JP2004351748A - スリーブ印刷版の製造方法、及び製造装置 - Google Patents

スリーブ印刷版の製造方法、及び製造装置 Download PDF

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Abstract

【課題】煩雑で面倒な手作業を大幅に減らして作業者にかかる負荷やストレスを大きく低減させ、熟練技能を要さずとも、短時間で容易に印刷用スリーブにフレキソ印刷版の貼り込みを可能とするスリーブ印刷版の製造方法と製造装置を提供する。
【解決手段】転写ロールに粘着テープシートを貼り込んで所望パターンに断裁しておき、剥離紙を剥がした状態にして必要な粘着テープパターンのみを印刷用スリーブに転写させる。このあと、先端及び左右位置決めしたフレキソ印刷版を正確に印刷用スリーブに巻き付けながらCFを剥離させることにより、粘着テープを介して印刷用スリーブとフレキソ印刷版が一体となったスリーブ印刷版を製造する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、段ボール印刷、軟包装印刷、フィルム印刷、プレプリント印刷、ラベル印刷のようなフレキソ印刷に供される感光性樹脂版の製造方法及び製造装置に関するものであり、特に、フレキソ印刷版を印刷用スリーブに貼り込む製造方法、及びその製造装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、フレキソCTP版を印刷用スリーブに貼り込んだ後に、外面ドラム型赤外線レーザー描画装置にて赤外感光層を選択的に融除させて感光性樹脂層表面にネガフィルムに相当する画像形成を行い、後続するスリーブ版製版処理(露光、現像、乾燥、仕上げ)によりスリーブ印刷版を製造するCTS(Computer To Sleeve)システムが知られている。
【0003】
そして、フレキソ印刷に代表される凸版印刷用の版材として感光性樹脂版が使用されており、この感光性樹脂版の1つであるAFP(登録商標、旭化成株式会社製)はシート状感光性樹脂版として代表的な商品である。
このシート状感光性樹脂版構成体として特許文献1には、125μm厚みの透明なポリエステル(PET)フィルムを支持体とし、その上に熱可塑性エラストマー、少なくとも一種のジエン系液状ゴムやエチレン性不飽和化合物、及び紫外線に感応する少なくとも一種の開始剤を含む感光性エラストマー組成物からなる感光性樹脂を3mm厚み程度に成型し、この感光性樹脂表面をネガフィルムとの接触を滑らかにする目的でスリップ層または保護層と呼ばれる薄い4〜6μmのエチルセルロース層を有する100μm厚みのPET保護フィルムで被覆することが記載されている。
【特許文献1】特開2000−155418号公報
【0004】
また、特許文献2には、ネガフィルムを用いる代わりに、感光性樹脂表面に赤外線レーザーで融除可能な薄い赤外感光層を設けた構成体(フレキソCTP版)が記載されている。
【特許文献2】特開平11−153865号公報
【0005】
このようなシート状感光性樹脂版構成体からフレキソ印刷版を製版するには、まず支持体側から全面に紫外線露光(バック露光と呼ぶ)を行い均一な光硬化層を形成させる。次に感光性樹脂層側から紫外光を選択的に透過させるネガフィルムなどの透明画像担体を介して、或いは特許文献3には赤外線レーザーにて赤外感光層を融除させ画像を形成させる外面ドラム型描画装置が提示されており、フレキソCTP版ではこのようなディジタル描画装置によりディジタル情報化された画像を赤外線レーザーで描画することにより感光性樹脂版表面の赤外感光層を選択的に融除させ紫外線の透過部を形成させて紫外線露光(レリーフ露光と呼ぶ)を行い、露光された感光性樹脂が光硬化する。
【特許文献3】特開平8−300600号公報
【0006】
この後に、未露光樹脂を塩素系溶剤であるパークロロエチレン(1,1,1−トリクロロエチレン)単独またはn−ブタノールのようなアルコールとの組み合わせ、或いは非塩素系の代替溶剤であるソルビット(登録商標、マクダミッド社製)のような炭化水素系溶剤現像液で洗浄除去することによりレリーフ画像が形成される。
【0007】
同様に特許文献4には、アクリル酸エステルのモノマーおよびポリマー、およびケトン光重合/光架橋剤が支持体上に成型され、水現像可能な感光性樹脂版の例が記載されている。
こちらもネガフィルムを介して紫外光を選択的に照射することにより感光性樹脂の架橋を促進させ光硬化させた後に、未露光樹脂を水性現像液で洗浄除去することによりレリーフ画像が形成される。
【特許文献4】欧州特許第261910号明細書
【0008】
上記シート状感光性樹脂版構成体のみならず、殆どの感光性樹脂版の製造工程では未露光樹脂の洗浄除去工程の後に、感光性樹脂版に残存する現像液を蒸発させる乾燥工程と、その後の仕上げ工程(光化学処理や化学処理)により感光性樹脂版表面の粘着性を低減させると共に、物性強度を印刷のストレスに耐えうるレベルまで向上させる製版処理を施している。
この後、感光性樹脂版は印刷機の版胴に直接貼り込まれるか、或いはキャリアシートや印刷用スリーブに貼り込まれ、該キャリアシートや印刷用スリーブが印刷機に装着されることにより印刷に供される。
【0009】
このように製版処理を終えた感光性樹脂版を版胴やキャリアシート、或いは印刷用スリーブの所望の位置へ貼り込む際には高い位置決め精度が要求される。特にプロセスカラー印刷のような厳しい精度を要求される場合には、CCDカメラなどを用いて正確に位置決めする装置が提供されているが、高価で煩雑な作業を要するため余り普及しておらず、貼り込み作業の大半を人手に頼っている。
【0010】
感光性樹脂版の貼り込みには一般的には粘着テープを使用するため、貼り込んだ版の頭と尻側で位置がずれていた場合などは、貼り込んだ版を丸ごと剥がして改めて貼り込み作業を繰り返さなければならず、作業者に多大な負担やストレスを強いている。
【0011】
そこで、予めフレキソCTP版を印刷用スリーブに貼り込んでおき、外面ドラム型描画装置にて当該スリーブ印刷版を描画すれば、ディジタル情報化された画像がスリーブ印刷版に正確に位置決めされて描画される。このあとスリーブ製版装置(露光、現像、乾燥、仕上げ)にて製版処理を行えば、前記フラット型製版方式における印刷機での画像位置決めを不要としたスリーブ印刷版を製版できる。
