JP2004530310A - 着脱可能な機械的及び/又は電気的結合の形成方法、この方法を使用する聴音装置及び聴音装置システム - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
本発明は一般的に、聴音装置を構成する聴音装置モジュール間又は聴音装置とこれに付加される部品間の機械的結合の形成技術に関する。
【0002】
本発明はまた、聴音装置を構成する聴音装置モジュール間又は聴音装置とこれに付加される部品間の電気的結合の形成技術に関する。
【背景技術】
【0003】
米国特許A−6157728号は、医療用耳外取付聴音装置に対して誘導結合を介して電気的信号を送信することを開示している。ここにおいて、聴音装置の付加的部品としての送信ケーブルには、円筒状磁石の周囲に巻付けられた誘導コイルが設けられる。円筒状磁石の軸線は、ケーブルのプラグを差込む聴音装置の面に対して垂直をなしている。聴音装置の内部には、プラグを差込む聴音装置の面に隣接してディスク形の強磁性体板が設けられる。一方の円筒状磁石と他方のディスク形強磁性体板は、付加的部品と聴音装置間の機械的結合と、付加的部品と聴音装置内の電気部品間の電気的誘導接続とを同時に形成している。
【0004】
これによって、音声信号としてのアナログ式信号が、付加的部品側における円筒状磁石心を有する誘導コイルと聴音装置側における受信部としての強磁性体板との誘導結合の間を送信される。
【0005】
耳の部分に聴音装置を装着した人が付加的部品を聴音装置に機械的に結合することに関して容易にこれを実施できるという利点が得られる一方、この技術には次のような不具合が存在する:
・強磁性体板を円筒状磁石の軸線に垂直に配置することが必要であるが、付加的部品を聴音装置に取付けた場合、この強磁性体板の向きが大きく変動し、これにより、送信されるべき特に高周波の信号を減衰させる。
・強磁性体板が2つの目的、即ち機械的結合機能及び電気的信号送信機能、を有することにより、一方では信号送信目的のために、他方では機械的結合目的のために、強磁性体板の材料に関して双方の解決を図ることが必要であり、結果として双方の目的に最適であることができない。
・誘導結合において用いられる部材、即ち強磁性体板が2つの目的、即ち機械的結合及び電気的結合のために使用されるので、機械的結合及び電気的結合の品質間に相互依存性が生じ、上述の場合と同様に双方の目的に最適な構成を得ることができない。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、上述のような従来技術における機械的結合及び電気的結合並びにこれらの機械的及び電気的結合の組合せに関わる不具合を解消する一方、従来技術における取扱いの容易性に関わる主たる利点を維持することを課題とする。
【0007】
機械的結合に関わる本発明の課題は、聴音装置における着脱可能な機械的結合を形成する方法において、前記機械的結合を磁気的に形成することにより達成される。
【0008】
この方法により、聴音装置の装着者がこの機械的結合を容易に形成できるという大きな利点が維持される一方、この機械的結合自体は機能的に電気的結合を実施したり又はこれに影響を及ぼすことはない。
【0009】
本発明による1つの好ましい実施の形態において、この磁気的結合は、一体的に前記聴音装置を形成する少くとも2つのモジュール間において又は聴音装置とその付加的部品に対して形成される。
【0010】
本発明により磁気的に形成されるこの機械的結合は、電気的結合の品質に影響しないという意味合いにおいて電気的結合の一部を構成していないが、本発明の方法による好ましい実施の形態においては、前記機械的結合を形成することによって前記機械的結合に加えて電気的接続が形成される。
【0011】
更なる実施の形態において、前記機械的結合を形成することによって、部品間の所定の位置関係を形成するために前記磁気的結合における引きつけ力が活用される。
【0012】
更なる実施の形態において、磁気的結合の極性が活用され、前記機械的結合に使用される少くとも2つの磁石の極性方向を適宜に選択することによって、前記機械的結合は有効とされ又は無効とされる。本発明による機械的結合が2つの磁石により実現される場合、結合されるべき2つの部分にそれぞれ1つの磁石を設けることにより、2つの部分が互いに機械的に結合されるか否かに応じて、これらの磁石の相互の極性方向が自動的に制御される。即ち1つの相互の極性配置において磁石は互いに引きつけられ、これによって機械的結合が有効とされる一方、別の極性配置においては磁石は互いに磁気的に反発し、これによって機械的結合は無効とされる。
