JP2005001582A - 方向指示装置 - Google Patents

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Keijiro Iwao
桂二郎 巖
Mitsuhiro Doi
三浩 土井
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Abstract

【課題】車両の進行方向を変化させる時に、運転者に周囲の確認を促すことができる方向指示装置を提供すること。
【解決手段】車両のサイドミラー部分に設置された側部ウィンカの点滅タイミング32は、車両の後部に設置された後部ウィンカの点滅タイミング31と位相が異なることとする。また、側部ウィンカの点滅タイミング32は、車両の運転者にウィンカの動作状態を報知するインジケータと作動音出力部の動作タイミング33とも位相が異なることとする。これにより、運転者の意識を側部ウィンカが設置されているサイドミラー部分へ向け、サイドミラーによる周囲の確認を促す。
【選択図】図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、発光部の点滅動作によって車両の進路変化を周囲に知らせる方向指示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
時間差を持たせて複数の発光体を点滅発光することにより、周囲からの視認性を向上する車両の方向指示器が知られている(特許文献1)。
【0003】
【特許文献1】
特開平11−301345号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献1の方向指示器は、周囲に対して必ず視認させることができるものではないため、自車両の進行方向の変化が周囲の他車両において認識されない場合があり得る。このような場合に、さらに運転者が周囲の確認を行わないことによって、自車両に接近する他車両に気づかずに自車両の進行方向を変化させる場合がある。
【0005】
本発明は、車両の進行方向を変化させる時に、運転者に周囲の確認を促すことができる方向指示装置を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明による車両用方向指示装置は、車両後端部に設置され、第1のタイミングで周期的に点滅発光する左右一対の発光部を有する第1の発光手段と、車両の左右それぞれのサイドミラー部分に設置され、第2のタイミングで周期的に点滅発光する左右一対の発光部を有する第2の発光手段と、第1および第2の発光手段の左右いずれかの発光部を運転者が選択して点滅発光させるための操作手段と、操作手段によって選択された左右いずれかの発光部が点滅発光しているとき、第3のタイミングで周期的に動作してその点滅発光を運転者に報知する報知手段とを備え、第2のタイミングは、第1および第3のタイミングと位相が異なることとするものである。
【0007】
【発明の効果】
本発明によれば、車両の左右それぞれのサイドミラー部分に設置された第2の発光手段が点滅発光する第2のタイミングは、車両の後端部に設置された第1の発光手段が点滅発光する第1のタイミングと位相が異なり、さらに、第1および第2の発光手段の点滅発光を運転者に報知する報知手段が動作する第3のタイミングとも位相が異なることとした。このようにしたので、運転者の意識を第2の発光手段が設置されているサイドミラー部分へ向けることができるため、車両の進行方向を変化させる時に、サイドミラーによる周囲の確認を運転者に促すことができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
−第1の実施の形態−
本発明による車載用方向指示装置の一実施形態を図1に示す。この方向指示装置は、自車両の進行方向の変化時に運転者に操作されることによって、後端部とサイドミラー部分にそれぞれ設置されたウィンカを点滅発光し、周囲の他車両などに対して自車両の進行方向の変化を知らせる。このとき、サイドミラー部分に設置されたウィンカの点滅周期の位相を変えることによって、運転者に対してサイドミラーへの意識づけを促すものである。図1の方向指示装置は、方向指示レバー1、制御部2、後部ウィンカ3、側部ウィンカ4、インジケータ5、および作動音出力部6を有する。
【0009】
