JP2004364364A - 電動モータと減速機との結合構造 - Google Patents

電動モータと減速機との結合構造 Download PDF

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Abstract

【課題】減速機入力軸と電動モータ出力軸との芯出し作業を、正確に、且つ作業性良く行うことができるようにする。
【解決手段】電動モータ1の出力軸11と減速機2の入力軸21とを結合する構造において、電動モータ1の出力軸突出面1aにインロー12を、減速機2の開口フランジ面2aにインロー穴22をそれぞれ設け、これらが互いに凹凸嵌合するよう構成する。さらにインロー穴22の内周壁面に弾性体リング6を装着しておき、インロー12とインロー穴22との間のクリアランスを実質的に吸収させるようにし、前記出力軸11と入力軸21との芯出しが、インロー12をインロー穴22へ挿入するだけで行えるようにする。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は電動モータの出力軸と減速機の入力軸とを結合する構造に関し、特にこれら入・出力軸の芯出しが容易に且つ正確に行うことができる結合構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
電動モータと減速機とを機械的に結合する場合にあっては、電動モータの出力軸と、減速機の入力軸とを正確に芯合わせすることが、両者間の安定かつ確実な動力伝達ために肝要となる。
【0003】
従来、電動モータと減速機との結合構造に関し、例えば図5に示すような構造が知られている(特許文献1参照)。この結合構造は、減速機20のハウジング内に軸受50を介して保持されている減速機入力軸210に、電動モータ10の出力軸110を挿入して結合するにあたり、電動モータ10の出力軸突出面10aに設けられたインロー120を、減速機20の前記ハウジングの開口フランジ面20aに設けられたインロー穴220へ嵌入することで、減速機入力軸210と電動モータ出力軸110との軸芯出しを行う構成とされている。
【0004】
すなわち、前記インロー120とインロー穴220との凹凸嵌合に基づいて「芯出し」が行われるものであって、その後フランジボルトが締結されることにより減速機20と電動モータ10とが強固に機械的に固定される。さらに、減速機入力軸210の割溝部分に設けられているクランプボルト30を、所定のトルクで締め付けることにより、減速機入力軸210と電動モータ出力軸110とが接続される。
【0005】
一方特許文献2には、前記のようなインローを芯出し用途として用いることなく、減速機入力軸210と電動モータ出力軸110との軸芯出しを行う結合構造が開示されている。この構造は、減速機入力軸210へ電動モータ出力軸110を挿入した後に、クランプボルト30を両軸が脱着可能な程度に軽く締め付け(仮締め付け)、続いてフランジボルトを締結して減速機20と電動モータ10とを固定し、しかる後前記クランプボルト30の本締めを行うことで、減速機入力軸210と電動モータ出力軸110とを接続するものである。つまり、前記入力軸210と出力軸110との結合のみにより「芯出し」を行おうとするものである。
【0006】
【特許文献1】
米国特許5,687,480号公報
【特許文献2】
特許第2859441号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら特許文献1に示された結合構造では、インロー120とインロー穴220との凹凸嵌合に基づいて芯出しを行う関係上、芯出しの正確性はインロー120とインロー穴220の精度に依存することになってしまう。すなわち、インロー120のインロー穴220への嵌め込み精度が悪いと軸芯ずれが生じてしまうのであるが、通常両者間には加工公差によるクリアランスが存在しているため、高精度に芯出しを行うことが困難であった。より高精度にインロー120並びにインロー穴220の加工を行えば芯出し精度は向上するものの、かかる加工は困難であり、製作に多大な手間とコストを要するという問題が生じてしまうこととなる。
【0008】
一方特許文献2に示されている結合構造であれば、前記したインローのクリアランスの問題は解消されるが、クランプボルト30の前記仮締め付けの際に、減速機入力軸210と電動モータ出力軸110との間のクリアランス調整という、長い作業時間を要する工程が新たに必要となる。つまり、芯出しをより正確に行うには入力軸210と出力軸110との間のクリアランスを最小限にすることが望ましいが、この最小限のクリアランスを探知するためにクランブボルト30を徐々に締め付けながら調整してゆくという工程が必要となるのである。このような調整工程は、やはり多大な手間がかかるため、芯出しの作業性が悪いという問題があった。
