JP2004291196A - チャック - Google Patents

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敏一 赤羽
Tadao Karasawa
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Abstract

【課題】本発明は腐食性及び浸透性の強いクーラント液影響を受けず、また内部の流体が外部に流出しないチャックを提供することを課題とする。
【解決手段】チャック本体9内部に一体化した肉薄部4を設け、内部に密封された流体3からの圧力によって、薄肉部4を変形させて、貼付皿2を把持する。肉薄部4は、チャック本体9と一体化されているので高圧が加わっても外部に漏れることは無い。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、機械加工分野や精密測定分野等で用いられる工作機械や測定機械に、ワークや工具を装着する為に用いられるチャックに関する。
【0002】
【従来の技術】
工作機械等で用いられるチャックとしては、油圧チャック、エアチャック、コレットチャック等が従来から知られている。
油圧チャックやエアチャックの例としては、例えば特許文献1のものがある。
【0003】
図6に特許文献1のチャックの正面断面図、図7に図6の側面図、図8に図6の要部上視図を示す。
同図において、チャック本体103はスピンドル101の先端に固着されており、油圧によってプランジャ102を前後に動作することにより、チャックマスタージョー104に取り付けた3つの爪105を開閉させて爪105でワークを把持する。
【0004】
またコレットチャックの例としては、例えば特許文献2のものがある。
図9に特許文献2のコレットチャックの構成を示す。
同図のコレットチャック111は、スピンドル112に取り付けられ、コレットチャック111をピストンとして構成されたコレット開閉装置113の前後動作により前後させ、コレット114の摺動によりコレット114を開閉してスピンドル112のテーパ部に嵌め込んだワークを把持する。
【0005】
また液圧式チャック装置としては、特許文献3や特許文献4の発明がある。
図10に従来の液圧チャックの構成の概略を示す。
円筒状のチャック本体121には膨張リング129が装着されており、これは固定リング128により固定されている。ワークや工具等の被把持体はこのチャック本体121に微小隙間を有した形で嵌め込まれる。
【0006】
チャック本体121には内部に空間部があり、そこに油等の流体122が充填されており、シール125及び圧力ネジ126により圧力123を発生させると、膨張リング129を半径方向に膨張部分124のように弾性変形して、被把持体であるワークまたは工具との隙間を無くして押圧固定する。
【0007】
【特許文献1】
実開平1−156805号公報(第6頁、第1図、第2図、第3図)
【特許文献2】
実開平1−101711号公報(第6−7頁、第2図)
【特許文献3】
特公昭38−24290号公報(第2頁、第1図)
【特許文献4】
実開平5−93705号公報(第3頁、第1図)
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来のチャックには以下のような問題点がある。
油圧チャックやエアチャックは、腐食性や浸透性が強いクーラント液を用いると、マスタージョー104とプランジャ102の間隙にクーラント液が浸透して固着してしまい、動作不良を起こす。また、コレットチャックの場合は、コレットチャック111とスピンドル112の間隙にやはりクーラント液が浸透し固着してしまう為、ワークを把持した際ワークが振れてしまい精度上不良が生じる。
【0009】
液圧チャックの場合には、腐食性や浸透性が強いクーラント液を用いてもこのような問題は生じないが、従来の液圧チャックでは、ワークや工貝等の被把持体の内径部とチャック装置のチャック筒部の間でのみ連結係合するため、被把持体の側端面に倒れを生じたままで把持される場合も多く、被把持体を正確にセッティングし難いという問題点がある。
【0010】
また、チャック装置の構造がチャック本体121、固定リング128及び膨張リング129から構成されているので、押圧力がかかった時に膨張リング129とチャック本体121との間に隙間が生じて、内部の液体122が漏れてしまう。これにより押圧力が減少し、ワークや工具等の被把持体の把持精度がバラツクという問題点がある。
