより効果的に低減することができる。
【0042】
【発明の効果】
以上、説明したように本発明超電導ケーブルの相分岐構造によれば、各ケーブルコアの分岐部分においてシールド層同士を導電性接続部にて接続することで、コアの外部に大きな磁場が発生することを効果的に抑制することができるという優れた効果を奏し得る。
【0043】
また、分岐端側のケーブルコアの外周に高抵抗材料や絶縁材料からなる断熱管を配置することで、導電性接続部から分岐端側のコアの外周に、漏洩磁場が発生しても渦電流を生じにくくすることができる。従って、渦電流による損失を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明多相超電導ケーブルの相分岐構造において、分岐端側に導電性接続部を具える例を示す概略構成図である。
【図2】(A)は、図1のB−B断面図、(B)は、図1に示す領域C内のケーブルコア部分の断面図、(C)は、導電性接続部の別の形態を示す断面図である。
【図3】(A)は、本発明多相超電導ケーブルの相分岐構造において、集合部側に導電性接続部を具える例を示す概略構成図であり、(B)は、(A)のB−B断面図である。
【図4】三心一括型の三相超電導ケーブルの断面図である。
【符号の説明】
1 分岐箱 1a 断熱層 2 導電性接続部 2a、2a’ 円筒状部材
2b、2b’ 連結部材 2c 中心部材 3 断熱管 4 端末部
10 第一保持具 11 第二保持具 11a 摺動部 12 中間保持具
100 三相超電導ケーブル 101 断熱管 101a 外管 101b 内管
102 ケーブルコア 103 空間 104 防食層
200 フォーマ 201 超電導導体 202 電気絶縁層 203 シールド層
204 保護層

Claims (7)

  1. 超電導導体の外周にシールド層を有する複数のケーブルコアと、
    前記複数のケーブルコアが集合された集合部から各ケーブルコア間を広げた状態で各コアを収納する分岐箱と、
    分岐箱内の各ケーブルコアのシールド層同士を接続する導電性接続部とを具えることを特徴とする多相超電導ケーブルの相分岐構造。
  2. 導電性接続部は、各ケーブルコアのシールド層の外周を覆うことが可能な円筒状部材と、この円筒状部材を連結する連結部材とから構成されることを特徴とする請求項1記載の多相超電導ケーブルの相分岐構造。
  3. 連結部材は、編組材にて形成されることを特徴とする請求項2記載の多相超電導ケーブルの相分岐構造。
  4. 導電性接続部は、分岐箱内のケーブルコアにおいて分岐端側に具えることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の多相超電導ケーブルの相分岐構造。
  5. 導電性接続部は、分岐箱内のケーブルコアにおいて集合部側に具えることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の多相超電導ケーブルの相分岐構造。
  6. 分岐箱から引き出された各ケーブルコアの外周には、それぞれ断熱管が配置され、この断熱管は、高抵抗材料又は絶縁材料にて形成されたものであることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の多相超電導ケーブルの相分岐構造。
  7. ケーブルコアの両端に分岐箱を具え、一端側の分岐箱内の導電性接続部のみが接地されることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の多相超電導ケーブルの相分岐構造。
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