【0013】
更なる実施の形態において、前記機械的結合は、一方では聴音装置における信号処理モジュールを有する部分に対して、かつ、他方では次のもの、即ちバッテリー又は電池モジュール、エミッター及び/又は受信或いは受光装置モジュール、フィルターモジュール、マイクロホンモジュール及び光学的或いは電気的ケーブル、の少くとも1つに対して形成される。
【0014】
上述のように機械的結合を形成することによってこれとは別に電気的接続を形成する本発明の方法による実施の形態の1つとして、電気的結合をガルバニ電気(動電気)接続として形成することが提案される。これは、例えば、前記機械的結合を磁気的に形成することによって、同時的に一対又は2以上の対の電気的接触を形成するようにして実現することができる。
【0015】
既述のように、聴音装置から又は聴音装置において互いに電気的に接続されるべき2つの部分間の誘導結合は、機械的結合を磁気により最適に形成することを妨げるものではあるが、一方では誘導結合は聴音装置の装着者が容易に取扱うことができるという大きな利点を有している。更に上述の米国特許第6157728号から分るように、誘導結合は、接続される2つの部分の少くとも一方においてコイル/磁石装置を必要とし、これが容積的に大きいため聴音装置の応用において常に大きな問題となっている。このような問題に鑑みて、本発明は、電気的接続を直列キャパシターを介して形成することによって聴音装置に対する又は聴音装置における電気的接続を形成する方法を提案する。ここにおいて、聴音装置のケーシングの一部がキャパシターの誘電体として用いられる。
【0016】
このような電気的接続の実現方式は、上述のように、機械的結合の必要性が電気的接続の必要性と干渉することなく、追加的な機械的結合を磁気的に実現することを可能とする。従って、好ましい実施の形態においては、キャパシターによる静電容量式電気結合技術が、本発明による上述の磁気的/機械的結合技術に組合せて用いられる。
【0017】
磁気的/機械的結合の好ましい実施の形態において、前記電気的接続は電気ケーブルと聴音装置のケーシングに設けられた電気接続タブとの間において形成され、ここにおいて前記ケーシングの一部が直列キャパシターの誘電体として用いられる。
【0018】
更なる実施の形態において、接続は1本線の電気ケーブルに対して実施され、かつ、聴音装置内の電子回路は、一方ではこの1本線の電気ケーブルに静電容量式に接続され、かつ、他方では人体接触電極に接続される。この人体接触電極の電位は前記電子回路の基準電位として用いられる。言い換えると、聴音装置の電子回路は聴音装置の装着者の人体の電位により駆動され、かつ、この人体は、前記1本線の電気ケーブルから前記電子回路へ、更には前記電子回路に伝達された信号源への電流ループを閉じる回路を構成する。
【0019】
更なる実施の形態において、聴音装置は聴力障害者或いは聴力健常者用耳内取付或いは耳外取付聴音装置又はイヤホン装置である。
【0020】
更なる実施の形態において、前記ケーブル、特に1本線の電気ケーブル、は、聴音装置から離隔した送信装置モジュールに対する接続ケーブルであり、又は前記ケーブルは、聴音装置のプログラムを実施するプログラム装置に対する結合ケーブルである。このような送信装置モジュールは、ブルートゥース(無線通信規格)コンバータ、又はミニディスクプレイヤ、MP3プレイヤ、CDプレイヤ等の外部プレイヤによって実現することができる。
【0021】
更なる好ましい実施の形態において、前記ケーブルは、一方の聴音装置から他方の聴音装置への両耳間結合の少くとも一部を形成する。
【0022】
聴音装置の使用に関わる高度に好ましい実施の形態として、ディジタル式信号が、特にディジタル式に制御された信号特性として前記直列キャパシターを介して伝達される。
【0023】
上述の課題を達成するために、本発明は更に、少くとも2つの着脱可能なモジュールを有する聴音装置を提案する。この聴音装置において、前記モジュールとしての少くとも2つの結合部分は、一方の結合部分としての機械的結合部材又はその付加的部品を、他方の結合部分としての前記聴音装置に機械的結合手段を介して着脱可能に結合し、更に前記機械的結合部材は少くとも1つの磁石を備える。
【0024】
好ましい実施の形態において、前記機械的結合手段を形成する領域には、前記結合部分の一方における磁石装置、好ましくは永久磁石装置が設けられ、かつ、前記結合部分の他方における別の磁石装置又は強磁性体材料で作られた対向部が設けられる。本発明による聴音装置の更なる実施の形態において、前記機械的結合部材は電気的接続を実施する機械的結合部材である。