【0009】
本発明はこのような不都合を解消すべくなされたもので、減速機入力軸と電動モータ出力軸との芯出し作業を、正確に、且つ作業性良く行うことができる電動モータと減速機との結合構造を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1に記載の電動モータと減速機との結合構造は、電動モータの出力軸と減速機の入力軸とを結合する構造であって、前記電動モータの出力軸突出面と、前記減速機の入力軸側開口フランジ面とに、互いに凹凸嵌合するインロー及びインロー穴が前記入・出力軸の芯出し用としてそれぞれ設けられてなる電動モータと減速機との結合構造において、前記インローの外周面とインロー穴の内周壁面との間に弾性体リングを介在させ、両者間のクリアランスを実質的に吸収させるべく構成したことを特徴とするものである。
【0011】
このような結合構造によれば、Oリングなどの弾性体リングの介在によって、インローとインロー穴との間のクリアランスが全周にわたって解消されることになる。これによりインローをインロー穴に挿入する際に、たとえインローの外周面とインロー穴の内周壁面との間自体にはクリアランスが存在していたとしても、インローは弾性体リングにより誘導されてインロー穴の中心軸に向けて位置決めされることになる。従って、インローをインロー穴へ挿入するだけで、事実上電動モータの出力軸と減速機の入力軸との正確な芯出しを行うことができるようになる。
【0012】
また、請求項2の結合構造は、請求項1において、前記インローを電動モータの出力軸突出面に、前記インロー穴は減速機の入力軸側開口フランジ面にそれぞれ設けるようにしたことを特徴としている。
【0013】
本発明においては、インロー及びインロー穴の設置位置は特に限定するものではないが、電動モータの出力軸突出面、及び減速機の入力軸側開口フランジ面に設けておけば、電動モータと減速機とを結合する際にこれらの面は突き合わされることから、前記した弾性体リングによるインローの誘導が行い易いので好ましい。
【0014】
さらに、請求項3の結合構造は、請求項1又は請求項2において、前記弾性体リングを、インロー穴の内周壁面に装着するようにしたことを特徴とする。
【0015】
本発明において、弾性体リングを介在させる態様については特に制限はなく、種々の態様が適用可能であり、例えばインローの外周に弾性体リングを予め嵌め込んでおく態様、インロー穴の内周壁面に装着する態様などが挙げられるが、インローの挿入時に弾性体リングを安定的に保持し易いようにするという観点からは、インロー穴の内周壁面に予め装着しておく態様が望ましい。
【0016】
請求項4の結合構造は、請求項3において、前記インロー穴の開口縁部に、前記インロー穴の内径が拡径された段差部を設け、該段差部に前記弾性体リングを装着したことを特徴とするものである。
【0017】
このように段差部に弾性体リングを装着しておけば、インローの挿入時に弾性体リングが摩擦力を受けても、段差部の壁面で弾性体リングは背面側を支持されることから、弾性体リングが軸方向にズレたりすることはない。
【0018】
また、請求項5の結合構造は、請求項3において、前記インロー穴の内周壁面に周方向溝を設け、該周方向溝内に前記弾性体リングを装着したことを特徴とするものである。
【0019】
かかる構成であれば、弾性体リングは前記周方向溝内に常時保持しておくことが可能となる。従って、弾性体リングがインロー穴から脱落しにくくなり、結合作業の際に弾性体リングが安定的にインロー穴の内周壁面に装着されることから作業性が良好となる。また弾性体リングの軸方向前後いずれにおいても、弾性体リングの移動が溝側壁により規制されることになり、結果として弾性体リングの傾き等が生じず、より確実に芯出しが行えるという利点がある。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明の実施態様につき説明する。
【0021】
図1は、本発明の一実施例にかかる電動モータ1と減速機2との結合構造を示す断面図であり、図2は図1のX−X線断面である。電動モータ1は出力軸11を備え、さらにこの出力軸突出面1aに、該電動モータ1の外径よりも径小のリング状を呈し、出力軸11の軸方向外面に向けて突出するインロー12を具備している。
【0022】
一方減速機2は、そのハウジング内に軸受5を介して保持され、前記出力軸11を受容する受容穴を備えた入力軸21を有し、さらに前記ハウジングの開口フランジ面(入力軸側開口フランジ面)2aには、前記インロー12を略受容する形状並びに深さを備えたインロー穴22を具備している。なお前記入力軸21の受容穴には、軸方向に溝入れされたブッシュ4が圧入される構造とされており、径の異なる多種類の出力軸11に対応できるよう構成されている。また前記入力軸21の根元側には、減速機入力軸と一体であった場合の歯切りにおいて切上げ部が長くなることを避けるため、また多種類の減速比に対応できるように、入力軸21とは分離された太陽ギア40が焼ばめ圧入されている。