【0011】
更に、液圧チャックの製造において、チャック本体121、固定リング128及び膨張リング129の部品に高精度な加工が求められる為、各部品の製作は難易度が高くなるので、液圧チャックは高価なものになってしまう。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、腐食性及び浸透性の強いクーラント液を使う際、クーラント液の影響を受けず、また把持力の調整が可能で、高精度な把持が長時間可能となるチャックを提供することを課題とする。
【0012】
また剛性が高く、被把持体を正確にかつ容易に把持することができ、かつ高精度に能率よく位置決めできる、チャックを提供することを課題とする。
更に安価に製造が可能なチャックを提供することを課題とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明による工作機械のチャックは、把持手段及び薄肉手段を備える。
把持手段は、内部に流体を密封した構成を持つ。
薄肉手段は、前記把持手段と一体化しており、該把持手段内部の流体からの圧力によって変形する。
【0014】
これにより、前記流体に圧力が加わると前記肉薄手段が変形して被把持体を把持する。また、この時、流体に加える圧力によって、把持力を調整することが出来、また肉薄手段は、把持手段と一体化しているので圧力を加えても内部の流体が外部に漏れることはない。
【0015】
また前記把持手段内部の流体に対して圧力を加えるピストン手段若しくは圧力ネジ手段を備える構成とすることが出来る。
この場合、ピストン手段若しくは圧力ネジ手段に加える圧力を制御することによって把持力を調節することが出来る。
【0016】
また前記ピストン手段は、前記把持手段内部の流体に対して圧力を加える部分の面積が、チャック外部から圧力を受ける部分の面積より小さいこと構成とすることが出来る。
これによって、ピストン手段に小さな圧力を加えれば前記肉薄手段を変形させて被把持体を把持することが出来る。
【0017】
また前記肉薄手段を複数備え、複数の線接触にて被把持体をより精度良く把持することが出来る構成とすることも出来る。
また本発明のチャックは、外周に可動部が無い為、腐食性及び浸透性の強いクーラント液を用いても、把持力の調整が可能で高精度な把持が長時間行なうことが出来る。
【0018】
【発明の実施の形態】
図1は、第1の実施形態のチャックの構成を示す断面図である。尚図1は、ワーク1をワックスで貼り付けた貼付皿2をチャックで把持した場合を示している。
【0019】
第1の実施形態のチャックは、把持部のチャック本体と一体化した薄肉部を設け、これを内部に密閉した流体により内側より膨張させることによって、微小隙間にて嵌合しているワークを貼り付けた貼付皿を薄肉の把持部の外径膨張により高精度に把持する構成となっている。この構成によって、被把持体を把持する力を流体に加える圧力で調節することが出来る。また、薄肉部はチャック本体と一体化しているので流体に大きな圧力を加えても、その圧力によってチャック内部の流体が外部に漏れることはない。
【0020】
図1に示した第1の実施形態のチャックは、チャック本体9とチャックフタ15をボルト17でネジ止めする構成となっている。そして、チャックフタ15からチャック本体1の先端部21まで内部に細径部8を設け、チャック本体9の先端部21に薄肉部4を構成する。この時先端部21はやや厚くする。チャック本体1とチャックフタ15の間にはOリング14が設けてあり、チャック本体1とチャックフタ15との間の隙間から内部の流体物が外部に流出するのを防いでいる。尚Oリング18は、チャックと不図示の配管を接続した際に、チャックフタ15と配管の間から流体3が漏れないようにするために設けてある。
【0021】
チャックフタ15には油導入口16が配設されており、この油導入口16から油等の流体3をチャック本体内9に充填する。