しかし、この方式においても印刷用スリーブにフレキソCTP版を貼り込む工程では、熟練技能を要する長時間の面倒な手作業を強いている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、このような従来技術の問題点に着目してなされたものであり、手作業を大幅に減らし、熟練技能を要さずとも短時間で容易に印刷用スリーブにフレキソ印刷版の貼り込みを可能とするスリーブ印刷版の製造方法と製造装置を提供するものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明者は、上記課題を解決するために鋭意研究を重ねた結果、一次貼着面及び二次貼着面を両面に有する粘着性紙状体(例えば、粘着テープ)の一次貼着面を転写ロールに貼り込んで所望パターンに断裁した後に、転写ロール外周面の不要粘着テープの剥離除去や転写用粘着テープから剥離紙を剥がすなどの手作業を行いながら、粘着テープの貼り込み状態を肉眼でチェックして異常な箇所があれば修正する。
このあと、印刷用スリーブを転写ロールに圧接させて互いに同期逆回転させることにより、転写ロールに貼り込んである粘着テープを印刷用スリーブに転写させ、粘着テープの転写が完了した印刷用スリーブにフレキソ印刷版を供給することにより、粘着テープを介して印刷用スリーブとフレキソ印刷版が一体化したスリーブ印刷版が得られる知見を得て、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、下記の通りである。
【0014】
請求項1に係る本発明は、転写ロールを用いたスリーブ印刷版の製造方法であって、(1)該転写ロールを回転させながら、該転写ロール外周面に、一次貼着面及び二次貼着面を両面に有する粘着性紙状体の一次貼着面を所定長だけ貼着する工程、(2)転写ロール外周面に貼り込まれた粘着性紙状体を所望パターンに断裁し、不要部分を除去する工程、(3)該転写ロール上の粘着性紙状体二次貼着面と印刷用スリーブ外周面とを圧接させると共に、転写ロール及び印刷用スリーブを同期しながら互いに逆回転させ、上記粘着性紙状体を印刷用スリーブ外周面に貼り替える工程、(4)該印刷用スリーブを回転させると共に、所定サイズに断裁済みの単数又は複数のフレキソ印刷用感光性樹脂版(以後フレキソ印刷版と呼ぶ)及びその支持体を該回転速度に同期移動して該印刷用スリーブ上の粘着性紙状体一次貼着面と該支持体背面とを圧接することにより、該フレキソ印刷版を印刷用スリーブに貼着一体化する工程を含むことを特徴とするスリーブ印刷版の製造方法である。
【0015】
請求項2に係る発明は、前記(2)工程において、貼り込まれた粘着性紙状体を多面付け版貼り込みレイアウト(版間隙間量、版間ずらし量)に応じて複数ブロックに適宜分割パターニングして断裁すること、及び前記(4)工程において、同様に複数のフレキソ印刷版を各々所定位置にセットして送り出す構成をとる。
【0016】
請求項3に係る発明は、前記(3)工程において、印刷用スリーブと転写ロールとが圧接する前に印刷用スリーブ外径や肉厚に応じ印刷用スリーブ内部を圧気にて加圧する構成をとる。
【0017】
請求項4に係る発明は、前記(3)工程において、印刷用スリーブ重量計測制御手段により、印刷用スリーブ重量を計測すると共に該計測値が所定の値になるように該印刷用スリーブを支持する支持手段を制御して、印刷用スリーブと転写ロールとの接触圧力を制御する構成をとる。
【0018】
請求項5に係る発明は、前記(4)工程において、フレキソ印刷版の先端及び左右端の位置規制を行いながら同期移動させる構成をとる。
【0019】
請求項6に係る発明は、前記スリーブ印刷版の製造方法において、前記粘着性紙状体の二次貼着面には予め剥離紙が貼着されている構成であって、前記(3)工程の直前に該剥離紙を剥離する工程を含む構成をとる。
【0020】
請求項7に係る発明は、前記粘着性紙状体の一次貼着面又は二次貼着面と、前記剥離紙又は、転写ロール外周面、印刷用スリーブ外周面との粘着力が次の式1を満足させることを特徴とする。
(式1) 剥離紙と粘着性紙状体二次貼着面との粘着力 < 転写ロール外周面と粘着性紙状体一次貼着面との粘着力 < 印刷用スリーブ外周面と粘着性紙状体二次貼着面との粘着力
【0021】
請求項8に係る発明は、前記スリーブ印刷版の製造方法において、前記(1)工程で、(1−1)粘着性紙状体ロールを保持して該粘着性紙状体を前記転写ロールへ供給する工程、(1−2)転写ロールを回転させながら、粘着性紙状体の一次貼着面を該転写ロール外周面に貼着開始し、頭出しに必要な先端断裁長分を貼着した後に、その先端断裁長部分を断裁除去する工程、(1−3)引き続いて該断裁位置を始点とした所定長分の粘着性紙状体を該転写ロール外周面に貼着する工程、(1−4)該粘着性紙状体を後端部において断裁し、粘着性紙状体ロールに剰余分を巻き戻す工程の各工程を含むことを特徴とする。
【0022】
請求項9に係る発明は、前記(1−2)工程において、印刷用スリーブ外径計測手段により前記印刷用スリーブの外径を計測し、前記先端断裁長を決定する前記請求項8の構成である。
【0023】
請求項10に係る発明は、前記(1−3)工程において、紙状体ロール外径計測手段により前記粘着性紙状体ロールの外径を計測する工程と、粘着性紙状体ロール回転制御手段により、該外径値に基づいて演算処理し、転写ロールに貼り込まれる粘着性紙状体が一定張力で該粘着性紙状体ロールから供給されるように粘着性紙状体ロール回転規制手段に規制制御させる工程とを含む請求項8又は9に記載のスリーブ印刷版の製造方法である。
【0024】
請求項11に係る発明は、前記フレキソ印刷版が、予めバック露光処理されていることを特徴とする。
【0025】
請求項12に係る発明は、前記フレキソ印刷版が感光性樹脂表層に波長域0.75〜15マイクロメータの赤外線に感応して融除される薄い感光層を設けたフレキソCTP(Computer To Plate)版であることを特徴とする。
【0026】
また、本発明は次のようなスリーブ印刷版の製造装置を提供することもできる。