【0025】
更なる実施の形態において、前記機械的結合部材は、前記機械的結合手段の形成を前記結合部分の所定の相互位置関係において確実に実施する案内部材を備える。
【0026】
更なる実施の形態において、前記結合部分の一方は信号処理モジュールを備え、かつ、前記結合部分の他方は次のもの、即ちバッテリー又は電池モジュール、送信装置及び/又は受信装置モジュール、フィルターモジュール、マイクロホンモジュール及び光学的及び/又は電気的ケーブル、のいずれかを備える。
【0027】
更なる実施の形態において、前記機械的結合部材は、部品間のガルバニ電気接続を実施する機械的結合部材である。
【0028】
また、本発明による方法に関して述べられた課題を解決するために、本発明は、着脱可能な電気的接続を備えた聴音装置を提案する。この聴音装置において、この電気的接続は直列キャパシタンスを備え、かつ、前記聴音装置のケーシングの一部は前記キャパシタンスの誘電体を形成する。
【0029】
ここにおいて、再び好ましくは、前記電気的接続を実施する機械的結合手段は、上述のものと同様に磁気的に構成される。
【0030】
前記聴音装置に関わる別の実施の形態において、互いに電気的に接続される一方の部分は前記聴音装置であり、かつ、その他方の部分は、好ましくは1本線による接続ケーブルである。
【0031】
また、好ましくは、前記聴音装置は、周囲に曝されて人体に接触するようにされた人体接触電極を備える。この電極は、聴音装置に使用された場合、人体に接触し、この時この電極の電位は前記聴音装置の電子装置のための基準電位、即ち接地電位として用いられる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0032】
以下において、添付の図に示された実施の形態に基づいて本発明を例示的に説明する。
【0033】
図1は、本発明による聴音装置における機械的結合の1つの実施の形態によりこの機械的結合の原理を説明する略式図である。機械的に結合されるべき第一部分1は、例えば聴音装置自体又は聴音装置における1つのモジュールであり、この第一部分1に強磁性体材料の極片3が設けられる。第一部分1に機械的に結合されるべき第二部分5は、例えば聴音装置に着脱可能に結合される部品又は第一部分1と一体的に聴音装置を形成するモジュールであり、この第二部分5に磁石装置7、好ましくは永久磁石装置、が設けられる。
【0034】
明白ではあるが、第一及び第二部分1、5の一方に事実上磁気的にパッシブな極片3を設ける代りに、第一及び第二部分1、5の双方にアクティブな磁石装置、同様に好ましくは永久磁石装置、を設けることが問題なく可能である。
【0035】
図2は、本発明による別の実施の形態を示し、ここにおいて、互いに機械的に結合されるべき第一及び第二部分1、5が、それぞれ磁石装置71、75を有する。この配置は、相互の機械的結合を回避すべき部分同志又は位置関係においてこれらの部分が互いに機械的に結合されないように防止することを可能とする。即ち、図2に示すように、磁石装置71、75、再び好ましくは永久磁石装置、の極性Pが互いに同じである時は、第一及び第二部分1、5は相互の磁気力Fによって互いに引きつけられ、これによって所望の磁気的結合が実現される。図2において破線で示すように、2つの磁石装置の極性が互いに逆である場合は、機械的に結合されるべき第一及び第二部分1、5は、磁石の反発力によって相互の引きつけが阻止される。
【0036】
図1及び図2に関して説明したように結合されるべき2部分間に磁気的/機械的結合が形成された場合は、たとえこれらの2部分が互いに横方向に若干づれていても、このような機械的結合は成立するので、その結果これらの2部分が所望の相互位置に正確に配置され又は再現されない事態が生じる。
【0037】
それ故、互いに結合されるべき2部分を正しい相互位置に引きつけるために、一般に図3に示すように磁気吸引力が利用される。
【0038】
即ち、図3において、互いに結合されるべき第一及び第二部分1、5の一方又は双方に互いに協働する案内部材9を設け、この部材9に沿って、機械的に結合されるべき第一及び第二部分1、5が磁石装置7の吸引力により正確な相互位置に自動的に案内されるようにする。
【0039】
本発明により形成される上述の磁気的/機械的結合は、特に一方における磁気的結合と他方における電気的結合を形成する場合に、材料の選定に関して磁気的に互いに干渉を回避すべきである。従って、図4に示すように、本発明による磁気的/電気的結合は、電気的に結合される部材を同時に機械的保持部として使用することができるように作られている。