そしてこの油導入口16に不図示の配管を接続して、チャックフタ15の油導入口16より高圧の流体3をチャック本体9内に導入する。この不図示の配管から流体3にC方向に圧力を加えると、薄肉部4に内側より圧力が加えられる。その結果、薄肉部4がA方向に変形し、先端部21が膨張して貼付皿2との隙間が無くなることにより、貼付皿2は把持される。逆に流体の圧力が小さくなれば、先端部21はB方向に変形して貼付皿2に対する把持力は小さくなる。よって配管に設けられた不図示の圧力制御弁によって、流体に加える圧力を変化させれば、所望の把持力によって貼付皿2を把持することが出来る。
【0022】
また薄肉部4は、チャック本体1と一体化しているので、流体に大きな圧力を加えても、流体3がチャックの外部に流出することは無く、精度の高い把持力を維持することが出来る。
次に第2の実施形態のチャックについて説明する。
【0023】
図2は、第2の実施形態のチャックの構成を示す断面図である。尚図2では、図1と実質的に同一機能を有する構成要素に対しては、同一の番号が付されている。
第2の実施形態のチャックは、チャック本体1内部に、ピストン11を備え、このピストン11によって、内部の流体3に圧力を与えて薄肉部4を変形させる構成となっている。
【0024】
図2のチャックは、Oリング6とバックアップリング7及びピストンシール12を嵌合したピストン11が、ピストン先端部5がチャック本体9に設けられた細径部8に挿入される形でチャック本体9に嵌合され、ピストン11がZA、ZB方向に摺動可能な構成を持つ。
【0025】
細径部8薄肉部4とピストン先端部5との間には、ピストン11内に設けられた流体導入部20から流体3が充填され、栓13によって封入されている。そして、Oリング6及びバックアップリング7によって、この流体3の皿バネ10側への漏れを防止している。
【0026】
またチャック本体9とピストン11との間に皿バネ10を、チャックフタ15とチャック本体9をボルト17で締め付けることにより狭持する。これによって、ピストン11は皿バネ10により常時、ZA方向に押圧されている。またOリング14をチャック本体9とチャックフタ15の間へ挿入して、流体の外部への漏れを防止し、更にシール12によって、皿バネ10側への漏れを防止する。
【0027】
このような構成のチャックに対して、油導入口16に不図示の配管を接続して、チャックフタ15の油導入口16より低圧の油等の流体をチャック本体9内に導入し、流体によってピストン11に圧力を加える。
ピストン11に加えられた圧力は、不図示の配管から圧力が加わるピストン11の太径と内部の流体3に圧力を伝えるピストン先端部5の細径の割合に応じた比率の増圧機構により増圧されて、流体3によって薄肉部4に対して内側より加えられる。その結果、薄肉部4が膨張してA方向に変形し、貼付皿2が把持される。逆に流体によるピストン11への圧力が小さくなれば、先端部21はB方向に変形して貼付皿2に対する把持力は小さくなる。よって配管に設けられた不図示の圧力制御弁によって、流体に加える圧力を変化させれば、所望の把持力によって貼付皿2を把持することが出来る。
【0028】
上記したピストン11の太径:細径の比が11.4:1とすれば、配管内の流体の圧力は、薄肉部4に加わる圧力の1/11.4で良いので、例えば図1に示したチャックでの流体の圧力を400kg/cm とすれば、図2のチャックで配管からピストン11に加える圧力は35kg/cm 程度の低圧で良い。よって効率が良く、且つ配管外れ等の事故の際も低圧なので図1の構成より安全性が高い。
【0029】
図3は、図2に示したチャックをスピンドルに装着した場合の構成を示す図である。
同図において、チャック31はスピンドル32にボルト19によって固定されている。またスピンドル32はベアリング33により回動自在に支持されている。また、ワーク1にクーラント液40が供給できるように、チャック31の周辺には、クーラントノズル41が配設されている。チャック31には、不図示の回転継手によって配管と接続されており、この配管からの低圧の流体をチャック31に導入し、流体によって加えられる圧力によってチャック31は貼付皿31を把持する。
【0030】
図3において、不図示のモータ及びベルトにより回転力を与えると、スピンドル32及びチャック31が回転し、チャック31に把持されているワーク1が主軸台34の軸心上で回転する。
この状態において、クーラント液40をワーク1に供給しながら、工具や回転砥石等をワーク1に接触させればワーク1を所望の形に成形加工することができる。
【0031】
