JP2004504595A - 宝石を検査する機器 - Google Patents

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Abstract

機器は、内蔵式独立型の機器を提供するために、下記の構成部分を取り付けているハウジング(1)を有し、かかる構成部分は、液体窒素と宝石(4)のための断熱容器(2)の窓(5)に接続される小型で固体状の532nmのレーザー9と、窓(5)に接続される小型で固体状のダイオード655nmのレーザー(10)と、550乃至1000nmの範囲でゼロ−フォノン線を備えるルミネセンス特性を検出する、2つの小型で高感度CCD分光計11a及び11bと、宝石(4)が照射処理を受けていないか又は高圧高温処理を受けていない、天然ダイアモンドであるかどうかを提示するように分光計11a及び11bからの信号を処理するためのプロセッサ(17)と、及びディスプレイ(18)である。上記容器(2)は、カバー(6)と、窓(5)に対して宝石(4)を置いて保定するように使用されるピン(8)を有する。

Description

【0001】
発明の背景
研磨された宝石が未処理の天然ダイヤモンドかどうかを決めることができることは重要である。宝石ダイヤモンドを合成的に生成することは可能である。さらに、ダイアモンドの価値を高めるために、例えば、ダイアモンドの色を増強することによって、天然ダイヤモンドを高圧高温(HPHT)処理を受けさせるか、天然ダイヤモンドを照射処理にさらすことは可能である。
【0002】
本発明は、研磨された宝石が照射処理を受けていない天然ダイアモンド及び/又はHPHT処理を受けていない未処理の天然ダイアモンドであるかどうかを提示するか又は決定するための機器に関する。かかる決定は、宝石が光ルミネセンススペクトルを放射するように、宝石を照射して放射するスペクトルを分析することにより、研究室で行なうことができる。かかる工程は、アダマス宝石学研究所(Adamas Gemological Laboratory)によってウェブサイトhttp://www.gis.net/〜adamas/raman.html上に公開されている題名“SAS2000 RAMAN Spectra”で議論されている。別のかかる工程はフィッシャー等(Fisher et al)による“Gems&Gemology”、Spring 2000、42乃至49ページの文献に開示されている。
【0003】
光ルミネセンススペクトルの使用は、わずかな原子の不純物及び結晶格子の他の欠損の検出において良好な技術であるが、室温では感度が非常に悪い。宝石の温度が液体窒素温度(約−196℃)まで低下する場合、数多の場合において、感度レベルはオーダーによって改善することができ、さらに、かかる感度レベルは、ダイヤモンドが合成であるかどうか、又はあるダイヤモンドがダイアモンドの色を改善するために処理されたかどうかを検出するために必要とされるかもしれない。しかしながら、液体窒素温度を提供することは研究所の設備であり、小売りでは入手不可能である。通常、かかる設備は、特許文献WO01/33203Aに示されるような高価な低温保持装置である。現在市販されている低温保持装置は、連続的に変化して室温に到達して室温を超過するまでの制御されて予め選択された温度を提供することが予期される。一般的に、市販されて入手可能な低温保持装置は凝結を回避するためにサンプル空間を空にすることを有する。数多の液体窒素の低温保持装置は小型化が可能であるが、かかる装置は複雑さに加えて、且つ、空にするための時間を必要とし、ガス流システム及び真空ポンプを必要とする。ペルチエ冷却型ジュール−トムソン低温保持装置は小型化が可能であるが、しかしながら、壊れやすく高価である。ジュール−トムソン低温保持装置はまた、操作するために高圧ガスを必要とする。加えて、レーザーは、通常比較的大きくて扱いづらく、高価な気体レーザーであるだろう。全体として、機器は熟練した使用を必要とする。
【0004】
本発明の目的は、従来技術の少なくとも1つの欠点を克服するか若しくは改善するか、又は有用な代案を提供することである。
【0005】
機器が完全な精度ですべてのカテゴリーのダイヤモンドを検出することができないであろうことを認知する一方で、高度な技術を必要とせず、比較的安価で、操作が簡単で、迅速な使用の宝石商人によって使用できる機器を提供することが望ましい。主な目的は、より精巧な設備において、より激しく時間を消費する検査を必要とする、宝石の数を著しく減少することである。
【0006】
発明の概要
本発明は、請求項1、2、3、39又は40に記載の機器及び請求項41、42、又は43に記載の方法を提供する。請求項24乃至38及び44乃至46は本発明の好ましく及び/又は任意の特徴を請求する。
【0007】
本発明の機器は、宝石学研究所において機器を使用することが可能であるが、頑丈であり、小型で、簡単で、迅速に使用可能であり、比較的安価であり、且つ、高度な技術の必要性又は困難な操作がなく、したがって宝石商人によって使用可能である。
【0008】
