JP2004317052A - リモートコントロール装置の制御方法 - Google Patents

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JP2004317052A JP2003112941A JP2003112941A JP2004317052A JP 2004317052 A JP2004317052 A JP 2004317052A JP 2003112941 A JP2003112941 A JP 2003112941A JP 2003112941 A JP2003112941 A JP 2003112941A JP 2004317052 A JP2004317052 A JP 2004317052A
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Yasuyuki Atsumi
康幸 渥美
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Fujitsu General Ltd
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Abstract

【課題】運転中に停電し、停電が復旧したとき自動的に運転再開する空気調和機を、リモコン装置の操作で停電復旧しても自動復帰しないようにする。
【解決手段】電源オン/オフキー1と特定キー2を所定時間続けて押下すれば、これらの信号はキー入力部3から入力し、制御部8によりメモリ部4から自動復帰機能停止のプログラムが読出され、このプログラムに基づき表示部6の表示画面が消されて自動復帰機能停止を操作したことがわかるようなり、時計部5からの所定時間ごとの信号にて、その都度制御部によりメモリ部から電源オフのリモコンコードが読出され、発信部7から発信される。なお、自動復帰機能の停止は何れかの操作ボタンの押下で解除される。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はリモートコントロール(以降、リモコンと略す)装置の制御方法に係り、運転停止用の特定の操作キーを押下することにより、停電等で運転停止した空気調和機が停電復旧にて自動的に運転を再開する場合、定期的に運転停止のリモコンコードを発信し空気調和機の運転を停止させるものに関する。
【0002】
【従来の技術】
電子機器や空気調和機等を遠隔操作するリモコン装置には、タイマーを内蔵し、所定のキー操作により指定された時刻に指定されたリモコンコードを発信し、制御対象機器を制御するようにしたものがある。(例えば、特許文献1参照。)これにより、例えば、就眠時、空気調和機を指定時間経過後に自動的に運転停止させたり、指定した時刻に空気調和機を運転開始させ、帰宅時には室内が適宜な温度になっているようにできるもの等がある。
しかし、空気調和機には、運転中に停電で運転が停止しても、停電が復旧したとき自動的に停電する前と同じ設定条件で運転を再開する自動復帰機能を備えたものがあり、このような空気調和機では、例えば、停電中に外出するような場合、空気調和機本体に電源スイッチあるいは自動復帰の解除スイッチが設けてあれば、これらのスイッチを操作して留守中に運転が再開されないようにすればよいが、部品コストがかかるためこのようなスイッチ自体を設けていないものがある。このような場合でも、空気調和機の電源プラグを抜くか、配電盤の空気調和機のブレーカーを切るといった操作を行えばよいが、コンセントの位置が高い所にあって電源プラグを抜くのが面倒であったり、コンセントが壁の中に埋め込まれていたり、中には電源が配電盤から直接配線されていて電源プラグ自体がないものがあったり、あるいは、配電盤のブレーカーを切ろうと思ってもどのブレーカーが空気調和機のものかわからない状態になっていて、電源を切ることができない等といった問題があった。
【0003】
【特許文献1】
特開平7−154876号公報(第3−5頁、図1−図5)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は以上述べた問題点を解決し、特定の操作キーを押下することにより、空気調和機の運転停止のリモコンコードが自動的に繰り返し発信され、停電復旧で自動的に運転を再開した空気調和機を自動的に運転停止させることができるリモコン装置の制御方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は上述の課題を解決するため、操作キーの状態を入力するキー入力部と、対象機器を制御するリモコンコードを記憶するメモリ部と、同メモリ部から読出された前記リモコンコードを対象機器に発信する発信部と、所定時間を計時する時計部と、対象機器の制御状態を表示する表示部と、前記キー入力部、メモリ部、発信部、時計部および表示部を制御する制御部とを備え、前記操作キーの押下により対応する前記リモコンコードを対象機器へ発信するリモコン装置の制御方法において、特定の前記操作キーの押下により、所定時間ごとに対象機器の電源をオフするリモコンコードを対象機器に発信するようにする。
【0006】
なお、特定の前記操作キーの押下にて、前記リモコン装置に設けられた表示画面が消去されるようにし、所定時間ごとに前記対象機器の電源をオフするリモコンコードの対象機器への発信が行われる状態にあることを表すようにする。
【0007】
また、特定の前記操作キーを押下した後に他の何れかの操作キーを押下することにより、特定の前記操作キーの押下による前記対象機器の電源をオフするリモコンコードの対象機器への発信が停止されるようにする。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明によるリモコン装置の制御方法を詳細に説明する。
