JP2005010381A - 加圧ローラ、定着装置及び画像形成装置 - Google Patents

加圧ローラ、定着装置及び画像形成装置 Download PDF

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Norihiko Yasuse
徳彦 安瀬
Kyoichi Ashikawa
恭一 芦川
Koji Kamiya
公二 神谷
Takuzo Kurachi
卓三 倉地
Atsushi Ishibe
篤 石部
Takayuki Yoshii
孝之 吉井
Hidenori Machida
秀則 町田
Haruaki Kondo
玄章 近藤
Nozomi Takahata
望 高畑
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Abstract

【課題】適度な柔軟性による画像光沢の均一性、断熱性、および、耐久性の面などで優れた加圧ローラを得る。
【解決手段】芯金201上に、発泡体弾性層202、ゴム弾性層203、離型層204がこの順序で順次積層された構成の加圧ローラにおいて、離型層204がフッ素系樹脂の塗装膜である。離型層204がフッ素系樹脂の塗装膜であるので、画像光沢の均一性、断熱性、加圧力のバラツキが小さいニップ、経時での耐久性が得られる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子写真方式において、転写紙上の未定着トナー像を加熱、加圧により定着させる加圧ローラ、定着装置及び画像形成装置に関し、例えば、普通紙複写機、レーザビームプリンタ、ファクシミリなどの電子写真方式を採用した画像形成装置に用いる、加圧ローラ、この加圧ローラを有する定着装置及びこの定着装置を有する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図2は電子写真方式の画像形成装置の説明図である。
図2に示すように、電子写真方式を用いる画像形成装置、例えば複写機、レーザプリンタは、回転する感光体ドラム101を有し、この感光体ドラム101の感光層を帯電装置102を用いて一様に帯電させた後で、レーザ走査ユニットからのレーザビームによって露光103して静電潜像を形成し、この静電潜像を現像ローラ104から供給されるトナーによって現像してトナー像とし、転写ローラ106によりそのトナー像を記録紙107上に転写させ、更にその記録紙107を熱定着装置に通過させてトナー像を熱定着する様に構成されている。なお、図2中、符号105はパワーパック、符号108はクリーニング装置、符号109は表面電位計である。
【0003】
この画像形成装置は白黒画像を形成するためのものであるが、これでフルカラー画像を形成する場合には、赤;マゼンタ、青;シアン、黄;イエロー、黒;ブラックの4色トナーを重ね合わせるので、各色についての現像器とそれらを重ね合わせる機構を設けることが必要である。
【0004】
従来、図2に示すように、白黒(ブラックトナーのみ)のローラ方式の熱定着装置であるローラ方式定着器112においては、例えば、アルミニウムなどの中空円筒体からなる芯金の外周面にトナーの粘着を防止する為のフッ素樹脂層などからなる粘着防止層を設けた加熱定着ローラ110が使用されているが、この様な加熱定着ローラ110は芯金の中空部に回転中心線に沿ってハロゲンランプなどのヒータを配置し、その輻射熱によって加熱定着ローラ110を内側から加熱する様になっている。
【0005】
更に加熱定着ローラ110と平行にこれに圧接する加圧ローラ111を設けて、加圧ローラ111と加熱定着ローラ110との間に記録紙107を通過させることにより記録紙107上に付着しているトナーを加熱定着ローラ110の熱により軟化(溶融)させつつ、加圧により記録紙107上に定着させている。
【0006】
近年、省エネルギー化への活動が活発になっており、立ち上がり時間の短縮が検討されている。その一つとして、ヒータにより熱せられたフィルム状のエンドレスベルトを介して、記録紙上のトナーを加熱するベルト定着方法が提案、商品化されている。
