JP2004531958A5 - - Google Patents

Claims (10)

1. 基準オシレータに関する温度補償係数を格納する工程と、
   各温度補償係数と関連して格納された信号のＱ因子を関連付け、かつ格納する工程と、
   信号を受信し、かつ受信信号のＱ因子を該受信信号と関連付ける工程と、
   現在の温度データを受信し、かつ該現在の温度データと温度補償係数とを相互に関連付けることによって周波数補正信号を発生させる工程と、
   該周波数補正信号を用いて、該基準オシレータを調整する工程であって、該基準オシレータは該基準周波数信号を出力する、工程と、
   該基準周波数信号における周波数エラーを判定する工程と、
   該周波数エラーに基づいて更新された温度補償係数を生成する工程と
   を包含する、基準周波数信号を提供する方法。
2. 格納された信号のＱ因子を前記受信信号のＱ因子と比較する工程と、
   該比較に基づいて更新された温度補償係数を格納する工程と
   をさらに包含する、請求項１に記載の方法。
3. 前記更新された温度補償係数は、前記受信信号のＱ因子が前記格納された信号のＱ因子を超過した場合にのみ格納される、請求項２に記載の方法。
4. 前記格納されたＱ因子は、時間の経過に比例して低減される、請求項３に記載の方法。
5. 前記受信信号のＱ因子は、該受信信号の搬送波対ノイズ比によって決定される、請求項１に記載の方法。
6. 前記受信信号が有効信号か否かを判定し、該受信信号が有効信号である場合にのみ前記更新された温度補償係数を格納する工程をさらに包含する、請求項２に記載の方法。
7. 前記受信信号が基地局のパイロット信号である場合、該受信信号は有効信号であると判定される、請求項６に記載の方法。
8. 強い信号を受信する初期較正工程と、該強い信号に基づいて、前記基準周波数信号における初期周波数エラーを判定する工程と、該初期周波数エラーに基づいて該温度補償係数を較正する工程とをさらに包含する、請求項１に記載の方法。
9. 基準周波数信号を発生させる基準オシレータと、
   受信器の温度により、該基準周波数信号を補償する該基準オシレータに結合される論理手段とを備え、該論理手段は、
   各温度補償係数と関連した温度範囲にわたる複数の温度補償係数であって、該論理手段は、受信信号の周波数オフセットにより該温度補償係数を適合するように調整し、該受信信号のＱ因子が該温度補償係数と関連した該Ｑ因子を超過する場合にのみ、温度補償係数が調整される、複数の温度補償係数を格納するメモリ備える、受信器。
10. 前記格納されたＱ因子は、時間の経過に比例して低減される、請求項９に記載の受信器。