図1は本発明によるリモコン装置の制御方法の一実施例を示す要部ブロック図、図2は本発明によるリモコン装置の一例の要部斜視図である。図1の1は制御対象機器の電源をオン/オフする電源オン/オフキー、2は対象機器の自動復帰機能停止操作に用いる特定キー、3は操作キーの状態を入力するキー入力部、4は制御対象機器を制御するためのリモコンコードを記憶するメモリ部、5は所定時間を計時する時計部、6は液晶パネル等で構成され対象機器の制御状態等を表示する表示部、7はメモリ部4より読出されたリモコンコードを、例えば、赤外線で発信する発信部、8は各部を制御する制御部である。
図2の11はリモコン装置、12は表示画面(図1の表示部6に該当)で、その他の符号は図1と同じであるので説明を省く。
【0009】
以上の構成において、次にその動作を空気調和機を例として図3のフローチャートを参照しながら説明する。空気調和機には、運転中に停電しても、停電が復旧したとき停電前に設定されていた条件と同じ条件で運転を再開する自動復帰機能を備えたものがあり、例えば、停電中に外出するような場合、何も操作しなければ、留守であるにもかかわらず停電の復旧で空気調和機が自動的に運転開始してしまう。この空気調和機の自動復帰機能を止めるには、リモコン装置11の電源オン/オフキー1と特定キー2の二つを同時に所定時間、例えば、3秒間以上押下する。これにより、キー入力部3に操作キー押下の信号が入力し(ステップ1:Yes、以降、ST1と略す)、この入力が電源オン/オフキー1と特定キー2の同時押下によるもので、押下が3秒以上続いたので(ST2:Yes)、制御部8によりメモリ部4に記憶されている自動復帰機能停止のプログラムが読出され(ST3)、このプログラムに従い、表示部6(液晶パネルで構成した表示画面12)の表示を消去し(ST4)、他の操作キーが押下されなければ(ST5:No)、時計部5から所定時間が経過するごと(例えば、30分ごと)に出力される信号により(ST6:Yes)、その都度、制御部8を介しメモリ部4から電源オフのリモコンコードが読出され、発信部7から、例えば、赤外線で発信する(ST7)。これにより、リモコン装置11を発信信号が空気調和機の受光部に届く位置に置くことにより、そのとき停電が復旧していれば、運転再開していた空気調和機の電源がオフされる。すなわち、停電復旧から最長でも上記30分以内に運転が停止される。
【0010】
上記ST4で表示部6(表示画面12)の表示を消去するのは、自動復帰機能停止の操作をするのは通常停電中であり、空気調和機からの反応がなく、自動復帰機能が停止されたことが確認できないので、この不都合を解消するためである。すなわち、リモコン装置11の電源オン/オフキー1と特定キー2を押下していると、所定時間、例えば、上述の3秒経過したとき、表示画面12の表示が消え、自動復帰機能が停止されたことをユーザーが確認することができる。
【0011】
なお、上述の自動復帰機能停止の操作後、リモコン装置11の何れかの操作キーを押下すれば(ST5:Yes)、自動復帰機能の停止が解除される(ST8)。すなわち、例えば、停電したのでこの間に外出しようと思い、一旦は自動復帰機能停止の操作をしたが、外出をやめて停電の復旧を待つような場合、リモコン装置11の何れかの操作キーを押下すれば、制御部8により自動復帰機能停止のプログラムが解除され、停電復旧にて、空気調和機本体内に設けられた自動復帰機能が作動し、空気調和機は停電する前に設定されていた条件で自動的に運転を再開する。この自動復帰機能の停止解除で表示画面12は通常の表示となり(ST9)、操作キーの押下により通常のリモコンコードが発信され、リモコン制御が行われる状態となる(ST10)。なお、ST2で電源オン/オフキー1と特定キー2が同時に3秒以上押下されなかった場合も(ST2:No)、自動復帰機能は停止されず、空気調和機は通常のリモコン制御が行われる(前記ST8〜ST10)。
【0012】
【発明の効果】
以上に説明したように、本発明によるリモコン装置の制御方法によれば、例えば、制御対象機器である空気調和機が運転中に停電し、停電が復旧したとき、自動的に停電前に設定されている条件で運転を再開する自動復帰機能を有しているが、リモコン装置の特定の操作キーを操作することにより、空気調和機の電源オフのリモコンコードが所定の時間間隔で自動的に繰り返し発信されるものであるから、停電復旧で自動的に運転を再開した空気調和機は自動的に運転停止するもので、留守中の部屋で空気調和機が長時間運転されるという無駄をなくすることができる。なお、上記特定の操作キーの操作時は、停電中であるから空気調和機の反応がなく、自動復帰機能停止の確認ができないが、上記操作でリモコン装置の表示画面の表示が消えるようにすることにより、自動復帰機能の停止を確認できる。また、自動復帰機能の停止操作後、リモコン装置の何れかの操作キーを押せば自動復帰機能の停止が解除されるので、例えば、停電の間に外出しようと思い、一旦は自動復帰機能の停止操作をしたが、外出をやめて自動復帰を待ちたいような場合にも簡単な操作ですみ、不便を生じない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるリモコン装置の制御方法の一実施例の要部ブロック図である。
【図2】本発明によるリモコン装置の一例の要部斜視図である。
【図3】本発明によるリモコン装置の制御方法の一実施例の動作説明のフローチャートである。
【符号の説明】
1 電源オン/オフキー
2 特定キー
3 キー入力部
4 メモリ部
5 時計部
6 表示部
7 発信部
8 制御部
11 リモコン装置
12 表示画面(液晶パネル)

