JP2004330290A - 加工機のワーク給排装置 - Google Patents

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JP2004330290A JP2003133293A JP2003133293A JP2004330290A JP 2004330290 A JP2004330290 A JP 2004330290A JP 2003133293 A JP2003133293 A JP 2003133293A JP 2003133293 A JP2003133293 A JP 2003133293A JP 2004330290 A JP2004330290 A JP 2004330290A
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研太 田中
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Abstract

【課題】加工中に加工テーブル面を中継することなく、合紙の持ち替え格納を可能として、ハンドリング時間を削減し、タクトを削減する。
【解決手段】緩衝材を挟んでローダ10側に重ね置きされたワーク8Aを、位置決めテーブル12上で位置決めして、加工テーブル32上に供給すると共に、加工終了後のワークを、再び緩衝材を挟んでアンローダ40側に重ね置きするための加工機のワーク給排装置において、ローダ10側からアンローダ40側まで移動可能な水平モータ軸70を設け、加工中に加工テーブル32で中継することなく、緩衝材をローダ10側からアンローダ40側に運べるようにする。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、合紙等の緩衝材を挟んで供給用のローダ側に重ね置きされたワークを、位置決めテーブル上で位置決めして、加工テーブル上に供給すると共に、加工終了後のワークを、再び緩衝材を挟んで排出用のアンローダ側に重ね置きするための加工機のワーク給排装置に係り、特に、レーザビームによりプリント基板に穴をあけるレーザ基板穴あけ加工機に用いるのに好適な、加工中に加工テーブル面を中継することなく、合紙の持ち替え格納が可能であり、ハンドリング時間を削減して、タクトを削減することが可能な加工機のワーク給排装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、レーザ基板穴あけ加工機のような加工機においては、図1に一例を示す如く、基板加工時や搬送時の汚染や傷を防止するべく、合紙等の緩衝材を挟んで供給用のローダ10側に重ね置きされた供給ワーク8Aを、位置決めテーブル12上で位置決めして、加工機本体30の加工テーブル32上に供給すると共に、加工終了後のワークを、再び合紙を挟んで排出用のアンローダ40側に排出ワーク8Bとして重ね置きするようにされている。図において、14は、重ね置きされた供給ワーク8Aの最上面の高さが一定となるように供給用テーブル16を上下動するためのモータ18が設けられた、例えば台車方式によりローダ10から引出し可能とされた供給用ストッカ、20は、該供給用ストッカ14の供給用テーフル16上に置かれたワーク8Aを、エアシリンダ22により上下動される吸着装置24により吸着して、加工機本体30まで搬送するための供給側移動モータ軸、34は、前記加工テーブル32をXY方向に移動するためのXYステージ、50は、前記加工テーブル32上で加工が終了したワークを、エアシリンダ52により上下動される吸着装置54により吸着して、アンローダ40まで搬送するための排出側移動モータ軸、64は、排出用テーブル66上に重ね置きされる排出ワーク8Bの最上面の高さが一定となるよう排出用テーブル66の位置を上下動するためのモータ68が設けられた、例えば台車方式によりアンローダ40から引き出し可能とされた排出用ストッカである。
【0003】
又、ワーク給排装置の他の例として、図2に示す如く、図1のエアシリンダ22、52の代わりに上下モータ軸23、53を設けて、ストッカ14、64側のモータ18、68を省略し、テーブル16、66を固定としたものもある。この場合、ストッカ14、64は、台車式、固定式のどちらでも良い。
【0004】
このような加工機において、ワーク表面への傷の防止のため、ワークとワークの間に合紙等の緩衝材を入れる場合、ローダ10側で供給ワーク8A内に入れた緩衝材は、アンローダ40側でも排出ワーク8B間に入れる。そのため、加工機はワークと合紙を交互にローダ10からアンローダ40に運ぶ必要がある。
【0005】