【0007】
この定着方法では、図2にベルト方式のベルト定着器117として示すように、定着ローラ114と加熱ローラ115とに支持された薄いフィルム状の定着ベルト113を直接加熱するとともに、加圧ローラ116により加圧することになり、電源投入後、加熱部は短時間で所定の温度に達するので、電源投入後の待ち時間を削減することが出来る。また、必要部分のみを加熱するので、電力消費も少ない利点がある。また、上記ローラ方式の場合でも、加熱定着ローラ110の芯金肉厚を薄くすることで熱容量を低減させるなどの手法がとられている。
【0008】
このような、省エネ(立ち上がり時間の短縮)を目的とした定着方式の加圧ローラ111の構成は、芯金上にシリコーンゴムの発泡体(スポンジ)からなる弾性層を設け、さらにその上に離型層(一般的にはフッ素樹脂)を形成させたものが一般的である。弾性層に発泡体が使用される理由は、通常のゴム弾性層に比べて熱伝導率が低い、つまり断熱効果が高いこと、および、弾性層の低硬度化が可能であり、低加圧力でもニップが充分に形成されることによる。低加圧力が必要な理由として、前述した様な加熱定着ローラ110の薄肉化により、加熱定着ローラ110の強度が低下していることから、この芯金のつぶれ、撓みを防止することが挙げられる。
【0009】
離型層材料のフッ素樹脂としては、四フッ化エチレン樹脂(PTFE)、四フッ化エチレン・パーフロロアルキルビニルエーテル共重合体樹脂(PFA)、および四フッ化エチレン・六フッ化プロピレン共重合体樹脂(FEP)といったものが使用される。この離型層を形成させる方法としては、発泡体弾性層上に、フッ素樹脂チューブを被覆させる方法とフッ素樹脂塗料による塗装膜形成の二通りが一般的である。
【0010】
この発泡弾性層及び離型層を有する加圧ローラは、断熱効果及び低加圧でのニップ形成に関しては通常のゴム弾性層よりも優れるものであるが、画像面、特に光沢の均一性に関しては充分なものとはならない。画像の光沢はトナーを記録紙に定着させる際に発現するものであるが、発泡弾性層ではその内部の発泡部分(気泡部分)と母材部分(弾性材料部分)でトナーに対する圧力のかかり方が大きく異なる。この圧力のムラがそのまま画像の光沢ムラになって出現する。
【0011】
特開平6−35356号、特開平7―134509号及び特公平8−16814号では、発泡体弾性層上にゴム弾性層を設け、さらにその上にフッ素チューブを被覆した加圧ローラが提案されている。これにより、加圧ローラの発泡弾性層に起因する圧力ムラは軽減される。
【0012】
【特許文献1】
特開平6−35356号公報
【特許文献2】
特開平7−134509号公報
【特許文献3】
特公平8−16814号公報
【特許文献4】
特開2001−242732号公報
【特許文献5】
特開2001−13805号公報
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、これらに記載されているようなフッ素樹脂チューブをゴム弾性層に被覆した場合には、実機で使用を重ねることにより、離型層と弾性層との間の浮き、シワ、剥がれなどが発生しやすい。また、前述した画像の光沢均一性に関しても、発泡体弾性層のみを使用した場合と比べれば改善されているものの、充分な均一性が得られているとは言い難い。
【0014】
そこで、本発明は、上記に鑑みてなされた発明であり、適度な柔軟性による画像光沢の均一性、断熱性、および、耐久性の面などで優れた加圧ローラ、それを有する定着装置及び画像形成装置を提供することをその目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1の発明は、芯金上に、発泡体弾性層、ゴム弾性層、離型層がこの順序で順次積層された構成の加圧ローラにおいて、
前記離型層がフッ素系樹脂の塗装膜であることを特徴とする加圧ローラである。
【0016】