【0040】
即ち、図4において、磁石装置75を有する第二部分5には、1つ又は2以上のピン11が設けられ、これらのピン11は第二部分5の内部においてそれぞれの電気リード線13に接続される。第一部分1には、好ましくは永久磁石装置である磁石装置71と、ピン11を受入れてガルバニ電気接続を実現する雌型プラグ15が設けられる。雌型プラグ15は電気リード線17に接続される。第一及び第二部分1、5を機械的に結合することによって、互いに接触するピン11と雌型プラグ15によるガルバニ電気接続が実現され、ここにおいて磁石装置71、75がこの電気接続のそれぞれの部分において干渉したり悪影響を及ぼすことはない。
【0041】
なお、第一及び第二部分1、5において磁石装置71、75の極性Pを適宜に選択することによって、第一及び第二部分1、5の互いに結合すべき位置を制御することが可能である。例えば、磁石装置71、75がそれぞれ、中心軸線Aの周りに環状に配された永久磁石によって形成される場合、磁石の極性を適宜に選択することによって、第一及び第二部分1、5についてどのような相互の角度位置φにおいて磁気的/機械的結合を実施すべきかについて予め決定することができ、これによってピン11と雌型プラグ15について所望の電気的接続を実現する適切な位置決めを実施することができる。
【0042】
また、図4に示すような電気的接続を同時に形成する技術は、図3に示す案内部材9による位置決め技術と組合せることが明らかに可能であり、これにより、適切かつ正確な電気的接続を実施する容易な相互の位置決めを実施することが可能となる。
【0043】
図5Aは、本発明による別の実施の形態により、本発明の電気的接続を形成する原理を示す図である。聴音装置又はそのモジュールとしての第一部分21は、ケーシング(又は殻)23を有し、このケーシング23内には例えばディジタル式信号処理装置のような電子装置27が設けられる。
【0044】
第二部分25は、例えばモジュールとしての第一部分21と共に聴音装置を形成する第二のモジュールであり、又は聴音装置としての第一部分21に適用される部品であり、この第二部分25はキャパシタンス電極30aを有する。このキャパシタンス電極30aは金属製であり、かつ、絶対的にではなく好ましくは、周囲Uに曝された金属表面32を有する。
【0045】
第二部分25に電気的に結合されるべき第一部分21におけるケーシング23内には、金属電極30bが設けられ、この金属電極30bは、例えばケーシング23のプラスチック材と同じ誘電体材料で作られたケーシング23の部分23dにより周囲Uから隔離されている。金属電極30bは電子装置27に電気的に接続される。第一及び第二部分21、25が互いに接近すると、キャパシタンス電極30a、誘電体部分23d及び金属電極30bにより直列キャパシタンスCが形成される。このキャパシタンスCは第一及び第二部分21、25の間における直列信号伝達要素として作用する。言うまでもなく、誘電体のカバーは、キャパシタンス電極30aの表面32にも適用することができ、また、キャパシタンス電極30aの表面32にのみ適用することもできる。
【0046】
聴音装置又はそのモジュールとしての第一部分21内に設けられた電子装置27は、その基準電位を人体接触電極35から得る。即ち、聴音装置又はそのモジュールとしての第一部分21が人体に適用されると、人体接触電極35は、電解接触により人体の局部電位
φBを引受ける。電解接触の性能改善のために、医療用電極応用分野で知られた電解ペーストを用いることができる。
【0047】
キャパシターによる静電容量式電気結合は、最も好ましくはディジタル式信号S#の伝達に用いられる。比較的複雑なチャート増巾器回路に立返る必要もなく、電子装置27の入力インピーダンスZiに従属して、キャパシタンスCは電圧微分要素として作用し、これによりディジタル式信号S#は電子装置27において容易に検知することのできるインパルスIに微分される。好ましい実施の形態においてこの静電容量式接続は、制御された信号、特にディジタル式に制御された信号特性の伝達のために使用される。
【0048】
