JP2004516784A - 自動車用オルタネータ - Google Patents

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Abstract

本発明のオルタネータのステータ(12)は、円筒形本体(18)と、いくつかの位相コイル(B)とを備え、各位相コイルは、複数の導電性要素(20)によって形成され、前記円筒形本体(18)は導線要素の少なくとも4つの層を形成する少なくとも4本の位相導線要素(20)を収容するためのラジアルスロット(L)を備え、各導線要素(20)は、各々が所定の層に設けられたスロット(L)内に設置された2本の分岐(20a)および(20b)と、周方向から見てU字形を形成するヘッド(20c)とを含み、スロット(L)内の第1分岐(20a)と係合した導線要素(20)の半分が他の同じスロット(L’)内の第2のそれぞれの分岐(20b)と係合している。
本発明によれば、2つの導線要素(20)のU字形の曲率半径がほぼ同じとなるように、前記半分の導線要素の少なくとも第1および第2導線要素(20)が定められている。

Description

【0001】
(発明の技術的分野)
本発明は、一般的には自動車用オルタネータに関する。
【0002】
(技術の状態)
より詳細には本発明は、ステータと、該ステータ内に配置されており、入力ワイヤーおよび出力ワイヤーによって完成された励磁コイルを支持する、N個の極ペアを有するクロータイプのロータとを備え、前記ステータは、円筒形本体といくつかの位相コイルとを備え、前記各位相コイルは、入力端と出力端との間でステータの周方向に沿って直列に取り付けられた複数の導電性要素によって形成され、前記円筒形本体が導線要素の少なくとも4つの層を形成するよう、径方向にスロット内に並置された少なくとも4本の位相導線要素を収容するためのラジアルスロットをその径方向内側面に備え、各導線要素は、2つのスロットの間に延びるピン状となっており、所定の層においてスロット内に設置された第1分岐と所定の層における別のスロット内に配置された第2分岐とを備え、更にステータの本体の一方の軸方向側における2つの分岐の間において、周方向から見てU字形を形成するヘッドと本体の別の軸方向側において、別の導線要素の分岐の自由端に電気的に接続された導線要素の分岐の自由端とを備え、スロット内の第1分岐に係合した導線要素の半分が、他の同じスロット内の第2のそれぞれの分岐に係合しており、各導線要素が、2つのスロットの間で前記U字形を形成している自動車用オルタネータに関する。
【0003】
このタイプのオルタネータは、従来公知である。そのステータの各スロットは4本の導線を有し、そのうちの2本の第1導線は、このスロットを同じ第2のスロットに接合し、他の2本の導線は、このスロットを同じ第3のスロットに接合している。第1ペアの2本の導線は、これら導線のヘッドが、同心状でかつ等しくないU字形を形成するように、オーバーラップしている。
【0004】
これらオルタネータのステータを製造するには、異なる寸法のU字形の工具が装備された、少なくとも2つのピン形成ステーションを必要とする。更に、曲率半径の小さいこれらピンには、U字形の最も鋭利な領域におけるピンを保護するためのエナメルに損傷を与える危険性がある。さらに、本体内に導線要素を挿入する作業は、少なくとも2つの工程で実行しなければならず、同心状ピンの層ごとに1つの工程が必要である。
【0005】
(発明の目的)
したがって、本発明の目的は、上記問題を克服することにある。
【0006】
この目的のため、本発明は、前記第1導線要素の2つの分岐が属す層の径方向の間隔が、前記第2導線要素の分岐が属す層の径方向の間隔と同じとなり、2つの導線要素のU字形の曲率半径がほぼ同じとなるよう、前記半分の導線要素の少なくとも第1および第2導線要素が定められていることを、主たる特徴としている。
【0007】
1つのスロットにつき8本の導線要素を備え、これら導線要素のうちの4本が、同じ2つのスロットの間に延びている、本発明の一実施例では、前記4本の導線要素は、隣接する導線のペアとしてグループ分けされ、上記径方向の間隔は、1つのペアのうちの2本の導線要素に対して同じであり、この1つのペアの2本の導線要素のうちのU字形の曲率半径は、ほぼ同じである。
【0008】
2つのペアのうちの1本の導線要素の上記径方向の間隔は、他のペアの導線要素の上記径方向の間隔と異なっており、2つのペアの導線要素のU字形の曲率半径は、異なっているのが好ましい。
【0009】
2つのペアのうちの1本の導線要素の上記径方向の間隔は、他のペアの導線要素の上記径方向の間隔と同じであり、2つのペアの導線要素のU字形の曲率半径は、実質的に同じであるのが好ましい。
【0010】
1つのスロットにつき6本の導線要素を有し、このうちの3本が、2つの同じスロットの間に延びている、本発明の一実施例では、前記導線要素のうちの2本は隣接し、上記同じ径方向の間隔を有しており、2本の導線要素のU字形の曲率半径は、ほぼ同じである。
【0011】
1つのスロットにつき4本の導線要素を有し、これら導線要素のうちの2本が2つの同じスロットの間に延びており、前記導線要素の4つの層に、本体の径方向内側面からの分離距離が増す順に、番号C1、C2、C3およびC4が付けられている、本発明の一実施例では、これら2本の導線要素は隣接し、上記同じ径方向の間隔を有しており、かつ前記つの導線要素の2本のU字形の曲率半径は、実質的に同じである。
【0012】
位相コイルの入力端は、層C1内の導線要素の分岐にリンクされており、対応する出力端は層C4内の導線要素の分岐にリンクされているのが好ましい。
【0013】
位相コイルの入力端は、層C4内の導線要素の分岐にリンクされており、対応する出力端は層C1内の導線要素の分岐にリンクされているのが好ましい。
【0014】
例えば、位相コイルの入力端は、層C2内の導線要素の分岐にリンクされており、対応する出力端は、層C3内の導線要素の分岐にリンクされている。
【0015】
位相コイルの入力端は、層C3内の導線要素の分岐にリンクされており、対応する出力端は、層C2内の導線要素の分岐にリンクされているのが好ましい。
【0016】
各スロットに対し、層C1およびC4に位置する分岐の自由端の少なくとも一部は、第1方向に傾斜しており、層C2およびC3に位置する分岐の自由端の少なくとも一部は、スロットの位置するラジアル平面に対して第2方向と対称的な第2方向に沿って傾斜しているのが好ましい。
【0017】
例えば、各スロットに対し、層C1およびC3に位置する分岐の自由端の少なくとも一部は、第1方向に傾斜しており、層C2およびC4に位置する分岐の自由端の少なくとも一部は、スロットの位置するラジアル平面に対して第2方向と対称的な第2方向に沿って傾斜している。
【0018】
位相コイルの入力端の少なくとも一部は、中立点を形成するように電気的にリンクされているのが好ましい。
【0019】
前記ロータは、6つ、7つ、8つまたは9つの極ペアを含むのが好ましい。
【0020】
例えば、前記ステータは3相コイルを有する。
【0021】
前記ステータは、電気的に30度オフセットした3相コイルの2倍を含むのが好ましい。
【0022】
前記ロータは、7つの極ペアを含み、前記ステータの円筒形本体の外径は、132mm〜138mmの間にあるのが好ましい。
【0023】
例えば、前記ロータは、4つの極ペアを含み、前記ステータの円筒形本体の外径は、137mm〜142mmの間にある。
【0024】
前記ステータの位相コイルの出力端は、少なくとも12個のダイオードにより整流デバイスにリンクされているのが好ましい。
【0025】
前記ロータは、シャフトと一体的な2つの前方および後方極ホイールを備え、各極ホイールは、それらの周辺に他の極ホイールに向かって配向された7つの軸方向の歯を支持しており、1つのホイールの軸方向の歯の間には溝が形成されており、実質的にシャフトと後方極ホイールの前記溝の第1の溝との間において、前記ロータのホイールの入力ワイヤーが径方向に延びており、この第2の溝は、第1の溝と径方向に対向する前記2つの溝のうちの1つであるのが好ましい。
【0026】
例えば、前記出力ワイヤーは、前記第1溝に直径方向に対向し、かつロータの通常の回転方向に角度がオフセットした溝とシャフトとの間で、ほぼ径方向に延びている。
【0027】
前記出力ワイヤーは、前記第1溝に直径方向に対向し、かつロータの通常の回転方向に対して逆方向に角度がオフセットした溝とシャフトの間で、ほぼ径方向に延びているのが好ましい。
【0028】
前記第1および第2溝の各々に、キャプスタンが配置されており、前記入力および出力ワイヤーが、前記第1および第2溝に位置するキャプスタンのまわりにそれぞれ少なくとも1回巻かれているのが好ましい。
【0029】
例えば、前記キャプスタンの各々は、前記ロータに固定されたラジアルスピンドルと、該ラジアルスピンドルの自由端に固定されたスタッドとを備えている。
【0030】