そこで従来は、図3に示す如く、XYステージ34上での加工が終了(ステップ100)した後、アンローダ40側の吸着装置54により加工済みワークを取出し(ステップ102)、排出用ストッカ64に格納する(ステップ104)一方、ローダ10側の吸着装置24により合紙を加工テーブル32上に供給し(ステップ106)、加工テーブル32上で合紙を持ち替えて(ステップ108)、アンローダ40側の吸着装置54により、排出用ストッカ64上へ格納していた(ステップ110)。一方、ステップ106で合紙が取り除かれた供給ワーク8Aを供給用ストッカ14から取出して(ステップ112)、加工テーブル32に供給し(ステップ114)、加工テーブル32上で加工する(ステップ116)一方、供給用ストッカ14から合紙を取り出す(ステップ118)ようにしていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
加工のタクトは、図3に示したように、ハンドリング時間と加工時間からなるが、従来は、加工テーブル32上で合紙を中継していたため、ハンドリング時間が長くかかり、タクトが長いという問題点を有していた。
【0007】
又、図1、図2のいずれにおいても、モータ軸が4軸(図1では18、20、50、68、図2では20、23、50、53)必要であり、コストが高い。更に、位置決めテーブル12がXYステージ34と並んで配置されているため、機械の専有面積が大きい。又、水平移動用のモータ軸20、50が別体とされ、それぞれローダ10、アンローダ40の筐体に固定されていたため、両者の軸合せが大変であるという問題もあった。
【0008】
本発明は、前記従来の問題点を解決するべくなされたもので、加工中に加工テーブル面を中継することなく、緩衝材の持ち替え格納を可能として、ハンドリング時間を削減し、タクトを削減することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、緩衝材を挟んでローダ側に重ね置きされたワークを、位置決めテーブル上で位置決めして、加工テーブル上に供給すると共に、加工終了後のワークを、再び緩衝材を挟んでアンローダ側に重ね置きするための加工機のワーク給排装置において、ローダ側からアンローダ側まで移動可能な水平モータ軸を設け、加工中に加工テーブルで中継することなく、緩衝材をローダ側からアンローダ側に運べるようにして、前記課題を解決したものである。
【0010】
又、前記水平モータ軸に、上下モータ軸を介して、一対の上下エアシリンダを設けたものである。
【0011】
又、前記位置決めテーブルと加工テーブルを上下にずらし、一部重ねて配置することにより、専有面積を小さくできるようにしたものである。
【0012】
又、前記位置決めテーブルを上下動可能として、機械全体の高さの増加を最小限に押えつつ、供給ワーク重ね高さを増すことができるようにしたものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。
【0014】
本発明の第1実施形態は、図2に示した従来例と同様のワーク給排装置において、図4に示す如く、供給側移動モータ軸と排出側移動モータ軸を一本化して、ローダ10からアンローダ40側まで移動可能な水平モータ軸70を設けると共に、該水平モータ軸70上を移動自在な上下モータ軸72に、一対の上下エアシリンダ74、76を介して吸着装置24、54を設け、更に、位置決めテーブル12と加工テーブル32を上下にずらし、一部重ねて斜めに配置したものである。
【0015】
本実施形態における動作を図5に示す。本実施形態においては、ステップ200でXYステージ34における加工が終了した後、ステップ202で、図6に示す如く、吸着装置54により加工済みワークを加工テーブル34から取出し、ステップ204で、図7に示す如く、吸着装置24により次のワークを加工テーブル34に供給する。そしてステップ206で加工機による加工を行なう。
【0016】
一方、これと並行して、ステップ208で、図8に示す如く、吸着装置54に保持した加工済みワークを排出用ストッカ64へ格納し、ステップ210で、図9に示す如く、吸着装置24により合紙を供給用ストッカ14より取出し、ステップ212で、図10及び図11に示す如く、吸着装置24に保持した合紙を位置決めテーブル12上で吸着装置54に持ち替え、ステップ214で、図8と同様にして、合紙を排出用ストッカ64へ格納し、ステップ216で、図9と同様にして、吸着装置24により供給用ストッカ14から次のワークを取り出す。
【0017】