すなわち、請求項13に係る発明によると、スリーブ印刷版の製造装置であって、(A)一次貼着面及び二次貼着面を両面に有する粘着性紙状体ロールを、シャフトで回転供給可能に保持する粘着性紙状体供給機構と、(B)該粘着性紙状体をガイドして転写ロールに貼り込むスイング可能な粘着性紙状体押さえロールを備えた粘着性紙状体貼り込みスイング機構と、(C)転写ロールを一体に連結して回転及び回転角度検知が可能な構造となっている転写ロール回転駆動機構と、(D)転写ロール軸心長手方向に線形移動及び移動位置検知が可能な構造となっているカッタ保持機構と、(E)前記カッタ機構で保持されて、その移動により転写ロールに貼り込まれた粘着テープを転写ロール軸心方向に沿って横断的に断裁する横断ロータリカッタ機構と、(F)前記カッタ保持機構で保持されて転写ロールの回転により転写ロールに貼り込まれた粘着性紙状体を転写ロール円周方向に断裁する耳切りロータリカッタ機構と、(G)昇降及び昇降位置検知が可能な機能を備えて印刷用スリーブを一体に連結して回転及び回転角度検知が可能な構造となっている印刷用スリーブ回転昇降機構と、(H)エア駆動による前進後退の往復動機構を備えフレキソ印刷版を所定位置へセットする支持テーブル及び該フレキソ印刷版を所定量及び所定速度で送り出す機構と、(I)フレキソ印刷版の印刷用スリーブへの貼り込みとポリエステル保護フィルム(以下、CFと呼ぶ。)剥がしを兼用するロール機構とを備えたことを特徴とするスリーブ印刷版の製造装置を提供する。
【0027】
請求項14に係る発明では、前記(A)粘着性紙状体供給機構において、シャフトがエアアシストによるラグ拡張手段を備えており、粘着性紙状体ロール幅のサイズ変化に応じた取り付けが可能な構造となっている。
【0028】
請求項15に係る発明では、前記(A)粘着性紙状体供給機構のシャフト回転部にエアブレーキを有すると共に、前記(B)粘着性紙状体貼り込みスイング機構にポテンショメーターを備え、前記粘着性紙状体押さえロールと粘着性紙状体ロールとの接触時のスイング角度検知により、粘着性紙状体ロールから該粘着性紙状体を転写ロールへ一定張力で供給する構造となっている。
【0029】
請求項16に係る発明では、前記(C)転写ロール回転駆動機構において、前記転写ロール外周面にタングステン溶射粗面仕上げ、又はシリコーンコーティング加工を施し、次の式2を満足させるように粘着テープの剥離が容易な構造となっている。
(式2) 剥離紙と粘着性紙状体二次貼着面との粘着力 < 転写ロール外周面と粘着性紙状体一次貼着面との粘着力 < 印刷用スリーブ外周面と粘着性紙状体二次貼着面との粘着力
【0030】
請求項17に係る発明では、(E)横断ロータリカッタ機構・(F)耳切りロータリカッタ機構の少なくともいずれかにおいて、ロータリカッタに刃先のセルフクリーニング機構が組み込まれていることを特徴とする。
【0031】
請求項18に係る発明では、(G)印刷用スリーブ回転昇降機構において、印刷用スリーブ重量を計測するロードセルと印刷用スリーブを支持するエアシリンダ及びその圧力制御手段とを備え、該圧力制御手段によって、該ロードセルの計測値が所定の値になるようにエアシリンダを制御して、印刷用スリーブと転写ロールとの接触圧力を変更可能にした構成をとることができる。
【0032】
請求項19に係る発明では、前記スリーブ印刷版の製造装置において、(J)昇降機構とエンコーダ組み込み車輪を備えると共に、印刷用スリーブ軸心長手方向に線形移動及び移動位置検知が可能で、任意の位置での印刷用スリーブ外周長の計測が可能な機構を備えた構成をとることができる。
【0033】
請求項20に係る発明では、前記(G)印刷用スリーブ回転昇降機構において、圧気供給手段を有するマンドレルと気密性を有する印刷用スリーブ両端固定フランジを備え、印刷用スリーブ内部に圧気を供給することが可能な構造となっている。
【0034】
請求項21に係る発明では、(H)支持テーブルの両サイドに位置検知機能を有するフレキソ印刷版の左右端位置合わせガイドを備え、該支持テーブル平面に位置合わせ定規又は目盛を設けてフレキソ印刷版の所定位置セットが容易な構造となっている。
【0035】
請求項22に係る発明では、前記スリーブ印刷版の製造装置において、(H)支持テーブル前方に、(K)昇降可能なフレキソ印刷版の先端位置規制ガイドを備えたことを特徴とする。
【0036】
請求項23に係る発明では、前記(I)ロール機構が、帯電防止機能を有する特殊粘着ゴムロールであって、CFと特殊粘着ゴムロールとの粘着力が、CFと感光性樹脂層との粘着力よりも大であることを特徴とする。
【0037】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について説明する。
本発明の方法が容易に実施可能な製造装置を、図面に基づいて言及しながら、本発明の装置の一実施態様を説明する。
本製造装置は図1〜3に示すように、大きく分けて、粘着性紙状体である粘着テープシートの供給機構10・20・30・40と、粘着テープシートの断裁転写機構50・60・70・80と、印刷用スリーブ100及びその供給機構110・120と、フレキソ印刷版の供給機構200・210・220・230・240・250・260・270により構成されており、以下、詳細に説明する。なお、本発明の実施形態は以下の説明に限定されるものではない。
【0038】
粘着テープシート原反ロール10は回転可能なエアシャフト20と一体に連結されており、当該シャフト20には原反ロール10幅寸法の変化に対応可能なエアシストによるラグ拡張機構を備え、シャフト回転機構にはエアブレーキに加えてハンドル操作による手動回転が可能な構造となっている。
図1に示すように、原反ロール10から供給された粘着テープシート30は、貼り込みロール40を介して、例えばサーボモータのように回転及び回転角度検知機構を備えたモータ51と連結されている転写ロール50に貼り込まれている。
【0039】
当該転写ロール50外周面には粘着テープシート30の一次粘着面に対して剥離が容易となるようタングステン溶射粗面仕上げやシリコーンコーティングなどの特殊な表面加工が施されている。
