JP2008306539A - 電気機器及びそのオンタイマー機能の設定方法 - Google Patents

電気機器及びそのオンタイマー機能の設定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】安全かつ効率的にオンタイマー動作の制御を自動的に行う。
【解決手段】前日にはこのテレビジョン受像機1の電源オンとされているため、無操作オフ実行フラッグはFALSEとなっている。従って、オンタイマー設定の時刻において、電源が自動的にオンされる(S6)。しかしながら、利用者が不在でり、一切の操作は行われないため、S8の判定により、電源が自動的にオフされる(S9)。利用者が不在となった2日目は、前記の通り、前日に無操作オフ実行フラッグがTRUEに設定されている。従って、S5の判定は「No」となるため、そのまま初期状態(電源オフ)となる。利用者がその後に帰宅した場合は、このテレビジョン受像機1の電源をオンとするためには、利用者は必ず電源オンの操作をする(S2)必要がある。その後、無操作オフ実行フラッグがFALSEとされ(S11)、このテレビジョン受像機1が動作状態とされる(S12)。
【選択図】図2

Description

本発明は、その電源がオンタイマー機能によって自動的にオンされる機能を有する電気機器、例えばテレビジョン受像機等に関する。また、この電気機器におけるタイマー機能の設定方法に関する。
家庭用電気機器、例えばテレビジョン受像機の電源は電源スイッチで操作できるのに加えて、タイマー動作でオンオフの動作が制御される場合がある。例えば、オンタイマーによって朝には予め設定された時刻(オン時刻)に自動的に電源をオンさせ、目覚まし時計の代用とすることができる。また、安全かつ消費電力の節約の観点から、電源オンのまま長時間無操作で放置された場合には自動的に電源オフとすることもできる。この場合、予め設定された自動オフ時間内に利用者による操作が行われないと判定された場合に、自動オフ機能(オフタイマー)によって自動的に電源オフとする。これらの機能によって、利用者にとって使いやすく、かつ安全・低消費電力のテレビジョン受像機となる。
前記のオン時刻、及び自動オフ時間は利用者が自由に設定することができる。しかしながら、こうした動作が常に好ましいとは限らない。例えば、利用者が夜間の長時間にわたり同一の放送局のテレビ番組を視聴することもあるが、この場合には利用者が長時間にわたりこのテレビジョン受像機を使用していても、その間には全く操作がなされないことがある。この場合、利用者が視聴している間に自動的に電源がオフされるという事態が生ずる。
このため、特許文献1には、利用者のテレビ番組の視聴履歴を記憶し、この情報に応じてオフタイマー動作を制御するテレビジョン受像機が記載されている。一般に、テレビ番組は曜日単位で決まっているため、このテレビジョン受像機では、曜日毎の視聴履歴に応じてオフタイマー及びオンタイマーの動作を制御し、電源オフ、オンの動作をより適切に行うことができた。
なお、上記の例はテレビジョン受像機であるが、例えば、エアコン等、他の電気機器においても同様である。
特開2004−349946号公報
しかしながら、利用者が長期間にわたって不在となる場合もある。特に、こうした場合に、利用者がオンタイマーの設定解除を忘れたり、この設定の解除ができなかった場合、毎日朝には、利用者が不在にも関わらず、自動的にテレビジョン受像機の電源がオンされるという事態が生ずる。この状況は、視聴履歴に基づいてオンタイマー、オフタイマーを設定する場合においても同様である。こうした状況が安全、あるいは省エネルギーの観点から好ましくないことは明らかである。
このため、安全かつ効率的にオンタイマー動作の制御を自動的に行う電気機器、及びこれに用いられるオンタイマー機能の設定方法が望まれた。
本発明は、斯かる問題点に鑑みてなされたものであり、上記問題点を解決する発明を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決すべく、以下に掲げる構成とした。
本発明の電気機器は、タイマーを有し、電源オフ時において、該タイマーから入手した現在の時刻が自動オン時刻を経過した場合に自動的に電源をオンさせるオンタイマー機能と、電源オン時において、自動オフ時間内に利用者による操作がなされない場合には自動的に電源をオフする自動オフ機能を有する制御部を備える電気機器であって、前記制御部は、前記オンタイマー機能の動作及び前記自動オフ機能の動作に基づいて前記利用者が不在か否かを判定し、前記利用者が不在であると判定された場合に、前記オンタイマー機能を無効とすることを特徴とする。