【0023】
電動モータ1の出力軸11は、減速機2の入力軸21(ブッシュ4)に挿入され、フランジボルト23により電動モータ1と減速機2とが連結され、さらにクランプボルト3を所定トルクで締め付けることにより前記出力軸11と入力軸21とが固定される。このとき、前記インロー12とインロー穴22は互いに凹凸嵌合され、嵌合された際にインロー12の外周面とインロー穴22との内周壁との間には若干のクリアランスが存在することになるのであるが、このクリアランスは比較的大きいもの(0.05mm〜0.2mm程度)であっても良い。本発明においては、減速機入力軸21と電動モータ出力軸11との軸芯出しを、インロー12とインロー穴22との凹凸嵌合に依拠するのではなく、弾性体リング6にて行う構成としているからである。
【0024】
弾性体リング6は、例えば減速機2のインロー穴22の内周壁に予め装着され、電動機1のインロー12の外周面と減速機2のインロー穴22の内周壁との間のクリアランスを実質的に吸収する役割を果たす。具体的には、定常時においてその内径がインロー12の外径よりも僅かに小さい弾性体リング6を準備し、該弾性体リング6をインロー穴22の内周壁に装着しておき、そこにインロー12を前記弾性体リング6の内径を拡開する方向に弾性変形させつつ挿入することで、前記クリアランスを吸収させるようにする。
【0025】
図3は、図1のA部拡大図であり、弾性体リング6の装着方法の一例を示している。この実施態様では、減速機2のインロー穴22開口縁部に、このインロー穴22の内径を拡径した段差部221を設け、該段差部221に弾性体リング6を嵌め込み装着している。ここで弾性体リング6の肉厚は、段差部221の深さよりも厚肉とされ、弾性体リング6の一部がインロー穴22の内周壁面より突出するよう構成される。これにより、インロー12の外周面とインロー穴22内周壁との間のクリアランスが、その全周にわたって解消されることになる。
【0026】
このように弾性体リング6が装着された状態で電動モータ1のインロー12が挿入されてくると、弾性体リング6の介在によって、自ずとインロー12の中心軸すなわち電動モータ出力軸11の中心が、インロー穴22の中心軸すなわち減速機入力軸21の中心に位置合わせされるよう誘導されることになる。つまり、弾性体リング6は自身の内径より僅かに径が大きいインロー12が圧入されて来ることで、その全周にわたりほぼ均等に弾性変形すると共に、弾性反発力によって常にインロー12をその中心軸方向に押圧する押圧力を全周方向から発生するため、事実上電動モータ出力軸11と減速機入力軸21との正確な芯出しを行うことができるものである。
【0027】
また図3に示すように段差部221に弾性体リング6を装着する構成としておけば、インロー12の挿入時に弾性体リング6が摩擦力を受けても、段差部の壁面221Bで弾性体リング6は背面側を支持されることから、弾性体リング6が軸方向にズレてしまうことはない。
【0028】
本発明で用いる弾性体リング6としては、上述した弾性変形並びに弾性反発力を備えるものであれば良く、例えばゴムや樹脂材料からなるOリングやDリングを用いることができる。また、同様な弾性を備えているならば、金属製のリングを用いることもできる。
【0029】
図4は弾性体リング6の装着方法の、他の実施例を示している。この実施態様では、減速機2のインロー穴22の内部に周方向溝222を設け、該周方向溝222内に弾性体リング6を収容・装着している。すなわち、インロー穴22の内周壁面に該インロー穴22の内径を拡径した部分を設け、その前後を側壁222R,222Lで区画したものであって、このような周方向溝222に弾性体リング6をはめ込んだ構成である。
【0030】
かかる構成であれば、弾性体リング6は前記周方向溝側壁222Rが存在することからインロー穴22から脱落しにくくなり、結合作業の際に弾性体リングがインロー穴22の内周壁面に安定的に装着された状態で結合作業が行えるので作業性が良好となる。また弾性体リング6の軸方向前後いずれにおいても、弾性体リング6の移動が溝側壁222R,222Lにより規制されることになり、結果として弾性体リング6の傾き等が生じず、より確実に芯出しが行えるという利点もある。
【0031】