また、貼り込みロール40には原反ロール10外周面或いは転写ロール50外周面どちらとも接触可能なエア駆動によるスイング機構41を備える。さらに、当該スイング機構41にはポテンショメーターが組み込まれており、貼り込みロール40が原反ロール10と接触した時のスイング角度を検知することにより、原反ロール10の外径を算出してエアシャフト20の回転規制を行うエアブレーキを制御しながら粘着シート30を転写ロール50に一定張力で貼り込む構造となっている。
【0040】
断裁転写機構50〜80は、図4の矢印Bで示すように、ロータリカッタ刃先を転写ロール50外周面に押し付けて粘着テープシートを断裁するエア駆動による昇降機構81・82を備える。
ロータリカッタは転写ロール50に貼り込まれた粘着テープシート30を当該ロール50軸心方向へ移動しながら断裁する横断ロータリカッタ70と、位置を固定して転写ロール50を回転させながら当該ロール50円周方向に断裁する耳切りロータリカッタ80の2種類を備え、サーボモータの回転運動を線形運動に変換する機構(ボールネジ及びリニア走行ガイド)を組み合わせて転写ロール50軸心長手方向に線形移動及び移動位置検知が可能なカッタ移動機構60に固定されている。
また、刃先と接触させて断裁時に刃先に付着する切り粉を除去するクリーニング機構71・81を設けている。
【0041】
図5に示すように、気密性を有するアルミフランジ101・101にて両端を固定された印刷用スリーブ100は、当該フランジ機構101・101を介して例えばサーボモータのように回転及び回転角度検知機能を備えた駆動機構111を有するマンドレル110と一体に連結されている。
当該マンドレル110は中空構造であり、一端側(図5右端)にはエア締め付けチャック121による着脱機構と軸心出しをサポートする補助アーム機構120を備える。
【0042】
そして、図3に示すように、他端を支点122としたスイング機構123により印刷用スリーブ100の着脱が容易であり、外部よりマンドレル110に圧気を導入して、マンドレル110中央部に設けた貫通孔(図示しない)より印刷用スリーブ100内部に圧気を供給可能な構造となっている。
【0043】
当該マンドレル110の支持及び回転動作は、前述の駆動機構111と、ロードセルと圧力制御機構を有するエア駆動ユニット112とから成る保持ブロック機構にて保持され、ロードセルにてマンドレル110と一体になった印刷用スリーブ100の重量計測を行いながら、当該エア駆動ユニット112にて印刷用スリーブ100の重量を予めコンピュータ400に設定された重量に制御(以後スリーブ重量キャンセル制御と呼ぶ)することにより、印刷用スリーブ100と転写ロール50との接触圧力が可変な構造となっている。
【0044】
また、当該保持ブロック機構111・112は、図1に示すように、サーボモータ131の回転運動を線形運動に変換する機構(ボールネジ132及びリニア走行ガイド)を組み合わせて上下方向に線形移動及び移動位置検知が可能な昇降機構130と連結されている。
【0045】
フレキソ印刷版200は、ポリエステル保護フィルムCF側を上面にしてテーブル平面に位置合わせ定規や目盛を有する版供給テーブル210にて支持される。
当該テーブル210の両サイドにはベルト機構とエンコーダを組み合わせ、移動及び移動位置検知が可能で、移動した位置情報をリアルタイムに入手しながらフレキソ印刷版200の側端位置規制を行う左右1対のガイド220・230を備えている。
【0046】
また、版供給テーブル210には、エア駆動による昇降機構を有しフレキソ印刷版200の先端位置規制を行うガイド260と、同様に昇降機構241を有する押さえロール240と、図1に示すように、例えばサーボモータのように回転及び回転角度検知機能を備えたモータ(図示しない)に連結されている送り出しロール250を備える。
そして、フレキソ印刷版200の所定位置セットを終わった後に、当該押さえロール240と送り出しロール250にてフレキソ印刷版200を挟持して印刷用スリーブ100の回転速度と同期した移動速度で前方(図1における左方)へ送り出す構造となっている。
【0047】
版供給テーブル210先端部には、回転機構とエア駆動による昇降機構を有し、ロール外周面とCFとの粘着力がCFとフレキソ印刷版感光性樹脂層との粘着力よりも強く、フレキソ印刷版200を印刷用スリーブ100に貼り込みながらCF剥がしを兼用する帯電防止処理された特殊粘着ゴムロール270を備える。版供給テーブル210自体もエア駆動211により前進・後退の往復動が可能な構造となっており、図1では、版供給機構全体が前進位置にあり、フレキソ印刷版200を印刷用スリーブ100に供給している状態を示している。
【0048】
その他の機構として、サーボモータの回転運動を線形運動に変換する機構(ボールネジ及びリニア走行ガイド)を組み合わせて印刷用スリーブ100軸心長手方向に線形移動及び移動位置検知が可能で、エンコーダと連結した車輪がエア駆動ユニットで保持され、当該エンコーダ計測機構はエア駆動による昇降機構と連結されており、印刷用スリーブ100を一回転させながら任意の位置での印刷用スリーブ100外周長の計測が可能な機構300を備えている。
【0049】
かかる構成要素より成る製造装置を用いて本発明方法を実施するため、図6に動作フローチャートを示し説明する。図のように、コンピュータによるパラメータ設定ステップ1の後、スリーブの装着ステップ2、フレキソ印刷版のセットステップ3、スリーブ外周長の計測ステップ4、粘着テープシートの転写ロールへの供給及び断裁ステップ5、粘着テープシートのスリーブへの転写ステップ6、フレキソ印刷版の貼り込みステップ7、スリーブ取り出しステップ8から成る。
【0050】
そして、パラメータ設定ステップ1においては、印刷用スリーブ100の幅や外径、及びフレキソ印刷版200の幅や版貼り込みレイアウトなどの情報を、本装置に備えたコンピュータ制御盤400のタッチパネルを使用してコンピュータに入力する。
【0051】
スリーブ装着ステップ2において、使用したスリーブはFRP(Fiber Reinforced Plastic)製で、幅300〜1800mm、内径76.511〜420.035mm、肉厚0.9〜100mmである。
図5に示すように、マンドレル110の右端側を固定しているエアチャック121の締め付けを解放する。さらに、図3に示すように、マンドレル110のチャック固定端側をスリーブ装脱着位置へスイング123させる。