前記2つの中立点を整流するのが好ましい。
【0031】
前記スロットの幅に対するヨークの厚みの比は、0.51〜0.57までの値を有するのが好ましい。
【0032】
添付図面を参照し、非限定的な例として示す、次の本発明の説明により、本発明の上記以外の特徴および利点が明らかとなると思う。
(好ましい実施例の説明)
【0033】
まず図1を参照し、車両用のオルタネータの全体の構造について説明する。
【0034】
このオルタネータは、図1の左から右へ、すなわち前方から後方へ、シャフトの前端部と一体的な駆動プーリー1を有する。シャフト2の後端部は、集電器3に属する集電リング(番号なし)を支持している。このシャフト2の軸線は、本装置の回転軸線を構成している。
【0035】
シャフト2は、中心にロータ4を支持しており、このロータ4には、励磁コイル5が設けられ、ロータは、この励磁コイルに固定されている。励磁コイル5の両端部は、リンクにより集電器3にリンクされている。ここで、ロータ4は、ランデルタイプのクロー形ロータであるので、前方極ホイール6と後方極ホイール7の2つを含み、各ホイールは、それぞれ前方ファン8および後方ファン9を支持している。
【0036】
各ホイール6、7は、シャフト2の軸線に垂直なフランジを有する。フランジの外周部には、フランジと同じ材料により歯が形成されており、これらの歯は、軸方向に延びている。これらの歯は台形となっており、面取りがされている。1つのホイールの一方の歯は、他方のホイールに向いており、他方のホイールの歯に対して、角度がオフセットしている。
【0037】
巻線5を付勢すると、ロータ4は磁化されるので、ロータは、複数の磁極のペアを構成する。各極ホイールは、N個のN極とN個のS極とを有し、これらの極は、歯を構成している。より詳細については、欧州特許公開第0515259号を参照されたい。この明細書では、極ホイールの歯の各々は、横方向に少なくとも1つのノイズ防止用面取り部を有する。
【0038】
ファン8、9は、図20から判るように、例えば2つのシリーズのブレードまたは翼90および91を有し、これら翼の間には、換気チャンネルが形成されている。各ブレードは、当該極ホイール6、7に、例えば溶接92または他の任意の手段、例えばクリンプ加工によって固定されたフランジをカットアウトし、折り曲げることによって形成されている。
【0039】
各ホイールは、他方のホイールの方を向く軸方向の歯を、上記のように有し、この場合、一方のホイールの歯は、他方のホイールの歯に重ねられ、集電器3の集電リングによって巻線5が附勢されると、磁極を形成するようになっている。各集電リングは、ブラシ(符号なし)に接触し、このブラシは、電器的にブラシにリンクされている電圧レギュレータ(図示されず)のための支持体としても働くブラシホルダー10によって支持されている。
【0040】
レギュレータは、整流デバイス、例えばダイオードブリッジ(図1には、このブリッジのうちの2つのダイオードが示されている)へリンクされており、ダイオードブリッジ自身は、オルタネータのステータ12が含む巻線が設けられた位相コイルの出力端にリンクされている。
【0041】
これらのファン8、9は、それぞれ、前方ベアリング13および後方ベアリング14の近くで延びている。伝達装置を介して自動車のエンジンにリンクされているプーリー1により、ファン8、9とロータ4とシャフト2との組立体が共に回転するように駆動される際に、ファン8、9によってオルタネータの内部を換気できるように、ベアリング13、14には孔が開けられている。
【0042】
伝達装置は、プーリー1に係合する少なくとも1つのベルトを有する。この換気により、ステータ12の巻線およびコイル5だけでなく、発電機および整流デバイス11を有するブラシホルダー10も冷却される。ベアリング13、14の種々の開口部を通る装置内における冷却流体、ここでは空気が通過する通路が、図1に矢印で示されている。
【0043】
前方ファン5よりも後方ファン9の方が強力となるよう、このデバイス11、ブラシホルダー10だけでなく、孔開けされた保護キャップ(符号なし)も、ベアリング14に支持されている。公知のように、ベアリング13と14とは、ネジまたは変形例では締結ロッド(図示されず)より合体した状態リンクされており、自動車の固定部品に取り付けられるようになっているケーシングまたは支持体を形成している。
【0044】
各ベアリング13、14は、中心部でこれらベアリングを貫通するシャフト2の前方端部および後方端部を回転支持するためのボールベアリング15、16を支持し、プーリー1および集電器3のリングを支持している。
【0045】
ファン8、9のブレードは、ベアリング15および16を取り付けるために、ベアリング13、14が有するハウジングの外側に放射状に延びており、ベアリング15および16が換気されるようになっている。
【0046】
これらブレードの間には、外側に広がるチャンネルが形成されている。本例では、これらのファンは、フランス国特許公開第2811156号に記載されているものと同じタイプである。より詳細については、このフランス国特許出願を参照されたい。
【0047】
従って、一実施例では、ブレードの少なくとも一部は、内周部から外周部へ進むにつれて、高さが低くなっており、チャンネルの底部をオーバーハングするブレードの少なくとも一部には、前記第1ブレードの上方で、流体が二次的に循環するのを防止する手段が設けられている。
【0048】
この流体の流速は、できるだけ一定であり、かつ規則的とされている。
【0049】
このような構造によって、電機装置のロータの外周部に関して、軸方向の寸法を小とすることも可能となっている。
【0050】
更に、ファンの効率および冷却流体の流れの安定性が増しており、当該ブレードの上での二次的な流体の循環が防止され、ブレードの厚さが薄くなっている。
【0051】
冷却流体の二次的な循環を防止する手段は、フィン、ブリッジまたはカバーから構成できる。
【0052】
別の実施例として、ファンによる換気を高めながら、ファンのノイズを小さくする目的で、第1のシリーズのブレードの2つの連続するブレードの間に、少なくとも1つの第2ブレードが挟持されるよう、第1シリーズのブレードと称す他方のシリーズのブレードよりも短く、かつ2つの連続する第1ブレードによって境界が構成される少なくとも1つのチャンネル内の第1シリーズのブレードの内周部の径方向外側に設置された第2シリーズのブレードを、ファンに設けることが考えられる。
【0053】
このような特徴により、第2ブレードのフレームを構成する第1シリーズのブレードのうちの第1ブレードと称されるブレードに対して、冷却流体の流れが分離する可能性が小さくなる。特に、流体が第1ブレードの間に衝撃を受けて進入する際に、この流体が第1ブレードから分離した場合、第2ブレードによって、流体が第2ブレードのフレームを構成する第1ブレードに付着することがある。
【0054】
これら構成により、ファンのうちの1つを省略することができる。その理由は、他方のファンの性能が高まっているからである。前方ファンを省略するほうが好ましい。
【0055】
変形例では、これら2つのファンは同じサイズである。その理由は、後方ファンの性能の方が良好であるので、前方ファンの方が従来技術よりもより強力であると仮定すれば、後方ファンのサイズを縮小できるからである。
【0056】
一般に、一定の動力のファンに対し、ファンのサイズ、従って装置の寸法、特に軸方向の寸法を縮小できる。所定の寸法に対して、オルタネータからの電力を増させることができる。
【0057】
この構成は、広汎に適用でき、従って、第2ブレードが取り付けられているファン、または第2ブレードが取り付けられていないファンにも適用できる。上記フランス国特許公開第281115号に記載されているファンは、その良好な性能により、特にバンの一方によって支持され、圧力ヘッドの損失を生じさせる中立点を、円周方向にリンクするための少なくとも1つの部品を有するステータ12に適する。
【0058】
このバンの換気の障害をできるだけ小さくするよう、バンのうちの1つの外周部に、中立点をリンクするための部品(単数または複数)を設置するのが好ましい。
【0059】
ノイズを小さくし、振動を除去するには、ステータ12の本体は、支持体13、14と直接接触しないことが望ましく、ステータ12の本体と支持体、すなわちケーシング13、14の外周部との間に、弾性手段が挟持されている。
【0060】
より詳細には、ステータ12の本体17の軸方向端部と支持体に属するベアリング13、14の軸方向を向く部品102、103の自由端との間に、軸方向かつ径方向に、エラストマーバッファ100、101が挟持されている。これらバッファ100、101は、本体17の外周部を部分的にカバーするように環状となっており、かつ断面がブラケット状となっている。
【0061】
部品102、103の自由端は、この目的のために、ショルダーを形成し、かつバッファ100、101の外側形状に一致するよう、内径部が階段状となっている。