従来の低温保持装置と異なり、本発明の機器は真空システムも熱電気クーラーのどちらも含まない。本発明の機器は、凝結問題を回避する非常に簡素な方法を使用する。サンプルの宝石は凍結剤(つまり凍結液又は液化ガス)に直接的に浸漬可能で、断熱容器における凍結剤の槽に保持される。容器の大きさとその断熱は、数分から数十分間の凍結剤保持時間が達成できるように設計可能である。窓に対する凝結を回避するために、凍結剤の槽は測定期間において乾燥した作動を許可しない。低温保持装置の槽は、従来の低温保持装置よりもさらに小型化され、安価で、迅速な使用が可能であり、かかる低温保持装置の配置は、特に、窓に対して宝石を保持するための特別の保持部分を使用することによって、巧みな技術がほとんど要求されないようなものであり得る。
【0009】
好ましい凍結剤は、入手が容易で安全使用の液体窒素である。しかしながら、適切な使用によって、液体酸素が使用可能であり、液体窒素よりも約10℃だけ高い温度を提供する。HPHT処理された宝石を検出するために、一般的には、任意の適切な液化ガス又は混合ガスが使用でき、約マイナス100℃より低い温度であり、好ましくは約マイナス120℃より低く、より好ましくは約150°又は約160℃よりも低く、最大温度は約マイナス100℃である。
【0010】
本発明は、迅速な光ルミネセンス測定をマイナス100℃より低い温度で行なうことができる。測定時間は数秒から数十秒であるかもしれない。液体窒素を用いる一つの実施例において、WO01/33203Aに開示されているように、従来の研究所の設備を用いるサンプルごとに15分乃至30分間の処理と比較すると、機器は15分ごとに液体窒素で容器を満たし、サンプルごとに15秒乃至20秒の比率で操作できる。測定後、光ルミネセンススペクトルは適切なアルゴリズムを有する、プロセッサを用いて分析され、結果はスクリーンに表示される。迅速な検査の見地からして、本発明の機器は、一般的に何百ものダイアモンドを毎日検査する、宝石学研究所において特に有用である。
【0011】
本発明の機器は、研磨された宝石がHPHT処理を受けていない未処理のダイヤモンドであるかどうかを確実に決めることができない。かかる機器は、すべての未処理の合成ダイアモンド、及びHPHT処理された天然又は合成ダイアモンドを照会(つまり拒絶)して検出するだろう。しかしながら、さらに照会として約15%乃至30%の未処理の天然のII型ダイアモンドを検出するだろう。それにも関わらず、特に宝石を試験するための一つ以上の他の機器、例えばDiamondSure1(WO91/16617)又はDiamondSure2(WO91/16617に開示しているが、より広範囲なスペクトルの測定が改良された)と関連する場合に機器は実際上非常に有用であり得る。本発明の機器は、より精巧な分光設備において詳細で時間を消費する調査を必要とする、宝石の数を著しく減少する、本発明の目的とする、HPHT処理検出器というよりも、予測する機器であるか又はふるい分けする機器と見なされる。
【0012】
本発明の機器は、ダイアモンドの色を減少するためにHPHT処理を受けた、天然のII型ダイヤモンドをふるい分けすることを主に目的としている。かかる適用において、ダイアモンドを天然及びII型の両者として確定するため、つまり、合成であるか又はII型の天然ダイアモンドでないすべてのダイアモンドを拒絶するために、ダイアモンドは事前にふるい分けされる。II型ダイアモンドは、500乃至1500cm−1間の赤外線スペクトルの領域、いわゆる、“欠損を引き起こす一つのフォノン(defect−induced−one−phonon)”で吸収しないものとして定義される。II型は、かかる領域での赤外線スペクトルの測定によって決定されるか、又はDiamondSure2機器の使用によって決定される。DiamondSure2機器は天然と合成のII型ダイアモンドの両者をあげて(つまり、拒絶)、DiamondSure2機器からの照会は、ダイアモンドが合成であるかどうかを決定するために検査され、代替として、標準の宝石学的技術が適用されるかもしれない。
【0013】
さらに、本発明の機器は、すべてのHPHT処理された天然のI型ダイアモンド(I型は、欠損を引き起こす一つのフォノン領域での窒素の不純物による吸収を表すものとして定義される)をあげる。しかしながら、比較的多数の未処理の天然のI型ダイアモンドがさらにあげられ、本発明の機器は天然のI型ダイアモンドのHPHT処理の検出において効率的ではない。
【0014】
本発明の機器が単に発光処理を検出するために使用される場合、別の機器での事前のふるい分けは必要とされない。すべての型のダイアモンドは、ダイアモンドが照射される場合に741nmのゼロフォノン線(zero phonon line)を有する。
【0015】
本発明の機器は、宝石が未処理の天然ダイアモンドであるか否かを単に提示するようにプログラムできる。したがって、機器は宝石を2つのカテゴリー、いわゆる、“パス”(つまり、宝石が照射処理又はHPHT処理を受けていない未処理の天然ダイアモンドであることを提示)及び“注目(refer)”に分類するためにプログラムでき、“注目”のカテゴリーが提示された場合はさらなる種類分けを支援するために重要なスペクトルの特徴の比率を与えることができる。代替として、機器は、宝石が本当にダイアモンドであるかどうか、又は宝石が合成ダイアモンドであるかどうか、又は宝石が合成ダイアモンドと天然ダイアモンドのダブレット(天然ダイアモンドの上に合成ダイアモンドの化学蒸着法(CVD)によって合成できるダイアモンド)であるかどうか、又はダイアモンドの色を改善するために宝石が照射され及び/若しくはHPHT処理を受けた天然ダイアモンドであるかどうかなどの、相当数の情報を与えるようにプログラムできる。この場合、機器は下記のような、