また、請求項2の発明は、前記発泡体弾性層の材料として、シリコーンゴムを用いたことを特徴とする請求項1に記載の加圧ローラである。
【0017】
また、請求項3の発明は、前記ゴム弾性層の材料として、シリコーンゴムを用いたことを特徴とする請求項1に記載の加圧ローラである。
【0018】
また、請求項4の発明は、前記離型層のフッ素樹脂が、四フッ化エチレン樹脂、四フッ化エチレン・パーフロロアルキルビニルエーテル共重合体樹脂、および四フッ化エチレン・六フッ化プロピレン共重合体樹脂のうち、少なくとも一つを成分として含んでいることを特徴とする請求項1の加圧ローラである。
【0019】
また、請求項5の発明は、加熱手段を有する定着ローラ及び該定着ローラに当接してニップを形成するように設けた加圧ローラを有する定着装置において、前記定着ローラが、芯金上に弾性層及び離型層を順次有し、そして、前記加圧ローラが、請求項1〜4の何れかに記載の加圧ローラからなることを特徴とする定着装置である。
【0020】
また、請求項6の発明は、請求項5に記載の定着装置を備えていることを特徴とする画像形成装置である。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1(A)は本発明に係る一実施形態の加圧ローラの断面図であり、(B)はその一部拡大断面図である。
【0022】
図1(A)、(B)に示すように、この加圧ローラは、芯金201上に、発泡体弾性層202、ゴム弾性層203、離型層204をこの順序で順次積層してなるものである。
【0023】
芯金201はSUS等の金属材料からなる芯金であり、加圧時に撓みを起こさないような強度が得られるように設計される。本実施形態では、芯金201を中実としたが、必要な強度が得られれば、中空であっても良い。
【0024】
発泡体弾性層202は耐熱性ゴム、例えばシリコーンゴム、フッ素ゴムを発泡させたものである。この発泡体は、未加硫ゴムに発泡材を加え加熱、加硫、発泡させることで得られる。ローラ形状にするためには、予め、発泡体からなるチューブを作製しておいて、前述した芯金を挿入する方法、金型内に芯金をセットし、液状未加硫ゴムを注型する方法などが一般的である。この発泡体弾性層の必要性については、従来技術の課題でも述べたが、低加圧でのニップの形成、定着ローラからの熱伝導を防止するための断熱性が挙げられる。
【0025】
ゴム弾性層203は発泡体弾性層202の材料の粗密(気泡部分と骨格部分)による圧力ムラを低減させるために設けられた、均一のゴム弾性層である。この材料にも耐熱性のゴム材料、例えばシリコーンゴム、フッ素ゴム等が用いられる。この層の形成法としては、発泡体弾性層と同様に、予め、チューブ形状としておいて、前述発泡体弾性層上に被覆する方法、未加硫ゴムを注型する方法、発泡体弾性層上にコーティングする方法が用いられる。比較的薄膜の場合(〜500μm)にはコーティングが最も適している。
【0026】
離型層204に使用される材料としては、四フッ化エチレン樹脂(PTFE)、四フッ化エチレン・パーフロロアルキルビニルエーテル共重合体樹脂(PFA)、および四フッ化エチレン・六フッ化プロピレン共重合体樹脂(FEP)などのフッ素系樹脂、もしくはこれらの樹脂の混合物、耐熱性樹脂にこれらフッ素系樹脂を分散させたものが挙げられる。
【0027】
この離型層204を塗装膜として成膜するには、ゴム弾性層203上にプライマを塗布し、その後、粉体塗料および湿式塗料を塗装・焼成する方法が用いられる。また、粉体塗料の場合には、静電塗装が用いられ、湿式塗料の場合には、スプレー塗装、ディッピング塗装、ロールコート、などが用いられる。これらの塗装による成膜、即ち塗装膜の場合には、塗装・焼成時にフッ素樹脂塗料とプライマが混ざり合い、シリコーン表面の微小な凹凸に入りこむことから、従来技術で挙げたチューブ被覆の場合よりも接着性、表面の柔軟性に優れると考えられる。
【0028】
以下、本発明の具体的な実施例を説明する。
(実施例1)