【0062】
これらのバッファは、ベアリング13、14から成るケーシングに対して、ステータ12の本体17を機械的に結合しないように、径方向かつ軸方向に作用する弾性ダンピング手段を構成している。
【0063】
この構造により、中立点およびその溶接点と位相コイルの入力端とをリンクするための部品には、以下に説明するように、ピンの溶接点が形成されている。
【0064】
変形例では、フランス国特許公開第2803128号に記載されているように、後述するよう、導電性素子内に取り付けられている、スロットのエッジと導電性素子との間の、スロットの領域内に弾性ダンピング手段が介在されている。
【0065】
変形例では、2000年6月10日に出願されたフランス国特許出願第0013527号に記載されているように、本体14の外周部とベアリングの一方、例えば前方ベアリングの内周部との間に、径方向に弾性変形可能な伝熱性樹脂が挟持されている。この場合、ロータ4のコイル5は、フランス国特許公開第2809546号に記載されているように、例えば熱硬化性タイプのリンク層がコーティングされた、導線要素を巻くことにより製造される。このコイル5は、より多量の熱を発生するが、この熱は、伝熱性樹脂を介して除去される。
【0066】
変形例では、本体14は、ベアリングに直接取り付けられている。
【0067】
変形例では、ロータは2001年1月5日に出願されたフランス国特許出願第0100122号に記載されているように、突出した極を有する。ロータが含む金属プレートのパック内に形成されたハウジング内に、永久磁石が収容されている。ハウジングは、ロータの外周部に向かって開口しており、更に磁石に当接するようになっている非磁性部品によって、軸方向に閉じられている。
【0068】
変形例では、このオルタネータは、自動車の内燃エンジンからの冷却液、例えば冷却水によって冷却され、後方ベアリングは、例えばドイツ国特許公開第10019914号に記載されているようなチャンネルを備えている。更に詳細については、このドイツ国公開特許出願を参照されたい。この場合におけるステータは、上記のように、振動を除き、ノイズを小さくするように、オルタネータのケーシング13、14で、エラストマー材料、例えばエラストマーから構成されたバッファを使用して取り付けることが好ましい。
【0069】
図2および図3は、軸線X−X’を有する円筒形本体18と、2つのシリーズの3相コイルP1〜P3およびP4〜P6を備えるステータ12を示す。2つのシリーズの3相コイルは、電気的に30度シフトした2つのシリーズの3相コイル(原文どおり)を構成し、整流デバイス側から見て6相コイルのように働く。説明を簡潔にするため、説明の他の部分では、6相コイルは、30°だけ電気的にオフセットした2つのシリーズの3相コイルを有し、各3相コイルは、独立した中立点を有する星形に巻かれているものとする。
【0070】
各位相コイルP1〜P6は、それぞれ、入力端E1〜E6とそれぞれ出力端S1〜S6の間において、ステータ12の周辺に沿って直列に取り付けられた多数の導電性要素20によって形成され、1つの位相ごとに、少なくとも1本の位相巻線を形成している。
【0071】
図2に示すように、プレートのパックとも称される円筒形本体18は、少なくとも4本の位相導線要素20を収容するためのラジアルスロットLを、その径方向内側面に備えている。4本の導線要素を有するスロットの場合、図4に示すように、導線要素20は、導線要素C1〜C4の少なくとも4つの層を形成するように、スロットL内に径方向に並置されている。
【0072】
図5に示すように、各導線要素20は、2つのスロットLの間で延びるピン形状となっている。各導線要素20は、所定の層内でスロットにおかれた第1分岐20aと、所定の層において別のスロット内に配置された第2分岐20bと、これら2つの分岐20aと20bとの間に設けられた、ステータの周方向から見るとU字形を形成するヘッド20cとを備えている。
【0073】
これらU字形ヘッド20cは、本体18の第1軸方向側18aに配置されており、第1バン24を形成している。
【0074】
導線要素の分岐20aおよび20bは、自由端部20dを介して、本体18の第2軸方向側18bから突出しており、各自由端部20dは、例えば溶接により、別の導線要素の分岐の自由端に電気的に接続され、位相巻線を形成している。自由端部20dは、第2バン26を形成している。
【0075】
第1スロットL内で第1分岐20aによって係合されている導線要素20の半分は、同じ第2スロットL’内のそれぞれの第2分岐と係合し、各々は、2つのスロットLとL’との間で前記L字形を形成している。分岐20aと20bのいずれも、軸線X−X’に平行に延びている。
【0076】
導線要素20、入力端E1〜E6および出力端S1〜S6は、長方形の横断面の、銅製の金属バー状となっているが、別の断面形状、例えば円形断面または楕円断面とすることもできる。
【0077】
本体18の軸方向の全長にわたってノッチLが延びている。これらのノッチは、図4から判るように、径方向に細長い形状であり、半閉じタイプとなっている。これらのノッチLは、円周方向に一定間隔で分散されている。
【0078】
導線要素20は、スロットL内に当接されることにより、軸方向に取り付けられている。これら導線要素は、放射状に取り付けることも可能である。この場合、スロットLは、クサビまたはスロットのエッジを塑性変形することによって閉じられる。
【0079】
中間U字形部分20cは、ある層に位置する1つの分岐20aから、別の高さの層に位置する分岐20bまで、通過できるように撚られている。
【0080】
ステータは、6、7、8または9の極ペアを有するオルタネータの一部を形成している。これらステータは、3相、3相の2倍、すなわち6相またはそれ以上の相を含むことができる。各相は、1つ、2つまたは3つ以上の相の巻線を含むことができ、各スロットLは、4本、6本、8本の導線要素20またはそれ以上の本数を含むことができる。
【0081】
本体18のスロット数は、これら4つの要素に応じて決まる。例えば、8極ペア、6相、1相当たり4つの巻線、およびスロット当たり4本の導線要素を有するオルタネータに対して、本体18は96個のスロットを有し、これらのスロットには、本体18のまわりに配置されている順に、番号L1〜L96が付けられている。
【0082】
このような特殊な場合において、第1導線要素20が所定のスロットLk内に配置された第1分岐20aを有する場合、スロットLk+6に位置する6個のノッチ内に、対応する第2の分岐20bが配置される。
【0083】
この第2分岐20bの自由端20dは、第2導線要素20の第3分岐20aの自由端に接続され、この第3分岐20aは、スロットl+12に位置する別の6個のノッチ内に位置する。
【0084】
本体18のまわりにほぼ1回の巻線を形成する1組のリンクされた導線要素には、1本の位相巻線が対応している。
【0085】
1つの位相コイルは、入力端を出力端にリンクし、本体のまわりに数回の巻線を形成する直列な数本の位相巻線を有することができる。この場合、位相巻線は、特別な導線要素によってリンクされ、例えば巻線の方向を逆にしたり、また巻線を1スロットだけオフセットすることができる。後者の場合、第1巻線のスロットは、第2巻線のスロットに隣接し、6相ステータ用のこれら巻線の間で、30°だけ電気的にオフセットしている。
【0086】
これら位相入力端は、1つの中立点を形成するように電気的にリンクできる。
【0087】
図3は、6相のステータを略示している。第1の3相コイルP1〜P3の入力端E1〜E3はリンクされており、他の3相コイルP4〜P6の入力端E4〜E6も同様にリンクされている。
【0088】
図3に示すように、3相コイルP4〜P6は、3相コイルP1〜P3に対して、それぞれ30度オフセットしており、このことは、1つのスロットLによる1つのオフセットを示している。
【0089】
これまで述べたように、第1スロットL内で第1分岐20aと係合している導線要素20の半分は、同じ第2スロットL1内の第2のそれぞれの分岐と係合している。各分岐は、2つのスロットの間で前記U字形を形成している。
【0090】
本発明によれば、前記半分の導線要素のうちの第1導線要素、および第2導線要素20のうちの少なくとも1つは、前記第1導線要素20の2つの分岐20aおよび20bが属する層の径方向の間隔が、前記第2導線要素20の2つの分岐20aおよび20bが属す層の径方向の間隔と同じとされている。
【0091】
従って、これら第1および第2導線要素は、これら要素の長さの長い方の部分にわたって、厳密に平行に配置されている。従って、これら第1導線要素20と第2導線要素20とのU字形の曲率半径は、ほぼ同じとなっている。
【0092】
次に、このような解決方法の利点について説明する。
【0093】
図5〜図8は、スロットLが、4つの層C1〜C4にわたって配置された4つの導線要素を含む第1実施例における6相コイルの有利な特徴を示している。