このように、図2に示したチャックを用いた場合、薄肉部の内部に密閉されている流体により、薄肉部を均等に外側へ膨張させることができ、貼付皿2を振れ精度良く把持することができる。また、チャックに加える圧力を制御することによって把持力の調整が可能である。よって、このチャックを用いてワークや工具を把持して加工を行なえば、良質な加工品を提供する事ができる。
【0032】
また、チャックの外周に可動部が無い為、腐食性や浸透性のあるクーラントを使用しても影響が無く、長寿を長く保てる。また遠心力の影響を受けず、高速回転にも対応可能である。
更に、チャックに導入される流体は低圧なので、事故の時でも安全性が高い。また低圧なので、取り扱いが平易であり、修理やメンテナンスを容易に行なうことが出来る。
【0033】
またチャックに導入される流体は低圧な為、接続に用いる回転継手に安価なものを用いることが出来る。
次に第3の実施形態のチャックについて説明する。
図4は第3の実施形態のチャックの構成の概略を示す断面図である。
【0034】
第3の実施形態のチャックは、2箇所の薄肉部を持つ構成となっている。これにより、被把持体を線接触によって把持する。
図4において、チャック本体41には、圧力軸47が装着固定されており、チャック本体41と圧力軸47との間には空間部が形成されている。またチャック本体41の内面部には円周上に2箇所の薄肉部44−1、44−2が形成されている。
【0035】
空間部には非圧縮性の液体等の流体42が充填されており、圧力軸48の軸心のネジ部に、シール46が先端部に装着された圧力ネジ47が回転自在に装着されている。この圧力ネジ47により、非圧縮性の流体42をチャック内に密封している。
【0036】
このような構成において、ワークや工具等の被把持体の内径部をチャック本体41に装着して、圧力ネジ47下端部にある不図示の六角穴もしくはプラス・マイナス用ドライバ用の溝を工具等を用いて回転させることにより、非圧縮性の流体42に圧力43を発生させる。
【0037】
発生した圧力43はチャック本体43の内面部に一様に圧力が加えられ、チャック本体41の薄肉部44−1、44−2は半径方向の外側に、膨張部45−1、45−2のように弾性変形する。
これにより、ワークや工具等の被把持体を、膨張部45による複数の線接触によって固定できるため、被把持体を正確にかつ容易にセッティングすることが出来、被把持体の位置決めチャッキングを高精度に行なえる。
【0038】
また、チャックの外観部がシンプルな構造となっているため、耐久性や、剛性が高く、また安価にチャックを製造することが出来る。
尚この第3の実施形態のチャックは、圧力ネジ46によって流体に圧力を加える構成となっているが、第1の実施形態の様に、配管を接続し直接薄肉部に圧力を加える構成としても、第2の実施形態の様にチャック内部にピストンを設け、ピストンによって薄肉部に圧力を加える構成としてもよい。或いは、第1の実施形態や第2の実施形態のチャックでも、配管に設けた圧力制御弁によって流体の圧力を変えるのではなく、第3の実施形態のようにネジの開け締めによって圧力を変更する構成としてもよい。
【0039】
図5は、薄肉部44を3つ設けた場合の第3の実施形態のチャックの構成の概略を示す断面図である。尚図5では、図4の構成要素に対応するものは図4と同一の符号が付してある。また以下の説明では、図4の構成の場合と異なる部分のみを説明し、同一の点については説明を省略する。
【0040】
図5において、チャック本体51の内面部には、円周上に3箇所の薄肉部44−1〜44−3が形成されている。
図4の場合と同様、不図示のワークや工具等の被把持体の内径部をチャック本体41に装着して、圧力ネジ47下端部にある不図示の六角穴もしくはプラス・マイナス用ドライバ用の溝を工具等を用いて回転させることにより、非圧縮性の流体42に圧力43を発生させると、この圧力43はチャック本体41の内面部に一様に加わり、チャック本体41の薄肉部44−1〜44−3は半径方向の外側に、膨張部45−1〜45−3のように弾性変形する。
【0041】
これにより、ワークや工具等の被把持体を膨張部45によって2〜3線接触にて固定できるため、被把持体をより正確にセッティングすることができ、被把持体の位置決めチャッキングを高精度に行なえる。
このように第3の実施形態のチャックでは、剛性の被把持体を正確にかつ容易にセッティングすることができ、また被把持体の位置決めチャッキングを複数の線接触にて高精度に行うことが可能となる。