図5Bは、本発明による更に別の実施の形態により本発明の電気的接続を実施する原理を示す略式図である。図5Aに示す実施の形態に対比して、図5Aにおける人体接触電極35に相当する電極35は、ケーシング23の内部に埋込まれている。これは、第二部分25のキャパシタンス電極30aとケーシング23内の金属電極30bとの間に実施されるものと同じ静電容量式電気結合によっても人体が接触されることを意味する。更に図5Bに示す実施の形態は、信号発生装置SGによって所望の信号を生成することのできるインターフェイスモジュールIFを有する。信号発生装置SGは、一方では第二部分25のキャパシタンス電極30aに、他方では、好ましくはインターフェイスモジュールIF内に一体化された接地電極IF−GNDに接続される。換言すれば、電気回路を閉じるために人体に更なる静電容量式電気結合SPが実施される。
【0049】
接地電極IF−GNDをインターフェイスモジュールIFのケーシング内に完全に一体化して上記の更なる静電容量式電気結合を実施する代わりに、図5Aにおいて電極35が直接的に人体に接触する配置と同様に、直接的に人体に接触する接地電極を設けることも可能である。
【0050】
図6は、上記のような直列キャパシタンス要素Cを用いた直列キャパシタンス結合が、図1ないし図4に関して説明された磁気的/機械的結合技術と容易かつ最も有利に組合せ可能であることを示している。
【0051】
また、図7は、2つの電極30a、30bの一方又は双方を磁石装置として使用することが可能であることを示している。これは、磁石装置によって形成される磁界が静電容量式電気結合と干渉しないからである。図7に示すように、第二部分25における電極装置30aは、磁石装置75の磁石を有する。第一部分21には、強磁性体材料で作られた対向電極30bが形成される。かくして、第一及び第二部分21、25が互いに接近した時、2つの電極30a、30bは、これらの間に設けられた誘電体層23を介して、互いに明確に引きつけられ、極性Pを有する磁石装置75は、極片として作用する電極30bにより磁界を形成する。
【0052】
別の極片38を第二部分25に適用し、これにより磁気回路を完成することができる。にも拘わらず、電極30bの磁界と強磁性体材料は静電容量式電気結合に干渉することはない。これは、電極30bの材料に関して、高い電気伝導性が要求されないからである。かくして、直列キャパシタンス信号伝達の原理及び磁気的/機械的結合の原理が理想的に組合わされ、これにより、キャパシタンス結合用電極を同時に磁気的結合装置の部分として使用することができる。この点は、誘導結合の場合であれば、その磁界が誘導伝達と明白に干渉するため、大きな問題であった。
【0053】
図8は、磁気的/機械的結合及び/又は直列キャパシタンス電気的結合が、一体として聴音装置50を形成する2つのモジュール40、42の間に適用される例を示す。ここにおいて、一方のモジュール、例えばモジュール40は電子回路44を有し、この電子回路44は、モジュール42内に設けられた例えばバッテリー又は電池48から電気を供給される。
【0054】
モジュール42は、バッテリー又は電池モジュールの他にも、エミッター及び/又は受信又は受光装置モジュール、フィルターモジュール、マイクロホンモジュール等とすることができる。2つのモジュール40、42の間に適用される電気的及び/又は機械的結合は、図1ないし図7に関して説明された結合とすることができ、この結合を図8において符号46により示している。
【0055】
図9は、特に好ましい実施の形態の例を示し、ここにおいて好ましくは直列キャパシタンス電気的結合と組合わされた磁気的/機械的結合が聴音装置52とその外部部品54、例えばケーブル接続部、との間に適用され、かつ、特に好ましくはこのケーブル接続部には一本のリード線56が接続される。図5Aに戻って説明すると、第二部分25に基準電位を有する第二のリード線を設けない場合は、人体接触電極35を設けるべきである。基準電位は、図5Aにおいて破線31によって示す基準電位リード線に対するガルバニ電気接触によって電子装置27に対して適用できることが明白である。
【0056】
図9に示すように、一本のリード線56による接続が形成され、これにより聴音装置52は、ブルートゥース装置58及び/又は例えばミニディスク、CD又はMP3といったプレイヤ装置60、又は遠隔制御装置62に接続される。また、聴音装置52は、特に聴音装置内のディジタル式信号処理プログラム化のために、例えば聴音技術の専門家の場所におけるプログラム装置64に接続することができる。
【0057】
なお、聴音装置に一体化されるバッテリー又は電池モジュールは、静電容量式電気結合を実施するための電極として、この電極が上述の金属電極であれ又は人体接触電極であれ、使用することができる。更に、バッテリー又は電池モジュールのケーシングが強磁性体材料で作られている場合は、このバッテリー又は電池モジュールを機械的結合の形成のために使用することもできる。