【0094】
図5は、本体15を含む6相のオルタネータ用ステータを示し、本体18は、本例ではピンと称される導電性要素20が横断しているスロットLによって完成されているプレートのパックを、上記のように備えている。
【0095】
これら位相のステータコイルは、すべてのピンのヘッド20cのすべてをまとめる第1バン24と、第1のシリーズの3相コイルP1〜P3を含む第1コイルのための位相出力端S1〜S3、および第2シリーズの3相コイルP4〜P6を含む第2コイルのための位相出力端S4〜S6を、本体18の第1の軸方向側18aに有する。
【0096】
このような6相タイプのステータコイルは、図3に示すように、30°だけ電気的にオフセットされ、星形に取り付けられた2つのシリーズの3相コイルから、上記のように構成される。バン24は、中立入力端とも称される上記のような位相入力端と、等電位ポイントにおけるリンクまたは接続点を有する。この6相の実施例では、中立入力端の数は6個であり、従って、2つの星形コイルに対応する3つの入力端の2つのグループにリンクされている。
【0097】
図24は、中立点を接続するためのデバイスの有利な変形例を示す。2つの第1中立点は、ピン160によってリンクされており、第3の中立点は、例えば電子ビーム溶接部162として製造された単一の接続点を介して、前記ピンにリンクされている。従って、2つの特定の導線161と160とだけをリンクする単一の溶接部と等電位中立点とを接続し、電気接続の信頼性を高めることができる。
【0098】
各巻線シリーズは、標準ピン140、145、位相出力端のための3本の標準ピン164、165、166、および中立点の接続のための2本の特定のピンによって製造できる。更にピン163が設けられ、これによって、位相出力端の領域内のコイルと中立点の領域内のコイルとを接続することができる。ピン164〜166は、分岐のうちの1つが軸方向に延びている重ねタイプまたは波形タイプの標準ピンに対応している。この図においては、第2の位相シリーズの3相コイルの出力端も、符号167で示されている。
【0099】
バン24と反対側において、第2のバン26が設けられている。この第1バンは、位相巻線を形成するように、ピンの自由端20dのリンク/接続部のすべてを支持している。この接続部は、2001年2月28日に出願されたフランス国特許出願第0102735号に記載されているように、電子ビームまたはレーザーによる溶接としてに製造されている。これによって、例えばあらかじめピンを剥き出しにすることなく、例えば機械的方法により、ピンの自由端を溶接することが可能となっている。
【0100】
このステータコイルは、図6に示されるように、重ねタイプのピンと波形タイプのピンとを結合することによって、各位相巻線に対して製造される。
【0101】
図6は、2つの波形ピン31および33と、2つの重ねピン32、34の組を示している。上記4つのピンに隣接する4つの分岐311、321、331および341は、図4に示すように、ステータの本体のスロットL内に径方向に整合されている。
【0102】
このように、図6に示す実施例では、電機装置のギャップ側、すなわちスロットの内周部に、分岐311が設置されるが、一方、スロットの底部の領域には、分岐321が設置される。従って、分岐311は、波形タイプのピンに属し、一方、分岐341は、重ねタイプのピンに属する。ギャップの近くに設置されたピンを、重ねタイプとすることもできる。
【0103】
図5〜図7から判るように、バン24の領域内のピンのヘッド20cの頂点20eは、ほぼ同じ高さで軸方向に位置している。この構造によって、波形タイプおよび重ねタイプのピンを製造するために、1つのタイプのピンだけを使用することが可能となる。従って、これらピンを製造するのに、装置の単一部品しか必要としないので、製造コストが低減される。
【0104】
ピンの形状に成形された導線要素は、ステータの本体の反対側から出るまで、その自由端をスロット内に軸方向に押すことによって、スロットに挿入される。次に、バン26を形成するために、波形ピンおよび重ねタイプのピンを製造するように、ピンの自由端を折り曲げる。
【0105】
ピン20のヘッドの頂点20eが同じ高さで、ほぼ軸方向に位置していることによって、利点が得られる。その理由は、これらのピンの整合は、適当な工具を用いることにより、1回の押し込み作業によって行うことができるからである。
【0106】
バン24の構造によって得られる別の利点は、その換気に関係している。その理由は、ピンのヘッドの頂点のすべてが、同じ高さに位置していることによって、換気を良好とすることができるからであり、その理由は、ピン20cのヘッドの内部が、例えば図1に示されるようなファン8および9によって発生される冷却空気の良好な循環を阻害する可能性のある障害がないチャンバを構成するからである。
【0107】
好ましいことに、空気は、バン24および26のブランクを容易に通過し、更に図1の換気矢印が示すように、容易にこれから出る。
【0108】
この実施例では、ピンヘッドの頂点20eは、隣接しており、互いに接触していることに留意されるべきである。そのため、バン24は強固である。その理由は、すべてのピンが接触し、よって機械的に剛性の組立体を形成しているからである。従って、振動に対して良好な信頼性を得ることができて有利である。所定の速度で電気装置が作動している間、不快となり得る空気力学的ノイズを発生し得るバン24内の障害がない。
【0109】
同様に、頂点20eのすべてが同じ高さにあるので、バン24の高さも低くなっている。明らかに、位相出力端S1〜S6は、ヘッド20cおよび入力端E1〜E6に対して軸方向に突出するように延びている。ヘッド20cは、同じ高さに位置しているので、ヘッド20cを多少押すことによって、第2バン26の軸方向の長さを容易に調節することができる。ピンを標準化することもできる。
【0110】
更に、このようなピン構造により、U字形領域におけるエナメルが損傷する危険性を生じさせるような曲率半径の小さいピンを不要にすることができる。
【0111】
バン24の領域内のピンのヘッド20cの頂点20eは隣接し、接触している。またこれらの頂点は、各連続するピンの領域内で、径方向に交互にオフセットしている。従って、バン24のうちの2つの連続するピンの分岐は、径方向に、かつ交互にオフセットし、これらの冷却を高めており、バン24の換気が良好にされている。
【0112】
図7は、上記タイプの6相のコイルを得るよう、スロット内の導線要素の配置を略図で示している。
【0113】
ギャップに近い波形タイプのピンヘッドは、35で示されており、重ねタイプのピンヘッドは、36で示されている。これら2つのピンは、位相巻線の基本パターン、すなわちセグメントを構成している。より詳細には、これらのピンの分岐AおよびGには、ヘッド35がリンクされているが、一方、この第2ピンの分岐BおよびHには、ヘッド36がリンクされている。
【0114】
前記分岐は、スロットLkおよびLk+6をそれぞれ軸方向に貫通しており、これら2つのスロットLkとLk+6との間には、5つのスロットが設けられ、他の5つの位相巻線に対して、一定の間隔で円周方向に分散されている。その理由は、実施例の6相のコイルは、1つの極および1つの位相ごとに、2つのスロットを含んでいるからである。従って、例えば電機装置のロータが8つのN極およびS極を含む場合、ステータは、96個のスロットを含むことになる。
【0115】
この図から判るように、ヘッド35に関連する分岐Aの径方向外側のスロットLkには、ヘッド36に関連する分岐Bが埋め込まれている。同様に、ヘッド46に関連する分岐Gの径方向外側のスロットLk+6内には、ヘッド36に関連する分岐Hが埋め込まれている。分岐Hは、分岐HおよびGの径方向内側に、他の2つのピンヘッドに関連する2つの分岐FおよびEが埋め込まれるように、スロットの底部に隣接している。
【0116】
同様に、ヘッド35と36とが平行となるよう、分岐BおよびAの径方向外側には、他の2つのピンヘッドに関連する2つの分岐DおよびCが埋め込まれている。このパターンは、何回も繰り返される。
【0117】
1つのスロットには、導電性要素の2つのペアが設けられ、スロットの外周部に埋め込まれたこれら要素の第1のペアは、ヘッドにより同じ位相に属する別の連続するスロットの内周部に埋め込まれた導電性要素の別のペアにリンクされている。これらのペアは、あるスロットから別のスロットに交互に分散されている。
【0118】
これら一定のパターンは、ヘッド35および36に対応するピンが、図7のピンと同一となっている図15および図16の2つの可能な実施例におけるように、当該位相のための入力端および出力端の領域内で、中断されている。
【0119】
ある実施例では図7の導線Dに対応する導線D’は、当該巻線の位相出力端を構成し、一方、図7の導線Eに対応する導線E’は、前記コイルの中立点への入力端を構成している。別の実施例では、図7の導線Cに対応する導線C’は、当該巻線の位相出力端を構成しているが、図7の導線Fに対応する導線F’は、前記コイルの中立点への入力端を構成している。