【0052】
本装置外で、印刷用スリーブ100両端にアルミフランジ101・101をセットする。アルミフランジ101・101がセットされた印刷用スリーブ100aを、図3の矢印A方向にマンドレル110に位置100bまで挿入する。
図5に示すように、アルミフランジ固定用割メタル113を取付け、さらに、アルミフランジ固定用割メタル113の廻り止め用ピン114を、アルミフランジ101・101の溝に合わせてセットする。
【0053】
印刷用スリーブ100を固定したマンドレル110を定位置100cへスイングバックさせる。そして、コンピュータ制御盤400前面に配置されたスリーブ装着押し釦をONすることにより、補助アーム120が上昇する。
さらに、締め付けチャック121が加圧され、マンドレル110を固定し、補助アーム120が降下して、印刷用スリーブ100の装着が完了する。
【0054】
次に、フレキソ印刷版セットステップ3につき説述する。本ステップの一実施例として使用するフレキソ印刷版は、版構成がPET支持体/感光性樹脂層/赤外線感光層/CFの4層構成からなるフレキソCTP版であり、厚み1.14〜3.94mm、幅220〜1660mm、長さ260〜1340mmで、予めシート版露光機にて数100〜1000mJ/cm2のバック露光処理している。
【0055】
フレキソ印刷版200をセットする時には、フレキソ印刷版の供給機構全体200〜270が待機位置に後退している。また、版押さえロール240及び特殊粘着ゴムロール270は上昇位置、版先端位置規制ガイド260は降下位置にある。
ここで、フレキソ印刷版を一版のみを貼り込む場合には、図3に示すように、版左端位置規制ガイド220を移動させながら、位置合わせを行う。本発明では、コンピュータ400にて制御されているサイドディスプレイに版セット位置情報が表示されるようになっており、ここでは版左端位置規制ガイド220のリアルタイム位置情報を比較しながら一致したところで版左端位置規制ガイド220を固定する。
【0056】
CF側を上面にしてフレキソ印刷版200を版供給テーブル210上に置き、フレキソ印刷版200の左側面を版左端位置規制ガイド220に突き当てる。
そして、フレキソ印刷版200の先端を版先端位置規制ガイド260に突き当てる。
【0057】
また、フレキソ印刷版を複数版貼り込む場合には、版供給テーブル210センターを境に、左側に配置されるフレキソ印刷版200は版左端位置規制ガイド220、右側に配置されるフレキソ印刷版200は版右端位置規制ガイド230を利用して、前記一版のみを貼り込む場合と同様に、内側の版から順次外側の版へと、位置規制ガイド220・230を移動させながらフレキソ印刷版200の側端位置規制を行う。
【0058】
版をずらして貼り付ける場合には、先頭に位置するフレキソ印刷版200の先端を版先端位置規制ガイド260に突き当てる。
残りのフレキソ印刷版200は、ずらし位置に応じて版供給テーブル210に備えてある位置合わせ定規や目盛を利用して版の先端位置合わせを行う。
【0059】
スリーブ外周長計測ステップ4は、コンピュータによる自動制御が可能であり、図7に示すようなフローチャートに従って、処理が行われる。図8に示すように、コンピュータ400の構成としては、公知のCPU401及びメモリ405、タッチパネルモニタ406や押し釦404が付設されており、タッチパネルモニタ406・押し釦404で制御盤を構成している。
CPU401では、情報取得部402において外部のセンサ等からの情報を取得可能であり、該情報に従って、制御部403において公知のインターフェースを介して外部機器を制御する。本構成については公知である。
【0060】
図7に従い、以下説述する。スリーブ外周長計測スタート押し釦404をオンすると、ロードセルがスリープ重量を測定し、ロードセル測定情報407を送出する。そして、該測定情報に基づいて前述のようにエア駆動出力410を行い、スリープ重量キャンセルの制御を行う。
さらにスリープ100を上昇し、所定の計測位置にて停止した後、前記外周長計測機構300を降下させる制御411を行う。
【0061】
作業者がスリーブ内圧供給押し釦をオン、又は自動的にオンすると、印刷用スリーブ100内圧が供給される。ここで、スリーブ外周長計測再スタートボタンをオンし、エンコーダ車輪の降下に次いで印刷用スリーブ100が1回転し計測を完了する。エンコーダ車輪は計測後上昇する。
本計測作業は3回行われ、1回、2回の計測完了後には外周長計測機構300が次の計測位置に移動制御411される。
全ての計測が終了すると、外周長計測機構300が待機位置に復帰し、一連のスリーブ外周長計測ステップ4を完了する。
【0062】
次に、本発明の工程は粘着テープシート供給断裁ステップ5に進む。
本実施例で使用した粘着テープは、例えば厚みが0.125mmである両面粘着テープST416(3M社製)、或いは厚みが0.55mmである両面粘着クッションテープ1020(3M社製)であり、予めエアシャフト20に装着してラグ拡張機構で固定しておく。
貼り込みロール40と転写ロール50とを接触する状態にしておき、図9で示すように、粘着テープシート30の先端に接着面を上に向けてガムテープ31・31などのテープを貼り付ける。
【0063】
図10に示すように、貼り込みロール40を転写ロール50から開放して粘着テープシート原反ロール10と接触させた後に、当該原反ロール10を手動回転ハンドルにより図9の矢印Cで示される回転方向に回転させ、適当な位置まで粘着テープシート30を巻き取り、粘着テープシート30のガムテープ31・31を貼り込みロール40に貼り付ける。
【0064】
粘着テープシート原反ロール10を手動回転ハンドルにより図11の矢印Dで示される回転方向に回転させ、粘着テープシート30を引き出しながら貼り込みロール40に巻き付ける。(粘着テープシート30剥離紙側が貼り込みロール40の外周面と接触するため粘着しない。)
貼り込みロール40を再び転写ロール50と接触させ、貼り込みロール40に巻き付いている粘着テープシート30の先端部を転写ロール50に貼り込む。これは、粘着テープシート30粘着面が転写ロール50外周面と接触するためである。貼り込みロール40に貼りついているガムテープ31・31を剥離除去する。