運転者によって方向指示レバー1が操作されると、制御部2において、その操作方向に対応する左右いずれかの方向へ自車両が進行方向を変化することを検知し、後部ウィンカ3、側部ウィンカ4、インジケータ5、および作動音出力部6をそれぞれ動作させる。後部ウィンカ3は車両の後端部、すなわち後方の他車両から見やすい位置に設置されており、左右一対の発光部を有している。側部ウィンカ4も後部ウィンカ3と同様に左右一対の発光部を有しており、これらは車両の左右に備えられたサイドミラー(ドアミラー)部分にそれぞれ設置されている。サイドミラー部分に設置されているため、側部ウィンカ4は後側方の他車両から見やすい位置にあるとともに、運転者からも見やすい位置にある。
【0010】
インジケータ5は、車両の運転席内の運転者から見やすい位置に設置されており、たとえば左右一対のLEDなどの発光体の点滅動作によって、後部ウィンカ3と側部ウィンカ4の動作を運転者に報知する。作動音出力部6は、作動音によって後部ウィンカ3と側部ウィンカ4の動作を運転者に報知する。
【0011】
方向指示レバー1が操作されることによって自車両の進行方向の変化が検知されると、後部ウィンカ3と側部ウィンカ4において、左右一対の発光部のいずれかを進行方向の変化する方向に対応させて点滅発光する。進行方向が左に変化する場合は左側の発光部を点滅発光し、右に変化する場合は右側の発光部を点滅発光する。この点滅発光は、それぞれある一定のタイミングで周期的に行われる。このとき、インジケータ5と作動音出力部6もそれぞれ一定のタイミングで周期的に動作することにより、運転者に後部ウィンカ3と側部ウィンカ4の動作を報知する。
【0012】
図2は、以上説明した方向指示装置が自車両100に搭載され、運転者に操作されたときの様子の例を示している。図2には、図1における後部ウィンカ3と側部ウィンカ4のみを図示している。自車両100を右側に車線変更しようとするとき、運転室内に備えられた方向指示レバー1が運転者によって操作されると、後部ウィンカ3と側部ウィンカ4の右側の発光部が図示するように点滅発光する。これにより、自車両100の右後側方を走行中の他車両200の運転者は、自車両100が右側へ車線変更することを認識できるため、必要に応じて減速動作などを行うことができる。また、このときインジケータ5と作動音出力部6の動作によって、後部ウィンカ3と側部ウィンカ4が動作していることを自車両100の運転者に認識させる。運転者は、側部ウィンカ4が動作していることを目視によって認識することもできる。
【0013】
後部ウィンカ3と側部ウィンカ4が点滅するそれぞれのタイミングと、インジケータ5および作動音出力部6が動作するタイミングとを図3に示す。後部ウィンカ3と側部ウィンカ4は、それぞれ符号31および32に示す各タイミングを点灯開始位相として、この間で点灯と消灯を各1回ずつ行うことにより、発光部を周期的に点滅発光する。インジケータ5および作動音出力部6は、符号33に示すタイミングを作動開始位相として、この間で作動入/切を各1回ずつ行うことにより、周期的に動作する。ここで、側部ウィンカ4の点滅タイミング32は、後部ウィンカ3の点滅タイミング31、およびインジケータ5と作動音出力部6の動作タイミング33に対して、図に示されるように位相が異なっている。
【0014】
このように、側部ウィンカ4の点滅タイミングをその他の点滅および動作タイミングと位相が異なるものとすることにより、運転者の意識を側部ウィンカ4が設置されている部分、すなわちサイドミラー部分へ向けることができる。特に運転初心者や高齢者などが運転者である場合には、運転者の意識が前方にばかり集中してしまい、車両の進路を変化させる時に周囲の確認がおろそかになることがある。しかし、このようにすることで、運転者の意識を側部ウィンカ4が設置されているサイドミラー部分へ向けることができる。
【0015】
以上説明した実施形態によれば、側部ウィンカ4の点滅タイミングは、後部ウィンカ3の点滅タイミングおよびインジケータ5と作動音出力部6の動作タイミングに対して、位相が異なることとした。このようにしたので、車両の進行方向を変化させるときにおいて、運転者の意識を側部ウィンカ4が設置されているサイドミラー部分へ向けることができるため、サイドミラーによる周囲の確認、特に後側方に対する確認を、運転者に対して促すことができる。
【0016】
なお、上記の実施の形態において、インジケータ5と作動音出力部6は、いずれか少なくとも一方を有していればよく、また、その動作タイミングを後部ウィンカ3の点滅タイミングと位相が異なるものとしてもよい。上記実施の形態において、後部ウィンカ3と側部ウィンカ4の点滅タイミングの位相が異なり、さらにインジケータ5と作動音出力部6のいずれか一方の動作タイミングを側部ウィンカ4と位相が異なるものとする限り、上記に説明した作用効果を得ることができる。
【0017】
―第2の実施の形態―