【0120】
明らかにこれら2つの実施例における入力端と出力端とを反転させることができる。図15の導線CとF、および図16の導線DとEは、特別な接続ピンによって、それぞれリンクされている。
【0121】
後に理解できるように、第1ペアが第2ペアの上下に埋め込まれるよう、導線要素の2つのペアは、ステータの各スロット内に重ねられた状態に取り付けられている。このような配置が、同じ位相のあるスロットから別の連続するスロットまで交互に行われているので、ピンのヘッドが平行となり、これらピンヘッドの頂点は、ほぼ軸方向に同じ高さに位置している。
【0122】
図8は、周辺に設けられているピン35および36を示す。これらピンのU字形ヘッドの曲率半径は、ほぼ等しい。
【0123】
図9および図10は、スロットLが6つの層C1〜C6にわたって配置された6本の導線要素を含む、本発明の第2実施例を示す。
【0124】
重ねタイプのピンのヘッドは37で、波形タイプのピンのヘッドは38で、第3ピンのヘッドは39で示されている。このヘッド39は、図9に示すように、ヘッド35および36の上方で、これらをまたいでいる。
【0125】
ヘッド37が波形タイプのピンに属し、ヘッド38が重ねタイプのピンに属すよう、反転した構造とすることも可能である。
【0126】
6相コイルの場合、スロットLkとスロットLk+6との間で、前記3本のピンが延びている。ステータが異なる数の位相を含む場合、これら2つのスロットの間の分離は、明らかに異なるものになる。
【0127】
ヘッド37は、ハウジングLkの層C3上に位置する分岐と、ハウジングLk+6の層C5の上に位置する分岐とを接合している。これと平行に、ヘッド38は、ハウジングLkの層C2上に位置する分岐と、ハウジングLk+6の層C1に位置する分岐とを接合している。ヘッド37と38とは、それらの長さの大部分にわたって、平行となっている。
【0128】
ヘッド39は、層C1上に位置する分岐と、C6上に位置する分岐とを接合している。
【0129】
これらのピンは、1つの位相巻線の基本パターンを形成し、このパターンは、ステータの全周にわたって再現される。ピン39は、場合に応じて、重ねタイプまたは波形タイプとされる。
【0130】
ヘッド37および38を周方向に見た時に、これらヘッドによって形成されるU字形は、ほぼ同じ曲率半径を有することが、図10から理解できると思う。ヘッド39のU字形の曲率半径の方が大きくなっている。
【0131】
図11および図12は、スロットLが8つの層C1〜C8にわたって配置された8つの導線要素を含む、本発明の第3実施例を示す。
【0132】
重ねタイプのピンのヘッドは40で、波形タイプのピンのヘッドは41で、重ねタイプのピンのヘッドは42で、波形タイプのピンのヘッドは43で示されている。
【0133】
上記と異なり、ヘッド40は波形タイプのピンに属していてもよい。この場合、ヘッド41は重ねタイプのピンに属する。
【0134】
同様に、ヘッド42は波形タイプのピンに属してもよく、この場合、ヘッド43は重ねタイプのピンに属することになる。
【0135】
ヘッド42と43は、ヘッド40および41をまたいで通っている。
【0136】
6相コイルの場合、スロットLkとスロットLk+6との間に、前記4本のピンが延びている。言うまでもなく、ステータが異なる数の位相コイルを含む場合、これら2つのスロットの間のスペースは異なることになる。
【0137】
ヘッド40は、ハウジングLkの層C4上に位置する分岐と、ハウジングLk+6の層C6の上に位置する分岐とを接合している。これと平行に、ヘッド41は、ハウジングLkの層C3上に位置する分岐と、ハウジングLk+6の層C5に位置する分岐とを接合している。ヘッド40と41とは、それらの長さの大部分にわたって、平行となっている。
【0138】
ヘッド42は、ハウジングLkの層C2上に位置する分岐と、ハウジングLk+6の層C8の上に位置する分岐とを接合している。これと平行に、ヘッド43は、ハウジングLkの層C1上に位置する分岐と、ハウジングLk+6の層C7に位置する分岐とを接合している。ヘッド42と43とは、それらの長さの大部分にわたって平行となっている。
【0139】
これらピンは、1つの位相巻線の基本パターンを形成し、このパターンは、ステータの全周にわたって再現されている。
【0140】
ヘッド40および418を周方向に見た時に、これらヘッドによって形成されるU字形は、ほぼ同じ曲率半径を有することが、図12から理解できると思う。ヘッド42と43のU字形の曲率半径も、ほぼ同じであるが、ヘッド40および41の曲率半径よりも大きくなっている。
【0141】
図13および図14は、スロットLが、同じように8つの層C1〜C8にわたって配置された8つの導線要素を含む、本発明の第4実施例を示す。
【0142】
重ねタイプのピンのヘッドは44で、波形タイプのピンのヘッドは45で、重ねタイプのピンのヘッドは46で、波形タイプのピンのヘッドは47で示されている。
【0143】
上記と異なり、ヘッド44は波形タイプのピンに属していてもよく、この場合、ヘッド45は重ねタイプのピンに属する。
【0144】
同様に、ヘッド46は、波形タイプのピンに属していてもよく、この場合、ヘッド47は重ねタイプのピンに属することになる。
【0145】
ヘッド44と45は、ヘッド46と47を決して横断していない。
【0146】
6相コイルの場合、スロットLkとスロットLk+6との間に、前記4本のピンが延びている。言うまでもなく、ステータが異なる数の位相コイルを含む場合、これら2つのスロットの間のスペースは異なることになる。
【0147】
ヘッド44は、ハウジングLkの層C6上に位置する分岐と、ハウジングLk+6の層C8の上に位置する分岐とを接合している。これと平行に、ヘッド45は、ハウジングLkの層C5上に位置する分岐と、ハウジングLk+6の層C7に位置する分岐とを接合している。
【0148】
ヘッド46は、ハウジングLkの層C2上に位置する分岐と、ハウジングLk+6の層C4の上に位置する分岐とを接合している。これと平行に、ヘッド47は、ハウジングLkの層C1上に位置する分岐と、ハウジングLk+6の層C3に位置する分岐とを接合している。
【0149】
ヘッド44、45、46、47は、それらの長さの大部分にわたって平行となっている。
【0150】
これらのピンは、1つの位相巻線の基本パターンを形成し、このパターンは、ステータの全周にわたって再現されている。
【0151】
周方向に見た時に、ヘッド44、45、46、47によって形成されるU字形は、ほぼ同じ曲率半径を有することが、図14から理解できると思う。
【0152】
図17および図18は、各ハウジングLが4本の導線要素を含む第2実施例における導線要素の分岐の自由端20dをねじるための2つの変形実施例を示している。
【0153】
第1変形例では、層C4およびC2に位置する分岐の自由端は、周方向に撚られており、層C3およびC1に位置する分岐の自由端は、逆の周方向に撚られている。
【0154】
第2変形例では、層C4およびC1に位置する分岐の自由端は、周方向に撚られており、層C3およびC2に位置する分岐の自由端は、逆の周方向に撚られている。
【0155】
図19の斜視図には、第2変形例が示されている。
【0156】
導線要素の自由端のねじりに関するこれらの構造は、言うまでもなく、スロットLが6本または8本の導線要素を含む実施例に一般化できる。
【0157】
以下、ロータ4の極のペアの数Nと、ステータ12の主な寸法を最適にした本発明のいくつかの好ましい実施例について説明する。
【0158】
この最適化に使用される主な基準は、オルタネータの比出力である。すなわち、基本的にはロータ4のコイルと、ステータ12の位相コイルPと、ステータ12の本体18と、ロータ4の極ホイール6、7とから成るアクティブ部品の重量と比較して電流を送るオルタネータの能力である。この基準は、次第に増加している数の民生用ユニットに給電するために利用できる、次第に量が多くなっている電力を現在の自動車が必要としているので、このような基準は特に適当である。
【0159】
しかしながら、このような電力の増加は、オルタネータの外部寸法を過剰に増加させてはならない。その理由は、だれでも知っているように、利用できる空間が極めて限られているエンジンおよびボンネットの下方に、オルタネータが常に設置されるからである。従って、オルタネータの外部寸法は、所定の選択基準となる。更に、極ペアの数は、オルタネータの比出力に関する有力なパラメータであることが判っている。
【0160】
ラウンドワイヤーコイルが巻かれたステータを備えるオルタネータの当業者であれば、ロータの極ペアの数が増加すると、ステータ内での誘導電流および鉄損と同じように、誘導磁束の周波数が同じ比率で大きくなることについて知っていると思う。これら渦電流から生じる鉄損は、オルタネータの効率を低下させる性質がある。