このように、本発明によればインロー12を弾性体リング6が装着されたインロー穴22へ挿入するだけで、電動モータ出力軸11と減速機入力軸21との正確な芯出しが行える。その後、フランジボルト23を締め付けて電動モータ1と減速機2とを機械的に強固に連結し、さらに入力軸21の割軸部分に設けているクランプボルト3を所定のトルクで締め付けることで、電動モータ出力軸11と減速機入力軸21とは、正確な芯出しがなされた状態で接続・固定され、結合作業が完了する。
【0032】
弾性体リング6の装着方法については、上記実施例以外にも様々な方法を採用することができる。例えばインロー12の外周面に、図4で説明したような周方向溝を刻設し、その溝に弾性体リングを予め収容・装着しておく構成であっても良い。また、弾性体リング6は必ずしも完全なリング状を呈していなくとも良く、一部にスリットが存在していても、或いはいくつかの円弧状分割片から構成されるものであっても良い。
【0033】
【発明の効果】
以上説明した通りの請求項1及び請求項2に記載の電動モータと減速機との結合構造によれば、減速機入力軸と電動モータ出力軸との芯出しにあたり誤差要因となる、インローとインロー穴とのクリアランスが、弾性体リングにより実質的に吸収されるので、入力軸と出力軸との芯出しが正確に行うことができる。さらに、インロー及びインロー穴の成型加工にあたり、両者間に加工公差によるクリアランスが比較的大きく存在していたとしても、弾性体リングでこれを解消できるので、高精度の加工を施さずとも済むという利点もある。
【0034】
また、インローとインロー穴との凹凸嵌合で事実上芯出しが行えるので、極めて簡易に、且つ迅速に芯出し作業を完了することができる。従って、インローを芯出し用に用いない特許文献2のように、クランプボルトを徐々に締め付けつつ最小限クリアランスを探知するといった手間は一切不要であり、電動モータと減速機との結合作業性を格段に向上させることができる。
【0035】
さらに、請求項3に記載の電動モータと減速機との結合構造によれば、インローの挿入時に弾性体リングを安定的に保持し易くなる効果があり、特に請求項4に記載の如く段差部を設け、そこに弾性体リングを装着するよう構成すれば、インローの挿入時に段差部の壁面で段差部が支承されることになる。従って、弾性体リングが傾いた状態でインローとインロー穴との間に介在してしまうことはなく、より正確な芯出しを行うことができる。
【0036】
また、請求項5に記載の電動モータと減速機との結合構造によれば、弾性体リングを周方向溝内に装着するので、弾性体リングがインロー穴から脱落しにくくなり、結合作業の際の作業性が良好となる。また弾性体リングの軸方向前後いずれにおいても、弾性体リングの移動が溝側壁により規制されることになり、結果として弾性体リングの傾き等をより生じ難くすることができ、芯出しの正確性がより担保できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る電動モータと減速機との結合構造の断面図である。
【図2】図1のX−X線断面図である。
【図3】図1のA部拡大断面図である。
【図4】図1のA部の他の実施例を示す拡大断面図である。
【図5】従来の電動モータと減速機との結合構造を示す断面図である。
【符号の説明】
1 電動モータ
1a 出力軸突出面
11 モータ出力軸
12 インロー
2 減速機
2a 開口フランジ面
21 減速機入力軸
22 インロー穴
221 段差部
222 周方向溝
3 クランプボルト
4 ブッシュ
40 太陽ギア
5 軸受
6 弾性体リング

Claims (5)

  1. 電動モータの出力軸と減速機の入力軸とを結合する構造であって、前記電動モータの出力軸突出面と、前記減速機の入力軸側開口フランジ面とに、互いに凹凸嵌合するインロー及びインロー穴が前記入・出力軸の芯出し用としてそれぞれ設けられてなる電動モータと減速機との結合構造において、
    前記インローの外周面とインロー穴の内周壁面との間に弾性体リングを介在させ、両者間のクリアランスを実質的に吸収させるべく構成したことを特徴とする電動モータと減速機との結合構造。
  2. 前記インローは電動モータの出力軸突出面に、前記インロー穴は減速機の入力軸側開口フランジ面にそれぞれ設けられていることを特徴とする請求項1記載の電動モータと減速機との結合構造。
  3. 前記弾性体リングは、インロー穴の内周壁面に装着されていることを特徴とする請求項1又は2記載の電動モータと減速機との結合構造。
  4. 前記インロー穴の開口縁部に、前記インロー穴の内径が拡径された段差部を設け、該段差部に前記弾性体リングを装着したことを特徴とする請求項3記載の電動モータと減速機との結合構造。
  5. 前記インロー穴の内周壁面に周方向溝を設け、該周方向溝内に前記弾性体リングを装着したことを特徴とする請求項3記載の電動モータと減速機との結合構造。
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