【0065】
図12は粘着テープシート断裁工程のフローチャートである。本工程においても図8のコンピュータ400を用い、一部自動的に制御が行われる。
上記で貼り込みロール40から粘着テープシート30の先端部を転写ロール50に貼り込んだ後、粘着テープシート裁断スタート押し釦404をオンする。
転写ロール50が、制御部403からのロール回転制御412によって回転すると共に、予めコンピュータにより設定された先端長に従って所定距離先端部を貼り込んだ後、回転が停止する。
【0066】
その後、制御部403からカッタ作動制御413が行われて横断カッタ70及びカッタ移動機構60が作動する。このときカッタ移動機構60は粘着テープシート断裁幅及び所定の予備量(コンピュータで設定済み)の幅分だけ移動するように制御される。これにより粘着テープシートが貼り込み開始位置でカットされる。
【0067】
引き続いて横断ロータリカッタ70が上昇し、カッタ移動機構60が後退すると同時に、転写ロール50がロール回転制御412により1回転と所定の予備量(コンピュータで設定済み)だけ回転して粘着テープシートを貼り込む。
その後、制御部403からカッタ作動制御413が行われて横断カッタ70及びカッタ移動機構60が作動する。このときカッタ移動機構60は粘着テープシート断裁幅及び所定の予備量(コンピュータで設定済み)の幅分だけ移動するように制御される。これにより粘着テープシートが後端においてカットされる。
【0068】
後端カットの後、貼り込みロール40の開放、カッタ移動機構60後退、転写ドラム50逆回転が制御部403により行われ、一時停止する。
さらに、作業者は粘着テープシート30の後端カット部以降を、転写ロール50から剥がし、原反ロール10に巻き戻す作業を行う。
【0069】
また、フレキソ印刷版が複数版の場合には、図13のように上記とほぼ同様の作業を複数版分だけ繰り返し行う。
すべての粘着テープシートの貼り込み断裁が終了した後、図14に示す耳カット工程に進む。
【0070】
耳カット工程14では、転写ロール50が、制御部403からのロール回転制御412によって回転すると共に、制御部403からカッタ作動制御413が行われてカッタ移動機構60が作動する。このときカッタ移動機構60は耳切位置まで移動して停止する。
この後、制御部403からカッタ作動制御413によって耳切ロータリカッタ80が降下してカット位置に移動して転写ロール50が回転制御される。スリーブ外周長分で停止した後に耳切ロータリカッタ80が上昇する。
耳カットの必要回数分上記工程を繰り返した後に粘着テープシート断裁ステップ5が完了する。
【0071】
本工程の後、必要に応じて転写ロール50を正逆回転させながら、断裁された粘着テープの中から耳端材等の転写不要な粘着テープを選択的に剥離除去することもできる。
また、転写ロール50外周面に残された転写用粘着テープから剥離紙を剥がす作業を行う。
【0072】
本発明では、以上のように一次貼着面が転写ロール50に貼着された粘着テープを、印刷用スリーブに転写する工程を行う。図15がそのフローチャートである。
粘着テープシート転写スタート釦をオンすると、制御部403のロール回転制御412により転写ロール50が回転し、粘着テープの上記先端部から所定量の場所で停止する。
そして印刷用スリーブ100が降下制御されて該スリーブ100と転写ロール50が接触した位置で停止する。
【0073】
さらに、ロール回転制御412によって印刷用スリーブ100と、転写ロール50が同期しながら互いに逆回転し、スリーブ外周長分と上記所定の予備量(コンピュータで設定済み)だけ回転しながら転写する。
そして、転写終了後印刷用スリーブ100が上昇し、転写ロール50より少し離れた位置で停止して粘着テープシート転写ステップ6が完了する。
【0074】
本工程で粘着テープシートの二次貼着面が印刷用スリーブ100に貼着され、次のフレキソ印刷版貼り込みステップ7で粘着テープシートの一次貼着面にフレキソ印刷版を貼り込みする。
図16はフレキソ印刷版貼り込みステップ7のフローチャートである。
フレキソ印刷版貼り込みスタート釦をオンすると、ロール回転制御412により、転写ロール50の回転、版押さえロール240の降下、版先端位置規制ガイド260の上昇作動が制御される。
【0075】
そして、版送り出しロール250が回転すると共に、版供給テーブル210が前進し、所定の距離(コンピュータで設定済み)フレキソ印刷版を送り出した後に停止する。さらに、特殊粘着ゴムローラ270が降下制御される。
上記転写ロール50が、粘着テープシート後端位置を頂点として停止した後で、印刷用スリーブ100が該スリーブ外径及びコンピュータに設定済みの所定値よりCPU401で演算処理した停止位置まで上昇する。
【0076】
このように印刷用スリーブ100及びフレキソ印刷版200の位置が確定した後、印刷用スリーブ100及び送り出しロール250が同期回転し、印刷用スリーブ外周長及び所定の予備分(コンピュータで設定済み)で停止する。
最後に版押さえロール240の上昇、版供給テーブル210の待機位置への復帰、特殊粘着ゴムロール270の上昇の各制御を行い、フレキソ印刷版貼り込みステップ7が完了する。
【0077】
図17はスリーブ取り出しステップ8のフローチャートであり、ここに示すようにスリーブ取り出し押し釦をオンすると、補助アーム120が上昇し、マンドレル110のエア締め付けチャック121開放を行うと補助アーム120が再び下降する。印刷用スリーブ100は取り外し可能となるので前記装着動作と逆手順で取り外す。
【0078】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の方法によれば、粘着テープシート原反ロールのセット、及び印刷用スリーブの装着、及びフレキソ印刷版の所定位置セットの製版準備作業を終えておけば、粘着テープシート先端部の転写ロールへの貼り込み、転写ロール外周面の断裁端材の剥離除去や剥離紙の剥がしなどの簡単な手作業を除いて、残りを自動で一貫処理するため、作業者の負荷やストレスを大きく低減させるオペレーターフレンドリーな製版システムとなる。また、本発明の装置によれば、この方法が容易に実施できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施に好適なスリーブ印刷版の製造装置の概略構成を示す側面図である。