本発明による方向指示装置の別の一実施形態である第2の実施の形態について以下に説明する。本実施形態は図4に示すように構成され、図1に示す第1の実施の形態に加えて車両検出部7を有している。この車両検出部7によって、自車両の後側方に存在する他車両の相対位置と相対速度を検出し、それによって他車両の接近度を算出して、接近度の値に応じて作動音出力部6の作動音出力を切り換えるものである。
【0018】
前述したように、運転者により方向指示レバー1が操作されると、その操作方向に応じて、後部ウィンカ3および側部ウィンカ4の左右いずれかの発光部が点滅発光する。たとえば、右側に進行方向を変化させるとき、図5に示すように自車両100の右側の発光部が点滅発光する。このとき、車両100の図示しない位置に備えられた車両検出部7によって、自車両100の右後側方の一定範囲、たとえば点線で囲んだ符号51に示す範囲内に存在する他車両200について、自車両100に対する相対位置および相対速度を検出する。
【0019】
自車両100に対する他車両200の相対位置および相対速度が検出されると、それに基づいて、制御部2において自車両100に対する他車両200の接近度を算出し、さらに、算出された接近度が所定値以上であるか否かを判定する。この接近度は、たとえば、他車両200が自車両100の位置まで到達するのに要する到達予想時間が用いられる。そして、到達予想時間が所定時間以下となった場合、接近度が所定値以上であると判定される。なお、左側に車両100の進行方向を変化させる場合も、同様に左後側方の一定範囲に存在する他車両100について接近度を算出し、これが所定値以上であるか否かを判定する。なお、車両検出部7は、自車両100の任意の位置に設置され、たとえば画像処理や電波、光などを用いた周知の方法によって、他車両200の相対位置および相対速度を検出するものである。
【0020】
第2の実施の形態において後部ウィンカ3および側部ウィンカ4がそれぞれ点滅するタイミングと、インジケータ5および作動音出力部6がそれぞれ動作するタイミングとを、図6に示す。図6(a)は、算出された接近度が所定値未満であるときのそれぞれのタイミングを示している。後部ウィンカ3と側部ウィンカ4は、それぞれ符号61および62に示す互いに位相が異なる各々のタイミングを点灯開始位相として周期的に点滅発光する。このとき、インジケータ5は符号63に示すタイミング、すなわち後部ウィンカ3の点滅タイミングに同期したタイミングを作動開始位相として、周期的に動作する。また、作動音出力部6は符号64に示すタイミング、すなわち後部ウィンカ3と側部ウィンカ4の両方の点滅タイミングに同期したタイミングを作動開始位相として、周期的に作動音を出力する。ここで、後部ウィンカ3の点滅動作に同期して出力する作動音Aと、側部ウィンカ4の点滅動作に同期して出力する作動音Bとは、異なる作動音とする。たとえば、音量や音質、音程などを運転者が認識できる程度に変えたものが用いられる。
【0021】
算出された接近度が所定値以上になると、制御部2は作動音出力部6より作動音を出力するタイミングを、図6(b)の符号65に示すタイミングに変化させる。変化後のタイミング65において、作動音出力部6は後部ウィンカ3に同期した作動音Aのみを出力し、側部ウィンカ4に同期した作動音Bは出力しない。このとき、後部ウィンカ3と側部ウィンカ4の点滅タイミングおよびインジケータ5の動作タイミングについては、算出された接近度が所定値以上になっても変化しない。
【0022】
なお、後部ウィンカ3の点滅タイミング61と、側部ウィンカ4の点滅タイミング62とは、点灯周期が同じであり、かつ位相が45°以内の範囲で異なることが好ましい。このようにすることで、後部ウィンカ3および側部ウィンカ4の点滅と、インジケータ5と作動音出力部6の動作との間に、一定のリズム感を生じさせることができる。
【0023】
このように、接近度が所定値以上となった場合に後部ウィンカ3の点滅タイミングに同期した作動音Aのみを出力することにより、運転者は自車両の後側方に他車両が接近していることを認識できる。なお、接近度が所定値以上となった場合において、上記の説明とは逆に、側部ウィンカ4に同期した作動音Bのみを出力し、後部ウィンカ3に同期した作動音Aを出力しないようにしてもよい。
【0024】
以上説明した第2の実施の形態によれば、車両検出部7により自車両の後側方に存在する他車両の相対位置と相対速度を検出し、検出された相対位置と相対速度に基づいて接近度を算出する。そして、算出された接近度が所定値以上となった場合に、作動音出力部6が後部ウィンカ3と側部ウィンカ4の点滅に同期して出力する2種類の作動音のうち、いずれか一方の作動音を出力しないこととした。このようにしたので、自車両の進行方向を左右いずれかの方向へ変えるとき、その方向の後側方に他車両が接近していることを運転者に認識させることができる。