【図面の簡単な説明】
【0058】
【図1】本発明による聴音装置における機械的結合の1つの実施の形態によりこの機械的結合の原理を説明する略式図。
【図2】本発明による聴音装置における磁気的/機械的結合技術の別の実施の形態を示す略式図。
【図3】本発明による聴音装置における機械的結合の改良により互いに結合される部分の正確な相互位置決めを実施する実施の形態を示す略式図。
【図4】本発明による聴音装置における機械的結合にガルバニ電気結合を加えた実施の形態を示す略式図。
【図5】本発明による聴音装置における静電容量式電気結合の2つの実施の形態(図5A、図5B)によりこの電気的結合の原理を示す略式図。
【図6】本発明による聴音装置における直列キャパシタンス電気的結合と磁気的/機械的結合の組合せの実施の形態を示す略式図。
【図7】本発明による方法及び聴音装置における図6と同様の結合の組合せに関わる別の実施の形態を示す略式図。
【図8】本発明による聴音装置において磁気的/機械的結合及び/又は直列キャパシタンス電気的結合によって2つのモジュールが結合された実施の形態を示す略式斜視図。
【図9】好ましくは1本線のケーブルとしての外部部品が一時的に聴音装置に適用されこれにより聴音装置をブルートゥース装置及び/又はプレイヤ装置及び/又は制御装置及び/又は聴音装置DSP(ディジタル式信号処理)プログラム装置に接続する本発明の実施の形態を示す略式図。
Claims (33)
- 聴音装置における着脱可能な機械的結合を形成する方法において、前記機械的結合を磁気的に形成する工程を備えてなることを特徴とする方法。
- 前記結合を、一体的に前記聴音装置を形成する少くとも2つのモジュール間において又は聴音装置とその付加的部品に対して形成してなることを特徴とする請求項1記載の方法。
- 前記機械的結合を形成することによって、前記機械的結合とは別に電気的接続を形成する工程を備えてなることを特徴とする請求項1又は2記載の方法。
- 前記機械的結合を形成することによって、部品間の所定の位置関係を形成する工程を備えてなることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の方法。
- 前記結合の形成を、前記機械的結合に使用する少くとも2つの磁石の極性方向を選択することによって有効とし又は無効とする工程を更に備えてなることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の方法。
- 前記結合を形成する部品は、一方では少くとも信号処理モジュールであり、かつ、他方では次の部品、即ちバッテリー又は電池モジュール、エミッター及び/又は受信或いは受光装置モジュール、フィルターモジュール、マイクロホンモジュール及び光学的或いは電気的ケーブル、の少くとも1つでなることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の方法。
- 前記機械的結合を形成することによって、ガルバニ電気接続を形成してなることを特徴とする請求項3記載の方法。
- 前記結合は、前記聴音装置内に設けられた少くとも1つの磁石とバッテリー又は電池モジュールのケーシングとの間に形成され、かつ、前記ケーシングは強磁性体材料で作られてなることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の方法。
- 聴音装置に対して又は聴音装置内において電気的接続を形成する方法において、前記電気的接続を直列キャパシターを介して形成すると共に、前記聴音装置のケーシングの一部を前記キャパシターの誘電体として活用するようにしてなることを特徴とする方法。
- 前記電気的接続を、請求項1ないし6のいずれかに記載の機械的結合を形成することによって形成してなることを特徴とする請求項9記載の方法。
- 前記電気的接続を電気ケーブルと前記ケーシングに設けられた電気接続タブとの間に形成すると共に、前記ケーシングの一部を前記誘電体として活用するようにしてなることを特徴とする請求項9又は10記載の方法。
- 前記接続を1本線の電気ケーブルに対する接続として形成し、かつ、前記ケーシング内に設けられて前記電気接続タブに接続された電子回路に対して、前記聴音装置に設けられた人体接触電極の電位を基準電位として適用するようにしてなることを特徴とする請求項11記載の方法。
- 前記聴音装置は、聴力障害者或いは聴力健常者用耳内取付或いは耳外取付聴音装置又はイヤホン装置でなることを特徴とする請求項1ないし12のいずれかに記載の方法。