【0161】
同じように、ラウンドワイヤーコイルが巻かれたステータを備えるオルタネータの当業者であれば、電気機器の直径と共に極ペアの数が増加することについて知っていると思う。このようにする目的は、実際には異なる磁極の隣接歯の間の磁束の損失を制御し続けることにある。このような漏洩磁束は、ステータの本体を貫通することなくランデルタイプのロータの1つの歯から、この歯に隣接する異なる符号の別の歯に直接移動する。その結果、誘導電流が弱くなるので、オルタネータの性能も低下する。
【0162】
これらロータの磁束の漏洩を低減するために、例えばフランス国特許公開第2784248号に記載されているように、歯間磁石を取り付けることが知られている。この磁石は、一方の、ロータの励磁コイルによって発生されるロータの磁束に加えられる補助磁束を発生する機能と、他方の、上記歯間漏洩磁束をキャンセルする機能の二重機能を有する。
【0163】
当技術レベルでは、6、7および8極ペアを有するロータを備えたラウンドワイヤーが巻かれたオルタネータが知られている。
【0164】
例えば1966年5月17日に発行された米国特許第3,252,025号は、7極ペアを有するオルタネータを開示している。当時、カットアウト前に極ホイールを良好に重ねるために、このような構造のロータが使用され、これにより、原料のむだの度合いを減らしていた。カットアウト後、オルタネータの軸線に歯が平行に配向された極ホイールの最終形状を呈するよう、これら極ホイールは、冷間折り曲げされていた。
【0165】
このような冷間折り曲げにより、極ホイールを製造する方法は、熱間鍛造方法よりもより経済的であるが、材料がむだとなる。特に7極ペアを選択することは、方法の経済的な必要性によって決定されるものであり、作動に際のオルタネータを最適にする問題によって決定されるのではない。
【0166】
ラウンドワイヤーが巻かれたステータにおける極ペアの数の選択は、主に製造方法を検討することによって決められるか、または歯間磁束の妥当な漏洩を保証するための電気機器の直径に基づくかのいずれかによって決められる。極ペアの数が決められるとすぐに、ステータまたはロータ内で生じ得る、例えば鉄損を低減するために、オルタネータ内の所定の場所に技術的なデバイスが挿入される。
【0167】
同じように、比較的大きい直径を有するオルタネータの場合、ステータを分離し、ステータに打撃を与える可能性のあるロータの歯の領域内での遠心力の問題を考慮する必要がある。従って、折り曲げ製造されたホイールまたは鍛造製造されたホイールは、遠心力を受けている間、作動が異なる。所定の直径では、最良の機械的な作動をする極の数は、製造方法ごとに異なる可能性がある。
【0168】
ピンが巻かれたオルタネータは、ラウンドワイヤーが巻かれたオルタネータと形状が異なる。例えば、ロータの方を向くステータのアクティブ部品は、異なる表面積のアクティブ磁気部品を有する。その理由は、ピンで製造されたコイルの場合、ステータのスロットの軸方向開口部に前記ピンが挿入されるが、従来のラウンドワイヤーが巻かれたステータの場合のように、スロットの径方向開口部には挿入されないからである。
【0169】
上記記載から、ラウンドワイヤーが巻かれたオルタネータは、ピンが巻かれたオルタネータと磁気特性が異なることが分かる。その理由は、電気機器の幾何学的形状が異なるからである。
【0170】
従って、ロータの極ペアの数を正しく選択する必要がある。これにより、スロットごとのピンの固定された数、およびステータの本体の外側の径が一定の、ピンが巻かれたオルタネータにおいて、極ペアの数は、前記比出力に影響を与えることができる最も重要なパラメータの1つであると仮定すれば、最適な比出力を得ることが可能である。
【0171】
第1の好ましい実施例では、オルタネータは、7つの極ペアを有するロータ4と、30度だけ電気的にオフセットした2つのシリーズの3相コイルPを有する6相のステータ12とを備えている。
【0172】
ステータ12の本体18は、図3〜図8に示されるように配置された上記のようなほぼ長方形の断面のピンとして、4本の導線要素20を有するスロットを備えている。
【0173】
2つのシリーズの3相の入力端E1〜E3およびE4〜E6は、それぞれ中立点にリンクされている。
【0174】
特に図4を参照し、以下、ステータの基本的な寸法について説明する。このステータの本体18の外径Rextは、135mmである。この外径は、オルタネータの性能に大きな影響を与えなければ、132mmから138mmまで変わり得る。この本体18の内径Rintは、108mmである。ステータは4.286度の一定のピッチに従って、径方向ラジアル面にわたって配置された84個の同じスロットLを有する。これらスロットの幅L1は2.05mmであり、それらの厚さP1は10.3mmである。スロットの開口部を部分的に閉じる中実部品の径方向の厚さは0.4mmである。
【0175】
スロット内に挿入された導線要素の分岐の幅L2は、1.55mmであり、それらの厚さP2は2.4mmである。これら分岐の断面の角度の曲率半径は0.5mmである。これら分岐は、160μm厚の絶縁材料の層によって囲まれている。ステータのヨークは、ステータの外周部とスロットの底部との間にある部品である。
【0176】
比出力を最適にするには、スロットの長さL1に対するヨークの厚さの比を、0.51〜0.57の値としなければならない。
【0177】
図22の曲線は、2つの回転速度、1800rpm(曲線C1)および6000rpm(曲線C2)に対する、3つのオルタネータによって供給される電流強度I(アンペア表示)を比較したものである。これらオルタネータは、すべて図3〜図8に示され、それぞれ、6つの極ペアPP、7つの極ペアPP、および8つの極ペアPPを備える、外径135mmの本体18を有している。
【0178】
1800および6000rpmは、それぞれ、自動車の内燃エンジンのアイドリング速度および平均速度を示す。
【0179】
導線要素のサイズは、3つのオルタネータで同じであり、上記寸法に対応している。
【0180】
オルタネータの質量は、極ペアの数が6から8に変化しても、ほとんど変わらないので、比出力は、電流強度と同じように極数に応じて変化する。
【0181】
最大電流強度、最大比出力は、7つの極ペアを有するオルタネータによって発生される。このことにより、外径が135mmで効率が最大となることが理解できると思う。
【0182】
上記好ましい実施例におけるオルタネータの他の寸法の特徴は、極ペアの数、および本体18の外径を一旦固定した時は、当業者の能力から直接得られるものである。
【0183】
7つの極ペアによるこのような最適値は、このような構造のステータ12が最適な鉄と銅の比率を有し、すなわち最適な磁気通路/電気通路の比率を有するということによって説明される。
【0184】
極ペアを7つにすることにより、ロータ4が送ることができる磁束に合わせて公称ターゲット電流180Aに対し、数および幅の点で理想的な比率とされた2つの連続するスロットLを分離する歯80を有するステータ本体を設けることが可能となった。
【0185】
他方、極ペアの数を8にすると、歯80は狭すぎることになり、かつ磁気の点から飽和状態となる。このような構造は、より微弱な磁束を送るより小型のロータに対して適切である。
【0186】
極ペアの数を6にすると、歯80は、十分な電流強度を発生するのに多すぎ、かつ磁気の見地から、ほとんど飽和しなくなる。これらの歯は、ロータ4が送ることができる磁束よりも、より強力な磁束を通過させることができる。従ってより大型のロータに対して適当である。
【0187】
第2の好ましい実施例では、オルタネータは、6つの極ペアを有するロータ6と、30度電気的にオフセットした2つのシリーズの3相コイルPを有する6相のステータ12とを有する。
【0188】
ステータ12の本体18は、72個のスロットを含み、各スロットは、図3〜図8に示されるように配置された上記ピンと同じように、ほぼ長方形の断面のピンとして4本の導線要素20を有する。
【0189】
ステータの本体18の外径Rextは、140mmである。この値は、オルタネータの性能に大きな影響を与えなければ、137mm〜143mmまで変わり得る。
【0190】
これまでの記載と同じように、図23の曲線は、2つの回転速度、1800rpm(曲線C1)および6000rpm(曲線C2)に対する、3つのオルタネータによって供給される電流強度I(アンペア表示)を比較したものである。これらオルタネータは、すべて図3〜8に示され、それぞれ、6つの極ペアPP、7つの極ペアPPおよび8つの極ペアPPを備えた、外径140mmの本体18を有するものである。
【0191】
最大電流強度、最大比出力は、6つの極ペアを有するオルタネータによって発生される。このことは、外径が140mmで効率が最大となることが分かる。
【0192】