本発明の電気機器において、前記制御部は、前記オンタイマー機能によって電源がオンとされた後に一度も利用者による操作が行われずに前記自動オフ機能によって自動的に電源がオフされた場合に、前記オンタイマー機能を無効とすることを特徴とする。
本発明の電気機器において、前記制御部は、前記オンタイマー機能によって電源がオンとされた後に一度も利用者による操作が行われずに前記自動オフ機能によって自動的に電源がオフされた日が連続した日数が予め設定された日数を超えた場合に、前記オンタイマー機能を無効とすることを特徴とする。
本発明の電気機器において、前記制御部は、電源がオフの状態でかつ前記オンタイマー機能が無効である場合に、利用者によって電源オン操作が行われた場合に、前記オンタイマー機能を有効とすることを特徴とする。
本発明の電気機器において、前記制御部は、電源がオフの状態でかつ前記オンタイマー機能が無効である場合に、利用者によって電源オン操作が行われた場合に、前記オンタイマー機能を利用者に再設定させる機能を有することを特徴とする。
本発明の電気機器において、前記制御部は、前記自動オン時刻及び/または自動オフ時間を前記電気機器の使用履歴に基づいて設定することを特徴とする。
本発明の電気機器において、前記電気機器はテレビジョン受像機であることを特徴とする。
本発明のオンタイマー機能の設定方法は、タイマーを有し、電源オフ時において、該タイマーから入手した現在の時刻が自動オン時刻を経過した場合に自動的に電源をオンさせるオンタイマー機能と、電源オン時において、自動オフ時間内に利用者による操作がなされない場合には自動的に電源をオフする自動オフ機能を有する電気機器における前記オンタイマー機能の設定方法であって、前記オンタイマー機能によって電源がオンとされた後に一度も利用者による操作が行われずに前記自動オフ機能によって自動的に電源がオフされた場合に、前記オンタイマー機能を無効と設定することを特徴とする。
本発明のオンタイマー機能の設定方法は、タイマーを有し、電源オフ時において、該タイマーから入手した現在の時刻が自動オン時刻を経過した場合に自動的に電源をオンさせるオンタイマー機能と、電源オン時において、自動オフ時間内に利用者による操作がなされない場合には自動的に電源をオフする自動オフ機能を有する電気機器における前記オンタイマー機能の設定方法であって、前記オンタイマー機能によって電源がオンとされた後に一度も利用者による操作が行われずに前記自動オフ機能によって自動的に電源がオフされた日が連続した日数が予め設定された日数を超えた場合に、前記オンタイマー機能を無効と設定することを特徴とする。
本発明のオンタイマー機能の設定方法は、前記オンタイマー機能が無効と設定されている場合に、利用者によって電源オン操作が行われた場合に、前記オンタイマー機能を有効と設定することを特徴とする。
本発明のオンタイマー機能の設定方法は、前記自動オン時刻及び/または自動オフ時間は前記電気機器の使用履歴に基づいて設定されることを特徴とする。
本発明によれば、安全かつ自動的に電源オンに用いるオンタイマー動作の制御を行うことのできる電気機器を得ることができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について説明する。
(第1の実施の形態)
図1は本発明の第1の実施の形態に係るテレビジョン受像機1の構成図である。このテレビジョン受像機1においては、選局部2が放送用電波を受信して選局する。選局された信号から映像処理部3が映像・音声信号を生成し、この映像信号に各種の情報を重畳させた映像信号をOSD発生部4が生成する。表示部5はこうして得られた映像・音声信号を表示する。表示部5は例えば液晶ディスプレイ、スピーカからなる。電源回路6はこれらの全ての構成要素に電源を供給する。制御部7は、これらの全ての構成要素の制御を行う、マイコン等で構成される。メモリ8は、制御部7がこの制御動作を行うための情報を記憶する。タイマー9は現在の時刻及びある設定された時刻からの経過時間を計算し、これを制御部7に出力する。
なお、図1では省略しているが、このテレビジョン受像機1は、別体のリモコン送信機で遠隔操作される。このため、このテレビジョン受像機1はリモコン送信機からの信号を受信する受信部も備える。