芯金上に発泡体弾性層、ゴム弾性層、の順序で積層させ、最表面に離型層を形成させた。離型層形成の方法としては、ゴム弾性層上にプライマを2〜3μmで塗布し、その後、水系フッ素樹脂塗料をスプレー塗装し、その後焼成、成膜させた。
【0029】
芯金:直径14mm
発泡体弾性層:発泡シリコーンゴム材質、肉厚7.5mm、アスカーC;20度ゴム弾性層:シリコーンゴム材質、肉厚0.5mm、JIS−A;25度
離型層:PFA材質、膜厚50μm
【0030】
(比較例1)
実施例1と同様に、ゴム弾性層を形成させ、その後離型層として、膜厚PFAチューブを被覆した。具体的には、ゴム弾性層にプライマを2〜3μmで塗布後、内面をエッチング処理したPFAチューブを被覆させ、加熱接着させた。
【0031】
(比較例2)
芯金上に発泡体弾性層(実施例1と同材質)を肉厚8mmで形成させ、その後、実施例1と同様にスプレー塗装でPFA離型層を膜厚50μmで成膜させた。
【0032】
(比較例3)
芯金上にゴム弾性層(実施例1と同材質)を肉厚8mmで形成させ、その後、実施例1と同様にスプレー塗装でPFA離型層を膜厚50μmで成膜させた。
【0033】
これらを加圧ローラとして、リコー製コピー機:ImagioMF4570を使用して特性評価を行なった。本実施例ではハロゲンヒータを用いて、被加熱部材を加熱しているが、特開2001−242732号や特開2001−13805に記載されている様に、誘導加熱方式を用いて被加熱部材を加熱してもよい。
【0034】
また、本実施例の加熱源への電力供給は商用電源から行なわれているが、補助電源を設け、当該補助電源から電力供給することも可能である。補助電源としては、特開2002―174988号に開示されているような、電気2重層コンデンサ(電気化学キャパシタ)を利用するのが望ましい。評価結果を表1にまとめる。
【0035】
【表1】
Figure 2005010381
【0036】
表1の「光沢均一性」については、ベタ画像の光沢ムラ発生状況を評価した。その評価基準は、○:良好、△:使用可能、×使用不可とした。
表1から分かるように、本発明の実施例1の構成が光沢の均一性に優れる。発泡体弾性層に直接離型層を施した場合(比較例2)には、発泡体弾性層表面の圧力ムラに起因すると思われる光沢ムラが発生している。比較例1と実施例1は離型層成膜方法が違うだけであるが、比較例1では光沢の均一性が低い。これは、チューブ被覆ではゴム弾性層および発泡体弾性層の変形に対する追従性が低いことによると考えられる。比較例3のゴム弾性層のみの場合には、後述する様に定着性の悪さによる異常画像が発生している。
【0037】
表1の「耐久性」については、上記コピー機(ImagioMF4570)を用いて、通紙実験を行ない、加圧ローラの破損に伴う、画像不良、ジャム等の不具合発生状況を評価した。その評価基準は次のとおりである。
○:300,000枚通紙で問題無し
△:300,000枚通紙時に異常画像は発生するが、定着は可能
×:300,000枚通紙までに、加圧ローラのシワ、剥がれが発生、定着不可能
【0038】
表1に示す様に、チューブ被覆の場合には、シワおよび剥がれが発生した。本発明の実施形態でも説明した様に、離型層(チューブ)材料とプライマ成分が混合されていない、つまり、はっきりとした界面をもつことによると思われる。それに対して、離型層を塗装により成膜させた場合には、充分な接着性が得られている。この離型層は、塗装後の加熱・溶融により成膜されるが、この際に、予めゴム弾性層(発泡体弾性層)に塗布してあるプライマと溶融・混合されることにより、界面が明確で無くなっていることによると考えられる。
【0039】
表1の「定着性」については、連続通紙時の定着性を評価した。その評価基準は、○:問題無し、×:通紙を続けることで、定着不良発生とした。
表1から分かるように、比較例3のゴム弾性層だけの場合には、連続通紙により定着不良が発生した。弾性層の変化が小さく、ニップが不充分であること、断熱硬化が小さいことによると考えられる。
【0040】