上記好ましい実施例におけるオルタネータの他の寸法の特徴は、極ペアの数および本体18の外径を一旦固定した時には、当業者の能力から直接得られるものである。
【0193】
ステータのスロットが、4本の導線を含む場合の2つの好ましい実施例についてこれまで説明した。これらの実施例は、スロットが6本または8本の導線を含むケースにも容易に適合できる。
【0194】
上記本発明の第1の好ましい実施例は、極ペアが7つの非対称ロータ4でも実施できる。このロータのコイル5の入力端50のワイヤーおよび出力端50のワイヤーは、集電器3にリンクされている。偶数の数の極ペアを有するオルタネータに対して、既に使用した従来の対称的な集電器を使用できるようにするために、本発明のための有利な構造が提供される。この構造について、以下、図20および図21を参照して説明する。
【0195】
上記のように、ロータは、2つの前方極ホイール6と後方極ホイール7とを備え、各極ホイールは、図20内の矢印で示されているロータ4の通常の回転方向への後方極方向の周辺に続く歯71〜77を支持している。第1の好ましい実施例におけるオルタネータは、7つの極ペアを有するので、各極ホイールは7つの歯を有する。
【0196】
後方極ホイールの歯71〜77は、溝71’〜77’によって互いに分離されている。
【0197】
ロータ4は、後方極ホイール7の後方面によって支持されている2つのフック78と78’も有する。これらフック78および78’は、シャフト2の近くに位置し、シャフト2の軸線に対して径方向に対抗している。これらフックは、集電器3に電気的にリンクされている。
【0198】
入力ワイヤー50は、フック78をコイル5にリンクしている。このワイヤーは、フック78から第1溝71’まで径方向に延びている。
【0199】
従来技術では、出力ワイヤー51は、歯74の底部、すなわち第1溝71’に対して正確に径方向に対向する方向に設けられた孔を貫通することによって、フック78’をコイル5にリンクしていた。これら2つの入力ワイヤー50および出力ワイヤー51は、電機装置の回転軸線に対して対称的であるので、このデバイスは従来の集電器3に適する。
【0200】
この解決案は、次の欠点を有する。すなわち、磁束を通過させるための断面は、孔が設けられているために小さくなっているが、この断面は、ロータのうちの最も飽和する部分内にあるので、電気機器の性能が低下する。
【0201】
出力ワイヤー51をめくら状態で孔に通さなければならないために、多数の製造上の欠陥が生じる恐れがあるため、コイル5の取り付けは迅速に行うことができない。
【0202】
最後に、この孔は、アースの近くに位置するために短絡する恐れがある。
【0203】
本発明によれば、出力ワイヤー51は、フック78’から第2溝まで、径方向に延びている。この第2溝は、溝74’または溝75’であり、これら2つの溝は、溝71’に対して径方向に対向している。
【0204】
出力ワイヤー51は、溝75’を貫通することが好ましい。その理由は、フック78’にフックさせるには、このような構造がより好ましいからである。
【0205】
このような構造によって、ロータに孔を開ける必要がなくなるが、入力ワイヤー50および出力ワイヤー51を、対称的な集電器3に接続することはできない。
【0206】
溝71’および74’/75’には、キャプスタン79が位置している。これら各キャプスタン79は、一端がロータと一体的なラジアルスピンドルと、反対の自由端が取り付けられたスタッドとを有する。
【0207】
入力ワイヤー50および出力ワイヤー51は、コイル5を再接合する前に、第1溝71’および第2溝74’/75’にそれぞれ位置するキャプスタン79を1回回転させる。
【0208】
入力ワイヤー50および出力ワイヤー51のこの構造は、後方ファン9に挿入するワイヤーに対する通路を設けるかどうかを決定していることに留意するべきである。
【0209】
この構造は、奇数の極ペアを含む任意のロータと共に使用できる。
【0210】
後方ファン9は、ワイヤー50および51が後方極ホイールのフランジとファンとの間をそれぞれ通過できるようにする間隙93および94を有する。
【0211】
別の実施例では、2つの中立点を整流している。したがって、この電気機器は、リップル分を許容できるレベルにしながら、電気ネットワークへより多量の電流を送ることができる。
【0212】
同じように、変形例では、オルタネータは、オルタネータ/スタータ、すなわちプーリーが自動車のエンジンによって駆動される時はオルタネータを構成する反転可能な機器であり、また、例えばフランス国特許公開第2806224号に記載されているように、プーリーを介して自動車のエンジンを駆動するためのスタータとなる。この場合、ベアリング15、16の一方は、ロータによって支持されている磁気ターゲットの通過を検出すよう、例えば磁気タイプの少なくとも1つのセンサを支持している。
【0213】
整流ブリッジは、整流兼制御ブリッジであり、このブリッジは一実施例では反転可能なオルタネータの外に設置される。次に、位相出力端は、オルタネータによって支持されたコネクタにリンクされ、更にケーブルを介して、整流兼制御デバイスにリンクされる。更に詳細については、上記フランス国公開特許出願を参照されたい。
【0214】
リンク部品を備えた本発明に係わる電気機器は、大電力で、コンパクトで、低ノイズの、良好に冷却される機器となっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】
本発明に関わるオルタネータの半断面図である。
【図2】
本体のスロットを示すように導線要素が省略された、図1のステータの斜視図である。
【図3】
位相の巻線の配線の一例の図である。
【図4】
本発明の第1実施例おけるスロット内の導線要素の配置を示す横断面図である。
【図5】
本発明の第1実施例に関わるスロットの平面図である。
【図6】
図5のスロットの同じスロットの4本の導線要素の配置の斜視図である。
【図7】
同じ位相の2つの連続するスロット内の、図6の導線要素の取り付けを示す図である。
【図8】
図6の2つの導線要素のヘッドの円周方向に沿った図である。
【図9】
本発明の第2実施例における同じ位相の2つの連続するスロット内の3本の導線要素の取り付けを示す図である。
【図10】
図9の3本の導線要素のヘッドの周方向に沿った図である。
【図11】
本発明の第3実施例における同じ位相の2つの連続するスロット内の4本の導線要素の取り付けを示す図である。
【図12】
図11の4本の導線要素のヘッドの周方向に沿った図である。
【図13】
本発明の第4実施例における同じ位相の2つの連続するスロット内の4本の導線要素の取り付けを示す図である。
【図14】
図13の4本の導線要素のヘッドの周方向に沿った図である。
【図15】
図17の位相の入力端および出力端の取り付けを示す、図7に類似する図である。
【図16】
別の実施例における、図15に類似する図である。
【図17】
図7の導線要素の分岐の自由端の図である。
【図18】
別の変形実施例における、図17に類似する図である。
【図19】
図18に対応する斜視図である。
【図20】
図1のオルタネータのロータの一実施例の背面図である。
【図21】
図20のオルタネータのロータの一部を断面した平面図である。
【図22】
外径が135mmのステータが6、7および8個の極ペアをそれぞれ含む、図3〜図8に示された3つのオルタネータによって発生される電流強度を比較した曲線である。
【図23】
外径が140mmのステータを備えた3つのオルタネータのための、図22に類似する図である。
【図24】
図5の導電要素の斜視図である。
【符号の説明】
1 駆動プーリー
2 シャフト
3 集電器
4 ロータ
5 巻線
6、7 極ホイール
8、9 ファン
10 ブラシホルダー
11 整流デバイス
12 ステータ
13、14 ベアリング
15、16 ベアリング
17 本体
18 円筒形本体
20 導線要素
20a、20b 分岐
20c ヘッド
20d 自由端
24、26 バン
35、36、37、38、39 ヘッド
44、45、46、47 ヘッド
90、91 翼
92 巻線
100、101 エラストマーバッファ
102、103 部品
140、145 ピン
160 ピン
164、165、166 ピン
311、321、331、341 分岐
P1〜P6 位相
E1〜E6 入力端
S1〜S6 出力端
L スロット
C1〜C4 導線要素

Claims (26)