“パス”−さらなる試験は必要なく、サンプルは天然で未処理であり得る、
“注目”−ごくわずかな比率の天然の未処理のII型ダイアモンドの結果(すべてのHPHT処理された天然及び合成ダイアモンドに加えて)となるので、より精巧な分光試験を必要とする、
“ある分光の特徴の強度比率を与える数字で表した結果での注目”−表示される数字で表した結果は、より精巧な分光学的測定を必要とせずにHPHT処理されたサンプルを決定するために十分であるかもしれない(かかる強度比率の有用性は、上に参照した、例えばフィッシャー等の論文に記述されている)、
の3つの可能な結果のうち一つを表示できる。
【0016】
機器がすべての合成ダイアモンドにおける“注目”結果を与える一方で、HPHT処理された合成ダイアモンドは独特の分光的特徴の観察によって明確に識別することができる。
【0017】
ダイアモンドのラマン線(Raman line)及びその大きさが検出されるように機器を配置することは可能であり、かかる手法において関心のある光ルミネセンスの特徴が技術をより量的にするために標準化されるかもしれない。ラマン線の大きさは、宝石のサイズ又は宝石の切断の特徴によって変化し、ルミネセンスの特徴は宝石のサイズ又は切断の影響を弱めるためにラマンの大きさと一致して割り当てることができる。
【0018】
一つだけのレーザーと照射の一つだけの波長が存在する場合、機器は有用であるかもしれない。しかしながら、2つの異なる波長の照射を提供することが好ましく、これを行うために、2つのレーザー、及び好ましくは2つの分光計を提供することが好ましい。かかる分光計は、2つが異なっているが、重なっている波長領域をカバーすることができる。理論的には、高度な単色放射線が上に参照されたラマン線を生ずるために必要とされるが。光ルミネセンススペクトルを生じるように宝石を照射するための非コヒーレント又はブロードバンド放射を使用することが可能である。
【0019】
窓は、金輪によって取り囲まれているかもしれない、光ファイバーケーブルの末端によって形成できる。金輪及びファイバーは、熱サイクルに耐えることができる、低い熱質量(thermal mass)を有するべきである。理論的には、ある窓はレーザーに接続され、別の窓は分光計に接続される一つ以上の窓を有することが可能であるが、通常は、容器に一つだけの窓があるだろう。実際、窓は、ダイアモンドが窓の位置に容易に位置でき、重力によって窓に留まることができるように容器のまさに底部であるだろう。しかしながら、扱い難く、特別な保持手段が必要とされるが、理論的には、窓は容器の側面にあるだろう。
【0020】
断熱容器は、約50mm又は約30mm未満の深さで、約5000mm又は4000mm未満で、さらに約400mm未満の平面領域を有することができる。第一又は第二レーザーのレーザー出力性能は、約100mW未満であり、つまり約10及び約50mWとの間である。一つのレーザーは、約10x10mmよりも小さい大きさのダイオードレーザーで非常に小型である。別のレーザーは、30mm未満の直径及び200mm未満又はさらに75mm未満の長さを有することができる。分光計は、約150x200x50mmの大きさを有することができる。機器は、約150mmであるか又は150mm以下、つまり約150mm又は約100mmの高さ、約550mm未満の平面で見た外部の長さ、及び約250mm又は約200mm未満の平面で見た外部の幅を有することができる。
【0021】
発明の実施の形態
本発明の好ましい実施態様は、図面を参照しながら実施例の手法によって記載される。
【0022】
図1乃至6の機器
機器は、内蔵式独立型の機器を提供するために、他の構成部分に取り付ける支持構造として作用する、フレーム1を有する。フレーム1は、アクセスを提供するために側面で開口しており、ほとんどの構成部分を包含する取り外し可能なプラスチックのハウジング1c(図5及び6を参照)によって覆われている。フレーム1は、カバー1aとカバー1aにボルトで締めつけられた基板1bを含み、ほとんどの構成部分はボルトで締め付けられている。断熱性の円筒状(断面の延長)の熱可塑性の薄型壁の容器又は凍結剤槽2は、フレーム1の上部に取り付けられている。槽2は、断熱材として作用するポリスチレンなどの拡張した固い発泡のシリンダ2a内である。槽2は、液体窒素3を受けるためであり、検査される研磨された宝石4のためであり、槽2は、予期される最も大きいダイアモンドと十分な量の液体窒素を受けるために適切な大きさであり、可能な限り小さい機器の前面から後部までの大きさを維持する一方で槽の平面領域を最大限にするために拡張された形状である。槽2は、好ましくはテーブルである、宝石4の小面が置かれるところの槽の底部に窓5を有する。槽2は楕円のカバー又はサンプルチャンバー蓋6を有する。窓5に対して宝石4を保持し中心に位置付けるための下方に向かう突出部又はホールダーピン8がある。
【0023】