Claims (3)

  1. 操作キーの状態を入力するキー入力部と、対象機器を制御するリモコンコードを記憶するメモリ部と、同メモリ部から読出された前記リモコンコードを対象機器に発信する発信部と、所定時間を計時する時計部と、対象機器の制御状態を表示する表示部と、前記キー入力部、メモリ部、発信部、時計部および表示部を制御する制御部とを備え、前記操作キーの押下により対応する前記リモコンコードを対象機器へ発信するリモートコントロール装置の制御方法において、特定の前記操作キーの押下により、所定時間ごとに対象機器の電源をオフするリモコンコードを対象機器に発信するようにしたことを特徴とするリモートコントロール装置の制御方法。
  2. 特定の前記操作キーの押下にて、前記リモートコントロール装置に設けられた表示画面が消去されるようにし、所定時間ごとに前記対象機器の電源をオフするリモコンコードの対象機器への発信が行われる状態にあることを表すようにしたことを特徴とする請求項1記載のリモートコントロール装置の制御方法。
  3. 特定の前記操作キーを押下した後に他の何れかの操作キーを押下することにより、特定の前記操作キーの押下による前記対象機器の電源をオフするリモコンコードの対象機器への発信が停止されるようにしたことを特徴とする請求項1または2記載のリモートコントロール装置の制御方法。
JP2003112941A 2003-04-17 2003-04-17 リモートコントロール装置の制御方法 Pending JP2004317052A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010093794A (ja) * 2008-09-11 2010-04-22 Panasonic Corp 電子機器及び電源制御方法
JP2011072110A (ja) * 2009-09-25 2011-04-07 Panasonic Electric Works Co Ltd 住宅電流制御システム及び住宅電流制御方法
JP2017207239A (ja) * 2016-05-19 2017-11-24 株式会社ハーマン 換気装置

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