【図2】本発明の実施に好適なスリーブ印刷版の製造装置の概略構成を示す正面図である。
【図3】本発明の実施に好適なスリーブ印刷版の製造装置の概略構成を示す平面図である。
【図4】粘着テープシート断裁機構の概略構成を示す説明図である。
【図5】フランジ固定機構にてマンドレルが印刷用スリーブを保持している状態の説明図である。
【図6】本発明による製造方法の動作フローチャートである。
【図7】本発明による製造方法におけるスリーブ外周長計測工程のフローチャートである。
【図8】本発明による製造装置のコンピュータ構成図である。
【図9】本装置で粘着テープシート原反ロールからシート先端を転写ロールに貼り込むための説明図である。
【図10】本装置で粘着テープシート原反ロールからシート先端を転写ロールに貼り込むための説明図である。
【図11】本装置で粘着テープシート原反ロールからシート先端を転写ロールに貼り込むための説明図である。
【図12】本発明による製造方法における粘着テープシート断裁工程のフローチャートである。
【図13】本発明による製造方法における粘着テープシート断裁工程(複数版の場合)のフローチャートである。
【図14】本発明による製造方法における粘着テープシート断裁工程(耳カット工程)のフローチャートである。
【図15】本発明による製造方法における粘着テープシート転写工程のフローチャートである。
【図16】本発明による製造方法におけるフレキソ印刷版貼り込み工程のフローチャートである。
【図17】本発明による製造方法におけるスリーブ取り出し工程のフローチャートである。
【符号の説明】
10 粘着テープシート原反ロール
20 エアシャフト
30 粘着テープシート
40 貼り込みロール
50 転写ロール
60 カッタ移動機構
70 横断ロータリカッタ
80 耳切りロータリカッタ
100 印刷用スリーブ
110 マンドレル
120 補助アーム機構
200 フレキソ印刷版
210 版供給テーブル
220 版左端位置規制ガイド
230 版右端位置規制ガイド
240 版押さえロール
250 版送り出しロール
260 版先端位置規制ガイド
270 特殊粘着ゴムロール
300 スリーブ外周長計測機構
400 コンピュータ制御盤

Claims (23)

  1. 転写ロールを用いたスリーブ印刷版の製造方法であって、
    (1)該転写ロールを回転させながら、該転写ロール外周面に、一次貼着面及び二次貼着面を両面に有する粘着性紙状体の一次貼着面を所定長だけ貼着する工程、
    (2)転写ロール外周面に貼り込まれた粘着性紙状体を所望パターンに断裁し、不要部分を除去する工程、
    (3)該転写ロール上の粘着性紙状体二次貼着面と印刷用スリーブ外周面とを圧接させると共に、転写ロール及び印刷用スリーブを同期しながら互いに逆回転させ、上記粘着性紙状体を印刷用スリーブ外周面に貼り替える工程、
    (4)該印刷用スリーブを回転させると共に、所定サイズに断裁済みの単数又は複数のフレキソ印刷用感光性樹脂版(以後フレキソ印刷版と呼ぶ)及びその支持体を該回転速度に同期移動して該印刷用スリーブ上の粘着性紙状体一次貼着面と該支持体背面とを圧接することにより、該フレキソ印刷版を印刷用スリーブに貼着一体化する工程、
    を含むことを特徴とするスリーブ印刷版の製造方法。
  2. 前記(2)工程において、
    貼り込まれた粘着性紙状体を多面付け版貼り込みレイアウト(版間隙間量、版間ずらし量)に応じて複数ブロックに適宜分割パターニングして断裁すること、
    及び前記(4)工程において、
    同様に複数のフレキソ印刷版を各々所定位置にセットして送り出す
    請求項1に記載のスリーブ印刷版の製造方法。
  3. 前記(3)工程において、
    印刷用スリーブと転写ロールとが圧接する前に印刷用スリーブ外径や肉厚に応じ印刷用スリーブ内部を圧気にて加圧する
    請求項1又は2に記載のスリーブ印刷版の製造方法。
  4. 前記(3)工程において、
    印刷用スリーブ重量計測制御手段により、印刷用スリーブ重量を計測すると共に該計測値が所定の値になるように該印刷用スリーブを支持する支持手段を制御して、印刷用スリーブと転写ロールとの接触圧力を制御する
    請求項1ないし3のいずれかに記載のスリーブ印刷版の製造方法。
  5. 前記(4)工程において、
    フレキソ印刷版の先端及び左右端の位置規制を行いながら同期移動させる
    請求項1ないし4のいずれかに記載のスリーブ印刷版の製造方法。
  6. 前記スリーブ印刷版の製造方法において、前記粘着性紙状体の二次貼着面には予め剥離紙が貼着されている構成であって、
    前記(3)工程の直前に該剥離紙を剥離する工程を含む
    請求項1ないし5のいずれかに記載のスリーブ印刷版の製造方法。
  7. 前記粘着性紙状体の一次貼着面又は二次貼着面と、前記剥離紙又は、転写ロール外周面、印刷用スリーブ外周面との粘着力が次の式1を満足させることを特徴とする請求項6に記載のスリーブ印刷版の製造方法。
    (式1) 剥離紙と粘着性紙状体二次貼着面との粘着力 < 転写ロール外周面と粘着性紙状体一次貼着面との粘着力 < 印刷用スリーブ外周面と粘着性紙状体二次貼着面との粘着力
  8. 前記スリーブ印刷版の製造方法において、
    前記(1)工程で、(1−1)粘着性紙状体ロールを保持して該粘着性紙状体を前記転写ロールへ供給する工程、(1−2)転写ロールを回転させながら、粘着性紙状体の一次貼着面を該転写ロール外周面に貼着開始し、頭出しに必要な先端断裁長分を貼着した後に、その先端断裁長部分を断裁除去する工程、(1−3)引き続いて該断裁位置を始点とした所定長分の粘着性紙状体を該転写ロール外周面に貼着する工程、(1−4)該粘着性紙状体を後端部において断裁し、粘着性紙状体ロールに剰余分を巻き戻す工程の各工程を含む
    ことを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載のスリーブ印刷版の製造方法。
  9. 前記(1−2)工程において、