このテレビジョン受像機1においては、制御部7が、メモリ8及びタイマ9を参照して、電源回路6を制御する。この制御は常時行われるため、制御部7、メモリ8及びタイマ9には電源回路6から常時電力が供給されており、これら以外の上記の構成要素に電力を供給する動作を以降では電源オンと呼称し、これら以外の上記の構成要素への電源投入を切断する動作を以降では電源オフと呼称する。制御部7、メモリ8及びタイマ9の消費電力は他の構成要素(例えば表示部5)よりも小さいため、これらにのみ電力が供給されている状態での消費電力は、全ての構成要素に電力が投入されている場合と比べて無視できる程度の値である。なお、制御部7、メモリ8及びタイマー9にも電源を投入しないモードとすることも可能であるが、その際にはこのテレビジョン受像機1内における一切の動作は行われないため、この場合は以降では考慮しない。以降では制御部7、メモリ8及びタイマ9には常に電力が投入されているものとする。
このテレビジョン受像機1は、電源オフ時には所定の時刻に自動的に電源オンとする機能(オンタイマー機能)を備える。このため、電源オフの状態において制御部7が電源回路6を制御する制御モードとして、オンタイマー設定がオンとされているかオフとされているかの2種類のモードが存在する。どちらのモードにおいても、電源オフの状態においては、利用者の操作によって、電源オンとすることができる。この操作は、例えば、リモコン送信機に設けられた操作キーを用いて行うことができる。オンタイマー設定がオフの場合には、電源オンとする操作は、利用者によるこの操作のみによってなされる。
オンタイマー設定がオンの場合には、利用者による電源オン操作以外でも、設定されたオン時刻を経過した場合には自動的に電源がオンとされる。このため、制御部7は、タイマー9から現在の時刻のデータを入手し、これに応じて電源回路6を制御し、電源をオンする。
オンタイマー設定がオンであるかオフであるかは、利用者が自由に設定することができ、メモリ8が記憶している。オンタイマー設定においては、この自動オン時刻のデータもメモリ8が記憶している。通常、この時刻は朝の時刻帯とされ、例えばAM6:00とすることができるが、その使用の態様により、任意である。自動オン時刻は利用者が任意に設定できる。
また、このテレビジョン受像機1には、この動作に関するパラメータとして無操作オフ実行フラッグが設定され、メモリ8がこれを記憶する。無操作オフ実行フラッグにはTRUEとFALSEの2種類の状態がある。無操作オフ実行フラッグがTRUEの場合には、オンタイマー設定がオンの場合でも、オンタイマー機能は無効とされる。無操作オフ実行フラッグがFALSEの場合にはこのテレビジョン受像機1においてオンタイマー機能が有効となる。
また、このテレビジョン受像機1は、電源を自動的にオフするために、自動オフ機能も備える。このパラメータとして、自動オフ時間が設定され、メモリ8がこれを記憶する。自動オフ時間は、一旦何らかの操作がされてからこの時間以内に次の操作が行われない場合に、自動的に電源をオフとするための時間である。この時間は例えば3時間と設定されるが、利用者が任意に設定できる。
また、メモリ8は、利用者によって行われた操作の履歴も記憶する。すなわち、行われたキー操作の内容と、これが行われた時刻を記憶する。ただし、キー操作の内容は記憶せず、時刻だけを記憶していてもよい。記憶される操作の数は任意であり、直近の操作の行われた時刻だけを記憶していてもよい。
制御部7は、メモリ8が記憶したこれらの情報に基づいて電源をオンすると同時に、無操作オフ実行フラッグの設定の変更を自動的に行う。
この動作を示すフロー図が図2である。ここでの動作は、このテレビジョン受像機1の電源がオフになっている状態(スタンバイ状態:S1)における制御部7の動作を示す。このフローは、このテレビジョン受像機1が電源オフとされた直後に起動する。
まず、電源オフの状態(S1)において、利用者による電源オンとするための操作が行われたか否かの判定(S2)が行われる。この操作は、リモコン送信機でのキー操作によるものでもよいし、テレビジョン受像機1の本体におけるスイッチ操作によるものでもよい。
電源オンの操作が行われたと認められた場合(S2)には、メモリ8が記憶している無操作オフ実行フラッグをFALSEの設定とする(S11)。次に、電源回路6を制御して電源をオンし(S12)、これにより、このテレビジョン受像機1により、利用者がテレビ番組を視聴できる状態となる。以降、このテレビジョン受像機が電源がオフとされるのは、利用者が電源オフ操作を行った場合か、自動オフ機能が働いた場合である(S13)。いずれの場合も、無操作オフ実行フラッグはFALSEの設定のままである。