  1. ステータ(12)と、該ステータ(12)内に配置され、入力ワイヤー(50)および出力ワイヤー(51)によって完成された励磁コイル(5)を支持する、N個の極ペアを有するクロータイプのロータ(4)とを備え、前記ステータ(12)は、円筒形本体(18)といくつかの位相コイル(P)とを備え、前記各位相コイルは、入力端(E)と出力端(S)との間で、ステータの周方向に沿って直列に取り付けられた複数の導電性要素(20)によって形成され、前記円筒形本体(18)が導線要素の少なくとも4つの層を形成するよう、径方向にスロット(L)内に並置された少なくとも4本の位相導線要素(20)を収容するためのラジアルスロット(L)をその径方向内側面に備え、各導線要素(20)は、2つのスロット(L)の間に延びるピン状となっており、所定の層においてスロット(L)内に設置された第1分岐(20a)と、所定の層における別のスロット(L)内に配置された第2分岐(20b)とを備え、更にステータの本体(18)の一方の軸方向側(18a)における2つの分岐(20a)と(20b)との間において、周方向から見てU字形を形成するヘッド(20c)と、本体(18)の別の軸方向側(18b)において、別の導線要素(20)の分岐の自由端(20d)に電気的に接続された導線要素(20)の分岐の自由端(20d)とを備え、スロット(L)内の第1分岐(20a)に係合した導線要素(20)の半分が、他の同じスロット(L’)内の第2のそれぞれの分岐(20b)に係合しており、各導線要素が、2つのスロット(L)と(L’)との間で前記U字形を形成している自動車用オルタネータにおいて、
    前記第1導線要素(20)の2つの分岐(20a)および(20b)が属す層の径方向の間隔が、前記第2導線要素(20)の分岐(20a)および(20b)が属す層の径方向の間隔と同じとなり、かつ2つの導線要素(20)のU字形の曲率半径がほぼ同じとなるよう、前記半分の導線要素の少なくとも第1および第2導線要素(20)が定められていることを特徴とする、自動車用オルタネータ。
  2. 1つのスロット(L)につき8本の導線要素(20)を備え、これら導線要素(20)のうちの4本が、同じ2つのスロットの間に延びている、請求項1記載のオルタネータにおいて、前記4本の導線要素が、隣接する導線のペアとしてグループ分けされ、上記径方向の間隔が、1つのペアのうちの2本の導線要素に対して同じであり、かつこの1つのペアの2本の導線要素のうちのU字形の曲率半径が、実質的に同じであることを特徴とするオルタネータ。
  3. 2つのペアのうちの1本の導線要素の上記径方向の間隔が、他のペアの導線要素の上記径方向の間隔と異なっており、かつ2つのペアの導線要素のU字形の曲率半径が異なっていることを特徴とする、請求項2記載のオルタネータ。
  4. 2つのペアのうちの1本の導線要素の上記径方向の間隔が、他のペアの導線要素の上記径方向の間隔と同じであり、2つのペアの導線要素のU字形の曲率半径が、実質的に同じであることを特徴とする、請求項2記載のオルタネータ。
  5. 1つのスロット(L)につき6本の導線要素(20)を有し、このうちの3本が、2つの同じスロットの間に延びている、請求項1記載のオルタネータにおいて、前記導線要素のうちの2本が隣接し、上記同じ径方向の間隔を有しており、かつ2本の導線要素のU字形の曲率半径が、実質的に同じであることを特徴とする、請求項1記載のオルタネータ。
  6. 1つのスロット(L)につき4本の導線要素(20)を有し、これら導線要素のうちの2本が、2つの同じスロットの間に延びており、前記導線要素(20)の4つの層に、本体(18)の径方向内側面からの分離距離が増す順に、番号C1、C2、C3およびC4が付けられている、請求項1記載のオルタネータにおいて、これら2本の導線要素が隣接し、かつ上記同じ径方向の間隔を呈しており、前記2つの導線要素の2本のU字形の曲率半径が、実質的に同じであることを特徴とする、請求項1記載のオルタネータ。
  7. 位相コイル(P)の入力端(E)が、層C1内の導線要素(20)の分岐(20a)(20b)にリンクされており、かつ対応する出力端(S)が、層C4内の導線要素(20)の分岐(20a)(20b)にリンクされていることを特徴とする、請求項6記載のオルタネータ。
  8. 位相コイル(P)の入力端(E)が、層C4内の導線要素(20)の分岐(20a)(20b)にリンクされており、かつ対応する出力端(S)が、層C1内の導線要素(20)の分岐(20a)(20b)にリンクされていることを特徴とする、請求項6記載のオルタネータ。
  9. 位相コイル(P)の入力端(E)が、層C2内の導線要素(20)の分岐(20a)(20b)にリンクされており、かつ対応する出力端(S)が、層C3内の導線要素(20)の分岐(20a)(20b)にリンクされていることを特徴とする、請求項6記載のオルタネータ。
  10. 位相コイル(P)の入力端(E)が、層C3内の導線要素(20)の分岐(20a)(20b)にリンクされており、かつ対応する出力端(S)が、層C2内の導線要素(20)の分岐(20a)(20b)にリンクされていることを特徴とする、請求項6記載のオルタネータ。
  11. 各スロット(L)に対し、層C1およびC4に位置する分岐(20a)(20b)の自由端(20d)の少なくとも一部が第1方向に傾斜しており、かつ層C2およびC3に位置する分岐(20a)(20b)の自由端(20d)の少なくとも一部が、スロット(L)の位置するラジアル平面に対して、第2方向と対称的な第2方向に沿って傾斜していることを特徴とする、請求項6記載のオルタネータ。
  12. 各スロット(L)に対し、層C1およびC3に位置する分岐(20a)(20b)の自由端(20d)の少なくとも一部が、第1方向に傾斜しており、層C2およびC4に位置する分岐(20a)(20b)の自由端(20d)の少なくとも一部が、スロット(L)の位置するラジアル平面に対して第2方向と対称的な第2方向に沿って傾斜していることを特徴とする、請求項6記載のオルタネータ。
  13. 位相コイル(P)の入力端(E)の少なくとも一部が中立点を形成するように、電気的にリンクされていることを特徴とする、請求項1記載のオルタネータ。
  14. 前記ロータ(4)が、6つ、7つ、8つまたは9つの極ペアを含むことを特徴とする、請求項1記載のオルタネータ。
  15. 前記ステータが、3相コイル(P)を含むことを特徴とする、請求項1記載のオルタネータ。
  16. 前記ステータが、電気的に30度オフセットした3相コイルの2倍を含むことをを特徴とする、請求項15記載のオルタネータ。
  17. 前記ロータ(4)が、7つの極ペアを含み、前記ステータ(12)の円筒形本体(18)の外径が、132mm〜138mmの間にあることを特徴とする、請求項1記載のオルタネータ。
  18. 前記ロータ(4)が、6つの極ペアを含み、前記ステータ(12)の円筒形本体(18)の外径が、137mm〜142mmの間にあることを特徴とする、請求項1記載のオルタネータ。
  19. 前記ステータ(12)の位相コイル(P)の出力端(S)が、少なくとも12個のダイオードにより、整流デバイス(11)にリンクされていることを特徴とする、請求項1記載のオルタネータ。
  20. 前記ロータ(4)が、シャフト(2)と一体的な2つの前方および後方極ホイール(6、7)を備え、各極ホイールが、それらの周辺に他の極ホイールに向かって配向された7つの軸方向の歯を支持しており、1つのホイールの軸方向の歯の間に溝が形成されており、実質的にシャフト(2)と後方極ホイール(7)の前記溝(71’)の第1の溝との間において、前記ロータ(4)のホイール(5)の入力ワイヤー(50)が径方向に延びており、かつこの第2の溝が、第1の溝(71’)と径方向に対向する前記2つの溝(74’)(75’)のうちの1つであることを特徴とする、請求項17記載のオルタネータ。
  21. 前記出力ワイヤー(51)が、前記第1溝(71’)に直径方向に対向し、かつロータの通常の回転方向に角度がオフセットされている溝(74’)と、シャフト(2)との間で、ほぼ径方向に延びていることを特徴とする、請求項20記載のオルタネータ。
  22. 前記出力ワイヤー(51)が、前記第1溝(71’)に直径方向に対向し、かつロータの通常の回転方向に対して逆方向に角度がオフセットされた溝(75’)とシャフト(2)との間で、ほぼ径方向に延びていることを特徴とする、請求項20記載のオルタネータ。
  23. 前記第1および第2溝(71’)(74’/75)の各々にキャプスタン(79)が配置されており、前記入力および出力ワイヤー(50)(51)が、前記第1および第2溝(71’)(74’/75)に位置するキャプスタン(79)のまわりに、それぞれ少なくとも1回巻かれていることを特徴とする、請求項20記載のオルタネータ。
  24. 前記各キャプスタン(79)が、前記ロータ(4)に固定されたラジアルスピンドルと、該ラジアルスピンドルの自由端に固定されたスタッドとを備えることを特徴とする、請求項23記載のオルタネータ。
  25. 前記2つの中立点(E1)(E2)(E3);(E4)(E5)(E6)を整流するようになっていることを特徴とする、請求項13記載のオルタネータ。
  26. 前記スロットの幅L1に対するヨークの厚さの比が、0.51〜0.57までの値を有することを特徴とする、請求項1記載のオルタネータ。
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