ピン8は、一般的に1乃至3mmの内径を有する低い熱質量の固い管であり、液体窒素の温度に耐える適切な工学的な熱可塑性物質からなる。ピン8は、異なる高さ(テーブルからキューレットポイントまでの距離)の宝石を収容するために、例えば、摩擦適合又は簡素な摺動する適合を備える摺動要素の形態である。配置は、宝石4のキューレットがピン8の下部端に押圧され、宝石4のテーブルが窓5に接触するまで槽2内にすでに存在する液体窒素内にピン8を下げるのに先だって、摩擦によるか又は“Blu−Tac”などの粘着性物質の何れかによって定位置に保持されるようである。
【0024】
槽2、カバー6及び突出部8を含む機器の上部分は、下記により詳細に記載される。
【0025】
フレーム1は、第二(赤)レーザー10と同様に第一の小型で固体状態のレーザー9を含む。フレーム1はまた、適切な領域に感受性の2つの小型で高感度CCD分光計11a、11bを含む。レーザー9、10及び分光計11a、11bは、基板1bにボルトで締め付けられる。レーザー9、10及び分光計11a、11bは、個々の光ファイバーケーブル12、13、14a、14bによって接続されるか、又は窓5につながっている単一の4分岐された光ファイバーケーブルによって接続される。窓5は光ファイバーケーブル12、13、14a、14bの末端によって形成されるか、又は槽2の底部の平面で終了する、単一ケーブルの端によって形成される。かかる手法において、レーザー9、10は2つの異なる波長の放射線で宝石4を照射するため窓5に接続されており、分光計11a、11bは宝石4によって照射される光ルミネセンススペクトルを感知するため、及びレーザーの出力において対応するスペクトルのデータ信号を与えるため窓5に接続される。光ファイバーケーブル12、13、14a、14bの末端は、スプール形状の保定装置15に保持されている、非常に薄い、例えば、鋼金輪(示されていない)によって取り囲まれている。代替案は、槽2の底部により小さな穴を有し、保定装置を省略することである。保定装置15と光ファイバーケーブル12、13、14a、14bは、低い熱質量(つまり、一般的に薄いか又は短い直径)を有し、熱衝撃に耐えることができる。好ましくは、各ケーブル13、14a、14bを形成する単一のファイバーは、レーザー9からの励起ケーブル12を部分的に形成するファイバーの束によって窓5で取り囲まれている。励起ケーブル12のファイバーと任意にすべてのケーブル12、13、14a、14bは、好ましくは、直径はすべて約250ミクロン若しくは約200ミクロンであるか又はそれらの数値未満である。
【0026】
照射する放射線の波長で放射線をフィルターするために、例えば、特定の分光計11a、11bが検出するレーザー9、10の波長領域でレーザー9、10の波長を遮断するために、窓5と分光計11a、11bとの間の16a、16bで概略的に示される遮断フィルタがある。2つのレーザー9、10間を切り換えるための簡素な配置がある。安全のために、励起ケーブル12はその前面に機械的なシャッタ(示されていない)を有し、かかるシャッタはカバー6が開いた時に閉じるように配置されている。レーザー10は、カバー6が開いた場合に電源を切る、カバー6と関連しているポジティブブレイクマイクロスイッチ(a positive−break micro−switch)によって作動する電子安全装置(示されていない)を有している。
【0027】
分光計11a、11bの出力は、分光計からのスペクトルデータを分析するため、宝石4が未処理の天然ダイアモンドであるかどうかなどを決定するために、基板1bにボルトで締め付けられた印刷された回路基部17上の電子制御ボードの形態でプロセッサに接続される。プロセッサは、宝石4が未処理の天然ダイアモンド、又は照射されたダイアモンド或いは合成ダイアモンドであるかどうかを提示する情報を表示するためのディスプレイ18に接続される。ディスプレイ18は数字で表した結果又はテキスト結果を与えることができる。制御ボタン19、20の形態の手動制御の要素が概略的に示されている。
【0028】
図3と図4は槽2と直接的に関連する部分の詳細を示す。槽2の上部及び絶縁シリンダ2aにわたって適合し、カバー1aに固定されるプラットフォーム31がある。プラットフォーム31は、サンプルチャンバー蓋6に対して固定されるアーム34が軸として回転する、ピボットピン33に取り付けているピボットブロック32を有する。アーム34は、蓋6が開いた場合にレーザー9が明滅される(the laser 9 is occulted)ように、レーザー9の前面の機械的なシャッタ(示されていない)に接続するための多数の孔を備えて提供されるテール35(図1を参照)を有する。
【0029】
プラットフォーム31は、取り外し可能なサンプルホルダー37の末端のパスホール上の2つの上方に向かって突出しているピン36を有する。サンプルホルダー37は、簡素な摺動する適合としてホルダーピン8の通過によって(それは摩擦適合でありえるが)不可欠なサンプルホルダーカバー又は蓋38を有し、ピン8は操作のためにピンの上部に環39を有する。サンプルホルダー37は、サンプルホルダー末端の側面にギザギザを有し、ピン36上にホルダー37を位置するために、各手の親指と人指し指との間で末端の側面をグリップすることによって簡単に操作可能である。
【0030】