利用者による電源オンとするための操作が行われていない場合(S2)には、制御部7は、メモリ8を参照して、オンタイマー設定がオンとされているか否かの判定を行う(S3)。オンタイマー設定がオンとされていない場合には、以降の動作は不要と判断し、初期状態(S1)に戻る。すなわち、電源オフの状態が保たれる。なお、オンタイマー設定がオンでない場合には、このテレビジョン受像機1の電源は利用者による電源オン操作によってのみ行われ、自動的にオンされることはない。
オンタイマー設定がオンとされている場合(S3)には、制御部7は、タイマー9を参照し、現在の時刻を参照する。また、メモリ8を参照し、自動オン時刻を読み出す。現在の時刻が自動オン時刻の前である場合(S4)には、以降の動作は不要と判断し、初期状態(S1)に戻る。すなわち、電源オフの状態が保たれる。
現在の時刻が自動オン時刻を過ぎている場合(S4)には、制御部7は再びメモリ8を参照して、無操作オフ実行フラッグの状態を判定する(S5)。無操作オフ実行フラッグがFALSEでない場合(S5)には、制御部7は、電源回路6を制御して電源をオンする(S6)。これにより、自動的に電源がオンの状態となる。すなわち、この状態では、利用者により設定された時刻で電源がオンとされる。これにより、このテレビジョン受像機1は目覚まし時計の代用ともなる。
この後、制御部7は、電源がオンとされた状態でメモリ8から自動オフ時間を読み出し、タイマー9を参照し、現在の時刻が、電源オンとされてから自動オフ時間を経過しているか否かを判定する(S7)。経過している場合には、この自動オフ時間の間に、利用者による何らかの操作が行われたか否かをメモリ8が記憶した操作履歴を参照して判定する(S8)。この間に1回でも利用者による操作が行われていた場合(S8)には、無操作オフ実行フラッグをFALSEとする(S11)。以降は、利用者により電源がオンされた場合(S2)と同様の動作をする。
無操作オフ時間内に利用者による操作が行われていないと判定された場合(S8)には、制御部7は、電源回路6を制御して、電源をオフする(S9)。次に、無操作オフ実行フラッグをTRUEに設定し、メモリ8がこれを記憶した後、再び初期状態(S1)とする。この状態は、このテレビジョン受像機1の電源がオンタイマー機能によってオンされたにもかかわらず、その後に一度も操作されず、そのまま自動オフ機能が働いてオフされた状態である。
以上のフロー図においては、S2が「Yes」、またはS8が「Yes」の場合に、利用者が在宅であると判定される。どちらの場合も、利用者によって何らかの操作が行われた場合である。この場合、無操作オフ実行フラッグはFALSEに設定される(S11)。
また、S8の判定が「No」の場合には、利用者が不在であると判定され、無操作オフ実行フラッグはTRUEに設定される。
利用者が前日までにこのテレビジョン受像機1を使用しており、その翌日に電源オフの状態で早朝から外出した場合の動作について以下に説明する。なお、以下ではオンタイマー動作がオンの場合についてのみ説明する。
この場合、前日にはこのテレビジョン受像機1の電源オンとされているため、無操作オフ実行フラッグはFALSEとなっている。従って、オンタイマー設定の時刻において、電源が自動的にオンされる(S6)。しかしながら、利用者が不在であり、一切の操作は行われないため、S8の判定により、電源が自動的にオフされる(S9)。すなわち、自動オン(S6)とされてから自動オフ時間経過後に自動的に電源オフ(S9)とされる。また、無操作オフ実行フラッグがTRUEとされる(S10)。
利用者が不在となった2日目の動作について以下に説明する。この場合は、前記の通り、前日に無操作オフ実行フラッグがTRUEに設定されている。従って、S5の判定は「No」となるため、そのまま初期状態(電源オフ)となる。すなわち、不在2日目は、オンタイマー設定がなされていても、自動的に電源オンとなる(S6)場合はない。この動作は利用者が不在であれば翌日以降も同様である。従って、利用者が不在であると認識された翌日以降は自動的に電源オンされることはない。無操作オフ実行フラッグがTRUEの場合には、S5の判定により、オンタイマー機能が無効となっている。
次に、利用者がその後に帰宅した場合の動作につき説明する。オンタイマー機能が無効となっているため、帰宅時には必ず電源オフの状態となっており、このテレビジョン受像機1の電源をオンとするためには、利用者は必ず電源オンの操作をする(S2)必要がある。その後、無操作オフ実行フラッグがFALSEとされ(S11)、このテレビジョン受像機1が動作状態とされる(S12)。その後、利用者によって電源オフとされるか、あるいは自動オフ時間経過後に自動的に電源オフとされることにより、スタンバイ状態となる(S13)。