表1の「たち上がり時間」については、上記コピー機(ヒータ電力1200W)を用いて、23℃から165℃まで到達するために必要な時間を測定した。
表1から分かるように、比較例3のゴム弾性層だけの場合以外は、ほぼ同等の断熱効果があると考えられる。
【0041】
以上より、本発明の構成とすることで、断熱性が高く(従って、定着温度への立ち上がりが速く、定着性が優れる)、画像の光沢均一性が高く、耐久性にすぐれる加圧ローラを得ることが出来る。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
【0042】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1の発明によれば、画像光沢の充分な均一性、断熱性、加圧力のバラツキが小さいニップ及び経時での耐久性が得られる加圧ローラを提供することができる。
【0043】
また、請求項2の発明によれば、発泡体弾性層の材料としてシリコーンゴムを用いることで、耐熱性、加工性を満たすことが出来る。
【0044】
また、請求項3の発明によれば、ゴム弾性層の材料としてシリコーンゴムを用いることで、耐熱性、加工性を満たすことが出来る。
【0045】
また、請求項4の発明によれば、紙粉等のごみの付着も無く、耐久性に優れ、画像の光沢均一性に優れた加圧ローラを得ることが出来る。
【0046】
また、請求項5の発明によれば、請求項1〜4の何れかの効果を備える定着装置を提供することができる。
【0047】
また、請求項6の発明によれば、請求項5の効果を備える画像形成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明に係る一実施形態の加圧ローラの断面図であり、(B)はその一部拡大断面図である。
【図2】画像形成装置の説明図である。
【符号の説明】
101 感光体ドラム
102 帯電ローラ
103 露光
104 現像ローラ
106 転写ローラ
107 記録紙
110 加熱定着ローラ
111 加圧ローラ
112 ローラ方式定着器
113 定着ベルト
114 定着ローラ
115 加熱ローラ
116 加圧ローラ
117 ベルト定着器
201 芯金
202 発泡体弾性層
203 ゴム弾性層
204 離型層

Claims (6)

  1. 芯金上に、発泡体弾性層、ゴム弾性層、離型層がこの順序で順次積層された構成の加圧ローラにおいて、
    前記離型層がフッ素系樹脂の塗装膜であることを特徴とする加圧ローラ。
  2. 前記発泡体弾性層の材料として、シリコーンゴムを用いたことを特徴とする請求項1に記載の加圧ローラ。
  3. 前記ゴム弾性層の材料として、シリコーンゴムを用いたことを特徴とする請求項1に記載の加圧ローラ。
  4. 前記離型層のフッ素樹脂が、四フッ化エチレン樹脂、四フッ化エチレン・パーフロロアルキルビニルエーテル共重合体樹脂、および四フッ化エチレン・六フッ化プロピレン共重合体樹脂のうち、少なくとも一つを成分として含んでいることを特徴とする請求項1に記載の加圧ローラ。
  5. 加熱手段を有する定着ローラ及び該定着ローラに当接してニップを形成するように設けた加圧ローラを有する定着装置において、前記定着ローラが、芯金上に弾性層及び離型層を順次有し、そして、前記加圧ローラが、請求項1〜4の何れかに記載の加圧ローラからなることを特徴とする定着装置。
  6. 請求項5に記載の定着装置を備えていることを特徴とする画像形成装置。
JP2003173491A 2003-06-18 2003-06-18 加圧ローラ、定着装置及び画像形成装置 Withdrawn JP2005010381A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010151927A (ja) * 2008-12-24 2010-07-08 Junkosha Co Ltd ロールカバー
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