図1及び3で見られるように、大きな中央の孔とガス化された凍結剤の通過のための他の孔を備える、槽2の上部末端で結合している、孔のあるプレート41が存在する。プレート41は、槽2内の凍結剤3にユーザが指を入れる危険性を減少する。図1で見られるように、サンプルホルダー蓋38はプレート41の大きな中央の開口部を備えて示すが、ちょうどその上にある。
【0031】
後部カバー42はレーザー9の後部を保護するために示されている。ハウジング1cは、2つのネジ(示されていない)によって基板1bに保持され、蓋6、ディスプレイ18、制御ボタン19、20及び後部カバー42のために適する開口部を有する。
【0032】
実施例
図1乃至6の機器の一つの実施例は下記を有する。
【0033】
フレーム1:約111mmの高さで、幅と長さは184x240mmである。
【0034】
機器全体の大きさ:150mmの高さで、幅と長さは220x300mmである。
【0035】
槽2:主要な内部軸とマイナーな内部軸がそれぞれ100mmと40mmで深さ30mmであり、3600mmの平面領域を有する。
【0036】
突出部8:アセタール樹脂。
【0037】
第一レーザー9:リードライトテクノロジー社(Leadlight Technology)(台湾)によって供給される、波長が532nmで周波数が2倍のNd:YVOGLM−110シリーズのレーザー、出力50mW、直径20mm、長さ50mm(代替として、周波数が2倍のNd:YAGレーザーが使用できるが、しかし長さは140mmである。)。
【0038】
第二レーザー10:SANYO社から供給される655nm(約630nmと約700nmとの間で安定)の小型のダイオードレーザーDL−5147−041、出力50mW、10mm未満の直径、10mm未満の長さ。
【0039】
分光計11a、11b:ワールドプレシジョンインストルメンツ社(World Precision Instruments)によって販売されオーシャンオプティクス社(Ocean Optics)によって製造されるDual Grating model SD2000で、ほぼ100mm長で、140mm幅で40mm高。100ミクロンのスリットはスペクトルの解像度を改良するために各分光計の入口スリットの前面に位置でき、分光計11a、11bは550と1000nm間のゼロ−フォノン線を備えるルミネセンス特性を感知する。分光計11a、11bは、それぞれのレーザー9によって励起され、レーザー10によって励起された放射線を検出する。
【0040】
励起光ファイバーケーブル12:250ミクロンの直径のファイバーの束。
【0041】
励起光ファイバーケーブル13:単一の250ミクロンの直径のファイバー。
【0042】
光ファイバーケーブル14a、14b:単一の250ミクロンの直径のファイバー。
【0043】
保定装置15:アセタール樹脂。
【0044】
フィルタ16a、16b:レーザー9、10のそれぞれからの波長を遮断する、長波長パスフィルタ(例えば、Schott glass OG550及びRG695)。
【0045】
プロセッサ:ほぼ235x160mmの大きさの印刷された回路ボード17上の他の構成部分を備えて、32kwordsのプログラムメモリと9kwordsの記憶メモリを備える16ビットの集積回路である、Texas TMS320 F206の単一チップ。
【0046】
ディスプレイ18:各線が24文字の2線を備え、印刷された回路ボードの前面パネルを液晶装置上に形成し、ディスプレイの大きさは約105x30mmの液晶装置。
【0047】
重量:3kg以下、つまり簡単に持ち運べて、内蔵式独立型の機器。
【0048】
操作:上で参照したフィッシャー等の文献はHPHT処理に関係のある分光の詳細において調べることができる。本発明の機器は、575nm、637nm及び737nmでゼロ−フォノン線のルミネセンス特性を検出する。かかる線はCVD方法によるダイアモンドの成長の一般的な特徴である。機器はまた、HPHT合成によって成長した、数多の合成ダイアモンドの特徴特性を検出する。かかる特徴は不純物に関連する原子のコバルト及びニッケルから生じ、580.4nm、720nm及び793nmでのルミネセンスピークを有する。機器はまた、照射処理を受けるダイアモンドの特性である、741nm(GR1帯域)でのゼロ−フォノン線を検出する。HPHT処理は、575nmと637nmの特徴の強度の比から決定できる。機器はまた、ダイアモンドの色へ影響するためにI型ダイアモンドがHPHT処理を受けることを987nmでの特徴の存在が決定する、987nm(H2帯域)での特徴を検出するように設計できる。さらに本発明の機器は、532nm又は655nmの波長における照射から生じる第一オーダーのラマンストークス線を検出でき、光ルミネセンススペクトルにおける量的な結果を与えるように光ルミネセンス信号の振幅を標準化する線の高さを使用できる。
【0049】
図1乃至6の機器は、上に記載の“パス”、“注目し”及び“ある分光の特徴の強度比率を与える数字で表した結果での注目”の3つの可能な結果のうち一つを表示するために配置される。
【0050】
したがって、図1乃至6の機器は、研磨された宝石が、照射処理を受けておらず、HPHT処理を受けていない、天然ダイアモンドであるかどうかを提示する。しかしながら、特定のルミネセンスピークの選択的な検出によって、単に研磨された宝石が照射処理を受けていない天然ダイアモンドであるかどうか、又は単に研磨された宝石がHPHT処理を受けていない天然ダイアモンドであるかどうかを提示するために機器が配置されることを可能にする。