翌日は、無操作オフ実行フラッグがFALSEとなっているため、利用者による電源オン操作(S2)、またはオンタイマーによる自動オン(S6)により、このテレビジョン受像機1の電源がオンとなる。すなわち、無操作オフ実行フラッグがFALSEとなっていることにより、オンタイマー機能が有効となる。
このフローによれば、利用者が例えば出張等によって急に外出した場合でも、このテレビジョン受像機1における設定の変更を全く行うことなく、不在となった翌々日以降は、オンタイマー動作をせず、電源オフの状態が保たれる。逆に、利用者が帰宅して一度でも電源オン操作を行った場合、設定の変更を全く行うことなく、自動的にオンタイマー機能が有効となる。従って、安全かつ効率的にオンタイマーの制御が自動的に行われる。
なお、上記の例では、自動オン時刻及び自動オフ時間は共に予め利用者に設定されているとしたが。これに限られるものではない。例えば、特許文献1に記載のテレビジョン受像機のように、テレビジョン受像機の使用履歴をメモリ8が記憶し、これに応じて制御部7が自動オン時刻及び/または自動オフ時間を設定する構成としてもよい。この場合は、曜日毎にこれらを設定することが好ましい。
(第2の実施の形態)
第1の実施の形態においては、利用者が在宅か否かの判定として、無操作オフ実行フラッグを用いていた。同様の動作をさせるために、他のパラメータを用いることもできる。第2の実施の形態のテレビジョン受像機においては、このためのパラメータとして、自動オフカウント数を用いる。このフロー図が図3である。なお、テレビジョン受像機の構成は、第1の実施の形態と同様であり、制御部7等の動作が異なる。第1の実施の形態においては、このテレビジョン受像機が自動オンされてから無操作のまま自動オフとなった日が1日あれば、利用者が不在と判定され、無操作オフ実行フラッグがTRUEとされる。これに対して、第2の実施の形態においては、無操作のまま自動オフされた日が連続して複数日あった場合に、利用者が不在と判定される。
図3のフロー図においては、図2における無操作オフ実行フラッグがFALSEか否かの判定をする工程(S5)、無操作オフ実行フラッグをTRUEに設定する工程(S10)、及び無操作オフ実行フラッグをFALSEに設定する工程(S11)の代わりに、自動オフカウント数が2回未満かを判定する工程(S21)、自動オフカウント数を加算する工程(S22)、及び自動オフカウント数をクリアする工程(S23)が用いられる。
自動オフカウント数は、このテレビジョン受像機が自動オン(S6)とされた後に一度も利用者による操作が行われずに自動オフ(S9)された日が連続した日数であり、この値はメモリ8が記憶する。利用者によって電源オン操作がなされる(S2)か、自動オフ時間内に何らかの操作が行われた(S8)場合に、この自動オフカウント数はリセットされる。また、自動オン(S6)とされた後に一度も利用者による操作が行われずに自動オフ(S9)とされた日が続くと、1だけ加算される(S22)。
自動オフカウント数が2回以上と判定された場合(S21)と、第1の実施の形態において無操作オフ実行フラッグがFALSEの場合(S5)とは等価である。すなわち、この場合には、オンタイマー動作は無効となり、自動電源オン(S6)が行われることはない。
また、利用者によって電源オン操作がなされる(S2)か、自動オフ時間内に何らかの操作が行われた(S8)場合に、この自動オフカウント数はリセットされる。すなわち、自動オフカウント数は零となり、次回に行われるS21の判定は「Yes」となるため、オンタイマーによる自動オン(S6)は有効となる。
この実施の形態においては、S21において用いる判定の基準値は2回としたが、その数は任意である。この基準値をN回とした場合には、利用者が不在となってからN+1日目にはオンタイマー動作が無効となり、自動オンがされない設定となる。なお、N=1の場合には、図3のフローは、図2のフローと実質的に同じ動作となる。
従って、第2の実施の形態においても、利用者が急に外出した場合でも、このテレビジョン受像機における設定の変更を全く行うことなく、安全かつ効率的にオンタイマーの制御が行われる。さらに、オンタイマー動作を無効とするまでの日数は利用者が前記のNを設定することにより、任意に設定できる。
なお、自動オン時刻及び自動オフ時間は共に予め利用者に設定されているとしたが、第1の実施の形態と同様に、このテレビジョン受像機の使用履歴によってこれらが適宜設定される構成としてもよい。