【0025】
−第3の実施の形態−
本発明による方向指示装置のまた別の一実施形態である第3の実施の形態について以下に説明する。本実施形態の構成は図4に示す第2の実施の形態と同一であるため、以下において説明を省略する。本実施形態は、上記に説明した第2の実施の形態において、さらに自車両の後側方に位置する他車両の接近度に応じて側部ウィンカ4を複数回点滅するようにしたものである。
【0026】
第3の実施の形態において後部ウィンカ3および側部ウィンカ4がそれぞれ点滅するタイミングと、インジケータ5および作動音出力部6がそれぞれ動作するタイミングとを、図7に示す。図7(a)は、算出された接近度が設定された所定値未満であるときのそれぞれのタイミングを符号71〜74に示すものであり、これらはいずれも、図6(a)に示す第2の実施の形態におけるタイミング61〜64と同じタイミングである。
【0027】
算出された接近度が所定値以上になると、制御部2は図7(b)に示すタイミング75を作動開始位相として、音声出力部6より作動音Bのみを出力させる。さらにこのとき、タイミング76を点灯開始位相として側部ウィンカ4の発光部を点滅発光させることにより、後部ウィンカ3の1回の点滅発光に対して、位相が45°以内で異なる複数回の点滅発光を側部ウィンカ4が行うようにする。このようにして側部ウィンカ4が複数回の点滅発光を行うことにより、運転者に対して自車両の後側方に他車両が接近していることを認識させることができる。
【0028】
以上説明した第3の実施の形態によれば、算出された接近度が所定値以上となった場合に、後部ウィンカ3の1回の点滅発光に対して複数回の点滅発光を側部ウィンカ4が行うようにしたので、上記第2の実施の形態と同様に、自車両の進行方向を左右いずれかの方向へ変えるとき、その方向の後側方に他車両が接近していることを運転者に認識させることができる。
【0029】
−第4の実施の形態−
本発明による方向指示装置のさらに別の一実施形態である第4の実施の形態について以下に説明する。本実施形態の構成は図4に示されるものであり、これは上記に説明した第2および第3の実施の形態と同一であるため、以下において説明を省略する。本実施形態は、算出された接近度の値に応じて、側部ウィンカ4の点滅タイミングおよび作動音出力部6の作動音出力タイミングを変化させるものである。
【0030】
第4の実施の形態では、図8において右側に自車両100の進行方向を変化させるとき、自車両100の後側方の範囲51に相対位置領域A〜Cを設定する。そして、他車両200が相対位置領域A〜Cのいずれかにおいて検出されると、その相対位置領域に応じて、側部ウィンカ4の点滅タイミングおよび作動音出力部6の作動音出力タイミングを変化させる。このとき、自車両100に対する他車両200の相対速度に応じて、相対位置領域A〜Cの位置を変化させるようにする。他車両200の相対速度が大きくなるにつれて相対位置領域A〜Cを自車両100に対してより後方に移動し、逆に相対速度が小さくなるにつれてより前方に移動する。このようにすることで、相対位置と相対速度によって算出される接近度の値に応じて、相対位置領域A〜Cを設定することができる。
【0031】
本実施の形態において後部ウィンカ3および側部ウィンカ4がそれぞれ点滅発光するタイミングと、インジケータ5および作動音出力部6がそれぞれ動作するタイミングとを、図9に示す。図8のように、他車両200が相対位置領域Bに位置している場合、後部ウィンカ3の点滅タイミング91に対する側部ウィンカ4の点滅タイミング92の位相角を、たとえば30°とする。また、作動音出力部6の動作タイミング94についても、同様に後部ウィンカ3の点滅タイミング91に対する位相角を30°とする。このとき作動音出力部6からは、側部ウィンカ4の点滅動作に同期した作動音Bのみを出力する。
【0032】
なお、他車両200が相対位置Aに位置する場合は、側部ウィンカ4の点滅タイミングと作動音出力部6の動作タイミングについて、後部ウィンカ3の点滅タイミングに対する位相角を45°とする。また、他車両200が相対位置Cに位置する場合は、この位相角を15°とする。このようにすることで、他車両200の接近度の値に応じて、側部ウィンカ4の点滅タイミングおよび作動音出力部6の作動音出力タイミングの位相を変化させることができる。
【0033】
以上説明した第4の実施の形態によれば、自車両の後側方に位置する他車両の接近度の値に応じて、側部ウィンカ4の点滅タイミングおよび作動音出力部6の作動音出力タイミングの位相を変化させるようにしたので、他車両がどれだけ接近しているかを運転者に認識させることができる。
【0034】