【0051】
実施例7及び8の機器
実施例7及び8の機器は、図1乃至6の機器と基本的に同様であり、同一の参照番号が同一であるか又は同様の部分に用いられる。単一の検出ケーブル14を備える、単一の分光計11がある。単一のフィルタ16がある。所望であれば、一つの分光計は図1乃至6の配置から取り外しでき、単一の分光計に適切なフィルタを挿入し、関連する光ファイバーケーブル又は足を取り除く。ピン8は、部分的にカバー配置を形成する、フラットカバー7に固定され、そのレイアウトは図1乃至6の機器のレイアウトよりもさらに簡素である。レーザー9における機械的なシャッタの表示はないが、しかし蓋6が開いている場合にレーザー9が明滅されるように提供できる。
【0052】
図7及び8の機器の異なる配置(示されていない)において、双分岐された光ファイバーが使用される。一つのレーザー9、10からの光は、光ファイバーケーブルの一つの足の前面のシャッタ上に直接当たる。第二レーザーからの光は、機械的なソレノイドによって作動される、二重のプリズムの配置によって第一レーザーの径路に沿って偏向される。
【0053】
図7及び8の機器は、上に記載の実施例のようであり得る。単一のフィルタ16は、第一レーザー9からの光を遮断するように組み合わされた長波長パスフィルタ(例えば、Schott Glass OG550)、さらに第二レーザー10の波長で中心のノッチフィルターであり得、1乃至5nmの波長範囲にわたる光を遮断する。
【0054】
円形断面の容器は、20mmの深さで20mmの内径であり、約315mmの平面の断面領域を有する。
【0055】
図9の機器
図9の機器は、図7及び8の機器とは異なる大きさを有するが、しかし、第二レーザー10が省略されるという点を除いては、非常に類似している。同じ参照数字は、同一の部分を示す。光ファイバーケーブル12、14は、概略して示されている。
【0056】
ここで使用される、用語“レーザー”は、任意のコヒーレントな放射線源を含む。ここで使用される、用語“分光計”は、適切な光ルミネセンス波長を検出又は感知できる、任意の検出器を含み、その簡素な形態は、単に狭いバンドパスフィルタ及び光電子増倍管であるかもしれない。
【0057】
明細書の記載と請求項の全体にわたって、もし内容が明白に他の方法で要求しなければ、“含む”、“含んでいる”、及び同様の単語は、排他的であるか又は網羅した感覚に対して包括的に解釈され、すなわち、“限定しないが、含んでいる”の感覚である。
【0058】
本発明は単に実施例の手法によって上に記載されているが、修正をなすことは可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2の線I−Iに垂直に沿った、研磨された宝石が未処理の天然ダイアモンドであるかどうかを提示する第一機器の部分的な断面図である。
【図2】上部のカバーの一部と示されていない他の部分を備える、図1の機器の平面図である。
【図3】第一機器のサンプルチャンバーを示す第三角度の投影図である。
【図4】第一機器のサンプルホルダーを示している第三角度の投影図である。
【図5】後部から見た場合の第一機器のハウジングの第三角度の投影図である。
【図6】前面から見た場合に第一機器のハウジング内における第一機器の第三角度の投影図である。
【図7】第二機器を概略する断面図である。
【図8】第二機器を概略する平面図である。
【図9】第三機器を概略する断面図である。

Claims (46)

  1. 研磨された宝石が照射処理を受けておらず、且つ高圧高温処理を受けていない、天然ダイアモンドであるかどうかを提示するための機器であって、該機器は、
    凍結剤と検査される宝石を受けるための断熱容器であって、前記宝石の小面が置かれる、少なくとも一つの窓を該容器の隣接した底部に有することを特徴とする断熱容器と、
    前記容器のカバーと、
    前記宝石を照射するための前記窓に接続されたレーザーと、
    前記宝石によって放射される光ルミネセンススペクトルを検出し、出力において対応するスペクトルのデータ信号を与えるための前記窓に接続される分光計と、
    照射する放射線の波長において放射線をフィルターするための前記窓と前記分光計との間の遮断フィルタと、
    前記分光計からの前記スペクトルのデータを分析するため、前記宝石が照射処理を受けておらず、且つ高圧高温処理を受けていない、天然ダイアモンドであるかどうかを提示するための前記分光計の前記出力に接続されるプロセッサと、
    前記研磨された宝石が照射処理を受けておらず、且つ高圧高温処理を受けていない、天然ダイアモンドであるかどうかを示す情報を表示するための前記プロセッサに接続されるディスプレイと、及び
    内蔵式独立型の機器を提供するために、前述までに列記の構成部分を設置している支持構造と、
    よりなる機器。
  2. 研磨された宝石が照射処理を受けていない、天然ダイアモンドであるかどうかを提示するための機器であって、該機器は、
    凍結剤と検査される宝石を受けるための断熱容器であって、前記宝石の小面が置かれる、少なくとも一つの窓を該容器の隣接した底部に有することを特徴とする断熱容器と、
    前記容器のカバーと、