(第3の実施の形態)
第1、第2の実施の形態においては、利用者が外出から帰宅した場合に、電源オン操作を一度行うと、これによってそれまで無効だったオンタイマー動作が有効とされた。これらに対して、第3の実施の形態においては、オンタイマー設定のオンオフ自体を自動的に制御する。なお、このテレビジョン受像機の構成も第1の実施の形態における構成(図1)と同様であり、制御部7の動作が異なる。
この動作を示すフロー図が図4である。このフローにおいては、無操作オフ実行フラッグは用いず、直接オンタイマー設定のオンオフを制御している。従って、図2におけるS5の判定は使用されない。また、図2における無操作オフ実行フラッグをTRUEに設定する工程(S10)も用いず、代わりに、オンタイマー設定をオフとする工程(S31)が用いられる。すなわち、利用者が不在と判定された場合には、強制的にオンタイマー設定がオフされる。これにより、翌日は、S3の判定により、このテレビジョン受像機が自動的にオンされる(S6)ことはない。
この場合、その後に利用者が帰宅した場合には、オンタイマー設定はオフとなっている。このため、帰宅して利用者が電源オン操作(S2)をした場合には、オンタイマー設定がオフの場合(S32)には、オンタイマーの再設定を利用者に行わせる(S33)。
なお、現在のオンタイマー設定がオンかオフかの判定を行う(S31)ことにより、オンタイマー設定がオンであった場合には、この再設定(S32)は省略され、直ちにテレビジョン受像機の電源がオンされる(S12)。この場合は、利用者が前日に在宅であり、テレビジョン受像機を使用していた場合に対応する。
オンタイマーの再設定(S32)においては、例えば、表示部5に図5に示す設定画面を表示させる。図5(a)はこの初期画面であり、再設定するか否かを利用者に決定させる。「いいえ」を選択した場合には、再設定工程は終了し、以降もオンタイマー設定はオフのままとなる。
「はい」を選択した場合、図5(b)の画面が表示される。ここでは、オンタイマー動作する時刻を設定させる。また、その際に選択されるチャンネルも設定させる。
最後に、図5(c)において「設定」を選択することにより、この条件でオンタイマー設定がなされる。これにより、翌日は、このテレビジョン受像機はオンタイマー機能により電源オンとされる(S6)。
例えば、利用者の不在が長期間にわたり、その後に利用者が帰宅した場合に、このテレビジョン受像機のオンタイマー設定の内容を忘れている場合がある。この実施の形態は、特にこうした場合に有効であり、利用者は適切なオンタイマー設定を行うことができる。
なお、利用者が帰宅して初めに電源オン操作を行った場合に、オンタイマーの再設定(S32)を行わせることなく、直前の設定条件と同じ条件で自動的にオンタイマー設定を行うこととすることもできる。この場合には、実質的には第1の実施の形態と同様の動作となる。あるいは、この場合の設定条件は、予め決められた条件とすることもできる。
この実施の形態においても、利用者が急に外出した場合でも、このテレビジョン受像機における設定の変更を全く行うことなく、安全かつ効率的にオンタイマーの制御が行われるという点は同様である。
また、この実施の形態においても、このテレビジョン受像機の使用履歴によって自動オン時刻及び自動オフ時間が適宜設定される構成としてもよい。
なお、上記のいずれの実施の形態においても、テレビジョン受像機につき記載したが、これに限られるものではなく、オンタイマー機能及び自動オフ機能を備える電気機器に対しても同様にこの発明を適用できる。例えば、エアコン、AV機器等に対しても同様にこの発明は適用できる。
本発明の第1の実施の形態となるテレビジョン受像機の構成を示す図である。 本発明の第1の実施の形態となるテレビジョン受像機におけるオンタイマー機能及び自動オフ機能の動作を示すフロー図である。 本発明の第2の実施の形態となるテレビジョン受像機におけるオンタイマー機能及び自動オフ機能の動作を示すフロー図である。 本発明の第3の実施の形態となるテレビジョン受像機におけるオンタイマー機能及び自動オフ機能の動作を示すフロー図である。 本発明の第3の実施の形態となるテレビジョン受像機において表示されるオンタイマー再設定画面の一例である。
符号の説明
1 テレビジョン受像機
2 選局部
3 映像処理部
4 OSD発生部
5 表示部
6 電源回路
7 制御部
8 メモリ
9 タイマー

Claims (11)