本実施形態によれば、ローダ10とアンローダ40の水平移動軸を一体としたので、加工中に加工テーブル32を中継することなく、合紙の持ち替え格納が可能となり、ハンドリング時間を削減して、タクトを削減することが可能となる。又、モータ軸が70と72の2軸でよく、モータ軸数が少ないため、機械構造と制御装置が簡単で安価である。更に、位置決めテーブル12と加工テーブル32を上下にずらし、一部重ねて斜めに配置しているため、機械サイズを小さくでき、設置面積が小さく、工場の場所をとらない。又、水平モータ軸70を加工機本体30に固定できるため、据付再組立時に加工機本体30とローダ10やアンローダ40の移動軸の芯出し調整が不要であり、据付時間も短縮できる。
【0018】
なお、前記実施形態においては、位置決めテーブル12が固定されていたが、この場合、図12に示す如く、吸着装置24が供給ワークの最後の1枚を吸着する際に、吸着装置54が位置決めテーブル12と干渉してはいけないので、この条件により、上下エアシリンダ76、74のストロークLが決定する。
【0019】
又、合紙の持ち替え機能を付加した場合は、図13に示す如く、吸着装置54が位置決めテーブル12上で合紙を吸着する際に、吸着装置24が供給ワークの最上部の1枚と干渉してはいけないので、この条件により、供給ワーク重ね高さM1が決定する。なお、合紙の持ち替えを行わない場合は、図13のような工程は存在しない。
【0020】
これに対して、図14に示す第2実施形態のように、位置決めテーブル12に上下動機構80を付加することにより、上下エアシリンダ76、74のストロークを伸ばすことなく、供給ワーク重ね高さをM2に増すことができる。この時、エアシリンダのストロークが伸びないため、加工機の高さの増加も最小限にすることができる。
【0021】
なお、前記実施形態においては、本発明が、レーザ基板穴あけ加工機に適用されていたが、本発明の適用対象はこれに限定されず、機械式ドリルを用いた穴あけ加工機や、穴あけ加工以外の加工を行なう一般の加工機にも同様に適用できることは明らかである。又、緩衝材の種類も合紙に限定されない。
【0022】
【発明の効果】
本発明によれば、加工中に加工テーブル面を中継することなく、緩衝材の持ち替え格納が可能となり、ハンドリング時間を削減して、タクトを削減することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】レーザ基板穴あけ加工機のワーク給排装置の一例の構成を示す正面図
【図2】同じく他の例の構成を示す正面図
【図3】従来例の動作を示す流れ図
【図4】本発明の第1実施形態の構成を示す正面図
【図5】第1実施形態の動作を示す流れ図
【図6】同じく加工済みワークを加工テーブルから取り出している状態を示す正面図
【図7】同じく次のワークを加工テーブルに供給している状態を示す正面図
【図8】同じく加工済みワークを格納している状態を示す正面図
【図9】同じく合紙を取り出している状態を示す正面図
【図10】同じく合紙を持ち替えている初めの状態を示す正面図
【図11】同じく合紙を持ち替えている次の状態を示す正面図
【図12】同じく上下エアシリンダのストロークを示す正面図
【図13】同じく合紙を持ち替えている時の供給ワーク重ね高さを示す正面図
【図14】本発明の第2実施形態の構成を示す正面図
【符号の説明】
8A…供給ワーク
8B…排出ワーク
10…ローダ
12…位置決めテーブル
14、64…ストッカ
16、66…テーブル
24、54…吸着装置
30…加工機本体
32…加工テーブル
34…XYステージ
40…アンローダ
70…水平モータ軸
72…上下モータ軸
74、76…上下エアシリンダ
80…上下動機構

Claims (4)

  1. 緩衝材を挟んでローダ側に重ね置きされたワークを、位置決めテーブル上で位置決めして、加工テーブル上に供給すると共に、加工終了後のワークを、再び緩衝材を挟んでアンローダ側に重ね置きするための加工機のワーク給排装置において、
    ローダ側からアンローダ側まで移動可能な水平モータ軸を設け、
    加工中に加工テーブルで中継することなく、緩衝材をローダ側からアンローダ側に運べるようにしたことを特徴とする加工機のワーク給排装置。
  2. 前記水平モータ軸に、上下モータ軸を介して、一対の上下エアシリンダを設けたことを特徴とする請求項1に記載の加工機のワーク給排装置。
  3. 前記位置決めテーブルと加工テーブルを上下にずらし、一部重ねて配置したことを特徴とする請求項1に記載の加工機のワーク給排装置。
  4. 前記位置決めテーブルが上下動可能とされていることを特徴とする請求項1又は3に記載の加工機のワーク給排装置。
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