    前記宝石を照射するための前記窓に接続されたレーザーと、
    前記宝石によって放射される光ルミネセンススペクトルを検出し、出力において対応するスペクトルのデータ信号を与えるための前記窓に接続される分光計と、
    照射する放射線の波長において放射線をフィルターするための前記窓と前記分光計との間の遮断フィルタと、
    前記分光計からの前記スペクトルのデータを分析するため、前記宝石が照射処理を受けていない、天然ダイアモンドであるかどうかを提示するための前記分光計の前記出力に接続されるプロセッサと、
    前記研磨された宝石が照射処理を受けていない、天然ダイアモンドであるかどうかを示す情報を表示するための前記プロセッサに接続されるディスプレイと、及び
    内蔵式独立型の機器を提供するために、前述までに列記の構成部分を設置している支持構造と、
    よりなる機器。
  3. 研磨された宝石が高圧高温処理を受けていない、天然ダイアモンドであるかどうかを提示するための機器であって、該機器は、
    凍結剤と検査される宝石を受けるための断熱容器であって、前記宝石の小面が置かれる、少なくとも一つの窓を該容器の隣接した底部に有することを特徴とする断熱容器と、
    前記容器のカバーと、
    前記宝石を照射するための前記窓に接続されたレーザーと、
    前記宝石によって放射される光ルミネセンススペクトルを検出し、出力において対応するスペクトルのデータ信号を与えるための前記窓に接続される分光計と、
    照射する放射線の波長において放射線をフィルターするための前記窓と前記分光計との間の遮断フィルタと、
    前記分光計からの前記スペクトルのデータを分析するため、前記宝石が高圧高温処理を受けていない、天然ダイアモンドであるかどうかを提示するための前記分光計の前記出力に接続されるプロセッサと、
    前記研磨された宝石が高圧高温処理を受けていない、天然ダイアモンドであるかどうかを示す情報を表示するための前記プロセッサに接続されるディスプレイと、及び
    内蔵式独立型の機器を提供するために、前述までに列記の構成部分を設置している支持構造と、
    よりなる機器。
  4. 前記レーザーは、約530nm又は約630nmと約700nmとの間の放射線を放射することを特徴とする前述までの請求項の何れかに記載の機器。
  5. 前記レーザーは、約655nmで放射線を放射することを特徴とする前述までの請求項の何れかに記載の機器。
  6. 前記レーザー又は複数のレーザーは、少なくとも2つの異なる波長の放射線で前記宝石を照射するためのものであることを特徴とする前述までの請求項の何れかに記載の機器。
  7. 異なる波長のそれぞれの放射線で前記宝石を照射するために前記窓に接続された、少なくとも二つの前記レーザーが存在することを特徴とする前述までの請求項の何れかに記載の機器。
  8. 前記レーザー又は複数のレーザーは、小型で固体状のレーザーであることを特徴とする前述までの請求項の何れかに記載の機器。
  9. 前記分光計は、少なくとも一つの特異的なルミネセンスピークの存在を検出することを特徴とする前述までの請求項の何れかに記載の機器。
  10. 前記分光計は、少なくとも一つのルミネセンスピークを検出し、それによって前記ダイアモンドが高圧高温合成によって生じた合成ダイアモンドであるかを示すことを特徴とする請求項9に記載の機器。
  11. 前記分光計は、580.4nm、720nm、753nm及び793nmの少なくとも一つ以上のルミネセンスピークを検出し、それによって前記ダイアモンドが高圧高温合成によって生じた合成ダイアモンドであるかを示すことを特徴とする請求項10に記載の機器。
  12. 前記分光計は、少なくとも二つの特異的なルミネセンスピークの存在、プロセッサー比率、前記ダイアモンドが高圧高温処理を受けたかどうかを決定する前記ピークを検出することを特徴とする請求項9乃至11の何れかに記載の機器。
  13. 前記少なくとも二つのピークは575nm及び637nmであることを特徴とする請求項12に記載の機器。
  14. 前記分光計は、737nmでルミネセンスピークを検出し、それによって前記ダイアモンドが合成であるかどうかを決定することを特徴とする請求項9乃至13の何れかに記載の機器。
  15. 前記分光計は、741nmでルミネセンスピークを検出し、それによって前記ダイアモンドが照射しているかどうかを決定することを特徴とする請求項9乃至13の何れかに記載の機器。
  16. 前記分光計は、987nmでルミネセンスピークを検出し、それによって前記ダイアモンドがHPHT処理されたかどうかを決定することを特徴とする請求項9乃至14の何れかに記載の機器。
  17. 前記分光計は、前記ルミネセンススペクトルでダイアモンドのラマンピークの振幅に一致する信号を与え、前記プロセッサの前記出力は前記ラマンピークの前記振幅に一致して標準化されることを特徴とする前述までの請求項の何れかに記載の機器。
  18. 前記窓に両者が接続される、少なくとも二つの前記分光計が存在することを特徴とする前述までの請求項の何れかに記載の機器。
  19. 前記分光計又は各々の分光計は、約550乃至1000nmの範囲内に感受性であることを特徴とする前述までの請求項の何れかに記載の機器。