  1. タイマーを有し、電源オフ時において、該タイマーから入手した現在の時刻が自動オン時刻を経過した場合に自動的に電源をオンさせるオンタイマー機能と、電源オン時において、自動オフ時間内に利用者による操作がなされない場合には自動的に電源をオフする自動オフ機能を有する制御部を備える電気機器であって、
    前記制御部は、
    前記オンタイマー機能の動作及び前記自動オフ機能の動作に基づいて前記利用者が不在か否かを判定し、
    前記利用者が不在であると判定された場合に、前記オンタイマー機能を無効とすることを特徴とする電気機器。
  2. 前記制御部は、
    前記オンタイマー機能によって電源がオンとされた後に一度も利用者による操作が行われずに前記自動オフ機能によって自動的に電源がオフされた場合に、前記オンタイマー機能を無効とすることを特徴とする請求項1に記載の電気機器。
  3. 前記制御部は、
    前記オンタイマー機能によって電源がオンとされた後に一度も利用者による操作が行われずに前記自動オフ機能によって自動的に電源がオフされた日が連続した日数が予め設定された日数を超えた場合に、前記オンタイマー機能を無効とすることを特徴とする請求項1に記載の電気機器。
  4. 前記制御部は、
    電源がオフの状態でかつ前記オンタイマー機能が無効である場合に、利用者によって電源オン操作が行われた場合に、前記オンタイマー機能を有効とすることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の電気機器。
  5. 前記制御部は、
    電源がオフの状態でかつ前記オンタイマー機能が無効である場合に、利用者によって電源オン操作が行われた場合に、前記オンタイマー機能を利用者に再設定させる機能を有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の電気機器。
  6. 前記制御部は、
    前記自動オン時刻及び/または自動オフ時間を前記電気機器の使用履歴に基づいて設定することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の電気機器。
  7. 前記電気機器はテレビジョン受像機であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の電気機器。
  8. タイマーを有し、電源オフ時において、該タイマーから入手した現在の時刻が自動オン時刻を経過した場合に自動的に電源をオンさせるオンタイマー機能と、電源オン時において、自動オフ時間内に利用者による操作がなされない場合には自動的に電源をオフする自動オフ機能を有する電気機器における前記オンタイマー機能の設定方法であって、
    前記オンタイマー機能によって電源がオンとされた後に一度も利用者による操作が行われずに前記自動オフ機能によって自動的に電源がオフされた場合に、前記オンタイマー機能を無効と設定することを特徴とするオンタイマー機能の設定方法。
  9. タイマーを有し、電源オフ時において、該タイマーから入手した現在の時刻が自動オン時刻を経過した場合に自動的に電源をオンさせるオンタイマー機能と、電源オン時において、自動オフ時間内に利用者による操作がなされない場合には自動的に電源をオフする自動オフ機能を有する電気機器における前記オンタイマー機能の設定方法であって、
    前記オンタイマー機能によって電源がオンとされた後に一度も利用者による操作が行われずに前記自動オフ機能によって自動的に電源がオフされた日が連続した日数が予め設定された日数を超えた場合に、前記オンタイマー機能を無効と設定することを特徴とするオンタイマー機能の設定方法。
  10. 前記オンタイマー機能が無効と設定されている場合に、利用者によって電源オン操作が行われた場合に、前記オンタイマー機能を有効と設定することを特徴とする請求項8または9に記載のオンタイマー機能の設定方法。
  11. 前記自動オン時刻及び/または自動オフ時間は前記電気機器の使用履歴に基づいて設定されることを特徴とする請求項8乃至10のいずれか1項に記載のオンタイマー機能の設定方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN104950862A (zh) * 2015-07-28 2015-09-30 苏州大学 一种基于真假值的智能家居控制方法
CN112292798A (zh) * 2018-03-15 2021-01-29 海信视像科技股份有限公司 电子设备和电源状态设定方法

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