- 前記ケーブルは、前記聴音装置から離隔した送信装置モジュールに接続されたケーブルでなることを特徴とする請求項11又は12記載の方法。
- 前記ケーブルは、前記聴音装置のプログラムを実施するプログラム装置に接続された結合ケーブルでなることを特徴とする請求項11又は12記載の方法。
- 前記ケーブルは、一方の聴音装置から他方の聴音装置への結合の少くとも一部を形成してなることを特徴とする請求項11又は12記載の方法。
- ディジタル式信号接続を形成してなることを特徴とする請求項9ないし16のいずれかに記載の方法。
- 少くとも2つの着脱可能なモジュールとしての結合部分を含む聴音装置であって、前記結合部分は、一方の結合部分としての機械的結合部材又はその付加的部品を、他方の結合部分としての前記聴音装置に機械的結合手段を介して着脱可能に結合するようにしてなるものにおいて、前記機械的結合部材は少くとも1つの磁石を備えてなることを特徴とする聴音装置。
- 前記機械的結合手段を形成する領域には、前記結合部分の一方における磁石装置、好ましくは永久磁石装置、が設けられ、かつ、前記結合部分の他方における別の磁石装置又は強磁性体材料で作られた対向部が設けられてなることを特徴とする請求項18記載の聴音装置。
- 前記機械的結合部材は、電気的接続を実施する機械的結合部材でなることを特徴とする請求項18又は19記載の聴音装置。
- 前記機械的結合部材は、前記機械的結合手段の形成を前記結合部分の所定の相互位置関係において確実に実施する案内部材を備えてなることを特徴とする請求項18ないし20のいずれかに記載の聴音装置。
- 前記結合部分の一方は信号処理モジュールを備え、かつ、前記結合部分の他方は次のもの、即ちバッテリー又は電池モジュール、送信装置及び/又は受信装置モジュール、フィルターモジュール、マイクロホンモジュール及び光学的或いは電気的ケーブル、のいずれかを備えてなることを特徴とする請求項18ないし21のいずれかに記載の聴音装置。
- 前記機械的結合部材は、ガルバニ電気接続を実施する機械的結合部材でなることを特徴とする請求項18ないし21のいずれかに記載の聴音装置。
- 強磁性体材料で作られたケーシングを有するバッテリー又は電池モジュールが設けられ、かつ、前記ケーシングが機械的結合部材として使用されるようにしてなることを特徴とする請求項18記載の聴音装置。
- 着脱可能な電気的接続を備えた聴音装置において、前記電気的接続は直列キャパシタンスを備え、かつ、前記聴音装置のケーシングの一部が前記キャパシタンスの誘電体を形成するようにしてなることを特徴とする聴音装置。
- 前記聴音装置は、前記電気的接続を実施する機械的結合手段を備え、かつ、前記機械的結合手段は、請求項18ないし23のいずれかに記載の機械的結合手段として形成されてなることを特徴とする請求項25記載の聴音装置。
- 互いに電気的に接続される一方の部分が前記聴音装置であり、かつ、その他方の部分は好ましくは1本線による接続ケーブルでなることを特徴とする請求項25又は26記載の聴音装置。
- 前記聴音装置は、周囲に曝されて人体に接触するようにされた接触電極を備え、かつ、前記電極の電位は、前記聴音装置の電子装置のための基準電位として用いられてなることを特徴とする請求項27記載の聴音装置。
- 前記聴音装置のケーシング内に別の電極が一体化され、かつ、前記別の電極は、前記聴音装置の電子装置のための基準電位として用いられてなることを特徴とする請求項27記載の聴音装置。
- 前記聴音装置は、医療用耳内取付或いは耳外取付聴音装置又は耳内取付或いは耳外取付ヘッドホンでなることを特徴とする請求項18ないし28のいずれかに記載の聴音装置。
- 請求項18ないし29のいずれかに記載の聴音装置を有する聴音装置システムにおいて、前記聴音装置システムは、前記聴音装置から離隔して前記聴音装置に接続可能とされた送信装置モジュールを更に備えてなることを特徴とする聴音装置システム。
- 請求項18ないし30のいずれかに記載の聴音装置を有する聴音装置システムにおいて、前記聴音装置システムは、前記聴音装置に接続可能とされた前記聴音装置のための遠隔プログラム装置を更に備えてなることを特徴とする聴音装置システム。
- 請求項18ないし31のいずれかに記載の聴音装置の対を有する聴音装置システムにおいて、前記聴音装置システムは、前記対における双方の聴音装置に接続可能とされた通信結合モジュールを備えてなることを特徴とする聴音装置システム。
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