  20. 前記分光計又は各々の分光計は、小型のCCD分光計であることを特徴とする前述までの請求項の何れかに記載の機器。
  21. 光ファイバーケーブルは、前記レーザー及び前記分光計を前記窓に接続することを特徴とする前述までの請求項の何れかに記載の機器。
  22. 前記光ファイバーケーブルの末端は、前記窓を形成することを特徴とする請求項21に記載の機器。
  23. 前記窓の近辺において、第一光ファイバーケーブルは、個々のファイバーの束で形成される、さらなる光ファイバーケーブルの個々のファイバーによって取り囲まれていることを特徴とする請求項21又は22に記載の機器。
  24. 前記分光計は、前記窓の近辺において、一つの前記レーザーから至る、個々のファイバーの束で形成されている、前記さらなる光ファイバーケーブルの個々のファイバーによって取り囲まれている第一光ファイバーケーブルによって前記窓に接続されることを特徴とする請求項21又は22に記載の機器。
  25. 前記第一光ファイバーケーブルの断面領域は、前記さらなる光ファイバーケーブルよりも実質的に狭いことを特徴とする請求項23又は24に記載の機器。
  26. 前記支持構造は、ハウジングの上部に位置する前記断熱容器、前記ディスプレイ、及び少なくとも一つの手動の制御要素以外のすべての前記構成部分を包含する単一の前記ハウジングを含むことを特徴とする前述までの請求項の何れかに記載の機器。
  27. 前記窓に対して前記宝石を保持するための部分を有することを特徴とする前述までの請求項の何れかに記載の機器。
  28. 前記容器カバーは、前期容器の前記上部を覆うための一部分及び前記窓に対して前記宝石を固定し保持するための突出部の下端の陥凹を備える下方に向かう突出部を有することを特徴とする請求項27に記載の機器。
  29. 前記下方に向かう突出部は、中空の管であることを特徴とする請求項28に記載の機器。
  30. 約150mm未満の高さを有することを特徴とする前述までの請求項の何れかに記載の機器。
  31. 約100mmの高さを有することを特徴とする請求項30に記載の機器。
  32. 約550mm未満の平面で見た長さを有することを特徴とする前述までの請求項の何れかに記載の機器。
  33. 約150mmであるか又は約150mm未満の高さを有することを特徴とする請求項32に記載の機器。
  34. 約50mm未満の容器の深さを有することを特徴とする前述までの請求項の何れかに記載の機器。
  35. 約30mm未満の容器の深さを有することを特徴とする請求項34に記載の機器。
  36. 約5000mm未満の平面で見た領域を有することを特徴とする前述までの請求項の何れかに記載の機器。
  37. 約400mm未満の平面で見た領域を有することを特徴とする請求項36に記載の機器。
  38. 前記容器は、前記凍結剤としての液体窒素を受けるために配置されることを特徴とする前述までの請求項の何れかに記載の機器。
  39. 研磨された宝石が照射処理を受けておらず、及び/又は高圧高温処理を受けていない、天然ダイアモンドであるかどうかを提示するための機器であって、図面の図1乃至6又は図7及び8或いは図9に関して実質的にここに記載される機器。
  40. 研磨された宝石が照射処理を受けておらず、及び/又は高圧高温処理を受けていない、天然ダイアモンドであるかどうかを提示するための機器であって、後述する実施例に関して実質的にここに記載される機器。
  41. 研磨された宝石が照射処理を受けておらず、且つ高圧高温処理を受けていない、天然ダイアモンドであるかどうかを提示するための方法であって、前述までの請求項の何れかに記載の前記機器の使用と、前記容器に凍結剤を置き、前記窓に隣接して前記宝石の小面で前記宝石を置くことと、前記レーザーで前記宝石を照射することと、及び前記ディスプレイに前記情報を表示することと、よりなる方法。
  42. 研磨された宝石が照射処理を受けていない、天然ダイアモンドであるかどうかを提示するための方法であって、前述までの請求項の何れかに記載の前記機器の使用と、前記容器に凍結剤を置き、前記窓に隣接して前記宝石の小面で前記宝石を置くことと、前記レーザーで前記宝石を照射することと、及び前記ディスプレイに前記情報を表示することと、よりなる方法。
  43. 研磨された宝石が高圧高温処理を受けていない、天然ダイアモンドであるかどうかを提示するための方法であって、前述までの請求項の何れかに記載の前記機器の使用と、前記容器に凍結剤を置き、前記窓に隣接して前記宝石の小面で前記宝石を置くことと、前記レーザーで前記宝石を照射することと、及び前記ディスプレイに前記情報を表示することと、よりなる方法。
  44. 前記研磨された宝石は、合成であるか又はII型の天然ダイアモンドでないすべてを拒絶するためにふるい分けされ、拒絶されない前記研磨された宝石は前記機器を使用して検査されることを特徴とする請求項41乃至43の何れかに記載の方法。
  45. 前記凍結剤は液体窒素であることを特徴とする請求項41乃至44の何れかに記載の方法。
  46. 後述する実施例に関してここに記載のように実質的に実行されることを特徴とする請求項41乃至43の何れかに記載の方法。
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