【0042】
尚上記例では、薄肉部44を2乃至3備える構成であったが、4つ以上の薄肉部44を備え、4線接触以上によって被把持対を把持する構成としてもよい。
【0043】
【発明の効果】
本発明によれば、内部に密閉されている流体により薄肉部を外側へ膨張させることによって、被把持体を振れ精度良く把持することができる。よって、このチャックを用いてワークや工具を把持して加工を行なえば、良質な加工品を提供する事ができる。
【0044】
また、外周に可動部が無い為、腐食性や浸透性のあるクーラントを使用しても影響が無く、長寿を長く保てる。また遠心力の影響を受けず、高速回転にも対応可能である。
更に、このような構成の為、遠心力の影響を受けず、高速回転にも対応可能である。
【0045】
また、内部にピストンを設ける構成の場合、チャックに導入される流体は低圧なので、事故の時でも安全性が高い。また低圧なので、取り扱いが平易であり、修理やメンテナンスを容易に行なうことが出来る。
更に、チャックに導入される流体は低圧な為、接続に用いる回転継手に安価なものを用いることが出来る。
【0046】
また複数の薄肉部を設けることによって、複数の線接触にて被把持体を固定できるため、被把持体をより正確にセッティングすることができ、被把持体の位置決めを高精度に行なえる。
更にまた、チャック外観部がシンプルな構造となっているため、耐久性や、剛性が高く、また安価にチャックを製造することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態のチャックの構成を示す断面図である。
【図2】第2の実施形態のチャックの構成を示す断面図である。
【図3】第2の実施形態のチャックをスピンドルに装着した場合の構成を示す図である。
【図4】第3の実施形態のチャックの構成の概略を示す断面図である。
【図5】薄肉部を3つ設けた場合の第3の実施形態のチャックの構成の概略を示す断面図である。
【図6】特許文献1のチャックの正面断面図である。
【図7】特許文献1のチャックの側面図である。
【図8】特許文献1のチャックの要部上視図である。
【図9】特許文献2のコレットチャックの構成を示す図である。
【図10】従来の液圧チャックの構成の概略を示す図である。
【符号の説明】
1 ワーク
2 貼付皿
3、42、122 流体
4、44 薄肉部
5 ピストン先端部
6、14、18 Oリング
7 バックアップリング
8 細径部
9、41、103、121 チャック本体
10 皿バネ
11 ピストン
12、46 シール
13 栓
15 チャックフタ
16 油導入部
17 ボルト
19 取り付けボルト
20 流体導入部
31 チャック
32、101、112 スピンドル
33 ベアリング
34 主軸台
43 圧力
45 膨張部
47 圧力ネジ
48 圧力軸
102 プランジャ
104 チャックマスタージョー
111 コレットチャック
113 コレット開閉装置
114 コレット
123 圧力
124 膨張部分
125 シール
126 圧力ネジ
128 固定リング
129 膨張リング

Claims (5)

  1. 工作機械のチャックにおいて、
    内部に流体を密封した把持手段と、
    前記把持手段と一体化しており、該把持手段内部の流体からの圧力によって変形する薄肉手段と、
    を備えることを特徴とするチャック。
  2. 前記把持手段内部の流体に対して圧力を加えるピストン手段を更に備えることを特徴とする請求項1に記載のチャック。
  3. 前記ピストン手段は、前記把持手段内部の流体に対して圧力を加える部分の面積が、チャック外部から圧力を受ける部分の面積より小さいことを特徴とする請求項2に記載のチャック。
  4. 前記把持手段内部の流体に対して圧力を加える圧力ネジ手段を更に備えることを特徴とする請求項1に記載のチャック。
  5. 前記肉薄手段を複数備えることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1つに記載のチャック。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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