    印刷用スリーブ外径計測手段により前記印刷用スリーブの外径を計測し、前記先端断裁長を決定する
    請求項8に記載のスリーブ印刷版の製造方法。
  10. 前記(1−3)工程において、
    紙状体ロール外径計測手段により前記粘着性紙状体ロールの外径を計測する工程と、粘着性紙状体ロール回転制御手段により、該外径値に基づいて演算処理し、転写ロールに貼り込まれる粘着性紙状体が一定張力で該粘着性紙状体ロールから供給されるように粘着性紙状体ロール回転規制手段に規制制御させる工程と
    を含む請求項8又は9に記載のスリーブ印刷版の製造方法。
  11. 前記フレキソ印刷版が、予めバック露光処理されている
    ことを特徴とする請求項1ないし10のいずれかに記載のスリーブ印刷版の製造方法。
  12. 前記フレキソ印刷版が感光性樹脂表層に波長域0.75〜15マイクロメータの赤外線に感応して融除される薄い感光層を設けたフレキソCTP(Computer To Plate)版である
    ことを特徴とする請求項1ないし11のいずれかに記載のスリーブ印刷版の製造方法。
  13. スリーブ印刷版の製造装置であって、
    (A)一次貼着面及び二次貼着面を両面に有する粘着性紙状体ロールを、シャフトで回転供給可能に保持する粘着性紙状体供給機構と、(B)該粘着性紙状体をガイドして転写ロールに貼り込むスイング可能な粘着性紙状体押さえロールを備えた粘着性紙状体貼り込みスイング機構と、(C)転写ロールを一体に連結して回転及び回転角度検知が可能な構造となっている転写ロール回転駆動機構と、(D)転写ロール軸心長手方向に線形移動及び移動位置検知が可能な構造となっているカッタ保持機構と、(E)前記カッタ機構で保持されて、その移動により転写ロールに貼り込まれた粘着テープを転写ロール軸心方向に沿って横断的に断裁する横断ロータリカッタ機構と、(F)前記カッタ保持機構で保持されて転写ロールの回転により転写ロールに貼り込まれた粘着性紙状体を転写ロール円周方向に断裁する耳切りロータリカッタ機構と、(G)昇降及び昇降位置検知が可能な機能を備えて印刷用スリーブを一体に連結して回転及び回転角度検知が可能な構造となっている印刷用スリーブ回転昇降機構と、(H)エア駆動による前進後退の往復動機構を備えフレキソ印刷版を所定位置へセットする支持テーブル及び該フレキソ印刷版を所定量及び所定速度で送り出す機構と、(I)フレキソ印刷版の印刷用スリーブへの貼り込みとポリエステル保護フィルム(以下、CFと呼ぶ。)剥がしを兼用するロール機構と
    を備えたことを特徴とするスリーブ印刷版の製造装置。
  14. 前記(A)粘着性紙状体供給機構において、
    シャフトがエアアシストによるラグ拡張手段を備えており、粘着性紙状体ロール幅のサイズ変化に応じた取り付けが可能な構造となっている
    請求項13に記載のスリーブ印刷版の製造装置。
  15. 前記(A)粘着性紙状体供給機構のシャフト回転部にエアブレーキを有すると共に、
    前記(B)粘着性紙状体貼り込みスイング機構にポテンショメーターを備え、
    前記粘着性紙状体押さえロールと粘着性紙状体ロールとの接触時のスイング角度検知により、粘着性紙状体ロールから該粘着性紙状体を転写ロールへ一定張力で供給する構造となっている
    請求項13又は14に記載のスリーブ印刷版の製造装置。
  16. 前記(C)転写ロール回転駆動機構において、
    前記転写ロール外周面にタングステン溶射粗面仕上げ、又はシリコーンコーティング加工を施し、
    次の式2を満足させるように粘着テープの剥離が容易な構造となっている
    請求項13ないし15のいずれかに記載のスリーブ印刷版の製造装置。
    (式2) 剥離紙と粘着性紙状体二次貼着面との粘着力 < 転写ロール外周面と粘着性紙状体一次貼着面との粘着力 < 印刷用スリーブ外周面と粘着性紙状体二次貼着面との粘着力
  17. (E)横断ロータリカッタ機構・(F)耳切りロータリカッタ機構の少なくともいずれかにおいて、ロータリカッタに刃先のセルフクリーニング機構が組み込まれている
    請求項13ないし16のいずれかに記載のスリーブ印刷版の製造装置。
  18. (G)印刷用スリーブ回転昇降機構において、
    印刷用スリーブ重量を計測するロードセルと印刷用スリーブを支持するエアシリンダ及びその圧力制御手段とを備え、該圧力制御手段によって、該ロードセルの計測値が所定の値になるようにエアシリンダを制御して、印刷用スリーブと転写ロールとの接触圧力を変更可能にした
    請求項13ないし17のいずれかに記載のスリーブ印刷版の製造装置。
  19. 前記スリーブ印刷版の製造装置において、
    (J)昇降機構とエンコーダ組み込み車輪を備えると共に、
    印刷用スリーブ軸心長手方向に線形移動及び移動位置検知が可能で、任意の位置での印刷用スリーブ外周長の計測が可能な機構を備えた
    請求項13ないし18のいずれかに記載のスリーブ印刷版の製造装置。
  20. 前記(G)印刷用スリーブ回転昇降機構において、
    圧気供給手段を有するマンドレルと気密性を有する印刷用スリーブ両端固定フランジを備え、印刷用スリーブ内部に圧気を供給することが可能な構造となっている
    請求項13ないし19のいずれかに記載のスリーブ印刷版の製造装置。
  21. (H)支持テーブルの両サイドに位置検知機能を有するフレキソ印刷版の左右端位置合わせガイドを備え、該支持テーブル平面に位置合わせ定規又は目盛を設けてフレキソ印刷版の所定位置セットが容易な構造となっている
    請求項13ないし20のいずれかに記載のスリーブ印刷版の製造装置。
  22. 前記スリーブ印刷版の製造装置において、(H)支持テーブル前方に、
    (K)昇降可能なフレキソ印刷版の先端位置規制ガイドを備えた
    請求項13ないし21のいずれかに記載のスリーブ印刷版の製造装置。
  23. 前記(I)ロール機構が、
    帯電防止機能を有する特殊粘着ゴムロールであって、CFと特殊粘着ゴムロールとの粘着力が、CFと感光性樹脂層との粘着力よりも大である
    請求項13ないし22のいずれかに記載のスリーブ印刷版の製造装置。
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