なお、上記の実施の形態では3つの相対位置領域A〜Cを設定したが、これとは異なる複数の相対位置領域を設定することとしてもよい。また、側部ウィンカ4の点滅タイミングと作動音出力部6の作動音出力タイミングの位相角の変化量は、上記の実施の形態において説明したものに限定されない。たとえば、相対位置領域A〜Cについて、それぞれ位相角を15°、30°、45°変化させることとしてもよい。このときの位相角の変化量は、前述したように45°以内の範囲とするのが好ましい。
【0035】
以上の実施の形態では、第1の発光手段を後部ウィンカ3、第2の発光手段を側部ウィンカ4、操作手段を方向指示レバー1、報知手段をインジケータ5または作動音出力部6、検出手段を車両検出部7、演算手段を制御部2によりそれぞれ実現している。しかし、これらはあくまで一例であり、本発明の特徴が損なわれない限り、各構成要素は上記実施の形態に限定されない。
【図面の簡単な説明】
【図1】方向指示装置の第1の実施の形態の構成を示す図である。
【図2】車両を右側に車線変更するときの方向指示装置の動作を示す図である。
【図3】第1の実施の形態における後部および側部ウィンカの点滅タイミングと、インジケータおよび作動音出力部の動作タイミングとを示す図である。
【図4】方向指示装置の第2〜第4の実施の形態の構成を示す図である。
【図5】車両を右側に車線変更するときの方向指示装置の動作と他車両の検出範囲を示す図である。
【図6】第2の実施の形態における後部および側部ウィンカの点滅タイミングと、インジケータおよび作動音出力部の動作タイミングとを示す図であり、(a)は他車両の接近度が所定値未満のとき、(b)は他車両の接近度が所定値以上のときをそれぞれ示す。
【図7】第3の実施の形態における後部および側部ウィンカの点滅タイミングと、インジケータおよび作動音出力部の動作タイミングとを示す図であり、(a)は他車両の接近度が所定値未満のとき、(b)は他車両の接近度が所定値以上のときをそれぞれ示す。
【図8】車両を右側に車線変更するときの方向指示装置の動作と設定される相対位置領域を示す図である。
【図9】第4の実施の形態において、他車両が相対位置領域Bに検出されたときの後部および側部ウィンカの点滅タイミングと、インジケータおよび作動音出力部の動作タイミングとを示す図である。
【符号の説明】
1:方向指示レバー 2:制御部
3:後部ウィンカ 4:側部ウィンカ
5:インジケータ 6:作動音出力部
7:車両検出部
100:自車両 200:他車両

Claims (4)

  1. 車両後端部に設置され、第1のタイミングで周期的に点滅発光する左右一対の発光部を有する第1の発光手段と、
    前記車両の左右それぞれのサイドミラー部分に設置され、第2のタイミングで周期的に点滅発光する左右一対の発光部を有する第2の発光手段と、
    前記第1および第2の発光手段の左右いずれかの発光部を運転者が選択して点滅発光させるための操作手段と、
    前記操作手段によって選択された左右いずれかの発光部が点滅発光しているとき、第3のタイミングで周期的に動作してその点滅発光を運転者に報知する報知手段とを備え、
    前記第2のタイミングは、前記第1および第3のタイミングと位相が異なることを特徴とする車両用方向指示装置。
  2. 請求項1の方向指示装置において、
    前記車両の後側方に存在する他車両と前記車両との相対位置および相対速度を検出する検出手段と、
    前記検出された相対位置および相対速度に基づいて前記他車両の接近度を演算する演算手段と、
    前記第1のタイミングで周期的に第1の作動音を出力し、前記第2のタイミングで周期的に前記第1の作動音とは異なる第2の作動音を出力する作動音出力手段とをさらに備え、
    前記第1のタイミングと第2のタイミングとの位相を45度の範囲で異なることとし、
    前記作動音出力手段は、前記接近度が所定値未満の場合は前記第1および第2の作動音の両方を出力し、
    前記接近度が所定値以上の場合は、前記第1または第2のいずれか一方の作動音のみを出力することを特徴とする車両用方向指示装置。
  3. 請求項2の方向指示装置において、
    前記接近度が所定値以上の場合、前記作動音出力手段は前記第1の作動音のみを出力し、前記第2の発光手段は前記第1の発光手段の1回の点滅発光に対して複数回の点滅発光を行うことを特徴とする車両用方向指示装置。
  4. 請求項2の方向指示装置において、
    前記第2の発光手段および作動音出力手段は、前記接近度に応じて前記第2のタイミングの位相を前記第1のタイミングに対して45度以内の範囲で変化させることを特徴とする車両用方向指示装置。
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